JPH0954261A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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Publication number
JPH0954261A
JPH0954261A JP20703295A JP20703295A JPH0954261A JP H0954261 A JPH0954261 A JP H0954261A JP 20703295 A JP20703295 A JP 20703295A JP 20703295 A JP20703295 A JP 20703295A JP H0954261 A JPH0954261 A JP H0954261A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
frame
fixing
scanning
mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP20703295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Yamazaki
宏三 山崎
Hideaki Mochimaru
英明 持丸
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP20703295A priority Critical patent/JPH0954261A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射部材の構成を簡素化し,しかも、反射部
材の着脱作業等を容易にする。 【解決手段】 反射面19としてアルミ蒸着したフィルム
18を基板とする同期検知ミラー10を、構成部材が保持さ
れるフレーム15の一部に一体形成した固定部20に対して
接着固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリン
タ,ファクシミリ等の光書き込み部に適用される光学装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、前記光書き込み部に用いられ
る光学装置には、レンズ,ミラー等の多くの光学部品が
使用されており、それらの光学部品における固定の簡素
化,効率化を図るため、その固定機構,固定方法に各種
の工夫がなされている。
【0003】例えば、特開昭63-64068号公報には、露光
装置のケースと一体に成形された支持部に、ミラーをば
ね材からなる押え板により押しつけるようにし、押え板
をケースにねじ止めする構造が示されている。また、特
開平3-191314号公報には、走査開始位置検知のために使
用されるミラーを、反射面と保持面とが一体に形成され
た金属板にて形成することが示されている。さらに、特
開昭61-194415号公報には、フレームに位置設定部材と
保持部材とを一体的に形成し、保持部材のスナップフィ
ットによって光学部品をフレームに固定することが示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の光学装置に
おける光学部品を固定する構造では、特開昭63-64068号
公報に記載されたものにあっては、ミラーと、押え板
と、ねじとからなり、部品点数が比較的多く、部品コス
トがかかり、またねじ締めを伴うので、締め付け時にね
じあるいはケースの削りカスが発生し、塵埃等を嫌う光
学装置にとっては問題のある構造である。
【0005】特開平3-191314号公報に記載されたものに
あっては、反射面に蒸着等を必要とせず、しかも、反射
部材を固定する独立した部材が必要でないため、コスト
の面で有利であるとしているが、ミラーの製作に金属板
の曲げ加工を伴い、その曲げ角度の精度を確保するため
に、ある程度の板厚が要求され、実際上、さほどコスト
ダウンは望めない。また素材が金属であるため、腐食,
錆に対応するための処理等が必要となり、コストアップ
の要因となる。またミラーの固定にねじ締めを伴うの
で、上述したように問題のある構造であるといえる。
【0006】また、前記両構造では、固定にねじ締めを
行っているので、光学装置の廃棄あるいは再使用のため
に分解,解体する際にはねじを取り外す必要があり、そ
の作業に手間がかかるという問題があった。
【0007】特開昭61-194415号公報に記載されたもの
にあっては、スナップフィットにより容易に固定するこ
とができ、上述したねじ締めによる問題は解消される。
しかし、光学部品とフレームとは同種の材料でないの
で、廃棄に際して材料分別のための分解,解体が必要と
なり、その作業に手間がかかるという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、反射部材の構成が簡素
化され,しかも、その着脱作業等が容易な光学装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、光源から出射された光ビームにより対象
物表面を走査する走査手段と、前記走査の開始位置を制
御するため光ビームを検知する検知手段とを、フレーム
内に設置してなる光学装置において、走査手段から出射
された光ビームを受けて検知手段へ反射させる反射面を
有するフィルムを、フレームの一部に接着固定したこと
を特徴とする。
【0010】また前記反射面を有するフィルムの一部
に、フレームに接着しない非接着部を設けたことを特徴
とする。
【0011】さらに前記光学装置において、走査手段か
ら出射された光ビームを受けて検知手段へ反射させる反
射部材をフレームと同種の材料にて形成し、この反射部
材をフレームの一部に固定させたことを特徴とする。
【0012】また前記フレームと同種の材料にて形成さ
れた反射部材と、フレームとに、互いを固定するために
スナップフィット部を設けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0014】図4は本発明に係る光学装置が使用された
画像形成装置の平面図、図5は図4におけるA−A線断
面図、図6は図4の装置の要部の斜視図であり、本画像
形成装置の基本構成は公知のものと同様であるので、個
々の部材に関して詳細に説明しないが、レーザダイオー
ド(図示せず)を備えた光源ユニット1から出射されたレ
ーザ光は、第1シリンドリカルレンズ2,第1ミラー
3,スフェリカルレンズ4を経て、スキャナモータ5に
よって回転駆動されるポリゴンミラー6に達する。この
ポリゴンミラー6によって偏向されたレーザ光は、第2
ミラー7によって下方へ反射し、第2シリンドリカルレ
ンズ8を通って、回転する感光体9の表面を図6に矢印
Bにて示した方向に走査する。その結果、感光体9の表
面に画像信号に応じた潜像が形成される。その後、感光
体9にトナー現像が行われ、さらに記録紙に対するトナ
ー像の転写が行われて画像形成がなされる。
【0015】前記感光体9の走査に先立ち、ポリゴンミ
ラー6の1面ごとに、図4,図6において破線にて示し
たようにレーザ光(同期検知用ビーム)が、同期検知ミラ
ー(詳細な構成は後述する)10に入って反射し、レンズ11
を経て制御部(図示せず)に接続されている光ファイバ12
に到達する。制御部では、光ファイバ12からの光信号を
受け取ることによって、感光体9表面を走査するレーザ
光の発光開始タイミングを制御する。
【0016】前記各部材は断面凹字状のフレーム15に収
納されている。そしてフレーム15の上方開口は防塵のた
めにカバー16で覆われている(図2参照)。
【0017】図1は前記同期検知ミラーの第1実施形態
を説明するための斜視図であり、同期検知ミラー10は、
PET(ポリエチレンテレフタレート)のフィルム18を基
板として、そのフィルム18の反射面となる面19にアルミ
蒸着を施したものである。このフィルム18に入射するレ
ーザ光の径は1mm程度であるので、実際に反射に使用さ
れる反射部分19aは直径数mmでよいが、ミラーの取り扱
いを考慮すると、ある程度の大きさであった方がよい。
【0018】前記フィルム18の固定は、樹脂製の前記フ
レーム15に一体に突設された樹脂製でかつ正面視凹字状
の固定部20に、反射面19とは反対面を両面粘着テープあ
るいは接着剤を用いて接着することによって行われる。
前記固定部20の上部の空間部分20aは、フィルム18との
非接着部分であって、接着されたフィルム18を剥がす際
に、作業者の指あるいはピンセット等が入り、剥離作業
が容易に行われるようにするためのものである。
【0019】図2は同期検知ミラーの第2実施形態を示
す斜視図であり、この同期検知ミラー25も前記同期検知
ミラー10と同様にPETのフィルム26を基板として、そ
のフィルム26の反射面となる面27にアルミ蒸着を施した
ものである。
【0020】前記フィルム26の固定は、樹脂製の前記フ
レーム15に一体に突設された樹脂製でかつ平板状の固定
部30に、反射面27と反対面を両面粘着テープあるいは接
着剤を用いて接着することによって行われるが、前記固
定部30の接着面積30aよりフィルム26の面積を大きく
し、フィルム26の固定部30からはみ出た部分26aを作業
者の指あるいはピンセット等にて挾みやすくし、接着さ
れたフィルム26を剥がす際に、剥離作業が容易に行われ
るようにしている。前記フィルム26のはみ出た部分26a
には、ピンセット等の治具が係合できてフィルム26を剥
がしやすくするために、透孔31を形成するとよい。
【0021】図3は同期検知ミラーの第3実施形態を示
す斜視図であり、樹脂製の前記フレーム15に、平面視凹
字状の樹脂製固定部35を一体に突設し、この固定部35の
前方に一対の係止孔36を形成してあり、また、前記固定
部35に後述するように固定されるミラー体40は、前記フ
レーム15と同様の材料であるポリカーボネイト、あるい
はポリカーボネイトに強化材を配合したもの等からな
り、本体部41の表面に反射面41aとしてアルミ蒸着が施
され、さらに下側部には前記係止孔36に対応させて一対
の係合爪部42が突設され、前記反射面41aの反対面には
前記固定部35を跨ぐようにフック爪部43が設けている。
【0022】前記ミラー体40の固定は、ミラー体40の係
合爪部42側を下にし、反射面41aを外方に向けて、固定
部35の両側突起部35a間に本体部41を挿入すると、両係
合爪部42はそれぞれ係止孔36に嵌着し、またフック爪部
43は固定部の後側に係合することになり、ミラー体40が
フレーム15の固定部35にスナップフィットされることに
なる。
【0023】前記ミラー体40の両側面部に指掛け用の凹
凸部45を形成しておくと、作業中に不用意に指等が滑っ
て反射面41aに触れてしまうことを防げる。また、前記
フレーム15とミラー体40とは同一材料にて形成したた
め、廃棄する場合に材料分別をすることなく処理でき
る。なお、ミラー体40の本体部41の上面側41b、および
フレーム15の固定部35の前方15a(2点鎖線に示す部位)
に、その材料名を表す文字あるいは記号等を刻印,印刷
等によって付しておくと、材料確認のため好都合であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学装置
は、請求項1記載の構成によれば、フレームの一部にフ
ィルムを接着することによって反射部が形成されるの
で、反射部の組立,分解が容易になり、さらに軽量化,
コストダウン,装置のフレーム内における省スペース化
が可能になる。
【0025】請求項2記載の構成によれば、前記反射部
となるフィルムは、固定対象のフレームに対する非接着
部によって容易に剥がせることになり、その分解,解体
が簡単に行える。
【0026】請求項3記載の構成によれば、反射部材
と、反射部材を保持するフレームとを同種の材料にて形
成したため、廃棄の際に両者を材料別に分別する必要が
なくなり、そのまま破砕,再利用ができ、リサイクルの
作業効率が向上する。
【0027】請求項4記載の構成によれば、前記反射部
材と前記フレームとを、ねじ等の必要のないスナップフ
ィットにより固定できるので、組み付け作業性が向上
し、従来において前記ねじの使用時に生じていた削りカ
スによる悪影響もなくせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の同期検知ミラーを説明
するための分解斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態の同期検知ミラーを説明
するための分解斜視図である。
【図3】本発明の第3実施形態の同期検知ミラーを説明
するための分解斜視図である。
【図4】本発明に係る光学装置が使用された画像形成装
置の平面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】図4の装置の要部の斜視図である。
【符号の説明】
1…光源ユニット、 10,25…同期検知ミラー、 15…
フレーム、 18,26…フィルム、 19,27,41a…反射
面、 20,30,35…固定部、 20a…空間部、 36…係
止孔、 40…ミラー体、 42…係合爪部、 43…フック
爪部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射された光ビームにより対象
    物表面を走査する走査手段と、前記走査の開始位置を制
    御するため光ビームを検知する検知手段とを、フレーム
    内に設置してなる光学装置において、前記走査手段から
    出射された光ビームを受けて前記検知手段へ反射させる
    反射面を有するフィルムを、前記フレームの一部に接着
    固定したことを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 前記反射面を有するフィルムの一部に、
    前記フレームに接着しない非接着部を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の光学装置。
  3. 【請求項3】 光源から出射された光ビームにより対象
    物表面を走査する走査手段と、前記走査の開始位置を制
    御するため光ビームを検知する検知手段とを、フレーム
    内に設置してなる光学装置において、前記走査手段から
    出射された光ビームを受けて前記検知手段へ反射させる
    反射部材を前記フレームと同種の材料にて形成し、この
    反射部材を前記フレームの一部に固定させたことを特徴
    とする光学装置。
  4. 【請求項4】 前記反射部材と前記フレームとに、互い
    を固定するためにスナップフィット部を設けたことを特
    徴とする請求項3記載の光学装置。
JP20703295A 1995-08-14 1995-08-14 光学装置 Pending JPH0954261A (ja)

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JP20703295A JPH0954261A (ja) 1995-08-14 1995-08-14 光学装置

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JP20703295A JPH0954261A (ja) 1995-08-14 1995-08-14 光学装置

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JPH0954261A true JPH0954261A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16533080

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JP20703295A Pending JPH0954261A (ja) 1995-08-14 1995-08-14 光学装置

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JP (1) JPH0954261A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7325736B2 (en) 2003-11-27 2008-02-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Optical scanner and image forming apparatus having the same

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