JPH0953865A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0953865A
JPH0953865A JP24504495A JP24504495A JPH0953865A JP H0953865 A JPH0953865 A JP H0953865A JP 24504495 A JP24504495 A JP 24504495A JP 24504495 A JP24504495 A JP 24504495A JP H0953865 A JPH0953865 A JP H0953865A
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JP
Japan
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floor
heat exchanger
temperature
duset
target
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JP24504495A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Kataoka
秀彦 片岡
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床暖房時の温度制御を精度良く行ない、また
床熱交換器を冷房運転時の補助熱源、ドライ運転時の再
熱器として使用すること。 【解決手段】 床熱交換器6及び室内熱交換器9を凝縮
器として機能させて床暖房及び室内暖房を同時に行な
う。その際のシステム制御は第1電子膨張弁5で行な
い、第2電子膨張弁7は温度センサー16での検出温度
が目標床温度になるように絞り量を調整する。床温度が
目標床温度より低い場合には電子膨張弁7の開度を現在
より大きくする。これにより冷媒が多く凝縮して床熱交
換器6での放熱を多くして床温度を上昇させる。また逆
の場合には電子膨張弁7の開度を少なくして床温度を下
げる方向に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は室内を冷暖房や除
湿運転を行なう空気調和装置に関するものであり、特に
床暖房可能な空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の床暖房システムとしては、例えば
特開昭60−140050号公報、実開昭60−108
965号公報が挙げられる。このシステムは、室内熱交
換器と床熱交換器とを直列に接続し、室内機によって温
風吹出による暖房を行なう一方、床熱交換器によって床
暖房を行なう構成のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の床
暖房システムにおいては、上記室内熱交換器と床熱交換
器とが直結されていたり(特開昭60−140050号
公報の第3図)、あるいは両者間にキャピラリーチュー
ブが介設されているだけの構成であるため、室内熱交換
器と床熱交換器との凝縮比率の調整等を全く行なうこと
ができず、そのため精度の良い床暖房制御が行なえない
という問題を有している。また上記従来のシステムにお
いては室内熱交換器が蒸発器として機能する冷房運転時
には、床熱交換器をバイパスさせる構成であるため、床
冷房等を行なうことも不可能であるとの欠点がある。
【0004】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、床暖房時の温度
制御を精度良く行ない、また床熱交換器を冷房運転時の
補助熱源、ドライ運転時の再熱器として使用できるよう
にした空気調和装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和装置は、圧縮機1の吐出側と吸込側とを四路切換弁2
に接続すると共に、四路切換弁2の2次ポート間に室外
熱交換器4、床熱交換器6及び室内熱交換器9を順次冷
媒配管11により接続し、上記室外熱交換器4と床熱交
換器6との間、及び上記床熱交換器6と室内熱交換器9
との間に冷媒配管11に流れる冷媒の絞り量を可変とす
る第1絞り機構5、及び第2絞り機構7をそれぞれ設け
ていることを特徴としている。
【0006】上記請求項1の空気調和装置によれば、室
外熱交換器4を凝縮器とし、床熱交換器6及び室内熱交
換器9をそれぞれ蒸発器として機能させ、室外熱交換器
4の出口側の第1絞り機構5をSH制御、目標吐出管温
度制御などのシステム制御を行なわせ、床温度(DU)
と予め設定した目標床温度(DUSET)とを比較して
床温度(DU)が目標床温度(DUSET)に近付く方
向に第2絞り機構7を開度制御することで冷房運転を行
なうことができる。また、室外熱交換器4及び床熱交換
器6をそれぞれ凝縮器とし、室内熱交換器9を蒸発器と
して機能させ、床熱交換器6の出口側の第2絞り機構7
をSH制御、目標吐出管温度制御などのシステム制御を
行なわせ、床温度(DU)と予め設定した目標床温度
(DUSET)とを比較して床温度(DU)が目標床温
度(DUSET)に近付く方向に第1絞り機構5を開度
制御することで除湿運転を行なうことができる。さらに
室外熱交換器4を蒸発器とし、床熱交換器6及び室内熱
交換器9をそれぞれ凝縮器として機能させ、室外熱交換
器4の入口側の第1絞り機構5をSH制御、目標吐出管
温度制御などのシステム制御を行なわせ、床温度(D
U)と予め設定した目標床温度(DUSET)とを比較
して床温度(DU)が目標床温度(DUSET)に近付
く方向に第2絞り機構7を開度制御して室内熱交換器9
と床熱交換器6との同時暖房運転を行うことができる。
また室外熱交換器4を蒸発器とし、床熱交換器6を凝縮
器として機能させ、室外熱交換器4の入口側の第1絞り
機構5をSH制御、目標吐出管温度制御などのシステム
制御を行なわせ、第2絞り機構7は略全開とし、床温度
(DU)と予め設定した目標床温度(DUSET)とを
比較して床温度(DU)が目標床温度(DUSET)に
近付く方向に圧縮機1の運転周波数(FZ)を増減して
床熱交換器6のみの床暖房運転を行うことができる。
【0007】上記において、絞り量を可変とする第1絞
り機構5及び第2絞り機構7は、具体的には電子膨張弁
あるいは電動膨張弁等や、開閉機能を有する電磁弁とキ
ャピラリチューブとを並列接続したものによって構成可
能である。また上記及び以下の記載におけるシステム制
御とは、圧縮機1に返流されるガス冷媒の過熱度SHを
略一定に維持するような絞りの開閉制御、及び圧縮機1
からの吐出ガス冷媒の温度を、圧縮機周波数や凝縮温度
に基づいて定められる目標吐出温度に維持するような絞
りの開閉制御を意味する。
【0008】また請求項2の空気調和装置は、床熱交換
器6側に床温度を検出する温度センサー16を備え、室
外熱交換器4を凝縮器とし、床熱交換器6及び室内熱交
換器9をそれぞれ蒸発器として機能させ、室外熱交換器
4の出口側の第1絞り機構5にSH制御、目標吐出管温
度制御などのシステム制御を行なわせ、上記温度センサ
ー16で検出した床温度(DU)と予め設定した目標床
温度(DUSET)とを比較して床温度(DU)が目標
床温度(DUSET)に近付く方向に第2絞り機構7を
開度制御して冷房運転を行なわしめる制御手段を備えて
いることを特徴としている。
【0009】上記請求項2の空気調和装置によれば、温
度センサー16の検出温度(DU)と目標床温度(DU
SET)とを比較し、温度センサー16の検出温度(D
U)が目標床温度(DUSET)より高い場合には冷媒
をさらに蒸発し易くするために第2絞り機構の開度を開
ける方向に制御して、床温度(DU)を下げる方向に制
御する。また、温度センサー16の検出温度(DU)が
目標床温度(DUSET)より低い場合には冷媒を蒸発
しにくくするために第2絞り機構7の開度を閉じる方向
に制御して、床温度(DU)を上げる方向に制御する。
【0010】さらに請求項3の空気調和装置は、床熱交
換器6側に床温度を検出する温度センサー16を備え、
室外熱交換器4及び床熱交換器6をそれぞれ凝縮器と
し、室内熱交換器9を蒸発器として機能させ、床熱交換
器6の出口側の第2絞り機構7にSH制御、目標吐出管
温度制御などのシステム制御を行なわせ、上記温度セン
サー16で検出した床温度(DU)と予め設定した目標
床温度(DUSET)とを比較して床温度(DU)が目
標床温度(DUSET)に近付く方向に第1絞り機構5
を開度制御すると共に、第1絞り機構5が略全開の場合
には室外ファン3を低速回転させて除湿運転を行なわし
める制御手段を備えていることを特徴としている。
【0011】上記請求項3の空気調和装置によれば、温
度センサー16の実際の検出温度である床温度(DU)
と目標床温度(DUSET)とを比較し、床温度(D
U)が目標床温度(DUSET)より低い場合には床熱
交換器6で冷媒を多く凝縮させて床温度(DU)を上昇
させるべく第1絞り機構5の開度(EVA)を現在の開
度(EVZ)より大くして開度を拡げ、床熱交換器6で
の放熱を多くして床温度(DU)を上昇させる。また目
標床温度(DUSET)より床温度(DU)の方が高い
場合には第1絞り機構5の開度(EVA)を現在の開度
(EVZ)より少なくして第1絞り機構5の開度を狭
め、床熱交換器6で凝縮する冷媒量を絞る。また目標床
温度(DUSET)より床温度(DU)が低くて床熱交
換器6での凝縮冷媒量をさらに増加する必要がある場合
には第1絞り機構5を全開にし、室外熱交換器4により
室外機ファン3の通常の回転によって冷媒が凝縮される
のを防止するために室外ファン3の回転が低速になるよ
うに制御を行なう。これにより床熱交換器6で冷媒が凝
縮されて放熱による床暖房が行なわれ、また同時に室内
熱交換器9で冷房運転が行なわれることになり、この結
果、室内では除湿が行われると共に、室内温度の変動が
ほとんど感じられないドライ運転がされる。
【0012】請求項4の空気調和装置は、床熱交換器6
側に床温度を検出する温度センサー16を備え、室外熱
交換器4を蒸発器とし、床熱交換器6及び室内熱交換器
9をそれぞれ凝縮器として機能させ、室外熱交換器4の
入口側の第1絞り機構5にSH制御、目標吐出管温度制
御などのシステム制御を行なわせ、上記温度センサー1
6で検出した床温度(DU)と予め設定した目標床温度
(DUSET)とを比較して床温度(DU)が目標床温
度(DUSET)に近付く方向に第2絞り機構7を開度
制御して室内熱交換器9と床熱交換器6との同時暖房運
転を行なわしめる制御手段を備えていることを特徴とし
ている。
【0013】上記請求項4の空気調和装置によれば、温
度センサー16の実際の検出温度である床温度(DU)
と目標床温度(DUSET)とを比較し、床温度(D
U)が目標床温度(DUSET)より低い場合には床熱
交換器6で冷媒を多く凝縮させて床温度(DU)を上昇
させるべく第2絞り機構7の開度(EVB)を現在の開
度(EVZ)より多くして開度を広げ、これにより床熱
交換器6での放熱を多くして床温度(DU)を上昇させ
る。また目標床温度(DUSET)より床温度(DU)
の方が高い場合には第2絞り機構7の開度(EVB)を
現在の開度(EVZ)より少なくして第2絞り機構7の
開度を狭め、床熱交換器6で凝縮する冷媒量を絞り、床
温度(DU)を下げる方向に制御する。
【0014】請求項5の空気調和装置は、床熱交換器6
側に床温度を検出する温度センサー16を備え、室外熱
交換器4を蒸発器とし、床熱交換器6を凝縮器として機
能させ、室外熱交換器4の入口側の第1絞り機構5にS
H制御、目標吐出管温度制御などのシステム制御を行な
わせ、第2絞り機構7は略全開とし、上記温度センサー
16で検出した床温度(DU)と予め設定した目標床温
度(DUSET)とを比較して床温度(DU)が目標床
温度(DUSET)に近付く方向に圧縮機1の圧縮能力
を増減して床熱交換器6のみの床暖房運転を行なわしめ
る制御手段を備えていることを特徴としている。
【0015】上記請求項5の空気調和装置によれば、床
熱交換器6を凝縮器として運転させて床温度(DU)を
上昇させていき、温度センサー16の実際の検出温度で
ある床温度(DU)と目標床温度(DUSET)とを比
較し、床温度(DU)が目標床温度(DUSET)より
低い場合には圧縮機1の運転周波数(FSR)をを現在
の運転周波数(FZ)より上昇させて運転能力をアップ
して床温度を上昇させるように制御する。また目標床温
度(DUSET)より床温度(DU)の方が高い場合に
は圧縮機1の運転周波数(FSR)を現在の運転周波数
(FZ)より下降させて運転能力をダウンして床温度を
下げるように制御する。つまりこの場合の暖房運転では
第1及び第2絞り機構5、7の冷媒の絞り量により凝縮
量を制御するのではなく、圧縮機1の運転周波数を変化
させることで床温度の制御を行なう。
【0016】
【発明の実施の形態】次にこの発明の空気調和装置の具
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1は空気調和装置の冷媒回路を示しており、
圧縮機1の吐出側と吸込側とはそれぞれ四路切換弁2に
接続されている。そして四路切換弁2の2次ポートの一
方から、室外ファン3を付設している室外熱交換器4、
冷媒の絞り量が可変な第1絞り機構としての第1電子膨
張弁5、床熱交換器6、冷媒の絞り量が可変な第2絞り
機構としての第2電子膨張弁7、室内ファン8を付設し
ている室内熱交換器9をそれぞれ経由して四路切換弁2
の他方の2次ポートへ至る冷媒回路が冷媒配管11で順
次接続されている。四路切換弁2からは、アキュムレー
タ10を介して圧縮機1の吸込側に戻る。特にこの空気
調和機の特徴は床熱交換器6の両側の冷媒配管11に冷
媒の絞り量を可変自在とした第1及び第2電子膨張弁
5、7をそれぞれ介設していることである。また15は
室外熱交換器4の温度を検出する温度センサーであり、
同様に床熱交換器6及び室内熱交換器9にも温度センサ
ー16、17が設けてある。18は圧縮機1からの吐出
管の温度を検出する温度センサーである。なお上記温度
センサー15〜18はサーミスタで構成されている。
【0017】この空気調和装置での運転は詳細は後述す
るが、冷房運転、ドライ(除湿)運転、床暖房と室内暖
房を行なう暖房運転、室内機をオフして床暖房のみを行
なう暖房運転の4通りがある。そして冷房、暖房の一般
的な運転として、冷房運転の場合には、圧縮機1からの
吐出冷媒を実線矢印に示すように循環させることによ
り、室外熱交換器4で凝縮させ、床熱交換器6及び室内
熱交換器9で蒸発させることで室内が冷房される。また
暖房運転の場合は、四路切換弁2を切り換えて圧縮機1
からの吐出冷媒を破線矢印に示すように循環されること
により、室内熱交換器9及び床熱交換器6で凝縮させ、
室外熱交換器4で蒸発させることで室内が暖房される。
【0018】次に図1及び図2を用いて冷房運転の制御
動作について説明する。まず圧縮機1からの吐出冷媒が
実線矢印の向きに循環するように四路切換弁2を切り換
える。そして室外ファン3及び室外ファン8を回転させ
て冷房運転を行なう。その際のSH制御、目標吐出管温
度制御などのシステム制御(圧縮機1に返流されるガス
冷媒の過熱度SHを略一定に維持するような各電子膨張
弁5、7の開閉制御、あるいは圧縮機1からの吐出ガス
冷媒の温度を、圧縮機周波数や凝縮温度に基づいて定め
られる目標吐出温度に維持するような各電子膨張弁5、
7の開閉制御のこと、以下同じ)は、室外熱交換器4の
出口側の第1電子膨張弁5で行ない、床熱交換器6側の
温度センサー16で床熱交換器6の温度を検出し、床熱
交換器6が一定の温度になるように床熱交換器6の出口
側の第2電子膨張弁7を制御して冷媒の絞り量を調整す
るようにしている。したがって先ず図2に示すように床
熱交換器6の目標床温度(DUSET)を設定するが、
この目標床温度(DUSET)を室内温度(DA)より
所定温度(α1)だけ低く設定する(ステップS1参
照)。そしてステップS2でこの目標床温度(DUSE
T)と外気温度(DOA)とを比較し、目標床温度(D
USET)が外気温度(DOA)より高い場合はステッ
プS3に移行して、目標床温度(DUSET)を外気温
度(DOA)とする。また、目標床温度(DUSET)
より外気温度(DOA)が高い場合にはステップS4に
移行する。ステップS4では目標床温度(DUSET)
と目標床温度の下限値(DUSETMIN1)とを比較
し、目標床温度(DUSET)が上記目標床温度の下限
値(DUSETMIN1)より低い場合は、ステップS
5に示すように目標床温度(DUSET)を目標床温の
下限値(DUSETMIN1)に設定する。
【0019】上記のように目標床温度(DUSET)を
設定して冷房運転を行ない床熱交換器6の温度が所定の
温度になるように第2電子膨張弁7の絞り量を調整す
る。すなわち、図2のステップS6において温度センサ
ー16の検出温度(DU)と目標床温度(DUSET)
とを比較し、床温度である温度センサー16の検出温度
(DU)が目標床温度(DUSET)より高い場合には
冷媒をさらに蒸発し易くするために第2電子膨張弁7の
開度を開ける方向に制御する。つまりステップS8に示
すように第2電子膨張弁7の開き度(EVB)を現在の
開き度(EVZ)よりβ1多くして、床温度(DU)を
下げる方向に制御する。また、温度センサー16の検出
温度(DU)が目標床温度(DUSET)より低い場合
には冷媒を蒸発しにくくするために第2電子膨張弁7の
開度を閉じる方向に制御する。つまりステップS7に示
すように第2電子膨張弁7の開き度(EVB)を現在の
開き度(EVZ)よりβ1少なくして、床温度(DU)
を上げる方向に制御する。そしてこの制御を繰り返して
冷房運転を継続する。
【0020】図3は上記の冷媒運転時におけるモリエル
線図を示している。すなわち、圧縮機1により高温高圧
化された冷媒はa点の部分で室外熱交換器4に入り、こ
の室外熱交換器4でb点に至るまで凝縮され、冷媒はこ
の凝縮に相当する温度で放熱される。そして第1電子膨
張弁5により冷媒は減圧されてb点からc点に至り、さ
らにc点から床熱交換器6に案内されてここで吸熱して
蒸発し、d点に至る。そして第2電子膨張弁7によりさ
らに減圧されてe点に至り、さらに室内熱交換器9によ
り吸熱して蒸発し、圧縮機1の入口(f点)に戻ること
で、1つの冷房サイクルが終了する。
【0021】したがって冷房運転の場合において目標床
温度(DUSET)と床温度(DU)とを比較し、床温
度(DU)の高低により第2電子膨張弁7の開度を制御
することで、床温度(DU)を精度よく制御することが
できる。
【0022】次に図4のフローチャートを用いてドライ
(除湿)運転の場合について説明する。この場合、四路
切換弁2は上記の冷房運転の場合と同様に切り換えてお
き、室外及び室内のファン3、8を回転させてドライ運
転を行なう。またドライ運転では室外熱交換器4と床熱
交換器6とを凝縮器として運転し、室内熱交換器9を蒸
発器として運転するようにしている。その際のシステム
制御は第2電子膨張弁7の絞り加減で行ない、第1電子
膨張弁5は床熱交換器6の温度センサー16の検出温度
(DU)が所定の温度である目標床温度(DUSET)
になるように絞り量を調整する。そして第1電子膨張弁
5が全開(最大流量)になった時点で室外のファン3の
送風量を低速化の方向に制御し、凝縮温度を上昇させ
る。すなわち、図4において、ステップS11に示すよ
うに目標床温度(DUSET)を室内温度(DA)より
所定温度(α2)だけ高く設定する。そして目標床温度
(DUSET)が目標床温の上限値(DESETMAX
2)より高い場合にはステップS12からステップS1
3に移行して目標床温度(DUSET)を目標床温の上
限値(DESETMAX2)とする。またステップS1
4に示すように目標床温度(DUSET)が目標床温の
下限値(DUSETMIN2)より低い場合は、目標床
温度(DUSET)を目標床温の下限値(DUSETM
IN2)とする(ステップS15参照)。
【0023】次に床熱交換器6を凝縮器として床温度
(DU)を上昇させていき、ステップS16に示すよう
に温度センサー16の実際の検出温度である床温度(D
U)と目標床温度(DUSET)とを比較し、床温度
(DU)が目標床温度(DUSET)より低い場合には
床熱交換器6で冷媒を多く凝縮させて床温度(DU)を
上昇させるべく第1電子膨張弁5の開度(EVA)を現
在の開度(EVZ)よりβ2多くして開度を広げる(ス
テップS17参照)。これにより床熱交換器6での放熱
を多くして床温度(DU)を上昇させる。またステップ
S16で目標床温度(DUSET)より床温度(DU)
の方が高い場合にはステップS18に移行して第1電子
膨張弁5の開度(EVA)を現在の開度(EVZ)より
β2少なくして第1電子膨張弁5の開度を狭め、床熱交
換器6で凝縮する冷媒量を絞るようにしている。
【0024】またステップS19に示すように、第1電
子膨張弁5を全開にしても、目標床温度(DUSET)
より床温度(DU)が低くて床熱交換器6でさらに多く
の冷媒を凝縮させる必要がある場合には、室外熱交換器
4により室外ファン3の通常の回転によって冷媒が凝縮
されるのを防止するためにステップS20に示すように
室外ファン3の回転が低速になるように制御を行なう。
また第1電子膨張弁5が全開でない場合には、ファンタ
ップを通常側にしておいて通常の回転数で室外ファン3
を回転させる。以下これらの制御を繰り返す。これによ
り床熱交換器6で冷媒が凝縮されて放熱による床暖房が
行なわれ、また同時に室内熱交換器9で冷房運転が行な
われることになり、この結果、室内では除湿が行われる
と共に、室内温度の変動がほとんど感じられないドライ
運転がされることになる。
【0025】図5はドライ運転の場合のモリエル線図を
示し、圧縮機1により高温高圧化された冷媒はa点の部
分で室外熱交換器4に入り、この室外熱交換器4でb点
に至るまで凝縮され、冷媒はこの凝縮に相当する温度で
放熱される。そして第1電子膨張弁5により冷媒は減圧
されてb点からc点に至り、さらにc点から床熱交換器
6で凝縮して放熱し、d点に至る。そして第2電子膨張
弁7によりさらに減圧されてe点に至り、さらに室内熱
交換器9により吸熱して蒸発し、圧縮機1の入口(f
点)に戻ることで、1つのドライ(除湿)サイクルが終
了する。
【0026】したがってドライ運転の場合において目標
床温度(DUSET)と床温度(DU)とを比較し、床
温度(DU)の高低により第1電子膨張弁5の開度を制
御することで、床温度(DU)を精度よく制御すること
ができ、床熱交換器6の暖房運転と室内熱交換器9の冷
房運転とで容易に運転ができる。
【0027】次に床熱交換器6及び室内熱交換器9とも
に凝縮器として運転させる暖房運転の場合について図6
のフローチャートを参照しながら説明する。まず室内機
及び床暖房の併用時においては冷媒が図1の破線矢印の
向きに流れる方向に四路切換弁2を切り換え制御し、室
外熱交換器4及び室内熱交換器9のファン3、8を回転
させて暖房運転を行なう。その際のシステム制御は第1
電子膨張弁5で行ない、第2電子膨張弁7は温度センサ
ー16での検出温度(DU)が所定温度(目標床温度
(DUSET))になるように絞り量を調整する。すな
わち、ステップS31に示すように目標床温度(DUS
ET)を室内温度(DA)より所定温度(α3)だけ高
く設定する。そして目標床温度(DUSET)が目標床
温の上限値(DESETMAX3)より高い場合にはス
テップS32からステップS33に移行して目標床温度
(DUSET)を目標床温の上限値(DESETMAX
3)とする。またステップS34に示すように目標床温
度(DUSET)が目標床温の下限値(DUSETMI
N3)より低い場合は、目標床温度(DUSET)を目
標床温の下限値(DUSETMIN3)とする(ステッ
プS35参照)。
【0028】次に床熱交換器6を凝縮器として床温度
(DU)を上昇させていき、ステップS36に示すよう
に温度センサー16の実際の検出温度である床温度(D
U)と目標床温度(DUSET)とを比較し、床温度
(DU)が目標床温度(DUSET)より低い場合には
床熱交換器6で冷媒を多く凝縮させて床温度(DU)を
上昇させるべく第2電子膨張弁7の開度(EVB)を現
在の開度(EVZ)よりβ3多くして開度を広げる(ス
テップS37参照)。
【0029】これにより床熱交換器6での放熱を多くし
て床温度(DU)を上昇させる。またステップS36で
目標床温度(DUSET)より床温度(DU)の方が高
い場合にはステップS38に移行して第2電子膨張弁7
の開度(EVB)を現在の開度(EVZ)よりβ3少な
くして該第2電子膨張弁7の開度を狭め、床熱交換器6
で凝縮する冷媒量を絞り、床温度(DU)を下げる方向
に制御する。
【0030】図7は床暖房と室内機の併用時の暖房運転
の場合のモリエル線図を示し、圧縮機1により高温高圧
化された冷媒はa点の部分で室内熱交換器9に入り、こ
の室内熱交換器9でb点に至るまで凝縮され、冷媒はこ
の凝縮に相当する温度で放熱される。そして第2電子膨
張弁7により冷媒は減圧されてb点からc点に至り、さ
らにc点から床熱交換器6で凝縮して放熱し、d点に至
る。そして第1電子膨張弁5によりさらに減圧されてe
点に至り、さらに室外熱交換器4により吸熱して蒸発
し、圧縮機1の入口(f点)に戻ることで、1つの暖房
サイクルが終了する。
【0031】これにより床熱交換器6による床暖房と室
内熱交換器9による室内暖房の両方の同時暖房運転がで
き、しかも1つの第2電子膨張弁7の絞り量を調整する
ことで、室内熱交換器9及び床熱交換器6の温度調整を
精度よく行なうことができる。
【0032】次に、床熱交換器6による床暖房のみの場
合の運転制御について説明する。この場合、四路切換弁
2は先の暖房運転の場合と同じにし、室内熱交換器9の
室内ファン8は最小風量で運転する。なおこの場合室内
ファン8を停止させても良い。またその際のシステム制
御は第1電子膨張弁5で行ない。第2電子膨張弁7を全
開とする。そして温度センサー16での検出温度(D
U)が所定温度(目標床温度(DUSET))になるよ
うに圧縮機1の運転周波数を制御する。すなわち、図8
のステップS41に示すように、先ず目標床温度(DU
SET)を床暖房設定温度とする。次に目標床温度(D
USET)が目標床温の上限値(DESETMAX4)
より高い場合にはステップS42からステップS43に
移行して目標床温度(DUSET)を目標床温の上限値
(DESETMAX4)とする。またステップS44に
示すように目標床温度(DUSET)が目標床温の下限
値(DUSETMIN4)より低い場合は、目標床温度
(DUSET)を目標床温の下限値(DUSETMIN
4)とする(ステップS45参照)。
【0033】次に床熱交換器6を凝縮器として床温度
(DU)を上昇させていき、ステップS46に示すよう
に温度センサー16の実際の検出温度である床温度(D
U)と目標床温度(DUSET)とを比較し、床温度
(DU)が目標床温度(DUSET)より低い場合には
圧縮機1の運転周波数(FSR)を現在の運転周波数
(FZ)よりβ4だけ上昇させて運転能力をアップして
床温度を上昇させるように制御する(ステップS4
7)。またステップS46で目標床温度(DUSET)
より床温度(DU)の方が高い場合にはステップS48
に移行して圧縮機1の運転周波数(FSR)を現在の運
転周波数(FZ)よりβ4だけ下降させて運転能力をダ
ウンして床温度を下げるように制御する。つまりこの場
合の暖房運転では第1及び第2電子膨張弁5、7の冷媒
の絞り量により凝縮量を制御するのではなく、圧縮機1
の運転周波数を変化させることで床温度の制御を行なう
ようにしている。
【0034】図9は床暖房のみの運転の場合のモリエル
線図を示し、圧縮機1により高温高圧化された冷媒はa
点の部分で室内熱交換器9に入り、この室内熱交換器9
でb点に至るまで凝縮され、冷媒はこの凝縮に相当する
温度で放熱される。そして第2電子膨張弁7により冷媒
はある程度減圧されてb点からc点に至り、さらにc点
から床熱交換器6に案内されてここで凝縮して放熱し、
d点に至る。そして第1電子膨張弁5によりさらに減圧
されてe点に至り、さらに室外熱交換器4により吸熱し
て蒸発し、圧縮機1の入口(f点)に戻ることで、1つ
の暖房サイクルが終了する。
【0035】この暖房運転の場合では圧縮機1の運転周
波数を増減させることで、床熱交換器6における床暖房
の温度制御ができ、床暖房のみの温度制御を精度よく行
なうことができる。
【0036】なお図10は絞り機構の他の例を示し、先
の実施の形態では絞り機構を電子膨張弁5、7を用いて
いたが、キャピラリチューブ21と電磁弁22とを並列
に接続して構成するようにしても良い。なお上記の各運
転動作において第1及び第2電子膨張弁5、7の開度制
御は図外のマイクロコンピュータ等の制御手段により行
なっている。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の空気調和装置によれば、
室外熱交換器、室内熱交換器を凝縮器としてあるいは蒸
発器として機能させ、各絞り機構の開度を制御すること
で、冷房運転、ドライ(除湿)運転、室内熱交換器と床
熱交換器との同時暖房運転、及び床熱交換器のみの暖房
運転といった4タイプの空調運転を行なうことができ
る。特に絞り量を可変できる第2絞り機構を用いている
ことで、床暖房における温度制御を精度よく行なえる。
【0038】請求項2記載の空気調和装置によれば、床
暖房の高低により第2絞り機構の開度を制御すること
で、床温度を精度よく制御することができる。
【0039】また請求項3記載の空気調和装置によれ
ば、目標床温度と床温度とを比較し、床温度の高低によ
り第1絞り機構の開度を制御することで、床温度を精度
よく制御することができ、床熱交換器の暖房運転と室内
熱交換器の冷房運転とで容易にドライ運転ができる。
【0040】さらに請求項4記載の空気調和装置によれ
ば、床熱交換器による床暖房と室内熱交換器による室内
暖房の両方の同時暖房運転ができ、しかも第2絞り機構
の絞り量を調整することで、床熱交換器の温度調整を精
度よく行なうことができる。
【0041】請求項5記載の空気調和装置によれば、圧
縮機の運転周波数を増減させることで、床熱交換器にお
ける床暖房の温度制御ができ、床暖房のみの温度制御を
精度よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態の冷媒回路図である。
【図2】この発明の実施の一形態の冷房運転の場合の制
御フロー図である。
【図3】この発明の実施の一形態の冷房運転の場合のモ
リエル線図である。
【図4】この発明の実施の一形態のドライ運転の場合の
制御フロー図である。
【図5】この発明の実施の一形態のドライ冷房運転の場
合のモリエル線図である。
【図6】この発明の実施の一形態の室内熱交換器と床熱
交換器とを併用した暖房運転の場合の制御フロー図であ
る。
【図7】この発明の実施の一形態の室内熱交換器と床熱
交換器とを併用した暖房運転の場合のモリエル線図であ
る。
【図8】この発明の実施の一形態の床熱交換器のみの床
暖房運転の場合の制御フロー図である。
【図9】この発明の実施の一形態の床熱交換器のみの床
暖房運転の場合のモリエル線図である。
【図10】この発明の実施の一形態の絞り機構の他の例
を示す図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四路切換弁 3 室外ファン 4 室外熱交換器 5 電子膨張弁(絞り機構) 6 床熱交換器 7 電子膨張弁(絞り機構) 9 室内熱交換器 11 冷媒配管 16 温度センサー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1)の吐出側と吸込側とを四路
    切換弁(2)に接続すると共に、四路切換弁(2)の2
    次ポート間に室外熱交換器(4)、床熱交換器(6)及
    び室内熱交換器(9)を順次冷媒配管(11)により接
    続し、上記室外熱交換器(4)と床熱交換器(6)との
    間、及び上記床熱交換器(6)と室内熱交換器(9)と
    の間に冷媒配管(11)に流れる冷媒の絞り量を可変と
    する第1絞り機構(5)、及び第2絞り機構(7)をそ
    れぞれ設けていることを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 床熱交換器(6)側に床温度を検出する
    温度センサー(16)を備え、室外熱交換器(4)を凝
    縮器とし、床熱交換器(6)及び室内熱交換器(9)を
    それぞれ蒸発器として機能させ、室外熱交換器(4)の
    出口側の第1絞り機構(5)にSH制御、目標吐出管温
    度制御などのシステム制御を行なわせ、上記温度センサ
    ー(16)で検出した床温度(DU)と予め設定した目
    標床温度(DUSET)とを比較して床温度(DU)が
    目標床温度(DUSET)に近付く方向に第2絞り機構
    (7)を開度制御して冷房運転を行なわしめる制御手段
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の空気調和
    装置。
  3. 【請求項3】 床熱交換器(6)側に床温度を検出する
    温度センサー(16)を備え、室外熱交換器(4)及び
    床熱交換器(6)をそれぞれ凝縮器とし、室内熱交換器
    (9)を蒸発器として機能させ、床熱交換器(6)の出
    口側の第2絞り機構(7)にSH制御、目標吐出管温度
    制御などのシステム制御を行なわせ、上記温度センサー
    (16)で検出した床温度(DU)と予め設定した目標
    床温度(DUSET)とを比較して床温度(DU)が目
    標床温度(DUSET)に近付く方向に第1絞り機構
    (5)を開度制御すると共に、第1絞り機構(5)が略
    全開の場合には室外ファン(3)を低速回転させて除湿
    運転を行なわしめる制御手段を備えていることを特徴と
    する請求項1記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 床熱交換器(6)側に床温度を検出する
    温度センサー(16)を備え、室外熱交換器(4)を蒸
    発器とし、床熱交換器(6)及び室内熱交換器(9)を
    それぞれ凝縮器として機能させ、室外熱交換器(4)の
    入口側の第1絞り機構(5)にSH制御、目標吐出管温
    度制御などのシステム制御を行なわせ、上記温度センサ
    ー(16)で検出した床温度(DU)と予め設定した目
    標床温度(DUSET)とを比較して床温度(DU)が
    目標床温度(DUSET)に近付く方向に第2絞り機構
    (7)を開度制御して室内熱交換器(9)と床熱交換器
    (6)との同時暖房運転を行なわしめる制御手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 床熱交換器(6)側に床温度を検出する
    温度センサー(16)を備え、室外熱交換器(4)を蒸
    発器とし、床熱交換器(6)を凝縮器として機能させ、
    室外熱交換器(4)の入口側の第1絞り機構(5)にS
    H制御、目標吐出管温度制御などのシステム制御を行な
    わせ、第2絞り機構(7)は略全開とし、上記温度セン
    サー(16)で検出した床温度(DU)と予め設定した
    目標床温度(DUSET)とを比較して床温度(DU)
    が目標床温度(DUSET)に近付く方向に圧縮機
    (1)の圧縮能力を増減して床熱交換器(6)のみの床
    暖房運転を行なわしめる制御手段を備えていることを特
    徴とする請求項1記載の空気調和装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8117855B2 (en) * 2010-02-19 2012-02-21 Alexander P Rafalovich Refrigeration system with consecutive expansions and method
CN107477805A (zh) * 2017-09-12 2017-12-15 青岛海信日立空调系统有限公司 一种多联机空调地暖系统及其控制方法

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