JPH0953796A - バルブ付スチ―ムトラップ - Google Patents

バルブ付スチ―ムトラップ

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Publication number
JPH0953796A
JPH0953796A JP22732895A JP22732895A JPH0953796A JP H0953796 A JPH0953796 A JP H0953796A JP 22732895 A JP22732895 A JP 22732895A JP 22732895 A JP22732895 A JP 22732895A JP H0953796 A JPH0953796 A JP H0953796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
valve
flow path
valve body
steam trap
Prior art date
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Pending
Application number
JP22732895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Kizawa
英隆 木澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
Priority to JP22732895A priority Critical patent/JPH0953796A/ja
Publication of JPH0953796A publication Critical patent/JPH0953796A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気配線等の新たな工数を必要とする駆動源
を用いることなく、流路切換弁体を自動的に駆動操作す
ることのできるバルブ付スチ―ムトラップを得ること。 【構成】 流路切換弁体12をスチ―ムアクチュエ―タ
22と回転操作棒13を介して連結する。スチ―ムアク
チュエ―タ22をピストン23とコイルバネ24と両者
を連結する連結棒25とで構成する。ピストン23外周
に形成したシリンダの開口28をスチ―ム管31と接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気配管系から蒸気が
凝縮して生じた復水のみを自動的に排出するスチ―ムト
ラップと、その流路を上記スチ―ムトラップ流路やバイ
パス流路に切換える流路切換バルブを組み合わせたもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】流路切換バルブを組み合わせたバルブ付
スチ―ムトラップとしては、例えば、特公平7−581
20号公報に示されたものがある。これは、流路切換弁
体を電動モ―タ等の弁体駆動手段と連結したもので、こ
の弁体駆動手段を駆動して自動的にバイパス流路を形成
することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものにおい
ては、弁体駆動手段を駆動するための電気等の駆動源を
必要とし、電気の場合は新たに電気配線等の工数と工事
費を必要とする問題があった。また、エア―駆動手段と
するにもエア―配管の工事等を必要とする問題があっ
た。数多くのバルブ付スチ―ムトラップを使用する大規
模工場においては、それらに電気配線やエア―配管を施
す工数と工費は大きなものとなる。
【0004】従って本発明の技術的課題は、電気配線や
エア―配管等の新たな工事を必要とせず、弁体駆動手段
を駆動することのできるバルブ付スチ―ムトラップを提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の技術的手段は、流路切換弁とスチ―ム
トラップを一体のケ―シングで形成し、当該流路切換弁
の弁体を弁座部材に対して摺動自在に配置すると共に、
流路切換弁体を駆動操作する弁体駆動手段を設けて、当
該弁体駆動手段を介して流路切換弁体を操作することに
よってスチ―ムトラップ流路やバイパス流路として切換
えることができるものにおいて、弁体駆動手段をスチ―
ムで駆動するスチ―ムアクチュエ―タで形成し、当該ス
チ―ムアクチュエ―タをスチ―ム源と接続したものであ
る。
【0006】
【作用】弁体駆動手段をスチ―ムアクチュエ―タとした
ことにより、スチ―ムトラップの入口側に接続されるス
チ―ム配管から駆動源を得ることができ、新たな電気配
線やエア―配管を行う必要がなく、流路切換弁体を自動
的に操作することができる。
【0007】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する。図1において、本体1に蓋2をボルト3で締結
して内部に弁室4を有するトラップケ―シングを形成す
ると共に、上部にスチ―ムアクチュエ―タ22を取り付
けてバルブ付スチ―ムトラップを構成する。本体1の上
部に入口5と、入口5と同一軸上に出口6を形成する。
入口5は円筒形状のスクリ―ン7を介して弁室4に連通
する。弁室4の横に隔壁8で隔てて出口6に連通する出
口通路9を形成する。隔壁8の下部に弁口10を開口し
た弁座部材11を取り付け、弁口10を介して弁室4と
出口通路9を連通する。
【0008】本体1の上部に蓋2で流路切換弁体12を
取り付ける。流路切換弁体12は逆円錐状で中央に回転
操作棒13を連設すると共に、円筒状内部に入口5と出
口6を連通する貫通路16を設ける。流路切換弁体12
の上部にコイルバネ14とすべり板15を配置すると共
に、外周には合成樹脂製の略円筒状の弁座部材18を配
置する。
【0009】蓋2に取付台19を介してスチ―ムアクチ
ュエ―タ22を取り付ける。スチ―ムアクチュエ―タ2
2は、ピストン23とコイルバネ24と両者を連結する
連結棒25で構成し、連結棒25の中央部に連結ピン2
6と連結ア―ム27を介して流路切換弁体12の回転操
作棒13と連結したもので、ピストン23の変位が連結
ピン26と連結ア―ム27により回転操作棒13に伝達
されるものである。
【0010】ピストン23外周のシリンダの一部に開口
28を設けて、連結管29と圧力調整弁30を介してス
チ―ム源としてのスチ―ム管31と接続する。スチ―ム
管31はスチ―ムトラップの入口5と接続する。
【0011】弁室4内にステンレス鋼薄板で作った中空
の球形フロ―ト20を自由状態で配置する。フロ―ト2
0は弁室4に溜る復水の水位に応じて浮上降下すること
により弁口10を開閉し、弁室4に溜る復水を自動的に
排出する。フロ―ト20の下部には略U字状のバイメタ
ル21を取り付ける。バイメタル21は低温時に図示す
るように膨脹してフロ―ト20を弁口10から離座さ
せ、高温になると収縮してフロ―ト20に関与しなくな
るものである。
【0012】作用は下記の通りである。スチ―ム管31
を図示しない蒸気使用装置に接続して用いる。蒸気使用
装置から初期の低温低圧の復水やエア―が弁室4内に流
下してくると、流路切換弁体12は図1に示すように貫
通路16が開口して入口5と出口6を連通していると共
に、フロ―ト20は同じく図1に示すようにバイメタル
21により弁口10を開口しており、復水とエア―はそ
れぞれ出口6から排出される。
【0013】低温低圧の復水やエア―が排出されて高温
の復水やエア―が流下してくると、エア―は流路切換弁
体12の貫通路16から出口6へ排出されると共に、弁
室4内のバイメタル21は収縮してフロ―ト20に関与
しなくなり、フロ―ト20は弁室4に溜った復水が所定
水位まで上がると浮上して弁口10を開口することによ
り復水を出口6へ排出する。
【0014】低温低圧の復水やエア―が排出され、代っ
てスチ―ムがスチ―ム管31から流下してくると、スチ
―ムの圧力が所定圧力よりも低くてピストン23を駆動
することができない間は貫通路16が開口しており出口
6へ排出されるが、所定圧力になるとピストン23がコ
イルバネ24のバネ力に抗して右方へ変位することによ
って、流路切換弁体12が回転して貫通路16が閉口し
スチ―ムの排出を防止する。
【0015】蒸気使用装置の操業が停止されて、スチ―
ム管31内のスチ―ム圧力が低下すると、ピストン23
がコイルバネ24のバネ力によって左方へ変位され、貫
通路16が再び開口する。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、電気配線
やエア―配管等の新たな工事を行うことなく、スチ―ム
トラップに必ず接続されるスチ―ム配管から駆動源を得
ることができる、バルブ付スチ―ムトラップを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルブ付スチ―ムトラップの実施例の
断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 蓋 4 弁室 5 入口 6 出口 9 出口通路 10 弁口 12 流路切換弁体 16 貫通路 18 弁座部材 20 中空フロ―ト 21 バイメタル 22 スチ―ムアクチュエ―タ 23 ピストン 24 コイルバネ 31 スチ―ム管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路切換弁とスチ―ムトラップを一体の
    ケ―シングで形成し、当該流路切換弁の弁体を弁座部材
    に対して摺動自在に配置すると共に、流路切換弁体を駆
    動操作する弁体駆動手段を設けて、当該弁体駆動手段を
    介して流路切換弁体を操作することによってスチ―ムト
    ラップ流路やバイパス流路として切換えることができる
    ものにおいて、弁体駆動手段をスチ―ムで駆動するスチ
    ―ムアクチュエ―タで形成し、当該スチ―ムアクチュエ
    ―タをスチ―ム源と接続したことを特徴とするバルブ付
    スチ―ムトラップ。
JP22732895A 1995-08-11 1995-08-11 バルブ付スチ―ムトラップ Pending JPH0953796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22732895A JPH0953796A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 バルブ付スチ―ムトラップ

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JP22732895A JPH0953796A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 バルブ付スチ―ムトラップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0953796A true JPH0953796A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16859096

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22732895A Pending JPH0953796A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 バルブ付スチ―ムトラップ

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JP (1) JPH0953796A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020112240A (ja) * 2019-01-16 2020-07-27 株式会社テイエルブイ スチームトラップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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