JPH0953587A - 電動圧縮機 - Google Patents

電動圧縮機

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JPH0953587A
JPH0953587A JP22574695A JP22574695A JPH0953587A JP H0953587 A JPH0953587 A JP H0953587A JP 22574695 A JP22574695 A JP 22574695A JP 22574695 A JP22574695 A JP 22574695A JP H0953587 A JPH0953587 A JP H0953587A
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Japan
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boss
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electric motor
glass
motor
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JP22574695A
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Takamasa Iio
孝征 飯尾
Mikihiko Ishii
幹彦 石井
Shigeki Miura
茂樹 三浦
Kazuhide Watanabe
和英 渡辺
Yasuji Maruiwa
保治 丸岩
Masahiro Fukushima
正広 福島
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング4内に収容設置された電動モータ
Mのリード線61を外部に取り出すためのガラス密封端子
70及びその取付構造を簡素化してそのコストを低減す
る。 【解決手段】 ガラス密封端子70の本体とその取付プレ
ート72とを一体形成し、この取付プレート72をボス65の
内部に挿入してスナップリング75により固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電動圧縮機の1例が図2に示され
ている。図2において、4はハウジングで、モータケー
ス49と、フレーム5と、フロントケース43とからなり、
これらはボルト56によって互いに締結されている。モー
タケース49の内部には電動モータMが配設され、フロン
トケース43の内部にはスクロール型圧縮機構Cがそれぞ
れ配設されている。
【0003】電動モータMと圧縮機構Cは回転シヤフト
3を介して互いに連動連結されている。回転シヤフト3
の右端はサブベアリング51を介してモータケース49に軸
承され、左端はメインベアリング52を介してフレーム5
に軸承されている。
【0004】電動モータMはロータMa とステータMb
からなり、ロータMa は回転シヤフト3に固定され、ス
テータMb はモータケース49に圧入することによって固
定されている。
【0005】スクロール型圧縮機構Cは固定スクロール
1、旋回スクロール2等からなる。
【0006】固定スクロール1は端板11とその内面に立
設されたうず巻状ラップ12とを備え、この端板11の外周
面を左フロントケース43の内周面に密接させることによ
って端板11の左側には吐出室46が形成され、右側には吸
入室47が限界されている。
【0007】また、端板11の中央には吐出ポート13が穿
設され、この吐出ポート13は吐出弁17によって開閉され
るようになっている。そして、この端板11の外面から左
方に突出する複数の脚15にボルト57を螺入することによ
って固定スクロール1はフロントケース43に締結されて
いる。
【0008】旋回スクロール2は端板21とこの内面に立
設されたうず巻状ラップ22とを備え、この端板21の外面
に立設されたボス23内にはドライブブッシュ32が旋回軸
受34を介して回転自在に嵌装されている。このドライブ
ブッシュ32に穿設されたスライド溝33内には回転シヤフ
ト3の左端に偏心して突設された偏心駆動ピン31がスラ
イド可能に嵌合されている。
【0009】端板21の外面はスラストベアリング53を介
してフレーム5の左端面と摺接し、端板21とフレーム5
との間にはオルダムリンク等からなる自転阻止機構6が
介装されている。
【0010】固定スクロール1と旋回スクロール2とを
相互に所定距離だけ偏心させ、かつ、180 度だけ角度を
ずらせて噛合させることによって複数個の圧縮室24が形
成されている。
【0011】電動モータMを駆動すると、回転シヤフト
3、偏心駆動ピン31、スライド溝33、ドライブブッシュ
32、旋回軸受34、ボス23等からなる旋回駆動機構を介し
て旋回スクロール2が駆動され、旋回スクロール2は自
転阻止機構6によって自転を阻止されながら公転旋回半
径の円軌道上を公転旋回運動する。
【0012】すると、ガスが吸入口44を経て低圧室48に
入り、このガスはステータMb の外周に設けられた通路
58及びステータMb とロータMa との間隙59を通る過程
で電動モータMを冷却した後、フレーム5に設けられた
通路54、吸入室47を経て圧縮室24内に吸い込まれる。
【0013】そして、旋回スクロール2の公転旋回運動
により圧縮室24の容積が減少するのに伴って圧縮されな
がら中央部に至り、中央部から吐出ポート13を通り吐出
弁17を押し開いて吐出室46内へ吐出され、ここから吐出
口45を経て外部に流出する。
【0014】モータケース49の右端上部にはボス65が形
成され、このボス65の先端面にガラス密封端子62の取り
付けプレート68がシール部材64を介して当接せしめら
れ、図示しないボルトによって締結されている。
【0015】電動モータMのステータMbの巻線に基端が
接続されたリード線61の先端はガラス密封端子62の内側
のタブ63に接続されている。そして、ガラス密封端子62
の外側のタブ67には図示しない電力線が接続される。
【0016】また、電動モータMのステータMb の巻線
にはこの温度を検出するためのインターナルサーモ、即
ち、温度センサ69が取り付けられ、この温度センサ69の
検出温度は図示しないリード線、ガラス密封端子を介し
てインターナルプロテクタに送られ、巻線の温度が所定
値以上に上昇したとき、電動モータMへの電力供給を遮
断して電動モータMの焼付を防止している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電動圧縮機
においては、ガラス密封端子62及びその取付構造が複雑
で、部品点数が多く、従って、そのコストが嵩むという
問題があった。
【0018】また、ガラス密封端子62の外側のタブ67が
ボス65の外部に突出しているので、このタブ67が他の器
材と干渉して損傷するおそれがあった。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、ハウジング内に圧縮機構と電動モータを収容設
置し、この電動モータのリード線を上記ハウジングのボ
スに取り付けられたガラス密封端子に接続してなる電動
圧縮機において、上記ガラス密封端子の本体とその取付
プレートとを一体形成し、この取付プレートを上記ボス
の内部に挿入してスナップリングにより固定したことを
特徴とする電動圧縮機にある。
【0020】他の特徴とするところは、上記ガラス密封
端子の外側のタブを上記ボスの外端より内側に位置せし
めたことにある。
【0021】更に他の特徴とするところは、上記電動モ
ータの温度を検出する温度センサのリード線を上記ガラ
ス密封端子に接続したことにある。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の1実施形態が図1に示さ
れている。ガラス密封端子70の本体とその取付プレート
72が一体形成され、この取付プレート72をボス65の内部
に挿入してその内端面を肩部73に当接させ、ボス65の内
面に穿設された溝74にスナップリング75を嵌合して取付
プレート72の外面に当接させることによってガラス密封
端子70はボス65の内部に固定されている。
【0023】この状態において、ガラス密封端子70のピ
ン76の外端に固定された外側のタブ67はボス65の外端よ
り内側に位置する。
【0024】しかして、ガラス密封端子70の本体と取付
プレート72が一体形成されているので、部品点数が少な
くなり、かつ、本体を取付プレート72に封密的に固定す
る必要がなくなるので、そのコストを低減することがで
きる。
【0025】また、ガラス密封端子70はボス65の内部に
固定されるため、外側のタブ67をボス65の外端より内側
に位置させることができ、従って、外側のタブ67が他の
器材に干渉して損傷するのを防止しうる。
【0026】そして、ガラス密封端子70はボス65の内部
にスナップリング75によって固定されるため、従来のも
のに比し取付構造が簡素化され、容易、かつ、迅速に固
定しうるとともにそのコストを低減できる。
【0027】なお、電動モータの巻線の温度を検出する
温度センサ69のリード線を上記と同様に構成されたガラ
ス密封端子に接続してその信号を外部に取り出すことが
できる。
【0028】
【発明の効果】本発明においては、ガラス密封端子の本
体とその取付プレートとを一体形成したため、部品点数
が少なくなり、かつ、本体を取付プレートに封密的に固
定する必要がなくなるので、そのコストを低減すること
ができる。
【0029】また、ガラス密封端子はボスの内部に固定
されるため、その外側のタブをボスの外端より内側に位
置させることができ、従って、外側のタブが他の器材に
干渉して損傷するのを防止しうる。
【0030】そして、ガラス密封端子の取付プレートは
ボスの内部にスナップリングにより固定されるので、従
来のものに比し取付構造が簡素化され、容易、かつ、迅
速に固定しうるとともにコストを低減できる。
【0031】電動モータの温度を検出する温度センサの
リード線を上記ガラス密封端子に接続すれば、この温度
センサの信号を外部に取り出すためのコストを節減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を示す部分的縦断面図であ
る。
【図2】従来の電動圧縮機の縦断面図である。
【符号の説明】
4 ハウジング M 電動モータ 61 リード線 65 ボス 70 ガラス密封端子 72 取付プレート 76 ピン 67 外側タブ 63 内側タブ 75 スナップリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 茂樹 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 渡辺 和英 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 丸岩 保治 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 福島 正広 名古屋市中村区岩塚町字九反所60番地の1 中菱エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に圧縮機構と電動モータを
    収容設置し、この電動モータのリード線を上記ハウジン
    グのボスに取り付けられたガラス密封端子に接続してな
    る電動圧縮機において、 上記ガラス密封端子の本体とその取付プレートとを一体
    形成し、この取付プレートを上記ボスの内部に挿入して
    スナップリングにより固定したことを特徴とする電動圧
    縮機。
  2. 【請求項2】 上記ガラス密封端子の外側のタブを上記
    ボスの外端より内側に位置せしめたことを特徴とする請
    求項1記載の電動圧縮機。
  3. 【請求項3】 上記電動モータの温度を検出する温度セ
    ンサのリード線を上記ガラス密封端子に接続したことを
    特徴とする請求項1記載の電動圧縮機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004120961A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Toyota Motor Corp 電動機を内蔵した車両用駆動装置
JP2021010253A (ja) * 2019-07-02 2021-01-28 ファナック株式会社 検出装置及びモータ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004120961A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Toyota Motor Corp 電動機を内蔵した車両用駆動装置
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