JPH0953579A - スクロール形流体機械 - Google Patents

スクロール形流体機械

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JPH0953579A
JPH0953579A JP20456995A JP20456995A JPH0953579A JP H0953579 A JPH0953579 A JP H0953579A JP 20456995 A JP20456995 A JP 20456995A JP 20456995 A JP20456995 A JP 20456995A JP H0953579 A JPH0953579 A JP H0953579A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主軸受部51の信頼性を確保しながら、軸受
ハウジング5のスラスト受部53への給油量の偏りをな
くして、その潤滑特性を向上させる。 【解決手段】 軸受ハウジング5の主軸受部51の油出
口部に環状油路55を設けて、この環状油路55とスラ
スト受部53に設ける環状油溝54との間を複数の連通
路56で接続すると共に、これら連通路56の出口部を
環状油溝54の円周上に沿って互いに変位して開口させ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に冷凍機や空調
機の冷媒圧縮機等に使用されるスクロール形流体機械に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種スクロール形流体機械は、
例えば特開平4ー241785号公報に記載され、か
つ、図6,図7に示すように、密閉ケーシングAの内部
に軸受ハウジングBを配設し、この軸受ハウジングBに
は、駆動軸Cを軸受支持する主軸受部B1と、駆動軸C
の偏心クランク部C1を収容する収容室B2と、可動ス
クロールDの鏡板D1の背面側をスラスト支持するスラ
スト受部B3とをそれぞれ形成して、前記軸受ハウジン
グBの主軸受部B1に軸受メタルB4を介して駆動軸C
を軸受支持すると共に、偏心クランク部C1に可動スク
ロールDの筒状ボス部D2を挿嵌支持して、このボス部
D2を前記クランク部C1の駆動に伴い収容室B2内で
偏心回転させることにより、前記可動スクロールDの鏡
板D1をスラスト受部B3に摺接させながら固定スクロ
ールに対し公転駆動させるようにしている。
【0003】また、前記軸受ハウジングBのスラスト受
部B3には、前記可動スクロールDの鏡板D1の背面側
に開口する環状油溝B5を形成して、この環状油溝B5
を前記軸受ハウジングBに設けた1本の連通路B6によ
り前記駆動軸C内の給油通路C2に連通させ、この給油
通路C2に汲上げられる油を前記連通路B6から環状油
溝B5に給油して、前記スラスト受部B3と鏡板D1と
の間を潤滑することにより、前記可動スクロールDのス
ラスト抵抗を軽減するようにしている。
【0004】つまり、前記軸受ハウジングBには、その
環状油溝B5から主軸受部B1側に向かって上下方向に
延びる1本の連通路B6を形成すると共に、前記主軸受
部B1に設けた軸受メタルB4には、その上部側に前記
連通路B6に連通する出口孔B7を形成する一方、下方
内面側に前記駆動軸Cの給油通路C2に開口した油孔C
3に連通する周溝B8を形成し、これら周溝B8と出口
孔B7との間には、両者を連通させる斜め方向に延びる
螺旋溝B9を形成する。そして、前記給油通路C2に汲
上げられた油を、前記油孔C3、周溝B8、螺旋溝B
9、出口孔B7及び1つの連通路B6を介して環状油溝
B5に供給し、この環状油溝B5から前記スラスト受部
B3と鏡板D1との間に給油するようにしている。ま
た、前記連通路B6は、前記環状油溝B5から主軸受部
B1に向かって下方側に延びる縦孔aと、この主軸受部
B1の外部側から軸受メタルB4の出口孔B7に向けて
前記縦孔aの下部側と連通状に形成される横孔bとから
成り、この横孔bの外部側には詰め栓cを取付けてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のよう
に、前記給油通路C2と環状油溝B5とを1本の連通路
B6で連通させ、この連通路B6からの油を環状油溝B
5の1個所だけに供給するときは、この環状油溝B5か
ら前記スラスト受部B3と鏡板D1との間に給油される
給油量に偏りが発生して潤滑特性が悪くなる問題があっ
た。即ち、1本の連通路B6を設けた場合のスラスト受
部B3における油分布状態について可視化テストを行っ
たところ、図7に示すように、スラスト受部B3におけ
る連通路B6の開口部近くの領域E及びFでは、給油量
が比較的多いのに対し、前記連通路B6の開口部から離
れた領域G及びHでは、油滴が若干存在するか全く存在
しない程度の給油量となって、前記スラスト受部B3に
は給油量に大きなバラツキが発生する。
【0006】以上の問題を解決するためには、前記軸受
ハウジングBに、その環状油溝B5に開口する複数の連
通路B6を形成し、また、前記軸受メタルB4には、そ
の周溝B8に連通する複数の螺旋溝B9と出口孔B7と
を形成し、この各出口孔B7を前記各連通路B6に連通
させて、これら複数の連通路B6を介して前記スラスト
受部B3に均等に給油することが考えられるが、このよ
うに、前記軸受メタルB4に複数の螺旋溝B9及び出口
孔B7を形成すると、該軸受メタルB4の強度低下を招
いたり軸受有効面積が低下するため、その信頼性に悪影
響を及ぼす別の弊害が発生する。
【0007】本発明の主な目的は、主軸受部の信頼性を
確保しながら、スラスト受部への給油量の偏りをなくし
て、その潤滑特性を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、上記目的を達成するため、図1,図2に示すよ
うに、駆動軸4の給油通路42に連通する主軸受部51
と、可動スクロール2の背面に臨む環状油溝54をもつ
スラスト受部53とを設けた軸受ハウジング5を備える
スクロール形流体機械において、主軸受部51の油出口
部に環状油路55を設けて、この環状油路55とスラス
ト受部53における環状油溝54との間を複数の連通路
56,56を介して接続すると共に、これら連通路5
6,56の出口部を、環状油溝54の円周上に沿って互
いに変位して開口させた。
【0009】この構成によれば、駆動軸4の給油通路4
2に汲上げられた油が、軸受ハウジング5の主軸受部5
1の油出口部に設けた環状油路55に供給され、該環状
油路55から複数の連通路56に分配されて、スラスト
受部53に設けた互いに変位した複数の出口部から環状
油溝54に給油されるので、このスラスト受部53の全
体に均一に給油でき、その潤滑特性を向上させることが
できる。特に、環状油路55は、主軸受部51の油出口
部に設けてあるので、連通路56の出口部を環状油溝5
4の円周上の任意の位置に開口させることができ、ま
た、可動スクロールの公転駆動に伴う圧力影響を直接受
けることなく直ちに複数の連通路56を介して、前記ス
ラスト受部53に均等に給油できる。また、スラスト受
部53の潤滑特性を高めるにあたって、前記主軸受部5
1に設ける軸受メタルに多くの溝や孔等を形成する必要
がないため、この主軸受部の強度低下や軸受有効面積の
低下を招いたりすることなく、その信頼性を確保するこ
ともできる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、請求項1の
発明において、主軸受部51に軸受メタル6を備え、こ
の軸受メタル6を受け入れる軸受ハウジング5の筒内面
に環状油路55を凹入状に設けたので、軸受メタル6を
軸受ハウジング5の主軸受部51に組み込むときに、軸
受メタル6の出口孔を軸受ハウジング5に形成された連
通路56の横孔に合わせる必要がなく、周方向における
どの位置で組み付けても軸受メタル6の出口孔から環状
油路55を介して、複数の連通路56より環状油溝54
に給油することができる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、請求項1の
発明において、主軸受部51に軸受メタル6を備え、こ
の軸受メタル6の外面に環状油路55を凹入状に設けた
ので、軸受メタル6を加工するだけで容易に環状油路5
5を形成することができる。請求項4記載の発明では、
請求項1の発明において、環状油路55の外径を環状油
溝54の外径と同等若しくはこれよりも大きくしている
ので、前記連通路56を縦孔及び横孔で形成するとき、
この横孔として前記環状油路55を利用できるので、横
孔加工を別途必要とすることなく、前記環状油路55に
連通する縦孔加工を施すだけで前記連通路56を簡単に
形成でき、また、横孔に詰め栓などを設ける必要もなく
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】図5は、スクロール形流体機械と
して冷凍機に使用される低圧ドーム形のスクロール圧縮
機を示しており、密閉ケーシング1の内方上部に圧縮要
素CFを、また、内方下部側にモータMを配設してい
る。前記圧縮要素CFは、鏡板21に渦巻体22を突設
した可動スクロール2と、同じく鏡板31に渦巻体32
を突設した固定スクロール3とから成り、これら各スク
ロール2,3を各渦巻体22,32が互いに対向するよ
うに組み合わせると共に、前記可動スクロール2の鏡板
21には、その下面中心部にボス部23を突設してい
る。
【0013】また、前記ケーシング1の圧縮要素CFと
モータMとの中間部位には軸受ハウジング5を配設し
て、この軸受ハウジング5には、前記モータMから延び
る駆動軸4を軸受支持する主軸受部51と、駆動軸4の
上部側に設ける偏心クランク部41を収容する収容室5
2と、前記可動スクロール2の鏡板21の背面側をスラ
スト支持するスラスト受部53とをそれぞれ形成してい
る。同図の実施例では、前記主軸受部51に軸受メタル
6を介して駆動軸4を軸受支持すると共に、そのクラン
ク部41に軸受メタル24を介して可動スクロール2の
筒状ボス部23を挿嵌支持して、このボス部23を前記
クランク部41の駆動に伴い収容室52内で偏心回転さ
せることにより、前記可動スクロール2の鏡板21をス
ラスト受部53に摺接させながら固定スクロール3に対
し公転駆動させるようにしている。
【0014】また、前記軸受ハウジング5のスラスト受
部53には、前記可動スクロール2の鏡板21の背面側
に開口する環状油溝54を形成して、該環状油溝54を
前記軸受メタル6に設ける油経路から後記する連通路5
6を介して前記駆動軸4内の給油通路42に連通させ、
この給油通路42に汲上げられる油を前記環状油溝54
に給油して、前記スラスト受部53と可動スクロール2
の鏡板21との間を潤滑するようにしている。
【0015】更に詳述すると、前記軸受メタル6の油経
路としては、その上部側に後述する環状油路55に連通
する出口孔61を形成し、また、軸受メタル6の内面下
部側には、前記駆動軸4の給油通路42に開口した油孔
43に連通する周溝62を設け、これら周溝62と出口
孔61との間には、両者を連通させる斜め方向に延びる
螺旋溝63を形成して、前記給油通路42から油孔43
を経て周溝62に至った油を、前記螺旋溝63及び出口
孔61を介して前記環状油路55に給油するようにして
いる。
【0016】また、前記ケーシング1の下部側には下部
軸受10を設けて、該軸受10に前記駆動軸4の下部側
を軸受支持すると共に、この駆動軸4の下端側には、そ
の回転駆動に伴う遠心力により前記ケーシング1の底部
油溜め1aの油を前記給油通路42に汲上げるポンプ部
44を設けている。尚、前記駆動軸4には、そのクラン
ク部41の外周壁部を一部切欠くことにより、該クラン
ク部41とこれに被嵌される軸受メタル24との間に、
前記収容室52に開放する油通路45を形成して、前記
給油通路42の上端側から前記油通路45を経て収容室
52に油を流出させ、この収容室52内の油を前記軸受
ハウジング5に設けた排油通路(図示せず)からケーシ
ング1内に戻すようにしている。
【0017】さらに、前記ケーシング1の内部で固定ス
クロール3の上部側には仕切体7を配設して、この仕切
体7の上部側に、前記固定スクロール3に設けた吐出口
33が開口し、かつ、吐出冷媒をケーシング1の外方に
吐出させる外部吐出管11が開口される高圧室12を形
成すると共に、前記仕切体7の下部側には、吸入管13
が開口する低圧室14を形成している。尚、図中、71
は前記仕切体6の上部側に設けられたフィルタである。
【0018】そして、前記駆動軸4の回転に伴いクラン
ク部41を介して前記ボス部23を偏心回転させ、これ
に伴い前記可動スクロール2を固定スクロール3に対し
公転駆動させることにより、前記吸入管13から吸入さ
れる低圧ガスを前記各スクロール2,3の渦巻体22,
32間の圧縮室に導入し、この吸入ガスを圧縮して前記
吐出口33から高圧室12に吐出し、前記外部吐出管1
1からケーシング1の外方に吐出させるのである。
【0019】しかして、以上の構成において、前記軸受
ハウジング5に設けるスラスト受部53の全体に均一に
給油して潤滑特性を向上させるため、図1〜図3で示す
ように、前記主軸受部51の上部筒内面で前記軸受メタ
ル6の出口孔61との対向部位に、該出口孔61に常時
開口される環状油路55を凹状に形成すると共に、この
環状油路55と前記スラスト受部53の環状油溝54と
の間を2本の連通路56,56で接続すると共に、該各
連通路56の出口側を互いに180度変位させて前記環
状油溝54の相対向する位置に開口させる。前記連通路
56は、2本に限らず2本以上設けてもよく、また、各
連通路56の出口側の互いに変位させる角度も任意の角
度でよい。
【0020】また、前記各連通路56は、前記環状油溝
54から収容室52の外方壁部を経て主軸受部51に向
かって下方側に延びる縦孔56aと、この主軸受部51
の外部側から前記環状油路55に向けて前記縦孔56a
の下部側と連通状に形成される横孔56bとから成り、
この横孔56bの外部側には詰め栓56cを取付けてい
る。
【0021】さらに、前記各連通路56の横孔56bを
省略し、横孔加工を別途必要とすることなく、縦孔56
aを設けるだけで前記各連通路56を簡単に形成し、ま
た、横孔56bに詰め栓56cを取付けたりする必要性
を排除するため、前記環状油路55は、図4で示すよう
に、切削加工時にTスロッタ等を用いることにより、そ
の外径を前記環状油溝54の外径と同等若しくはこれよ
りも大きくして、前記環状油路55に前記各連通路56
の下端側を開口させることが好ましい。
【0022】尚、本実施形態では、前記環状油路55
を、主軸受部51の上部筒内面における前記軸受メタル
6の出口孔61との対向部位に形成したが、前記主軸受
部51には形成せず、前記軸受メタル6の外面における
前記連通路56との対向部位に凹入状に設けてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、駆動軸4の給油通路42に汲上げた油を、
軸受ハウジング5の主軸受部51の油出口部に設けた環
状油路55に供給し、該環状油路55から複数の連通路
56に分配して、スラスト受部53に形成した互いに変
位した複数の出口部より環状油溝54に給油できるか
ら、スラスト受部53の全体に均一に給油でき、その潤
滑特性を向上させることができる。また、スラスト受部
53の潤滑特性を高めるにあたって、前記主軸受部51
に設ける軸受メタル6に多くの溝や孔等を形成する必要
がないため、主軸受部51の強度低下や軸受有効面積の
低下を招いたりすることなく、その信頼性を確保するこ
ともできる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、軸受メタル
6を軸受ハウジング5の主軸受部51に組み込むとき
に、軸受メタル6の出口孔を軸受ハウジング5に形成さ
れた連通路56の横孔に合わせる必要がなく、周方向に
おけるどの位置で組み付けても軸受メタル6の出口孔か
ら環状油路55を介して、複数の連通路56より環状油
溝54に良好に給油することができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、環状油路5
5を容易に形成することができる。
【0026】請求項4記載の発明によれば、環状油路5
5の外径を環状油溝54の外径と同等若しくはこれより
も大きくしているので、前記環状油路55をTスロッタ
等を用いて簡単に形成することができながら、前記連通
路56を縦孔及び横孔で形成するとき、この横孔として
前記環状油路55を利用できるので、横孔加工を別途必
要とすることなく、前記環状油路55に連通する縦孔加
工を施すだけで前記連通路56を簡単に形成でき、ま
た、横孔に詰め栓などを設ける必要性もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の要部である軸受ハウジング部分を示
す平面図。
【図2】 図1のX−X線方向から見た断面図。
【図3】 図2のY−Y線方向から見た断面図。
【図4】 他の実施形態を示す断面図。
【図5】 スクロール形流体機械の全体構造を示す一部
省略した縦断面図。
【図6】 従来の軸受ハウジング部分を示す断面図。
【図7】 同軸受ハウジングの平面図。
【符号の説明】
2……可動スクロール 4……駆動軸 42…給油通路 5……軸受ハウジング 51…主軸受部 52…クランク部収容室 53…スラスト受部 54…環状油溝 55…環状油路 56…連通路 6……軸受メタル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸(4)の給油通路(42)に連通
    する主軸受部(51)と、可動スクロール(2)の背面
    に臨む環状油溝(54)をもつスラスト受部(53)と
    を設けた軸受ハウジング(5)を備えるスクロール形流
    体機械において、 主軸受部(51)の油出口部に環状油路(55)を設け
    て、この環状油路(55)とスラスト受部(53)にお
    ける環状油溝(54)との間を複数の連通路(56)
    (56)を介して接続していると共に、これら連通路
    (56)(56)の出口部を、環状油溝(54)の円周
    上に沿って互いに変位させて開口していることを特徴と
    するスクロール形流体機械。
  2. 【請求項2】主軸受部(51)に軸受メタル(6)を備
    え、この軸受メタル(6)を受け入れる軸受ハウジング
    (5)の筒内面に環状油路(55)を凹入状に設けてい
    る請求項1記載のスクロール形流体機械。
  3. 【請求項3】主軸受部(51)に軸受メタル(6)を備
    え、この軸受メタル(6)の外面に環状油路(55)を
    凹入状に設けている請求項1記載のスクロール形流体機
    械。
  4. 【請求項4】 環状油路(55)の外径を、環状油溝
    (54)の外径と同等若しくはこれよりも大きくしてい
    る請求項1又は請求項2に記載のスクロール形流体機
    械。
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