JPH0953565A - 電動圧縮機 - Google Patents

電動圧縮機

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JPH0953565A
JPH0953565A JP22863795A JP22863795A JPH0953565A JP H0953565 A JPH0953565 A JP H0953565A JP 22863795 A JP22863795 A JP 22863795A JP 22863795 A JP22863795 A JP 22863795A JP H0953565 A JPH0953565 A JP H0953565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
motor
motor case
center
electric
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22863795A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Yuzaki
恒夫 勇崎
Yasuji Maruiwa
保治 丸岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP22863795A priority Critical patent/JPH0953565A/ja
Publication of JPH0953565A publication Critical patent/JPH0953565A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動圧縮機を据え付ける際に用いられる圧縮
機支持部のコストを低減するとともにその精度の悪化を
防止して電動圧縮機を容易、かつ、迅速に据え付けうる
ようにする。 【解決手段】 モータケース49に圧縮機支持部63、64、
65、69、70を設け、この圧縮機支持部63、64、65、69、
70の軸方向に沿う中心と電動圧縮機の重心Gを一致させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電動圧縮機の1例が図2に示され
ている。図2において、4はハウジングで、モータケー
ス49と、フレーム5と、フロントケース43とからなり、
これらはボルト56によって互いに締結されている。モー
タケース49の内部には電動モータMが収容され、フロン
トケース43の内部にはスクロール型圧縮機構Cが収容さ
れている。
【0003】電動モータMと圧縮機構Cは回転シヤフト
3を介して互いに連動連結されている。回転シヤフト3
の右端はサブベアリング51を介してモータケース49に軸
承され、左端はメインベアリング52を介してフレーム5
に軸承されている。
【0004】電動モータMはロータMa とステータMb
からなり、ロータMa は回転シヤフト3に固定され、ス
テータMb はモータケース49に圧入することによって固
定されている。
【0005】スクロール型圧縮機構Cは固定スクロール
1、旋回スクロール2等からなる。
【0006】固定スクロール1は端板11とその内面に立
設されたうず巻状ラップ12とを備え、この端板11の外周
面をフロントケース43の内周面に密接させることによっ
て端板11の左側には吐出室46が形成され、右側には吸入
室47が限界されている。
【0007】また、端板11の中央には吐出ポート13が穿
設され、この吐出ポート13は吐出弁17によって開閉され
るようになっている。そして、この端板11の外面から左
方に突出する複数の脚15にボルト57を螺入することによ
って固定スクロール1はフロントケース43に締結されて
いる。
【0008】旋回スクロール2は端板21とこの内面に立
設されたうず巻状ラップ22とを備え、この端板21の外面
に立設されたボス23内にはドライブブッシュ32が旋回軸
受34を介して回転自在に嵌装されている。このドライブ
ブッシュ32に穿設されたスライド溝33内には回転シヤフ
ト3の左端に偏心して突設された偏心駆動ピン31がスラ
イド可能に嵌合されている。
【0009】端板21の外面はスラストベアリング53を介
してフレーム5の左端面と摺接し、端板21とフレーム5
との間にはオルダムリンク等からなる自転阻止機構6が
介装されている。
【0010】固定スクロール1と旋回スクロール2とを
相互に所定距離だけ偏心させ、かつ、180 度だけ角度を
ずらせて噛合させることによって複数個の圧縮室24が形
成されている。
【0011】電動モータMを駆動すると、回転シヤフト
3、偏心駆動ピン31、スライド溝33、ドライブブッシュ
32、旋回軸受34、ボス23等からなる旋回駆動機構を介し
て旋回スクロール2が駆動され、旋回スクロール2は自
転阻止機構6によって自転を阻止されながら公転旋回半
径の円軌道上を公転旋回運動する。
【0012】すると、ガスが吸入口44を経て低圧室48に
入り、このガスはステータMb の外周に設けられた通路
58及びステータMb とロータMa との間隙59を通る過程
で電動モータMを冷却した後、フレーム5に設けられた
通路54、吸入室47を経て圧縮室24内に吸い込まれる。
【0013】そして、旋回スクロール2の公転旋回運動
により圧縮室24の容積が減少するのに伴って圧縮されな
がら中央部に至り、中央部から吐出ポート13を通り吐出
弁17を押し開いて吐出室46内へ吐出され、ここから吐出
口45を経て外部に流出する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電動圧縮機
の重心は重量が大きい電動モータMによって左右される
ため、圧縮機支持部の中心を電動圧縮機の重心と一致さ
せるには圧縮機支持部をモータケース49のみならずフロ
ントケース43にも設ける必要があった。従って、圧縮機
支持部のコストが嵩むのみならずモータケース49とフロ
ントケース43との組み立て精度が悪化すると電動圧縮機
の据え付けに手間及び時間が掛かるという問題があっ
た。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その特徴とすると
ころは、上記モータケースに圧縮機支持部を設け、この
圧縮機支持部の中心と上記電動圧縮機の重心を一致させ
たことにある。
【0016】他の特徴とするところは、上記モータケー
スの外周に圧縮機支持部を構成する脚部を一体成形した
ことにある。
【0017】更に他の特徴とするところは、上記モータ
ケースの両端部に圧縮機支持部を構成する外脚取付面を
形成し、これら外脚取付面にそれぞれ外脚を取り付けた
ことにある。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の1実施形態が図1に示さ
れ、(A) は上面図、(B) は正面図である。図1に示すよ
うに、モータケース49の軸方向長さは従来のもののそれ
より長くされ、その外周に圧縮機支持部を構成する3つ
の脚部63、64、65が一体成形されている。
【0019】脚部63及び64は電動圧縮機の重心Gの両側
に等間隔L10、L20を隔ててモータケース49から上方に
突設され、脚部65は重心Gを通る線上においてモータケ
ース49から下方に突設されている。このようにして脚部
63、64、65の軸方向に沿う中心は電動圧縮機の重心Gと
一致せしめられている。
【0020】また、モータケース49の左端面には外脚61
を取り付けるための外脚取付面69が形成され、右端面に
は外脚62を取り付けるための外脚取付面70が形成されて
いる。
【0021】そして、圧縮機支持部を構成するこれら外
脚取付面69及び70は電動圧縮機の重心Gから等間隔L1
L2を隔てて位置し、外脚取付面69及び70の軸方向に沿う
中心は電動圧縮機の重心Gと一致せしめられている。他
の構成は図2に示す従来のものと同様であり、対応する
部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0022】しかして、電動圧縮機を図示しないエンジ
ン等の機器の側壁に据え付ける場合には、各脚部63、6
4、65を貫通するボルトを機器の側壁に穿設されたボル
ト孔に螺入して締結する。
【0023】また、電動圧縮機を機器の上面に据え付け
る場合には、外脚取付面69に外脚61をボルト67によって
締結し、外脚取付面70に外脚62をボルト68によって締結
し、各外脚61及び62を機器の上面に載置して図示しない
ボルトによって締結する。
【0024】
【発明の効果】本発明においては、モータケースに圧縮
機支持部を設けたため、圧縮機支持部の中心を電動圧縮
機の重心と正確に一致させることができ、従って、電動
圧縮機を容易、かつ、迅速に据え付けることが可能とな
る。
【0025】モータケースの外周に圧縮機支持部を構成
する脚部を一体成形すれば、圧縮機支持部を容易に形成
することができるとともにそのコストを低減できる。
【0026】モータケースの両端部に圧縮機支持部を構
成する外脚取付面を形成し、これら外脚取付面にそれぞ
れ外脚を取り付ければ、この外脚を利用することによっ
て電動圧縮機を機器の上面に容易に据え付けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を示し(A) は上面図、(B)
は正面図である。
【図2】従来の電動圧縮機の縦断面図である。
【符号の説明】
4 ハウジング 43 フロントケース 49 モータケース 5 フレーム 63、64、65 脚部( 圧縮機支持部) G 重心 61、62 外脚 69、70 外脚取付面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に圧縮機構が収容されるフロントケー
    スと、主に電動モータが収容されるモータケースとを結
    合してハウジングを形成し、上記圧縮機構と電動モータ
    とを回転シヤフトを介して連動連結してなる電動圧縮機
    において、 上記モータケースに圧縮機支持部を設け、この圧縮機支
    持部の中心と上記電動圧縮機の重心を一致させたことを
    特徴とする電動圧縮機。
  2. 【請求項2】 上記モータケースの外周に上記圧縮機支
    持部を構成する脚部を一体成形したことを特徴とする請
    求項1記載の電動圧縮機。
  3. 【請求項3】 上記モータケースの両端部に上記圧縮機
    支持部を構成する外脚取付面を形成し、これら外脚取付
    面にそれぞれ外脚を取り付けたことを特徴とする請求項
    1記載の電動圧縮機。
JP22863795A 1995-08-15 1995-08-15 電動圧縮機 Withdrawn JPH0953565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22863795A JPH0953565A (ja) 1995-08-15 1995-08-15 電動圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22863795A JPH0953565A (ja) 1995-08-15 1995-08-15 電動圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0953565A true JPH0953565A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16879469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22863795A Withdrawn JPH0953565A (ja) 1995-08-15 1995-08-15 電動圧縮機

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JP (1) JPH0953565A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6217297B1 (en) 1997-09-25 2001-04-17 Denso Corporation Mounting structure of electric motor-driven compressor
JP2002364546A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動機内蔵の圧縮機と、これを搭載した移動車
JP2008138685A (ja) * 1997-09-25 2008-06-19 Denso Corp 電動圧縮機の取付構造

Cited By (4)

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Effective date: 20021105