JPH0953354A - 電動自転車用シリンダ錠 - Google Patents
電動自転車用シリンダ錠Info
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- JPH0953354A JPH0953354A JP22453595A JP22453595A JPH0953354A JP H0953354 A JPH0953354 A JP H0953354A JP 22453595 A JP22453595 A JP 22453595A JP 22453595 A JP22453595 A JP 22453595A JP H0953354 A JPH0953354 A JP H0953354A
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- Japan
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- rotor
- lock
- motor
- lock lever
- cylinder lock
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電動自転車のバッテリが他人によって取外さ
れ、持ち去られるのを防止した電動自転車用シリンダ錠
を提供すること。 【解決手段】 シリンダ錠のロ−タ12と一体的に回動
しモ−タ給電用スイッチを開閉させる回転体13と、こ
の回転体13の回動部所に設けた駆動突部13bの回動
領域に沿って形成した湾曲面15aの他に、駆動突部1
3bよって押動される押動部15c、15dとを設けた
モ−タバッテリの取外し用ロックレバ−15と、ロ−タ
12の右回動位置(45°)へのキ−操作にしたがって
上記駆動突部13bが上記湾曲面15aに沿って回動
し、上記回転体13がロックレバ−15を移動させずに
モ−タ給電用スイッチを閉成させ、ロ−タ12の左回動
位置(90°)へのキ−操作にしたがって上記駆動突部
13bが上記押動部15cを押動し、上記回転体13が
モ−タ給電用スイッチを開放させた状態でロックレバ−
15を移動させ、このレバ−15によってモ−タバッテ
リの取外しロックを解除させる構成としてある。
れ、持ち去られるのを防止した電動自転車用シリンダ錠
を提供すること。 【解決手段】 シリンダ錠のロ−タ12と一体的に回動
しモ−タ給電用スイッチを開閉させる回転体13と、こ
の回転体13の回動部所に設けた駆動突部13bの回動
領域に沿って形成した湾曲面15aの他に、駆動突部1
3bよって押動される押動部15c、15dとを設けた
モ−タバッテリの取外し用ロックレバ−15と、ロ−タ
12の右回動位置(45°)へのキ−操作にしたがって
上記駆動突部13bが上記湾曲面15aに沿って回動
し、上記回転体13がロックレバ−15を移動させずに
モ−タ給電用スイッチを閉成させ、ロ−タ12の左回動
位置(90°)へのキ−操作にしたがって上記駆動突部
13bが上記押動部15cを押動し、上記回転体13が
モ−タ給電用スイッチを開放させた状態でロックレバ−
15を移動させ、このレバ−15によってモ−タバッテ
リの取外しロックを解除させる構成としてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動モ−タを装
備した自転車のシリンダ錠に関するものであるが、特
に、シリンダ錠は施錠されている間、または、シリンダ
錠が電動モ−タの運転状態にあるときには、モ−タバッ
テリの取外しを禁止した構成となっている。
備した自転車のシリンダ錠に関するものであるが、特
に、シリンダ錠は施錠されている間、または、シリンダ
錠が電動モ−タの運転状態にあるときには、モ−タバッ
テリの取外しを禁止した構成となっている。
【0002】
【従来の技術】電動モ−タを装備した自転車は、モ−タ
に給電するためのバッテリを搭載している。そして、こ
のバッテリには再充電できるものが使用されており、電
力消耗したバッテリを自転車から取外しして充電器によ
って充電した後に再度自転車に取付けるようになってい
る。
に給電するためのバッテリを搭載している。そして、こ
のバッテリには再充電できるものが使用されており、電
力消耗したバッテリを自転車から取外しして充電器によ
って充電した後に再度自転車に取付けるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような電動自
転車はバッテリを任意に取外し充電することができる構
成となっているため、自転車の所有者が自転車を所定の
場所(例えば、駐輪場)に置いて自転車から離れている
間に、他人によってバッテリが取付け外されて持ち去ら
れると言う盗難の問題があった。
転車はバッテリを任意に取外し充電することができる構
成となっているため、自転車の所有者が自転車を所定の
場所(例えば、駐輪場)に置いて自転車から離れている
間に、他人によってバッテリが取付け外されて持ち去ら
れると言う盗難の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決することを目的とする。しかして本発明は、キ−の
差し入れにより解錠し、差し入れたキ−の回動操作によ
って回動するロ−タに連動して閉成するモ−タ給電用ス
イッチを備えた電動自転車用シリンダ錠において、上記
ロ−タと一体的に回動しモ−タ給電用スイッチを開閉さ
せる回動部材と、この回動部材の回動部所に設けた駆動
部の回動領域に沿って形成した湾曲部の他に、上記駆動
部によって押動される押動部とを設けたモ−タバッテリ
の取外し用ロックレバ−とを備えた構成となっている。
解決することを目的とする。しかして本発明は、キ−の
差し入れにより解錠し、差し入れたキ−の回動操作によ
って回動するロ−タに連動して閉成するモ−タ給電用ス
イッチを備えた電動自転車用シリンダ錠において、上記
ロ−タと一体的に回動しモ−タ給電用スイッチを開閉さ
せる回動部材と、この回動部材の回動部所に設けた駆動
部の回動領域に沿って形成した湾曲部の他に、上記駆動
部によって押動される押動部とを設けたモ−タバッテリ
の取外し用ロックレバ−とを備えた構成となっている。
【0005】そして、このシリンダ錠は、ロ−タの第1
回動位置へのキ−操作にしたがって上記駆動部が上記湾
曲部に沿って回動し、上記回動部材がロックレバ−を移
動させずにモ−タ給電用スイッチを開放から閉成に移行
させる。
回動位置へのキ−操作にしたがって上記駆動部が上記湾
曲部に沿って回動し、上記回動部材がロックレバ−を移
動させずにモ−タ給電用スイッチを開放から閉成に移行
させる。
【0006】また、ロ−タの第2回動位置へのキ−操作
にしたがって上記駆動部が上記押動部を押動し、上記回
動部材がモ−タ給電用スイッチを開放させた状態でロッ
クレバ−を移動させ、このロックレバ−によってモ−タ
バッテリの取外しロックを解除させる。
にしたがって上記駆動部が上記押動部を押動し、上記回
動部材がモ−タ給電用スイッチを開放させた状態でロッ
クレバ−を移動させ、このロックレバ−によってモ−タ
バッテリの取外しロックを解除させる。
【0007】したがって、ロックレバ−がキ−操作のみ
によってロック解除の位置に移動するため、キ−を所持
する者以外の他人によってバッテリが取り外されること
がなく、バッテリの盗難を確実に防止することができ
る。
によってロック解除の位置に移動するため、キ−を所持
する者以外の他人によってバッテリが取り外されること
がなく、バッテリの盗難を確実に防止することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は電動自転車に備えられた
シリンダ錠を解錠することによって初めてバッテリの取
外しが可能になるように実施する。このことから、シリ
ンダ錠を解錠するキ−を所持していない他人によってバ
ッテリが取外され持ち去られる恐れがない。
シリンダ錠を解錠することによって初めてバッテリの取
外しが可能になるように実施する。このことから、シリ
ンダ錠を解錠するキ−を所持していない他人によってバ
ッテリが取外され持ち去られる恐れがない。
【0009】次に、本発明の実施形態について図面に沿
って説明する。図1は、シリンダ錠の正面図、図2はシ
リンダ錠の縦断側面図である。これらの図面において、
11はケ−ス、12はロ−タ、13は回動部材としての
回転体、14はコンタクトプレ−ト、15はロックレバ
−であり、これらがシリンダ錠の主な構成部品となって
いる。
って説明する。図1は、シリンダ錠の正面図、図2はシ
リンダ錠の縦断側面図である。これらの図面において、
11はケ−ス、12はロ−タ、13は回動部材としての
回転体、14はコンタクトプレ−ト、15はロックレバ
−であり、これらがシリンダ錠の主な構成部品となって
いる。
【0010】ロ−タ12はケ−ス11内に回転自在に内
装してあるが、通常時はスプリングによって突出勢力を
与えたロックプレ−ト16がケ−ス11のロック溝17
a、17bに突入しているために非回動となっている。
つまり、施錠状態となっている。
装してあるが、通常時はスプリングによって突出勢力を
与えたロックプレ−ト16がケ−ス11のロック溝17
a、17bに突入しているために非回動となっている。
つまり、施錠状態となっている。
【0011】このロ−タ12はキ−18を差し入れるこ
とで、ロックプレ−ト16がロ−タ内に没入して回動可
能となる。つまり、解錠状態となる。この解錠状態で
は、ロ−タ12の回動位置がクリックストップ機構によ
ってキ−の差し入れ位置(施錠位置)、45°の右回動
位置(スイッチON位置)、90°の左回動位置(バッ
テリのアンロック位置)で保持される。
とで、ロックプレ−ト16がロ−タ内に没入して回動可
能となる。つまり、解錠状態となる。この解錠状態で
は、ロ−タ12の回動位置がクリックストップ機構によ
ってキ−の差し入れ位置(施錠位置)、45°の右回動
位置(スイッチON位置)、90°の左回動位置(バッ
テリのアンロック位置)で保持される。
【0012】クリックストップ機構は、スプリングによ
り突出勢力を与えるようにしてロ−タ12の後部に設け
た小球19と、ケ−ス11に形成したクリック溝20
a、20b、20cとによって構成してある。(図9参
照)
り突出勢力を与えるようにしてロ−タ12の後部に設け
た小球19と、ケ−ス11に形成したクリック溝20
a、20b、20cとによって構成してある。(図9参
照)
【0013】また、ロ−タ12はロ−タ軸方向(図2に
おいて横方向)に少ない距離で進退する構成となってい
る。つまり、ロ−タ12は回転体13との間に設けた拡
圧作用のスプリング21によって常時正面側(図2にお
いて右方向)の押動勢力を受け、ストッパ−プレ−ト2
2がケ−ス11に形成されている第1規制壁23に当接
することで、図2に示す進出移動位置を保っている。
おいて横方向)に少ない距離で進退する構成となってい
る。つまり、ロ−タ12は回転体13との間に設けた拡
圧作用のスプリング21によって常時正面側(図2にお
いて右方向)の押動勢力を受け、ストッパ−プレ−ト2
2がケ−ス11に形成されている第1規制壁23に当接
することで、図2に示す進出移動位置を保っている。
【0014】ロ−タ12は押動操作することによって後
退(図2において左方向移動)し、その後部が回転部材
としての回転体13の連結凸部13aに突き当たるまで
後退移動する。ロ−タ12のこのような後退はスプリン
グ21の拡圧作用に逆らって行なわれ、また、小球19
がクリック溝20aを移動する。
退(図2において左方向移動)し、その後部が回転部材
としての回転体13の連結凸部13aに突き当たるまで
後退移動する。ロ−タ12のこのような後退はスプリン
グ21の拡圧作用に逆らって行なわれ、また、小球19
がクリック溝20aを移動する。
【0015】後退させたロ−タ12を左回動させると、
ストッパ−プレ−ト22がケ−ス11内に形成された第
2規制壁に当接し、ロ−タ12に対する押動操作を開放
してもロ−タ12の後退移動位置が保たれる。なお、第
1、第2規制壁については後で詳細に述べる。
ストッパ−プレ−ト22がケ−ス11内に形成された第
2規制壁に当接し、ロ−タ12に対する押動操作を開放
してもロ−タ12の後退移動位置が保たれる。なお、第
1、第2規制壁については後で詳細に述べる。
【0016】ロ−タ12は図3、図4に示した如く、上
記したところのストッパ−プレ−ト22を備えている。
このストッパ−プレ−ト22はロックプレ−ト16と同
様にスプリングによって常時突出勢力を与え、その先端
部が第1規制壁に当接する構成となっている。なお、こ
のストッパ−プレ−ト22はロ−タ12に一体的に固定
するようにしてもよい。
記したところのストッパ−プレ−ト22を備えている。
このストッパ−プレ−ト22はロックプレ−ト16と同
様にスプリングによって常時突出勢力を与え、その先端
部が第1規制壁に当接する構成となっている。なお、こ
のストッパ−プレ−ト22はロ−タ12に一体的に固定
するようにしてもよい。
【0017】このストッパ−プレ−ト22は、第1、第
2規定壁に当接してロ−タ12の進出移動を止める他
に、ロ−タ12が進出位置にあるときにその右回動(4
5°)範囲を定め、また、ロ−タ12の後退位置にある
ときにはロ−タの左回動(90°)を定めるストッパ−
として作用する。
2規定壁に当接してロ−タ12の進出移動を止める他
に、ロ−タ12が進出位置にあるときにその右回動(4
5°)範囲を定め、また、ロ−タ12の後退位置にある
ときにはロ−タの左回動(90°)を定めるストッパ−
として作用する。
【0018】また、上記ロ−タ12の後部にはU字状溝
24を形成した連結部12aを設けると共に、その前部
にはフランジ部12bが設けてある。そして、このフラ
ンジ部12bの一部12cが後退移動させたロ−タ12
の右回動を阻止するストッパ−部となっている。
24を形成した連結部12aを設けると共に、その前部
にはフランジ部12bが設けてある。そして、このフラ
ンジ部12bの一部12cが後退移動させたロ−タ12
の右回動を阻止するストッパ−部となっている。
【0019】一方、回転体13は図5に示すように円盤
状のもので、前面中央にはロ−タ12のU字状溝24に
嵌合させる連結凸部13aを有し、また、その外周下方
部には駆動部材としての短柱状の駆動突部13bが設け
てある。なお、連結凸部13aにはスプリング21を内
装させる袋孔13cが形成してある。
状のもので、前面中央にはロ−タ12のU字状溝24に
嵌合させる連結凸部13aを有し、また、その外周下方
部には駆動部材としての短柱状の駆動突部13bが設け
てある。なお、連結凸部13aにはスプリング21を内
装させる袋孔13cが形成してある。
【0020】また、この回転体13の後面側にはスプリ
ングによって突出勢力を与えた長形の電気接片25が備
えてある。この電気接片25はコンタクトプレ−ト14
の固定接片26a、26bに圧接してスイッチ動作す
る。すなわち、コンタクトプレ−ト14は図6に示す如
く2つの固定接片26a、26bを備え、これら固定接
片26a、26bが電気接片25によって電気接続さ
れ、また、電気的に切り離される。なお、コンタクトプ
レ−ト14はケ−ス11にねじ止めによって固着してあ
る。
ングによって突出勢力を与えた長形の電気接片25が備
えてある。この電気接片25はコンタクトプレ−ト14
の固定接片26a、26bに圧接してスイッチ動作す
る。すなわち、コンタクトプレ−ト14は図6に示す如
く2つの固定接片26a、26bを備え、これら固定接
片26a、26bが電気接片25によって電気接続さ
れ、また、電気的に切り離される。なお、コンタクトプ
レ−ト14はケ−ス11にねじ止めによって固着してあ
る。
【0021】ロックレバ−15は、回転体13の前面側
に配置させてあり、これは図7に示す形状をした板状の
ものとなっている。つまり、このロックレバ−15に
は、回転体13がが有する駆動突部13bの回動領域に
沿うように湾曲面15aを形成した湾曲部としての湾曲
腕15bと、上記駆動突部13bによって押動される押
動部15c、15dとを有する切欠溝15eとを備え、
また、このレバ−15の下方部15fがバッテリの取外
しをロックし、また、アンロックするロック機構部に連
動するようになっている。
に配置させてあり、これは図7に示す形状をした板状の
ものとなっている。つまり、このロックレバ−15に
は、回転体13がが有する駆動突部13bの回動領域に
沿うように湾曲面15aを形成した湾曲部としての湾曲
腕15bと、上記駆動突部13bによって押動される押
動部15c、15dとを有する切欠溝15eとを備え、
また、このレバ−15の下方部15fがバッテリの取外
しをロックし、また、アンロックするロック機構部に連
動するようになっている。
【0022】一方、図8はケ−ス11の正面図、図9は
このケ−ス11の背面図、図10は図8のA−A線に沿
って切断したケ−ス断面図、11は図8のB−B線に沿
って切断したケ−ス断面図である。
このケ−ス11の背面図、図10は図8のA−A線に沿
って切断したケ−ス断面図、11は図8のB−B線に沿
って切断したケ−ス断面図である。
【0023】これらの図面に示すように、ロック溝17
a、17bを間とする左右のケ−ス内面11b、11c
の前段壁11b1、11c1は、前段壁11b1に対して
前段壁11c1が奥位置となっている。
a、17bを間とする左右のケ−ス内面11b、11c
の前段壁11b1、11c1は、前段壁11b1に対して
前段壁11c1が奥位置となっている。
【0024】つまり、ロ−タ12が進出移動位置にある
場合には、その解錠によってそのストッパ−部12cが
前段壁11b1、11c1のいずれかにも規制を受けずに
回動するが、ロ−タ12が後退移動位置にある場合に
は、前段壁11b1の一端に形成した切込み状の第3規
制壁27にそのストッパ−部12cが当接するようにな
り、これによってロ−タ12の右回動が阻止される。ロ
−タ12の左回動は前段壁11c1が奥位置となってい
る関係で回動規制を受けない。
場合には、その解錠によってそのストッパ−部12cが
前段壁11b1、11c1のいずれかにも規制を受けずに
回動するが、ロ−タ12が後退移動位置にある場合に
は、前段壁11b1の一端に形成した切込み状の第3規
制壁27にそのストッパ−部12cが当接するようにな
り、これによってロ−タ12の右回動が阻止される。ロ
−タ12の左回動は前段壁11c1が奥位置となってい
る関係で回動規制を受けない。
【0025】また、このケ−ス11には、上記したとこ
ろの第1規制壁23と第2規制壁28とが設けてある。
第1規制壁23はストッパ−プレ−ト22が当接してロ
−タ12の進出移動位置を保っと共に、その両サイドの
ストッパ−壁23a、23b間でストッパ−プレ−ト2
2の右回動を許す構成となっている。つまり、ロ−タ1
2が進出移動位置で解錠された場合にストッパ−プレ−
ト22がストッパ−壁22a、22b間で回動可能とな
るため、このロ−タ12を45°の範囲で右回動するこ
とができる。
ろの第1規制壁23と第2規制壁28とが設けてある。
第1規制壁23はストッパ−プレ−ト22が当接してロ
−タ12の進出移動位置を保っと共に、その両サイドの
ストッパ−壁23a、23b間でストッパ−プレ−ト2
2の右回動を許す構成となっている。つまり、ロ−タ1
2が進出移動位置で解錠された場合にストッパ−プレ−
ト22がストッパ−壁22a、22b間で回動可能とな
るため、このロ−タ12を45°の範囲で右回動するこ
とができる。
【0026】第2規制壁28はロ−タ12を押動操作し
て左回動させることでストッパ−プレ−ト22が当接し
てロ−タ12の後退移動位置を保つと共に、その一端の
ストッパ−壁28aがストッパ−プレ−ト22の左回動
(90°)を許す構成となっている。
て左回動させることでストッパ−プレ−ト22が当接し
てロ−タ12の後退移動位置を保つと共に、その一端の
ストッパ−壁28aがストッパ−プレ−ト22の左回動
(90°)を許す構成となっている。
【0027】すなわち、ロ−タ12はキ−18を差し入
れて後退移動させると、そのストッパ−部12cが第3
規定壁に当接して右回動が阻止され、また、このロ−タ
12の左回動が第2規制壁28のストッパ−壁28aに
ストッパ−プレ−ト22が当接することによって規制さ
れる。つまり、後退移動位置ではロ−タ12を90°の
範囲で左回動させることができる。
れて後退移動させると、そのストッパ−部12cが第3
規定壁に当接して右回動が阻止され、また、このロ−タ
12の左回動が第2規制壁28のストッパ−壁28aに
ストッパ−プレ−ト22が当接することによって規制さ
れる。つまり、後退移動位置ではロ−タ12を90°の
範囲で左回動させることができる。
【0028】次に、上記したシリンダ錠の動作について
説明する。キ−18をロ−タ12に差し入れない状態で
は、ロックプレ−ト16がロック溝17a、17bに突
入して施錠となっており、また、ロ−タ12がスプリン
グ21の拡圧作用を受けているため、ストッパ−プレ−
ト22が第1規制壁23に当接するまで進出し、図2に
示すようにロ−タ12が進出移動位置となっている。な
お、この状態では小球19がクリック溝20aに突入し
ている。
説明する。キ−18をロ−タ12に差し入れない状態で
は、ロックプレ−ト16がロック溝17a、17bに突
入して施錠となっており、また、ロ−タ12がスプリン
グ21の拡圧作用を受けているため、ストッパ−プレ−
ト22が第1規制壁23に当接するまで進出し、図2に
示すようにロ−タ12が進出移動位置となっている。な
お、この状態では小球19がクリック溝20aに突入し
ている。
【0029】また、上記のようにキ−を差し入れない状
態では、回転体13が図5に示す状態、つまり、駆動突
部13bが最も下降した旋回位置となっており、また、
電気接片25が右方に45°の傾斜角となっている。電
気接片25がこのように傾斜している場合、この電気接
片25は図14に示すように、固定接片26bから離れ
てスイッチOFFとなっている。
態では、回転体13が図5に示す状態、つまり、駆動突
部13bが最も下降した旋回位置となっており、また、
電気接片25が右方に45°の傾斜角となっている。電
気接片25がこのように傾斜している場合、この電気接
片25は図14に示すように、固定接片26bから離れ
てスイッチOFFとなっている。
【0030】この状態ではロックレバ−15が図12に
示すように駆動突部13bによって押動されて下降して
おり、このロックレバ−15によりバッテリの取外しが
ロックされている。なお、図12は回転体13の背面側
から見た図である。このロック状態ではロックレバ−1
5を外部操作しても駆動突部13bによって阻止される
ため、このロックレバ−15は上昇移動しない。
示すように駆動突部13bによって押動されて下降して
おり、このロックレバ−15によりバッテリの取外しが
ロックされている。なお、図12は回転体13の背面側
から見た図である。このロック状態ではロックレバ−1
5を外部操作しても駆動突部13bによって阻止される
ため、このロックレバ−15は上昇移動しない。
【0031】ロ−タ12にキ−18を差し入れて解錠
し、続いてロ−タ12を第1回動位置へ回動させるべく
右回動操作すると、回転体13の駆動突部13bが図1
3に示すように、湾曲腕15bの湾曲面15aに沿って
移動する。そして、ストッパ−プレ−ト22が第1規制
壁23のストッパ−壁23bに当接することにより、ロ
−タ12の右回動が45°の回動位置で阻止される。
し、続いてロ−タ12を第1回動位置へ回動させるべく
右回動操作すると、回転体13の駆動突部13bが図1
3に示すように、湾曲腕15bの湾曲面15aに沿って
移動する。そして、ストッパ−プレ−ト22が第1規制
壁23のストッパ−壁23bに当接することにより、ロ
−タ12の右回動が45°の回動位置で阻止される。
【0032】この45°の回動位置では小球19がクリ
ック溝20bに突入するため、この回動位置が保持さ
れ、また、電気接片25が図12の位置から図13の位
置まで旋回することから、図14に示す2点鎖線のよう
になる。したがって、固定接片26a、26bが電気接
続されてスイッチONとなり、モ−タが給電される。
ック溝20bに突入するため、この回動位置が保持さ
れ、また、電気接片25が図12の位置から図13の位
置まで旋回することから、図14に示す2点鎖線のよう
になる。したがって、固定接片26a、26bが電気接
続されてスイッチONとなり、モ−タが給電される。
【0033】このスイッチの状態から、ロ−タ12を左
回動操作すると、ストッパ−プレ−ト22が第1規制壁
23のストッパ−壁23aに当接した位置、つまり、キ
−の差し入れ位置でロ−タ12の左回動が阻止され、図
2に示す動作状態に戻る。
回動操作すると、ストッパ−プレ−ト22が第1規制壁
23のストッパ−壁23aに当接した位置、つまり、キ
−の差し入れ位置でロ−タ12の左回動が阻止され、図
2に示す動作状態に戻る。
【0034】バッテリの取り出しロックを解除させる場
合は、ロ−タ12にキ−を差し入れて解錠させると共
に、ロ−タ12を押動操作して後退移動させ、続いてロ
−タ12を第2回動位置へ回動させるべく左回動させ
る。この操作により、ストッパ−プレ−ト22が第二規
制壁28に移り、このストッパ−プレ−ト22がストッ
パ−壁28aに当接することにより、ロ−タ12の左回
動が阻止される。
合は、ロ−タ12にキ−を差し入れて解錠させると共
に、ロ−タ12を押動操作して後退移動させ、続いてロ
−タ12を第2回動位置へ回動させるべく左回動させ
る。この操作により、ストッパ−プレ−ト22が第二規
制壁28に移り、このストッパ−プレ−ト22がストッ
パ−壁28aに当接することにより、ロ−タ12の左回
動が阻止される。
【0035】つまり、ロ−タ12が90°の左回動位置
まで阻止され、このとき、小球19がクリック溝20c
に突入してこの左回動位置が保持される。この動作では
回転体13の駆動突部13bが図15に示すように、ロ
ックレバ−15の押動部15cを押動しながら旋回する
ため、このロックレバ−15が上昇移動し、バッテリの
取り出しロックを解除する。
まで阻止され、このとき、小球19がクリック溝20c
に突入してこの左回動位置が保持される。この動作では
回転体13の駆動突部13bが図15に示すように、ロ
ックレバ−15の押動部15cを押動しながら旋回する
ため、このロックレバ−15が上昇移動し、バッテリの
取り出しロックを解除する。
【0036】また、この動作では、電気接片25が図1
2の位置から図15に示す位置まで旋回するから、この
電気接片25が図16に2点鎖線で示すように、固定接
片26aから離れスイッチOFFの状態となる。
2の位置から図15に示す位置まで旋回するから、この
電気接片25が図16に2点鎖線で示すように、固定接
片26aから離れスイッチOFFの状態となる。
【0037】上記のようにバッテリ取外しのアンロック
の状態から、ロ−タ12を右回動させると、そのストッ
パ−部12cが第3規制壁27に当接した位置でその右
回動が阻止される。この右回動の阻止位置ではストッパ
−プレ−ト22が第二規制壁28から第1規制壁23に
移ることから、ロ−タ12がスプリング21の拡圧作用
で進出移動する。
の状態から、ロ−タ12を右回動させると、そのストッ
パ−部12cが第3規制壁27に当接した位置でその右
回動が阻止される。この右回動の阻止位置ではストッパ
−プレ−ト22が第二規制壁28から第1規制壁23に
移ることから、ロ−タ12がスプリング21の拡圧作用
で進出移動する。
【0038】また、このようにロ−タ12を右回動させ
ると、回転体13の駆動突部13bが右旋回し、ロック
レバ−15の押動部15dを押動し、続いて湾曲面15
aを押動するため、このロックレバ−15が図12に示
す位置まで下降移動する。なお、このとき電気接片25
が図16の2点鎖線から実線位置に戻りスイッチOFF
の状態となる。
ると、回転体13の駆動突部13bが右旋回し、ロック
レバ−15の押動部15dを押動し、続いて湾曲面15
aを押動するため、このロックレバ−15が図12に示
す位置まで下降移動する。なお、このとき電気接片25
が図16の2点鎖線から実線位置に戻りスイッチOFF
の状態となる。
【図1】本発明の実施形態を示すシリンダ錠の正面図で
ある。
ある。
【図2】上記シリンダ錠の縦断側面図である。
【図3】上記シリンダ錠のロ−タを示す平面図である。
【図4】上記ロ−タの背面図である。
【図5】上記シリンダ錠に備えた回転体の正面図であ
る。
る。
【図6】上記シリンダ錠のコンタクトプレ−トを示す正
面図である。
面図である。
【図7】上記シリンダ錠に備えたロックレバ−の正面図
である。
である。
【図8】上記シリンダ錠のケ−スの正面図である。
【図9】上記シリンダ錠のケ−スの背面図である。
【図10】図8上のA−A線断面図である。
【図11】図8上のB−B線断面図である。
【図12】コンタクトプレ−トを取外し、回転体の背面
から見た上記シリンダ錠の構成図である。
から見た上記シリンダ錠の構成図である。
【図13】ロ−タを右回動(45°)させてモ−タ給電
動作した状態を示す図12同様の構成図である。
動作した状態を示す図12同様の構成図である。
【図14】ロ−タを右回動(45°)させたときの電気
接片とコンタクトプレ−トを示す正面図である。
接片とコンタクトプレ−トを示す正面図である。
【図15】ロ−タを左回動(90°)させてバッテリ取
外しの状態を示す図12同様の構成図である。
外しの状態を示す図12同様の構成図である。
【図16】ロ−タを右回動(90°)させたときの電気
接片とコンタクトプレ−トを示す正面図である。
接片とコンタクトプレ−トを示す正面図である。
11 ケ−ス 12 ロ−タ 12a 連結部 12c ストッパ−部 13 回転体 13a 連結凸部 13b 駆動突部 14 コンタクトプレ−ト 15 ロックレバ− 15a 湾曲面 15b 湾曲腕 15c、15d 押動部 17a、17b ロック溝 18 キ− 22 ストッパ−プレ−ト 23 第1規制壁 25 電気接片 26a、26b 固定接片 27 第3規制壁 28 第2規制壁
Claims (1)
- 【請求項1】 キ−の差し入れにより解錠し、差し入れ
たキ−の回動操作によって回動するロ−タに連動して閉
成するモ−タ給電用スイッチを備えた電動自転車用シリ
ンダ錠において、上記ロ−タと一体的に回動しモ−タ給
電用スイッチを開閉させる回動部材と、この回動部材の
回動部所に設けた駆動部の回動領域に沿って形成した湾
曲部の他に、駆動部によって押動される押動部とを設け
たモ−タバッテリの取外し用ロックレバ−と、ロ−タの
第1回動位置へのキ−操作にしたがって上記駆動部が上
記湾曲部に沿って回動し、上記回動部材がロックレバ−
を移動させずにモ−タ給電用スイッチを閉成させ、ロ−
タの第2回動位置へのキ−操作にしたがって上記駆動部
が上記押動部を押動し、上記回動部材がモ−タ給電用ス
イッチを開放させた状態でロックレバ−を移動させ、こ
のロックレバ−によってモ−タバッテリの取外しロック
を解除させる構成としたことを特徴とする電動自転車用
シリンダ錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22453595A JPH0953354A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 電動自転車用シリンダ錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22453595A JPH0953354A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 電動自転車用シリンダ錠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0953354A true JPH0953354A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16815328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22453595A Pending JPH0953354A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 電動自転車用シリンダ錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0953354A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100421199C (zh) * | 2005-04-29 | 2008-09-24 | 浙江省缙云县三鼎实业有限公司 | 一种电动车电源锁及其制造方法 |
CN104018741A (zh) * | 2014-06-19 | 2014-09-03 | 仲炳华 | 电动车安全锁系统 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP22453595A patent/JPH0953354A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100421199C (zh) * | 2005-04-29 | 2008-09-24 | 浙江省缙云县三鼎实业有限公司 | 一种电动车电源锁及其制造方法 |
CN104018741A (zh) * | 2014-06-19 | 2014-09-03 | 仲炳华 | 电动车安全锁系统 |
CN104018741B (zh) * | 2014-06-19 | 2016-08-17 | 国网山东省电力公司沂水县供电公司 | 电动车安全锁系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |