JPH0952316A - 木質系合板の強度補強材 - Google Patents
木質系合板の強度補強材Info
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Abstract
ともに十分な強度を備えた木質系合板の強度補強材を提
供する。 【解決手段】 木質系芯材(1)の表面に貼り合わせら
れる木質系合板の強度補強材において、シート(2)と
紙(3)の2層構造でシート(2)側を木質系芯材
(1)に貼り合わせる強度補強材であって、シート
(2)はガラス繊維 300〜1,200 デニールの繊維束を縦
方向25〜75g/m2 、横方向25〜75g/m2 となるように配
列して接着剤で接着してネット状に形成され、紙(3)
は 100〜 300g/m2でありシートに接着一体化されてい
る。
Description
ードやベニア合板に代表される木質系合板の表面に貼り
合わされる強度補強材に関する。
の要望から入手が困難になってきている。そこで、木材
の廃材から小片をつくり、それに尿素樹脂,尿素メラミ
ン樹脂またはフェノール樹脂をスプレーし、熱圧してつ
くった板状製品であるパーティクルボードが安定した品
質と価格の木質系合板として、かつ森林保護の観点から
も見直されてきている。
条件の変化に伴い、その含水率と寸法が変化する。含水
率1%の変化による膨張率は、合板では 0.011〜0.016
であるのに対し、パーティクルボードでは、0.02〜0.04
と2〜3倍程度大きい。また、強度物性として、曲げ強
度は、合板が 400〜500 Kg/cm2であるのに対して、パー
ティクルボードはその比重によって異なるが、比重 0.7
の 200タイプで、 170〜220 Kg/cm2と低い値である。建
築物の間仕切などに用いるときには、同じ曲げ荷重に耐
えるには、合板に比べて厚い板を用いる必要があった。
さらに、パーティクルボードは、長期曲げ荷重に対する
撓みの増加、すなわちクリープが大きいことも欠点の1
つであるが、これは曲げヤング係数が低いことが直接原
因しているが、大気の湿度の影響を受けやすく、高湿度
環境では、さらにクリープを大きくする原因になってい
るので、表面に吸脱湿を抑える層をオーバーレイしてク
リープを改善している。パーティクルボードは、家具や
ミシンのテーブル天板,キャビネットなどに使われると
きには、化粧単板やプラスチック化粧板を表面に接着し
て、外観を美しくして使うことが多い。そのときに吸脱
湿を抑える性質を付与したオーバーレイをすることも多
い。単板を貼った単板貼りパーティクルボードは、曲げ
強度を改善されている。単板貼りでは、一方向の曲げ強
さしか補強されないので、縦・横両方向の強度を補強す
るために、2.5 〜3.0 mmのラワン合板を表面に貼り合わ
せたパーティクルボードコアー合板では曲げ強度300 〜
400 Kg/cm2の製品が得られている。
る保護を兼ねた平滑な補強材としては、目の粗いガラス
寒冷紗や織布も知られている。これらは、クリープを改
善し、強度を向上させる。
では、基材繊維の強度は十分あるにもかかわらず貼り合
わせ後の強度は予測に反して十分な補強効果を発揮しな
いものであった。これは、目の粗いパーティクルボード
に繊維を接着してもその繊維強度を発揮するに足る十分
な界面接着強度を得られないことに原因があると考えら
れる。また、織布は、縦糸,横糸が緻密に織り合わされ
ているために接着剤を十分に内包できず、十分な接着力
を得にくいものであった。
寸法の安定性に優れるとともに十分な強度を備えた木質
系合板の強度補強材を提供することを目的とする。
め、この発明は、木質系芯材の表面に貼り合わせられる
木質系合板の強度補強材において、シートと紙の2層構
造でシート側を木質系芯材に貼り合わせる強度補強材で
あって、シートはガラス繊維 300〜1,200 デニールの繊
維束を縦方向25〜75g/m2 、横方向25〜75g/m2 となる
ように配列して接着剤で接着してネット状に形成され、
紙は 100〜 300g/m2 でありシートに接着一体化された
ものである。
びは1%以下で破断する伸びの小さい材料であり、その
ため曲げ強度を向上させるには繊維を有する強度補強材
を表面に貼り合わせることが有効であり、高弾性率の繊
維が補強の効果が大きい。補強用の繊維としては、高弾
性率の繊維が補強の効果が大きい。弾性率の高い繊維と
しては、カーボン繊維,アラミド繊維,芳香族ポリエス
テル繊維,ガラス繊維があるが、カーボン繊維,アラミ
ド繊維,芳香族ポリエステル繊維は高価であり、またそ
の表面が接着剤に対し不活性である。この発明では安価
なガラス繊維を縦方向と横方向とに配列して接着剤で接
着したシートを木質系芯材の表面に貼り合わせるととも
に、このシートに 100〜300 g/m2 の紙を接着一体化し
たので、十分な曲げ強度と寸法安定性に優れたものとな
る。
図面を参照にして説明する。
ボード等の木質系芯材1の表面にシート2及び紙3を貼
り合わせてある。シート2と紙3とが強度補強材を構成
する。木質系芯材1としては、木質系繊維ボード,木毛
セメントボード等も使用できる。
ールの繊維束を縦方向25〜75g/m2、横方向25〜75g/m
2 となるように配列して接着剤で接着して形成されてい
る。このガラス繊維は、好ましくは、繊維束の打ち込み
本数は3〜4本/cmの範囲であり、縦および横方向に40
〜60g/m2 になるように配列される。
ード紙( 220g/m2 )、クラフト紙( 180g/m2 )等の
他にフェノール樹脂, メラミン樹脂, またはエポキシエ
マルジョン等の熱硬化性樹脂を含浸させた含浸紙等であ
ってもよい。コート紙は、耐熱温度 120℃以上の合成樹
脂で30g/m2以下にコーティングされたものが好適に使用
できる。
維を選択したのは次の実験結果からも明らかなように他
の繊維材料よりも安くかつ曲げ強度も大きいからであ
る。ここで、厚み20mm, 幅 175 mm , 長さ 350mmのパー
ティクルボード(木質系芯材1)(P−200タイプ)
に3種類(ガラス繊維,ビニロン繊維,ポリエステル繊
維)の繊維束を所定の密度に配列させ、常温硬化型エポ
キシ樹脂を15g/m2 の割合で塗布し、室温で1時間放置
し、次いで繊維上に 100μmの厚みのPFAフィルムを
置いて圧力(0.5 Kg/cm2)をかけたまま室温で20時間
放置した。このようにして作られたものを幅50mm, 長さ
350mmに切断した試験片を用いて試験機(オートグラ
フ)でスパン長さ 300mm, テスト速度5mm/min.の条件
で曲げ強度を測定した結果が次の表1である。表1中の
数値の単位はKg/cm2である。
だけの曲げ強度は 204Kg/cm2である。繊維補強なしのエ
ポキシ樹脂塗布の硬化パーティクルボードの曲げ強度は
237Kg/cm2である。ガラス繊維は日東紡(株)のもの
を、ビニロン繊維は(株)クラレの5501を、ポリエ
ステル繊維は(株)帝人の503Zを夫々使用した。表
1から明らかなように、シート2に使用する繊維材料と
してはガラス繊維が好適であり、 1,200デニールのガラ
ス繊維を3〜4本/cmの密度で打ち込んだものでは 300
Kg/cm2以上の強度が得られる。また、引張ヤング率も表
1中のビニロン繊維で3,700Kg/mm2,ポリエステル繊維で
1,400Kg/mm2 であったのに対し、ガラス繊維は6,400Kg/
mm2 であった。
配列したものをポリアクリル酸エチルエステルエマルジ
ョン(樹脂固形分44.5%)を水で2倍希釈した接着剤液
に図2に示す装置で浸漬して絞り、次いで乾燥させてネ
ット状のシート2を形成した。このシート2に対し、石
膏ボード紙( 220g/m2 )に接着剤液を20ミルコート
(バーコーターでコート)したものを重ね合わせ、シー
ト2側に離型フィルムを重ね、120 ℃ 0.5Kg/cm2で5分
間加熱,加圧して接着一体化した後に離型フィルムを剥
がして強度補強材を形成した。繊維束の打ち込み本数を
変え、接着剤を変えたものを夫々 218Kg/cm2の曲げ強度
を有するパーティクルボード(20×175×350(mm))の
両面に貼り合わせたものの夫々の曲げ強度を測定した結
果を次の表2に示す。
は、P−200タイプのパーティクルボードに、水系フ
ェノール樹脂接着剤液を 300μmの厚みに塗布して、強
度補強材を重ね合わせ10分間放置し、次いで 150℃、
0.5Kg/cm2で5分間加熱,加圧して接着して作成した。
作成した補強パーティクルボードから、幅50mm, 長さ 3
50mmの試験片を切り出して、オートグラフ(島津製作所
製)にて、スパン:300 mm, テストスピード:5mm/mi
n で曲げ強度を測定した。なお、パーティクルボードの
両面に石膏ボード紙のみを貼り合わせたものの曲げ強度
は、 235Kg/cm2であった。また、この表2から明らかな
ように、ガラス繊維の密度が4本/cmを超えると(表2
中では6本/cm)パーティクルボードとの接着強度が低
下して補強強度は小さくなる。したがって、好適には3
〜4本/cmである。
ル,3本/cm)し、紙3としては、フェノール樹脂を石
膏ボード紙( 220g/m2 )に含浸させたものを用いた。
フェノール樹脂(アイカオレンジP−67)をメタノー
ルで2倍に希釈した溶液に石膏ボード紙を含浸し、シー
ト2との接着面を50ミルのバーコーターで過剰液をかき
とり、次いで 105℃の熱風乾燥機で20分間乾燥し、フェ
ノール樹脂付着量30%のフェノール含浸紙を作成した。
このような紙3を表3に示す接着剤(2種類)を用いて
シート2に貼り合わせた強度補強材をパーティクルボー
ドに貼り合わせたものについて実施例1と同様の方法で
曲げ強度を測定した。また、表3中の「加熱圧着」は、
紙3が未硬化のフェノール樹脂を含浸させたプリプレグ
であり、これをシート2に 160℃、1Kg/cm2の圧力を30
分間加えて貼り付けた強度補強材である。また、強度補
強材をパーティクルボードに貼り合せる接着剤として
は、 水系フェノール樹脂 100 W% 小麦粉 15 W% 水 20 W% の組成物を使用した。
含浸プリプレグ紙(紙3)とネット状のシート2とを加
熱,加圧で接着したときに、紙の湿潤の影響がなく、最
も高い補強後の曲げ強度が得られている。
度2本/cm、3本/cm、4本/cmに配列した3種類のも
のをエチレン酢ビ−塩ビエマルジョン(固形分50%)を
水で2倍に希釈した接着剤液に含浸し、次いで乾燥させ
てネット状のシート2を作成した。紙3は、アルコール
溶液系フェノール樹脂(アイカオレンジP−75)をメ
タノールで1:1に希釈した液に石膏ボード紙( 220g
/m2 )を含浸し、シート2の接着面を75ミルのバーコー
ターで、反対面を5ミルのバーコーターで過剰液をかき
とり、 110℃熱風乾燥機で20分間乾燥して、樹脂付着量
25%のフェノール含浸プリプレグ紙を作成した。そし
て、シート2と紙3とを170℃, 2Kg/cm2の圧力で30秒
間加熱,加圧して接着複合して強度補強材を作成した。
作成した強度補強材をユリア・メラミン接着剤を 200μ
m厚みに塗布したパーティクルボードP−200と重ね
合わせ、10分間室温放置し、次いで 150℃, 10Kg/cm2,
5分間加熱,加圧して接着した。曲げ強度の測定は、実
施例1と同様に行なった。その結果は表4に示す通りで
ある。使用したパーティクルボード自体の曲げ強度は 2
25Kg/cm2 である。
3とを夫々個別に作成した後に両者を貼り合わせるより
も、シート2の作成時に紙3を貼り合わせる方が工程も
少なく、接着剤の使用量も少なくなる。また、接着剤と
して水系接着剤を使用する場合、シート2の作成時にシ
ート2と紙3とを同時に貼り合わせると、接着剤の塗布
を、紙3の全面にすることなく糸部分のみとすることが
できるので、紙3の湿潤・乾燥による伸び縮みが少なく
なり、繊維束の弛みは非常に少なくできるので好まし
い。また、溶剤系の接着剤を使用しなくても、またプリ
プレグ状態の紙3との加熱,加圧接着法でのようなシー
ト2の接着面での過剰な樹脂付着量を付与しなくても接
着が可能であり、繊維補強の効果が大きい。
樹脂液に含浸・乾燥した樹脂付着量20%の石膏ボード
紙, およびクラフト紙( 180g/m2 )に30g/m2のポリ
プロピレン樹脂をラミネートしたラミネート紙の3種類
を用い、シート2は1,200 デニールで密度(縦横とも)
2本/cm, 3本/cm, 4本/cmの3種類のものを水性ウ
レタンエマルジョン(固形分40%)を水で2倍に希釈し
た接着剤液に含浸させ、乾燥前の各シート2を紙3に重
ね合わせて乾燥させた。このように作成された強度補強
材を実施例3と同じ組成の接着剤を 300μmの厚みに塗
布したパーティクルボード(M−200,曲げ強度 222
Kg/cm2)と重ね合わせて加圧, 加熱して木質系合板を作
成した。加熱, 加圧の条件は、 120℃, 0.5 Kg/cm2で5
分間行なった。そして、実施例1と同様に曲げ強度を測
定した結果は表5に示す通りである。
ル樹脂液(アイカオレンジP−75)とメタノール1:
1で希釈した液に含浸し、 120℃, 20分間乾燥した樹脂
付着量を16〜18%のフェノール樹脂含浸紙とした。1,20
0 デニールのガラス繊維束を縦横3本/cmの密度で配列
したものを固形分20〜25%の接着剤液(エマルジョン樹
脂)に含浸し、樹脂付着量10〜20%になるようにニップ
ロールでニップしたものが乾燥しないうちに上述の紙3
を重ね合わせ、 120〜130 ℃で乾燥させて強化補強材を
作成した。そして、実施例3と同じ組成のユリア・メラ
ミン樹脂接着剤液を 300μm厚みに塗布したM−200
のパーティクルボードと重ね合わせ、10分間放置してか
ら 130℃, 0.5 Kg/cm2で10分間加熱,加圧して強化補強
材とパーティクルボードを接着して木質系合板を作成し
た。この木質系合板について実施例1と同様に曲げ強度
を測定した。その結果は、表6に示す通りであった。
溶液、およびエポキシエマルジョン(EN−0270)
を水で 2.5倍希釈した溶液に、石膏ボード紙(220g/m
2 )を含浸し、線圧1Kg/ゴムロールでニップしたあと
120℃の熱風乾燥機で20分間乾燥して、2種類の樹脂含
浸紙を作成した。夫々の紙3の樹脂含浸量はフェノール
樹脂:11.5%、エポキシ樹脂: 9.8%であった。1,200
デニールのガラス繊維を3本/cmの密度(縦横とも)で
配列した、水性ウレタンエマルジョン(固形分40%)を
水で2倍に希釈した接着剤液に含浸させ、乾燥する前に
紙3と重ね合わせ、その後乾燥させて一体化させ強化補
強材を作成した。実施例1と同様な方法で作成したシー
ト2とこの強化補強材を用いて木質系合板を作成して実
施例1と同様に曲げ強度を測定した。その結果は表7に
示す通りであった。このとき使用したパーティクルボー
ドの強度は 222 Kg/cm2 である。
と紙の2層構造であり、シートはガラス繊維 300〜1,20
0 デニールの繊維束を縦方向25〜75g/m2,横方向25〜75
g/m2となるように配列して接着剤で接着してネット状
に形成され、紙は 100〜 300g/m2 でありシートに接着
一体化されるので、森林資源保護の要望を満足し、曲げ
強度が向上し、縦横の繊維の存在により寸法安定性にも
優れる。また、紙とガラス繊維と接着剤で作成されるの
で、安価であり、紙の存在はガラス繊維の配列を保持
し、曲げ強度に部分的偏りが生ずるのを防止する。ま
た、曲げ強度を一定レベル以上にするには、ガラス繊維
束の打ち込み本数は3〜4本/cmの範囲で、縦および横
方向に40〜60g/m2 になるように配列する。さらに、縦
横のガラス繊維を接着する接着剤として、アクリル酸エ
ステル,エチレン酢ビ,エチレン酢ビと塩ビ/アクリ
ル,ウレタン,ポリエステルなどの水性エマルジョンお
よびポリビニルアルコールなど水溶性高分子溶液とメラ
ミンなどの架橋剤,増粘剤,消泡剤からなる水系の溶液
を用いた場合には、エポキシ樹脂等の硬化時間が長いも
のや熱可塑性ホットメルト樹脂のように剪断接着強さに
劣るものに比べて取扱い性、安定性、硬化温度時間等に
優れる。さらにまた、紙として熱硬化性樹脂の含浸紙を
使用すれば曲げ強度が向上し、特にプリプレグ紙はより
一層の曲げ強度の向上が図れる。コート紙を用いたもの
も曲げ強度の向上に有益である。
Claims (6)
- 【請求項1】 木質系芯材の表面に貼り合わせられる木
質系合板の強度補強材において、シートと紙の2層構造
でシート側を木質系芯材に貼り合わせる強度補強材であ
って、 シートはガラス繊維 300〜1,200 デニールの繊維束を縦
方向25〜75g/m2 、横方向25〜75g/m2 となるように配
列して接着剤で接着してネット状に形成され、紙は 100
〜 300g/m2 でありシートに接着一体化されていること
を特徴とする木質系合板の強度補強材。 - 【請求項2】 ガラス繊維の繊維束の打ち込み本数は、
3〜4本/cmの範囲で、縦および横方向に夫々40〜60g
/m2 になるように配列されたことを特徴とする請求項1
に記載の木質系合板の強度補強材。 - 【請求項3】 ガラス繊維同士を接着する接着剤はアク
リル酸エステル,エチレン酢ビ,エチレン酢ビと塩ビ/
アクリル,ウレタン,ポリエステルなどの水性エマルジ
ョンおよびポリビニルアルコールなど水溶性高分子溶液
とメラミンなどの架橋剤,増粘剤,消泡剤からなる水系
の溶液であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
木質系合板の強度補強材。 - 【請求項4】 前記紙がフェノール樹脂,メラミン樹
脂,またはエポキシエマルジョン等の熱硬化性樹脂の含
浸紙であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
項に記載の木質系合板の強度補強材。 - 【請求項5】 前記紙は未硬化のフェノール樹脂を含浸
させたプリプレグであり、これをシートに 150〜170 ℃
の温度で圧着したことを特徴とする請求項1〜3のいず
れか1項に記載の木質系合板の強度補強材。 - 【請求項6】 前記紙は耐熱温度 120℃以上の合成樹脂
で30g/m2 以下にコーティングされたコート紙であるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の木
質系合板の強度補強材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22582295A JP3586318B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 木質系合板の強度補強材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22582295A JP3586318B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 木質系合板の強度補強材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0952316A true JPH0952316A (ja) | 1997-02-25 |
JP3586318B2 JP3586318B2 (ja) | 2004-11-10 |
Family
ID=16835351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22582295A Expired - Fee Related JP3586318B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 木質系合板の強度補強材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3586318B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6379786B1 (en) | 1997-11-28 | 2002-04-30 | Bridgestone Corporation | Ligneous finishing material |
CN102581888A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-07-18 | 上海颖硕金属材料有限公司 | 集装箱底板用胶合板 |
KR101249446B1 (ko) * | 2012-03-06 | 2013-04-03 | 디프리기술연구원(주) | 기둥용 일괄 시공복합체 및 이를 이용한 기둥의 시공방법 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP22582295A patent/JP3586318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6379786B1 (en) | 1997-11-28 | 2002-04-30 | Bridgestone Corporation | Ligneous finishing material |
CN102581888A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-07-18 | 上海颖硕金属材料有限公司 | 集装箱底板用胶合板 |
KR101249446B1 (ko) * | 2012-03-06 | 2013-04-03 | 디프리기술연구원(주) | 기둥용 일괄 시공복합체 및 이를 이용한 기둥의 시공방법 |
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---|---|
JP3586318B2 (ja) | 2004-11-10 |
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