JPH0952165A - 鋳ぐるみ方法 - Google Patents

鋳ぐるみ方法

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JPH0952165A
JPH0952165A JP7205793A JP20579395A JPH0952165A JP H0952165 A JPH0952165 A JP H0952165A JP 7205793 A JP7205793 A JP 7205793A JP 20579395 A JP20579395 A JP 20579395A JP H0952165 A JPH0952165 A JP H0952165A
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JP
Japan
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cast
sand
tubular body
tubular
hollow chamber
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JP7205793A
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English (en)
Inventor
Norihiro Akita
憲宏 秋田
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Aisin Takaoka Co Ltd
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Aisin Takaoka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管状体に生じる内ばりの低減、回避に有利な鋳
ぐるみ方法を提供する。 【解決手段】管状体1の管状中空室10のうち被鋳包み
端部13の側に生砂3を充填する。管状体1の被鋳包み
端部13と砂型中子2とを組付けて組付体4を得ると共
に、組付けの際に管状体1の管状中空室10のうち被鋳
包み端部13の内壁面13kに生砂3を押しつけて内壁
面13kの内側領域における充填密度を高める。砂型中
子2の外面2p側及び管状体1の被鋳包み端部13の外
面13p側を金属溶湯で鋳ぐるんで鋳物6を形成する。
内燃機関に使用されるエキゾーストマニホールドの製造
に適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋳ぐるみ方法に関す
る。本発明は例えば排気系や吸気系に使用される配管部
品、特には車両の内燃機関や産業機器やボイラ等で使用
されるマニホールドに利用できる。
【0002】
【従来の技術】鋳ぐるみ方法として、図5に示す様に管
状中空室101を備えた管状体100を用い、管状体1
00の管状中空室101に型部分201を嵌合した状態
で、管状体100を鋳型200に配置し、管状体100
のうち被鋳包み端部102にフラックス含有アルミ合金
ろう材300を被覆し、その状態で、鋳型200のキャ
ビティ203に金属溶湯400を注入して凝固させる技
術が知られている(特開平6−304740号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した技術によれ
ば、金属溶湯400を注入すると、管状体100の管状
中空室101の内壁面にそった内ばりが生じることが往
々にしてある。管状体100の管状中空室101や型部
分201の真円度の精度には限界がある等の理由によ
る。
【0004】本発明は上記した実情に鑑みなされたもの
であり、鋳ぐるみの際に管状体に生じる内ばりの低減、
回避に有利な鋳ぐるみ方法を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る鋳ぐるみ
方法は、管状中空室を有すると共に両側の軸端部のうち
少なくとも一方を被鋳包み端部とした管状体と、管状体
の管状中空室に装填可能な生砂と、管状体の被鋳包み端
部に組付けられる砂型中子とを用い、管状体の管状中空
室のうち少なくとも被鋳包み端部の側に生砂を充填する
生砂充填工程と、管状体の被鋳包み端部と砂型中子とを
組付けて組付体を得ると共に、組付けの際に管状体の管
状中空室のうち被鋳包み端部の内壁面に生砂を押しつけ
て内壁面の内側領域における生砂の充填密度を高める組
付工程と、組付体の砂型中子の外面側及び管状体の被鋳
包み端部の外面側を金属溶湯で鋳ぐるんで凝固させて鋳
物を形成し、管状体と鋳物とが一体となった鋳ぐるみ体
を得る鋳ぐるみ工程とを順に実施することを特徴とする
ものである。
【0006】請求項2に係る鋳ぐるみ方法は、請求項1
において、生砂充填工程では、管状体の被鋳包み端部の
軸端面から突き出す様に生砂を管状中空室に充填するこ
とを特徴とするものである。請求項3に係る鋳ぐるみ方
法は、請求項1において、砂型中子は突起部をもち、組
付工程では、管状体の管状中空室のうち被鋳包み端部の
側に充填された生砂に砂型中子の突起部を押入して、押
入に伴い生砂を管状体の半径方向外方に向けて変位させ
て内壁面に押しつけることを特徴とするものである。
【0007】請求項1に係る鋳ぐるみ方法によれば、管
状体の管状中空室のうち少なくとも被鋳包み端部の側の
生砂を充填する。これにより管状体の管状中空室のうち
被鋳包み端部の側の内壁面におけるクリアランスを低減
または消失するのに貢献できる。生砂とは、水分を加え
て混練によりある程度の粘結力を与えた鋳型製作用の砂
を意味する。
【0008】請求項2に係る鋳ぐるみ方法によれば、生
砂充填工程では、管状体の管状中空室のうち少なくとも
被鋳包み端部の軸端面から生砂が突き出す様に生砂を充
填するため、次工程である組付工程において被鋳包み端
部の側に生砂の充填密度を増加するのに有利である。こ
れにより管状体の管状中空室のうち被鋳包み端部の側の
内壁面と生砂層との間におけるクリアランスを低減また
は消失するのに貢献できる。
【0009】請求項3に係る鋳ぐるみ方法によれば、組
付工程では、管状体の管状中空室のうち少なくとも被鋳
包み端部の側に装填された生砂に砂型中子の突起部を押
入するので、押入に伴い生砂は管状体の半径方向外方に
向けて変位して内壁面に押しつけられ、密着する。その
ため被鋳包み端部の側の内壁面の近傍における生砂の充
填密度を増加できる。これにより管状体の管状中空室の
内壁面と生砂層との間におけるクリアランスを低減また
は消失するのに貢献できる。
【0010】
【発明の実施の形態】生砂充填工程においては、管状体
の管状中空室のうち被鋳包み端部の側に生砂を充填す
る。この場合には管状中空室のうち被鋳包み端部の側の
内壁面に生砂が接触する。生砂が内壁面に接触する度合
が大きい方が、鋳ぐるみの際の内ばりを抑えるのに有利
である。この様な生砂充填工程では、管状体の管状中空
室のうち被鋳包み端部の軸端面から生砂が突き出す様
に、生砂を充填することが好ましい。
【0011】砂型中子は、炭酸ガスの吹き込みで硬化し
たガス型、自硬性鋳型、シェル中子等で構成できる。砂
型中子には突起部を設けることが好ましい。この場合に
は管状体の管状中空室に装填された生砂に、砂型中子の
突起部を押入すれば、押入に伴い、生砂は管状体の半径
方向外方に向けて変位して内壁面に押しつけられ、密着
する。これにより生砂が管状体の管状中空室の内壁面に
接触する度合が大きくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明方法の実施例を図面を参照して
説明する。先ず図1(A)に示す様に、管状体1は鉄系
例えばステンレス鋼製(適宜選択できるが、例えばフェ
ライト系)であり、管状中空室10を有する。管状体1
の管状中空室10には規制部材12が装入されて係合さ
れている。規制部材12はある程度の硬度を備えると共
に、衝撃やショット投射等で崩壊する崩壊性を備えたも
のであり、一般的には炭酸ガスの吹き込みで硬化したガ
ス型、自硬性鋳型で構成できる。管状体1の一端部は、
鋳ぐるみが実行される被鋳包み端部13とされている。
【0013】砂型中子2は、管状体1の被鋳包み端部1
3に組付けられるものであり、硬化している。砂型中子
2は、例えば、炭酸ガスの吹き込みで硬化したガス型、
自硬性鋳型等で構成できる。砂型中子2のうち管状体1
に対面する端面には、針状または釘状をなす金属製の差
込ガイド21が埋設されている。差込ガイド21の先端
部は砂型中子2の先端面20から突出している。
【0014】生砂充填工程では、管状体1の管状中空室
10のうち被鋳包み端部13の側に生砂3を装入し生砂
層3aを得る。生砂3の装入にあたり、生砂3を重力に
より自然落下させて装入する形態でも良いし、あるい
は、圧縮空気と共に生砂3を圧入する形態でも良いし、
あるいは、遠心力を利用して生砂3を管状中空室10に
装入する形態でも良いし、あるいは、管状中空室10に
装填した生砂3を突き固める形態でも良い。
【0015】管状中空室10に充填された生砂3は、規
制部材12で遮られるため管状中空室10の反対側へつ
まり矢印A1方向に抜けることが規制される。そのため
生砂3は、管状体1の管状中空室10のうち被鋳包み端
部13の側に確実に充填される。この様に充填された状
態では、生砂3は、管状中空室10のうち被鋳包み端部
13の側の内壁面13kに接触している。本実施例で
は、管状体1の被鋳包み端部13の軸端面13cから生
砂層3aが所定量ΔB(図1(A)参照)突き出す様に
する。ここで所定量は管状中空室10の内径等に応じて
調整されるものの、数mm程度にでき、例えば0.5〜
3mm程度、具体的には1mmまたは2mm程度にでき
る。
【0016】組付工程では図1(B)に示す様に、管状
体1の被鋳包み端部13内に充填された生砂3に差込ガ
イド21を差し込んで連結すると共に、砂型中子2の先
端面20を生砂層3aに当てて、生砂層3aの先端部を
押し潰す。押し潰しに伴い、生砂3の充填密度が向上す
る。かかる操作により管状体1の被鋳包み端部13と砂
型中子2とが組付けられ、組付体4が得られる。
【0017】この様な差込ガイド21は、生砂層3aに
連結するための連結手段として機能する。また被鋳包み
端部13の軸端面13cから生砂層3aが所定量ΔB突
き出した部分は、生砂3の充填密度を高めるための生砂
充填密度向上手段として機能する。更に図1(C)から
理解できる様に、砂型で形成した鋳型5にこの組付体4
を配置する。これにより砂型中子2の外面2p側及び管
状体1の被鋳包み端部13の外面13p側に円筒形状の
成形キャビティ51が形成される。
【0018】次に、鋳型5に形成した図略の注入口か
ら、この成形キャビティ51に鉄系の金属溶湯を注入す
る。すると、砂型中子2の外面2p及び管状体1の被鋳
包み端部13の外面13pは、金属溶湯で鋳ぐるまれ
る。これにより成形キャビティ51内の金属溶湯が凝固
した鋳物6が形成される。その後、鋳物6を鋳型5から
取り出すと共に、砂型中子2を崩壊させ、管状体1の管
状中空室10に充填されていた生砂3を管状体1の管状
中空室10から取り出す。この場合には、ショット投射
や衝撃等を利用できる。管状体1内に挿入した規制部材
12は砂型で形成されているため、ショット投射や衝撃
等により崩壊する。
【0019】注入する金属溶湯としては用途に応じて適
宜選択できるが、マトリックスに球状黒鉛が分散した組
織を備えた球状黒鉛鋳鉄を目標組成とする溶湯を採用で
きる。マトリックスとしては適宜選択できるものの、例
えばフェライト系やパーライト系等を採用できる。金属
溶湯による鋳ぐるみにより、図1(D)に示す様な管状
体1の端部を鋳物6で鋳ぐるんで構成した鋳ぐるみ体7
が得られる。鋳物6は管状中空室10に連通する中空室
60を備えている。この鋳ぐるみ体7によれば、管状体
1のうち被鋳包み端部13側の外周面に面接触状態で鋳
物の内壁面60iが融着で固着しているため、両者の接
合面積が確保されて接合強度を確保できる。
【0020】本実施例で製造した鋳ぐるみ体7によれ
ば、管状体1をフェライト系、鋳物6をフェライト系の
球状黒鉛鋳鉄とすれば、共にマトリックスが同系となり
両者の熱膨張係数をできるだけ近づけ得るため、加熱及
び冷却が繰り返される環境で使用したとしても、耐熱衝
撃性の向上に有利である。以上説明した様に本実施例に
よれば、管状体1の管状中空室10のうち被鋳包み端部
13の側に生砂3を充填するため、被鋳包み端部13の
側の内壁面13kにおけるクリアランスを低減または消
失するのに貢献できる。そのため鋳ぐるみの際に、管状
体1の被鋳包み端部13の側の内壁面13kにおいて内
ばりが生じることを抑え得る。
【0021】特に生砂充填工程では、管状体1の管状中
空室10のうち被鋳包み端部13の軸端面13cから生
砂層3aが突き出す様に生砂3を充填するため、次工程
である組付工程において被鋳包み端部13の側における
生砂3の充填密度を増加するのに有利である。よって生
砂3が被鋳包み端部13の内壁面13kに密着する度合
が強くなる。これにより管状体1の管状中空室10のう
ち被鋳包み端部13の側の内壁面13kにおけるクリア
ランスを一層低減または消失するのに貢献できる。その
ため管状体1の被鋳包み端部13の側の内壁面13kに
おいて内ばりが生じることを一層抑え得る。
【0022】(他の実施例)図2(A)(B)は本発明
方法の他の実施例の要部を示す。この例では図2(A)
から理解できる様に、砂型中子2の端面には、円柱状を
なす突起部26が略同軸的に一体的に形成されている。
突起部26は、先端面に向かうにつれて径が小さくなる
向きに傾斜した円錐状外壁面26fを備えている。更に
管状体1の管状中空室10のうち被鋳包み端部13の側
に装入された生砂3で形成された生砂層3aには、円錐
形状の内壁面36kを備えた凹部36が形成されてい
る。凹部36は、砂型中子2に対面する開口36iを備
えている。
【0023】ここで、凹部36の径小側の内径をD1と
し、突起部26のうち径小側の外径をD2とすると、D
2はD1よりもΔD大きく設定されている。ΔDは管状
中空室10の内径に応じて適宜調整できるものの、平均
的に0.5〜3mm特に1mm、2mm程度が好まし
い。また凹部36の深さをH1とし、突起部26の高さ
をH2とすると、H2はH1よりもΔH小さく設定され
ている。ΔHは0.5〜3mm特に1mm、2mm程度
が好ましい。
【0024】そのため図2(B)に示す様に管状中空室
10の生砂層3aの凹部36に砂型中子2の突起部26
を嵌合する際には、突起部26が押入され、押入に伴い
突起部26によるくさび効果を期待できる。これにより
凹部36を区画する生砂部分3mは、突起部26の円錐
状外壁面26fにより半径方向外方に変位され、管状中
空室10の内壁面13kに強く押し付けられて密着す
る。
【0025】そのためこの例においても管状体1の管状
中空室10の内壁面13kと生砂層3aとの間における
クリアランスを低減または消失するのに貢献でき、鋳ぐ
るみの際の内ばりを低減、回避するのに有利である。こ
の例では砂型中子2の突起部26は、生砂層3aに対す
る連結性を向上するための連結手段として機能できる。
また突起部26の円錐状外壁面26fは、生砂部分3m
の充填密度を高めるための生砂充填密度向上手段として
機能できる。
【0026】この例では図2(A)に示す様に管状体1
の曲成部1xの曲げ度合が大きいため、規制部材12を
管状中空室10に装入せずとも、生砂3の抜けを抑える
のに有利であるが、必要に応じて、前記した実施例と同
様に規制部材12を管状中空室10に装入することにし
ても良い。 (適用例)図3は、上記した実施例を内燃機関の排気系
に使用されるエキゾーストマニホールド9に適用した適
用例を示す。エキゾーストマニホールド9は、内燃機関
から排出された排気ガスが通る複数個の管状体1と、管
状体1の一端側に固定された取付フランジ盤70と、管
状体1の他端側に固定された集合管71とを備えてい
る。取付フランジ盤70は内燃機関のシリンダヘッドに
連結されるものである。取付フランジ盤70及び集合管
71の一方または双方を、前述した鋳ぐるみ方法で製造
した鋳物6(球状黒鉛鋳鉄)で構成できる。
【0027】(比較例)図4は比較例を示す。この場合
には管状体1の管状中空室10には生砂3を充填しな
い。そして砂型中子2の形成した突起部28の外径D8
は管状中空室10の内径D9と同径とされている。この
比較例では突起部28を管状体1の管状中空室10に嵌
合するものであるが、実施例と同様に金属溶湯を鋳ぐる
んだときには、図4(B)に示す様に管状体1の管状中
空室10に内壁面に沿う内ばりWaが発生した。このこ
とから、管状体1の管状中空室10に生砂3を充填する
ことが、内ばり抑止の観点から重要であることがわか
る。更にこの比較例では突起部28の外周面28rに鋳
型ボンドを塗布した場合についても試験したが、内ばり
の低減にはある程度寄与できるものの、はみ出た鋳型ボ
ンドが金属溶湯と反応してガス欠陥が生じることが往々
してあり、充分ではなかった。
【0028】(付記)上記した実施例から次の技術的思
想も把握できる。 ○請求項1、2、または3に係る内燃機関に装備される
マニホールドの製造方法。 ○砂型中子は、管状中空室の生砂層に連結する連結手段
を備えている請求項1、2、または3に係る方法。 ○管状中空室の生砂層及び砂型中子の少なくとも一方に
は、生砂の充填密度を高めるための生砂充填密度向上手
段が設けられている請求項1、2、または3に係る方
法。
【0029】
【発明の効果】本発明方法によれば、管状体の管状中空
室のうち被鋳包み端部の側に生砂を充填すると共に、生
砂を被鋳包み端部の側の内壁面に押し付けるため、被鋳
包み端部の側の内壁面におけるクリアランスを低減また
は消失するのに貢献できる。そのため金属溶湯を鋳ぐる
んだ際に、管状体の被鋳包み端部の側の内壁面において
内ばりが生じることを抑え得る。
【0030】特に本発明方法によれば、生砂は圧縮性に
富むため、管状中空室の内壁面におけるクリアランスの
低減または消失に有利であり、そればかりか、生砂は本
来的には鋳型製作に用いられる砂であるため、金属溶湯
を注入した際において鋳造欠陥等の不具合の発生を抑え
るのに有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る製造工程を示す工程図である。
【図2】他の実施例に係る製造工程の要部を示す工程図
である。
【図3】内燃機関のエキゾーストマニホールドに適用し
た適用例を示す斜視図である。
【図4】比較例に係る製造工程の要部を示す工程図であ
る。
【図5】従来例に係る製造工程の要部を示す工程図であ
る。
【符号の説明】
図中、1は管状体、10は管状中空室、12は規制部
材、2は砂型中子、3は生砂、3aは生砂層、4は組付
体、51は成形キャビティ、6は鋳物、7は鋳ぐるみ体
を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管状中空室を有すると共に両側の軸端部の
    うち少なくとも一方を被鋳包み端部とした管状体と、該
    管状体の管状中空室に装填可能な生砂と、該管状体の該
    被鋳包み端部に組付けられる砂型中子とを用い、 該管状体の管状中空室のうち少なくとも該被鋳包み端部
    の側に生砂を充填する生砂充填工程と、 該管状体の該被鋳包み端部と該砂型中子とを組付けて組
    付体を得ると共に、組付けの際に該管状体の該管状中空
    室のうち該被鋳包み端部の内壁面に生砂を押しつけて該
    内壁面の内側領域における生砂の充填密度を高める組付
    工程と、 該組付体の該砂型中子の外面側及び該管状体の被鋳包み
    端部の外面側を金属溶湯で鋳ぐるんで凝固させて鋳物を
    形成し、該管状体と該鋳物とが一体となった鋳ぐるみ体
    を得る鋳ぐるみ工程とを順に実施することを特徴とする
    鋳ぐるみ方法。
  2. 【請求項2】生砂充填工程では、管状体の被鋳包み端部
    の軸端面から突き出す様に生砂を管状中空室に充填する
    ことを特徴とする請求項1に記載の鋳ぐるみ方法。
  3. 【請求項3】砂型中子は突起部をもち、組付工程では、
    管状体の管状中空室のうち被鋳包み端部の側に充填され
    た生砂に砂型中子の突起部を押入して、押入に伴い該生
    砂を該管状体の半径方向外方に向けて変位させて内壁面
    に押しつけることを特徴とする請求項1に記載の鋳ぐる
    み方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100423868C (zh) * 2006-08-31 2008-10-08 上海天申铜业有限公司 锡青铜铸件的金属型重力铸造模具及铸造方法
JP2020124743A (ja) * 2019-01-31 2020-08-20 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company 流路部が形成された鋳造品の製造方法およびその方法により製造される鋳造品

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