JPH0951820A - 棚における箱収納構造 - Google Patents

棚における箱収納構造

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JPH0951820A
JPH0951820A JP20860095A JP20860095A JPH0951820A JP H0951820 A JPH0951820 A JP H0951820A JP 20860095 A JP20860095 A JP 20860095A JP 20860095 A JP20860095 A JP 20860095A JP H0951820 A JPH0951820 A JP H0951820A
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満晴 西口
Takeshi Inomoto
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 箱体が棚板上で移動してしまうことを確実に
回避する。 【解決手段】 ストッパー部材30に、前後の支柱6,
7及び8,9それぞれの内側面と接当作用する第1接当
面30A及び第1接当面30Aに連続する連結部材10
の横側面と接当作用する第2接当面30Bを備えさせる
とともに、前後の支柱6,7及び8,9と連結部材10
と箱体28の横側面とで形成される空間31の上方を閉
塞するカバー部材としてストッパー部材30を構成し、
前後に位置する支柱6,7及び8,9とこれらを連結す
る連結部材10とを一枚の板部材から構成し、板部材の
前後端部側をそれぞれ折り曲げて前後左右に角部が位置
する4側面を有する横断面矩形状になるように前後の支
柱6,7及び8,9を形成するとともに、前後の支柱
6,7及び8,9の角部同士間に位置する平板部分が連
結部材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を陳列した
り、収納するための棚における箱収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品を陳列したり、収納するため
の棚としては、例えば実開平7−5443号公報に示し
たものがある。これは、対向辺が互いに平行な矩形平面
の4つの角部に支柱を立設し、これら4つの支柱間に棚
板を上下方向に複数枚設けて構成している。そして、支
柱間に設けられた各棚板に物品を陳列したり、収納する
ようにしている。
【0003】ところで、物品の種類が非常に多い場合や
物品自体非常に小さなものである場合等に、棚板上に物
品が乗り切らない、あるいは物品の見栄えがよくない等
の理由により、例えば、物品を収納または陳列するため
の多数の収納部を備えた箱体を棚板上に載置し、この載
置した箱体の収納部に物品を収納または陳列するように
している。
【0004】しかしながら、上記のように箱体を棚板上
にただ単に載置しているため、例えば物品の箱体への収
納中または陳列中等に箱体に手が触れてしまい、箱体を
所定位置から大きく移動させてしまったり、箱体を棚板
上から落下させてしまう等のトラブルを発生してしまう
ことがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、箱体が棚板上で移動
してしまうことを確実に回避することができるととも
に、その箱体の移動を阻止するための操作を容易に行え
るようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、対向辺が互いに平行な矩形平面の4つの角
部に支柱を立設し、これら支柱のうち前後に位置する支
柱同士を、それら支柱の左右幅よりも小さな左右幅を有
する連結部材にて連結し、前記4つの支柱間に棚板を設
け、前記棚板と前記連結部材と前記4つの支柱とで形成
される空間内に左右の支柱間の開口を通して複数の収納
部を備えた箱体を挿入可能に設け、前記箱体の左右横側
部にそれぞれ、横外方側に突出する突出部を設けるとと
もに、前記突出部に上方から係合する係合部を備えたス
トッパー部材を前記前後に位置する支柱の内側面とこれ
に隣合う前記連結部材の横側面とで形成される空間内に
突設してあるから、棚板上に載置された箱体が棚板上を
移動してしまうことをストッパー部材が支柱の内側面に
接当することによって阻止することができる。
【0007】前記ストッパー部材に、前記前後の支柱そ
れぞれの内側面と接当作用する第1接当面及び前記第1
接当面に連続する前記連結部材の横側面と接当作用する
第2接当面を備えさせるとともに、前記前後の支柱と前
記連結部材と前記箱体の横側面とで形成される前記空間
の上方を閉塞するカバー部材として前記ストッパー部材
を構成してあるから、前後の支柱と連結部材と箱体の横
側面との間に隙間が発生することがない。
【0008】前記前後に位置する支柱とこれらを連結す
る前記連結部材とを一枚の板部材から構成し、前記板部
材の前後端部側をそれぞれ折り曲げて前後左右に角部が
位置する4側面を有する横断面矩形状になるように前記
前後の支柱を形成するとともに、前記前後の支柱の角部
同士間に位置する平板部分が前記連結部材であるから、
前後の支柱と連結部材との連結作業の不要化を図ること
ができるとともに、連結部材である平板部分に形成の多
数の孔を通して連結部材の裏側の状況を把握することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に添付図面に示した実施例に基
づき更に本発明の詳細を説明する。図1及び図2は、物
品を収納したり、陳列するための棚を示しており、この
棚は、左右の側板1,1、天板2、複数の傾斜棚板3,
3、複数の水平棚板4,4、底板5等を主要構成部材と
して構成している。
【0010】前記左右の側板1,1は、対向辺が互いに
平行な矩形平面の4つの角部に上下姿勢で立設された支
柱6,7,8,9と、これら支柱6,7,8,9のうち
の前後に位置する支柱6,7又は8,9同士を連結する
第1連結部材10,10とから構成されている。前記左
右の側板1,1は、同一構造であり、一方の側板1につ
いて詳述すれば、図7に示すように、前記前後に位置す
る支柱6,7とこれらを連結する前記第1連結部材10
とを一枚の板部材から構成して、支柱6,7と第1連結
部材10との連結作業を不要にしている。前記板部材の
前後端部側を折り曲げて前後左右に角部が位置する4側
面を有する横断面矩形状になるように前記支柱9,10
を形成するとともに、前記前後の支柱6,7の角部同士
間に位置する前記第1連結部材10である平板部分に多
数の角孔10Aを打ち抜き形成している。前記多数の角
孔10Aは、平板部分の10mm毎に7mm×7mm四
方の角孔を形成してあり、これら多数の角孔10Aを通
して第1連結部材10の裏面の状況を把握することがで
きるようにしている。前記支柱6,7の角部と第1連結
部材10との連結部での補強を図るために第1連結部材
10に重なる板部分6A,7Aを、板部材の遊端部に予
め確保した状態で、板部材の前後端部側を折り曲げて支
柱6,7を形成するのである。そして、前記板部分6
A,7Aとこれに重なり合う第1連結部材10の部位と
を上下方向10cm毎にスポット溶接にて連結してい
る。前記板部材は、鋼鉄やアルミニウム等から構成して
もよいし、硬質の合成樹脂等を用いて支柱6,7と第1
連結部材10とを一体形成してもよい。また、前記支柱
6,7と第1連結部材10とを別部材で構成し、それら
別体構成した支柱6,7と第1連結部材10とを組付け
るようにしてもよい。図1に示すように、前記支柱6,
7,8,9の上端部に、その上端部の開口を覆うための
樹脂性のキャツプ11を嵌合している。前記支柱6,
7,8,9を横断面矩形状に形成する他、横断面円形
状、横断面三角形状、横断面楕円形状、横断面多角形状
等、支柱6,7,8,9の形状は、これら形状に限定さ
れるものではない。
【0011】前記天板2は、図11〜図13に示すよう
に、鋼鉄やアルミニウム等からなる天板本体2Aと、こ
の天板本体2Aと同一材料でなり、かつ、天板本体2A
の4つの角部に溶接固定される天板補強板2Bとから構
成している。そして、天板補強板2Bの上下2ケ所に形
成の孔2a及び切欠き2bを通して前記支柱6,7,
8,9の上端部にボルト固定するようにしている。例え
ば、前記支柱7の上端部にボルト固定するための上下2
ケ所に形成の孔7b,7bが図7に示されている。尚、
前記天板本体2Aと天板補強板2Bは、硬質の合成樹脂
等の上記材料以外のもので構成してもよい。
【0012】前記各傾斜棚板3は、図1及び図8に示す
ように、前記側板1同様に10mm毎に7mm×7mm
四方の角孔3aを形成している。そして、前記支柱6,
7,8,9の4つの側面のうちの隣合う前記第1連結部
材10側の2つの側面に、それぞれ上下方向に28mm
毎に寸法4mm×12mmの横長のスリット6a,7
a,8a,9aを形成し、これらスリット6a,7a,
8a,9aのうちの一方の側面の所定のスリット6a,
7a,8a,9aに棚受け部材12を嵌合するととも
に、これら棚受け部材12上に傾斜棚板3を載置支持し
ている。前記傾斜棚板3の前後方向の位置変更が傾斜棚
板3の角部とこれに対応する支柱6,7,8,9の一側
面との接当作用により阻止されるように構成している。
前記棚受け部材12は、図9及び図10に示すように、
上端部に屈曲形成した係止部12Aとこれに一体連設さ
れた棚板載置用の載置部12Bとから構成している。
【0013】前記各水平棚板4は、図5及び図6に示す
ように、前記傾斜棚板3同様に10mm毎に7mm×7
mm四方の角孔4aが形成された棚板本体4Aと、この
棚板本体4Aの背部に係止固定される棚板ストッパー4
Bとから構成している。前記棚板本体4Aの背部の縦板
部の水平方向数ケ所に孔4bを形成するとともに、前記
棚板ストッパー4Bに前記孔4b・・に水平方向から係
止固定可能な係止片4C・・を切起こし形成してある。
この水平棚板4も前記傾斜棚板3と同様に棚受け部材1
2上に載置支持している。また、水平棚板4の前後方向
の位置変更が前記同様に水平棚板4の角部とこれに対応
する支柱6,7,8,9の一側面との接当作用により阻
止されるように構成している。
【0014】図2及び図16に示すように、前記底板5
は、図5で示した前記水平棚板4と同様に棚板本体5A
と、この棚板本体5Aに係止固定される棚板ストッパー
5Bとから構成されている。尚、前記棚板本体5Aに
は、前記水平棚板4に形成されていた角孔4aは形成し
ていないが、前記水平棚板4同様に角孔4aを形成して
実施してもよい。この底板5の取付け部について詳述す
れば、左右の支柱6,8及び7,9同士を連結するため
の第2連結部材としての前板13及び後板14を該支柱
6,8及び7,9の下端部同士間に渡ってボルト止めし
てある。前記前板13及び後板14は、いずれも同一構
造のため、後板14について説明すれば、後板14の上
端部を内方側下向きに180度折り曲げて縦板部14A
を構成した後、さらにそれよりも上端部を内方側水平に
90度折り曲げて、後板14の内方側に突出する水平板
部14Bを構成し、図2に示すように、これら前板13
及び後板14の水平板部13B,14B上に前記底板5
を載置支持するようにしている。尚、前記底板5の棚板
本体5Aの前方縦板部外面と前記前板13の縦板部内面
との接当作用及び前記底板5の棚板ストッパー5Bの縦
板部外面と前記後板14の縦板部14Aとの接当作用に
より底板5の前後方向での移動が阻止されるのである。
前記棚板本体4A又は5Aと前記棚板ストッパー4B又
は5Bとを一体形成して実施してもよい。尚、前記前板
13及び後板14を支柱6,8及び7,9の下端部同士
間に渡って取付けたが、支柱6,8及び7,9の中間部
や上部側に取付けてもよい。
【0015】図20に、前記棚を多数連結した一例を示
している。これは、多数の棚をL字状に連結した連結部
の構造を示している。つまり、角部に位置する棚を構成
するコーナー用天板15、複数のコーナー用棚板16
を、図に示すように円周の4分の1を有する円弧状に形
成し、それらコーナー用天板15、複数のコーナー用棚
板16を前述同様に、棚受け部材12上に載置支持して
いる。また、図に示す角部に隣接配置された支柱7,9
同士を、図21に示すように、二股状の連結金具17に
て連結固定している。つまり、連結金具17の二股状の
脚部17A,17Aを支柱7,9に形成の前記横長のス
リット7a,9aに挿入するとともに、挿入された脚部
17A,17Aに形成の孔17a,17aに前記スリッ
ト7a,9aの直下方に位置するスリット7a,9aを
通してビスを止着して、両支柱6,8を連結固定するの
である。前記連結金具17は、上下方向一ケ所だけでな
く、二ケ所以上取付けて連結強度を高めるようにしても
よい。
【0016】前記棚の背面側に、図1に示すように、棚
の保形強度を高めるための2つの補強部材18をたすき
掛け状態で取付けている。詳述すれば、図7、図14及
び図15に示すように、後方側に位置する一方の支柱7
に形成されたスリット7a・・・のうちの、前記二段目
の傾斜棚板3の背部側付近に位置するスリット7aに、
係止解除可能な取付金具19を係止するとともに、後方
側に位置する他方の支柱9に形成された前記スリット9
aのうちの、前記下から一段目の水平棚板4の背部側付
近に位置するスリット9aに、前記と同一構成の取付金
具19を係止している。そして、一方の前記補強部材1
8の板部18Aの一端を一方の取付金具19にビス20
A及びナット20Bにより連結するとともに、補強部材
18の他端の板部18Aを他方の取付金具19にビス2
0A及びナット20Bにより連結して、支柱7,9同士
を補強部材18にて連結している。他方の前記補強部材
18は、前記同様に後方側に位置する一方の支柱9に形
成されたスリット9aのうちの、前記二段目の傾斜棚板
3の背部側付近に位置するスリット9aと、後方側に位
置する他方の支柱7に形成されたスリット7aのうち
の、前記下から一段目の水平棚板4の背部側付近に位置
するスリット7aとに渡って取付けている。
【0017】前記支柱6,7,8,9の下部にそれぞ
れ、図17及び図18に示すように、該各支柱6・・・
の4つの内面のうちの隣合う2つの内面に接当する縦板
部21A,21Aと、これに連設される底板部21Bと
からなるアジャスター受け部材21が内嵌されるととも
に、前記各縦板部21Aに形成の上下一対の孔21a,
21a及び支柱6・・・の下部に形成の孔6b,6bを
通して挿入されるビス22,22にて支柱6・・・にア
ジャスター受け部材21を固定できるようにしている。
そして、前記アジャスター受け部材21の底板部21B
の下面に溶接された四角ナット23に螺合されるボルト
24の螺合位置を変更することによって、床面に対する
支柱6,7,8,9の高さを変更調節できるようにして
いる。
【0018】図19に示すように、前記前後に位置する
支柱6,7又は8,9の下部に取付けられた前記各ボル
ト24の螺部24Aに係止する一対のブラケット25
A,25Aが溶接された安定板25を設けてあり、この
安定板25を装着することによって、棚を安定よく支持
することができるようにしている。尚、この安定板25
は、前記ボルト24の螺部24Aにブラケット25A,
25Aを係止した後、アジャスター受け部材21・・・
を支柱6,7,8,9にビス22止めすることになる。
【0019】図2に示す26は、前記底板5とこの直上
方に位置する前記水平棚板4と前記後方側に位置する支
柱7,9とで形成される開口を閉塞する背板である。そ
して、前記背板26の前方側に、前記前方側に位置する
左右の支柱6,8間の開口を閉塞するための扉27を水
平軸芯周りで揺動開閉自在に設けて、背板26、側板
1,1、扉27で形成される収納空間内に補充用の物品
等を収納するようにしている。
【0020】前記最下端に位置する水平棚板4上に、上
下3段で左右3列の合計9つの収納部28a・・を備え
た箱体である仕分棚28を載置している。前記仕分棚2
8は、前面が開放された箱体に構成し、この箱体を、天
板28A、左右の側板28B,28B、底板28C、及
び背板28Dとから構成している。前記仕分棚28の左
右の側板28B,28Bにそれぞれ、横外方側に突出す
る突出部としての前後一対のピン29,29を設けると
ともに、前記前後一対のピン29,29に上方から係合
する係合部としての係合孔30a,30aを備えたスト
ッパー部材30を設けてある。前記仕分棚28としての
具体構成は、上記構成の他、収納部28a・・内に収納
可能な引き出しを設けたものや、収納部28a・・の前
方開口部に透明な扉を開閉揺動自在に取付けたもの等、
これら構成に限定されるものではない。また、前記仕分
棚28を最下端に位置する水平棚板4上に設ける他、二
段目に位置する水平棚板4上にも設けてもよく、仕分棚
28の設置箇所及び設置個数は自由に変更できる。
【0021】前記ストッパー部材30は、前記前後の支
柱6,7及び8,9それぞれの内方側一側面と接当する
第1接当面30A及びこの第1接当面30Aに連続する
前記第1連結部材10,10の内側面、つまり前記支柱
6,7の板部分6A,7Aの横側面と接当作用する第2
接当面30Bを備えさせてある。そして、前記ストッパ
ー部材30が、前記前後の支柱6,7及び8,9と前記
第1連結部材10,10と前記仕分棚28の左右の側板
28B,28Bの外面とで形成される空間31の上方を
略閉塞するカバー部材として構成することによって、前
後の支柱6,7と連結部材8,9と仕分棚28の左右の
側板28B,28Bの外面との間に大きな隙間が発生す
ることを回避できるようにしている。前記ストッパー部
材30を前記空間31を閉塞する形状に形成したが、仕
分棚28が水平棚板4上を移動することがないように形
成すればよく、ストッパー部材30の形状はどのような
ものでもよい。前記ストッパー部材30の第2接当面3
0Bを支柱6,7の板部分6A,7Aの横側面と接当作
用するように構成したが、第1連結部材10,10の内
側面にも接当するように段付の接当面を備えさせるよう
に構成してもよいし、第2接当面30Bにスポンジや軟
質性のゴム等を貼り付けて第1連結部材10,10の内
側面にも接当するように構成してもよい。この場合、前
記空間31の上方を完全に閉塞することができ、カバー
部材としての機能を充分発揮することができるのであ
る。
【0022】前記ストッパー部材30は、前記仕分棚2
8を前記水平棚板4に載置した後、該仕分棚28の左右
の側板28B,28Bの前後一対のピン29,29に係
合して、仕分棚28が水平棚板4の前後方向及び左右方
向に移動することがないようにしている。尚、仕分棚2
8の底板28Cの下面の4ケ所に、クッション材として
の弾性ゴム32を接着剤等により固定している。
【0023】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の棚における箱収
納構造は、請求項1により棚板上に載置された箱体が不
測に移動してしまうことを確実に回避することができ、
箱体を所定位置から大きく移動させてしまうことや棚板
上から落下させてしまう等のトラブル発生のないものに
構成することができる。しかも、箱体の突出部に対して
ストッパー部材を係合するだけで、ストッパー部材の装
着が完了するから、ボルト固定等の手段に比して箱体の
移動を阻止するための操作及び箱体の移動阻止を解除す
る操作を容易に行うことができ、扱い易い棚における箱
収納構造を提供することができる。
【0024】請求項2によりストッパー部材で空間の上
方を閉塞することができるから、棚の外観を損ねること
なく、しかも空間の上方を通して空間内に陳列した物品
やゴミ等が入り込むことを回避することもできる。
【0025】請求項3により棚の組立て作業の容易迅速
化を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】棚の正面図
【図2】棚の一部切欠き側面図
【図3】仕分棚の斜視図
【図4】仕分棚の要部を示す横断平面図
【図5】水平棚板と支柱との関係を示す分解斜視図
【図6】水平棚板の分解斜視図
【図7】側板の一部省略の斜視図
【図8】傾斜棚板の載置状態を示す縦断側面図
【図9】棚受け部材の縦断側面図
【図10】棚受け部材の斜視図
【図11】天板の底面図
【図12】天板の一部切欠き側面図
【図13】天板補強板の斜視図
【図14】補強部材の一部切欠き正面図
【図15】補強部材の一端部の取付部を示す分解斜視図
【図16】支柱下部の連結構造を示す分解斜視図
【図17】アジャスター受け部材の分解斜視図
【図18】アジャスター受け部材の横断平面図
【図19】安定板の斜視図
【図20】棚のコーナー連結構造を示す一部省略の斜視
【図21】支柱の連結部を示す分解斜視図
【符号の説明】
1 側板 2 天板 2A 天板本体 2B 天板補強板 2a 孔 2b 切欠き 3 傾斜棚板 3a 角孔 4 水平棚板 4A 棚板本体 4B 棚板ストッパー 4a 角孔 4b 孔 4C 係止片 5 底板 5A 棚板本体 5B 棚板ストッパー 6 支柱 6A 板部分 6a スリット 7 支柱 7A 板部分 7B 内方側側面 7a スリット 7b 孔 8 支柱 8A 板部分 8a スリット 9 支柱 9A 板部分 9B 内方側側面 9a スリット 10 第1連結部材 10A 角孔 11 キャップ 12 棚受け部材 12A 係止部 12B 載置部 13 前板 13B 水平板部 14 後板 14A 縦板部 14B 水平板部 14a 上端面 15 コーナー用天板 16 コーナー用棚板 17 連結金具 17A 脚部 17a 孔 18 補強部材 18A 板部 19 取付金具 20A ビス 20B ナット 21 アジャスター受け部材 21A 縦板部 21B 底板部 21a 孔 22 ビス 23 四角ナット 24 ボルト 24A 螺部 25 安定板 25A ブラケット 26 背板 27 扉 28 仕分棚 28A 天板 28B 側板 28C 底板 28D 背板 28a 収納部 29 ピン 30 ストッパー部材 30A 第1接当面 30B 第2接当面 30a 係合孔 31 空間 32 弾性ゴム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向辺が互いに平行な矩形平面の4つの
    角部に支柱を立設し、これら支柱のうち前後に位置する
    支柱同士を、それら支柱の左右幅よりも小さな左右幅を
    有する連結部材にて連結し、前記4つの支柱間に棚板を
    設け、前記棚板と前記連結部材と前記4つの支柱とで形
    成される空間内に左右の支柱間の開口を通して複数の収
    納部を備えた箱体を挿入可能に設け、前記箱体の左右横
    側部にそれぞれ、横外方側に突出する突出部を設けると
    ともに、前記突出部に上方から係合する係合部を備えた
    ストッパー部材を前記前後に位置する支柱の内側面とこ
    れに隣合う前記連結部材の横側面とで形成される空間内
    に突設してある棚における箱収納構造。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー部材に、前記前後の支柱
    それぞれの内側面と接当作用する第1接当面及び前記第
    1接当面に連続する前記連結部材の横側面と接当作用す
    る第2接当面を備えさせるとともに、前記前後の支柱と
    前記連結部材と前記箱体の横側面とで形成される前記空
    間の上方を閉塞するカバー部材として前記ストッパー部
    材を構成してある請求項1記載の棚における箱収納構
    造。
  3. 【請求項3】 前記前後に位置する支柱とこれらを連結
    する前記連結部材とを一枚の板部材から構成し、前記板
    部材の前後端部側をそれぞれ折り曲げて前後左右に角部
    が位置する4側面を有する横断面矩形状になるように前
    記前後の支柱を形成するとともに、前記前後の支柱の角
    部同士間に位置する平板部分が前記連結部材である請求
    項1又は2記載の棚における箱収納構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006034892A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Okamura Corp 物品収納兼陳列装置
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