JPH09512614A - シングルピストン・マルチモード・流体押し退けポンプ - Google Patents
シングルピストン・マルチモード・流体押し退けポンプInfo
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Abstract
(57)【要約】
シングルピストン・マルチモード・流体押し退けポンプは、細長いチャンバと、このチャンバの中に往復運動可能な状態に設けられピストンと、流体押し退け量を測定するためにチャンバの中でピストンを正確に位置付けし、チャンバ及びピストンと軸方向に整列された駆動機構と、流体を吸引し排出するためのポートを有している。
Description
【発明の詳細な説明】
シングルピストン・マルチモード・流体押し退けポンプ
背景技術
医療実験室やプロセス装置などにおいては、量が非常に精密に測定されたサン
プルや希釈剤、試薬を提供することがしばしば必要となる。例えば、非常に少量
、すなわち数マイクロリットルのサンプルを、試薬と混合するまえに数百マイク
ロリットルの緩和剤で希釈するようなことがある。
投薬量を非常に正確にしたサンプルや希釈剤、薬剤は、従来は流体押し退けポ
ンプを用いて提供されてきた。このポンプは、押し退けする流体の量を非常に正
確に測定する。流体の押し退け量を正確に測定するためには、精密に加工された
ポンプシリンダ及びピストンと、ピストンを駆動して流体を押し退けるための精
密な機構が必要である。
一般に、二つの異なるポンプが必要とされる。すなわち、非常に少量のサンプ
ルに対するポンプと、ずっと量が多い希釈剤に対する別のポンプが必要とされる
。さらに、精密駆動機構はシリンダに対して軸がずれており、またプーリや駆動
ベルトなどの機械的な連結機構を用いてピストンへ連結されるのが一般的である
。駆動機構が軸ずれされているために、ピストンには大きな歪が加わり、ポンプ
のシールが摩耗して早い時期の故障につながる。
測定する必要のある流体の量に応じた可変のチャンバとピストンを提供するこ
とのできる流体押し退けポンプが要求されている。理想的には、こうしたポンプ
は多量の希釈剤と少量のサンプルを両方とも排出することができる。それに加え
て、このようなポンプは、スペースを節約し、シールの摩耗を低減するために、
シリンダ及びピストンと軸方向に整列した精密駆動機構が要求される。発明の概要
本発明のシングルピストン・マルチモード・流体押し退けポンプは、細長いチ
ャンバと、このチャンバの中に往復運動可能な状態に設けられピストンと、流体
押し退け量を測定するためにチャンバの中でピストンを正確に位置付けし、チャ
ンバ及びピストンと軸方向に整列された駆動機構と、流体を吸引し排出するため
のポートを有している。
つまり、この発明は、流体押し退けポンプに関し、特にマルチモード動作が可
能な、すなわち非常に少量のサンプルと、かなり多量の希釈剤あるいはシステム
流体の両方を正確に排出することのできる流体押し退けポンプに関するものであ
る。
この発明の第1の目的は、非常に少量のサンプルを正確に排出するための、シ
ングルピストンを備えた流体押し退けポンプを提供することである。
この発明の第2の目的は、かなり多量の希釈剤を正確に排出するための、シン
グルピストンを備えた流体押し退けポンプを提供することである。
この発明の第3の目的は、非常に少量のサンプルでもかなり多量の希釈剤でも
正確に排出することのできる、シングルピストンを備えた流体押し退けポンプを
提供することである。
この発明のさらに別の目的は、非常に正確な精密駆動機構を備えた流体押し退
けポンプを提供することである。この駆動機構はシリンダ及びピストンとほぼ軸
方向に整列しており、従ってシールの摩耗を低減し、ポンプをよりコンパクトな
ものにしている。
この発明の別の目的は、たるみ、あるいはあそびが殆どなく、少数の可動部材
を有するない精密駆動機構を提供して、精密さと正確さを向上させ、かつ可動機
械部材の数が減少させることである。図面の簡単な説明
図1は、流体押し退けポンプの斜視図である。
図2は、流体押し退けポンプの第1の実施の形態の部分断面図である。
図3は、流体押し退けポンプの第2の実施の形態の部分断面図である。
図4は、流体押し退けポンプの第3の実施の形態の部分断面図である。
図5は、サンプル及び希釈剤を排出するためのシステム全体中における流体押
し退けポンプの部分断面図である。
図6は、ポンプに呼び水を差すために希釈剤を吸引するときのポンプの動作を
示す図である。
図7は、呼び水サイクルを完了するときのポンプの動作を示す図である。
図8は、少量のサンプルを吸引するときの、ポンプの動作を示す図である。
図9は、多量の希釈剤を吸引するときのポンプの動作を示す図である。実施の形態
マルチモード式流体押し退けポンプは図面においては参照番号10で全体が示
されている。図2はポンプ10の最初の実施の形態12を示している。この実施
の形態12は多量の流体を吸引したり排出したりするために使用される。ポンプ
10はハウジング14を有している。ハウジング14は、上壁16と、底壁18
と、側壁20を有している。上壁16と、底壁18と、側壁20は内部空間22
を取り囲んでいる。側壁20の内面24は環状手段すなわち溝26を有している
。溝26にはシール28が取り付けられている。シール28と、側壁20の内面
24と、底壁18の内面30は、チャンバ32を形成している。チャンバ32は
、流体を吸引したり排出したりするための第1のポート34と第2のポート36
を有している。チャンバ32の中には往復運動可能な状態でピストン38が取り
付けられている。ピストン38はシール28を貫いて摺動する。
ピストン38は位置付け手段40によってチャンバ32の中で長手方向に駆動
され、正確に位置付けされる。この実施の形態においては、位置付け手段40は
、リニアアクチュエータあるいはステッピングモータ42とリードスクリュ44
を有している。リードスクリュ44はピストン38へ連結されている。この実施
の形態においては、位置付け用手段40はチャンバ32及びピストン38とほぼ
軸方向に整列されている。
最初の実施の形態12の作用においては、ステッピングモータ42とリードス
クリュ44を駆動してピストン38をチャンバ32から後退させることによって
流体はチャンバ32の中に吸引される。この動きによって、チャンバ32の中に
は部分真空が形成され、第1のポート34を介して流体がチャンバ32の中に流
入できるようになる。吸引される流体の量はΠr12xに等しい。ここで、r1
はピストン38の半径であり、xはピストンが後退する距離である。距離xは、
ステッピングモータ42及びリードスクリュに44よって非常に正確に制御する
ことができる。ピストン38をチャンバ32内に前進させて、流体を第2のポー
ト
36を介してポンプから押し出すことによって流体を排出する。第1のポート3
4及び第2のポート36の動作は、バルブ(図示しない)によって制御される。
このバルブは流体を第1のポート34を介して流入させ、第2のポート36を介
して流出させる。ポンプは、動作を開始するまえに上述したようにして吸引及び
排出を行うことによって、流体によって先ず呼び水が差され、すべての空気が排
除される。
図3は、ポンプ10の第2の実施の形態46を示している。第2の実施の形態
46は、少量の流体を吸引したり排出したりするために使用される。チャンバ3
2は、位置付け手段40に近いチャンバ32の端部における環状の溝26の中の
シール28と、底壁48に近いチャンバ32の端部における側壁20の内面24
に設けられた第2の環状の溝48の中の第2のシール47によって形成されてい
る。さらにピストン38は段差部50を備えたロッド38を有しており、大径部
分52と小径部分54を形成している。段差部50は、大径部分52と小径部分
54との間に、ある範囲の直径の差を生じさせ、それによってある範囲の流体押
し退けを生じさせるように加工されている。チャンバ32はその長さ方向に沿っ
たある点において狭くなっていて、小径部分54を収容しこれを第2のシール4
7によってしっかりと保持するようになっていることが好ましい。これとは違っ
て、チャンバの寸法を変えることなく、シール47の外径をシール26よりも大
きくしてもよい。チャンバ32は、流体を吸引したり排出したりするための第1
のポート34と第2のポート36を有している。
ピストン38は位置付け手段40によってチャンバ32の中で長手方向に駆動
され、正確に位置付けされる。この実施の形態においては、位置付け手段40は
、ステッピングモータ42とリードスクリュ44を有している。リードスクリュ
44はピストン38へ連結されている。この実施の形態においては、位置付け手
段40はチャンバ32及びピストン38とほぼ軸方向に整列されている。
第2の実施の形態46の作用においては、ステッピングモータ42とリードス
クリュ44を駆動して大径部分52をチャンバ32から後退させることによって
流体はチャンバ32の中に吸引される。この動きによって、チャンバ32の中に
は部分真空が形成され、第1のポート34を介して流体がチャンバ32の中に流
入できるようになる。吸引される流体の量は(Πr12−Πr22)xに等しい。
こ
こで、r1は大径部分の半径であり、r2は小径部分の半径であり、xは大径部
分が後退する距離である。距離xは、ステッピングモータ42及びリードスクリ
ュ44によって非常に正確に制御することができる。大径部分をチャンバ32内
に前進させて、流体を第2のポート36を介してポンプから押し出すことによっ
て流体を排出する。第1のポート34及び第2のポート36の動作は、バルブ(
図示しない)によって制御される。このバルブは流体を第1のポート34を介し
て流入させ、第2のポート36を介して流出させる。ポンプは、動作を開始する
まえに上述したようにして吸引及び排出を行うことによって、流体によって先ず
呼び水が差され、すべての空気が排除される。
図4はポンプ10の第3の実施の形態56を示している。第3の実施の形態5
6は多量の流体と少量の流体の両方を排出するために使用される。この実施の形
態では、大径部分52と小径部分54が内部でともに往復運動を行う第1の(小
さい)チャンバ58と、小径部分54が往復運動を行う第2の(大きい)チャン
バ60が設けられている。第1の(小さい)チャンバ58は、側壁20の内面2
4に形成された環状の溝62の中のシール61と、小径部分54とによって、第
2の(大きい)チャンバ60から隔てられている。第1の(小さい)チャンバ5
8は、流体を吸引したり排出したりするための第1のポート34と第2のポート
36を有している。第2の(大きい)チャンバ60は、流体を吸引したり排出し
たりするための第3のポート64を有している。大径部分52と小径部分54は
、第1の(小さい)チャンバ58の中に大径部分52の容積と小径部分54の容
積との差に等しい第1の流体押し退け容積を提供することが理解されよう。小径
部分54は第2の(大きい)チャンバ60の中に小径部分54の容積に等しい第
2の流体押し退け容積を提供する。
図5は、サンプル66及び希釈剤68を吸引し排出するためのシステム全体中
における流体押し退けポンプ10を示している。第1のポート34と、第2のポ
ート36と、第3のポート64を介する流体の流れは、バルブ70によって制御
される。バルブ70は第1のバルブ導管72と、第2のバルブ導管76を有して
いる。第1のバルブ導管76はチューブ74によってポンプ10の第2のポート
36へ連結されており、第2のバルブ導管76はチューブ80によってポンプ1
0の第3のポート64へ連結されている。バルブ70はまた、チューブ89によ
って希釈剤供給源88へ連結された第3のバルブ導管82も有している。バルブ
70はまた、回転するTコネクタ84も有している。Tコネクタは様々なバルブ
導管を相互に連結するためのアーム86を有している。ピペット92はサンプル
66の中に浸かっているため、サンプル供給源90はチューブ91及びピペット
92によってポンプ10の第1のポート34へ連結されている。
次に第3の実施の形態の作用を説明する。ポンプ10からは二つの異なる押し
退け容積が利用可能なことが理解されるであろう。大径部分52が位置付け手段
40によって第1の(小さい)チャンバ58内に前進すると、(Πr12−Πr
22)xに等しい流体容積が押し退けられる。ここで、r1は大径部分の半径で
あり、r2は小径部分の半径であり、Xは大径部分52が前進する距離である。
距離xは、ステッピングモータ42とリードスクリュ44、あるいは他の同等な
位置付け手段40によって非常に正確に制御される。小径部分54が位置付け手
段40によって第2の(大きい)チャンバ60内に前進すると、小径部分54は
Πr22xに等しい容積流体を押し退ける。ここで、r2は小径部分の半径であ
り、xはこの部分が前進する距離である。
ポンプ10は、図6及び図7に示されているように、以下のようにまず呼び水
が差される。バルブ70はTコネクタ84を図のように位置付けすることによっ
て、第3のバルブ導管82と第2のバルブ導管76の間に連結部Aを形成する。
小径部分54はステッピングモータ42によって、矢印Bで示されている方向に
第2の(大きい)チャンバ60から後退する。小径部分54が第2の(大きい)
チャンバ60から後退すると、第2の(大きい)チャンバ60の中には部分真空
が形成され、希釈剤68が希釈剤供給源88から、チューブ89及び第3のバル
ブ導管82を通り、バルブ70の連結部Aを通り、第2のバルブ導管76、チュ
ーブ80、第3のポート64を通って、曲がり矢印で示されているように第2の
(大きい)チャンバ60の中に流れる。図7に示されているように、バルブ70
が次に連結部Aを遮断して、第2のバルブ導管76と第1のバルブ導管72との
間に連結部Cを形成する。次に小径部分54をステッピングモータ42によって
、矢印Dで示されている方向に第2の(大きい)チャンバ60内に前進させる。
こうしてピストンは空気と希釈剤を、第2の(大きい)チャンバ60から、チュ
ーブ80及び第2のバルブ導管76を通り、バルブ70の連結部C、第1のバル
ブ
導管72、チューブ74、ポンプの第2のポート36を通って、第1の(小さい
)チャンバ58の中へ押し出す。第2の(大きい)チャンバ60の押し退け容積
は第1の(小さい)チャンバ58の中の残った容積よりもずっと大きいことから
、空気と希釈剤は第1の(小さい)チャンバ58から、第1のポート34とチュ
ーブ91とピペット92を通って廃棄用の容器93の中へ押し出される。ポンプ
と、バルブと、すべての連結部はこのとき希釈剤しか含んでおらず、空気は含ま
れていない。このサイクルを繰り返すことによって空気を完全になくす。
図8は少量のサンプルを吸引するときのポンプの動作を示している。バルブ7
0は、第3のバルブ導管82と第3のポート64との間に連結部Aを形成する。
ステッピングモータ42は、矢印Bで示されている方向へ、大径部分52を第1
の(小さい)チャンバ58から後退させる。大径部分52が後退するにつれて、
上述したように(Πr12−Πr22)xに等しい少量の容積のサンプル66がサ
ンプル供給源90から、ピペット92、チューブ91、及び第1のポート34を
通って第1の(小さい)チャンバ58の中へ引き込まれる。それと同時に、ある
容積の希釈剤68が第2の(大きい)チャンバ60の中へ引き込まれる。第1の
(小さい)チャンバ58の中のサンプルのすべて、あるいは一部が、周知の距離
だけピストン38を押し込むことによって第1のポート34を介して排出される
。その際サンプル供給源90は容器93と交換される。それと同時に、希釈剤は
第2の(大きい)チャンバ60から連結部Aを通り希釈剤供給源88へ戻る。
図9は多量の希釈剤を吸引するときのポンプの動作を示している。バルブ70
は、第1のバルブ導管72と第2のバルブ導管76の間に連結部Cを形成する。
ピストン38がステッピングモータ42によって矢印Bの方向に第1の(小さい
)チャンバ58及び第2の(大きい)チャンバ60から後退されると、希釈剤供
給源88からある量の希釈剤68が、ピペット92、チューブ9L第1のポート
34、第2のポート36、チューブ74、第1のバルブ導管72、Tコネクタ8
4、第2のバルブ導管76、チューブ80、第3のポートを通って、第1の(小
さい)チャンバ58及び第2の(大きい)チャンバ60の中へ引き込まれる。吸
引される最大の容積は、第1の(小さい)チャンバ58と第2の(大きい)チャ
ンバ60の中で押し退けた容積の和に等しい、すなわち(Πr12−Πr22)x
+Πr22x=Πr12xである。次にピストン38を押し込むことによって希釈
剤
が排出される。希釈剤供給源88は、希釈剤を受容するための容器93と交換さ
れる。
以上、シングルピストンを備えたマルチモード流体押し退けポンプについて説
明し、かついくつかの実施の形態について説明した。第1の実施の形態において
は、シングルピストンはその長さ方向全体にわたって同じ径を有しており、単一
のチャンバの中で往復運動を行う。第2の実施の形態においては、ピストンの先
が細くなっており、二つの異なる径部分を備えたロッドを有している。これによ
って、二つの部分の容積の差に等しい流体押し退け量を備えたポンプが提供され
る。第3の実施の形態においては、第2のチャンバが追加されており、同じポン
プで二つの異なる押し退け量が実現されている。すべての実施の形態において、
ピストンは、ピストン及びチャンバと軸方向に整列したステッピングモータとリ
ードスクリュによって駆動されることが好ましい。このポンプは、非常に少量の
容積のサンプルか、多量の希釈剤か、あるいはこれらの両方を同時に非常に正確
に排出することができるという利点を有している。別の利点は、精密駆動機構が
ピストン及びチャンバや、整列と摩耗の低減を助けるための二つのシールと軸方
向に整列していて、シールの歪や摩耗が低減され、占有スペースが小さくなるこ
とである。さらに、ステッピングモータとリードスクリュからなる機構は、その
中でのたるみ、あるいはあそびが、プーリと駆動ベルトからなる機構よりも少な
い。
この発明は、その精神あるいは本質から逸脱することなく、他の形態によって
も実現が可能である。従って、上述した実施の形態は単に説明のためのものであ
り、発明を限定するものではない。この発明の範囲に関しては、上述した実施の
形態よりも、添付されている請求の範囲を参照すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年4月26日
【補正内容】
請求の範囲
1.流体押し退けポンプであって、
a)上壁と、各々が内面を有する底壁及び側壁とを有し、前記上壁と底壁と側
壁が相互間の内部空間を囲んでなるハウジング、
b)前記側壁の内面に設けられてシールを保持するための手段、
c)前記底壁の内面と側壁の内面とシールによって限定されたチャンバであっ
て、往復動可能に設けられて前記シールを貫いて摺動するピストンを内部に有す
る細長いチャンバ、
d)流体押し退け量を測定するために前記チャンバ内でピストンを正確に位置
付けするための手段であって、ステッピングモータとリードスクリュを有してい
る押し退け手段、
e)前記チャンバからの流体の吸引及び排出を行うための二つのポート、
を有し、
前記位置付け手段が前記ピストン及びチャンバとほぼ軸方向に整列している流
体押し退けポンプ。
3.前記ピストンが、大径部分と小径部分とを有する単一の段差状ロッドを有し
、前記ピストンが、大径部分の径から小径部分の径を引いて前記チャンバ内に挿
入されたピストン長さを掛け算した量に等しい第1の流体押し退け量を限定して
いる請求項1記載のポンプ。
4.前記チャンバがシールによってシールされており、これらのシールの中を貫
いて前記大径部分及び小径部分の一方が摺動する請求項3記載のポンプ。
5.前記チャンバが、前記小径部分を収容してしっかりと保持するために狭くな
っている請求項3記載のポンプ。
6.前記位置付け手段が前記ピストン及びチャンバとほぼ軸方向に整列している
請求項3記載のポンプ。
7.前記位置付け手段がステッピングモータとリードスクリュを有している請求
項6記載のポンプ。
8.細長い前記チャンバが、第1のチャンバ及び第2のチャンバを有し、これら
第1及び第2のチャンバかシールによって互いに隔てられており、このシールの
中を貫いて前記大径部分及び小径部分の一方が摺動し、前記第1の流体押し退け
量が第1のチャンバ内に限定されており、前記大径部分及び小径部分の一方の容
積に等しい第2の流体押し退け量が第2のチャンバ内に限定されており、前記ポ
ンプが単一のストロークで、第1の流体押し退け量か、第2の流体押し退け量か
、あるいは両方の流体押し退け量で吸引あるいは排出することができる請求項3
記載のポンプ。
9.前記位置付け手段がチャンバ及びピストンとほぼ軸方向に整列している請求
項8記載のポンプ。
10.前記位置付け手段がステッピングモータとリードスクリュを有している請
求項9記載のポンプ。
11.前記チャンバが、前記小径部分を収容してしっかりと保持するために狭く
なっている請求項8記載のポンプ。
12.流体押し退けポンプであって、
a)上壁と、各々が内面を有する底壁及び側壁とを有し、前記上壁と底壁と側
壁が相互間の内部空間を囲んでなるハウジング、
b)前記側壁の内面に設けられて第1シールを保持するための第1手段、
c)前記側壁の内面に設けられて第2シールを保持するための第2手段、
d)前記側壁の内面と前記第1シール及び第2シールによって限定されたチャ
ンバであり、往復動可能に設けられたピストンを内部に有する細長いチャンバ、
e)前記ピストンは大径部分と小径部分とを有する単一の段差状ロッドを有し
、前記ピストンは大径部分の径から小径部分の径を引いて前記チャンバ内に挿入
さ
れたピストン長さを掛け算した量に等しい第1の流体押し退け量を限定し、前記
小径部分が前記第2のシールを貫いて摺動するものであり、
f)流体押し退け量を測定するために前記チャンバ内でピストンを正確に位置
付けするための手段、及び
g)前記チャンバからの流体の吸引及び排出を行うための二つのポート、
を有する流体押し退けポンプ。
13.前記位置付け手段が前記ピストン及びチャンバとほぼ軸方向に整列してい
る請求項12記載のポンプ。
14.前記位置付け手段がステッピングモータとリードスクリュを有している請
求項13記載のポンプ。
15.流体押し退けポンプであって、
a)上壁と、各々が内面を有する底壁及び側壁とを有し、前記上壁と底壁と側
壁が相互間の内部空間を囲んでなるハウジング、
b)前記側壁の内面に設けられて第1シールを保持するための第1手段、
c)前記側壁の内面に設けられて第2シールを保持するための第2手段、
d)前記側壁の内面と前記第1シール及び第2シールによって形成されたチャ
ンバであって、往復動可能に設けられたピストンを内部に有する第1チャンバ、
e)前記ピストンは大径部分と小径部分とを有する単一の段差状ロッドを有し
、前記ピストンは大径部分の径から小径部分の径を引いて前記チャンバ内に挿入
されたピストン長さを掛け算した量に等しい第1の流体押し退け量を限定するも
のであり、
f)前記第1のチャンバからシールされており、前記側壁の内面と、底壁の内
面と、前記小径部分が貫通して摺動する前記第2のシールとによって形成され、
前記小径部分の容積に等しい第2の流体押し退け量を内部に限定する第2のチャ
ンバ、
g)流体押し退け量を測定するために前記チャンバ内でピストンを正確に位置
付けするための手段、及び
h)前記第1及び第2のチャンバからの流体の吸引及び排出を行うための3つ
のポート、
を有し、
当該ポンプが単一のストロークで、第1の流体押し退け量か、第2の流体押し
退け量か、あるいは両方の流体押し退け量で吸引あるいは排出することができる
流体押し退けポンプ。
16.前記位置付け手段が前記ピストン及びチャンバとほぼ軸方向に整列してい
る請求項15記載のポンプ。
17.前記位置付け手段がステッピングモータとリードスクリュを有している請
求項16記載のポンプ。
18.流体押し退けポンプであって、
a)上壁と、各々が内面を有する底壁及び側壁とを有し、前記上壁と底壁と側
壁が相互間の内部空間を囲んでなるハウジング、
b)前記側壁の内面に設けられて第1シールを保持するための第1手段、
c)前記側壁の内面に設けられて第2シールを保持するための第2手段、
d)前記側壁の内面と前記第1シール及び第2シールによって形成されたチャ
ンバであって、往復動可能に設けられたピストンを内部に有する第1チャンバ、
e)前記ピストンは大径部分と小径部分とを有する単一の段差状ロッドを有し
、前記ピストンは大径部分の径から小径部分の径を引いて前記チャンバ内に挿入
されたピストン長さを掛け算した量に等しい第1の流体押し退け量を限定するも
のであり、
f)前記第1のチャンバからシールされており、前記側壁の内面と、底壁の内
面と、前記小径部分が貫通して摺動する前記第2のシールとによって形成され、
前記小径部分の容積に等しい第2の流体押し退け量を内部に限定する第2のチャ
ンバ、
g)流体押し退け量を測定するために前記チャンバ内でピストンを正確に位置
付けするための手段、
h)前記第1及び第2のチャンバからの流体の吸引及び排出を行うための3つ
のポート、及び
i)第1のチャンバから或る流体を排出し、第2のチャンバから別の流体を排
出できるように当該ポンプを制御するためのバルブ手段、
を有し、
当該ポンプが単一のストロークで、第1の流体押し退け量か、第2の流体押し
退け量か、あるいは両方の流体押し退け量で吸引あるいは排出することができる
流体押し退けポンプ。
19.前記位置付け手段が前記ピストン及びチャンバとほぼ軸方向に整列してい
る請求項18記載のポンプ。
20.前記位置付け手段がステッピングモータとリードスクリュを有している請
求項19記載のポンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.流体押し退けポンプであって、 a)上壁と、各々が内面を有する底壁及び側壁とを有し、前記上壁と底壁と側 壁が相互間の内部空間を囲んでなるハウジング、 b)前記側壁の内面に設けられてシールを保持するための手段、 c)前記底壁の内面と側壁の内面とシールによって限定されたチャンバであっ て、往復動可能に設けられて前記シールを貫いて摺動するピストンを内部に有す る細長いチャンバ、 d)流体押し退け量を測定するために前記チャンバ内でピストンを正確に位置 付けするための手段、 e)前記チャンバからの流体の吸引及び排出を行うための二つのポート、 を有し、 前記位置付け手段が前記ピストン及びチャンバとほぼ軸方向に整列している流 体押し退けポンプ。 2.前記位置付け手段がステッピングモータとリードスクリュを有している請求 項1記載のポンプ。 3.前記ピストンが、大径部分と小径部分とを有する単一の段差状ロッドを有し 、前記ピストンが、大径部分の容積から径の小径部分の容積を差し引いた量に等 しい第1の流体押し退け量を限定している請求項1記載のポンプ。 4.前記チャンバがシールによってシールされており、これらのシールの中を貫 いてロッド部分が摺動する請求項3記載のポンプ。 5.前記チャンバが、前記小径部分の周囲において狭くなっている請求項3記載 のポンプ。 6.前記位置付け手段が前記ピストン及びチャンバとほぼ軸方向に整列している 請求項3記載のポンプ。 7.前記位置付け手段がステッピングモータとリードスクリュを有している請求 項6記載のポンプ。 8.細長い前記チャンバが、第1のチャンバ及び第2のチャンバを有し、これら 第1及び第2のチャンバがシールによって互いに隔てられており、このシールの 中を貫いて前記大径部分及び小径部分の一方が摺動し、前記第1の流体押し退け 量が第1のチャンバ内に限定されており、前記大径部分及び小径部分の一方の容 積に等しい第2の流体押し退け量が第2のチャンバ内に限定されており、前記ポ ンプが単一のストロークで、第1の流体押し退け量か、第2の流体押し退け量か 、あるいは両方の流体押し退け量で吸引あるいは排出することができる請求項3 記載のポンプ。 9.前記位置付け手段がチャンバ及びピストンとほぼ軸方向に整列している請求 項8記載のポンプ。 10.前記位置付け手段がステッピングモータとリードスクリュを有している請 求項9記載のポンプ。 11.前記チャンバが前記小径部分の周囲において狭くなっている請求項8記載 のポンプ。 12.流体押し退けポンプであって、 a)上壁と、各々が内面を有する底壁及び側壁とを有し、前記上壁と底壁と側 壁が相互間の内部空間を囲んでなるハウジング、 b)前記側壁の内面に設けられて第1シールを保持するための第1手段、 c)前記側壁の内面に設けられて第2シールを保持するための第2手段、 d)前記側壁の内面と前記第1シール及び第2シールによって限定されたチャ ンバであり、往復動可能に設けられたピストンを内部に有する細長いチャンバ、 e)前記ピストンは大径部分と小径部分とを有する単一の段差状ロッドを有し 、前記ピストンは大径部分の容積から小径部分の容積を差し引いた量に等しい第 1の流体押し退け量を限定し、前記小径部分が前記第2のシールを貫いて摺動す るものであり、 f)流体押し退け量を測定するために前記チャンバ内でピストンを正確に位置 付けするための手段、及び g)前記チャンバからの流体の吸引及び排出を行うための二つのポート、 を有する流体押し退けポンプ。 13.前記位置付け手段が前記ピストン及びチャンバとほぼ軸方向に整列してい る請求項12記載のポンプ。 14.前記位置付け手段がステッピングモータとリードスクリュを有している請 求項13記載のポンプ。 15.流体押し退けポンプであって、 a)上壁と、各々が内面を有する底壁及び側壁とを有し、前記上壁と底壁と側 壁が相互間の内部空間を囲んでなるハウジング、 b)前記側壁の内面に設けられて第1シールを保持するための第1手段、 c)前記側壁の内面に設けられて第2シールを保持するための第2手段、 d)前記側壁の内面と前記第1シール及び第2シールによって形成されたチャ ンバであって、往復動可能に設けられたピストンを内部に有する第1チャンバ、 e)前記ピストンは大径部分と小径部分とを有する単一の段差状ロッドを有し 、前記ピストンは大径部分の容積から小径部分の容積を差し引いた量に等しい第 1の流体押し退け量を前記第1のチャンバ内に限定するものであり、 f)前記側壁の内面と、底壁の内面と、前記小径部分が貫通して摺動する前記 第2のシールとによって形成され、前記小径部分の容積に等しい第2の流体押し 退け量を内部に限定する第2のチャンバ、 g)流体押し退け量を測定するために前記チャンバ内でピストンを正確に位置 付けするための手段、及び h)前記第1及び第2のチャンバからの流体の吸引及び排出を行うための3つ のポート、 を有し、 当該ポンプが単一のストロークで、第1の流体押し退け量か、第2の流体押し 退け量か、あるいは両方の流体押し退け量で吸引あるいは排出することができる 流体押し退けポンプ。 16.前記位置付け手段が前記ピストン及びチャンバとほぼ軸方向に整列してい る請求項15記載のポンプ。 17.前記位置付け手段がステッピングモータとリードスクリュを有している請 求項16記載のポンプ。
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