JPH09512110A - どんなゼムクリップシステムにも適応できるラベル媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ラベル媒体をゼムクリップシステムにしっかりと取付けるための品に関し、従って、新規なコミュニケーション媒体である。該品は、四つの薄片部（１）、（３）、（４）及び（８）と、三つの折り目（２）、（５）及び（７）とから構成されている。薄片部（１）、（３）及び（４）を折りたたむと、本発明品は、薄片部（８）を折りたたむことによって、どのようなゼムクリップシステム（６）にも取付けることができる。本発明による品は、どのような画像やメッセージ（新製品、ロゴタイプ、休日期間、宣伝活動など）のための媒体としても、特に適している。

Description

【発明の詳細な説明】 どんなゼムクリップシステムにも適応できるラベル媒体 技術分野 本発明はラベル媒体、すなわち視覚情報媒体に関する。 更に詳しく言えば、本発明は、ゼムクリップのようなまとめ挟み用クリップシ 宣伝活動など］を掲げるのに用いられる、例えば紙、ポリ塩化ビニルその他の材 料から成る新規なコミュニケーションラベル媒体具に関する。 背景技術 ラベル媒体は普通には、それ自体が粘着性のものであるか、ホッチキスどめさ れるか、或はピンどめされる。これらのラベルには幾つかの不利益な点があり、 特に、粘着性の媒体は当該場所に残ってしまうし、ホッチキスどめ又はピンどめ された媒体は、それらが取付けられているものをいためてしまう。 有利なことに、本発明による品は、これらの欠点を克服するものである。この ラベル媒体は、ゼムクリップのようなまとめ挟み用クリップシステムに取付けら れると、この種のまとめ挟み用クリップに固有の全ての利点から利益を得るとい う、第一の特性を有する。 粘着性の、ホッチキスどめの、又はピンどめのラベル媒体の欠点を有しない、 他のラベル媒体や一体型ファスナもあるが、これらは、マーク表示・コミュニケ ーション用の面が、使用材料や使用印刷技術［例えば、タンポグラフィ（tampog と、高品質のものにならない。 本発明による前記の品の利点の一つは、該品が一体のものであり、多少曲がり 得る使用材料ゆえにオフセット方式の印刷が可能であることである。このことに は、写真の複製さえできる非常にすぐれた印刷品質と、例えばエンボシング（ga ufrage）などのレリーフ技術によって改良された視覚的品質とをもたらすという 利点がある。 本発明による品の、もう一つの利点は、使用者がメッセージを手で書き加える ことができることである。 も、成型のような技術を用いれば得られるが、この技術は少量の製造には費用が かかりすぎる。 本発明による品の更に一つの利点は、製造量の多少に適応できる非常に低い製 造コストを伴う安価な材料から形成された、このタイプのコミュニケーションラ ベル媒体を提供するという、別の目的をもって、該品をいろいろな形状や大きさ で作ることができるという点である。 図面の簡単な説明 第１図、第２図、第３図、第４図及び第５図は、ゼムクリップ組立のための、 本発明の品の一例における曲げ段階及び固定段階を時間の順に説明する図である 。 発明を実施するための最良の形態 第１図は四つの薄片部（１）、（３）、（４）及び（８）と三つの溝、すなわ ち折り目（２）、（５）及び（７）とから成る前記の品を示し、本発明による該 品は迅速、かつ、容易に前記ゼムクリップ組立に取付けられる。 第２図に示されているように、薄片部（３）の横幅より小さい、或はこれと等 しい大きさの横幅を有する薄片部（１）は、薄片部（３）の裏側に向って折り目 （２）の線で折り曲げられる。該薄片部（３）は、告知者による画像或はメッセ ージを、見せるために支持する面である。 第３図は、次に折り目（５）で折り曲げられて薄片部（１）の上に折りたたま れた薄片部（４）を示す。 第４図は、本発明による品に、まとめ挟み型のゼムクリップ（６）を取付ける 様子の、可能な一例を示す。該まとめ挟み用クリップは、二つの薄片部（１）及 び（４）を挟んでいる。最終位置においては、該まとめ挟み用クリップの上部の 右部又は左部は常に、薄片部（４）と（８）とによって、又は薄片部（１）と（ ８）とによって形成された上部左又は上部右の角部に接している。 第５図及びその他の図に従って、薄片部（８）は、折り目（７）で折り曲げら れて薄片部（３）と薄片部（１）、（４）との間に折り込まれる。このようにし て、該まとめ挟み用クリップを本発明品に固定するために、該薄片部（８）は、 まとめ挟み型のゼムクリップ（６）の上部又は内側の端部若しくは外側の端部を 包み込む。それで、該ラベル媒体と該まとめ挟み型のゼムクリップとの間の相互 の動きは、横方向にある部分と縦方向にある部分とに該ゼムクリップが閉じ込め られているので、本発明による品によって形成されたストッパにより制限される 。 本発明の、もう一つの目的は、前記ラベル媒体とまとめ挟み型のゼムクリップ との組み付けの信頼性を増すことである。郵便物やカタログなどを送る場合、例 えば第５図に示されているように作られた、前記ラベル媒体と前記まとめ挟み型 のゼムクリップとの組み合わせ体を付けたり外したりする時には、該組み合わせ 体を該まとめ型のゼムクリップと該ラベル媒体とに分離することは、その組み付 け機能によって殆ど不可能になっている。 ここに記述され、図示された、本発明の実施例は、どのような場合においても 本発明を制限するものではない。特に、いろいろな形状の薄片部を用いることも 可能であり、また、薄片部（１）、（４）、及び（８）が薄片部（３）の周囲で 占める位置を変えることも可能であり、薄片部（３）の、どのような輪郭形状を も作れるように折り目（２）、（５）及び（７）の凹み深さ、長さ、配置方向な どをいろいろに変えることも可能である。 産業上の利用可能性 様々な形状やタイプのものが作られ得るので、本発明による前述の品は、コレ クションの対象物や、個人的なバッジや、社員章や、団体員章や、特定の思想を 信奉していることを示すしるしなどにもなり得る。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ)，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 板紙、ポリ塩化ビニル等のような平らで折りたたみ得る材料から形成さ れ、折り目（２、５、７）によって四つの薄片部（１、３、４、８）に分けられ たラベル媒体具であって、先ず第一の薄片部（１）を第二の薄片部（３）上に折 りたたみ、次に、第三の薄片部（４）を前記第二の薄片部（３）上に重なった前 記第一の薄片部上に折りたたんでラベル媒体が形成され、前記薄片部（１）、（ ３）及び（４）を折りたたんだ後で第四の薄片部（８）が前記ラベル媒体とまと め挟み型のゼムクリップシステム（６）との組立てを許すことを特徴とするラベ ル媒体具。 ２． 前記第一の薄片部（１）が、前記第二の薄片部（３）の横幅より小さい 、或はこれと等しい横幅のものであり、前記第三の薄片部（４）の背面へと折り たたまれていることを特徴とする請求の範囲第１項記載のラベル媒体具。 ３． まとめ挟み用クリップ（６）が、前記第二の薄片部（３）と、前記まと め挟み用クリップ（６）によってまとめて挟持された前記第一及び第三の薄片部 （１）、（４）との間にすべり込むことを特徴とする請求の範囲第１項又は第２ 項に記載のラベル媒体具。 ４． まとめ挟み用クリップ（６）を前記薄片部（８）に覆われた状態でスト ッパに当たるまで摺動させて終端位置に到達させることを特徴とする請求の範囲 第１項ないし第３項のうちのいずれかに記載のラベル媒体具。 ５． 前記薄片部（３）と前記薄片部（１）及び（４）との内側へ前記薄片部 （８）を折り込むことが、該薄片部（８）を前記まとめ挟み型のゼムクリップ（ ６）に固定することを可能にすることを特徴とする請求の範囲第４項記載のラベ ル媒体具。