JPH09511895A - ビデオシステム - Google Patents

ビデオシステム

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JPH09511895A JP8533701A JP53370196A JPH09511895A JP H09511895 A JPH09511895 A JP H09511895A JP 8533701 A JP8533701 A JP 8533701A JP 53370196 A JP53370196 A JP 53370196A JP H09511895 A JPH09511895 A JP H09511895A
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Abstract

(57)【要約】 パラメータとしてライン数、画点数、線周波数及びフレーム周波数を含む所定のパラメータ値をもつ第1のパラメータセットに従って、記憶されたビデオ画像を表示装置(16、30、32)を用いて表示するためのパラメータについて異なる又は同一のパラメータ値をもつ第2のパラメータセットに従って読み出し可能な画像記憶装置(12)に逐次的に記憶される色度値及び/又は輝度値をもつ画点から成るビデオ画像を表示するためのビデオシステムに関する。表示装置(16、30、32)は、画点の色度値及び/又は輝度値に従って制御され、かつ光学系(30)を介して映像スクリーン(32)上にその光束(26)を投影する個々の光源(16)を含む。その光学系(30)は、ラスタ走査装置(36)を有し、ビデオシステムには、この装置により適当な寸法のビデオ画像を表示するため1つの画像フィールド内の任意の点上で映像スクリーン(32)上に光束(26)を導き、この装置(36)のために第2のパラメータセットによる光束(26)をラスタ化するためのラスタ制御(42)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 ビデオシステム 本発明は、パラメータとしてライン数、画点数、線周波数及びフレーム周波数 を含む予め定められたパラメータ値を持つ第1のパラメータセットに従って、記 憶されたビデオ画像を表示装置を用いて表示するためのパラメータについて異な るか又は同一のパラメータ値を持つ第2のパラメータセットに従って読み出し可 能な画像記憶装置に、逐次的に記憶される色度値及び/又は輝度値をもつ像点か ら成るビデオ画像を表示するためのビデオシステムに関する。 この種のビデオシステムは、例えば独国特許出願公開第2938349号から 公知のものである。この引用文献では、解像度を増大させ、かつちらつきを防ぐ ための回路配置並びに、2倍速で再読み出しされるビデオ画像を取り扱う画像記 憶装置について記述されている。 画像記憶装置のもう1つの応用は、独国特許出願公開第4139842号から 知られているものである。この引用文献では、レーザーを用いてビデオ画像を投 影するビデオシステムについて記述されている。レーザー光強度は低いため、受 信されたビデオ画像は画像記憶装置内の部分的領域へと分割され、これらの部分 的領域は異なるレーザープロジェクターを用いて結像される。 このような画像記憶装置は同様に、例えば1つの規格から別の規格へと変換す るためにも使用でき、上述のパラメータセットは入力信号及び出力信号の規格に よって決定されている。現在発展中の高解像度システムを含めて、規格は実質的 に以下のようなものである:PAL、PAL PLUS、フレーム周波数50− Hz PAL、フレーム周波数100−Hz PAL、HDTV、HD−MAC 、NTSC、及びMUSE。 一般に、1つの画像記憶装置に任意の規格でビデオ画像を記憶し、表示のため に異なる規格で画像記憶装置からこれらの画像を読み出す可能性は、非常に限ら れている。これは、TVシステムが、1つの規格に特定的に適合する受像管を使 用しなければならず、異なるシステム相互間では縦横比並びにライン数が変わり 得るからである。この制限は、受像管内のアパーチャマスクにより決定された解 像度で画像を表示することしかできないため、カラーテレビにおいて特に顕著な ものとなっている。これは同様に、投影されるべきLCDマトリクスの構造によ って画点の密度が与えられるLCDプロジェクタについても言えることである。 従って、これまで、異なる規格で画像を受信し、同じくこれらを任意の異なる 規格で表示することのできるビデオシステムを構築することは不可能であった。 本発明の目的は、特定の規格に対応する第1のパラメータセットに従って入力 側でビデオ画像の信号を受信し、同じ規格又は異なる任意の規格によって決定さ れる画像を表示するための異なる第2のパラメータセットに従ってこの画像を表 示するビデオシステムを提供することにある。 上述の先行技術から押し進めて、この目的は、表示装置が画点の色度値及び/ 又は輝度値に従って制御され得、かつ光学系を介して映像スクリーン上にその光 束を投影することのできる個別の光源を含み、しかもここで光学系が、ラスタ走 査装置を有し、この装置により、適切な寸法のビデオ画像を表示するため1つの 画像フィールド内の任意の点上で映像スクリーン上に光束を導くことができ、こ の装置のために第2のパラメータセットによる光束をラスタ化するためのラスタ 制御機構が具備されていること、によって達成される。 本発明によるビデオシステムと前述の先行技術のシステムとの相異は、映像ス クリーン上のあらゆる任意の点を光束を用いて表示するために照明することがで き、かくして本発明に従うと例えばアパーチャマスク又はLCDマトリクスによ って課せられる制限が全くなくなるという点にある。更に本発明に従うと、異な る色を生成するためのアパーチャマスクは、ラスタ化された光束自体が色度及び 輝度に関して制御されているため不要とすることができる。光束を生成するため に、光源には、画像記憶装置からのRGB信号によって制御され、かつミラー系 によって統合されて共通の光束を形成するレーザービームを有する異なる3色の レーザーなどを具備することができる。 本発明によると、ただ一つの光束が具備されているため、互いに独立して表示 される部分的画像へとビデオ画像を分割する必要は全くない。こうして、画像フ ィールド全体を走査する個々の光束の使用を通して、部分的画像の表示内でのオ ーバーラップの可能性が妨げられることから、調整手段に対して付加的な出費を することなく、画質は実質的に向上することになる。 光源から進む光束が、上述のレーザーでの例においてそうであるように非常に 平行である場合、表示のための映像スクリーンも同様に、鮮明度を損なうことな く望まれる限りラスタ走査装置から遠く離れるように移動させることができる。 このようにして、この技術によると、単に映像スクリーン距離を調整することに よって、異なる画像寸法を生み出すことができる。その結果、表示可能な画像寸 法に関し多大な柔軟性が得られ、この種のビデオシステムは、技術的な出費を増 大させずに、小型画像サイズ並びに超大型画像サイズ向けに製造することができ る。 光束の偏向には、例えば音響光学ビームデフレクタを使用することができる。 しかしながら、この偏向装置は通常、非常に小さな偏向角しか許容しない。この ことは即ち、対応する大きい画像のためには、ラスタ走査装置からかなり距離を おいたところに映像スクリーンを配置しなければならないということを意味して いる。このような理由から、ラスタ走査装置が光束を偏向させるためのミラーを 有する本発明の好ましい更なる発展がより有利なものとなる。ミラーによって実 質的により大きい偏向角が可能となるため、映像スクリーンとラスタ走査装置の 間の距離は、音響光学偏向を用いた場合に可能となるものに比べ小さく保つこと ができるようになっている。 ミラーの可能最大偏向は制限されておらず、そのため映像スクリーン上に単純 な方法で異なる画像サイズを生成することができる。即ち、ラスタ走査装置に対 し映像スクリーンを調整することなく可変的な画像サイズが可能となる。 本発明の好ましい更なる発展に従うと、ミラーは回転ミラー及び/又はスイベ ルミラーとして作られている。 とりわけ、多角形の各辺が1本のラインを走査するためのミラーとして構成さ れた多角形ミラーとして設計されている回転ミラーは、高い偏向速度でのラスタ 走査を提供する。多角形が多くの辺数をもつ場合、非常に高い線周波数が可能で ある。これは、線周波数が、毎分回転数を多角形の辺数で除したものによって与 えられるからである。更に、回転ミラーは、その慣性のため、例えば音響光学偏 向といつたその他のタイプの偏向の場合には、電子部品に相応の出費をしなけれ ば達成し得ない非常に有利な同期的走行を確保する。 ラインの同期化のため、画像記憶装置には従来、そこからの個々の輝度値及び 色度値の読み出しを同期化する独自の生成装置が具備されている。しかしながら 、ここで示したビデオシステムにおいては、このために回転ミラーの位置の正確 な調節が必要となり、その結果、電子部品に対する出費は増大することになる。 従って、本発明の更なる発展においては、ビデオ画像の読み出しのためラスタ制 御機構から、ラインの開始及び/又はフレームの開始のためのパルスを同期化す ることによって画像記憶装置を動作させることが可能である。本発明のこの更な る発展においては、同期パルスは、例えば回転ミラーの実際の回転から得ること ができる。この場合、回転ミラーの速度は、線周波数と正確に一致する必要はな い。従って、必要とされる技術的出費は、この更なる発展の結果減少することに なる。 同期パルスは、例えば測定レーザー又は光源自体の光束が多角形表面によって 反射される時刻を決定することによってか、或いは誘導的に得ることができる。 非常に高いフレーム周波数及び線周波数の場合には、同期化のためにメモリ遅 延も同様に考慮に入れなければならない。このような遅延は、入力規格及び出力 規格に応じて異なる画点数及びライン数について信号処理が大幅に異なり得るこ とから、場合によっては急激に変化する可能性がある。このことは、読み出し画 像の同期化についての問題点を引き起こし得る。これらの問題は、本発明の更な る発展に従うと、ラスタ制御機構の同期パルスが、最大メモリ遅延によって決定 される時間的間隔だけ、ラスタ制御機構によって与えられる各ラインの開始より も時間的に先行して生成され得、実際の遅延時間に対し同期信号を適合させるた めに遅延回路を具備することによって、解決される。 この更なる発展により、1本のラインの開始との関係において同期パルスを永 久的に規定された時点で生成することができ、このために、例えばパラメータセ ットの1つが変わる場合といった異なる作動条件について、可動ミラーによる同 期パルスのピックアップのための機械的改良が必要とされることは全くない。一 方、遅延時間は、画像記憶装置内の望ましい画像処理を表すパラメータセットに よって決定される時間だけ、遅延回路を用いて純粋に電子的に調整される。 画像記憶装置としては、アナログ記憶装置といったようなタイプの記憶装置を 幅広く使用することができ、そのうちの1つがカラービデオ画像の中の各々の色 信号のために具備されている。このような画像記憶装置は、例えば、プレート上 に電荷としての電子ビームを介して電気的に、又は残光性スクリーン上に光学的 に画像を記憶し、ここでプレート又はスクリーンは、第2の電子ビームを用いて テレビカメラの場合と同様に再度読み出しできる。このような画像記憶装置の利 点は、規格変換のために僅かな出費しか必要としていないということにある。但 し、このような画像記憶装置は、信号変換のための大きな出費がなく第2のパラ メータセットのために解像度を変更するのに特殊な数学的アルゴリズムを適用し なくてよいため、信号処理は極めて制限されたレベルまでしか可能でない。 しかしながら、本発明のもう1つの好ましい発展は、利用可能な記憶場所の数 が、色度値及び/又は輝度値を記憶するために必要な記憶場所の数に表示可能な 画点の最大数を乗じた数以上であり、利用可能な記憶場所は、色度情報び/又は 輝度情報によって自由にアドレス可能であるデジタル記憶装置が提供される。デ ジタル画像記憶装置は、とりわけそれが自由にアドレス可能である場合に、画像 処理のための様々なアルゴリズムの使用を可能にする。この目的のためにはビデ オプロセッサを使用することができ、このビデオプロセッサは同じ記憶装置と共 に動作し、表示のためのパラメータセットが記憶装置内への読み込みのためのパ ラメータセットよりも高い解像度又は低い解像度を必要としているか否かに応 じて、解像度を増大又は減少させるための既知のアルゴリズムを用いて画像を処 理する。 デジタル記憶装置は、もはやほとんど使用されないアナログ記憶装置に比べて より低いコストで入手でき、そしてより容易に利用可能である。 記憶場所の数を選択するための上述の規定よって、記憶場所のための出費は、 画点数のために必要とされるものに制限される。従って、例えば、ラインに関す るアドレスに従う色度値及び/又は輝度値の記憶と比較して、記憶場所をより良 好に使用することができる。この場合、選択された記憶場所数は、少なくとも、 ラインの最大数にライン1本あたりに出現する画点数の可能最大数を乗じたもの と同じでなくてはならず、このため一般に、実質的により大きな記憶領域が必要 となる。一方、デジタル記憶装置が選択された場合、表示のための時間シーケン スに従って逐次的にデータが記憶装置内に記憶されるため、アクセス時間は非常 に速くなる。 画像記憶装置内への読み込み及びそこからの読み出しのためのパルスは同様に 、第1のパラメータセット及び第2のパラメータセットの異なる線周波数の結果 として、指示ビデオシステム内で同時に発生し得ることから、読み込みのための アドレス又は読み出しのためのアドレスのいずれかを介して、記憶装置内の1つ の記憶場所をアドレスできるけれども両方によって同時にこれをアドレスするこ とができないという事実による問題が生じる。従って、読み込み及び読み出しは 、相互に同期化されるべきである。例えば、読み出し中の読み込みを禁止するよ うな単純なゲート路は、データ喪失の可能性があるため、この目的には勧められ ない。 しかしながら、本発明のもう1つの好ましい発展は、デジタル画像記憶装置が 優先順位回路を有し、この回路は、記憶場所内に情報を記憶するため及び記憶場 所から情報を読むために同時アドレスする場合に、読み出しアドレスの優先順位 を与え、記憶アドレスならびに記憶すべき情報を一時的に記憶し、読み出しが終 結した時点で記憶装置内にこの情報を記憶することを規定している。 この回路は、読み出しに対して優先順位を与えるが、この回路は、優れた画質 を達成するためには、慣性を理由として回転及びスイベルミラーについて画点を 表示する目的の待機時間が全く許容されことを主な理由として推奨される。本発 明のこの更なる発展においては、読み出しの終結時点で利用可能な時間から見て 、入力側の画像情報は、一時的に記憶され後に画像記憶手段から読み込まれるた め、喪失しない。実施例を参考にしながら以下で明白になるように、このことは 、一時的記憶のためのFIFO(先入れ先出し)記憶装置を介して適切な電子制 御機器を用いることにより容易に実現できる。 画像表示装置の品質は、実質的な出費がなくこの特徴を用いて有利にも向上さ せることができる。 本発明のもう1つの好ましい発展に従うと、画質は、第1のパラメータセット の画点数及び/又はライン数が第2のパラメータセットのものと異なる場合に、 記憶されたビデオ画像の輝度値及び/又は色度値から表示のための第2のパラメ ータセットに従って画点を補間する画像処理装置、特にビデオプロセッサが具備 されていることによって向上する。 画像処理装置の結果として、ビデオ画像を表示するための第1のパラメータセ ットからの色度値及び輝度値を第2のパラメータセットで変換することもできる 。このことは、とりわけ、画点数及び/又はライン数が読み込み画像のものと異 なる場合に有利である。例示のため、例えば、表示のために提供されるライン数 が画像記憶装置内に読み込まれる画像内のライン数の2倍であると仮定する。こ の場合、画像表示における各々2番目のラインを、フレームを基準として記憶さ れた画像の先行するラインと後続するラインから補間することができる。補間の ためには、様々なアルゴリズムが利用可能である。様々なアルゴリズムに関する 柔軟性は、例えば画像処理装置としてビデオプロセッサを用いることによって達 成される。 しかしながら、多数の画点が存在する場合、現在利用できるビデオプロセッサ においては、特に多くの乗算を伴う複雑なアルゴリズムを使用する場合に、時間 の問題が発生し得る。本発明の更なる発展においてこの時間の問題は、画像処理 装置により補完される輝度値及び/又は色度値が表示装置のための読み出し用に 中に記憶されている第2の記憶装置あるいは記憶領域が具備されていることによ って回避することができる。こうして、読み込み及び読み出しすべき画像のため に2つの記憶領域が得られ、これによりビデオプロセッサが、1つの画像の時間 までに利用できる時間が増大し、中間計算を実行するための補助記憶領域を介し た記憶へのアクセスが回避される。その上、読み込むべきデータと読み出すべき データの間の同期化の問題は、読み込み及び読み出しのために使用される記憶又 は記憶領域が互いに独立してアドレスできる場合に低減させることができる。ビ デオプロセッサによるデータアクセスのための同期化の問題は、市販のDMA( ダイレクトメモリアクセス)モジュールを用いて回避できる。 更に、読み込み及び読み出しのための記憶領域の分離は、画像の異なる部分の 処理に割り当てられている複数の画像プロセッサが並行して作動でき、こうして 表示のための輝度値及び/又は色度値の変更のために利用可能な時間が更に短縮 される、という点で有利なものである。 本発明のもう1つの好ましい発展に従うと、画像処理時間を短縮するもう1つ の可能性は、複数のラインが画像記憶装置から画像処理装置内に読み込まれ、そ の読み込まれるラインの色度値及び/又は輝度値が、表示のためにラインを生成 するべく、重みづけされた形でアナログ加算されるようにすることから成る。こ のようなアナログ回路に基づくと、乗算は極めて迅速に実施され、ビデオプロセ ッサを用いたデジタル補間の場合に可能となるものよりも高い画像の表示速度が 可能となる。以下の実施例から分かるように、この種の重み付け加算では異なる アルゴリズムも使用することができる。従って、ビデオプロセッサにおいて達成 されるものに類似の多大な柔軟性が、異なるアルゴリズムについても可能である 。 アナログ加算方法は、例えば画点クロックを介して時間との関係において画像 記憶装置から重み付けされた形で1本のラインの色度値及び輝度値をアナログで 加算することができるという点で、ライン間のみならず1本のラインの画点間で も適用することができる。 あるいはまた、本発明の好ましいもう1つの発展においては、画像処理装置内 に低域フィルタが具備されており、この低域フィルタは、両方のパラメータセッ トに関してライン当たりの画点に線周波数を乗じたときの最小積に所定の係数を 乗ずることによって得られたカットオフ周波数を有している。 このもう1つの発展に従うと、1本のライン内の色度値及び輝度値の間の補間 は、低域フィルタによってアナログで実行される。補間を決定するパラメータは 、低域フィルタのカットオフ周波数である。カットオフ周波数は実質的に、2つ のパラメータセットによって決定される長い方の画点当たりの時間によって実質 的に与えられる。読み込み画像のための画点時間が、表示のための画点時間より も長い場合、デジタル画像記憶装置であるために方形パルスである画点のための 信号は、画点を表示するために低域フィルタを介して平滑化されなくてはならな い。これは、そうしなければ画像のちらつきという結果をもたらしうる色相の不 明瞭さが、より高い解像度の表示において方形パルスの鋭い斜面で結果としても たらされることになるからである。 一方、表示のための画点の持続時間が記憶された画点のものよりも長い場合、 表示のための色度値及び輝度値は、表示された画点の場所との関係において、映 像スクリーン上で正確に定められない。いずれの場合でも、両方のパラメータセ ットの画点当たりの持続時間のうちの長い方が、低域フィルタの有利な時定数で ある。この特徴において示された係数は、連続する画点全体にわたる平均化レベ ルを決定し、従って画点間の補間を定める。従って、この係数は、補間アルゴリ ズムの選択においてある程度の柔軟性を可能にしている。 とりわけ、本発明のこの更なる発展は、読み込まれる画像からの表示された画 像の特に急速な画像処理及び解像度適合を可能にする。更にもう1つの利点は、 中間周波数に由来し得る高周波数干渉なども同様に低域フィルタによって濾過さ れるということにある。従って、表示された画像は、実質的に干渉のないもので ある。 低域フィルタは一般に、ラインごとに輝度が幾分か変わり得るように、上述の 種類の信号処理中に充電し得るコンデンサを有する。画像記憶装置内の情報とし てラインの開始時点で黒レベルポーチを含むことによって、この種のシフトが補 間によって自動的に補償され得る。しかしながら、この方法で生成された全ての ラインについて、従来のテレビ技術から既知のものであるようなクランプ回路を 用いて、表示された各ラインの前に黒レベルを再度規定することによって、この 目的のために必要とされる付加的な記憶空間を倹約することが可能である。従っ て、本発明の更なる発展においては、低域フィルタの下流にクランプ回路が具備 されている。この特徴は、表示の品質を改善し、必要とされる記憶空間を削減す る。 色度値のための原色は、画像記憶装置内に読み込まれる画像の中ではっきりと 異なる可能性がある。例えば、色鮮明度についてのFCC規格は、EBU規格の ものとは、特に緑色について異なっている。このような理由から、本発明の好ま しいもう1つの発展に従うと、記憶及び読み出しのためのパラメータセット内で の色度値及び/又は輝度値についての信号形成が異なる場合に色を適合させるた めの回路を提供することが様々な規格を適合化させるために勧められる。このよ うにして、規格が異なることによる色相歪みもまた補償され、本発明に従ったビ デオシステムによる画像表示の質は向上する。 以下では、主として図面を参考にした例を用いて、本発明について更に詳しく 説明する。 図1は、レーザー投影を用いた本発明に従うビデオシステムを示す。 図2は、図1に従うビデオシステム内での使用が可能な画像記憶装置のための 回路を示す。 図3は、ビデオプロセッサを用いて信号処理が行われる画像記憶装置を示す。 図4は、表示される画点の色度値がアナログ処理される画像記憶装置を有する 回路を示す。 図1は、ライン数、画点数、線周波数、フレーム周波数及び画点の色度及び輝 度のための信号形成を含む第1のパラメータセットに従って、そこに色度値信号 R、G、B及び同期信号が供給されるビデオシステムを示している。このパラメ ータセットは、例えば、PAL、PAL PLUS、フレーム周波数50−Hz PAL、フレーム周波数100−Hz PAL、HDTV、HD−MAC、N TSC又はMUSEに対応する規格によって決定することができる。ビデオ画像 の同期信号は、システム制御回路10の入力端に適用される。システム制御回路 10は、ビデオ画像を読み込むための、そして表示するための別々のパラメータ セットに従って、図1によるビデオシステムの中で使用されるすべての制御信号 を生成し、管理し準備する役割をもつ。デジタル変換されたRGB信号の記憶の ため、この回路は、これらの同期信号からデジタル画像記憶装置12の記憶アド レスを生成し、このときアナログからデジタルに変換されたRGB信号はその記 憶場所の中に記憶される。 図1において、画像記憶装置12の中心を通って1本の破線が引かれており、 これが、画像記憶措置12に対して別々に読み出し及び読み込みが行われている ことを表している。 画像記憶装置からの読み出しのためには、表示用第2のパラメータセットに従 ってシステム制御回路10によってアドレスが与えられる。表示用として使用可 能なRGB信号は、画像記憶装置12内にデジタル式に記憶されたRGB信号が 変換されてアナログに戻された後、画像記憶装置の出力端でアナログ形式で存在 する。 アナログRGB信号は、色度及び輝度に関して光源16を制御する制御装置1 4の入力端に印加される。概して、光源16は、伝送されたRGB信号と同じ原 色を有さず、RGB信号を光源16の原色R’、G’、B’へと変換するために マトリクス切換回路が制御回路14の中に具備されるようになっている。必要と される変換マトリクスは、RGB信号が例えばFCC規格又はEBU規格の原色 に従って規定されうることから、規格に応じて変動し得る。従って、システム制 御回路10は、制御ライン18を介してマトリクス係数を決定するマトリクス切 換回路内の成分を調整することができる。 更に、制御装置14は、光源16に適合された非線形整流のための回路及び増 幅器をも含んでいるため光源16により最適な明るさ品質及びカラー品質が達成 され得るようになっている。 実施例中の光源16は、赤、緑及び青のための3つのレーザー20を含んでい る。実施例において、これらのレーザー20は、コヒーレント(COHEREN T)社から入手可能なスカイライト(SKYLIGHT)400シリーズのアル ゴンレーザー及びクリプトンレーザーであり、ここでレーザーの波長は、ドイツ のマインツにあるスコット(schott)社から入手可能なBP458及びB P5614.5フィルタを用いて、赤色については647.1nm、緑色につい ては514.5nm、青色については458.0nmで選択されている。この種 のレーザーの光強度は、充分急速に変化できないため、レーザー20は連続波運 転で動作され、その光強度は変調器22によって制御される。この場合、変調器 22は、極性変更を介して光強度を決定するDKDPクリスタルである。変調器 は、制御装置14によって供給された信号R’、G’、B’によって直接制御さ れる。 変調器からでる光束はダイクロイックミラー24を介して組み合わされて共通 の光束26を形成し、偏向ミラー28を介して光学系30の中へ反射され、下流 に配置されたこの光学系が光束26を映像スクリーン32上へと導く。図1の実 施例においては、ビューアーは細い矢印の方向に位置付けられている。かくして 、後方投影が用いられる。しかしながら、図1の実施例の中で使用された同じ原 理を前方投影のために使用することもできる。 光学系30の中に具備されているのは、映像スクリーン32に上に光束26を 投影するレンズ系34である。光学系30は、ビデオ画像を生成ずる目的でフレ ーム方向及びライン方向といった形で映像スクリーン32上に光束26を偏向さ せるラスタ走査装置36を更に含んでいる。本発明によれば、ラスタ走査装置は 、映像スクリーン32の任意の点で一定の与えられた映像フィールド内で光束2 6 を投影できるように設計されている。多角形ミラー38は、図1に示されている 映像スクリーン32上でX方向のライン方向偏向のために具備されており、一方 フレーム方向の偏向は、スイベルミラー40を用いて図面中に示されているY方 向に行われる。 多角形ミラー38及びスイベルミラー40は、ラスタ制御機構42からの信号 によって制御される。ラスタ制御機構42は、スイベルミラーの回転速度及び偏 向のみならず、画点を帰線消去する必要なく異なる規格で3対4又は9対16と いった画像の縦横比を考慮に入れるべく、スイベルミラー40の振幅も設定する 。こうしてレーザー出力が倹約できる。 多角形ミラー及びスイベルミラーのための振幅及び周波数を調整するため、ラ スタ制御機構42は、制御ライン44を介して第2のパラメータセットに従って システム制御回路10によって出力される対応信号を受信する。高価な調節装置 を不要にするため、表示すべき画像のための同期パルスは、別途生成された後に 適切な方法で再調整されるのではなく、むしろ、ラスタ制御機構42によって検 出された多角形ミラー及びスイベルミラーの位置からこのラスタ制御機構42に よって得られる。例えば、この検出は、多角形ミラー38又はスイベルミラー4 0にある磁石を介して誘導により行うことができる。しかしながら、多角形表面 の1つの上に付加的なレーザーを導くこと、そして、多角形ミラーの位置を検出 し、そこからライン開始用の同期信号を得るために、感光性検出器を用いてその 反射光束の規定位置を記録することもできる。 このようにして得られるラインのための同期信号は、画像記憶装置12を制御 するべく、システム制御回路10までラスタ制御機構42から誘導される。この 際に、ラインの開始に先立ち特定の時間的間隔をおいて同期信号を出力させると いう点において、画像記憶装置12の作動時間を考慮に入れる。しかしながら、 両像記憶装置12のメモリ遅延は、中間ラインを生成するためのアルゴリズムが 必要とされるか否かに応じて、長さが変動し得る。従って、同期信号は、画像記 憶装置内の可能最長メモリ遅延よりも長いものである固定の時間的間隔でライン の開始に先立って出力され、次に同期信号は、実際に必要とされる遅延について 、システム制御回路10により遅延時間が調整される遅延回路46を介して達成 される。 遅延回路46を通過した後、同期信号はシステム制御回路10に供給され、そ こで、例えば、同期信号により計数器がカウントアップすることによって画像記 憶装置の読み出しアドレスが生成される。 図1に示されている例では、画点の色度値信号がその出力端に存在する時点に 関して、そして特にHDTV規格において必要とされる最高20MHzの高周波 数まで高品質表示を可能にすべき場合のデータ処理に関し、特別な必要条件が画 像記憶装置に対して課せられる。このような画像記憶装置の構造について、以下 で図面を参照しながらより詳しく説明する。 図2は、RAM(ランダムアクセスメモリ)48にデジタル変換された色度値 信号Ri、Gi、Biが記憶され、出力端ではデジタル式に記憶された色度値Ro、 Go、Boを読み出し可能な画像記憶装置12を示している。記憶アドレスは、読 み出し又は記憶のいずれを行うべきかに応じて、マルチプレクサ50を介して記 憶読み出しアドレス及び記憶アドレスからRAM48のアドレスラインに印加さ れる。図2では、マルチプレクサ50及びRAM48のR/W(読み取り/書き 込み)入力端への記憶及びそこからの読み出しは、色度値Ro、Go、Boを読み 出さなくてはならない場合にシステム制御回路10により印加される読み出しパ ルスによって制御される。 RAM48に読み出し及び読み込みアドレスが同時に存在することは、図2に 示されている回路内では、スイベルミラー40及び多角形ミラー38を用いた画 点の制御と同時に、表示のための色度値信号Ro、Go、Boが読み出されること によって妨げられている。しかしながら、RAM48内での記憶は、直接行われ ない。むしろ、記憶すべき色度値信号及び記憶アドレスは、記憶信号によってそ のように開始された場合にはFIFO(先入れ先出し)記憶装置52にの中に記 憶される。 記憶信号は、FIFO記憶装置52内の記憶されたデータの量を追跡するフォ ワードバックワード計数器54の順方向計数入力端にも印加される。 FIFO記憶装置52の内容は、いかなる読み出しパルスも存在しない時にの み、RAM38内に書き込まれる。外部クロック信号は、FIFO記憶装置52 からRAM48まで記憶装置の内容を転送するために用いられる。これらの外部 クロック信号は、RAM48についていかなる読み出しパルスも存在しない時に のみゲート55及び56を介してFIFO記憶装置52の読み出し入力端に印加 され、フォワードバックワード計数器54は、NORゲート58を介してデータ がFIFO記憶装置内に存在することを示す。フォワードバックワード計数器5 4は、FIFO記憶装置の読み出し中にクロックを介してリセットされる。 こうして、色度値信号Ri、Gi、Biのための入力データは、クロックを介し て非同期的に入力される。この目的のため、クロック周波数は、ビデオシステム 内に色度値R、G、Bを記憶するためのクロック速度より実質的に高いものでな くてはならない。クロック速度が高くなればなるほど、FIFO記憶装置52内 に必要とされる記憶空間は小さくてすむ。 図3は、同期化の問題に対する1つの異なる解決法を示す。この目的のため、 RAM48は、2つの記憶領域1及び2を有するか、又は異なるアドレスをもつ 2つの異なる記憶装置で形成され得る。色度値信号Ri、Gi、Biは、DMAモ ジュール60を介してRAM領域1に記憶され、プロセッサ62を用いてRAM 領域2に転送される。色度値信号は、DMAモジュール64を介してRAM領域 2から再び読み出され得る。一般に、60及び64によって示されているような DMAモジュールは、図2を参照しながら記述されたもののような同期化の問題 の危険性を回避すべく、データ処理システム内の関連するプロセッサ62に適合 される。しかしながら、時間が重要な応答の場合、記憶領域2の読み出しの時点 で、プロセッサ62の入力端HLTで読み出し矢印によって表されているように 読み出しパルスを用いてマイクロプロセッサを保持状態におくことが必要となる かもしれない。 図3の標準モジュールでの簡略化された同期化に加えて、プロセッサ62は同 様に、例えば中間ラインを決定するか又は解像度を増大させるためのデータに対 してアルゴリズムを適用することにより、画像を表示するためのデータを処理す ることができるという利点も提供する。この目的のため、プロセッサ62のポー ト66を介してシステム制御回路10によりデータワードが読み込まれ、このデ ータワードは、プロセッサ62に対してデータ変換及びRAM領域1からRAM 領域2までのデータ転送のため選択されたアルゴリズムを実行するように指令す る。 時間が重要な転送条件下では、個別のプロセッサ62では遅すぎる可能性があ り、そのため、画像の様々なセグメントに対応する異なる記憶領域をアクセスす るために一連の並列プロセッサ62が使用されることになる。 読み出し色度値信号Boの例を用いて、図3は更に、この色度値信号をRAM 48からの読み出し後にどの様に更に処理することができるかを示している。デ ジタル色信号Boはまず最初に、DAC68を介してアナログ信号に変換され、 次に低域フィルタ69を介して誘導される。低域フィルタ69は、例えばチュー ナの中間周波数に由来するアナログ信号において可能性のある高周波数干渉を抑 制する役割を有する。しかしながら、この低域フィルタは、DAC68からの方 形アナログ値を平滑化し、フィルタ69が与える時間的間隔全体にわたり画点の ための連続的色度値の平均をとるという点で、もう1つの機能も果たしている。 即ち、低域フィルタ69の設計が適切であるものとして、記憶されたビデオ画像 内の画点の数との関係における表示のためのライン当たりの画点の数のうちの小 さい方に適合されるためのアルゴリズムを、プロセッサ62を用いることによっ て不要とすることができる。従って、1本のライン内の画点を平均するためにプ ロセッサ62によって実行されるべきアルゴリズムを不要とすることができ、か くしてRAM領域1からRAM領域2までのデータの転送が加速される。このと き、低域フィルタ69は、例えばアナログスイッチを介してこのフィルタ69上 で異なるコンデンサが切り換えられるということにより、システム制御回路10 によっ て異なる時定数に調整可能であることが勧められる。しかしながら、信号最大値 のタイムシフトも低域フィルタ69によって引き起こされ、このため、システム 制御回路10を用いて遅延回路46を調整する場合には低域フィルタ69の時定 数を考慮に入れるべきである。 低域フィルタ69を介して複数の画点の平均をとることが望まれる場合には、 一方ではより高い解像度によって画像の情報内容が増大されない可能性ものある こと、そして他方では、表示のための第2のパラメータセットの解像度によって 与えられる情報のみが表示されるべきであることから、低域フィルタ69の時定 数を、ROM18内での記憶及び読み出しのためのパラメータセットに関する1 画点当たりの時間の間の最低数に比例するような形で選択することが勧められる 。低域フィルタ69のカットオフ周波数に関する選択可能な係数もまた、表示す べき1本のライン内の画点間の異なる補間に対応する、可変的な平滑化レベルを 提供することを可能にする。 低域フィルタ69内のコンデンサの充電の結果として、黒レベルのポーチ(Sch warzschulter)は、ビデオ画像の中で1本のラインからもう1本のラインへとシ フトし得る。このような理由から、以下ではクランプ回路70が具備されており 、このクランプ回路70は、このようにして得られるライン信号が更なる処理の ために制御装置14に送られる前に、出力信号をゼロまで引っ張る。クランプ回 路70によるクランピングは、表示すべき画像のためのライン同期信号を介して 行われる。 RAM48内へ、及びその外への色度値信号の読み込み及び読み出しを目的と して、DMAモジュール60及び64は、モジュール60及び64で幅広の矢印 により表されているとおり、制御回路10によってプログラミングされ得る。こ れは、ある種のDMAモジュールでは直接的に実施できるが、一方他のDMAモ ジュールでは、プログラミングはプロセッサへと導くデータラインを介して行わ れる。後者の場合、プログラミングのための値は、マイクロプロセッサ62のポ ート66により制御回路10を介して読み込まれなくてはならず、このマイクロ プロセッサ62はこのとき、これらの値をDMAモジュール60、64へと転送 する。 図3に示されている時間応答は、プロセッサ62のプロセッサ時間によって実 質的に決定される。HDTVで最高20MHzのきわめて高い周波数では、第2 のパラメータセットに基づく高い周波数及び複雑なアルゴリズムのための転送に 関する現在利用可能なプロセッサの過度の緩慢さを理由として、並列で作動する プロセッサを用いて、図3に従った例を実現することができる。しかし、これに は実質的な投資が必要となる。 図4は、データ処理のためのプロセッサを不要とすることのできる、更に単純 な例を示している。赤色色度値信号Roは、この図中に示されているデータ処理 を説明するため一例として使用されており、この赤色色度値信号Roは図2に従 って設計されたRAM48から読み出されている。同じ回路をその他の色度値信 号のために使用することも可能である。動作をより良く理解できるように、以下 では、画像記憶装置内に読み込まれる2本のライン画像ni及びni+1の色度値信 号の重みづけ加算によって得られる色度値信号をもつラインnoが生成されるも のとする。画像記憶装置内に読み込まれる画像のライン数よりも表示される画像 のライン数が多い場合、重み付け加算によって中間ラインも生成することができ る。図4に従う回路で、2本より多いラインを加算することもできる。しかしな がら、単純さを期して、回路は、2本のラインni及びni+1についてのみ例示さ れている。 システム制御回路10を介してのアドレスがなされた後、ラインniについ て1つそしてラインni+1について1つの合計2つの画点色度値が各ケースにお いてRAM48から読み出され、入力バッファを有するデジタル−アナログコン バータ72、74に格納される。デジタル−アナログコンバータ72、74は、 格納されたデジタル値に比例した出力電流が生成される電流出力端を有する。デ ジタル−アナログコンバータ72及び74の出力電流は、可調整抵抗器76及び 78における電圧降下をもたらす。可調整抵抗器は、例えば、デジタル制御可能 なアナログスイッチを介して複数の抵抗器を接続することによって実施でき、こ こで スイッチング素子は電界効果トランジスタであってよい。 可調整抵抗器76及び78でのそれぞれの電圧降下は、先行技術から既知の方 法で抵抗器81、82、83と共に設計されている演算増幅器80を介して加算 される。こうして、演算増幅器80の出力端には、演算増幅器80のラインni 及びni+1の記憶された画点の色度値から成る表示すべきラインnoの赤色色度値 信号のための電圧が発生し、これらの色度値は可調整抵抗器76及び78の値に 従って重みづけされている。このようにして、中間ラインnoは、ラインni及び ni+1から補間される。この目的のため、重みづけのためのデジタル値は、読み 出すべきラインnoのためのデジタル値でアドレスすることができるROM85 から読み出される。従って、入力ラインni及びni+1との関係における画像内の ラインnoの異なるフレーム方向位置についてROM85を介して異なる重みを 調整することができ、そのため、このタイプの回路は、読み出された画像に対し て記憶された画像のラインが非整数倍の場合にも使用することができるようにな っている。さらに、ROM85は、「モード」で示されるデータワードを用いる システム制御回路10によってアドレスされ、こうしてROM内の異なる記憶領 域をアドレスすることができるようになっている。利用された重みを選択するこ とにより、データワードを用いて、異なるタイプの補間を決定することができる 。データワード「モード」は、記憶された画像内のライン数に対する表示すべき 出力ラインの比率に応じて形成される。 更に、図4内の回路はここでも低域フィルタ69及びクランプ回路70を示し ており、従って、図3を参照しながらすでに詳述したとおり、黒レベルをシフト させることなく、低域フィルタ69を用いて1本のライン内の複数の画点全体に わたり平均をとることが可能となっている。 このようにして、図4に示された回路に従ったデータ処理は、時間的に連続し て続き、フレームを基準にして互いの上流に設定された画点に関して、ラインの 色度値信号を補間することを可能にする。しかしながら、より複雑なアルゴリズ ムの場合には、1つの画像の対角線上にある画点も通常考慮に入れられる。この ようなアルゴリズムは、時間に関してオフセットされている画点の色度値信号が デジタル−アナログコンバータ内で入力側に記憶され、演算増幅器80の入力端 で付加的な可調整抵抗器及び付加的な抵抗器を介して加算される場合、図4に従 う回路によっても実行できる。このようにして、図4を参照したライン方向の計 算において、2つより多い画点を考慮に入れるための回路に対する付加的な出費 はわずかであり、そのため複雑なアルゴリズムをこのような構成を用いて実行す ることも可能になっている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フーブリッヒ、ディーター ドイツ連邦共和国 D−07549 ゲラカー レア シュトラーセ 12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. パラメータとしてライン数、画点数、線周波数及びフレーム周波数を含む 所定のパラメータ値をもつ第1のパラメータセットに従って、記憶されたビデオ 画像を表示装置(16、30、32)を用いて表示するためのパラメータについ て異なる又は同一のパラメータ値をもつ第2のパラメータセットに従って読み出 し可能な画像記憶装置(12)に逐次的に記憶される色度値及び/又は輝度値を もつ画点から成るビデオ画像を表示するためのビデオシステムであって、表示装 置(16、30、32)が、画点の色度値及び/又は輝度値に従って制御され、 かつ光学系(30)を介して映像スクリーン(32)上にその光束(26)を投 影する個々の光源(16)を含み、その光学系(30)は、ラスタ走査装置(3 6)を有し、この装置により適切な寸法のビデオ画像を表示するため1つの画像 フィールド内の任意の点上で映像スクリーン(32)上に光束(26)を導き、 この装置(36)のために第2のパラメータセットによる光束(26)をラスタ 化するラスタ制御(42)が設けられていることを特徴とするビデオシステム。 2. 前記ラスタ走査装置(14)が光束を偏向するミラー(38、40)を有 することを特徴とする請求項1に記載のビデオシステム。 3. 前記ミラーが回転ミラー(38)及び/又はスイベルミラー(40)とし て構成されていることを特徴とする請求項2に記載のビデオシステム。 4. 前記画像記憶装置(12)が、ビデオ画像の読み出しのためラスタ制御( 42)からラインの開始及び/又はフレームの開始についてパルスを同期化する ことによって動作されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の ビデオシステム。 5. 前記ラスタ制御(42)の同期パルスが、最大メモリ遅延により決定され る時間間隔だけ、ラスタ制御(42)によって与えられる各ラインの開始よりも 時間的に先行して生成され、実際の遅延時間に対し同期信号を適合させる遅延回 路(46)が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のビデオシステム 。 6. 前記画像記憶装置(12)が画点の色度値及び/又は輝度値のためのデジ タル記憶装置(48)を有しており、ここにおいて利用可能な記憶場所の数は、 色度値及び/又は輝度値を記憶するために必要とされる記憶場所の数に表示可能 な画点の最大数を乗じた数以上であり、前記利用可能な記憶場所は、色度情報及 び/又は輝度情報によって自由にアドレス可能であることを特徴とする請求項1 〜4のいずれか1項に記載のビデオシステム。 7. 前記デジタル画像記憶装置(12)が優先順位回路(52、54、55、 56、58、60、64)を有し、この回路は、記憶場所内に情報を記憶するた め及び記憶場所から情報を読むために同時アドレスする場合に、読み出しアドレ スに対し優先順位を与え、記憶アドレスならびに記憶すべき情報を一時的に記憶 し、読み出しが終結した時点で記憶装置に前記情報を記憶することを特徴とする 請求項6に記載のビデオシステム。 8. 前記第1のパラメータセットにおける画点数及び/又はライン数が第2の パラメータセットにおけるものと異なる場合に、記憶されたビデオ画像の輝度値 及び/又は色度値から表示のための第2のパラメータセットに従って画点を補間 する画像処理装置(62、72、74、76、78、80)、特にビデオプロセ ッサ(62)が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に 記載のビデオシステム。 9. 前記画像処理装置(62、72、74、76、78、80)により補間さ れる輝度値及び/又は色度値が表示装置(16、30、32)の読み出し用に記 憶されている第2の記憶装置あるいは記憶領域が設けられていることを特徴とす る請求項8に記載のビデオシステム。 10. 複数のラインが画像記憶装置(12)から画像処理装置(72、74、 76、78、80)内に読み込まれ、その読み込まれるラインの画点の色度値及 び/又は輝度値は、表示のためラインを生成するべく、重みづけされた形でアナ ログ加算されることを特徴とする請求項8又は9に記載のビデオシステム。 11. 前記画像処理装置(62、72、74、76、78、80)内に低域フ ィルタ(69)が設けられており、この低域フィルタ(69)は、両方のパラメ ータセットに関してライン当たりの画点に線周波数を乗じたときの最小積に所定 の係数を乗ずることによって得られたカットオフ周波数を有することを特徴とす る請求項8〜10のいずれか1項に記載のビデオシステム。 12. 前記低域フィルタの下流にクランプ回路(70)が設けられていること を特徴とする請求項11に記載のビデオシステム。 13. 記憶及び読み出しのためのパラメータセットにおいて、色度値及び/又 は輝度値についての異なる信号形成に対する色適合(14)のための回路が設け られていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のビデオシス テム。
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