JPH09511410A - 落下防止安全装置 - Google Patents

落下防止安全装置

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JPH09511410A JP7518338A JP51833895A JPH09511410A JP H09511410 A JPH09511410 A JP H09511410A JP 7518338 A JP7518338 A JP 7518338A JP 51833895 A JP51833895 A JP 51833895A JP H09511410 A JPH09511410 A JP H09511410A
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Abstract

(57)【要約】 固定あるいは可動フック点により使用できる落下停止安全装置。装置(1、1、1’)は、共通のシャフト(7)により、その対向する面に回転可能に取り付けられたホイール板(5)とプーリー(4)を装備した堅く結合された間隔をおいて離れた支持部材(6)の対で構成されており、各ホイール板は、2つの接触部分(13、11)が共に動作してロープを制動及び停止する少なくとも2つの操作位置と、プーリーの中の通路を通ってロープが滑りうる非作動位置との間で可動である。

Description

【発明の詳細な説明】 落下防止安全装置 本発明は、特に、垂直方向、あるいは傾斜面、例えば、はしご、鉄塔、煙突、 屋根、ファサードの上、あるいは井戸の中を移動する作業者のため、そして、例 えば、ケーブル、コード、あるいはベルトといったフレキシブル・ロープに沿っ て、その作業者あるいは荷物の上昇または降下を可能にするための落下防止安全 装置に関するものである。 固定または移動式のフック点を利用する方法に応じて、落下防止安全装置を2 つの原理的カテゴリーに分類することができる。 第1のカテゴリーは、高所にある固定されたポイントに吊される装置であって 、その装置から出た可動ケーブルを介して作業者あるいは荷物に連結される装置 に関するものである。 このカテゴリーでは、一端が固定され、ドラムに巻き取られたケーブルで構成 され、ケーブルの他端が、例えば、作業者のハーネスに固定されている巻き取り 装置が知られている。作業者が落下した場合、遠心力によって制御されるロック 装置が、ドラムの回転を阻止して、ケーブルが巻き戻されて出るのを阻止し、瞬 間的に作業者の落下を止める。 この装置には、幾つかの不都合がある。すなわち、ドラムに直接連結されるこ と、連続的なフック点を使用することに適合しないこと、及び重量が非常に大き いという理由で、ケーブルの切断あるいは劣化の危険があることなどである。 さらに、作業者が自分に直接結び付けられたケーブルの末端を外す場合、引き 込みばねによってケーブルが装置に向かって戻り、装置を利用できなくなる。 「連続」フック点式と呼ばれる第2のカテゴリーは、ケーブルに沿った2つの 方向にスライドあるいは回転する装置に関するものである。作業者は、例えば、 ハーネスを介して、装置のシャーシに結合される。 このカテゴリーでは、作業者の落下に続く揺動によって、ケーブルを挟み込む ノッチ付きシューにより、ケーブルの制動を行い得る装置が既に知られている。 他方、落下する際、作業者が装置に引っ掛かった場合に、作業者の落下によっ ても、ノッチ付きシューがしばしば作動せず、制動できないことになるので、こ の装置は、殆ど信頼できず、それどころか危険でさえある。 その上、この装置は、一つの方向でしか機能せず、装置がケーブルの誤った方 向に取り付けられた場合に、危険が生じることがある。 ケーブルの設置方向がいずれであっても機能する別の装置が知られており、そ の装置は、2つのホイール板で構成され、その向かい合った面の間にフレキシブ ル・ケーブルを受け入れるための円形溝付きプーリーが、空回りするよう取り付 けられている。プーリーの回転によって生じた遠心力が、予じめ決定されたしき い値を越えた場合には、ホイール板の相対的な回転を選択的にブロックすること を可能にし、逆の場合には、プーリーの自由回転を可能にするためのブロック手 段が、プーリーとホイール板に向かい合った面に形成されており、落下によって 発生した牽引力に続いて、ケーブルがプーリーの溝に侵入することによって、溝 に特有な断面によりケーブルが挟み込まれて、落下の場合のケーブル制動が行わ れる。 いずれにせよ、こうした第2のカテゴリーのいずれの装置も、固定フック点で の利用に適合させることはできない。 従って、本発明は、前述の不都合を防止し、2つの方向に機能し、安全性の観 点から非常に信頼性が高く、ケーブルの劣化を防止し、固定あるいは可動のいず れのフック点での利用に適合させることが可能であり、ブロック解除が容易に可 能であり、軽量であり、製造が簡単で、安価な落下防止安全装置を提示すること を目的としている。 そのために、本発明は、少なくとも一つのホイール板で構成され、その内面に 、フレキシブル・ロープを受け入れるための環状溝付きプーリーが、空回りする よう取り付けられており、プーリーの回転によって生じた遠心力が予め決定され たしきい値を越えた場合に、上述のプーリーのホイール板に対する相対的な回転 を選択的にブロックすることができるように、そして、それ以外の場合にはプー リーの自由回転を許すように、上記プーリーと上記ホイール板とに向かい合う平 面にブロック手段が形成されている落下防止安全装置を対象としており、この装 置が、更に、その内側で固定され、互いに間隔を置いて設けられる2つの支持部 材で構成され、それと向かい合って、上記ホイール板及びプーリーが、共通の回 転軸を介して軸の回りを回転するということと、それぞれ上記ホイール板及び上 記支持部材の周辺にある少なくとも2つの接触部材が、例えば、狭窄あるいは締 め付けによって上記フレキシブル・ロープを制動及び停止するために共同して働 く少なくとも2つの傾斜した作動位置と、フレキシブル・ロープが上記プーリー の溝の中で滑ることができる休止中央位置との間で各ホイール板が変位できるよ うになっていることとを特徴としている。 従って、本発明の装置では、プーリーのブロックとフレキシブル・ケーブルの 制動は、共同して動作はするが、異なる手段によって行われる。 ホイール板は、作業者あるいは荷物が落下した場合にフレキシブル・ケーブル を制動することを可能にするための可動接触部のために設けられている。 本発明のある態様によれば、ばねあるいは弾性的な引き寄せ手段が、上記の支 持部材とホイール板とを連結し、落下の後の装置のブロック解除を容易にし、装 置の不用意なブロックを防止するように、各ホイール板は、この弾性復帰手段に よって、上述の休止位置に向かって力が加えられる。 本発明の装置は、好適には、例えば、ブレースによって互いに間隔を置いた2 つの強固なホイール板で構成され、その2つの内面の間で、上記プーリーと向か い合って、ホイール板を受け入れるようになっており、このホイール板は、支持 部材に対して回転可動である。 本発明の別の態様によれば、接触部材は、各ホイール板が上述の作動位置に向 かって変位した場合にケーブルの締め付け、狭窄ができるよう、制動すべきフレ キシブル・ロープの円筒部のどちらの側にも配置できる。 代替として、それぞれの支持部材上で、2つの接触部材の一つを可動にし、他 方を固定し、作動位置で各ホイール板が変位する時に、例えば、カムシャフトあ るいは弾性コネクタの形で、可動の接触部材が、固定の接触部材に当接し、可動 接触部材の変位と、プーリーの溝と上述の可動接触部材との間で制動すべきフレ キシブル・ロープの狭窄を引き起こす。 同様に、本装置は、作動位置へのホイール板の変位を制限するため、特に、フ レキシブル・ロープの劣化と切断を避けるために、上記支持部材及び上記ホイー ル板上に制限手段を有し、場合によっては、上記接触部材にその制限手段を設け ることができる。 本発明のある特定の実施態様によれば、ローラ、小型プーリー、あるいは固定 ブレースといったガイド手段が、出入口のフレキシブル・ロープの互いに反対側 にある2つの部分の近くに、本装置の指示部材の間に取り付けられており、可動 フック点で使用する場合には垂直の方向あるいはほぼ直線の方向にフレキシブル ・ロープを導くために、そして上記フレキシブル・ロープを装置の中に維持する ために、プーリーのほぼ両側に配置されている。 本発明の別の実施態様によれば、ガイド手段が、フレキシブル・ロープの向き 合った2つの出入部分でこの装置の支持部材の間に取り付けられ、プーリーの同 じ側に配置されており、固定フック点で使用する場合は、フレキシブル・ロープ がほぼU字形になるように、互いに隣接して配置されている。 本発明の別の特徴によれば、本装置は、連続フック点あるいは固定フック点の 両方の場合に、同じ装置を利用することを可能にするように、上記接触部材の位 置及び/又は上記ガイド手段の位置を制御することを可能にする指示システム(i ndex system)を備えている。 また、本発明の別の態様によれば、接触部材及び/又はガイド手段は、上記の 指示システムによって同一装置に適合可能な予め決定された形状と寸法の一連の モジュールに属するようにすることができる。 場合によっては、本発明の装置は、フレキシブル・ロープの末端に可動カウン ターウエイトを備え、外部強制力が作用しない場合にフレキシブル・ロープ上に カウンターウエイトを保持するための制動手段を備えることができる。 本発明の別の特徴によれば、本装置は、フレキシブル・ロープの対向した2つ の出入部分の少なくとも一方の近くで、この出入部分を清掃するために装置に取 り付けられた、スクレーパを形成する少なくとも一つの機構を備えることができ る。この機構は、例えば、清掃すべきフレキシブル・ロープの上記部分と同軸で ある堅い螺旋状のワイヤで構成されるスクレーパを形成している。 本発明がより良く理解され、本発明の別の目的、特徴、詳細、及び利点は、本 発明の特に好ましい実際の幾つかの実施方法に従った説明の間により明確になり 、付録の概略図により例証的で、制限的でない実例を示してある。概略図につい ては、 図1は、固定フック点で使用するよう定められた本発明の装置の第1の実施方 法の、正面及び回転共通軸に対して直角な中央面に従った断面での概略図である 。 図2は、作動位置での図1の装置を示している。 図3は、図1の線III−IIIに従った本発明の装置の部分及び断面の概略 図である。 図4は、本発明の装置のプーリーのブロック手段の概略図である。 図5〜9は、図1で説明した装置の異なる実施変更例の概略図である。 図10a及び10bは、それぞれ、図9の詳細図の側面及び上面概略図である 。 図11は、可動フック点で使用するよう定められた本発明の装置の第2の実施 方法の、正面及び共通回転軸に対して直角の中央面に従った断面での概略図であ る。 図1に示した実施例によれば、落下防止安全装置1は、(図3、7、及び8に 示した)締結リングあるいはカラビナ2を介して、高い固定点に締結され、前述 の装置の内部で回転可動なロープ3を支持するよう定められている。 もちろん、ロープ3は、ロープ、ストラップ、ベルト、またはリンク・チェー ンといった適切なフレキシブル・ロープで置き換えることができる。 ロープ3は、特に可動プーリー4の回りに巻き付けることができ、図1では、 ロープ3の対向する2つの末端は、ロープをほぼU字形にするように、中央プー リー4の同じ側からほぼ平行に出ている。 ロープ3の2つの末端の一つは、例えば、降下させるか、あるいは上昇させる べき作業者あるいは荷物に締結することになっているが、他端は、(表示してい ない)カウンターウエイトを支持して、ロープ3の直線性、及び張りを保証でき るようにされているか、あるいは別の作業者により、手動で操作される。 プーリー4は、2つのホイール板5の間に空回りするよう取り付けられており 、そのホイール板は、それ自身で共通回転軸7を介してシェルまたは覆い6を形 成する2つのプレートの間で回転するよう取り付けられている。 シェル6は、装置のシャーシを構成しており、装置の中をロープが通ることを 可能にする何らかの形にすることができる。 プーリー4は、ロープ3を受け入れるための環状溝8を備えている。 環状溝8の断面は、U字形の半円形であってよく、あるいは受け入れるべきフ レキシブル・ロープに適合したいずれの形状であってもよい。 装置1の出口では、ロープ3の両端あるいは対向するストランドが、それぞれ 、ローラーあるいは小型プーリーといったガイド機構9の上をスライドし、この 2つのガイド機構9の間隔は、プーリー4の直径よりも小さい。 2つのホイール板5は、その間でブレース10によって、プーリー4の周囲で 結合されており、2つのシェル6は、同様にその間に配置されたブレース11に よって、ホイール板5の周囲に結合されている。 ばね12は、それぞれホイール板5とカバーあるいはシェル6の間に両端で結 合している。従って、例えば、ばね12によって生じた弾性復帰力によって、( 図1に示した)休止中央位置に向かって駆動されるので、ホイール板5は、軸7 の回りを自由に回転することはできない。 好適には、このばね12は、回動可能に、そして弾性的に、ホイール板5のブ レース10を覆いあるいはシェル6の別のブレース11に結合している。 プーリー4の軸の中心での回転は、それぞれ、時計方向、及び三角関数的方向 に向いた矢印によって示されている。 ホイール板5の相対する面の間には、固定接触部材13を形成する固定要素が あり、プーリー4とロープ3との間の接触領域の僅かに前で、ロープ3の対向す る2つのストランドの間であって、プーリー4の周縁に配置されている。 固定接触部材13は、ホイール板5と一体になっており、上述の2つの作動傾 斜位置(その一つは、図2に示してある)の間でホイール板5と共に回転し、そ の位置で、固定接触部材13は、ロープ3のストランドの一つを締結及び狭窄す るために、上述のブレース11の一つと共同して動作して、ストランドを両者の 間で制動する。 固定接触部材13は、その作動位置でホイール板5が変位する時にロープ3を 狭窄することに適した、場合によっては、切り込みを付けた2つの対称曲面(図 1を参照すること)を備えている。 図1及び2で、ホイール板5が幾つかの延伸部14を備えており、この延伸部 が、ホイール板面から直径方向に外側に向かって突出しており、それぞれ、シェ ル6を連結する上述のブレース11の一つを停止させるようになっている。 図2によれば、ある延伸部14がブレース11に達すると、それによって、別 のブレース11と固定接触部材13との間でのロープ3の狭窄を制限することが 可能であることが明確に解る。 図面では、偶然の落下に続くブロック動作の原因となる作業者あるいは荷物に 直接連結したロープのストランドに対向するストランドにおいてロープ3の制動 が行われる。 他方、ブレース11の延伸部14に当たることによる狭窄の制限は、(矢印F で示した)落下の急激な応力を直接受けるロープ3のストランドの側で行われる 。 もちろん、直接、その応力を受けるロープのストランドの側に、ロープ3の狭 窄の制動装置及び/又は制限装置を設けることができ、また、その逆も可能であ る。 図1及び2により理解できるように、ブレース11が、ばね12のためのフッ ク点として、また、小型プーリー9の回転軸としての役割を果たし、ロープ3の 制動のための接触部材を構成し、または、ロープの狭窄の制限を可能にする。 本発明の装置は、更に、ホイール板を作動位置に向かって移動させるための、 プーリー4とホイール板5との間の解除可能なブロック手段を備えている。 外部からの働き掛けがなければ、ホイール板5は、ばね12の弾性復帰に続い て、その休止位置に留まったままであるので、ロープ3の制動装置を機能可能に するために、プーリー4により、ホイール板5を駆動する必要がある。 図1及び2で、プーリー4が、ホイール板5と向かい合った平面にあって、軸 7に対して偏心して、対称的に形成され、上述のブロック手段を受け止めるよう 定められた突出部15を備えていることが解る。 図4には、プーリー4の上述の面に対して直角に突出した上述の偏心突出部1 5に自由回転するように取り付けられており、ラチェット16を形成する2つの シンクヘッドで構成されたブロック手段の実例を示してある。 2つのラチェット16は、2つのばね17によって弾性的に結合されている。 ノッチ18は、ばね17の弾性復帰動作によってラチェット16がプーリーの 中央7に向かって収容されたときに、上述のノッチ18の頂部を通る仮想円19 が、ラチェット16を囲むように、ホイール板5に対向する平面内に円陣を作っ て形成される。 仮想円19は、プーリー4の軸7を中心としている。 ノッチ18は、上記ホイール板5に対向する平面に形成されたくり抜き腔20 の円周に設けられており、このくり抜き腔20にラチェット16が収容される。 可動ラチェット16は、ラチェット16がその末端のひとつ16aを介してノ ッチ18に当接するブロック位置と、(図4に示した)いわゆる引き込み位置と の間で変位できるようになっている。 プーリーの中央7に向かう弾性復帰力を受けて、プーリー4の回転によって生 じた遠心力が、ばね17の剛性に対応する予め定められたしきい値を越えた時に 、ラチェット16は、その引き込み位置から離れる。 もちろん、純粋に機能上の観点から、一つのラチェット16と一つのノッチ1 8が必ず必要であるが、ブロックの良好な安全性を保証するために、幾つかのノ ッチ18と2つのラチェット16を装備している。 上記で説明したブロック手段は、以前から知られており、本発明は、その特定 のブロック手段に限定されるものではない。 両回転方向におけるプーリーのブロックを確実にするために、同じノッチ18 と同じくり抜き腔20と共に、同一の2つのホイール板5を装備している。この 2つのホイール板5に対して、ノッチ18は逆方向に向いており、プーリー4の 両側に配置されたラチェットが、それぞれ、ラチェット16の末端16及び16 bによって、ホイール板5に対するプーリー4の各回転方向の回転をブロックす ることを可能にする。 代替的に、特に、一つのホイール板のみを使用する場合には、プーリー及び単 一のホイール板と向かい合う平面に形成したブロック手段を装備することができ る。このブロック手段は、望ましくは、プーリーの面に突出して形成されたガイ ド・レールの間を半径方向に可動な、ブロック(歯止め)を形成するシンクヘッ ドで構成されており、可動シンクヘッドは、可動シンクヘッドとプーリーに結合 したばねのかたさに対応して予め定められたしきい値を遠心力が越えた時に、単 一のホイール板の中に円陣を作るように設けられている接触部あるいはノッチと 噛み合うようになっている。 従って、このようなブロック手段によって、プーリーの一つの側面に形成され た単一のシンクヘッドを用いて、プーリーの2つの回転方向のブロックを行うこ とができる。 同様に、ホイール板5の中に円陣を作るように設けられている爪あるいはノッ チに対して、その2つの末端16a及び16bによって停止する単一のラチェッ ト16を用いて、プーリーの2つの方向に対するブロックを行うことができる。 図4では、各々のノッチには、仮想円19から僅かに離れる一つの半径方向の 突き合わせ面18a及びガイド面18bしかないので、ラチェット16は、その 末端16aだけでノッチ18に当接することができる。 もちろん、単一のプーリー4の代わりに共同して動作する幾つかのプーリー、 あるいは装置の内部でロープを何回か巻くようにする幾つかの溝が付いたプーリ ーを一つ備えることができる。 図5〜9には、本発明の装置の幾つかの実施変形例を示してあり、すべて、高 所での固定フックを目的としており、例えば、楕円形、円形、あるいは葉形とい ったシェルとホイール板の形状によって異なっており、同様に、弾性的にシェル 6をホイール板5に連結するばね12の数と、その配置が異なっている。 図4〜7、及び図9では、ホイール板5は、規則的に間隔をおいたローブ21 を備えた周囲形状を示しており、このローブ21は、前述の延伸部14の機能に 似た機能を有することができる。 図5、6、及び図9では、特に、ばねの一つが破壊する事故に対応するために 、2つのばね12を装備する。 図5では、ばね12が、垂直方向の締結のためにブレース11につながれてお り、このばね12は、その別の末端で2つの異なるブレース10に結合されてお り、そのブレースは、装置の軸7を通る垂直面に対して対称的に配置されている 。 図9では、2つのばね12が、軸7に対して対称的に、かつ、垂直面内に配置 されている。 図5〜9に示した実施変形例は、主として、落下の際にロープ3を狭窄、及び 制動するよう定められた接触部材の位置と形状が異なっている。 図5に示した装置は、図1〜3の接触部材13と同じ機能を果すよう定められ た2つの可動接触部材22を装備している。 可動接触部材22は、ロープ3の出入口側とは逆の側に、軸7を通る垂直面に 対して対称的に配置されており、ホイール板5の上でプーリー4の円周に接合す るようになっている。 可動接触部材22は、プーリー4の溝8の内部へとロープ3を狭窄することに よって、このロープ3を制動する。ホイール板が、作動位置に向かって変位した 時に、各々の可動接触部材22は、カムを形成する偏心アーム22aによりロー プ3に対して回転することによって作動する。このカムの断面が固定ブレース1 1に当接し、この固定ブレースは、カムのローラを形成している。 装置1の通常の動作中に、接触部材22を引き込み位置に維持するために、2 つの可動接触部材22は、ばね23によって、それぞれのアーム22aの自由な 末端で連結されている。 図6では、軸7を通る垂直面に対して対称にな位置でシェル6に結合している 2つの可動接触部材24を装備している。 可動接触部材24はカムを形成しており、その自由な末端は、例えば、ブレー ス10といった固定接触部材との間でロープ3を締め付ける。従って、ホイール 板5の回転と、カム24の外面上でのローラを形成する固定接触部材10の滑り に続いて、カム24の末端とプーリー4の溝8との間で、ロープ3を狭窄するこ とによって、ロープ3の制動が行われる。 荷物あるいは作業者に直接結合されたロープ3のストランドに対向するロープ 3のストランドを制動するために、カム24は、ロープ3の出入口側に対する逆 側に配置されており、それによって、プーリーの溝の中のほぼ半分の円周の上で 摩擦することによって、ロープ3の制動を改善することができる。 もちろん、荷物あるいは作業者を直接支持するロープ3のストランドを制動す るために、ロープ3の出入口側と同じ側にカムを配置することができる。 図5〜8に示した実施変形例では、ロープ3を制動するよう定められた接触部 材は、図1〜3に示した実施方法とは逆に、ロープ3の外側に配置されている。 図7に示した実施変形例では、装置は、同様に、ホイール板5に連結されてい る2つの可動な接触部材25を装備しており、カムのローラ、例えば、シェル6 の間に設けられたブレース11を形成する固定接触部材のカム部分の断面の変位 に続いて、それぞれ、プーリーの溝にロープ3を狭窄することに適したカムで構 成されている。 更に、カム25は、その自由末端に、フック25aを形成するショルダー部を 備えており、ホイール板5の作動位置への変位に続いて、シェル6の間に設けら れた停止具、好ましくは、カムのローラを形成するブレース11を捕えることが できるようになっていて、特に、ロープ3の狭窄を制限し、ロープの切断あるい は劣化の危険を避けることが可能になる。 図8では、例えば、ケーブルによって構成されたフレキシブルな接触部材26 によって、ロープ3の制動が保証されており、各々のフレキシブルな接触部材2 6は、その末端でホイール板にあるブレース10とシェルのブレース11に接続 されている。 フレキシブル接触部材26は、特に、プーリー4の通路に一部沿って、ロープ 3の外面に沿っており、そのフレキシブル接触部材26の末端は、プーリー4の ほぼ両側に配置されている。 従って、上記フレキシブル接触部材26とプーリー4の溝8との間が狭窄され ることによって、ロープ3の制動が行われる。更に、先に説明した実施変形例に 比べて、プーリーの円周のより大きい部分で、狭窄が行われる。 図8では、このフレキシブル接触部材26は、軸7を通る中央面に対して対称 に配置されている。 装置のメカニズムを動作不能にすることがあるすべての汚れ、あるいは泥をフ レキシブル・ロープから清掃するために、スクレーパ35を形成する螺旋状の堅 いワイヤが、装置1の末端の一つで、フレキシブル・ロープの対向した2つの部 分の一つの出入口に固定されている。 ワイヤ35は、清掃フレキシブル・ロープの上記部分と同軸になっており、そ の別の末端は固定されていない。 図9では、それぞれ、ホイール板5とシェル6の上で一端に結合された2つの 可動接触部材27及び28により、ロープ3の制動が行われる。この可動接触部 材27及び28は、一連の平行リング29で連結されて、連結された2つの縦方 向のバーの形態をしている。 プーリー4の出口側では、ロープ3の対向した各ストランドが、上記バー27 及び28によって横方向及び縦方向にガイドされており、リング29の中央の穴 30を貫通している。ホイール板5が作動位置に向かって変位する時、バー27 及び28は、同じ方向に向いたままでいるが、リング29がバー27の運動に追 随するために傾き、対向する2つのストランドで、ロープ3を制動する。 図10a及び10bには、リング29を更に詳細に示してある。リング29は 、ロープ3が通る中央穴30を備えており、2つの脚部31を持っており、穴3 0に対して直径に沿ってリング29の円周に突出している。同様に、2つのバー 27及び28に結合するために、この脚部31には、穴30の軸に対して、垂直 な向きの穴31aが貫通している。 もちろん、本発明の装置は、例えば、フックリング2による以外にも、装置の 中心軸7のところで、垂直方向にフックすることができる。装置を、例えば、地 下ケーブル・ネットワークへの入り口の上で、三脚台の上に固定しなければなら ない場合に、このフック方式は、プーリー4の回転軸を引き上げるために、特に 有利である。 また同様に、荷物あるいは作業者を上げ下ろしするために、ケーブル3の末端 の一つをホイストに接続することができる。 ある変形例では、また同様に、共通の軸の回りを自由回転し、別のフレキシブ ル・ロープを受け入れるようにした別のプーリーを2つのシェルの間に追加する ことができ、フレキシブル・ロープの末端の一つを上記のホイストに接続し、別 のロープを前述の作業者に接続して、安全を保証するようにしたフレキシブル・ ロープとは独立して、作業者を上昇あるいは下降させるようにすることができる 。 図11には、ロープ3上の連続フック点で使用するようにした本発明の装置1 ’を示してある。 前述の実施方法とは逆に、ここでは、ロープ3は、垂直方向の末端に締結され ており、別の末端は、ロープ3の予め定められた張りを保証するよう定められた (ここには示していない)カウンターウエイトを備えている。 従って、装置1’の出口には、ロープ3の互いに反対側になる2つのストラン ドが一直線に並び、その装置1の内側へと僅かに曲がりくねった線に従っている 。 ここで、締結リング2は、作業者のハーネスに直接締結される。このハーネス は、作業者が装置1’を上昇あるいは降下させる際に、作業者と共に上下する。 同様に、例えば、ループにより、このハーネスを共通軸のレベルに直接締結す ることができる。 図11に示した実施方法では、その中をプーリー4の出入口までロープ3が滑 るU字形の受け具32と、可動で、ノッチを付けられた接触部材33との間でロ ープ3のストランドの制動が行われる。この接触部材は、一端でシェル6連結し ており、アーム34に別の一端で連結されており、アーム自体はホイール板5の 延伸部14に連結している。 作業者が落下した場合にロープ3を締め付けるために、受け具32及び可動接 触部材33は、ロープ3の両側で、プーリー4の出入口に向かって配置されてい る。 2つの可動接触部材33は、プーリー4の軸7を通る中央面に対して対称に配 置されている。 図11では、装置1は、水平に配置されているが、もちろん、使用するときに 垂直に向けることができる。 連続的なフック点で使用する場合に、作業者が装置に引掛かったとしても、ロ ープ3の制動が常に可能なので、装置1は、安全性の観点から、特に信頼性が高 い。 その上、例えば、作業者が静止位置にいる場合には、装置の重量によって、ロ ープ3上で自動的に制動が発生するので、作業者1’は、装置の重量を継続的に 支える必要はない。 また、同様に、作業者あるいは操作の際の荷物の安全性を倍増するために、本 発明の装置1及び1’を同時に使用するすることができる。 そのためには、本発明の装置1を使用する際に、作業者あるいは荷物に直接結 び付けられたロープのストランドの反対側のロープ3のストランドの上を滑るよ うに本発明の第2の装置1’を取り付け、同様に、この第2の装置1’を作業者 あるいは荷物に結び付けることで十分である。 また、作業者あるいは荷物に直接連結されたロープのストランドが切れた場合 、第2の装置1’の2方向での制動により、高所に締結された装置1のレベルで ブロックされたロープ3の反対側のストランドで、第2の装置1’が制動を行っ て、作業者あるいは荷物の落下を防止する。 実際、作業者あるいは荷物に直接連結されたストランドが切れた場合は、反対 側のロープのストランドの制動は、それに結び付けられたカウンターウエイトに よって行われる。 好適には、カウンターウエイトを可動にし、外部応力がなくても、ロープ上の カウンターウエイトを所定位置に保持するための制動機構を備えることができる 。 例えば、カウンターウエイトが、本発明の装置にぶつかるか、あるいは本発明 の装置に連結された作業者が移動するうちに足場にからんだ場合には、可動カウ ンターウエイトによって、作業者は、上昇あるいは下降を続けることができる。 この制動機構は、例えば、使用されるロープよりも若干小さい半径を有する内 部管、または、ロープに所定の圧力を加えうる装置からなりうる。 このカウンターウエイトは、楕円あるいは半球形にすることができ、カウンタ ーウエイトによる衝撃からユーザを保護するために、例えば、発泡材料といった 、衝撃緩和用外部弾性被覆を備えることができる。 同様に、水あるいは砂といった液体、あるいは固体を中に詰めることができる 容器で構成される可変質量カウンターウエイトを装備することもできる。 もちろん、本発明の装置は、ロープに加わった力を減速するために、滑車装置 を利用することができる。 例えば、図9に示した変形例の小型プーリー9は、そうした滑車装置の役割を 果すことができる。 前述のブレース10及び11で構成される指示システムを備え、移動あるいは 固定フック点で利用できるようになっており、ロープを制動する移動する接触部 材、並びに、装置の出入口へとロープをガイドする機構を有する単一の装置を提 供することができる。 ここで、図1〜4を参照して、本発明の装置の機能を説明する。 例えば、作業者が落下した場合、作業者が直接結合されているロープ3のスト ランドに応力Fが作用して、ロープ3の巻き戻しが加速する。プーリー4の溝8 とロープ3との間の摩擦接触により、プーリー4の回転が加速される。 プーリー4の回転によってラチェット16に作用する遠心力が、ばね17の剛 性に応じて予め定められたしきい値を越えると、ラチェットがノッチ18の中に 繋止され、ホイール板5とプーリー4の回転がブロックされる。 すると、ロープ3の巻き戻しによるプーリー4の駆動がホイール板5に伝達さ れ、ホイール板がばね12の復帰力に逆らって回転して、接触部材13とブレー ス11との間のロープ3の円筒部を狭窄する。 すると、ロープ3は、非常に短時間に制動される。 ばね12の弾性復帰によって、応力Fが取り除かれるとすぐに、本発明の装置 のブロックが自動的に解除される。 これから、図11を参照しながら、本発明の装置の機能を説明する。 落下の際、装置1’は、急速に下に向かって引っ張られ、ロープ3に接したプ ーリー4の回転速度を加速し、同様にして、ホイール板5とプーリー4をブロッ クし、ロープ3を制動する。 同様に、装置1’に作用した応力を取り除くと、自動的にブロックが解除され る。 幾つかの特別な実施方法と関連させて、本発明を説明できるだろうが、その枠 組、意図から外れることなく、数多くの変形例、及び変更を行えることだけには 全く限定されない、ということが明らかである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年1月31日 【補正内容】 請求の範囲(補正) 1.フレキシブル・ロープを受け入れるためにその内面に溝付きプーリーが空 回りするよう取り付けられた少なくとも一つのホイール板と、上記ホイール板の プーリーの回転を選択的に可能にするために、上記プーリーとホイール板とに向 かい合う平面に形成されたブロック手段を備えた落下防止安全装置において、 少なくとも一つの支持部材(6)で構成されたフレームを上記装置(1、1’ )が備えており、該フレームの上に、好ましくは、その下部に固定接触部(11 )が配置され、該フレームの内面上で、上記フレームが、接触部(13)を有す る少なくとも一つの可動ホイール板(5)を有する中心軸(7)を支えており、 上記軸(7)が同様にプーリー(4)を支えているということと、上記可動ホイ ール板(5)がノッチ(18a)を有すること、プーリー(4)が、少なくとも 一つの偏心した軸(15)上に配置された少なくとも2つのラチェット(16) を有し、休止位置でプーリー(4)の中央の溝の中で滑らすことができるフレキ シブル・ロープを制動及び停止させるように装置の2つの方向で自動的に機能す ることができるようになっていることを特徴とする落下防止安全装置。 2.上記支持部材を上記可動ホイール板に連結するばね(12)といった復帰 弾性手段によって、休止位置へと各可動ホイール板が力を受けることを特徴とす る請求項1に記載の装置。 3.その内面間に上記プーリーを受け入れるため、例えば、ブレース(10) によって互いに間隔を置いて設けられた堅固なホイール板を二つ備え.該ホイー ル板が支持部材に対して回転可動であることを特徴とする請求項1あるいは2に 記載の装置。 4.各可動ホイール板が作動位置の一つに向かって変位した時に、フレキシブ ル・ロープを締結及び狭窄するために、ノッチを付けられた面を持つ接触部が、 フレキシブル・ロープの両方の部分に制動用に配置されていることを特徴とする 請求項1〜3のいずれか一つに記載の装置。 5.二つの接触部の一つが可動であり(22、24、25、26)、別の一つ が支持部材上に固定(11、10)されており、可動接触部を変位させる該作動 位置への各可動ホイール板の変位の際に、可動接触部が固定接触部に当たり、上 記プーリーの溝と上記可動接触部との間でフレキシブル・ロープを狭窄して制動 することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の装置。 6.上記固定支持部材と上記可動ホイール板に、作動位置での可動ホイール板 の変位を制限するための手段(11、1425a)を備えており、場合によって 、上記接触部にその制限手段が作用することができることを特徴とする請求項1 〜5のいずれか一つに記載の装置。 7.固定フック点で使用する場合に、フレキシブル・ロープをほぼU字形にす るために、互いに隣接するプーリーの同じ側に配置された対向するフレキシブル ・ロープの2つの部分の出入口部分で、装置(1)の支持部材の間に、ガイド手 段(9)が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに 記載の装置。 8.移動あるいは固定フック点の場合に同じ装置(1、1’)を利用できるよ うに、上記接触部の位置及び/又はガイド手段を制御することを可能にする指示 システムを備えており、上記接触部及び/又は上記ガイド手段が、上記指示シス テムにより、同一装置において用いうる予め定められた形状と寸法である一連の モジュールであることを特徴とする請求項7あるいは8に記載の装置。 9.フレキシブル・ロープの末端の一つに可動カウンターウエイトを備え、外 部駆動力がないときにフレキシブル・ロープ上の所定位置にカウンターウエイト を保持することを可能にする制動手段を備えることを特徴とする請求項1〜8の いずれか一つに記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フレキシブル・ロープ(3)を受け入れるためにその内面に環状溝(8) 付きプーリー(4)が空回りするよう取り付けられた少なくとも一つのホイール 板(5)と、上記プーリーと向かい合った面にそれぞれ形成されたロック手段( 16、18)とを有し、該ロック手段がプーリーの回転によって生じた遠心力が 予め定められたしきい値を越えた場合に上記プーリーと上記ホイール板の相対的 な回転を選択的にブロックできるようになっており、逆の場合には上記プーリー の自由回転を許す落下防止安全装置において、 上記装置(1、1’)が、更に、2つの連動し、互いに間隔を置いた堅固な支 持部材(6)を内側に備え、共通の回転軸(7)の回りを上記ホイール板と上記 プーリーが回転することと、上記ホイール板及び上記支持部材の周縁にある少な くとも2つの接触部(13、22、10、25、26、27、34;11、24 、28、29、32、33)が、例えば、狭窄及び締結によって、上記フレキシ ブル・ロープを制動及び停止させるために共同して動作する少なくとも2つの作 動傾斜位置と、フレキシブル・ロープが上記プーリーの溝の中を滑ることができ る上記休止中央位置との間で、各ホイール板が変位できるようになっていること を特徴とする落下防止安全装置。 2.各ホイール板が、上記支持部材を上記ホイール板に連結するばね(12) といった復帰弾性手段によって、上記休止位置に向かう力を受けることを特徴と する請求項1に記載の装置。 3.例えばブレース(10)により互いに間隔を置いた二つのホイール板を備 え、該ホイール板の対向する内面の間に上記プーリーを納め、上記ホイール板が 上記支持部材(6)に対して回転するように可動であることを特徴とする請求項 1あるいは2に記載の装置。 4.各ホイール板が上記作動位置のいずれか一つに向かって変位した時に、ロ ープを締結及び狭窄して制動するように、2つの接触部(13、27、33、3 4;11、28、29、32)が、フレキシブル・ロープの両側に配置されてい ることを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の装置。 5.各支持部材上で、2つの接触部の一つが可動であり(22、24、25、 26)、別の一つが固定(11、10)であって、作動位置に各ホイール板が変 位すると、可動接触部が変位し、可動接触部が固定接触部に当たり、上記プーリ ーの溝と上記可動接触部との間で制動するようにフレキシブル・ロープを狭窄す ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の装置。 6.上記支持部材と上記ホイール板に、作動位置へのホイール板の変位を制限 するための手段(14、11、25a)を備えており、上記接触部に該制限手段 が作用できることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に記載の装置。 7.移動フック点で使用する場合に、フレキシブル・ロープをほぼ直線あるい は垂直の方向に向けるために、そして、フレキシブル・ロープを装置の中に維持 するために、プーリーのほぼ両側に配置された対向するフレキシブル・ロープの 二つの部分の出入部分に隣接して、装置(1’)の支持部材の間に、ガイド手段 (9)が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一に記載 の装置。 8.固定フック点で使用する場合に、フレキシブル・ロープをほぼU字形にす るために、ガイド手段(9)が、装置(1’)の支持部材の間で、フレキシブル ・ロープの対向する二つの部分の出入部分へと取り付けられ、プーリーの同じ側 で互いに隣接した位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれ か一に記載の装置。 9.移動あるいは固定フック点の場合に同じ装置(1、1’)を利用できるよ うに、上記接触部の位置及び/又はガイド手段を制御することを可能にする指示 システムを備えており、上記接触部及び/又は上記ガイド手段が、上記指示シス テムにより、同じ装置に適合できる予め定められた形状と寸法である一連のモジ ュールであることを特徴とする請求項7あるいは8に記載の装置。 10.フレキシブル・ロープの末端の一つに可動カウンターウエイトを備え、 外部駆動力なしにフレキシブル・ロープにカウンターウエイトを保持するための 制動手段を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一に記載の装置。 11.フレキシブル・ロープを清掃するように、フレキシブル・ロープ(3) の対向する2つの部分の少なくとも一つの出入部の近くに、装置(1、1’)に 取り付けられたスクレーパを形成する少なくとも一つの機構を備えており、その 機構は、清掃すべきフレキシブル・ロープの上記部分と同軸である、例えば堅い 螺旋形のワイヤ(35)で構成されるスクレーパを形成していることを特徴とす る先行する請求項に記載の装置。
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