JPH09510931A - 印刷物の表面測定装置 - Google Patents

印刷物の表面測定装置

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JPH09510931A
JPH09510931A JP8521991A JP52199196A JPH09510931A JP H09510931 A JPH09510931 A JP H09510931A JP 8521991 A JP8521991 A JP 8521991A JP 52199196 A JP52199196 A JP 52199196A JP H09510931 A JPH09510931 A JP H09510931A
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ゲオルク プラチュ,ハンス
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ゲオルク プラチュ,ハンス
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Abstract

(57)【要約】 粉末を散布された印刷物(10)の散粉の程度を測定するための光学的検出プローブ(32)は、反射によって機能する測定光障壁(74〜80)を有し、測定光障壁の軸線か印刷物(10)の表面に対して傾斜している。更に、表面粗さも測定されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 印刷物の表面測定装置 本発明は、印刷物(print product)の表面測定装置に関する。 このような測定装置は、塗布される種々の印刷インクの光学的密度を測定する ために使用される。このような測定装置は一般的に、仕上がった印刷物上を移動 されることができる測定ヘッドを具備し、この測定ヘッドが種々の色分解の光学 的密度を測定する。 現代の印刷機械では、印刷物のインクフィルムが、熱放射または光放射にさら されることによって乾燥せしめられ、その結果印刷物が棚内で乾燥される必要が ないようにしている。しかしながら、このように熱放射または光放射にさらされ た後においても印刷インクはまだ幾分粘つき、その結果互いに上下に積み重ねら れた印刷物が互いにくっついてしまう可能性がある。このことを防止するために 、しばしば印刷物の上側表面上に細かい粉末が散布される。この細かい粉末は、 例えば細かくすり砕かれた鉱物材料、または細かくすり砕かれた糊(starch)であ ることができる。散布される粉末の量は、経験的値により、かつ散粉された印刷 物を連続的に監視することにより、散粉装置上に設定される。しかしながら、印 刷物上に実際に確保された粉末の量をより正確に知ることができれば、多くの場 合散粉装置上の粉末送り出し量を低減することができ、即ちより少ない剰余量の 粉末で作業することができる。このことは、粉末を節約する上で有利であるのみ ならず、このようにして、過剰の粉末を送り出すことから生じる可能性がある印 刷機械内での粉末の堆積を防止することができる。 従って本発明は、請求項1の前提部分に記載の測定装置において 、印刷後に散粉することによって印刷物上に堆積された粉末量を測定することが できるようにした測定装置を開発することを意図している。 本発明によれば、この目的は、請求項1の特徴部分に記載された特徴を有する 測定装置によって達成される。 本発明の有利な展開が従属請求項に記載されている。 請求項3に記載の本発明は、印刷物上に存在する粉末量の予め定められた変動 に対してセンサ出力信号のできるだけ大きな変動が得られるという点で有利であ る。 請求項4から6に記載の本発明についても同様のことが言える。 請求項8に記載の本発明によれば、粉末粒子によって変化せしめられた測定光 と、印刷基部自体または印刷基部上に存在する印刷インクによって反射された測 定光部分との間のできるだけ鋭い区別ができる。好ましくは、測定光が粉末粒子 によって反射されるが印刷インク又は印刷基部によって吸収されるように、測定 光の波長が選択される。この代わりに、粉末粒子上で特徴的なルミネセンス(冷 光)を発生するが、印刷インク及び印刷基部上ではルミネセンスを発生しないよ うな波長の測定光を使用することができる。 請求項9に記載の測定装置では、センサが、印刷物の表面から距離を隔てて配 置されることができる。 請求項10に記載の本発明は、測定部分に粉末粒子を運ぶガス流の一定の速度 が与えられれば、測定部分の検出器の出力信号から粉末粒子の大きさが導き出さ れることができるという点で有利である。 請求項11に記載の本発明は、粉末粒子を運ぶガス流が完全に閉鎖された経路 上を案内されるという点で有利である。これにより、周囲空気による外乱を受け ることが防止されると共に、ガス流が解 放される前に、ガス流内を運ばれる粉末粒子が制御された仕方でフィルタに送り 込まれることができる。 請求項12に記載された測定セルの幾何形態は、特に単純でかつ良好に配置さ れた光学比(optical ratio)の点で有利である。 請求項13に記載の本発明では、測定部分内のガス流量が、測定部分内に望ま しくない堆積物が生成されないような量となる。放射方向に関して薄い測定セル は、粉末粒子の直径の測定にとって有利である。なぜならば、放射方向に関して 幾つかの粉末粒子が前後に重なるということがないからである。 請求項14に記載された粉末粒子の大きさと個数の決定方法は信頼性が高く、 かつ機械的構成要素の移動を必要とせず、かつ電子手段によって容易に評価され ることができる。 請求項15によれば、粉末粒子による測定部分内の測定光ビームの遮断が、対 応する直径の情報に簡単かつ迅速に変換されることができる。 請求項16に記載の測定装置は、非常に単純な機械的構造によって特徴付けら れ、しかもこの非常に単純な機械的構造は、任意の瞬間におけるセンサの位置を 知りながら印刷物の種々の区域を測定する可能性を提供する。 請求項17に記載の本発明は、印刷物の大きな表面区域を高い信頼性でかつ迅 速に測定することができるという点で有利である。 このことが、請求項18によれば自動的に達成されることができる。 請求項19に記載の測定装置では、操作者(オペレータ)が多大の時間を消費 することなく、印刷物の大きな表面区域を正確に測定することができる。 請求項20に記載の測定装置は、特に単純な機械的構造および電 気的構造によって特徴付けられる。従って、この請求項20に記載の測定装置は 、印刷機械内の全ての印刷物の100パーセントの検査をするのに特に適してい る。このような測定装置は、例えば印刷機械の送り出しテーブル上に配置される ことができ、このとき積層体の頂面側への妨げられないアクセスが、光学系用の 適切に選択された焦点距離を保ちつつ確保される。 請求項21に記載の測定装置では、操作者は、散粉状態の厚さに関する情報だ けでなく、散粉状態の均一性に関する直接的な情報をも得る。 請求項22または23に記載の測定装置では、散粉状態の測定が数値として表 されることができる。 請求項24によれば、本発明による測定装置は、印刷基部の表面粗さを測定す るためにも使用されることができる。この情報は、散粉に使用される粉末の種類 と粒子の大きさとを選択する上で重要である。 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明する。図面 中において、 図1は、印刷物の粉末散布の厚さを測定するための測定装置のブロック線図で ある。 図2から図4は、図1に示す測定装置用の種々の測定ヘッドを示す図である。 図5から図7は、測定装置の変形例を示す、図1と同様のブロック線図である 。 図1において、参照符号10は、4色刷り(four-colour imprinting)を施され 且つ細かい糊粉末(fine starch powder)が散布(dusting)された後に測定テーブ ル12上に置かれた仕上がった印刷物(print product)を表す。ステッピングモ ータ20によって回転され るねじ付きスピンドル18が軸受ラグ14,16により測定テーブル12の下方 長手方向側部上に取り付けられる。ねじ付きスピンドル18は、橋体22の図示 しないねじ付きナットと協働し、この橋体22は軸受ラグ24,26によって別 のねじ付きスピンドル28を担持する。ねじ付きスピンドル28は、保持部材3 0上に設けられた適合するねじ付きナットと協働する。その全体を参照符号32 によって表される測定ヘッドが保持部材30上に取り付けられる。測定ヘッド3 2の種々の実施例の詳細が、図2から図4を参照しながら後述される。 一般的に言って、測定ヘッド32の機能は、印刷物10の表面上に存在する粉 末粒子の密度に対応した信号をライン34上に供給することにあり、ライン34 は実際的にはトレーリング形ケーブル(trailing cable)又はコイル形ケーブル(c oiled cable)であることができる。この信号は制御ユニット36に送られる。制 御ユニット36は、駆動回路40を介してステッピングモータ20を制御し、か つ駆動回路38を介してステッピングモータ42を制御し、このステッピングモ ータ42がねじ付きスピンドル28を作動させる。 制御ユニット36の入力部に接続されたキーパッド44は3列のキー44a, 44b,44cを有する。これらのキー44a,44b,44c上に、使用され る特定の印刷基部の特質用と、印刷の種類用と、散粉用に使用される粉末の種類 用との種々のプリセット入力が与えられる。これら3列のキーの各列の最後のキ ーは、試料上の対応する特性値を測定するために設けられることができる。一方 、残りのキーは予め定められた種々の標準的なケースを選択するために設けられ 、これらの標準的なケース用の適切なデータがメモリ46内に記憶されており、 メモリ46は同様に制御ユニット36に接続される。より正確に言えば、メモリ 46の種々の記憶区域の各 々が特性値を含み、これらの記憶区域は、表面への散粉の適用に対して、特別の 印刷基部と印刷の種類と粉末の種類(例えば、g/m2の単位で表される)とに 対して得られた測定ヘッド32の出力信号を割り当てる。測定装置と共にこれら の特性値の或るものは操作者(オペレータ)の裁量に委ねられることができ、こ れらの特性値の或るものは、操作者自身によって以前に完了された印刷作業に基 づいて決定される。 更なる入力がキーパッド48から制御ユニット36内に入力されることができ る。メモリ46内に記憶された特性値を用いてライン34上に得られたデータか ら、入力条件に対して制御ユニット36によって導き出された散粉密度が表示ス クリーン50上に出力されることができる。使用者(ユーザ)にとって重要な他 のデータも表示スクリーン50上に出力されることができる。 また、制御ユニット36は駆動回路52を介して、印刷物10上に散粉するた めに設けられた散粉装置54を制御することができる。 図1において破線で表されるように、散粉装置54は分与ホッパ56を具備す る。この分与ホッパ56は、下方端部に設けられた配粉用開口部を有し、この配 粉用開口部の下方に配粉板58が垂直方向に短い距離だけ分離されて配置される 。この配粉板58は、振動付与装置60によって水平方向に制御可能な振幅で移 動されることができ、斯くして配粉板58は混合用部材62に制御可能な粉末流 を送り込む。混合用部材62は、例えばウォータジェットノズルのように作動さ れることができる。混合用部材62の入口は圧縮空気ライン64に接続され、一 方混合用部材62の出口は粉末ライン66に接続される。この粉末ライン66は 、印刷機械内部で印刷物の幅全体に亘って横方向に延びるノズルパイプに接続さ れる。 次に図2から図4を参照する。なお、これら図2から図4では、印刷基部の断 面と、各測定ヘッド32とが同一の縮尺で表されていない。印刷基部68の厚さ と印刷基部68上に担持されたインクフィルム70の厚さとは拡大された縮尺で 示されている。インクフィルム上に載っている粉末粒子72の大きさも拡大され た縮尺で示されている。 図2から図4に示されるように、印刷基部68の上側面と下側面とは山部と谷 部とを有する。印刷基部のこれら二つの表面における山部と谷部の平均値は必ず しも同一である必要はない。全体的に言って、粉末粒子72の平均直径が印刷基 部の二つの表面上の山部と谷部の平均値の合計よりもやや大きくなるように粉末 粒子72の大きさが選択される。その結果、最も好ましくない場合(印刷物の下 側面上の谷部が、積層体内でその印刷物の下方に位置する印刷物の上側面上の谷 部と整列された場合)でも、下側の印刷物によって担持された粉末粒子72は、 下側の印刷物上のインクフィルム70が上側の印刷物の下側面と直接的に接触す ることを防止する。 図2に示す測定ヘッド32では、光源74によって供給される測定光は、レン ズ76によって印刷物10の表面上の小さな測定点(参照符号mによって表され る寸法を有する)上に投射される。図2に示されるように、入射ビーム経路は、 レンズ76の寸法と調和した入射角で斜めに当たるように表面に向けられる。 レンズ76のできるだけ近くに配置されたレンズ78を介して、測定点mが検 出器80上に投射される。この検出器80は、例えば光感知ダイオード又はフォ トトランジスタであることができる。 もし印刷物10の表面が絶対的に水平でかつ理想的に滑らかであるならば、光 源74によって発生された光は反射基準(reflection criteria)に従って表面か ら反射され、レンズ78は検出器80上 に何ら光を投射しない。印刷基部68の表面粗さのため、即ちインクフィルム7 0の対応した表面粗さのため、光源74によって放射された光の内の小さな部分 がレンズ78を通して検出器80上に投射される。キー列44aの端部に位置す るキーが印刷基部68の表面粗さを測定するように作動されたときには、検出器 80の対応した出力信号は、印刷基部68の表面粗さを測定するために直接的に 使用されることができる。測定装置のこのような作動が要求されない場合には、 制御ユニット36は、ライン34上に現れる信号から、検出器80の出力電圧の 内の表面粗さを誘導する部分に対応した基本信号を引き出す。従って、この差分 (differential)が形成された後、制御ユニット内には、粉末散布密度の測定信号 としての信号が残される。この信号は、粉末粒子72によって更に拡散された光 部分によって生成される。 図3に示す変形された実施例では、図2を参照しなから上述した構成要素に対 応した機能を有する構成要素には同一の参照符号を用いる。 レンズ76の軸線とレンズ78の軸線とは互いに直角をなし、且つレンズ76 の軸線とレンズ78の軸線とは半透鏡82において交差する。レンズ76,78 の前方に平行なビームが形成されるようにレンズ76,78が選択され、この平 行なビームがレンズ84を介して印刷物10の表面上に投射される。 図3に示す測定ヘッド32では、測定光が印刷物の表面に送り込まれるビーム 経路内にカットオフフィルタ86が配置される。好ましくはこのカットオフフィ ルタは、光源74のスペクトルから、粉末粒子が螢光または燐光を発するように 粉末粒子を励起するがインクフィルム70及び印刷基部68は励起しないような 波長を選出する通過帯域範囲を有する。この代わりに、粉末粒子72によっての み反射されるがインクフィルム70及び印刷基部68によっては反射されないよ うな波長が選択されることができる。フィルタ86は、印刷基部から戻って来る 光をも透過させるということを理解されたい。 図2および図3に示す各測定ヘッド32は、反射によって機能する測定部分を 有する。図4に示す測定ヘッドは、伝送(transmission)によって機能する測定部 分を有する。このことを可能ならしめるために、印刷基部68が不透明であるが 、ガラスから形成された特別の測定セル88が設けられる。この測定セルは、下 方円箇状吸引部分90と、平坦化された中央測定部分92と、上方送り込み部分 94とを有する。下方円筒状吸引部分90は、下方円筒状吸引部分90から短い 距離を隔てられた印刷物10の表面上を移動される。中央測定部分92は、平行 な平面を画定する壁を有する。上方送り込み部分94は、調節可能なスロットル 96とフィルタ100とを介して小形の吸引ポンプ102の吸引側に接続される 。スロットル96はサーボモータ98によって作動されることができる。吸引ポ ンプ102によって発生された空気流は、印刷物10の表面から粉末粒子72の 少なくとも予め定められた部分を引き込み、測定部分92内の薄いエアカーテン 内で個々の粉末粒子が、光源74によって発生された測定光ビームを通過する。 この測定光ビームは、中間投影レンズ76とピンホール付きダイアフラム106 とレンズ104とを介して粉末粒子72の経路上に投射される。一方、レンズ1 10は測定光をピンホール付きダイアフラム108の開孔上に集束させ、次いで 測定光は第2の中間投影レンズ78を介して検出器80上に投射される。 検出器80の出力信号が信号成形処理部112に送り込まれ、信号成形処理部 112の出力信号がパルス幅決定回路114と計数回 路116とに送られる。パルス幅決定回路は、信号成形処理部112の出力信号 の下降縁部とそれに続く上昇縁部との間の距離を決定する。即ち、パルス幅決定 回路は、測定ビーム経路が粉末粒子72によって遮断された時間間隔を決定する 。粉末粒子の移動速度は既知であるので、この時間間隔から粉末粒子の寸法が得 られる。 パルス幅決定回路114および計数回路116から求まる粉末粒子の大きさ及 び個数に対応した各出力信号が制御ユニット36に送り込まれる。制御ユニット 36の入力部は更に、測定セル88の上方端部に接続された圧力センサ118の 出力信号を受け取る。この圧力センサ118の出力信号は、粉末粒子72が空気 流によって測定セル88内を引かれる速度の間接的な尺度となる。制御ユニット 36は、圧力センサ118の出力が予め定められた所要値に保持されるようにサ ーボモータ98を制御する。 粉末粒子を検出するために上述の明視野法を使用する代わりに、暗視野法を使 用することもできるということを理解されたい。暗視野法では、粉末粒子が測定 部分を通過することにより、検出器80の出力信号が低減されるのではなく、検 出器80の出力信号が増大される。この場合、パルス幅決定回路114は、信号 成形処理部112の出力信号の上昇縁部とそれに続く下降縁部との間の距離を計 算しなければならない。 図5に示す測定装置では、測定ヘッド32が、測定テーブル12の全高さに亘 って延びる帯状形態をなし、この測定ヘッド32には、図2に示す構造とほぼ同 一の構造を有しかつ反射によって機能する多数の光障壁(light barrier)が短い 間隔、例えば5mmの間隔で設けられる。このような光障壁装置は、例えば光ダ イオード又はフォトトランジスタを用いて容易に実現されることができる。その 場合、光障壁装置のハウジングは光透過性の屈折性材料から形成さ れ、レンズ76,78がこのハウジングの外側表面内に直接的に組み込まれる。 従って、図5に示す測定装置では、y方向のサーボ駆動部が省略されることが できる。なぜならば、帯状の測定ヘッド32が、y方向に分散配置された多数の 測定用光障壁の出力データを並列に供給するからである。 図6に示す実施例では、図2から図4に示される構造と同様の構造を有する測 定ヘッド32が、パーソナルコンピュータにデータを入力するためのマウスと同 様のマウス120に機械的に連結される。マウスによって発せられる位置パルス を加算していくことにより、制御ユニット36は、測定ヘッド32が所与の瞬間 に印刷物10の何処の位置上に位置しているかを決定することができる。 制御ユニット36は、例えばマウス120によって信号が送られた最後の10 個の経路増分について求められた粉末密度と、全体の移動に亘って求められた粉 末密度とを、表示スクリーン50上に連続的に表示する。この代わりに、制御ユ ニット36は、マウス120によって信号が送られた測定ヘッド32の手で動か された移動経路を表示スクリーン上に表示することができる。いずれの場合にも 、制御ユニット36は散粉密度を、像点における密度および/または色によって 視覚的に表すことができる。 図7に示す実施例(歪んだ斜視図で表されている)では、測定テーブル12上 に光源74が配置され、この光源74は実際には測定テーブル12の垂直方向に 延びる中央平面内に位置し、側方から見ると光源74は、図2に示す測定ヘッド の場合と同様に印刷物10を照射する。カメラユニット122が光源74のハウ ジング上に取り付けられる。このカメラユニット122は、テレビカメラ用に通 常使用されるタイプのイメージ変換器124と、印刷物10全体を このイメージ変換器124上に投影する光学系126とを有する。 イメージ変換器124は駆動カード128を介して表示スクリーン130に接 続される。この表示スクリーン130は、個々の画素の明暗および/または色に よって印刷物10の散粉状態を直接的にかつ視覚的に表示する。 イメージ変換器124は更に、評価カード132に接続され、この評価カード 132はイメージ変換器124の種々の画素の輝度を評価する。評価カード13 2は例えば、イメージ変換器124上の白色像区域の直径が予め定められた個数 の画素(例えば3画素)よりも小さいときにはイメージ変換器124上の白色像 区域を粉末粒子によって拡散された光として解釈し、一方イメージ変換器124 上の白色像区域の直径が予め定められた個数の画素よりも大きいときにはイメー ジ変換器124上の白色像区域を印刷物10の印刷されていない区域として解釈 する(但し、印刷基部が白色の場合)ようにプログラムされることができる。斯 くして、粉末粒子の規準に合致するイメージ変換器124上に発生された像の白 色像区域を計数することによって、印刷物10の散粉状態の尺度を引き出すこと ができる。この印刷物10の散粉状態の尺度は制御ユニット36に伝達される。 この代わりに、評価カード132は、測定テーブル12上に散粉されていない 印刷物が置かれているときにイメージ変換器124によって送り出される全ての 像画素が記憶されたメモリを有するように構成されることができる。散粉された 印刷物10を測定したとき、評価カード132は、イメージ変換器124によっ て送り込まれた像画素と、メモリ内に記憶された基準像の像画素との間の差を算 出し、この差が印刷物の散粉状態の尺度となる。 制御ユニット36によって散粉分布が表示スクリーン50上に視 覚的形態で出力されることができ、その結果操作員が、散粉の一様性および散粉 の設定値からの偏差に関する容易に理解し得る情報を受け取る。更に、制御ユニ ット36は、印刷物10上に確認された散粉状態の平均値を表示スクリーン50 上に出力することができる。この散粉状態の平均値に従って、制御ユニット36 は振動付与装置60の振動の振幅を調節することができる。 図7に示されるような測定ヘッド32が、粉末粒子がインクフィルム70及び 印刷基部68とは光学的に大いに異なる挙動を示すような測定光波長で作動する ときには、図7に示す測定装置の場合に測定ヘッド32が測定テーブル12の垂 直方向に延びる中心軸線上に対称的に取り付けられることができ、その結果印刷 物10の歪みの無い像がイメージ変換器124上に得られる。 図7に示す測定装置は単純な機械的構造を有し、かつ測定ヘッド32が、測定 されるべき印刷物10の上方に大きな距離を隔てて配置されることができる。従 って、選択された焦点距離が光学系126にとって適切であれば、印刷物10の 垂直方向の小さな位置変動は測定結果にほとんど悪影響を及ぼさない。斯くして 、例えば形成されつつあるシート積層体の上方で印刷機械の送り出しテーブル上 にこのような測定装置を取り付けることにより、このような測定装置が、実際の 生産工程において散粉作業を連続的に制御するために使用されることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.印刷物の表面測定装置であって、センサ(80;122)を備えた測定ヘ ッド(32)を具備する、印刷物の表面測定装置において、該センサ(74〜8 0)が、粉末粒子(72)に応答するセンサであることを特徴とする、印刷物の 表面測定装置。 2.上記センサ(74〜80)が、測定用光源(74)と、測定用光検出器( 80;124)とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の印刷物の表面測 定装置。 3.上記測定用光源(74)と上記測定用光検出器(80)の夫々が指向性特 性を有し、これら二つの指向性特性の軸線が印刷物(10)の表面に対して異な る角度をなし、印刷物(10)の表面が理想的に水平でかつ滑らかである場合に 測定光が測定用光検出器(80)に到達しないようにしたことを特徴とする、請 求項2に記載の印刷物の表面測定装置。 4.印刷物(10)の表面に対する測定用光源の指向性特性の設定角度が45 °よりも小さいことを特徴とする、請求項3に記載の印刷物の表面測定装置。 5.上記測定用光源(74)の指向性特性の軸線と、上記測定用光検出器(8 0)の指向性特性の軸線との間の角度が45°よりも小さいことを特徴とする、 請求項3または4に記載の印刷物の表面測定装置。 6.上記測定用光源の指向性特性の軸線と、上記測定用光検出器の指向性特性 の軸線とが、印刷物(10)に隣接する部分内で一致することを特徴とする、請 求項5に記載の印刷物の表面測定装置。 7.上記測定用光源の指向性特性の軸線と、上記測定用光検出器の指向性特性 の軸線とが、半透鏡(82)によって一点に集められ ることを特徴とする、請求項6に記載の印刷物の表面測定装置。 8.測定光が、一方では粉末粒子に対して、他方では印刷インク又は印刷され ていない印刷基部(68)の表面に対して、異なる形態で相互に作用するように 、測定光の波長が選択されることを特徴とする、請求項3から7までのいずれか 一項に記載の印刷物の表面測定装置。 9.印刷物(10)の表面からセンサ(74〜80)に向かうガス流を発生さ せるための装置(88〜102)が、印刷物(10)の表面から距離を隔てて配 置されることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一項に記載の印刷物 の表面測定装置。 10.上記ガス流を一定に保持するための装置(36,96,98,118) を具備することを特徴とする、請求項9に記載の印刷物の表面測定装置。 11.上記ガス流を発生させるための装置が光透過性の測定セル(88)を備 え、該測定セル(88)が流路の一部分を画定し、該測定セル(88)の近傍に センサ(74〜80)が配置されることを特徴とする、請求項9または10に記 載の印刷物の表面測定装置。 12.上記測定セル(88)が、平行な平面を画定するガラス板を有する測定 部分(92)を備えることを特徴とする、請求項11に記載の印刷物の表面測定 装置。 13.上記センサ(74〜80)と協働する上記測定セル(88)の測定部分 (92)が、該測定部分(92)の上流側の吸引部分(90)よりも小さな流路 断面を有することを特徴とする、請求項11または12に記載の印刷物の表面測 定装置。 14.上記センサ(74〜80)が、検出器(80)上に案内される明視野ビ ーム経路または暗視野ビーム経路を有し、該検出器( 80)の出力が、好ましくは信号成形処理部(112)を介して、計数回路(1 16)および/またはパルス幅決定回路(114)に接続されることを特徴とす る、請求項9から13までのいずれか一項に記載の印刷物の表面測定装置。 15.評価ユニット(36)がメモリ(46)と協働し、種々のガス流速に関 して上記パルス幅決定回路(114)の出力信号に割り当てられた粒子直径が該 メモリ(46)内に記憶されていることを特徴とする、請求項14に記載の印刷 物の表面測定装置。 16.上記測定ヘッド(32)がマウス(120)に連結され、該測定ヘッド の出力信号と該マウスの出力信号とが評価ユニット(36)に送り込まれること を特徴とする、請求項1から15までのいずれか一項に記載の印刷物の表面測定 装置。 17.上記センサ(74〜80)が帯状の測定用光源と帯状の光検出器要素と を有し、該センサ(74〜80)が、該帯の長手方向に対して垂直方向に移動さ れることができるように案内されることを特徴とする、請求項1から15までの いずれか一項に記載の印刷物の表面測定装置。 18.上記センサ(74〜80)が、サーボ駆動部(18,20)によって案 内方向に移動されることができるようになっていることを特徴とする、請求項1 7に記載の印刷物の表面測定装置。 19.上記測定ヘッド(32)がサーボ駆動部(18,20;28,42)に よって、互いに直角をなす二つの方向に移動可能となっていることを特徴とする 、請求項1から15までのいずれか一項に記載の印刷物の表面測定装置。 20.上記センサがイメージ変換器(124)を備え、印刷物(10)の表面 が光学系(126)を介して該イメージ変換器(124)上に投射されることを 特徴とする、請求項2から8までのいず れか一項に記載の印刷物の表面測定装置。 21.上記イメージ変換器(124)によって制御される表示スクリーン(1 30)を具備することを特徴とする、請求項20に記載の印刷物の表面測定装置 。 22.上記イメージ変換器(124)に接続された評価ユニット(132)を 具備し、該評価ユニット(132)が、輝度が予め定められた輝度閾値以上また は輝度閾値以下であるイメージ変換器画素の個数を決定することを特徴とする、 請求項21に記載の印刷物の表面測定装置。 23.上記イメージ変換器(124)に接続された評価ユニット(132)を 具備し、該評価ユニット(132)が、散粉された印刷物(10)からイメージ 変換器によって発生された像から、散粉されていない同一の印刷物(10)から イメージ変換器によって事前に発生された基準像の画素を引き去ることを特徴と する、請求項22に記載の印刷物の表面測定装置。 24.印刷されるべき印刷基部(68)の表面粗さを測定するために使用され る、請求項1から8までのいずれか一項に記載の印刷物の表面測定装置。
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