JPH09510649A - マットレスの縁組立てとその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 マットレスの縁組み立ては、１列のコイルバネの頂部と底部と両側部とが発泡材によって取り囲まれるような、１列のコイルバネを包む発泡材レール スリーブを含む。１列のコイルバネは、発泡材レール スリーブの中空内部コアの中に挿入される。望ましくは、１列の複数のバネの中空内部コアの中への挿入を容易にするために、発泡材レール スリーブの側壁の長さ方向に縦スリットを切断して設ける。後に、スリットは適当な接着剤で封止する。中央の身体支持マットレス部の周りに数個の縁組み立てを配置する。身体支持マットレス部は、発泡材マットレス、バネコイル マットレス、水マットレスの何れでもよい。マットレスの中央部と縁とは接着剤で互いに結合され、コア部材へホチキス留めされる織物またはその他のカバー材の中に包まれる。次いで、マットレスの頂部と底部との縁の端の周りに縁かがりを縫い付ける。バネと、バネを囲む発泡材との組合せは、従来の縁構造よりも良好な側方への安定性と身体支持性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 マットレスの縁組立てとその製造方法発明の背景 マットレスの縁構造は、マットレスの端または縁部を安定にし、マットレスの センター部と共に使用される。マットレスのセンター部を支持するあまり堅固で ないボディを、より頑丈または堅固な縁部に囲わせることが望ましい。現在では 、マットレスの端に沿って並べて固定された２列のバネコイルを配置することに よって最適の縁の堅固さが達成できると信じられている。１列よりも充分堅固な この２列のバネコイルが縁レールを形成する。先行文献には、種々のタイプのマ ットレスの縁構造が開示されている。 例えば、米国特許第1,393,755号には、織物で互いに結合された後、フェルト で覆われたコイルバネによって形成された縁を有するマットレスが開示されてい る。同様に、米国特許第912,456号には、ポケットに入れたコイルバネが生綿帯 紐、フェルトまたは心綿で覆われたマットレス構造が示されている。 最近では、米国特許第4,462,129号に、複数列のポケットに入れたコイルバネ と、各コイルバネの上部渦巻にホッグリングで取り付けられた平ワイヤとを有す るマットレスの縁構造が開示されている。更に、ポケ ットに入れたコイルバネの列を丸い縁ワイヤが取り囲んでいる。平ワイヤの頂に は発泡材のパッドが置かれ、ポケットに入れたコイルバネ、縁ワイヤ及び平ワイ ヤの部分の周囲にはＣ型発泡材片を設けることができる。 米国特許第4,389,743号には、ポケットに入れられ、織物の細片で互いに結合 され得る複数のコイルバネを有する固い縁を持ったマットレスが示されている。 内部マットレスのコア部は、取外し可能に固い縁に挿入される。 米国特許第3,618,146号には、マットレスの中の周囲のコイル列における各コ イルの隣接する渦巻の間に弾性発泡材が挿入されたマットレスの縁安定装置が示 されている。このようにコイルが挿入された発泡材は、マットレスの縁の端にお けるコイルを堅固にする。 最後に、米国特許第3,822,426号には、一体の発泡材の覆い兼縁安定装置を有 するマットレスが示されている。一体の発泡材の覆い兼縁安定装置は、一部分が マットレスの端に隣接する各コイルの渦巻の間に伸展するように折り曲げられて いる。この発泡材は、マットレスの縁の端におけるコイルを堅固にする。 しかし、従来のマットレスの縁構造には、発泡材レール スリーブの中に挿入 され、完全に発泡材で囲まれた１列のバネは開示されていない。発明の要約 マットレスの縁組み立て構造は、中空内部コアを持った発泡材レール スリー ブと、該発泡材レール スリーブの中空内部コア内に収容された１列に配置され た複数のバネとを有している。バネは、織物カバーまたは繊維マット内に包むこ とができ、各個々のバネは、上記カバー内に形成された個々のポケット内に収容 される。あるいは、バネは従来技術で知られた方法でワイヤー、紐、その他を用 いて互いに結合して１列に構成してもよい。この１列のバネは、頂部と底部と両 側部が発泡材レール スリーブの発泡材によって完全に取り囲まれるように、発 泡材レール スリーブ内に挿入され、その中に収容される。しかし、マットレス の表面に重力が加えられず、バネが静止している場合には、発泡材レール スリ ーブの発泡材は、バネのコイルの中やバネの隣接する渦巻の間に伸展することは ない。 縁組み立ては、中央の身体支持マットレス部の１端に隣接して配置される。望 ましくは、マットレス構造には、中央の身体支持マットレス部の各端に１個、合 計４個の縁組み立てを用いて、マットレス構造の外接または端縁を構成する。中 央のマットレス部は、従来技術で全て周知の、コイルバネ マットレス、水マッ トレス、発泡材マットレス パッド、またはこれらの 組合せの何れでもよい。縁組み立てと中央のマットレス部は吹き付け接着剤を用 いて結合し、カバーシートの中に包み、キルティングまたは縫い取りしてもよい 。あるいは、縁組み立てと中央のマットレス部はフレームの中に収容し、カバー シートの中に包む。カバーシートはキルティングまたは縫い取りしてもよい。望 ましくは、カバーシートはコア部材にホチキス止めし、マットレス構造の頂部と 底部の周りに縁かがりを縫い取りして、マットレス構造を互いに留める。 望ましくは、縁組み立ては、中空内部コアを有する、望ましくはポリウレタン の、発泡材レール スリーブを設けて形成する。発泡材レール スリーブの側壁 をとおして長さ方向にスリットを切断して設ける。スリットは、切断面の発泡材 の面積を大きくするために、発泡材レール スリーブの側壁面に直角な参照線か らある角度、望ましくは約２０°〜７０°の範囲の角度、最も望ましくは約４０ °〜５０°の範囲の角度、で切断することができる。発泡材レール スリーブの 中空内部コアの中に、１列に配置された複数のバネを位置させる。１列のバネは 、各バネを織物カバーの個々のポケットに収容して、織物カバーの中に包んでも よい。１列のバネを発泡材レール スリーブの中に挿入するため、１列のバネの 発泡材レール スリーブ内への挿入が容易になるように、発泡材レール スリー ブをス リットで開放してもよい。その後で、スリットに接着剤を塗布して封止する。発 泡材レール スリーブの両端にも開口を有するように芯抜きした場合には、発泡 材の栓を開口に挿入して開口端を封止する。発泡材の栓は接着剤で止めてもよい 。このようにして、１列のバネは発泡材レール スリーブの発泡材によって完全 に囲まれる。 この発泡材によって囲まれたコイルバネの新しい組合せは、より頑丈であり、 しかも快適な縁部を提供する。１列のバネは、部分的には１列のバネを取り囲む 発泡材によって付加された安定効果により、従来の２列のバネコイル レール構 造と同等の所望の剛性を成就する。発泡材は、１列のバネをカプセル収容化して 、強化された快適性と身体受容面積とを提供する。この構造は、包まれていない か、あるいはゆるく包まれた、バネコイルを持つ従来の縁構造に比し、より大き な側方安定性と支持とを有する。発泡材がバネコイルの間に横たわったり、バネ が心綿やフェルトで包まれた従来の縁と異なり、１列のバネを取り囲む発泡材は 個々のバネの変形を妨げることはない。更に、この改良された縁組立ては、今ま でに知られている如何なる従来の縁構造よりも、より容易にかつより安価に組み 立てることができる。図面の説明 図１は、本発明によるバネコイル縁レール組立てを含むマットレス構造の分解 斜視図である。 図２は、左閉鎖栓を外したバネコイル縁レール組立てを示す一部切断側面図で ある。 図３は、図２に示すバネコイル縁レール組立ての一部切断上面図である。 図４は、図２〜３に示すバネコイル縁レール組立ての一部切断左端側面図であ る。 図５は、芯が抜かれ、縦スリットを入れる工程における発泡材レール スリー ブを示す斜視図である。 図５Ａは、縦方向スリットを切る刃をセットする角度の範囲を示す、発泡材レ ール スリーブの左端側面図である。 図６は、開放された発泡材レール スリーブと、発泡材レール スリーブのコ アに挿入されている１列のポケットに入れたバネとを示す斜視図である。 図７は、接着剤を使用してスリーブの縦スリットと発泡材レール スリーブの 各端の開口部を覆う栓とが封止された発泡材レール スリーブの斜視図である。好ましい実施例の説明 先ず、図１には、上部マットレス部１４と下部マットレス部１６との間にサン ドイッチ状に挟まれた中部 マットレス部１２からなるマットレス構造１０が示されている。中部、上部、下 部マットレス部１２〜１６は、発泡材、望ましくは、密度が約1.3〜2.6lbs/in³ の範囲のポリウレタン発泡材で形成する。本発明の他の実施例においては、発泡 材の密度の上記の範囲の上及び下への変更も可能である。上部マットレス部１４ と下部マットレス部１６の表面は、発泡材形成の当業者に知られている方法で、 巻き込んだり、好みのパターンにカットしてもよい。しかしながら、発泡材でな い場合には、中部マットレス部１２は、コイルバネマットレスまたは水充填マッ トレスとして、あるいは、発泡材とコイルバネと水充填マットレスの組合せとし て構成してもよい。 ４個のバネコイル 縁レール組立て２０が、中部、上部、下部マットレス部１ ２〜１６の周囲を囲む。各バネコイル 縁レール組立て２０は、望ましくは、密 度が約1.8〜2.6lbs/in³の範囲で、IFD₂₅が約40〜50/50in²の範囲のポリウレタン 発泡材から形成された発泡材レール スリーブ２２を有している。25%における 引っ込み力変位（IFD₂₅）は、標準サンプルサイズ（厚さ４インチ、幅15インチ 、長さ15インチ）を、50平方インチの表面積を有する丸いプラテンを用いて実際 の厚さの25%迄引き込ませるのに要する力（ポンド）、と定義される。発泡材レ ール スリーブ２２は、中空 内部コア２４とスリーブの側壁を切り通した縦スリット２６とを有している。中 空内部コア２４は、スリーブの各端壁２９に開口が開いたままにして、発泡材レ ール スリーブ２２を貫通してもよい。 本実施例においては、バネ組立て３０は、従来のマットレスに設けられている 型の複数のコイルバネ３２と織物または繊維のマット材シート３６とから構成さ れている。図２に示すように、コイルバネ３２は１列に並べられ、マット材シー ト３６の中に形成されたポケット３４の中に収容される。望ましくは、織物また は繊維のマット材シート３６の織端（耳）がコイルバネ３２の頂部で交わるよう に、コイルバネ３２の周囲に織物または繊維のシートをまとう。織物のシートの 切り端も同様に交わる。織端は、互いに縫い合わせてもよいし、熱シーリング４ ０で互いに留めてもよい。同様に、切り端も互いに縫い合わせまたは熱封止する 。また、織物または繊維のシートは、各バネの間に締め付け確保するか熱シーリ ング３８で止めて、各バネを収容するシートの中の個々のポケットを形成する。 本実施例においては、各バネは、織物または繊維のシートの中の固有の各ポケッ ト コンパートメントの中に収容される。本発明においては、バネコイルが織物 カバーの中のポケットに収容されないバネ組立ても使用することが可能である。 バネ組立て３０は中空内部コア２４の中へ挿入され、スリーブの端壁に開口が ある場合には、端壁は端栓２８で塞ぐ。端栓２８は、発泡材レール スリーブ２ ２の形成に用いたものと同じグレードのポリウレタン発泡材から製作してもよい 。望ましくは、端栓２８をスリーブの端壁にある開口に挿入する。端栓の側端３ １は、発泡材レール スリーブ２２の端壁２９にある開口の側端３３へ接着剤を 用いて封止される。発泡材と発泡材との接着に適していると知られている接着剤 が最も適している。かかる接着剤としては、溶剤ベース、水ベースまたは高温溶 融接着剤がある。 バネの列は、レールの中に挿入されると、上下と両側が完全に発泡材で囲われ る。本実施例においては、密度1.8〜2.6lbs/in³、IFD₂₅約40〜50/50in²、厚さ約 1/2インチのポリウレタン発泡材がバネの列を囲んでいる。縁構造に選定された 特定のコイルバネとポリウレタン発泡材によって、望ましい支持特性を達成する ために、レールの厚さその他の数値は変更してもよい。更に、上記範囲の外側の 密度、IFD₂₅を有するポリウレタン発泡材も本発明においては使用することがで きる。 マットレスの縁組立の製造方法の実施例においては、発泡材レール スリーブ は一般的な長方形または棒状に形成する。側壁は、幅よりも長い長さを有する。 ス リーブの内部コアは、図４に示すように、穴開けする。この中空のコアは、一般 的な６角形状をしているが、中空のコアの中に複数のバネが収容できれば、その 他の望ましくて適当な形状でもよい。本実施例においては、発泡材のブロックを ならい切断して発泡材レール スリーブを形成した。発泡材レール スリーブの 外部及び内部の望ましい最終形状は、外表面が真っ直にカットされ、発泡材レー ル スリーブの内部から発泡材が軸上に回転可能な刃でカットされるようにプロ グラムした。 軸上に回転可能な刃４２を用いて一つの側壁に縦スリット２６を切り通した。 最も望ましくは、図５Ａに示すように、発泡材レール スリーブ２２の側壁２７ に対して直角以外の角度となるように調整器具４４を用いて刃４２をセットする 。この角度は、側壁に直交する参照線から測って、２０°〜７０°、最も望まし くは４０°〜５０°とする。本実施例においては、刃４２は、発泡材レール ス リーブ２２の１つの側壁のみを切り通す。側壁に縦スリットを切り通すのに、刃 を用いる以外の切断方法、例えば、熱ワイヤまたはレーザ切断方法を用いてもよ い。 次ぎに、発泡材レール スリーブ２２内にバネ３０の列が挿入できるように、 発泡材レール スリーブ２２を縦スリット２６で開く。バネコイルが挿入された 後、発泡材レール スリーブ２２は、接着剤を用いて縦スリット２６で封止する 。接着剤としては、発泡材と発泡材との接着に推奨されるどんな接着剤でもよい 。本実施例のレール内のスリットの封止には、吹き付け接着剤を用いた。側壁の 表面に対して直角以外の角度に保持されたスリットが切断してあると、スリット 面のより広い面積に接着剤を適用できるので、スリット面はより容易に互いに接 着可能である。発泡材レール スリーブ２２の端壁２９に開口が開いている場合 には、端栓２８を開口に嵌め込んで開口を塞ぐ。端栓２８は端壁２９に適当な接 着剤を用いて留める。 本発明の縁組立てを用いてマットレス構造を構成するためには、バネコイル 縁レール組立て２０を、身体を支持する、中央の中部、上部、下部マットレス部 １２〜１６の周辺に配置する。望ましくは、バネコイル縁レール組立て２０の縦 線に沿ってスリットが設けられている側壁は、スリット側を中央の身体を支持す るマットレス各部に隣接して位置付けする。本実施例の長方形標準マットレス構 造においては、４個の縁組立てが身体を支持する中央のマットレス各部を取り囲 む。縁組立てと中央部分とは、コア部材にホチキス留め可能な織物その他の材料 で一緒に覆い包む。次いで、縁かがりを頂部と底部とに縫い付けて、構造を一緒 に留める。 全部が発泡材で構成されているマットレス構造においては、縁組立てと中央の 身体支持マットレス部分とを織物またはカバー材で覆う前に、始めに縁組立てを 中央の身体支持マットレス部分に接着剤で結合または取り付けてもよい。縁組立 ての端は、接着剤を用いて、または接着剤を用いないで、互いに連結するように 構成してもよい。バネコイル マットレスにおいては、縁組立ては、マットレス の中央部の周囲のフレームに、嵌め込むか取り付けてもよい。中央のマットレス 部分が水または空気入りの袋（bladder）組立ての場合には、縁組立ては、マッ トレスの全表面を覆うように設けられた底パネルに固定することができる。 本発明を実施例の詳細な記述によって説明したが、本発明の真の範囲から逸脱 することなく形状や詳細において種々の変更が可能であることは、当業者に知ら れるであろう。本発明は、前述の実施例に限定されるものではない。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，Ｂ Ｒ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ， ＫＧ，ＫＰ，ＬＳ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ， ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ボナッディオ ヴィンセンゾ エー アメリカ合衆国 ペンシルベニア 19061 ブースウィン ハンツマン ドライヴ 20 (72)発明者 コントレラス ジョーズ デ ジーザス エム アメリカ合衆国 デラウェア 19713 ニ ューワーク ドナ ドライヴ ８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．側壁と端壁とを有する発泡材レール スリーブと； 上記発泡材レール スリーブに囲まれた中空内部コアと； 頂部と底部と左右の側部とを有し、上記頂部と底部と左右の側部は上記発泡材 レール スリーブの発泡材によって囲まれるように上記中空内部コアの中に完全 に収容された列に配置された１列の複数のバネと； からなるマットレスまたは類似の物の縁組み立て。 ２．上記発泡材レール スリーブの側壁の長さ方向にスリットを設けて、上記１ 列の複数のバネを中空内部コアの中に容易に挿入可能とした１項記載の縁組み立 て。 ３．上記スリットは、上記発泡材レール スリーブの側壁面に対して直角以外の 角度で切断して設けられた２項記載の縁組み立て。 ４．上記スリットは、上記発泡材レール スリーブの側壁面に対して約２０°〜 ７０°の範囲の角度で切断して設けられた３項記載の縁組み立て。 ５．上記スリットは、上記発泡材レール スリーブの側壁面に対して約４０°〜 ５０°の範囲の角度で切断して設けられた４項記載の縁組み立て。 ６．上記発泡材レール スリーブの上記側壁の上記スリット部分は、上記スリッ トにおいて互いに封止された３項記載の縁組み立て。 ７．上記発泡材レール スリーブは、上記端壁の開口を残して上記発泡材レール スリーブの全長に亘って中空内部コアを囲み、上記端壁の上記開口に発泡材製 の栓を挿入して上記中空内部コアを封止した１項記載の縁組み立て。 ８．上記１列の複数のバネは、シートカバーの中に包まれ、各バネは上記シート カバーの中に形成されたポケットの中に収容された１項記載の縁組み立て。 ９．各々側壁と端壁とを持つ発泡材レール スリーブを有する複数の縁レール組 立てに結合された身体支持部と、上記発泡材レール スリーブに囲まれた中空内 部コア；及び 頂部と底部と左右の側部とを有し、上記頂部と底部 と左右の側部は上記発泡材レール スリーブの発泡材のによって囲まれるように 上記中空内部コアの中に完全に収容された列に配置された１列の複数のバネ； からなるマットレス。 １０．上記発泡材レール スリーブの側壁の長さ方向にスリットを設けて、上記 １列の複数のバネを中空内部コアの中に容易に挿入可能とした９項記載のマット レス。 １１．上記スリットは、上記発泡材レール スリーブの側壁面に対して直角以外 の角度で切断して設けられた１０項記載のマットレス。 １２．上記スリットは、上記発泡材レール スリーブの側壁面に対して約２０° 〜７０°の範囲の角度で切断して設けられた１１項記載のマットレス。 １３．上記スリットは、上記発泡材レール スリーブの側壁面に対して約４０° 〜５０°の範囲の角度で切断して設けられた１２項記載のマットレス。 １４．上記発泡材レール スリーブの上記側壁の上記スリット部分は、上記スリ ットにおいて互いに封止さ れた１１項記載のマットレス。 １５．上記発泡材レール スリーブは、上記端壁の開口を残して上記発泡材レー ル スリーブの全長に亘って中空内部コアを囲み、上記端壁の上記開口に発泡材 製の栓を挿入して上記中空内部コアを封止した９項記載のマットレス。 １６．上記１列の複数のバネは、シートカバーの中に包まれ、各バネは上記シー トカバーの中に形成されたポケットの中に収容された９項記載のマットレス。 １７．側壁と端壁と中空内部コアとを有する発泡材レール スリーブを形成し； 上記発泡材レール スリーブの側壁の長さ方向にスリットを設け； 頂部と底部と左右の側部とを有する１つの列の中に配置された複数のバネを上 記発泡材レール スリーブの上記中空内部コアの中に挿入し； 上記発泡材レール スリーブの上記側壁の上記スリット部分を互いに封止する ； 工程からなるマットレスまたは類似の物の縁組み立ての製造方法。 １８．上記発泡材レール スリーブは、上記端壁の開口を残して上記発泡材レー ル スリーブの全長に亘る中空内部コアを持って形成し、上記端壁の上記開口は 、上記中空内部コア内に上記１列のバネを挿入した後、発泡材製の栓を挿入して 塞ぐ、１７項記載のマットレスの縁組み立ての製造方法。 １９．上記スリットは、上記発泡材レール スリーブの側壁面に対して直角以外 の角度で切断して設ける、１７項記載のマットレスの縁組み立ての製造方法。 ２０．上記スリットは、上記発泡材レール スリーブの側壁面に対して約２０° 〜７０°の範囲の角度で切断して設ける、１９項記載のマットレスの縁組み立て の製造方法。 ２１．上記スリットは、上記発泡材レール スリーブの側壁面に対して約４０° 〜５０°の範囲の角度で切断して設ける、２０項記載のマットレスの縁組み立て の製造方法。 ２２．更に、上記１列の複数のバネは、シートカバーの中に、上記シートカバー のポケットの中に各バネを収容して包む工程からなる、１７項記載のマットレス または類似の物の縁組み立ての製造方法。 ２３．更に、上記縁組み立てを、身体支持部に結合してマットレスを構成する工 程からなる、１７項記載のマットレスまたは類似の物の縁組み立ての製造方法。