JPH11342046A - 敷布団 - Google Patents

敷布団

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Publication number
JPH11342046A
JPH11342046A JP15477098A JP15477098A JPH11342046A JP H11342046 A JPH11342046 A JP H11342046A JP 15477098 A JP15477098 A JP 15477098A JP 15477098 A JP15477098 A JP 15477098A JP H11342046 A JPH11342046 A JP H11342046A
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JP
Japan
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compartments
mattress
futon
filling
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP15477098A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Iiizumi
貴史 飯泉
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C27/00Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
    • A47C27/08Fluid mattresses or cushions
    • A47C27/086Fluid mattresses or cushions with fluid-like particles, e.g. filled with beads

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間使用してもへたりを生じにくく、特に
頭部や尻部などの荷重の大きい部分の沈み込みを抑制す
ることができる敷布団を提供する。 【解決手段】 表側地2、裏側地3間に複数の区画室
4、4、・・を並設し、各区画室4に充填する布団充填
物5の量は、敷布団1上に人が仰向けに寝た状態でかか
る体圧に応じたかたさとなるように、各区画室4毎に設
定した。すなわち、頭が載る部分の区画室の充填量を1
00とした場合、背中が載る部分の区画室の充填量が8
0〜95、尻部が載る部分の区画室の充填量が110〜
150となるように設定した。頭部や尻部などの荷重の
大きい部分が他の部分より早く沈み込むのを抑制でき、
いつまでも自由な寝返りと安眠とを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドマットなど
も含む広い意味での敷布団に関するものであって、特に
長期間使用してもいわゆるへたりを生じない敷布団に関
する。
【0002】従来の敷布団やベッドマットは、袋状に周
縁を縫合されてなる表裏側地内に中綿やウレタンフォー
ム等の布団充填物を充填して形成されたものがほとんど
であり、当初はクッション性、吸湿性、保温性等に優れ
ていても、長期間使用しているうちに体圧による布団充
填物が押しつぶされ(いわゆるへたりが生じ)、急激に
クッション性、吸湿性、保温性等が低下することがよく
みられた。特に頭部や尻部が載る部分の沈み込みが大き
く、ひどい場合には寝返りしずらくなるなど安眠を妨げ
るまでになることもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、かか
る課題解決のため、長期間使用してもへたりを生じにく
く、特に頭部や尻部などの荷重の大きい部分の沈み込み
を抑制し、長期間にわたって安眠を提供できる敷布団を
形成せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の敷布団は、側地内に複数の区画室を並設し、
当該区画室内に布団充填物を充填してなる敷布団であっ
て、敷布団上に人が仰向けに寝た状態でかかる体圧に応
じて各区画室毎のかたさを設定(調整)してなる構成を
有するものである。側地内に複数の区画室を配設し、当
該区画室内に布団充填物を充填することにより、布団充
填物の移動を防止できると共に、へたりの原因である布
団充填物の集積縮小化(フェルト化)を防止することが
できる。更に、各区画室毎の布団充填物のかたさを体圧
に応じて変更するように構成したことにより、頭部や尻
部などの荷重の大きい部分が他の部分より早く沈み込む
のを抑制できるから、いつまでも自由な寝返りと安眠と
を提供することができる。
【0005】各区画室毎のかたさを設定(調整)する手
段としては、敷布団上に人が仰向けに寝た状態でかかる
体圧に応じて各区画室毎の布団充填物の充填量を設定す
る方法や、かたさに応じて各区画室の充填物の種類を変
更する方法などを挙げることができる。前者は、充填物
の種類が一種類でよく、しかもかたさの調整が容易であ
る点で優れている。
【0006】上記構成における複数の区画室は、布団幅
方向に長尺な区画室を布団長さ方向に並べて形成するの
が、寝返りを妨げない点や形成方法が容易である点など
から好ましい。また、各区画室毎の布団充填物の充填量
については、敷布団上に人が仰向けに寝た状態で頭が載
る部分の区画室の充填量を100とした場合、背中が載
る部分の区画室の充填量が80〜95、尻部が載る部分
の区画室の充填量が110〜150となるように設定す
るのが好ましい。
【0007】なお、本発明における「敷布団」にはベッ
ドパッドなども含まれるものであり、「側地」とは布団
の外面を構成する生地であり、特にその素材等を限定す
るものではない。また、「布団充填物」とは通常布団の
側地内に詰められる綿や混合綿、或いは発泡樹脂等のク
ッション性素材など特に素材を限定するものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の敷布団の実施形態
を図面を使って説明する。
【0009】本発明にかかる敷布団1は、図1〜図4に
示すように、周縁部を縫合し袋状に形成された表側地
2、裏側地3間に複数の区画室4、4、・・が並設さ
れ、各区画室4には所定量の布団充填物5が収納された
ものである。
【0010】複数の区画室4、4、・・は、図3に示す
ように、布団幅方向(短手方向)に長尺な区画室4、
4、・・を布団長さ方向(長手方向)に並ぶように形成
しても、或いは図4に示すように、上面視した場合に敷
布団を縦横格子状に区画するようにブロック状に形成す
るようにしてもよい。前者のように区画室4、4、・・
を形成することにより、上に載る身体各部位の重さに応
じて布団充填物5の充填量を各区画室4毎に変化させる
ことができるから、身体各部位に応じた布団硬さとする
ことができる。また、寝返りをうつ方向の布団硬さが同
じになるから寝返りを妨げることがなく、安眠および就
寝中の消化を促進することができる。他方、後者のよう
に区画室4、4、・・を形成すれば、より細かく布団を
区画することができるから身体各部位の重さの違いをよ
り一層密に布団充填物5の充填量に反映させることがで
きる。
【0011】上記区画室4は、図1に示すように、帯状
の仕切布の上下両側縁部を表側地2及び裏側地3に縫
合、接着などの手段によって固着することにより、表側
地2、裏側地3間にわたって区画壁6を設けてハニカム
状に形成するようにしても、また、図2に示すように、
表側地2と裏側地3とを縫合(キルティング)、接着な
どの手段によって直接固着し、区画壁を設けないで形成
するようにしてもよい。
【0012】布団充填物5としては、特にその素材を限
定するわけではなく、例えば綿、混合綿(ポリエステル
50%、木綿50%)、合成樹脂発泡部材、その他一般
的に布団の布団充填物として使用されているものを用い
ることができるが、クッション性能に優れ、しかも長期
間使用してもへたりが少ないという点から、予めフェル
ト化(集積化)させて丸めた綿や、ポリエチレンやポリ
エステルなどのクッション性を有する合成樹脂からなる
球状若しくは偏平球状の中空状粒体などが好ましい。
【0013】各区画室4に充填する布団充填物5の量
は、人が敷布団1の上に仰向けに寝た場合に各区画室4
上に載る身体各部位の重さ(体圧)に応じて硬くなるよ
うに設定するのが好ましい。例えば、平面視した状態で
敷布団1の面内のうち、頭部が載る部分と、背中が載る
部分と、腰が位置する部分と、尻部が載る部分とを少な
くとも区分し、背中が載る部分の充填量を頭部が載る部
分よりも少なく、例えば頭部が載る部分の充填量に対し
て80〜95重量%好ましくは90〜94重量%とし、
腰が位置する部分の充填量を頭部が載る部分と略々同
じ、例えば頭部が載る部分の充填量に対して95〜10
5重量%とし、尻部が載る部分の充填量を頭部が載る部
分よりも多く、例えば頭部が載る部分の充填量に対して
110〜150重量%好ましくは124〜136重量%
とする。
【0014】敷布団1の形成方法としては、表側地2、
裏側地3間に上述のように区画室4、4、・・を形成し
た後、表側地2及び裏側地3の周縁部を一側縁を残して
縫合し、かかる一側縁から所定量の布団充填物5を各区
画室4に充填した後、当該一側縁を縫合して形成するこ
とができる。また、敷布団を縦横格子状に区画するよう
に区画室4、4、・・を形成する場合には、表側地2又
は裏側地3上に区画壁6を立設して区画室4、4、・・
を形成した後、各区画室4ごとに所定量の布団充填物5
を充填し、その後裏側地3又は表側地2を重ねて区画壁
6の端部を固着すると共に周縁部を縫合すればよい。
【0015】(実施例1)図5に示すように、幅100
cm、長さ200cm、厚さ4cmからなる敷布団1に
おいて、布団幅方向にわたる区画室4、4、・・を布団
長さ方向(長手方向)に並べて28個(頭から爪先方向
に(1)〜(28)の通し番号を付した。)配設し、各区画室
4内にはポリエチレン製であって柔軟性とクッション性
とを備えたそら豆大の中空粒体(布団充填物5)を以下
の量充填した。
【0016】(1)〜(5)(A)・・・150g (6)〜(9)(B)・・・140g (10)〜(11)(C)・・・150g (12)〜(17)(D)・・・200g (18)〜(19)(C)・・・150g (20)〜(23)(B)・・・140g (24)〜(28)(A)・・・150g
【0017】本実施例では、敷布団の上下を区別なく使
用できるように、上下対称となるようにいくつかの区画
室4をまとめて区分し、各区分ごとに充填量を変えて布
団充填物5を充填した。すなわち、(1)〜(5)及び(24)〜
(28)を頭部載置部分(A)、(6)〜(9)及び(20)〜(23)を
背中載置部分(B)、(10)〜(11)及び(18)〜(19)を腰部
載置部分(C)、(12)〜(17)を尻部載置部分(D)とし
て区分し、頭部載置部分(A)の充填量を100重量%
とした場合、背中載置部分(B)の充填量は約93重量
%、腰部載置部分(C)の充填量は100重量%、尻部
載置部分(D)の充填量は約133重量%となるように
設定した。
【0018】(実施例2)図6に示すように、幅105
cm、長さ220cm、厚さ4cmからなる敷布団1に
おいて、周縁に幅10cmの縁部(長さ方向縁部(26)(2
7)、幅方向縁部(28)(29))をとり、この縁部内に布団幅
方向に長尺な区画室4、4、・・を布団長さ方向(長手
方向)に並べて25個(頭から爪先方向に(1)〜(5)の通
し番号を付した。)配設し、各区画室4内にはポリエチ
レン製であって柔軟性とクッション性とを備えたそら豆
大の中空粒体(布団充填物5)を以下の量充填した。 (1)〜(4)(A)・・・110g (5)〜(8)(B)・・・100g (9)〜(10)(C)・・・110g (11)〜(15)(D)・・・140g (16)〜(17)(C)・・・110g (18)〜(21)(B)・・・100g (22)〜(25)(A)・・・110g (26)〜(27)(E)・・・300g (28)〜(29)(F)・・・140g
【0019】本実施例においても、敷布団の上下を区別
なく使用できるように、上下対称となるようにいくつか
の区画室4をまとめて区分し、各区分ごとに充填量を変
えて布団充填物5を充填した。すなわち、(1)〜(4)及び
(22)〜(25)を頭部載置部分(A)、(5)〜(8)及び(18)〜
(21)を背中載置部分(B)、(9)〜(10)及び(18)〜(21)
を腰部載置部分(C)、(11)〜(15)を尻部載置部分
(D)として区分し、頭部載置部分(A)の充填量を1
00重量%とした場合、背中載置部分(B)の充填量は
約91重量%、腰部載置部分(C)の充填量は100重
量%、尻部載置部分(D)の充填量は127重量%とな
るように設定した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる敷布団の一例を示した縦断面図
である。
【図2】図1の敷布団とは異なる例を示した縦断面図で
ある。
【図3】本発明にかかる敷布団の一例を示した平面図で
ある。
【図4】図3の敷布団とは異なる例を示した平面図であ
る。
【図5】実施例1にかかる敷布団を示した一部断面斜視
図である。
【図6】実施例2にかかる敷布団を示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 敷布団 2 表側地 3 裏側地 4 区画室 5 布団充填物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側地内に複数の区画室を並設し、当該区
    画室内に布団充填物を充填してなる敷布団であって、 敷布団上に人が仰向けに寝た状態でかかる体圧に応じて
    各区画室毎のかたさを設定してなる構成を有する敷布
    団。
  2. 【請求項2】 側地内に複数の区画室を並設し、当該区
    画室内に布団充填物を充填してなる敷布団であって、 布団充填物の充填量を、敷布団上に人が仰向けに寝た状
    態でかかる体圧に応じて各区画室毎に設定してなる構成
    を有する敷布団。
  3. 【請求項3】 布団幅方向に長尺な区画室を布団長さ方
    向に並べて形成してなる請求項1又は2に記載の敷布
    団。
  4. 【請求項4】 敷布団上に人が仰向けに寝た状態で、頭
    が載る部分の区画室の充填量を100とした場合、背中
    が載る部分の区画室の充填量が80〜95、尻部が載る
    部分の区画室の充填量が110〜150となるように設
    定してなる請求項1〜3のいずれかに記載の敷布団。
JP15477098A 1998-06-03 1998-06-03 敷布団 Pending JPH11342046A (ja)

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JP15477098A JPH11342046A (ja) 1998-06-03 1998-06-03 敷布団

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JP (1) JPH11342046A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001190363A (ja) * 2000-01-17 2001-07-17 Natural Foods & Life:Kk ソファー兼用の敷蒲団
JP2017209470A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 株式会社アースフルコーディネーション クッション

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