JPH09509584A - 人体部分におけるグルコース濃度の非侵襲的測定のための方法及び装置 - Google Patents

人体部分におけるグルコース濃度の非侵襲的測定のための方法及び装置

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JPH09509584A JP7515885A JP51588595A JPH09509584A JP H09509584 A JPH09509584 A JP H09509584A JP 7515885 A JP7515885 A JP 7515885A JP 51588595 A JP51588595 A JP 51588595A JP H09509584 A JPH09509584 A JP H09509584A
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ヴィルギットゥ ホルツグレーヴェ,
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オク−キョング チョウ,
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Abstract

(57)【要約】 人体の温度(表面温度、表面に隣接する層の温度、体腔内の温度、身体の内部に向けての温度勾配)を非常に正確かつ精密に測定することと人体の熱を検出することの両方に適した装置である。この装置は少なくとも1個のセンサーヘッドとそれに組み合わされる電子制御装置、測定装置、評価装置及び出力装置を有する。本装置の正確度及び精密度は従来の温度及び熱測定装置のそれよりも高い。さらに、本装置は高い空間的及び時間的分解能による温度測定と熱検出を可能にする。また、人間の血液中のグルコース濃度と身体の一定の部位で測定された体温ならびに熱との間には高度な相関関係が見出されることから、本装置は人体部分中の、特に人間の血液中のグルコース濃度を非侵襲的に、しかも接触することさえなしに測定するのにきわめて適している。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 人体部分におけるグルコース濃度の非侵襲的測定のための方法及び装置技術分野 本発明は、人体の温度を正確かつ精密に測定すると同時に人体の熱を検出する ための電子装置で、人体の部分、特に人間の血液中のグルコース濃度の非侵襲的 測定を可能にする電子装置に関する。従来の技術 1.物理学的背景 以前から絶対温度と呼ばれている熱力学的温度は、熱力学第二法則から導き出 された状態変数間の関係の中で生じる熱力学全体を特徴づける値である。この第 二法則に基づく熱力学的温度は本質として定義された零点を有する正のみの値で ある。それゆえ、温度単位は明瞭に測定された熱力学的温度の特殊な部分として 定義すれば足りる。この目的には1954年の第10回国際度量衡総会の決定に従い水 の三重点が用いられ、水の三重点は定義により熱力学的温度Ttr = 273.16 Kとさ れている。かくして、温度単位であるケルビンの定義は、 1 K = Ttr / 273.16 となる。 しばしばTの代わりに用いられるのは、セルシウス温度tと呼ばれる、熱力学 的温度間の特別な差異であ り、 t = T - T0 = T - 273.15 K である。 セルシウス温度の単位はセルシウス度(℃)で、ケルビンと同じ値を持つ。セ ルシウス温度の零点は熱力学的温度 T0 = 273.15 Kに等しく、水の三重点の温度 より正確に0.01 K低い。 2.温度の測定 無数の温度測定装置のうちで今日最も広く利用されている原理、すなわち最も良 く知られている従来の温度計としては、以下のものが挙げられる。 2.1 膨張温度計は接触温度計で、測定対象に機械的に接触させなければならな い。この種の温度計では、温度を測定するのに流体(気体もしくは液体)又は固 体物質の熱膨張が利用される。 2.1.1 ガラス液体温度計の中で最もよく知られ、かつ最も広く使用されている 測定装置は水銀温度計である。この温度計は扱いが簡単で、補助装置を必要とし ない。水銀温度計を用いれば、39℃から630℃までの測定精度が達成できる。全 般的にみて測定精度がこれより高いのは抵抗温度計だけだが、この温度計は多く の費用と労力を要する。良質のガラス水銀温度計を使うと、10℃から110℃まで の温度範囲では5mKの測定不確定度が達成できる。水銀温度計の利点は、製造す る際の公差が小さい点にある(DIN 12 771)。欠点は、温度計の容積が大きいため に表示の遅れも大きくなることである。ガラス液体温度計は温度の急激な変化に 即応できないし、空間的に不均質な温度場を測定するのにも適していない。また 、厳密な設計が必要なために基本型からの変形がごく僅かしか許されず、したが って装置の届きにくい場所での使用がきわめて制限される。 膨張温度計にはほかに、 −スプリング型液体温度計 −スプリング型ガス温度計 −金属膨張温度計 がある。 これらの温度計の測定不確定度は、測定範囲の1%から3%である。 2.2 抵抗温度計では、温度による電気抵抗の変化が温度測定の尺度として利用 される。好ましいのは、抵抗の変化が大きく、しかも再現可能な金属及び半導体 である。白金、第二鉄−ロジウム及びゲルマニウム抵抗温度計を用いて、1 Kか ら1340 Kの温度範囲で、断面方向に(sectionwise)最大の温度計測精度を得るこ とが可能である。 2.2.1 10 Kから1340 Kの適用領域での測定安定度が高いことから、白金抵抗温 度計は最も広く利用されている温度測定装置の一つになっている。そうした中で 、測定不確かさが0.01 Kの金点にある白金抵抗温度計も開発された。 2.2.2 抵抗温度計の測定抵抗体として、半導体も一層利用されるようになって きた。半導体は温度に応じた抵抗の変化が金属よりもかなり大きい。ほとんどの 半導体において、電気抵抗の温度係数は負である(サーミスター、“NTC抵抗器 ”又は短く“NTC”(負の温度係数)とも呼ばれる)。ポジスターは限られた領 域で正の温度係数を持つ。 2.3 熱電対は1 Kから3000 Kの温度範囲の測定に最も広く使用されている電気 温度計である。熱電対温度計は、測定不確定度が抵抗温度計に比して大きいが、 製造がはるかに容易なうえに、空間膨張度が小さく、応答時間が短いので、温度 差を測定するのに特に適している。熱電圧の測定には電圧補償器か高インピーダ ンス電圧計が使われる。 2.4 蒸気圧が容易に測定できる狭い温度範囲の測定には、沸点の低い流体、例 えばヘリウム、水素、酸素及び窒素などが蒸気圧温度計に適した気体として利用 される。こういった蒸気圧温度計がしばしばクリオテクノロジーで用いられる。 極低温の温度範囲(0.5 K〜5.2K)では、ヘリウム蒸気圧温度計が再現精度のき わめて高い温度計である。 2.5 基本的には、物質特性と温度間の公知の関係はいかなるものでも温度測定 法の土台になりうる。前述の方法以外にも、例えば、非常に高い温度の測定には 固体内の音速度の温度依存性が、T 〈 80 mKの温度範囲の測定にはγ線の放射の 異方性が、又300 K 〉 T 〉20 Kの温度範囲用には4重極核共鳴が利用されてい る。 3.生理学的背景 3.1 血液中のグルコースの生体リズム 正常な人々と病気の人々の血中グルコースの昼夜の変化を短時間刻みで調べた 結果によると、年齢、食べ物、病気等の外的要因の違いにもかかわらず、濃度が 夕に上がり、夜に下がり、早朝に再び上昇するという共通の特徴がある。この共 通の特徴は内因的及び栄養による周期性を反映している。こうした周期的な変動 は概日リズムとして知られている。このリズムは、約24時間の周期を持つ生体リ ズムと理解される。この生体リズムは、光及び周囲温度という2つの重要な環境 上の周期性が一定に保たれているときでも続く。 多細胞生物においては、生物体全体の機能と個々の器官及び細胞の機能は、互 いに特定の位相関係にある複数のリズムと環境の周期性に支配されいて、「概日 性組織」と呼ばれている。例えば、グリコーゲン、グリコーゲンシンセターゼ及 びホスホリラーゼとそれに対応する血液中のグルコース濃度は明確な平行リズム を示す。 ヒトの場合には、脈拍、血圧、血液循環、呼吸、体温などの栄養による機能も 概日周期に従っている。それらの活動の位相は個別の変動を伴いながら、例えば 8:00〜12:00時及び16:00〜19:00時に継続する。この間、物質代謝は異化的であ る。例えば、体温、血圧、ならびに血液中のグルコース濃度が上昇する。ヒトの 活動する条件が整うのである。 それに対して、13:00〜15:00時と22:00〜6:00時の時間帯には、迷走神経緊張 による回復位相にある。上述のパラメーターは低く、ヒトの眠る条件が整う。こ れらの位相は時間的な偏移の影響を受け、これらの偏移は、早起きや朝寝坊とし て分類される。発明の説明 本発明の目的は、人体の温度(例えば、表面温度、表面に近い層の温度、体腔 内の温度及び温度勾配等)の測定ならびに人体の熱の検出を目的とし、温度測定 /熱検出用の従来の装置より測定正確度及び精密度の高い装置を製造することに ある。さらに、本発明の目的は、中でも、高度の空間的及び時間的分解能を用い て温度の測定と熱の検出を可能にすることにある。 また、本発明は、人間の血液中のグルコース濃度の概日変動と特定の適切な部 位で測定される体温及び検出される熱の概日周期性との間には大きな相関関係が あるという驚くべき発見に基づいている。血液中のグルコースの測定に体温及び 体熱を利用するのは自明のことである。 したがって、本発明は、きわめて精密な体温測定と体熱の検出により、しかも 非侵襲的に、すなわち人体を傷つけないばかりか接触すらしない形で人体の血液 中のグルコース濃度を正確に測定することのできる方法を説明する。これにより 、従来の方法では必要だった、血液中のグルコースを測定するための指先や耳た ぶの毛細血管からの採血が避けられる。 本発明に基づく数学的評価のための適切なアルゴリズムは、測定され、検出さ れ、処理された温度及び熱のデータをグルコース濃度の測定に割り当てるもので なければならない。好ましい実施例の説明 本発明の一要素は、前述した公知の小型サーミスター(NTC抵抗器)が温度測 定のために少なくとも一個は用いられることである。このNTC抵抗器は、可能な 限り低い熱伝導性を有する物質から成る保持手段であり、NTC抵抗器とともにセ ンサーヘッドと呼ばれる1ユニットを形成する適切な保持手段の中に配置される 。該保持手段としては、多様な幾何学的形状のものが可能である。ただし保持手 段は測定対象から放射する熱の非接触測定ができるようにNTCを中空の空間に収 容するか、あるいは測定対象から出る熱を熱伝導性により(接触)測定するため に適切な場所でNTC支持を与えなければならない。又、保持手段の目的は、中で も、NTCを破損あるいは汚損から保護することでもある。 測定原理は、例えば単一のNTCを用いた2回連続の測定(逐次法)か、例えば 2個のNTCを用いて行われる同時測定(同時法)のいずれかを必要とする。した がって、好ましい形態の構成では、NTCが少なくとも2個用いられ、本発明の装 置における特に好ましい形態の構成ではNTCが少なくとも3個用いられる。後者 の場合には、熱の放射を測定するのに最上部が開いている中空の空間にずらして 配置された2個のNTCが用いられ、保持手段の表面もしくは壁の中に配置された 3個目のNTCが熱伝導を測定するのに使用されるか、あるいは熱の放射を測定す るのに最上部が開いている中空の空間に配置された1個のNTCが用いられ、保持 手段の表面もしくは壁の中にずらして配置された2個のNTCが熱伝導を測定する のに使用される。 センサーヘッドの設計の好ましい形態については、木もしくはそれに似た材料 が使用されるのが好ましい。特に好ましい設計の形態では、センサーヘッドが、 測定対象に接するかもしくは測定対象が空洞内に挿入されることにより密閉され る中空体から成っている。このような装置を使うと、測定は大気圧中かあるいは 保護ガス中で行うことができるうえに、上述の内部空間を真空排気することも可 能になる。したがって、接触及び非接触測定のためのNTC(ほぼ質量ゼロのリー ドを有する)が真空中に配置される。かくして、外乱の影響を最小化できる。 特殊な電子回路が24ビットの分解能を有するアナログ測定値を、温度測定を可 能にする 〈 10-4 Kの分解能を有するデジタルデータに変換する。評価のための アルゴリズムを内蔵しているマイクロコンピューター(ワンチップ)は測定デー タを記憶された較正機能で比較し、特定の温度値を濃度値に当てはめる。 デジタル/アナログコンバーターは処理済みデータを適切なディスプレイ装置 (液晶ディスプレイ装置やモニターなど)に伝送し、該装置が測定されたグルコ ース濃度を数値(選択的にmg/dlあるいはmol/lで表示)として示す。 数学的評価のアルゴリズムの基本的説明 はじめに、本発明に基づく装置及びその各部分が較正される。次に、検出され た測定値とグルコース濃度 との関係が較正関数すなわち分析関数として確立される。つまり、測定原理に応 じた測定法(前述の逐次法又は同時法)は2つの測定値X1iとX2iを与える。さら に、血液中のグルコース濃度が公知の従来の方法(侵襲的方法)で測定される。 したがって、測定過程は2つの測定値Xniとn個のグルコース濃度Cnを与える。 グルコース濃度Cnとそれぞれ処理済みの値であるX1i及びX2iとの間にはきわめて 相関性の高い関係が確定される。次に、2つの較正関数が与えられる。 さらに、例えば、人体の生化学的、生物学的プロセスを考慮しつつ測定値X1及 びX2の相互の関係を確証することにより、一つ、ないしは複数の補助関数が設定 される。補助関数は、特にマトリックス効果に依存しない分析法、中でも患者に 依存しない分析法の開発にとって絶対的に必要であることが判明している。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年2月1日 【補正内容】 明細書発明の名称 人体部分におけるグルコース濃度の非侵襲的測定のための方法及び装置技術分野 本発明は、人体の温度を正確かつ精密に測定すると同時に人体の熱を検出する ための電子装置で、人体の部分、特に人間の血液中のグルコース濃度の非侵襲的 測定を可能にする電子装置に関する。従来の技術 1.物理学的背景 以前から絶対温度と呼ばれている熱力学的温度は、熱力学第二法則から導き出 された状態変数間の関係の中で生じる熱力学全体を特徴づける値である。この第 二法則に基づく熱力学的温度は本質として定義された零点を有する正のみの値で ある。それゆえ、温度単位は明瞭に測定された熱力学的温度の特殊な部分として 定義すれば足りる。この目的には1954年の第10回国際度量衡総会の決定に従い水 の三重点が用いられ、水の三重点は定義により熱力学的温度Ttr = 273.16 Kとさ れている。かくして、温度単位であるケルビンの定義は、 1 K = Ttr / 273.16 となる。 しばしばTの代わりに用いられるのは、セルシウス温度tと呼ばれる、熱力学 的温度間の特別な差異であ り、 t = T - T0 = T - 273.15 K である。 セルシウス温度の単位はセルシウス度(℃)で、ケルビンと同じ値を持つ。セ ルシウス温度の零点は熱力学的温度T0 = 273.15 Kに等しく、水の三重点の温度 より正確に0.01 K低い。 2.温度の測定 無数の温度測定装置のうちで今日最も広く利用されている原理、すなわち最も良 く知られている従来の温度計としては、以下のものが挙げられる。 2.1 膨張温度計は接触温度計で、測定対象に機械的に接触させなければならな い。この種の温度計では、温度を測定するのに流体(気体もしくは液体)又は固 体物質の熱膨張が利用される。 2.1.1 ガラス液体温度計の中で最もよく知られ、かつ最も広く使用されている 測定装置は水銀温度計である。この温度計は扱いが簡単で、補助装置を必要とし ない。水銀温度計を用いれば、-39℃から630℃までの測定精度が達成できる。全 般的にみて測定精度がこれより高いのは抵抗温度計だけだが、この温度計は多く の費用と労力を要する。良質のガラス水銀温度計を使うと、10℃から110℃まで の温度範囲では5mKの測定不確定度が達成できる。水銀温度計の利点は、製造す る際の公差が小さい点にある(DIN 12 771)。欠点は、温度計の容積が大きいため に表示の遅れも大きくなることである。ガラス液体温度計は温度の急激な変化に 即応できないし、空間的に不均質な温度場を測定するのにも適していない。また 、厳密な設計が必要なために基本型からの変形がごく僅かしか許されず、したが って装置の届きにくい場所での使用がきわめて制限される。 膨張温度計にはほかに、 −スプリング型液体温度計 −スプリング型ガス温度計 −金属膨張温度計 がある。 これらの温度計の測定不確定度は、測定範囲の1%から3%である。 2.2 抵抗温度計では、温度による電気抵抗の変化が温度測定の尺度として利用 される。好ましいのは、抵抗の変化が大きく、しかも再現可能な金属及び半導体 である。白金、第二鉄−ロジウム及びゲルマニウム抵抗温度計を用いて、1 Kか ら1340 Kの温度範囲で、断面方向に(sectionwise)最大の温度計測精度を得るこ とが可能である。 2.2.1 10 Kから1340 Kの適用領域での測定安定度が高いことから、白金抵抗温 度計は最も広く利用されている温度測定装置の一つになっている。そうした中で 、測定不確かさが0.01 Kの金点にある白金抵抗温度計も開発された。 2.2.2 抵抗温度計の測定抵抗体として、半導体も一層利用されるようになって きた。半導体は温度に応じた抵抗の変化が金属よりもかなり大きい。ほとんどの 半導体において、電気抵抗の温度係数は負である(サーミスター、“NTC抵抗器 ”又は短く“NTC”(負の温度係数)とも呼ばれる)。ポジスターは限られた領 域で正の温度係数を持つ。 2.3 熱電対は1 Kから3000 Kの温度範囲の測定に最も広く使用されている電気 温度計である。熱電対温度計は、測定不確定度が抵抗温度計に比して大きいが、 製造がはるかに容易なうえに、空間膨張度が小さく、応答時間が短いので、温度 差を測定するのに特に適している。熱電圧の測定には電圧補償器か高インピーダ ンス電圧計が使われる。 2.4 蒸気圧が容易に測定できる狭い温度範囲の測定には、沸点の低い流体、例 えばヘリウム、水素、酸素及び窒素などが蒸気圧温度計に適した気体として利用 される。こういった蒸気圧温度計がしばしばクリオテクノロジーで用いられる。 極低温の温度範囲(0.5 K〜5.2K)では、ヘリウム蒸気圧温度計が再現精度のき わめて高い温度計である。 2.5 基本的には、物質特性と温度間の公知の関係はいかなるものでも温度測定 法の土台になりうる。前述の方法以外にも、例えば、非常に高い温度の測定には 固体内の音速度の温度依存性が、T 〈 80 mKの温度範囲の測定にはγ線の放射の 異方性が、又300 K 〉 T 〉20 Kの温度範囲用には4重極核共鳴が利用されてい る。 3.生理学的背景 3.1 血液中のグルコースの生体リズム 正常な人々と病気の人々の血中グルコースの昼夜の変化を短時間刻みで調べた 結果によると、年齢、食べ物、病気等の外的要因の違いにもかかわらず、濃度が 夕に上がり、夜に下がり、早朝に再び上昇するという共通の特徴がある。この共 通の特徴は内因的及び栄養による周期性を反映している。こうした周期的な変動 は概日リズムとして知られている。このリズムは、約24時間の周期を持つ生体リ ズムと理解される。この生体リズムは、光及び周囲温度という2つの重要な環境 上の周期性が一定に保たれているときでも続く。 多細胞生物においては、生物体全体の機能と個々の器官及び細胞の機能は、互 いに特定の位相関係にある複数のリズムと環境の周期性に支配されいて、「概日 性組織」と呼ばれている。例えば、グリコーゲン、グリコーゲンシンセターゼ及 びホスホリラーゼとそれに対応する血液中のグルコース濃度は明確な平行リズム を示す。 ヒトの場合には、脈拍、血圧、血液循環、呼吸、体温などの栄養による機能も 概日周期に従っている。それらの活動の位相は個別の変動を伴いながら、例えば 8:00〜12:00時及び16:00〜19.00時に継続する。この間、物質代謝は異化的であ る。例えば、体温、血圧、ならびに血液中のグルコース濃度が上昇する。ヒトの 活動する条件が整うのである。 それに対して、13:00〜15.00時と22:00〜6:00時の時間帯には、迷走神経緊張 による回復位相にある。上述のパラメーターは低く、ヒトの眠る条件が整う。こ れらの位相は時間的な偏移の影響を受け、これらの偏移は、早起きや朝寝坊とし て分類される。 R.M.Hillson等による論文“Facial and Sublinqualtemperature changes fol lowing intravenousglucose injection in diabetics”,pp.15-19,Diabete & Metabolisme,vol.8,1992 Parisには、ある量のグルコースを注射された61 人の糖尿病患者で行った実験が記述されている。注射後2分以内に、ある変化、 例えば、頬の紅潮、発熱の自覚、等が被験者間に観察された。測定された温度は 、舌の下(舌下)又は頬上であった。注射直後に観察されたのは、頬温度の上昇 と舌下温度の同時的な低下であった。 さらに、DE 2 105 820 A1は、赤外線放射に反応する診断器具を記載している 。該装置の目的は、皮膚下の静脈の位置を知ることである。該測定器具は、血液 が流れる静脈とその周囲の組織の間には、温度差があるという事実を利用してい る。様々な設計の非冷却ボロメーターが検出器として用いられている。発明の説明 本発明の目的は、人体の温度(例えば、表面温度、表面に近い層の温度、体腔 内の温度及び温度勾配等)の測定ならびに人体の熱の検出を目的とし、温度測定 /熱検出用の従来の装置より測定正確度及び精密度の高い装置を製造することに ある。さらに、本発明の目的は、中でも、高度の空間的及び時間的分解能を用い て温度の測定と熱の検出を可能にすることにある。 また、本発明は、人間の血液中のグルコース濃度の 概日変動と特定の適切な部位で測定される体温及び検出される熱の概日周期性と の間には大きな相関関係があるという驚くべき発見に基づいている。血液中のグ ルコースの測定に体温及び体熱を利用するのは自明のことである。 したがって、本発明は、きわめて精密な体温測定と体熱の検出により、しかも 非侵襲的に、すなわち人体を傷つけないばかりか接触すらしない形で人体の血液 中のグルコース濃度を正確に測定することのできる方法を説明する。これにより 、従来の方法では必要だった、血液中のグルコースを測定するための指先や耳た ぶの毛細血管からの採血が避けられる。 本発明に基づく数学的評価のための適切なアルゴリズムは、測定され、検出さ れ、処理された温度及び熱のデータをグルコース濃度の測定に割り当てるもので なければならない。環境条件(周囲温度、湿度、大気圧、等)、栄養摂取(質、 時間)、健康ならびに物理学的及び心理学的状態による影響又は外乱は、本発明 の評価アルゴリズムにおいて適切な補助関数により個別的に補償される。好ましい実施例の説明 本発明の一要素は、前述した公知の小型サーミスター(NTC抵抗器)が温度測 定のために少なくとも一個は用いられることである。このNTC抵抗器は、可能な 限り低い熱伝導性を有する物質から成る保持手段であり、NTC抵抗器とともにセ ンサーヘッドと呼ばれる1ユニットを形成する適切な保持手段の中に配置され る。該保持手段としては、多様な幾何学的形状のものが可能である。ただし保持 手段は測定対象から放射する熱の非接触測定ができるようにNTCを中空の空間に 収容するか、あるいは測定対象から出る熱を熱伝導性により(接触)測定するた めに適切な場所でNTC支持を与えなければならない。又、保持手段の目的は、中 でも、NTCを破損あるいは汚損から保護することでもある。 測定原理は、例えば単一のNTCを用いた2回連続の測定(逐次法)か、例えば 2個のNTCを用いて行われる同時測定(同時法)のいずれかを必要とする。した がって、好ましい形態の構成では、NTCが少なくとも2個用いられ、本発明の装 置における特に好ましい形態の構成ではNTCが少なくとも3個用いられる。後者 の場合には、熱の放射を測定するのに最上部が開いている中空の空間にずらして 配置された2個のNTCが用いられ、保持手段の表面もしくは壁の中に配置された 3個目のNTCが熱伝導を測定するのに使用されるか、あるいは熱の放射を測定す るのに最上部が開いている中空の空間に配置された1個のNTCが用いられ、保持 手段の表面もしくは壁の中にずらして配置された2個のNTCが熱伝導を測定する のに使用される。 センサーヘッドの設計の好ましい形態については、木もしくはそれに似た材料 が使用されるのが好ましい。特に好ましい設計の形態では、センサーヘッドが、 測定対象に接するかもしくは測定対象が空洞内に挿入されることにより密閉され る中空体から成ってい る。別の好ましい設計においては、中空体は、冷却のために少なくとも1つの開 口部を含む。このような装置を使うと、測定は大気圧中かあるいは保護ガス中で 行うことができるうえに、上述の内部空間を真空排気することも可能になる。し たがって、接触及び非接触測定のためのNTC(ほぼ質量ゼロのリードを有する) が真空中に配置される。かくして、外乱の影響を最小化できる。 特殊な電子回路が24ビットの分解能を有するアナログ測定値を、温度測定を可 能にする 〈 10-4 Kの分解能を有するデジタルデータに変換する。人体から発さ れる又は放射される熱は、熱分析的に検出され、又は適切な波長もしくは適切な 周波数が選択される。評価のためのアルゴリズムを内蔵しているマイクロコンピ ューター(ワンチップ)は測定データを記憶された較正機能で比較し、特定の温 度値を濃度値に当てはめる。 デジタル/アナログコンバーターは処理済みデータを適切なディスプレイ装置 (液晶ディスプレイ装置やモニターなど)に伝送し、該装置が測定されたグルコ ース濃度を数値(選択的にmg/dlあるいはmol/lで表示)として示す。 数学的評価のアルゴリズムの基本的説明 はじめに、本発明に基づく装置及びその各部分が較正される。次に、検出され た測定値とグルコース濃度との関係が較正関数すなわち分析関数として確立され る。つまり、測定原理に応じた測定法(前述の逐次法 又は同時法)は2つの測定値X1iとX2iを与える。さらに、血液中のグルコース濃 度が公知の従来の方法(侵襲的方法)で測定される。したがって、測定過程は2 つの測定値Xniとn個のグルコース濃度Cnを与える。グルコース濃度Cnとそれぞ れ処理済みの値であるX1i及びX2iとの間にはきわめて相関性の高い関係が確定さ れる。次に、2つの較正関数が与えられる。 さらに、例えば、人体の生化学的、生物学的プロセスを考慮しつつ測定値X1及 びX2の相互の関係を確証することにより、一つ、ないしは複数の補助関数が設定 される。補助関数は、特にマトリックス効果に依存しない分析法、中でも患者に 依存しない分析法の開発にとって絶対的に必要であることが判明している。 請求の範囲 1.人体部分におけるグルコース濃度の非侵襲的測定のための方法において、き わめて正確な接触及び/又は非接触温度測定法を用いて、身体の表面及び身体か らの熱出力について測定され、空間的及び時間的に分解されたある温度が、その 関数関係を用いて、数学的アルゴリズムにより、あるグルコース濃度に明確に割 り当てられることを特徴とする方法。 2.人間の血液中のグルコース濃度が測定されることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の方法。 3.前記数学的アルゴリズムが患者に依存する形か、あるいは患者に依存しない 形で選択的に制御されることを特徴とする請求の範囲第1項及び第2項に記載の 方法。 4.患者から独立した制御の場合には、分析結果をマトリックス効果に依存せず に、少なくとも1つの原理関数又は1つもしくは数個の補助関数を用いて判定で きることを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の方法。 5.患者に依存しない評価方法のために、少なくとも2つ又は数個の測定温度と 検出熱出力との間の数学的関係を確定することを特徴とする請求の範囲第4項に 記載の方法。 6.数学的アルゴリズム、好ましくは独立変数か又は測定温度と検出熱出力から 導き出される1次もしくはさらに高次の独立変数を有する1次回帰法に基づくこ とを特徴とする請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の方法。 7.数学的アルゴリズム、好ましくは2個以上の独立変数か又は測定温度と検出 熱から導き出される1次もしくはさらに高次の独立変数を2個以上有する1次回 帰法に基づくことを特徴とする請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載 の方法。 8.それぞれの患者及びその健康状態の差異に応じて、独立に、同時的にもしく は時間的にずらして、空間的及び/又は時間的に分解して、測定された2つの測 定温度と検出熱間の温度差及び熱の差を少なくとも1つの補助関数によって測定 し、個別の補償要素として利用することを特徴とする請求の範囲第1項〜第7項 のいずれか1項に記載の方法。 9.人体から発する又は放出される熱のさまざまな源が熱分析的に、あるいは波 長に応じて又は周波数に応じて、分離されることを特徴とする請求の範囲第1項 〜第8項のいずれか1項に記載の方法。 10.非常に正確な温度測定と熱検出により人体部分のグルコース濃度を非侵襲 的に測定するための装置において、それぞれ身体から伝導される又は放射される 熱を検出するための少なくとも1個のNTC抵抗をそれぞれ有する少なくとも1個 のセンサーヘッドとそれに組み合わされる電子制御装置、測定装置、評価装置及 び出力装置が設けられていることを特徴とする装置。 11.人体内で生化学的プロセス又は化学的プロセスによって発生する熱出力又 は熱出力の差が記録可能で あることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の装置。 12.グルコースや脂肪酸などの燃焼すなわち酸化により発生した熱が発生源に 応じて個別に測定されるか、あるいは個別に測定可能でないことを特徴とする請 求の範囲第10項又は第11項に記載の装置。 13.前記センサーヘッドが人体から放出される熱出力を検出する温度測定手段 を少なくとも1つ含んでいることを特徴とする請求の範囲第10項〜第12項の いずれか1項に記載の装置。 14.前記温度測定手段が小型化されていることを特徴とする請求の範囲第10 項〜第13項のいずれか1項に記載の装置。 15.前記温度測定手段が少なくとも1個の小型NTC抵抗器を含んでいることを 特徴とする請求の範囲第10項〜第14項のいずれか1項に記載の装置。 16.前記温度測定手段が少なくとも1個の小型熱電対か、あるいは数個の熱電 対が一体になったユニットを含むことを特徴とする請求の範囲第10項〜第15 項のいずれか1項に記載の装置。 17.前記温度測定手段が熱放射と熱伝導のいずれか、又は両者を検出すること を特徴とする請求の範囲第10項〜第16項のいずれか1項に記載の装置。 18.前記センサーヘッドが1個もしくは複数の温度測定手段を含み、それらが 前記センサーヘッドの中に、前記温度測定手段が身体から発する熱を熱放射、熱 伝導及び対流を利用して非接触測定もしくは接触測 定によって検出するように幾何学的に配置されていることを特徴とする請求の範 囲第10項〜第17項のいずれか1項に記載の装置。 19.選択的に温度又は熱出力が測定されることを特徴とする請求の範囲第10 項〜第18項のいずれか1項に記載の装置。 20.3個以上の温度測定手段が設けられ、そのうちの第1の温度測定手段が熱 放射を測定するために設けられ、第2の温度測定手段が接触熱の検出のために設 けられ、第3の温度測定手段が前記第1の温度測定手段の非常に近くに、ただし 熱放射の影響を受けないように配置されることを特徴とする請求の範囲第10項 〜第19項のいずれか1項に記載の装置。 21.1個もしくは複数の温度測定手段が1個もしくは複数のセンサーヘッド内 にランダムに収容されていることを特徴とする請求の範囲第10項〜第20項の いずれか1項に記載の装置。 22.前記センサーヘッドが熱を熱放射の形で非接触的に測定すること、及び/ 又は接触的に、つまり測定対象に接触する形で測定することを特徴とする請求の 範囲第10項〜第21項のいずれか1項に記載の装置。 23.電子装置全体が小型化されていることを特徴とする請求の範囲第10項〜 第22項のいずれか1項に記載の装置。 24.前記センサーヘッドが人体の表面の限定された部分から放出される熱を繰 り返し検出することを特徴 とする請求の範囲第10項〜第23項のいずれか1項に記載の装置。 25.前記センサーヘッドが開口部を持ち、そこを所定の公差内で再現可能なよ うに身体の限定された部分に当てることができることを特徴とする請求の範囲第 10項〜第24項のいずれか1項に記載の装置。 26.前記センサーヘッドが適切な熱伝導値を有する材料又は材料の組み合わせ で製造されていることを特徴とする請求の範囲第10項〜第25項のいずれか1 項に記載の装置。 27.前記センサーヘッドが適切な熱伝導値を有する木材から製造されているこ とを特徴とする請求の範囲第10項〜第26項のいずれか1項に記載の装置。 28.前記センサーヘッドが熱放射積分用の中空体、例えばウルブリヒト球の形 状を成すように設計されていることを特徴とする請求の範囲第10項〜第26項 のいずれか1項に記載の装置。 29.前記センサーヘッドが装置の他の部分から空間的に分離していることを特 徴とする請求の範囲第10項〜第28項のいずれか1項に記載の装置。 30.前記センサーヘッドの前記中空体が冷却用の開口部を少なくとも1つ有し ていることを特徴とする請求の範囲第10項〜第29項のいずれか1項に記載の 装置。 31.前記センサーヘッドの前記中空体において不活性ガスの流入又は排出が可 能であることを特徴とする請求の範囲第10項〜第30項のいずれか1項に記載 の装置。 32.熱測定のための装置が前記開口部の隣に配置されることを特徴とする請求 の範囲第10項〜第31項のいずれか1項に記載の装置。 33.様々な物質から成る接触測定用の前記装置が、前記開口部の周囲に環状又 は不規則な形状に配置されていることを特徴とする請求の範囲第10項〜第32 項のいずれか1項に記載の装置。 34.前記温度測定手段が同間隔、異なる間隔で、ずらして又は互いに角度を成 して、あるいはいかなる不規則な幾何学的形状でも配置されていることを特徴と する請求の範囲第10項〜第33項のいずれか1項に記載の装置。 35.少なくとも1個のフィルター、1個のステップフィルター又は一組の特定 のサイズのフィルターが人体と前記温度測定手段との間に設けられることを特徴 とする請求の範囲第10項〜第34項のいずれか1項に記載の装置。 36.前記フィルター、ステップフィルター又は一組のフィルターが特定の波長 範囲内で吸収したり、反射したりするか、あるいは不浸透性であることを特徴と する請求の範囲第10項〜第35項のいずれか1項に記載の装置。 37.前記温度測定手段が人体の表面から0〜50cmの間の一定の距離に位置す ることを特徴とする請求の範囲第10項〜第36項のいずれか1項に記載の装置 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.人体部分におけるグルコース濃度の非侵襲的測定のための方法において、き わめて正確な接触及び/又は非接触温度測定法を用いて、特定の温度が身体の表 面、前記表面に近い層、体腔内において、又は深度分解的に前記表面の下の幾つ かの深部において(深部プロフィール分析)測定され、及び/又は空間的及び/ 又は時間的に分解されることと、検出された熱ならびにその関数関係が数学的ア ルゴリズムによってあるグルコース濃度に明確に割り当てられることを特徴とす る方法。 2.人間の血液中のグルコース濃度が測定されることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の方法。 3.分析アルゴリズムが患者に依存する形か、あるいは患者に依存しない形で選 択的に制御されることを特徴とする請求の範囲第1項及び第2項に記載の方法。 4.マトリックス効果に依存せず、つまり患者から独立して、分析結果を少なく とも1つの原理関数又は1つもしくは数個の補助関数を用いて判定できることを 特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の方法。 5.患者に依存しない評価方法のために、少なくとも2つ又は数個の測定温度と 検出熱との間の数学的関係を確定することを特徴とする請求の範囲第4項に記載 の方法。 6.数学的アルゴリズム、好ましくは独立変数か又は 測定温度と検出熱から導き出される1次もしくはさらに高次の独立変数を有する 1次回帰法に基づくことを特徴とする請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項 に記載の方法。 7.数学的アルゴリズム、好ましくは2個以上の独立変数か又は測定温度と検出 熱から導き出される1次もしくはさらに高次の独立変数を2個以上有する1次回 帰法に基づくことを特徴とする請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載 の方法。 8.それぞれの患者及びその健康状態の差異に応じて、独立に、同時的にもしく は時間的にずらして、空間的及び/又は時間的に分解して、測定された2つの測 定温度と検出熱間の温度差及び熱の差を少なくとも1つの補助関数によって測定 し、個別の補償要素として利用することを特徴とする請求の範囲第1項〜第7項 のいずれか1項に記載の方法。 9.人体から発する又は放出される熱のさまざまな源が熱分析的に、あるいは波 長に応じて又は周波数に応じて、分離されることを特徴とする請求の範囲第1項 〜第8項のいずれか1項に記載の方法。 10.非常に正確な温度測定と熱検出により人体部分のグルコース濃度を非侵襲 的に測定するための装置において、少なくとも1個のセンサーヘッドとそれに組 み合わされる電子制御装置、測定装置、評価装置及び出力装置が設けられている ことを特徴とする装置。 11.人体内で生化学的プロセス又は化学的プロセス によって発生する熱又は熱の差が記録可能であることを特徴とする請求の範囲第 10項に記載の装置。 12.グルコースや脂肪酸などの燃焼すなわち酸化により発生した熱が発生源に 応じて個別に測定されるか、あるいは個別に測定可能でないことを特徴とする請 求の範囲第10項又は第11項に記載の装置。 13.前記センサーヘッドが人体から放出される熱を検出する温度測定手段を少 なくとも1つ含んでいることを特徴とする請求の範囲第10項〜第12項のいず れか1項に記載の装置。 14.前記温度測定手段が小型化されていることを特徴とする請求の範囲第10 項〜第13項のいずれか1項に記載の装置。 15.前記温度測定手段が少なくとも1個の小型NTC抵抗器を含んでいることを 特徴とする請求の範囲第10項〜第14項のいずれか1項に記載の装置。 16.前記温度測定手段が少なくとも1個の小型熱電対か、あるいは数個の熱電 対が一体になったユニットを含むことを特徴とする請求の範囲第10項〜第15 項のいずれか1項に記載の装置。 17.前記温度測定手段が熱放射と熱伝導のいずれか、又は両者を検出すること を特徴とする請求の範囲第10項〜第16項のいずれか1項に記載の装置。 18.前記センサーヘッドが1個もしくは複数の温度測定手段を含み、それらが 前記センサーヘッドの中に、前記温度測定手段が身体から放射する熱を熱伝導と 対流を利用して非接触測定もしくは接触測定によっ て検出するように幾何学的に配置されていることを特徴とする請求の範囲第10 項〜第17項のいずれか1項に記載の装置。 19.温度の代わりに熱量が測定されることを特徴とする請求の範囲第10項〜 第18項のいずれか1項に記載の装置。 20.3個以上の温度測定手段が設けられ、そのうちの第1の温度測定手段が熱 放射を測定するために設けられ、第2の温度測定手段と第3の温度測定手段が接 触熱を検出するために設けられ、該第3の温度測定手段が前記第1の温度測定手 段の近くに、ただし熱放射の影響を受けないように配置されることを特徴とする 請求の範囲第10項〜第19項のいずれか1項に記載の装置。 21.もう1個の温度測定手段が前記熱放射測定用温度測定手段のすぐ隣に熱放 射に晒されないように配置されることを特徴とする請求の範囲第10項〜第20 項のいずれか1項に記載の装置。 22.1個もしくは複数の温度測定手段が1個もしくは複数のセンサーヘッド内 にランダムに収容されていることを特徴とする請求の範囲第10項〜第21項の いずれか1項に記載の装置。 23.前記センサーヘッドが熱を熱放射の形で非接触的に測定すること、及び/ 又は接触的に、つまり測定対象に接触する形で測定することを特徴とする請求の 範囲第10項〜第22項のいずれか1項に記載の装置。 24.電気装置全体が小型化されていることを特徴とする請求の範囲第10項〜 第23項のいずれか1項に記載の装置。 25.前記センサーヘッドが人体の表面の限定された部分から放射される熱を繰 り返し検出することを特徴とする請求の範囲第10項〜第24項のいずれか1項 に記載の装置。 26.前記センサーヘッドが開口部を持ち、そこを所定の公差内で再現可能なよ うに身体の限定された部分に当てることができることを特徴とする請求の範囲第 10項〜第25項のいずれか1項に記載の装置。 27.前記センサーヘッドが適切な熱伝導値を有する材料で製造されていること を特徴とする請求の範囲第10項〜第26項のいずれか1項に記載の装置。 28.前記センサーヘッドが適切な熱伝導値を有する木材から製造されているこ とを特徴とする請求の範囲第10項〜第27項のいずれか1項に記載の装置。 29.前記センサーヘッドが熱放射積分用の中空体、例えばウルブリヒト球の形 状を成すように設計されていることを特徴とする請求の範囲第10項〜第27項 のいずれか1項に記載の装置。 30.前記センサーヘッドが装置の他の部分から空間的に分離していることを特 徴とする請求の範囲第10項〜第29項のいずれか1項に記載の装置。 31.前記センサーヘッドの前記中空体が冷却用の開口部を少なくとも1つ有し ていることを特徴とする請求の範囲第10項〜第30項のいずれか1項に記載の 装置。 32.前記センサーヘッドの前記中空体において不活性ガスの流入又は排出が可 能であることを特徴とする請求の範囲第10項〜第31項のいずれか1項に記載 の装置。 33.熱測定のための装置が前記開口部の隣に配置されることを特徴とする請求 の範囲第10項〜第32項のいずれか1項に記載の装置。 34.接触測定用の装置が異なる物質から成る開口部の周囲に環状もしくは不規 則な形状に配置されていることを特徴とする請求の範囲第10項〜第33項のい ずれか1項に記載の装置。 35.前記温度測定手段が同間隔、異なる間隔で、ずらして又は互いに角度を成 して、あるいはいかなる不規則な幾何学的形状でも配置されていることを特徴と する請求の範囲第10項〜第34項のいずれか1項に記載の装置。 36.少なくとも1個のフィルター、1個のステップフィルター又は一組の特定 のサイズのフィルターが人体と前記温度測定手段との間に設けられることを特徴 とする請求の範囲第10項〜第35項のいずれか1項に記載の装置。 37.前記フィルター、ステップフィルター又は一組のフィルターが特定の波長 範囲内で吸収したり、反射したりするか、あるいは不浸透性であることを特徴と する請求の範囲第10項〜第36項のいずれか1項に記載の装置。 38.前記温度測定手段が人体の表面から0〜50cmの間の一定の距離に位置す ることを特徴とする請求の範囲第10項〜第37項のいずれか1項に記載の装置 。
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