JPH09505880A - 拡張ターンダウンを有する大気ガスバーナ - Google Patents

拡張ターンダウンを有する大気ガスバーナ

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JPH09505880A JP8511857A JP51185796A JPH09505880A JP H09505880 A JPH09505880 A JP H09505880A JP 8511857 A JP8511857 A JP 8511857A JP 51185796 A JP51185796 A JP 51185796A JP H09505880 A JPH09505880 A JP H09505880A
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Abstract

(57)【要約】 大気ガスバーナは、シマー動作用に少数の炎口を分けることによりターンダウンを改善する。このバーナは内部バッフルを有し、このバッフルは、4つの外方に向かって延在するチャンネルを設けたカップ部を有する。チャンネルの各々は別々の1つの炎口と整列している。また、バーナは、燃料をすべての炎口に通常のように供給するための第1の燃料ノズル、および燃料を4つのシマー動作用炎口のみに供給するための第2の燃料ノズルを有する。第2の燃料ノズルは、第1の燃料ノズルの噴射オリフィスよりも断面積の小さい噴射オリフィスを有する。好ましくは、第2のオリフィスは、第1のオリフィスが最小圧力のときに生じるのと同じ入力レートを最大圧力で生じるように大きさが定められている。シマー動作用に少数の炎口を使用することにより、これらの炎口を通るガスの速度が増大し、改良されたターンダウンが達成される。他の実施例では、バッフルは炎口のいくつかを分ける代わりに、各炎口を上側部分と下側部分とに分割する。各炎口の上側部分は全炎口面積の約6分の1乃至4分の1であり、シマー動作用に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 拡張ターンダウンを有する大気ガスバーナ 発明の背景 本発明は一般に大気ガスバーナに関し、特に家庭の調理器具用のガスバーナに 関する。更に詳しくは、本発明は、ガスバーナの動作範囲の改良に関する。 大気ガスバーナは家庭のガス調理器具の面加熱ユニットとして通常使用されて いる。これらのガスバーナは典型的には多数の炎口が形成されたバーナヘッドを 有している。混合管が燃料と空気の混合気をバーナヘッド内に導入する。燃料と 空気の混合気は炎口を通過し、点火され燃焼する。適切な動作範囲すなわちター ンダウン(turndown)を達成することは大気ガスバーナの不可欠な設計 パラメータである。ガス調理器具に使用されるガスバーナは広い範囲の入力に対 して動作することがしばしば必要であるので、このようなガスバーナにとってタ ーンダウンは特に重要である。 現在の多くのガスバーナは適切なシマー(とろ火)動作を行うことができない 。これは安定な炎を維持するバーナ炎口における最低ガス速度によってターンダ ウンが制限されるからである。燃料入力がシマー動作のために低減されると、炎 口を通るガス速度は遅くなり、ついには、全く炎がなくなるか、或いは部屋の通 風やオーブンのドアを急激に閉める動作のような周囲の影響によって消え易い限 界の炎を生じる程に低いガス速度になる。この問題は特に、密閉型ガスバーナ装 置(すなわち、バーナの基部の回りのクックトップ面に開口部がなく、これによ りこぼれ汁などがクックトップの下側の部分に入らないようにして、器具の清掃 を容易にしているバーナ装置)において明らかである。 従って、従来のクックトップのバーナの外観、感じおよび清掃の容易さを維持 しながら、拡張したターンダウンを達成することができる大気ガスバーナに対す る要望がある。 発明の概要 上述した要望を満足するために、本発明は、複数の炎口が形成されたバーナ本 体を有するガスバーナを提供する。バーナ本体内にはバッフル(baffle) が配置されて、バーナ本体の内部を第1および第2の室に分割している。バッフ ルはカップ部を有し、該カップ部から入口管が軸方向に延在していると共に、複 数のチャンネルが半径方向に延在している。チャンネルの各々は別々の1つの炎 口と整列している。典型的には炎口は少なくとも24個あり、チャンネルは4個 ある。また、バーナは、燃料を第1の室に供給するためにベンチュリ管のような 入口導管と整列した第1の燃料ノズルを含み、また燃料を第2の室に供給するた めにバーナ本体内に延在して、バッフルの入口管と整列した第2の燃料ノズルを 含んでいる。 通常の動作では、第1のノズルからの燃料はすべての炎口を通って流れるが、 シマー動作では、燃料は第2のノズルを通って注入されて、チャンネルと整列し た炎口のみを通って流れる。このチャンネルと整列した炎口は全炎口数よりも少 ないので、これらの炎口を通るガスの速度は一層大きくなり、ターンダウンの増 大が可能である。更に、第2の燃料ノズルは、第1の燃料ノズルの噴射オリフィ スよりも断面積の小さい噴射オリフィスを有する。 他の実施態様では、バーナ本体内に配置されたバッフルがカップ部を有し、こ のカップ部から入口管が延在している。カップ部の外側縁部は炎口と整列してい て、各炎口を上側部分と下側部分に分割する。各炎口の下側部分はカップ部の下 側の第1の室に面しており、各炎口の上側部分はカップ部の上側の第2の室に面 している。好ましくは、各炎口の上側部分は全炎口面積の約6分の1乃至4分の 1である。通常動作では、第1のノズルからの燃料は炎口の下側部分と上側部分 の両方を通って放出される。シマー動作では、燃料は第2のノズルから第2の室 内に噴射され、炎口の上側部分のみを通って放出される。 本発明の他の目的および利点は添付図面を参照した次の詳細な説明および添付 の請求の範囲を閲読することにより明らかになるであろう。 図面の説明 本発明の要旨は明細書の特許請求の範囲に特に指摘され明確に請求されている 。しかしながら、本発明は添付図面に関連した次の説明を参照することにより良 く理解することができる。 図1は、本発明による第1の実施例のガスバーナの上断面図である。 図2は、図1の線2−2に沿ったガスバーナの断面図である。 図3は、図1の線3−3に沿ったガスバーナの断面図である。 図4は、本発明による第2の実施例のガスバーナの断面図である。 発明の詳しい説明 図面を参照する。同じ参照符号は全図を通じて同じ構成要素を示している。図 1乃至3は本発明による大気ガスバーナ10を示している。ガスバーナ10は支 持面12に取り付けられ、この支持面12はレンジまたはクックトップのような ガス調理器具の上面の一部を形成している。図2および図3に良く示されている ように、ガスバーナ10はいわゆる密封型バーナとして構成されている。これは 支持面12とバーナの基部との間に開口部がないことを意味している。支持面の 下側の区域はこぼれ汁等が入らないように密封されていて、これにより調理面の 清掃を容易にしている。しかしながら、本発明は、密封型バーナ器具での使用に 限定されるものでなく、他のタイプのガス調理器具にも同様に適用し得るもので ある。 ガスバーナ10はバーナ本体14を有する。このバーナ本体14は、必ずしも そうではないが、円筒形であることが好ましい。バーナ本体14はほぼ円筒形の 側壁16、底部18および頂部20を有し、これらにより中空内部を画定してい る。1つのタイプのバーナについて記載し図示しているが、本発明は打抜きアル ミニウム製バーナおよび分離取付式オリフィスバーナのような他のタイプのバー ナにも適用し得るものである。 複数の炎口22が側壁16に形成されている。ここで使用されている用語「炎 口」は炎を維持することのできる任意の形状の開口部を意味する。炎口22は頂 部20またはその近くに側壁18の周囲に沿って分布して配置され、典型的には 必ずしもそうする必要はないが等間隔で配置される。一般的に、炎口22の全数 は約24乃至30個である。これらの炎口22のすべては本質的には構造が同じ であるが、以下に説明するように、それらの幾つかは燃料が供給される態様が異 なっている。 ベンチュリ管のような混合管24(図2に示す)がバーナ本体14の外部に位 置する入口を有し、またバーナ本体の底部18に設けられた開口部に接続されて 、バーナ本体14の内部に対する入口導管を構成している。第1の燃料ノズルす なわち主燃料ノズル26が混合管24に隣接して配置され、主燃料ノズルは混合 管24の入口に整列した噴射オリフィス28を有し、これにより噴射オリフィス 28から放出される燃料が混合管24内に流入する。燃焼を維持する主な空気は 、バーナ10の周囲の空間から得られ、従来のように燃料の噴射によって混合管 24の入口の周りの空間領域から取り込まれる。こうして混合管24は燃料と空 気の混合気をバーナ本体の内部に導入する。噴射オリフィス32を有する第2の 燃料ノズルすなわちシマー燃料ノズル30がバーナ本体14の底部18を通って 軸方向に延在するように配置され、噴射オリフィス32はバーナ本体14の内部 に上向きに位置する。第2の燃料ノズル30は底部18の中心に配置されること が好ましく、第1の燃料ノズル26は中心からずれた所に配置されている。第2 の噴射オリフィス32は第1の噴射オリフィス28の断面積よりもかなり小さい 断面積を有している。 内部バッフル34がバーナ本体14の内部に配設されている。バッフル34は 、バーナ本体内部の上側部分に配置された好ましくは円筒形のカップ部36を有 する。カップ部36は、バーナ本体14に対して同心に位置決めされて、バーナ 本体14の内部をカップ部36の外側の第1の室38とカップ部36の内側の第 2の室40とに分割している。入口管42がカップ部36の底から軸方向に延在 している。入口管42は第2の燃料ノズル30の近くまで延在し、噴射オリフィ ス32が入口管42と整列する。第2の噴射オリフィス32から放出される燃料 は入口管42内に流れ込み、第1の室38から空気を取り込む(空気は混合管2 4を介して第1の室38内に入る)。入口管24は燃料と空気の混合気を第2の 室40内に導入する。 また、バッフル34は、カップ部36の側部から半径方向に延在する4つのチ ャンネル44を含む。これらのチャンネル44はカップ部36の周囲に等間隔に 配置されることが好ましい。チャンネル44の各々は対応する1つの炎口22に 対して整列している。チャンネル44と整列している4つの炎口は、以下「シマ ー炎口」と称し、第2の室40に流体的に接続されている。残りの炎口は、以下 「主炎口」と称し、第1の室38と直接流体的に連通している。 更に、シマー炎口は、第1の室38内の燃料と空気の混合気の幾分かが入口管 42を通って第2の室40に入るので、第1の室38と流体的に連通している。 しかしながら、第2のオリフィス32から第2の室40内に噴射される燃料と空 気の混合気は、動作中、第1の室38内に流入しない。従って、主炎口は第2の 室40から分離されている。主炎口は第1の室38と流体的に連通しているが、 第2の室40から隔離されている。シマー炎口は第1および第2の室38,40 の両方と流体的に連通している。 4つのチャンネル44および4つのシマー炎口について図示し説明したが、本 発明ではこれらの構成要素の数は必ずしも4つに限定されない。しかしながら、 シマー炎口の数は主炎口の数よりもかなり少ないものである。 第1の燃料ノズル26および第2の燃料ノズル30は両方とも2段弁48(図 式的に示されている)を介してガス供給源46に接続されている。弁48はガス 調理器具の対応する制御ノブにより周知の方法で制御され、ガス供給源46から 2つの燃料ノズル26,30へのガスの流れを調整するようになっている。2段 弁48は本技術で周知のものであり、可変流量の燃料を第1の燃料ノズル26に 供給する第1段と可変流量の燃料を第2の燃料ノズル30に供給する第2段とを 有する。 弁48の動作範囲は次の通りである。広く開放した時、弁48は第1段にあり 、燃料を最大圧力で第1の燃料ノズル26に供給する。弁48を絞っていくと、 燃料の圧力は低減して第1段の最小圧力点に達する。この点から弁を更に絞ると 、弁48は第2段に切り替わり、燃料が最初第2の燃料ノズル30に第2段の最 大圧力で供給される。第2段において弁48を絞っていくと、バーナ10がオフ になるまで燃料圧力は低減する。第1のオリフィス28は、最大圧力で所望の最 大バーナ入力レートを生じるように大きさが定められる。第2のオリフィス32 は、好ましくは、第1のオリフィス28が第1段の最小圧力のときに生じるのと 同じ入力レートを最大圧力で生じるように大きさが定められる。これを達成する ため、第2のオリフィスの断面積に対する第1のオリフィスの断面積の比は単一 段に対するターンダウン比におおよそ等しくされる。 動作では、所望のガスバーナ10に対応するガス調理器具上の制御ノブを操作 して、弁48が2つの燃料ノズル26,30の一方に燃料を供給するようにする 。通常動作では、弁48は第1段に調節されて、燃料が第1の燃料ノズル26に 送られる。この燃料は第1のオリフィス28から放出されて、燃焼用の空気を取 り込んで、混合管24に入る。この結果の燃料と空気の混合気が混合管24から 第1の室38内に流れ込み、この混合気の大部分は燃焼用に主炎口を通って放出 される。第1の室38内の燃料と空気の混合気の残りは、内部バッフル34の入 口管42を通って第2の室40内に流れ込み、シマー炎口を通って放出される。 バッフル34を通過する混合気に対して僅かな流れ抵抗の増加があるが、本発明 のバーナ10の通常の動作は従来のバーナの動作と本質的に差異はない。 シマー動作または拡張ターンダウン動作では、弁48は第2段に調節されて、 燃料が第2の燃料ノズル30に送られる。この燃料は第2のオリフィス32から 放出される。この燃料の噴射は第1の室38から空気を取り込み、その燃料と空 気の混合気は第2の室40に分配するために入口管42に差し向けられる。第2 の室から、燃料と空気の混合気はチャンネル44を通って、燃焼のためにシマー バーナ炎口を介して放出される。24乃至30個の全ての炎口の代わりに4つの シマー炎口のみに流れが生じるので、同じバーナ入力レートにおいて炎口での速 度が一層速くなる。この炎口速度が一層速くなることにより安定な炎が生じ、こ れによって全体のターンダウンが改善される。 バーナ10の動作の具体例を示すと、第1のオリフィス28は、水柱4インチ の最大圧力で9600BTU/hrのバーナ入力レートおよび水柱0.0625 インチの最小圧力で1200BTU/hrの入力レートを発生するように大きさ が定められる。また、第2のオリフィス32が最大圧力で生じる入力レートと第 1のオリフィス28が第1段の最小圧力で生じる入力レートとが等しくなるよう に第2のオリフィス32の大きさが定められている(すなわち、第1のオリフィ ス28の約8分の1の断面積を有する)場合、第2のオリフィスは最大圧力で1 200BTU/hrの入力レートおよび最小圧力で約150BTU/hrの入力 レートを生じる。したがって、バーナ10の全体の動作範囲は約150乃至96 00BTU/hrになる。これらの値は単にバーナ10の改良されたターンダウ ンを証明するための一例として示したものであり、本発明を制限するものではな い。 図4は、本発明の第2の実施例の大気ガスバーナ110を示している。ガスバ ーナ110は、レンジまたはクックトップのようなガス調理器具の頂部の一部を 形成している支持面112に取り付けられている。ガスバーナ110は好ましく は円筒形のバーナ本体114を有し、バーナ本体は、中空内部を画定しているほ ぼ円筒形の側壁116、底部118および頂部120を有する。複数の炎口12 2が頂部120またはその近くにおいて側壁116に形成されており、典型的に は、必ずしも必要ではないが、等間隔に配置されている。 ベンチュリ管のような混合管124が、バーナ本体114の外部に配置された 入口を有し、また底部118の開口部に接続されて、バーナ本体114の内部に 対する入口導管を構成している。第1の燃料ノズルすなわち主燃料ノズル126 が、混合管124に隣接して配置されて、混合管124の入口と整列した噴射オ リフィス128を有し、該噴射オリフィス128から放出された燃料を混合管1 24内に送り込むようになっている。噴射オリフィス132を有する第2の燃料 ノズルすなわちシマー燃料ノズル130がバーナ本体114の底部118を通っ て軸方向に延在し、噴射オリフィス132はバーナ本体114の内部に上向きに 配置されている。第1の実施例の場合と同様に、第2の噴射オリフィス132は 第1のオリフィス128の断面積よりもかなり小さい断面積を有する。 内部バッフル134がバーナ本体114の内部に設けられている。このバッフ ル134はバーナ本体内部の上側部分に配置された好ましくは深皿形状のカップ 部136を含む。カップ部136は、その外側縁部137がバーナ本体114の 内面に接触するような大きさに形成され位置決めされている。これにより、カッ プ部136は、バーナ本体114の内部をカップ部136の下側の第1の室13 8とカップ部136の上側の第2の室140とに分割している。入口管142が カップ部136の底から軸方向に延在している。入口管142は第2の燃料ノズ ル130の近くまで延在して、噴射オリフィス132が入口管142と整列する ようになっている。 バッフル134は、カップ部136の縁部137が炎口122に対して整列す るように位置決めされ、これにより各炎口122を上側部分と下側部分とに分割 している。各炎口の上側部分は炎口部全体の約6分の1乃至4分の1である。炎 口の下側部分は第1の室138と直接流体的に連通し、上側部分は第2の室14 0と直接流体的に連通している。更に、上側部分は、第1の室138内の燃料と 空気の混合気の幾分かが入口管142を通って第2の室140内に入るので、第 1の室138と流体的に連通している。しかしながら、第2のオリフィス132 から第2の室140内に噴射される燃料と空気の混合気は、動作中、第1の室1 38内に入らない。従って、下側部分は第2の室140から隔離されている。こ のように、下側部分は第1の室138と流体的に連通しているが、第2の室14 0から隔離されており、上側部分は第1および第2の室138,140の両方と 流体的に連通している。 第1の燃料ノズル126および第2の燃料ノズル130の両方は2段弁148 を介してガス供給源146に接続されている。2段弁148はガス供給源146 から2つの燃料ノズル126,130へのガスの流れを調整する。弁148は第 1の実施例で説明した弁と同じである。通常動作では、弁148は第1段に調節 されて、燃料が第1の燃料ノズル126に送られる。この燃料は第1のオリフィ ス128から放出されて、燃焼用の空気を取り込んで、混合管124に入る。そ の燃料と空気の混合気は第1の室138内に流入し、混合気の大部分は燃焼のた めに炎口122の下側部分を通って放出される。残りの燃料と空気の混合気は内 部バッフル134の入口管142を通って第2の室140内に流入して、燃焼の ために炎口の上側部分を通る。バッフル134を通過する混合気に対して僅かな 流れの制限の増加があるが、本発明のバーナ110の通常動作は従来のバーナの 動作と本質的に差異はない。 シマー動作または拡張ターンダウン動作では、弁148は第2段に調節されて 、燃料が第2の燃料ノズル130に送られる。次いで燃料と空気の混合気が入口 管142に差し向けられて、第2の室140に送られる。第2の室から、燃料と 空気の混合気は燃焼のために上側部分を通って放出される。炎口全体の代わりに 各炎口の上側部分のみが流れに対して開放しているため、同じバーナ入力レート に対して一層速い炎口速度が維持される。この一層速い炎口速度により一層安定 な 炎が生じ、これにより全体のターンダウンが改善される。 以上、ターンダウンを改良するために専用のシマーバーナ構造を有するガスバ ーナについて説明した。本発明を特定の実施例について説明したが、特許請求の 範囲に記載されている本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変 更を行うことができることは当業者にとって明らかなことであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内部が第1および第2の室に分割されているバーナ本体と、 前記バーナ本体に形成されていて、前記第1の室と流体的に連通しているが、 前記第2の室から隔離されている第1の組の炎口と、 前記バーナ本体に形成されていて、前記第1および第2の室の両方に流体的に 連通している第2の組の炎口と を含んでいるガスバーナ。 2.前記第1の組の炎口は少なくとも20個の炎口を有し、前記第2の組の炎 口は4個の炎口を有している請求の範囲1記載のガスバーナ。 3.更に、燃料を前記第1の室内に噴射するように構成された第1のオリフィ スを有する第1の燃料ノズルと、燃料を前記第2の室内に噴射するように構成さ れた第2のオリフィスを有する第2の燃料ノズルとを含み、前記第2のオリフィ スの断面積が前記第1のオリフィスの断面積よりも小さい請求の範囲1記載のガ スバーナ。 4.バーナ本体と、 前記バーナ本体に形成された複数の炎口と、 前記バーナ本体内に配置されているバッフルであって、軸方向に延在する入口 管を有するカップ部、および半径方向に延在していて、各々が前記複数の炎口の 内の別々の1つの炎口と整列している複数のチャンネルを有するバッフルと、 前記バーナ本体に形成された入口導管と、 前記入口導管と整列した第1の燃料噴射オリフィスと、 前記入口管と整列した第2の燃料噴射オリフィスと を含んでいるガスバーナ。 5.前記バーナ本体はほぼ円筒形である請求の範囲4記載のガスバーナ。 6.前記カップ部はほぼ円筒形である請求の範囲5記載のガスバーナ。 7.前記複数の炎口は少なくとも24個の炎口を有し、前記複数のチャンネル は4個のチャンネルを有している請求の範囲4記載のガスバーナ。 8.前記入口導管はベンチュリ管で構成されている請求の範囲4記載のガスバ ーナ。 9.前記第2の燃料噴射オリフィスは断面積が前記第1の燃料噴射オリフィス の断面積よりも小さい請求の範囲4記載のガスバーナ。 10.前記第2の燃料噴射オリフィスは、前記第1の燃料噴射オリフィスが最 小有効圧力のときに生じるのと同じ入力レートを最大有効圧力で生じるように大 きさが定められている請求の範囲9記載のガスバーナ。 11.バーナ本体と、 前記バーナ本体に形成された複数の炎口と、 前記バーナ本体内に配置されたバッフルであって、前記炎口の各々を上側部分 と下側部分に分割するように前記炎口と整列した外側縁部を持つカップ部、およ び該カップ部から延在する入口管を有するバッフルと、 前記バーナ本体に形成された入口導管と、 前記入口導管と整列した第1の燃料噴射オリフィスと、 前記入口管と整列した第2の燃料噴射オリフィスと を含んでいるガスバーナ。 12.前記各炎口の前記上側部分は全炎口面積の約6分の1乃至4分の1であ る請求の範囲11記載のガスバーナ。 13.前記入口導管はベンチュリ管で構成されている請求の範囲11記載のガ スバーナ。 14.前記第2の燃料噴射オリフィスは、断面積が第1の燃料噴射オリフィス の断面積よりも小さい請求の範囲11記載のガスバーナ。 15.前記第2の燃料噴射オリフィスは、前記第1の燃料噴射オリフィスが最 小有効圧力のときに生じるのと同じ入力レートを最大有効圧力で生じるように大 きさが定められている請求の範囲14記載のガスバーナ。
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