JPH09505673A - 導波路カップラ - Google Patents

導波路カップラ

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JPH09505673A
JPH09505673A JP7514929A JP51492995A JPH09505673A JP H09505673 A JPH09505673 A JP H09505673A JP 7514929 A JP7514929 A JP 7514929A JP 51492995 A JP51492995 A JP 51492995A JP H09505673 A JPH09505673 A JP H09505673A
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wavelength
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ジヨーン ラツセル,フイリツプ,エステイ
アーチヤムボールト,ジーンーラツク
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ユニバーシテイ オブ サウサンプトン
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Abstract

(57)【要約】 導波路カップラが、結合領域において第2の導波路に結合された第1の導波路を少なくとも具備しており、それにより第1の導波路に沿って伝搬する放射の少なくとも一部が第2の導波路に結合される。第2の導波路は前記結合領域に配設された回折格子を具備し、それにより前記回折格子に固有な波長における第1の導波路から第2の導波路への放射の結合を抑制するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 導波路カップラ 本発明は導波路カップラに関する。 導波路カップラは、2つ以上の結合された導波路の間で電磁放射(又は電磁波 )を伝達するために使用されている。例えば、光ファイバ導波路カップラは、あ るファイバ内に入射された光が少なくとも部分的に他方のファイバ内に結合され るように2本以上の光ファイバを結合している。これらの技術は、1983年ロンド ンのチャップマン・アンド・ホール(Chapman and Hall)社発行の「光導波路の 理論」(Optical Waveguide Theory)に記述されている。 光信号を波長選択的に分割するため導波路カップラを光ファイバグレーティン グと組み合わせる試みが行なわれてきた。このような組み合わせは、例えば波長 分割多重光通信信号を分割するのに非常に有用であり、現在使用されている光サ ーキュレータなどのバルク(非ファイバ)型光学装置に代わりうるものである。 一つの形態においては、これらのグレーティングカップラは、一つの50:50の 2×2方向性カップラ(すなわち2本の結合されたファイバの一方に入射された 光の半分が他方のファイバに結合されるところのカップラ)をカップラの出力ポ ートの1つに配したファイバグレーティングと共に使用している。このファイバ グレーティン グは実質的に波長選択鏡として作用し、(「ブラッグ」(Bragg)波長と呼ばれる )特定の波長またはその付近の光を反射し、他の波長の光を透過させる。この反 射された光はカップラ内に戻され、再び2本のファイバの間で分割される。 この構成の結果、第1のファイバ内に入射されたブラッグ波長の光は反射され て第2のファイバの出力ポートの1つに戻されるが、(50:50のカップラを2回 通過して)強度が75%低下する。透過された光もまた50%の損失を被る。例えば 長距離の光ファイバでの信号伝送を伴う通信システムにおいて、これらの追加的 損失は、使用可能な光ファイバの長さ、受容される光信号の信号対雑音比、およ び/または単一のファイバに伝搬可能な光チャネルの数に大きな制約を課す。 別の形態においては、欧州光通信会議(European Conference on Optical Com munication,ECOC)1993年締切後論文('93 post-deadline paper)12.8の29ペ ージ「ブラッググレーティングを用いたコンパクトなオールファイバ式狭帯域透 過フィルタ」(Compact all-fibre narrowband transmission filter using Bra gg gratings)に記述されているように、グレーティングカップラとして50:50 の2×2方向性カップラをカップラの各出力ポート上にファイバグレーティング を配して使用している。このファイバグレーティングはブラッグ波長またはその 付近の光を反射し、他の波長の光を透過させる。反射さ れた光はカップラに戻され、カップラの第2入力ポートから再出射するように再 結合される。こうした作用のためには、再結合は干渉計的に正確でなければなら ず、そのために環境の変化に対する装置の感受性が潜在的に高まってしまう。 本発明は、結合領域において第2の導波路に結合された第1の導波路を少なく とも具備しそれにより第1の導波路に沿って伝搬する放射の少なくとも一部が第 2の導波路に結合されるような導波路カップラにおいて、第2の導波路が結合領 域に配設された回折格子を具備し、それにより回折格子に固有な波長における第 1の導波路から第2の導波路への放射の結合を抑制する、ことを特徴とする導波 路カップラを提供するものである。 本発明は、受け入れ側導波路の結合領域に配設された回折格子を用い、ある導 波路から別の導波路への結合を選択的に抑制できる波長選択的なカップラを提供 することにより、上記の諸問題に対処している。そのためこの装置はグレーティ ングフラストレイテッドカップラ(Grating frustrated coupler)(グレーティン グトンネルカップラ)と呼ばれることがある。結合が抑制又は禁止される波長を グレーティングの「阻止帯」内の波長と同様のものとすることができる。グレー ティングの強度を増すことにより、結合の抑制を強めることが可能である。した がって波長選択特性は強度分割カップラを通る多重パスに依存せず、そのため特 定の波長域選択に伴う全体 的なパワーの損失を減少させることができる。 一つの望ましい実施例では、回折格子に固有な波長以外の波長において実質的 にすべての放射が第2の導波路に結合される。これにより、固有の波長が第1の 導波路に残り、放射におけるその残余が第2の導波路に結合される、効率的なチ ャネルドロッピングフィルタがもたらされる。そのため、放射の残余が被るパワ ーの損失は非常に低くなる。 第2の導波路における回折格子の存在が引き起こす、2つの導波路を通る伝搬 の中断を等化するため、一つの望ましい実施例では第1の導波路が、結合領域に 配設された回折格子を具備しており、この第1の導波路における回折格子固有の 波長は第2の導波路における回折格子固有の波長とは異なっている。第1の導波 路の回折格子は関係する波長から遠く隔たった特性周波数を具備することができ 、したがって単に2つの導波路に同様の伝搬を行なわせるよう働くことができる (それにより結合効率を向上させることができる)。別例では、本発明の実施例 において、第1の導波路は均一または実質的に均一である(すなわちグレーティ ングを具備していない)。 第2の導波路の回折格子が結合領域を越えて第2の導波路に沿って延びている 望ましい実施例では波長選択性能が改善される。第2の導波路の回折格子の長さ が実質的に結合領域のそれの2倍であればなお望ましい。 本発明は例えばマイクロ波放射(波)に対しても使用 することができるが、前記の放射は光放射であることが望ましい。 例えばプレーナ型光導波路は使用可能であるが、第1および第2の導波路は光 ファイバ導波路であることが望ましい。この場合、第2の導波路の回折格子は第 2の導波路の屈折率における周期的変調を構成することが望ましい。そのような 周期的変調を構成する技術にはファイバの空間的平均屈折率を増大させる傾向を もつものもあるので、第2の導波路よりも高い屈折率を有する第1の導波路(ま たは第1の導波路のうち少なくとも結合領域)により補償することが望ましい。 本発明によるカップラは通信装置に使用するのに特に有利である。 以下、付属図面を参照しつつ、例を用いて本発明を説明する; 全図にわたっ て、同一の部分は同一の参照符号によって示されている; 図1はグレーティングフラストレーテッドカップラの略線図である; 図2は、図1のカップラにおける透過率の、ブラッグ波長におけるグレーティ ング強度への依存性を2つのグレーティング長さに関して示したグラフである; 図3は、図1のカップラにおける反射率の、ブラッグ波長におけるグレーティ ング強度に対する従属性を2つのグレーティング長さに関して示したグラフであ る; 図4は、図1のカップラにおける予測された反射スペ クトルおよび透過スペクトルを示すグラフである; 図5は、図1のカップラにおける計測された反射スペクトルおよび透過スペク トルを示すグラフである。 図1を参照すると、グレーティングフラストレーテッドカップラは、2×2方 向性カップラを形成するように配置された2本の単一モード光ファイバ導波路1 0、20を具備している。これら2本のファイバはそれぞれガラスブロック40 、50内に取り付けられ、さらにこれらのファイバおよびブロックは、一方の側 におけるファイバクラッディングを大部分取り除くように研磨される。その後ガ ラスブロックは、2本の露出したファイバを長さLcの結合領域45沿いに重ね 合わせてクランプされる。 これら2本の光ファイバのコアは、ファイバの一方(ファイバ20)のコアが 長さLGの光屈折性ブラッググレーティング25を包含している点を除き、大部 分の点において実質的に同一である。このグレーティングは、ファイバ20のコ アにおける空間的周期がΛで振幅がδnの屈折率の周期的変調を構成する。グレ ーティング内側の空間的平均屈折率navは、もう一方の光ファイバ(ファイバ1 0)のコアの屈折率に実質上等しい。 動作時には、波長λ1+λ2+λ3・・・の連続スペクトルまたは不連続スペク トルを形成する光がファイバ10の一端30内に入射される。波長λ1=λBの光 (λBはグレーティングのブラッグ波長)はファイバ20内に結合せず、したが ってファイバ20の他端から出射する。カ ップラ内に入射された光の残余、すなわちλ2+λ3・・・はファイバ20内に結 合される。 この光ファイバグレーティングは、紫外線インスクリプション(刻線)プロセ スにより作られるが、このプロセスでは2本のUV光のコヒーレントなビームが 異なる入射角をもって光ファイバに照射される。この技術はフィジックス・ワー ルド(Physics World)1993年10月号所収の記事「ファイバグレーティング」(F ibre Gratings)に記述されている。この露出によりファイバの方向に沿って2 本のビームの間の干渉縞がつくり出される。ファイバコアの屈折率は強度のUV 放射(光線)に露出することによって変化させられるので、コアの屈折率には周 期的変化が発生し、干渉縞の波腹(最大振幅部)では波節(最小振幅部)よりも 大きな変化が発生する。またUV光に対する露出により、露出されたファイバコ アの平均屈折率が増加する傾向がある。 グレーティングの作成中は、広帯域光源(例えば、発光ダイオードすなわちL ED光源)からの光がファイバの一端に導入され、ファイバの他端では透過され たスペクトルがモニタされる。これにより製造プロセスは、所望のグレーティン グ特性が達成されるまで継続される。 グレーティングのブラッグ波長は、λB=2ncffΛ(式中ncffはファイバコ アのいわゆるモードインデックス)で与えられる。ブラッグ波長から離れた領域 では、光は均一な屈折率navをもつ媒質内であるかのようにカ ップラのグレーティング領域内を伝搬する; このとき図1のカップラは同期カ ップラに相当し、2本のファイバの間でパワーを実質的に完全に伝達することが できる。 ブラッグ波長近傍の、阻止帯として知られるスペクトル領域内では、グレーテ ィングは図1のカップラの動作に2通りの影響を及ぼす; 第1に強い分散をも たらしてカップラを非同期または位相不整合にする; 第2に光子がファイバ1 0からファイバ20へ通り抜けようとするのを拒絶する障壁(一次元光バンドギ ャップ)をつくり出す。 ファイバ20内に形成されたグレーティングが十分に強力な場合(すなわち屈 折率変調の振幅δnが十分に大きい場合)、上述の2つの影響により、阻止帯に おけるファイバ10からファイバ20への光パワーの伝達を有効に阻止すること ができる。 したがって、図1に示すグレーティングフラストレーテッドカップラは、他の 波長がファイバ10からファイバ20へと通過する一方でグレーティングのスト ップバンド内の波長をファイバ10を通して伝送するオールファイバチャネルド ロッピングフィルタとして使用可能である。 1991年アカデミックプレス(Academic Press)発行「誘電光導波路の理論」( Theory of Dielectric Optical Waveguides)第2版の第7章280‐293ページに おける、いわゆる「グレーティング援用カップラ」に適用さ れているものと同様のアプローチを用いて、図1のグレーティングフラストレー テッドカップラの動作をモデル化するため、結合波理論が利用されてきた。この 理論的分析について以下に説明し、その後、本実施例の試作品に対する試験から 得られた実験結果との比較を行なう。 理論的分析において、2本のファイバ10、20をそれぞれ伝搬する光は、後 進導波モードと前進導波モードとに分解される。実効長Lc(図1)の結合領域 では、共に伝搬する波の各対は結合定数Cでパワーの交換を行なう; 長さLG (図1)のグレーティング領域内側では、ファイバ20の前進波と後進波も結合 定数κ=πδn/λ(式中λは該当する光の真空波長)で結合される。 係数Cおよびκをそれぞれ結合領域およびグレーティング領域にわたって一定 と仮定すると、4つの出力ポート、すなわちT1、T2、R1およびR2のそれぞれ における入力パワーの比は、4つの結合波動方程式を解くことにより解析的に計 算できる。 グレーティング帯域の外側で2本のファイバの間のほぼ完全なパワーの交換を 実現するには、積CLcを動作波長においてπの2分の1に等しくすべきである 。グレーティングをフラストレーティングカップリングにとって有効なものとす るには、前記の計算によれば、結合定数Cをグレーティング結合定数κに比して 小さくすべきである; それゆえCLc=π/2で与えられるCの最小値を選択 することが望ましい。 図2および3は、グレーティングフラストレーテッドカップラにおける4つの 出力の、ブラッグ波長におけるグレーティング強度に対する変化を示すグラフで ある。そのうち図2は、図1のカップラにおける透過率の、ブラッグ波長におけ るグレーティング強度に対する依存性を2つのグレーティング長さに関して示す グラフであり、図3は、図1のカップラにおける反射率の、ブラッグ波長におけ るグレーティング強度に対する依存性を2つのグレーティング長さに関して示す グラフである。 図2を参照すると、κ=0の場合、この装置は通常の2×2カップラとして動 作し、CLc=π/2であればT2=100%でパワーの完全な伝達が行なわれる。 しかしグレーティング強度が増大すると、T2は0まで減少しT1は100%に近づ く。図3に示すように、入力光の大きな部分が反射されることもある。LG=Lc の場合、反射される信号は、κLcがほぼ2に等しいときピークとなるが、κLc の値がより大きくなると0に向かって減衰する。 グレーティングが強力であるほど、ブラッグ波長におけるファイバ10からフ ァイバ20への光のフラストレーティングカップリングが有効なものとなること は明らかである。 図2および3は、結合領域を越えてグレーティングを延ばした場合の効果をも 示している。グレーティングが長くなるほど、光がファイバ20のどちらかの端 を通って逃れ出ることが困難となり、そのため、グレーティン グの長さがLcから2Lcに増大するときT2およびR2において重大な低下が観察 される。結果として、パワーのより大きな部分がファイバ10の出力ポート、す なわち弱いグレーティングに有利なR1および強いグレーティングに有利なT1に 認められる。 計算が示すところでは、グレーティングフラストレーテッドカップラの帯域幅 はグレーティングのみの帯域幅によって良好に近似して与えられる。その例とし て、図4は、κLcがほぼ3に等しくかつLGがほぼ2Lcに等しい場合のグレー ティングフラストレーテッドカップラのブラッグ波長付近における計算された反 射スペクトルおよび透過スペクトルを示すグラフである。透過スペクトルT1の 半値全幅(FWHM)帯域幅Δλは0.7ナノメートル(nm)にほぼ等しく、こ れは同じ屈折率変調および同じ長さをもつグレーティングの値にきわめて近い。 このスペクトルは特徴的な中央部のくぼみを有しているが、これはグレーティン グが引き起こす位相不整合が、λ=λB(1±δn/2ncff)に位置するグレー ティングの阻止帯の端において実際に最大に達するためである。 グレーティングフラストレーテッドカップラがフィルタとして要求される通り に動作するために、さまざまなグレーティングパラメータが選択される。一般的 には、ブラッグ波長においてT1を最大化し、T2、R1およびR2を最小化する試 みが行なわれている。また(すべてではないが)多くの用途においては、フィル タの帯域幅を可 能な限り小さくすることが望ましい。 上記必要条件の第1のものは、κLcを適切な範囲で可能な限り大きくするこ とにより満たすことが可能である。これは屈折率変調を大きくするか、または長 いカップラ領域を用いることにより達成できる。しかし、強力なグレーティング ではΔλはδnλB/ncffにほぼ等しいので、屈折率変調はファイバ20の光屈 折度に制限されるだけでなく、望ましいフィルタ帯域幅によっても制限される。 カップラを長くすることにも限界がある; なぜならカップラが長くなるほどカ ップラ内部でパワーを完全に交換することが困難になるからである。 実際には、カップラを形成する2本のファイバの平均屈折率は常に少量Δnav だけ不整合である; CLc=π/2の場合、(グレーティング帯域の外側で) カップラが達成可能な最大パワー伝達は、 に制限され、Pが100%に近い場合Lcに関して2次的に減少する。 パラメータ選択に関するこれらさまざまな考察を斟酌して、図1に示す種類の 試作のグレーティングフラストレーテッドカップラは、光屈折性ファイバグレー ティングを研磨されたファイバカップラの片方に組み込むことにより製作された 。 カップラ製作の前に、ゲルマニウム/ホウ素をコドー プ処理した光ファイバを長さ15ミリメートル(mm)にわたってフッ化クリプト ン(KrF)エキシマレーザからの2本の干渉するUVビームを側方から約10 分間露光させ、λB=1535nmでΔλ=1.1nmのグレーティングをファイバ20 に書き込んだ。これはほぼδn=6×10-4の屈折率変調をもたらし、またおよそ (8.7±0.3)×10-4だけファイバの平均屈折率を増加させた; これはUV露出 中に(上述のように)ブラッグ波長の変化をモニタすることにより評価したもの である。 2本のファイバの平均屈折率がおよそΔnav=6×10-5の差異の範囲内になる ようにするため、ファイバ10にも、同様で但しλB=1550nmのグレーティン グを書き込んだ。このブラッグ波長の間の15nmの間隔は十分に大きいので2つ のグレーティングを相互に独立して扱うことができた。(平均ファイバ屈折率を 一致させるための2つのグレーティングの使用は、最初に異なる2本のファイバ を選択し、2本のファイバのうちモードインデックスが低い方のファイバにのみ グレーティングを書き込むことで容易に回避できる。) ファイバ10のグレーティングは、結合領域における2本のファイバの整合性 を向上させることができるが、不可欠なものではない、ということは了解されよ う。ファイバ10の屈折率を均等に増加させるため、他の方法として、ファイバ 10の結合領域を非変調UVに露出することもできる。また他の実施例では、フ ァイバ10に 変更を加える必要はまったくないが、この場合、ファイバ20とおおむね同様な 屈折率を有するようにファイバ10を選択することが可能であり、もしくはファ イバ10の屈折率をファイバ20よりもわずかに大きくすることも多分可能であ る。 このような露出の後、IEEE量子エレクトロニクスジャーナル(IEEE J.of Quantum Electron.)18,746(1982年)におけるM・J・F・ディゴネット(M .J.F.Digonnet)およびH・J・ショウ(H.J.Shaw)の論文に記述されてい る方法に従って、各ファイバをそれぞれガラスブロック40、50内に取り付け 、各ファイバおよびブロックをコアの外側から2マイクロメートル(μm)の範 囲内まで研磨して、カップラを製作した。 これら2つのブロックは、ファイバのアラインメントをミクロン以下で制御す るため精密ジグ内で組み立てられた。ブロック内におけるファイバの曲率半径は 、約3.7のκLcに対応するおよそLc=3mmの実効結合長さを与えるように選 択された。上記の方程式(1)に従い、かつΔnavがほぼ6×10-5に等しいと仮 定すると、この3mmの長さは理論的に少なくとも95%の結合を可能にする。 広帯域1540nmLEDからの光をファイバ10内に入射し、出力T2が最大化 されるまでカップラを同調させた。こうして97%の最大結合が実際に得られ、平 均屈折率の不整合分Δnavはおよそ5×10-5を示した。カップラの波 長応答は白色光源および光学スペクトル分析器を使用して試験された。1535nm を中心とする100nmの波長域にわたって、わずかに約1%の結合の減少が見ら れた。 4つの出力すべてからのパワー総量をファイバ10内に入射された入力パワー と比較するため、カットバック測定も行なわれ、カップラの超過の損失はおよそ 0.22デシベル(dB)であった。出力R1にアクセスするためLEDと入力ポー トとの間に通常の50:50ファイバカップラを導入することにより、この装置はさ らに特徴づけられた(すなわち装置の性能が評価された)。 図5には、4つのポートで測定された校正反射スペクトルおよび校正透過スペ クトルが示されている。出力T1は最大で約70%であり、その帯域幅は約0.7nm である。このスペクトルは計算から予測される特有の中央部のくぼみを有してい る。ブラッグ波長(λB=1534.7nm)から離れると、透過率T1は約3%まで低 下するが、これは13dBの消光比に対応している。もう一方の透過スペクトルT2 は帯域幅が1.0nmであり、ブラッグ波長における消光比が18dB(透過率1.6 %)である。1533nmにおける透過のくぼみはクラッディングモードへの共振結 合によるものである。反射された信号R1は1534.2nmの突出した形状の部分で 予測を上回っているが、R2はすべての波長において微小であり、1535.2nmに おける5%が最大である。 図5に示される曲線を図4に示される曲線と比較する と、測定スペクトルの理論との良好な一致はLc=2.5mm、LG=5mm、δn =6×10-4において得られた。このような観察可能な不一致は主としてグレーテ ィング領域に沿った屈折率変調および平均屈折率の非均一性によるものであり、 この非均一性はUV書き込みビームにおける空間強度のばらつきに起因しうる。 1534.2nmにおける反射のピークはおそらくカップラ領域の外側に位置する露出 不足のグレーティング部分に起因するものである。このことはまた、T1スペク トルの主要なピークがT2スペクトルのくぼみよりも狭くなっている理由を説明 するものである。 要約すれば、上述の種類のグレーティングフラストレーテッドカップラはオー ルファイバ式チャネルドロッピングフィルタとして使用できる。このグレーティ ングフラストレーテッドカップラは以下の原理にもとづいて動作する; グレー ティングの阻止帯に対応する波長の狭い範囲にわたって、カップラを離調し一次 元の光バンドギャップをつくり出す強力なグレーティングによって結合が妨げら れる。結合波理論はグレーティングフラストレーテッドカップラの特性を説明す るとともに、設計パラメータの選択において確立すべき実際的な限界を提供する 。 上記のグレーティングフラストレーテッドカップラに用いられている技術は、 平面光幾何学、およびマイクロ波導波路など他の導波路技術にも適用可能である 。さら に導波路カップラは光通信装置などの通信装置に使用することができる。例えば 波長分割多重システムにおいて、多くの離散した波長における信号変調光を従来 の方向性結合器を用いて単一光信号に結合し、光ファイバを通して受信装置まで 伝送することができる。受信装置ではこれらの離散した波長を、別個に光学的に 受信し、かつ上述の導波路カップラを1個または複数用いてデコードするために 分離することができる。これらは直列に構成することができ、それによりあるカ ップラにおけるファイバ10の出力端(すなわち選択された波長域以外すべてが 存在するもの)は次のカップラにおけるファイバ10の入力端30に接続される 。各カップラでは、選択された波長域がそれぞれファイバ20を通して分岐され る。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月1日 【補正内容】 条約第34条による補正により 提出された差替頁(英文)の翻訳文 れた光はカップラに戻され、カップラの第2入力ポートから再出射するように再 結合される。こうした作用のためには、再結合は干渉計的に正確でなければなら ず、そのために環境の変化に対する装置の感受性が潜在的に高まってしまう。 EP-A-O 234 828号は2つのファイバの間に配置されたグレーティングが波長選 択的反対方向結合(コントラディレクショナルカップリング)を生じるところの カップラを開示している。 本発明は、結合領域において第2の光ファイバに結合された第1の光ファイバ を少なくとも具備し、それにより第1の光ファイバに沿って伝搬する放射の少な くとも一部が第2の光ファイバに結合されるような光ファイバカップラにおいて 、 第2の光ファイバが結合領域における第2の光ファイバのコアの中に配設され た回折格子を具備し、それにより回折格子に固有な波長における第1の光ファイ バから第2の光ファイバへの放射の結合を抑制する、ことを特徴とする光ファイ バカップラを提供するものである。 本発明は、受け入れ側光ファイバの結合領域に配設された回折格子を用い、あ る光ファイバから別の光ファイバへの結合を選択的に抑制できる波長選択的なカ ップラ を提供することにより、上記の諸問題に対処している。そのためこの装置はグレ ーティングフラストレイテッドカップラ(Grating frustrated coupler)(グレー ティングトンネルカップラ)と呼ばれることがある。結合が抑制又は禁止される 波長をグレーティングの「阻止帯」内の波長と同様のものとすることができる。 グレーティングの強度を増すことにより、結合の抑制を強めることが可能である 。したがって波長選択特性は強度分割カップラを通る多重パスに依存せず、その ため特定の波長域選択に伴う全体的なパワーの損失を減少させることができる。 一つの望ましい実施例では、回折格子に固有な波長以外の波長において実質的 にすべての放射が第2の光ファイバに結合される。これにより、固有の波長が第 1の光ファイバに残り、放射におけるその残余が第2の光ファイバに結合される 、効率的なチャネルドロッピングフィルタがもたらされる。そのため、放射の残 余が被るパワーの損失は非常に低くなる。 第2の光ファイバにおける回折格子の存在が引き起こす、2つの光ファイバを 通る伝搬の中断を等化するため、一つの望ましい実施例では第1の光ファイバが 、結合領域に配設された回折格子を具備しており、この第1の光ファイバにおけ る回折格子固有の波長は第2の光ファイバにおける回折格子固有の波長とは異な っている。第1の光ファイバの回折格子は関係する波長から遠く隔たっ た特性周波数を具備することができ、したがって単に2つの導波路に同様の伝搬 を行なわせるよう働くことができる(それにより結合効率を向上させることがで きる)。別例では、本発明の実施例において、第1の光ファイバは均一または実 質的に均一である(すなわちグレーティングを具備していない)。 第2の光ファイバの回折格子が結合領域を越えて第2の光ファイバに沿って延 びている望ましい実施例では波長選択性能が改善される。第2の光ファイバの回 折格子の長さが実質的に結合領域のそれの2倍であればなお望ましい。第2の光 ファイバの回折格子は第2の光ファイバの屈折率における周期的変調を構成する ことが望ましい。そのような周期的変調を構成する技術にはファイバの空間的平 均屈折率を増大させる傾向をもつものもあるので、第2の光ファイバよりも高い 屈折率を有する第1の光ファイバ(または第1の光ファイバのうち少なくとも結 合領域)により補償することが望ましい。 本発明によるカップラは通信装置に使用するのに特に有利である。 以下、付属図面を参照しつつ、例を用いて本発明を説明する; 全図にわたっ て、同一の部分は同一の参照符号によって示されている; 図1はグレーティングフラストレーテッドカップラの略線図である; 図2は、図1のカップラにおける透過率の、ブラッグ 波長におけるグレーティング強度への依存性を2つのグレーティング長さに関し て示したグラフである; 図3は、図1のカップラにおける反射率の、ブラッグ波長におけるグレーティ ング強度に対する従属性を2つのグレーティング長さに関して示したグラフであ る; 図4は、図1のカップラにおける予測された反射スペ 請求の範囲 1 結合領域(45)において第2の光ファイバ(20)に結合された第1 の光ファイバ(10)を少なくとも具備しそれにより前記第1の導波路に沿って 伝搬する放射の少なくとも一部が前記第2の光ファイバに結合されるような光フ ァイバカップラであって; 前記第2の光ファイバが前記結合領域における光ファイバのコアの中に配設さ れた回折格子(ディフラクショングレーティング)(25)を具備し、それによ り前記回折格子に固有な波長における前記第1の光ファイバから前記第2の光フ ァイバへの放射の結合を抑制することを特徴とする光ファイバカップラ。 2 前記回折格子に固有な波長以外の波長において実質的にすべての放射が 前記第2の光ファイバに結合されることを特徴とする請求項1記載のカップラ。 3 前記第1の光ファイバが前記結合領域に配設された回折格子を具備して おり、前記第1の光ファイバにおける回折格子に固有の波長が前記第2の光ファ イバにおける回折格子に固有の波長と異なることを特徴とする請求項1または請 求項2に記載のカップラ。 4 前記第2の光ファイバにおける回折格子が前記 結合領域を越えて前記第2の光ファイバに沿って延びていることを特徴とする請 求項1乃至3のいずれかに記載のカップラ。 5 前記第2の光ファイバにおける回折格子の長さが前記結合領域の長さの 実質的に2倍であることを特徴とする請求項4に記載のカップラ。 6 前記放射が光放射であることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載 のカップラ。 7 前記第1の光ファイバが前記第2の光ファイバよりも高い屈折率を有す ることを特徴とする請求項6に記載のカップラ。 8 前記請求項1乃至7のいずれかに記載の導波路カップラを具備する通信 装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーチヤムボールト,ジーンーラツク カナダ国 ブリテイツシユ コロムビア V8S 1B6 ビクトリア, ブツシユ ビイ ストリート 174B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 結合領域において第2の導波路に結合された第1の導波路を少なくとも 具備しそれにより前記第1の導波路に沿って伝搬する放射の少なくとも一部が前 記第2の導波路に結合されるような導波路カップラであって; 前記第2の導波路が前記結合領域に配設された回折格子(ディフラクショング レーティング)を具備し、それにより前記回折格子に固有な波長における前記第 1の導波路から前記第2の導波路への放射の結合を抑制することを特徴とする導 波路カップラ。 2 前記回折格子に固有な波長以外の波長において実質的にすべての放射が 前記第2の導波路に結合されることを特徴とする請求項1記載のカップラ。 3 前記第1の導波路が前記結合領域に配設された回折格子を具備しており 、前記第1の導波路における回折格子に固有の波長が前記第2の導波路における 回折格子に固有の波長と異なることを特徴とする請求項1または請求項2に記載 のカップラ。 4 前記第2の導波路における回折格子が前記結合領域を越えて前記第2の 導波路に沿って延びていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の カップ ラ。 5 前記第2の導波路における回折格子の長さが前記結合領域の長さの実質 的に2倍であることを特徴とする請求項4に記載のカップラ。 6 前記放射が光放射であることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載 のカップラ。 7 前記第1および第2の導波路が光ファイバ導波路であることを特徴とす る請求項6に記載のカップラ。 8 前記第2の導波路における回折格子が前記第2の導波路の屈折率におけ る周期的変調を構成することを特徴とする請求項7に記載のカップラ。 9 前記第1の導波路が前記第2の導波路よりも高い屈折率を有することを 特徴とする請求項8に記載のカップラ。 10 前記請求項第1〜第9のいずれかに記載の導波路カップラを具備する 通信装置。
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