JPH09503966A - 回転カッティングダイ及びその使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 内面及び外面（１８）を備えた透明又は半透明の回転ダイプレート（１４）を有する回転カッティングダイ（１０）。カッティングデザイン（２１）を定めるカッティング定規（１２）はダイプレートにより支持される。カッティング定規は、ダイプレートの外面から上方に位置する切刃（１６）と、ダイプレート内に配置される支持縁（２０）とを有している。支持縁は、好ましくは、複数の鍵穴形ノッチ（２２）を有する。鍵穴形ノッチには複数のＳ字形フック（２４）を連結するのが好ましく、該Ｓ字形フックは回転ダイプレートを補強し且つカッティング定規を回転ダイプレート内に支持する機能を有する。ダイプレートは、硬化時に低収縮係数をもつエポキシ材料から形成するのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】 回転カッティングダイ及びその使用方法発明の背景 本発明は、一般的には、回転カッティングダイの技術に関し、より詳しくは、 このようなダイを製造し且つ使用する改善された方法及び装置に関する。 回転カッティングダイが多年に亘って製造され且つ使用されている。一般的に 、回転カッティングダイは、金属カッティング定規を支持する不透明な樹脂製の ダイプレート材料から作られている。カッティング定規は、樹脂製ダイプレート の表面から上方に延び、カッティングデザインを定める。金属カッティング定規 により作られるデザインは、回転カッティングプロセスによる紙や板紙等の材料 をカット或いは折り目付け又は穿孔するのに使用される。 通常、回転カッティングダイは、回転カッティング機におけるダイシリンダの 個別的なセクションに取り付けられる大きさ又はダイシリンダの全面に沿って取 り付けられる大きさを有している。両形式のダイに適合するため、ダイシリンダ は、一般的に、所定間隔を隔てて設けられた多数の受入れ孔を有している。受入 れ孔は、シリンダに沿って一列に配置され且つダイをダイシリンダに添設すべく ダイを貫通して延びるネジ又は他の緊締具を受け入れる構造を有する。取付け孔 は、ダイシリンダの受入れ孔と一致するようにカッティングダイに穿孔される。 かくして、回転カッティングダイをダイシリンダに整合させ且つ位置決めしてカ ッティング或いは折り目付け又は穿孔プロセスのための所定パターンを形成する 。 回転カッティングダイのダイプレートが通常不透明材料で作られているので、 カッティングダイをダイシリンダに正確に取り付けると共に整合させるのに必要 とされる正確な孔配置を直ちに決定することはできず、見込み又は推測により求 めなくてはならない。この整合問題を解決する試みとして、ガイド孔を有するガ イドバーが用いられてきた。このガイド孔は、ガイドバーの長手方向軸線に沿っ てダイシリンダの受入れ孔の間隔と一致するように間隔が隔てられている。ガイ ドバーは、カッティングダイをダイシリンダの上の所定位置に保持しながら、回 転カッティングダイの頂面に沿って配置される。ガイドバーはカッティングダイ 及びダイシリンダを横切って延び、ダイシリンダに設けられたカッティングダイ の下の受入れ孔の位置を表示する。ガイドバーのガイド孔をダイシリンダの受入 れ孔に一致させることにより、カッティングダイに穿孔すなわちドリル穿孔する のに必要な取付け孔の位置が簡単に決定される。これに続いて、取付け孔をカッ ティングダイにドリル穿孔し、そして、カッティングダイを上述したようにダイ シリンダに取り付ける。このガイドバーにより、満足できる結果が得られるもの の、受入れ孔の位置決めが不正確になることが頻繁に生じる。 カッティングダイの完全性に悪影響を与えることなく又は完全性を損なうこと なく、孔を再度穿設するか、或いは他のやり方で孔を形成することによって取付 け孔の不正確な整合及び位置決めを、時には、矯正できるかも知れない。しかし ながら、一般的には、不正確な取付け孔がカッティングダイに設けられることに よって、カッティングダイが台無しになり、新しいカッティングダイを作ること が必要となる。カッティングダイをスクラップ化すると、一般管理費及び休止時 間の点で大きな損害を受ける。また、不正確な取付け孔の設置により、製造コス トが増大し且つ工場の生産性が低下する。発明の概要 叙上の点を鑑み、本発明は、回転カッティングダイを迅速且つ簡単にダイシリ ンダに取り付け、これにより、不正確に位置決めされた取付け孔によって引き起 こされるスクラップダイの個数及び発生率を低減できるユニークな方法及び装置 を提供する。本発明によれば、透明又は半透明な材料を使用してダイプレートを 形成する。透明又は半透明なダイプレート材料の使用によって、直ちにダイシリ ンダの受入れ孔を観察及び探知でき、これにより、対応する取付け孔をカッティ ングダイに形成して、ダイをシリンダに確実に取り付けることが可能になる。 本発明の第１態様によれば、透明又は半透明のダイプレート材料を用いて回転 カッティングダイを形成する方法が提供される。この方法は、内面及び外面を備 えた湾曲カッティング定規のトランスファプレートを設ける工程、及びトランス ファプレートにカッティング定規チャンネルを形成する工程を有する。次に、切 刃及び支持縁を備えたカッティング定規をカッティング定規チャンネルの中に置 く。次に、トランスファプレートの内面上に透明な回転ダイプレートを形成し、 そして回転ダイプレートからトランスファプレートを取り外す。 本発明の第２態様によれば、透明又は半透明の回転ダイプレートを用いた、回 転ダイによる穿孔、カッティング又は折り目付け方法が提供される。この方法は 、湾曲した透明な回転ダイプレートと、このダイプレートに支持されるカッティ ング定規とを備えた回転カッティングダイを設ける工程を有する。回転ダイプレ ートは、この回転ダイプレートに設けられた取付け孔を貫通して延びる複数の緊 締具により回転カッティング機のダイシリンダに取り付けられる。複数の緊締具 は、ダイシリンダに沿って配置された受入れ孔の中に取り付けられる。次に、ダ イシリンダと対向シリンダとの間に材料が供給され、カッティング定規によって 所定デザインのパターンにカット或いは折り目付け又は穿孔される。 本発明の第３態様によれば、内面及び外面を備えた透明な回転ダイプレートを 有する回転カッティングダイを提供する。また、所定デザインを定めるカッティ ング定規及びこのカッティング定規に連結された複数の相互ロックコネクタを提 供する。相互ロックコネクタは、カッティング定規を回転ダイプレートに固定し 且つ支持すべく協働する。本発明の好ましい実施例では、コネクタは、ダイプレ ートの他面の下で、カッティング定規に設けられた鍵穴形開口に連結されるＳ字 形フックからなる。 本発明の第４態様によれば、ダイシリンダと、このダイシリンダに取り付けら れる回転カッティングダイと、ダイシリンダに対して平行に且つダイシリンダに 対して逆回転の関係で配置された対向シリンダとを有する回転カッティング機が 提供される。回転カッティングダイは、内面及び外面を備えた透明な回転ダイプ レートを有する。切刃及び支持縁を備え且つデザインを定めるカッティング定規 が、回転ダイプレートに支持される。対向シリンダと、回転ダイプレートに支持 されたカッティング定規とが協働して、材料を上記のデザインのパターンにカッ ト或いは折り目付け又は穿孔する。 また本発明は、透明又は半透明材料から作られダイプレートを備えた回転カッ ティングダイを提供する。本発明の好ましい実施例によれば、透明又は半透明材 料は、硬化時に低収縮率を示すエポキシ等の物質からなる。この透明又は半透明 のダイプレートは、ダイプレートの取付け孔の正確な位置決めを可能にし、該取 付け孔を回転カッティング機のダイシリンダに設けられた受入れ孔と一致させる ことができる。ダイプレートが透明であるので、本発明によれば、従来のガイド バー等を必要とせず、従って、プレス作業段取り時における不正確な取付け孔の 整合及び設置により引き起こされるカッティングダイのスクラップ化を低減でき る。 本発明のこれらの及び他の特徴及び長所は、添付図面に関連して述べる本発明 の好ましい実施例についての以下の詳細な説明を読むことにより当業者には明ら かになるであろう。図面の簡単な説明 第１図は、カッティング定規を支持する本発明の回転カッティングダイを示す 斜視図である。 第２図は、第１図の回転カッティングダイの側面図である。 第３図は、第１図及び第２図に示すカッティング定規の端面図を含む側面図で ある。 第４図は、第１図及び第２図に示す回転カッティングダイが取り付けられた回 転カッティング機を示す正面図である。 第５図は、カッティングシリンダに沿って配置されたトランスファプレート材 料を示す斜視図である。 第６図は、トランスファプレートに配置されたカッティング定規を示すトラン スファプレートの側面図である。 第７図は、第１図〜第３図に示すカッティング定規を曲げる３ロール式曲げ機 を示す立面図である。 第８図は、回転カッティングダイ金型を示す部分分解斜視図である。 第９図は、第８図に示す回転カッティングダイ金型から取り外した後の回転カ ッティングダイ及びトランスファプレートを示す側面図である。好ましい実施例の詳細な説明 図面を参照して、第１図及び第２図は、本発明の回転カッティングダイ１０の 好ましい実施例を示す。回転カッティングダイ１０は、透明又は半透明の回転ダ イプレート１４に支持されたカッティング定規１２を有する。カッティング定規 １２は、回転ダイプレート１４の外面１８の上方に延びる切刃１６と、回転ダイ プレート１４内に配置される支持縁２０とを有する。カッティング定規１２は、 回転カッティングダイ１０で所定のカッティングデザイン２１を形成する。 カッティング定規１２の切刃１６は、所与のカッティング材料（図示せず）に デザイン２１をカット或いは折り目付け又は穿孔することのできる形状を有する のが好ましい。切刃１６は、回転ダイプレート１４の外面１８の上方に約１／８ インチ(0.32cm)延びているのが好ましい。しかしながら、当業者であれば理解で きるように、切刃１６は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、特定用 途に必要とされる距離で延びていてもよい。 第３図に最も良く示すように、支持縁２０は、好ましくは、複数のノッチ２２ を有する。第１図及び第２図に示すように、ノッチ２２は、回転ダイプレート１ ４の全体に亘って配置された複数の相互ロックコネクタ２４に連結される。相互 ロックコネクタ２４は、回転ダイプレート１４を補強し、また、カッティング定 規１２を回転ダイプレート１４に固定する２つの機能を有する。図示のように、 ノッチ２２は鍵穴形状のノッチであるのが好ましく、また、相互ロックコネクタ ２４はS字形のフックであるのが好ましい。当業者ならば理解されようが、ノッ チ２２及び相互ロックコネクタ２４に関して他の形状を使用し、また、これを考 えることができる。 第１図及び第２図に最も良く示すように、回転ダイプレート１４は、適当な透 明又は半透明材料で作ることができ、また、任意の適当な厚さに形成することが できる。回転ダイプレート１４は、硬化の時に低収縮率を示すエポキシベースの 材料で作るのが好ましい。ダイプレート１４を作るときカッティング定規１２に より形成されるデザイン２１が歪まないことを確かなものにし、また、ダイプレ ート１４の要求形状の保持を確かなものにするために、低収縮率が必要とされる 。また、回転ダイプレート１４は1/32インチ(0.08cm)ないし1/8インチ(0.32cm) の 厚さであるのが好ましいが、回転カッティングダイ１０に関する特定の用途に必 要とされる他の厚さを考えてもよい。 ここで第４図を参照すると、回転カッティングダイ１０は、回転カッティング 機２８のダイシリンダ２６の個別的なセクションで使用できる大きさに作られて いるのが好ましい。しかしながら、別の構成として、回転カッティングダイ１０ は、ダイシリンダ２６の全部又は大部分を占める大きさに作られてもよく、また 、多数の回転カッティングダイ１０をダイシリンダ２６に取り付けてもよい。ダ イシリンダ２６に適正に適合させるため、回転カッティングダイ１０の曲率半径 とダイシリンダ２６の曲率半径とを一致させるべきである。 好ましいダイシリンダ２６は、第４図に示すように、ダイシリンダ２６の外面 回りに均一なマトリックスすなわち均一な配列状態で配置された複数の受入れ孔 ３０を有する。回転ダイ１０は、このダイ１０の回転ダイプレート１４に設けら れた取付け孔３４を介して配置される複数の緊締具３２によってダイシリンダ２ ６に取り付けられる。緊締具３２は、回転ダイ１０の回転ダイプレート１４をダ イシリンダ２６に取り付けるために、ダイシリンダ２６の受入れ孔３０の中に固 定される。回転ダイ１０をダイシリンダ２６に固定するのに、適当な形態の緊締 具を使用してもよい。本発明の好ましい実施例では、緊締具３２は、ダイシリン ダ２６の受入れ孔３０（好ましくはネジ付き孔）に螺入されるネジ等からなる。 回転ダイプレート１４が好ましいことに透明又は半透明であるので、ダイプレ ート１４の取付け孔３４に必要とされる位置決めは、目で確かめることにより直 ちに決定される。回転ダイプレート１４はダイシリンダ２６に置かれて保持され 、そして、ダイシリンダ２６の受入れ孔３０がダイプレート１４と整合する特定 位置（取付け孔３４を設ける必要のある特定位置）に印が付される。次に、回転 ダイプレート１４がダイシリンダ２６から取り外され、取付け孔３４がダイプレ ート１４にドリルで穿設され、或いは、他のやり方で形成される。ダイプレート １４に取付け孔３４を形成した後、ダイプレート１４はダイシリンダ２６に再度 位置決めされ、このダイシリンダ２６に固定される。 第４図に示すように、回転カッティング機２８はまた、ダイシリンダ２６に対 して平行に且つダイシリンダ２６とは逆回転の関係で配置された対向シリンダ ３６を有する。回転カッティング機２８が作動状態にあると、対向シリンダ３６ はダイシリンダ２６とは逆方向に回転する。回転カッティング機２８の作動中、 紙或いは板紙又は厚紙等のカッティング材料がダイシリンダ２６と対向シリンダ ３６との間に供給される。ダイシリンダ２６に取り付けられた回転ダイプレート １４のカッティング定規１２と対向シリンダ３６とが協働して、カッティング材 料をカッティングデザイン２１のパターンでカット或いは折り目付け又は穿孔す る。 本発明の回転カッティングダイ１０の形成方法を以下に説明する。第５図及び 第６図に示すように、湾曲カッティング定規のトランスファプレート３８（これ は、好ましくは、フェノール材料５６で作られ且つ内面４０及び外面４２を備え る）が設けられる。完成した回転カッティングダイ１０をダイシリンダ２６に適 正に適合し且つ取り付けるようにするため、トランスファプレート３８を形成す るフェノール材料５６は、回転カッティング機２８のダイシリンダ２６の曲率半 径と同じ曲率半径を有するカッティングシリンダ５４にしっかりと固定される。 フェノール材料５６は、ネジ５８等によってカッティングシリンダ５４に締結さ れるのが好ましい。別の構成として、フェノール材料５６をカッティングシリン ダ５４に接着してもよい。 トランスファプレートのフェノール材料５６を支持するカッティングシリンダ ５４と関連したコンピュータ数値制御（ＣＮＣ）機械（図示せず）が、当該技術 分野で一般的に知られたやり方でフェノール材料５６をカットしてトランスファ プレート３８を形成する。また、ＣＮＣ機械は、カッティングデザイン２１のパ ターンでトランスファプレート３８にカッティング定規チャンネル４４を形成す る。 第７図に示すように、トランスファプレート３８に切り込まれるカッティング デザイン２１にカッティング定規１２を曲げ且つ形作るのに、３ロール式曲げ機 ４６が使用される。トランスファプレート３８及びこの結果得られる回転ダイプ レート１４が湾曲しているので、カッティング定規１２も同じ曲率半径に曲げら れなくてはならない。 第５図及び第６図に戻って説明すると、カッティング定規１２が３ロール式曲 げ機４６により曲げられた後、カッティング定規１２の切刃１６がトランスファ プレート３８の外面４２と実質的に面一（フラッシュ）になるまで、切刃１６は カッティング定規チャンネル４４を通ってトランスファプレート３８の内面４０ 内に挿入される。この時点で、カッティング定規１２の支持縁２０が露出してト ランスファプレート３８の内面４０から突出する。 第８図に示すように、湾曲したトランスファプレート３８は、その内面４０及 びカッティング定規１２の支持縁２０が露出した状態で回転カッティングダイ金 型５０の中に置かれる。相互ロックコネクタ２４は、前述のように、支持縁２０ に存在するノッチ２２に連結される。従って、相互ロックコネクタ２４も第８図 に示すように露出する。 金型シリンダ５２がトランスファプレート３８の内面４０まで下降して金型５ ０をシールした後、エポキシベースのダイプレート材料（低収縮率を有するもの が好ましい）が大気温度で金型５０の中に射出される。エポキシベース材料は、 エポキシが硬化してトランスファプレート３８の内面４０の上に透明又は半透明 の回転ダイプレート１４が形成されるまで、高温で硬化される。ダイプレート材 料を180°F(82.2℃)で硬化するのが好ましいが、特定のエポキシベースの材料及 び特定用途に応じて他の種々の硬化温度を用いることが考えられる。 第８図及び第９図に示すように、回転ダイプレート１４を形成した後、金型シ リンダ５２が持ち上げられ、回転ダイプレート１４及びトランスファプレート３ ８が金型５０から取り出される。次に、トランスファプレート３８を回転ダイプ レート１４から物理的に取り外すことにより、回転カッティングダイ１０が形成 される。この回転カッティングダイ１０は、回転カッティング機２８で使用する ためにダイシリンダ２６に取り付けられる。 本発明に使用するのに次の材料が適している。すなわち、カッティング定規ト ランスファプレート３８をフェノール材料で形成し、回転ダイプレート１４を低 収縮率のエポキシベースの材料で形成してもよい。別の構成として、トランスフ ァプレート３８及びエポキシベースのダイプレート材料を、用途に適した任意の 材料で形成してもよい。 容易に理解されようが、単一のダイシリンダに多数の別々の回転カッティング ダイを取り付けることを考えることができる。最も重要なことは、回転ダイプレ ート１４が透明又は半透明であるので、回転カッティングダイ１０をダイシリン ダ２６に適正に取り付ける上で必要な正確な孔合わせを容易且つ迅速に決定でき ることである。この正確な孔位置決めにより、台無しになる回転ダイプレートの 個数が減少し、従って一般管理費が低減される。 本発明は用途に適した実施及び構成ができることに留意されたい。上記実施例 はあらゆる点において単なる例示であり、制限的ではないものと考えるべきであ る。本発明の範囲は、上記説明ではなく請求の範囲の記載により定めされる。請 求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内に含まれるあらゆる変更は、請求の範囲 の記載内に包含されるものである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ， ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＺ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．回転カッティングダイを作る方法であって、 内面及び外面を有する湾曲カッティング定規のトランスファプレートを用意 する工程と、 所定のデザインを定めるカッティング定規チャンネルを前記トランスファプ レートに形成する工程と、 切刃及び前記トランスファプレートの内面から上に延びる支持縁を備えたカ ッティング定規をカッティング定規チャンネル内に置く工程と、 前記カッティング定規の支持縁が前記回転ダイプレートの中に延び且つ該回 転ダイプレートに支持された前記トランスファプレートの内面に透明な回転ダイ プレートを形成する工程と、 前記回転ダイプレートからトランスファプレートを取り外す工程と、を有す る方法。 ２．前記カッティング定規が、前記カッティング定規チャンネルにより形成され るデザインに適合するように曲げられ且つ形作られている、請求の範囲第１項に 記載の方法。 ３．前記カッティング定規が３ロール式曲げ機で曲げられる、請求の範囲第２項 に記載の方法。 ４．前記カッティング定規の支持縁が複数のノッチを有する、請求の範囲第１項 に記載の方法。 ５．前記ノッチが鍵穴形状のノッチである、請求の範囲第４項に記載の方法。 ６．前記カッティング定規のノッチに複数の相互ロックコネクタが連結され、該 相互ロックコネクタは、回転ダイプレートを補強し、更に回転ダイプレートでカ ッティング定規を支持するために働く、請求の範囲第４項に記載の方法。 ７．前記相互ロックコネクタが、Ｓ字形状のフックである、請求の範囲第６項に 記載の方法。 ８．前記カッティング定規の切刃が、前記回転ダイプレートから約１／８インチ (0.32cm)上方に延びている、請求の範囲第１項に記載の方法。 ９．前記トランスファプレートがフェノール材料からなる、請求の範囲第１項に 記載の方法。 10．前記回転ダイプレートが低収縮率を示すエポキシベースの材料からなる、請 求の範囲第１項に記載の方法。 11．前記回転ダイプレートが透明である、請求の範囲第１項に記載の方法。 12．前記透明な回転ダイプレートを形成する工程が、 前記湾曲したトランスファプレートを金型内に置く工程と、 前記トランスファプレートの内面を露出させる工程と、 前記金型の中にダイプレート材料を射出する工程と、 該ダイプレート材料を前記トランスファプレートの内面と接触させる工程と 、 前記ダイプレート材料を硬化させて前記回転ダイプレートを作る工程とから なる、請求の範囲第１項に記載の方法。 13．回転ダイを用いたカッティング方法であって、 湾曲した透明な回転ダイプレートと、該ダイプレートに支持され、所定のデ ザインを形成するカッティング定規とを有する回転カッティングダイを用意する 工程と、 前記回転ダイプレートに設けられた取付け孔に通して複数の緊締具を配置さ せることにより、前記回転ダイプレートを回転カッティング機のダイシリンダに 取り付け且つ前記ダイシリンダに沿って配置された受入れ孔の中に前記緊締具を 整合させる工程と、 前記ダイシリンダと、これに対向するシリンダとの間に材料を供給する工程 とを有し、前記回転ダイプレートのカッティング定規が前記デザインのパターン に前記材料をカットすることを特徴とする方法。 14．前記回転カッティングダイを用意する工程は、 内面及び外面を備えた湾曲カッティング定規のトランスファプレートを有す る回転カッティングダイを用意する工程と、 前記トランスファプレートに、所定のデザインを作るカッティング定規チャ ンネルを形成する工程と、 切刃及び前記トランスファプレートの内面から延びる支持縁を備えたカッテ ィング定規をカッティング定規チャンネルに置く工程と、 前記カッティング定規の支持縁が前記回転ダイプレートの中に延び且つ該回 転ダイプレートに支持されているトランスファプレートの内面に透明な回転ダイ プレートを形成する工程と、 前記回転ダイプレートから前記トランスファプレートを取り外す工程とを有 する、請求の範囲第１３項に記載の方法。 15．前記透明な回転ダイプレートを形成する工程が、 前記湾曲したトランスファプレートを金型内に置く工程と、 前記トランスファプレートの内面を露出させる工程と、 金型の中にダイプレート材料を射出する工程と、 該ダイプレート材料を前記トランスファプレートの内面と接触させる工程と 、 前記ダイプレート材料を硬化させて前記回転ダイプレートを形成する工程と からなる、請求の範囲第１４項に記載の方法。 16．前記回転ダイプレートが前記ダイシリンダの個別的なセクションに取り付け られる、請求の範囲第１３項に記載の方法。 17．内面及び外面を備えた透明な回転ダイプレートと、 切刃及び支持縁を備え且つ所定デザインを定めるカッティング定規と、 該カッティング定規を前記回転ダイプレートに固定する手段とを有し、 前記切刃は前記回転ダイプレートの外面から上に延び、また、前記支持縁は 前記回転ダイプレート内に配置され且つ複数のノッチを備えている、ことからな る回転カッティングダイ。 18．前記ノッチは鍵穴形ノッチである、請求の範囲第１７項に記載の回転カッテ ィングダイ。 19．前記回転ダイプレートは透明である、請求の範囲第１７項に記載の回転カッ ティングダイ。 20．前記回転ダイプレートは低収縮係数をもつエポキシベース材料からなる、請 求の範囲第１７項に記載の回転カッティングダイ。 21．前記固定手段は、カッティング定規のノッチに連結される複数の相互ロック コネクタからなり、該相互ロックコネクタは、回転ダイプレートを補強し且つ 回転ダイプレートにカッティング定規を固定すべく作動できる、請求の範囲第１ ７項に記載の回転カッティングダイ。 22．前記相互ロックコネクタはＳ字形フックである、請求の範囲第２１項に記載 の回転カッティングダイ。 23．前記カッティング定規の切刃は回転ダイプレートの外面から約１／８インチ 上方に位置している、請求の範囲第１７項に記載の回転カッティングダイ。 24．前記回転ダイプレートは回転カッティング機のダイシリンダの個別的セクシ ョンで使用できるサイズを有する、請求の範囲第１７項に記載の回転カッティン グダイ。 25．内面及び外面を備えた透明な回転ダイプレートと、 切刃及び支持縁を備え且つ所定デザインを定めるカッティング定規と、 該カッティング定規のノッチに連結される複数の相互ロックコネクタとを有 し、 前記切刃が前記回転ダイプレートの外面から上に延び、また、前記支持縁が 前記回転ダイプレート内に配置され且つ複数のノッチを備え、 前記相互ロックコネクタは前記カッティング定規を前記回転ダイプレートに 支持するために働く、ことからなる回転カッティングダイ。 26．前記回転ダイプレートが透明である、請求の範囲第２５項に記載の回転カッ ティングダイ。 27．前記回転ダイプレートが低収縮率を示すエポキシベースの材料からなる、請 求の範囲第２５項に記載の回転カッティングダイ。 28．前記カッティング定規の切刃が、前記回転ダイプレートの外面の上に約１／ ８インチ(0.32cm)延びている、請求の範囲第２５項に記載の回転カッティングダ イ。 29．前記回転ダイプレートが、回転カッティング機のダイシリンダの個別的なセ クションで使用できる大きさを有する、請求の範囲第２５項に記載の回転カッテ ィングダイ。 30．前記ノッチが鍵穴形状のノッチである、請求の範囲第２５項に記載の回転カ ッティングダイ。 31．前記相互ロックコネクタがＳ字形状のフックである、請求の範囲第２５項に 記載の回転カッティングダイ。 32．前記相互ロックコネクタが、更に、回転ダイプレートを補強するために働く 、請求の範囲第２５項に記載の回転カッティングダイ。 33．ダイシリンダと、 該ダイシリンダに取り付けられた回転カッティングダイとを有し、 該回転カッティングダイは、 内面及び外面を備えた透明な回転ダイプレートと、 切刃及び支持縁を備え且つ所定デザインを形成するカッティング定規と を備え、前記切刃は前記回転ダイプレートの外面の上に延び、また、前記支持縁 は回転ダイプレート内に配置され、該支持縁は複数のノッチを備え、更に、 カッティング定規を回転ダイプレートに固定する手段を更に備え、 前記ダイシリンダに対して平行に且つダイシリンダに対して逆回転の関係で 配置された対向シリンダを更に有し、該対向シリンダと、前記回転ダイプレート のカッティング定規とが協働して前記デザインのパターンに材料をカットする、 ことからなる回転カッティング機。 34．前記回転ダイプレートが、前記回転ダイプレートに設けられた取付け孔を介 して配置され且つ前記ダイシリンダに沿って配置された受入れ孔の中に整合され る複数の緊締具によって前記ダイシリンダに取り付けられ、前記透明な回転ダイ プレートによって前記回転ダイプレートの取付け孔を前記ダイシリンダの受入れ 孔に容易に一致させることができる、請求の範囲第３３項に記載の回転カッティ ング機。 35．前記固定手段は、カッティング定規のノッチに連結される複数の相互ロック コネクタからなり、該相互ロックコネクタは、前記回転ダイプレートを補強し且 つ前記回転ダイプレートに前記カッティング定規を固定するために働く、請求の 範囲第３３項に記載の回転カッティング機。 36．前記相互ロックコネクタが、Ｓ字形状のフックである、請求の範囲第３５項 に記載の回転カッティング機。 37．前記回転ダイプレートが、低収縮率を示すエポキシベースの材料からなる、 請求の範囲第３３項に記載の回転カッティング機。 38．前記カッティング定規の切刃が、前記回転ダイプレートの外面の上に約１／ ８インチ(0.32cm)延びている、請求の範囲第３３項に記載の回転カッティング機 。 39．前記回転ダイプレートが透明である、請求の範囲第３３項に記載の回転カッ ティング機。 40．前記ノッチが鍵穴形状のノッチである、請求の範囲第３３項に記載の回転カ ッティング機。 41．前記回転カッティングダイが、前記ダイシリンダの個別的なセクションに取 り付けられる、請求の範囲第３３項に記載の回転カッティング機。