JPH09503261A - 液圧式の歯車機械(ポンプ又はモータ)、殊に内歯車機械 - Google Patents

液圧式の歯車機械(ポンプ又はモータ)、殊に内歯車機械

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JPH09503261A JP7503803A JP50380395A JPH09503261A JP H09503261 A JPH09503261 A JP H09503261A JP 7503803 A JP7503803 A JP 7503803A JP 50380395 A JP50380395 A JP 50380395A JP H09503261 A JPH09503261 A JP H09503261A
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    • F04C15/0003Sealing arrangements in rotary-piston machines or pumps
    • F04C15/0023Axial sealings for working fluid
    • F04C15/0026Elements specially adapted for sealing of the lateral faces of intermeshing-engagement type machines or pumps, e.g. gear machines or pumps

Abstract

(57)【要約】 本発明は、液圧式の歯車機械、特に内歯車機械に関する。このような形式の公知の機械は、多数の部分より成るケーシングの室内で互いに噛み合う2つの歯車(20,21)と、これら2つの歯車(20,21)の側方で、これらの歯車とケーシング部分(13,14)との間に軸方向に配置されたシールプレート(35)と、ケーシング部分(13,14)内で高圧側に位置する、シールプレート(35)に向かって開放し、高圧によって負荷される圧力領域(36)とを有している。本発明の目的は、多数の同一の部材によって、回転方向の異なる歯車機械を構成することができるようにすることである。この目的は、本発明によれば、ケーシング部分(13,14)内に第2の圧力領域(36)が設けられており、第1の圧力領域(36)が、2つの歯車(20,21)の回転軸線を通って延びる中心平面(22)の一方側だけに配置されていて、第2の圧力領域(36)が、前記中心平面(22)の他方側だけに配置されており、これによって2つの圧力領域(36)間にケーシング部分(13,14)のウエブ(37)が設けられていることによって達成された。1つのケーシング部分の2つの圧力領域によって、具体的に左回転又は右回転の構成において、一方の圧力領域だけが高圧によって負荷され得る。別の構成において、同一の部材が使用されている場合は、他方の圧力領域が、歯車のシールプレートを押しつけるために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 液圧式の歯車機械(ポンプ又はモータ)、殊に内歯車機械 本発明は、液圧式の歯車機械、つまり歯車ポンプ又は歯車モータ、殊に内歯車 機械であって、請求項1の上位概念に記載した特徴を有するものに関する。 公知の内歯車機械においては、多数の部分より成るケーシングの室内に、内歯 を有する中空歯車と、この中空歯車に噛み合う外歯を有する小さい歯車とが配置 されている。機械の高圧側における、歯車とケーシング部分との間の軸方向ギャ ップを通っての漏れ損失を避けるために、2つの歯車の側方で、これらの歯車と ケーシング部分との軸方向の間にシールプレートが配置されており、このシール プレートは、高圧側に接続された圧力領域によって歯車の端面側に対して押しつ けられる。また、2つの歯車の一方の端面側にのみシールプレートを有している 内歯車機械は公知である(ドイツ連邦共和国特許第2554960号明細書)。 その他の公知の内歯車機械においては、2つの歯車の各端面側にそれぞれ1つの シールプレートが配置されている。 機械の高圧側で高圧によって負荷される圧力領域は、2つの歯車の軸線に対し て垂直に延びる平面内で、 シールプレートとケーシング部分との間のギャップをシールするシール部材によ って制限されている。シール部材がシールプレート内にはめ込まれているか又は ケーシング部分にはめ込まれているかに応じて、圧力領域はシールプレート内若 しくはケーシング部分内に配置される。シールプレートは、簡単な打ち抜き工程 及び型打ち成形によって安価な形式で製造しなければならないが、この場合、シ ールプレートに、圧力領域の構成のために必要な形状を与えるのは困難である。 従って、シールプレートに隣接するケーシング部分内に圧力領域を設けると有利 であると考えられている。このケーシング部分は、一般的に鋳造部分として製造 され、この鋳造部分内に、鋳造工程中に既に、圧力領域を形成するために適した 形状が与えれる得るようになっている。 所定の歯車機械形式においては、今日では大抵の場合、左回転及び右回転の構 成が要求されている。従って、これらの2つの構成が、できるだけ多くの同一の 構成部材で製造することができるように努力されている。歯車の両側にそれぞれ 1つのシールプレートを備えた歯車機械、及び2つのシールプレートのそれぞれ に圧力領域が構成されている場合に、同一のシールプレートを2つの実施例にお いて互いに取り替えて組み付けることもできるので、これら2つのシールプレー トは2つの実施例のために使用することができる。軸 方向の圧力領域が、シールプレートの一方に隣接するケーシング部分内に配置さ れている場合には、従来では、歯車機械の左回転又は右回転の構成に応じて別の ケーシング部分を使用していた。 本発明の課題は、請求項1の上位概念に記載した歯車機械を改良して、圧力領 域(pressure field)を有するケーシング部分が、左回転の構成にも右回転の構成 にも使用できるようにすることである。 この課題は、請求項1の上位概念の構成を備えた液圧式の歯車機械において、 ケーシング部分内に第2の圧力領域が設けられており、第1の圧力領が、2つの 歯車の回転軸線を通って延びる中心平面の一方側だけに配置されていて、第2の 圧力領域が、前記中心平面の他方側だけに配置されており、これによって2つの 圧力領域間にケーシング部分のウエブが設けられていることによって解決された 。歯車機械の具体的な構成においては勿論、2つの圧力領域のうちのそれぞれ一 方だけが、シールによって制限されていて、機械の高圧側の高圧によって負荷さ れる。第2の圧力領域は、ケーシング部分が、実際に使用された箇所とは別の箇 所でシールを受容するために設けられているということによってのみ見分けるこ とができる。2つの圧力領域の間に、さらにケーシング部分のウエブが設けられ ていることによって、2つの圧力領域のうちの一方を制限するべきシールがその 全外周に亙って、2つの歯 車の軸線に対して直角に延びる平面内で外方に向かって良好に支持されることが 確実に行われる。ケーシング部分を左回転用の歯車機械に使用するか又は右回転 用の歯車機械に使用するかに応じて、一方又は他方の圧力領域がシールによって 制限され、隣接し合うシールプレートを歯車に圧着させるために使用される。 本発明による液圧式の歯車機械の有利な構成は請求項2以下に記載されている 。 請求項2に記載した有利な構成によれば、第2の圧力領域は、第1の圧力領域 に対して左右対称な中心平面に関連して配置されているので、機械の回転方向と は無関係に、圧力領域に関連して同じ関係が存在する。 1つのケーシング部分内の1つだけの圧力領域を備えた公知の内歯車機械にお いては、圧力領域の制限ラインは、部分的に一方の円弧(この円弧の中心点は、 中空歯車として構成された、内歯の付けられた歯車の軸線に位置している)とし て構成されていて、また部分的に他方の円弧(この他方の円弧の中心点は、外歯 の付けられた歯車の軸線に位置している)として構成されている。しかも、圧力 領域は、2つの歯車の噛み合い領域で、歯車の2つの軸線を通る中心平面を越え て延びている。圧力領域を中心平面の一方側だけに制限することによって生じた 面損失を少なくとも部分的に補償するために、請求項3に記載したように、中心 平面に向かって、円弧として構成された、制限ラインの外側の領域に、輪郭区分 が接続されており、この輪郭部分の、円弧の中心点からの間隔は、円弧の半径よ りも大きい。これによって有利には、歯車の噛み合い領域内に、完全な面補償が 得られので、シールプレートに働く力は、公知の歯車機械における力と同じ力が 前提となる。 圧力領域を一方では、中心平面に対して左右対称に配置することができるよう に、また他方ではシールプレートを歯車の噛み合い領域で中心平面の両側を圧力 で負荷することができるようにするために、請求項5によれば、第1の圧力領域 と第2の圧力領域との間の2つの歯車の噛み合い領域内に、中心平面の両側に延 びる第3の圧力領域がケーシング部分内に位置しており、この場合、第3の圧力 領域はそれぞれ、別の2つの圧力領域の一方と共に高圧によって負荷され得る。 左回転及び右回転の構成のための異なる部分の数を少なくすることに関連した 、液圧式の歯車機械の特に良好な構成は、請求項10にも記載されている。この 請求項によれば、歯車機械のケーシングは、主として、2つの歯車の軸線を通る 中心平面によって左右対称に構成された2つのカバーと、1つの中央部とから成 っており、この中央部は、低圧接続部と高圧接続部とを有していて、互いに噛み 合う2つの歯車を有する室を、歯車の軸線に対して直角方向で閉鎖する。これに よって、同一の部材によって、左回転及び右回転の構成の歯車機械を形成するこ とが可能である。他方の実施例に対して一方の実施例は、中央部分を、それぞれ 別の端面側が同一のカバーに向くように組み込まれているだけである。カバーと 歯車との間の2つのシールプレートは交換されている。充填部材ピンのためにカ バー内に1つの孔だけを設ければ済むようにするためには、請求項11に従って 、充填部材ピンをカバーの中心平面内で支承する必要がある。請求項10及び1 1の構成は、請求項1〜9までに記載の特徴では実現されない場合、特に軸方向 の圧力領域がケーシング部分ではなく、シールプレート内にある場合に、有利で もある。 シールプレートと隣接するケーシング部分との間の軸方向ギャップに対して圧 力領域を良好にシールするためには、圧力領域を制限するエラストマーシールの 位置が圧力領域の縁部で確実に維持されれば有利である。これには、外方に向か って軸方向ギャップ内に侵入するのではなく、また内方に向かって湾曲するので もない構成が属している。ドイツ連邦共和国特許公開第1653837号明細書 によれば、強度の高いプラスチック又は金属より成る支持リングによって、エラ ストマーシールがギャップ内に侵入するを避けるようにした内歯車機械が公知で ある。エラストマーシールが、シールプレートとケーシング壁との間に存在する 軸方向ギャップ内に侵入するのをさらに確実に避けるために、請求項12によれ ば、支持リングが開放していて、互いに重なり合う2つの端部を有している。こ れによって、支持リングは、外周面における圧力領域の公差及び支持リング自体 の公差を補償し、半径方向ギャップなしで、圧力領域の制限壁に当接する位置を 占める。請求項12に記載した歯車機械は、非常に高い運転圧を有する液圧シス テム内で使用することができる。また、請求項12に記載した歯車機械は、請求 項1から11に記載した特徴なしでも利点を伴って使用することができる。 これと同じことは、請求項15及び16に記載した液圧式の歯車機械のために も当てはまる。請求項15に記載した構成によって、運転圧がシールの下側に達 し、これによって非常に良好なシール作用及び、歯車側からシールプレートに作 用する力の非常に良好な補償が得られる。エラストマーシールの内周壁に設けら れた各突起に基づいて、このエラストマーシールは、溝が本来のシールよりも幅 広く構成されている場合でも、エラストマーシールを受容するシールの内壁で支 えられる。従って経済的に製造することができる。切削加工によって溝を製造す る場合に、大きい幅の溝に相当する直径を有する切削工具を使用することができ 、これによって高い送り速度が可能である。また、このような幅の広い溝は、切 削によらずに例えばダイカ スト鋳造法によって容易に製造することもできる。 前述のように、シール及び補償作用のためには、運転圧がシールの下側に達し 、これによってエラストマーシールが運転圧の高さに基づく力によってシールプ レートに対して若しくはシールプレートに隣接するケーシング部分に対してに押 しつけられるようになっていれば好都合である。他方、エラストマーシールが軸 方向でシールプレートにもまたケーシング壁部にも当接していれば、エラストマ ーシールを確実に位置決めさせるために好都合である。以上の2つの特徴を有す る液圧式の歯車機械には、請求項16が関連している。 内歯車ポンプとして構成された本発明による液圧式の歯車機械の多くの実施例 が図面に示されている。以下に図面を用いて本発明を詳しく説明する。 図1は、2つの歯車の2つの軸線を通る平面で断面した第1実施例を示す。 図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。 図3は、図1のIII−III線に沿った断面図であって、ケーシングのカバー部分 が部分的に示されている。 図4は、図3による圧力領域と従来の圧録面との比較を示す図である。 図5は、図3のV−V線に沿った部分断面図である。 図6は、図3の部分VIの拡大図である。 図7は、圧力領域を取り囲むエラストマーシールの ための支持リングの組み付けていない状態を示す図である。 図8は、図1に示した断面に相当する断面に存在する、第2実施例による部分 の断面図である。 図9は、歯車からシールプレート及びカバー部分を軸方向で見た第2実施例で ある。 図10は、図9のX−X線に沿った断面図である。 図1及び図2に示された内歯車機械はケーシング10を有しており、このケー シング10は、ポンプ室12を半径方向で閉鎖するリング状の中央部11と、第 1のカバー部分13と第2のカバー部分14とから組み合わせられている。2つ のカバー部分13,14は、ポンプ室12を軸方向で制限している。中央部11 は、2つのカバー部分13,14を、それぞれ1つの外側の回転切削成形部15 の領域で覆っている。カバー部分13は、貫通する孔16を有しており、この孔 16内に滑り軸受17が押し込められている。この孔16には、カバー部分14 の袋孔18が合致しており、この袋孔18内には同様に滑り軸受17が押し込め られている。2つの滑り軸受17でポンプの駆動軸19が軸受けされている。外 歯を有するピニオン20は、ポンプ室12内で駆動軸19に固定されているか又 は駆動軸19と一体的に製造されている。ピニオンは、内歯付きの中空歯車21 内に位置しており、この中空歯車21の軸線はピニオン20の軸線に対して偏心 的に配置されていて、中空歯車21は、その外周部がケーシング10の中央部1 1内に支承されている。ピニオン20の軸線と中空歯車21の軸線とを通る中心 平面22の両側の領域では、2つの歯車が互いにかみ合っていて、これら2つの 歯車の間に三日月形の自由室23が形成されている。 この自由室23のほぼ半分には2分割された充填部材24が充填されている。 この充填部材24は、ピニオン20及び中空歯車21の歯に当接していて、充填 部材ピン25の扁平部で支えられている。この充填部材ピン25は、自由室23 の中心平面22を通っていて、ポンプ室12の両側でカバー部分13及び14の 互いに整列し合う2つの孔内に回転可能に軸受けされている。充填部材24の軸 方向の寸法は、2つの歯車20及び21の軸方向の寸法と一致している。 直径方向で互いに向き合う箇所で、ポンプ室12内には吸い込み通路26と加 圧通路27とが開口しており、この場合、吸い込み通路26の直径は加圧通路2 7の直径よりも大きい。中空歯車21は、歯溝内に半径方向で内方から外方に貫 通する孔28を有しており、この孔28を通って、液圧式の液体が吸い込み通路 26から自由室23内に達し、ここから加圧通路27に達する。 図1及び図2に示されているように、ポンプは、ピニオン20が駆動時には図 2で見て時計回り方向で駆 動されるように構成されている。中空歯車21も時計回り方向で回転する。歯溝 内に存在する作動液体は、中空歯車21の孔28を通って加圧通路27内に押し やられる。それと同時に別の孔28を通って吸い込み通路26から作動液体が自 由室23内に吸い込まれる。 ポンプの高い効率のために、ポンプの高圧側を軸方向で良好にシールする必要 がある。この高圧側は、充填部材24が存在する、ポンプ室12の領域によって 制限されている。この領域内では、充填部材に続いて2つの歯車が互いに次第に 深く噛み合っている。良好なシールを得るために、歯車20及び21と各カバー 部分13又は14との間にシールプレート35が配置されており、このシールプ レート35は、シールプレート35と対応するカバー部分13又は14との間に 存在する圧力領域36によって歯車20及び21に向かって軸方向で押しつけら れる。各シールプレート35は、駆動軸19と充填部材ピン25とを狭く取り囲 んでいて、これによって駆動軸19の軸線に対して直角な平面内で位置固定され ている。圧力領域36は、図3に詳しく示されているように、三日月形を半分に した形状を有していて、ほぼ、充填部材ピン25に当接する充填部材24の足部 から中心平面22付近まで延びている。ここで重要なことは、中心平面22の両 側で各カバー部分13若しく14にはそれぞれ切欠3 6(圧力領域)が配置されていて、各カバー部分の2つの切欠36が中心平面2 2に関連して互いに鏡面対称的に構成されているということである。これらの切 欠36は、中心平面22から間隔を保っているので、この中心平面22の領域内 では、それぞれのカバー部分の1つのウエブ37が存在するだけである。この切 欠36の外輪郭は主に4つの区分によって形成されており、第1の区分38が円 弧形であって、この円弧の中心点がピニオン20の軸線に位置している。第2の 区分39は同様に円弧形であって、この円弧の中心点は中空歯車21の軸線に位 置している。この円弧形の区分39は、第3の区分とみなされる直線40の区分 内に接線方向で移行している。区分41は、中心平面22の範囲内で区分38を 区分40に接続する。区分42は、円弧形の区分38及び39の互いに最も大き く離れた端部を接続しており、区分42は同様に部分的に直線である。 図4では、中心平面22及び、切欠36の1つの区分に隣接する、公知の内歯 車ポンプの圧力領域の外輪郭が破線で示されている。この圧力領域は、中心平面 22を越えて延びているが、これに対して本発明による内歯車ポンプの圧力領域 は、中心平面の一方側に限定されていて、歯の噛み合い領域では歯から間隔を保 っている。公知の圧力領域においては円弧形の区分39は中心平面22まで延び ている。本発明の内歯車ポ ンプの圧力領域は、区分40の範囲内で半径方向に延長されていることによって 、中心平面22の領域内の圧力領域の減少が再びやや補償される。圧力負荷のた めには、中心平面22の範囲内において、公知の内歯車機械におけるのと同じ面 が提供されるので、同じ高圧を前提とすれば、シールプレート35はここでほぼ 同じ力で歯車に押しつけられる。 図示の内歯車ポンプの2つのカバー部分13及び14は、切欠36を考慮する だけではなく、全体的に左右対称に構成されている。従ってカバー部分13及び 14は、左回転駆動のポンプのためにも、また右回転駆動のポンプとしても使用 することができる。全体として、同一の部材を有するポンプの2つの実施例を構 成することができる。中央部分11だけが、2つのシールプレート35及び充填 部材24と一緒に、歯車20,21の2つの軸線を通る、中心平面22に位置す る軸線を中心にして180°回転せしめられてカバー部分13及び14と組み合 わせられる。 しかも、1実施例においては切欠(圧力領域)36が、また別の実施例におい てはカバー部分の別の切欠36が、シール装置によって、各シールプレート35 と各カバー部分13若しくは14との間の軸方向ギャップに対してシールされる 。図1〜図7に示した実施例においては、シール装置を受容するために各切欠3 6の縁部に沿って溝43が延びており、この溝は、そ の環状に延びる全長に亙って同じ深さ及び幅を有している。溝43内にはエラス トマーシール44が挿入されており、このエラストマーシール44は、図5に示 されているように、端部で2つのプロフィール区分45,46及び中央で1つの プロフィール区分47を備えたZ字形の横断面を有している。端部の2つのプロ フィール区分45,46は、シールプレート35に対して垂直に延びており、溝 43の外壁に存在するプロフィール区分46溝43の底部で支えられていて、ま た内側に位置するプロフィール区分45は軸方向でシールプレート35に支えら れている。エラストマーシール44の、端部に存在するプロフィール区分46と 、中央のプロフィール区分47とは、溝43内に完全に侵入している。溝43内 で、エラストマーシール44は、軸方向で見て半円形で互いに間隔を保って配置 されている突起部48を有している。これらの突起部48は、中央のプロフィー ル区分47の内周面から突き出ていて、溝43の内壁で支えられている。突起部 48は、溝43の底部から、プロフィール区分46の半径方向内側で中央のプロ フィール区分47と同じ間隔を有している。突起部48は、プロフィール区分4 6と直接接続されているのではないので、プロフィール区分46から半径方向内 側で連続的に環状に延びる圧力領域49をエラストマーシール44で備えている 。ポンプの高圧側から、シールプレート35に形成さ れた孔を通って切欠36内に流入する作動液体は、これによって、突起部48の 間の通ってエラストマーシール44の後ろ側に達し、このエラストマーシール4 4を加圧面49の領域で圧力によって負荷し、これによってエラストマーシール 44は、ポンプの高圧側の圧力の高さに応じた種々異なる大きさの力で循環しな がらシールプレート35に押し付けられる。他方ではエラストマーシールは溝4 3の半径方向内側及び外側で支えられているので、その位置は確実に維持される 。 エラストマーシール44が、シールプレート35とカバープレート13若しく は14との間で圧力領域36から延びる軸方向ギャップ50内に入り込まないよ うにするために、プラスチックより成る支持リング51が設けられており、この 支持リング51は、方形の横断面を有していて、端部に設けられた第1のプロフ ィール区分45の半径方向外側の範囲内及びエラストマーシール44の中央のプ ロフィール区分47とシールプレート35との間に配置されている。図7に示さ れているように、支持リング51は、2つの端部を有するいわゆる開放した支持 リングであって、2つの端部は、切欠36の外側輪郭の区分42の直線的な範囲 内で、シールプレート35に対して平行な平面で比較的大きく重なり合っている 。シールプレート35に対して平行な平面内で重なり合うということは、この平 面で前進すると2つの端部52を横切るということ、つまり2つの端部の間には 、圧力領域36の内側から見える、支持リングに沿って延びる分離継ぎ目が存在 しないということである。支持リングは勿論、切欠36の外輪郭に合わせられて いるので、互いに重なり合う2つの端部52は、支持リング51の直線的な領域 内にも存在する。加圧面の外周面の公差及び支持リングの公差は、その開放する 形状に基づいて補償されるので、支持リングは、半径方向でギャップなしでカバ ー部分13若しくは14の壁部に当接することができる。 図1〜図7の実施例においては、2つの鏡面対称的なエラストマーシール44 が必要であり、これら2つのエラストマーシール44のうちの一方がカバー部分 13内に挿入されていて、他方がカバー部分14内に挿入されている。左回転で 駆動されるポンプにおいては、カバー部分とエラストマーシールとの間の対応配 置は、右回転駆動されるポンプにおける対応配置と正確に逆である。 図8〜図10に示した実施例は、基本的に、図1〜図7に示した実施例と同じ 構成を有している。従って、図1の断面図に相当する、図8の断面図には、ポン プの小さい方の部分だけが示されている。図9には、この実施例においても、カ バー部分13,14(図9にはカバー部分14だけが示されている)内には、2 つの切欠36が設けられており、これら2つの切欠36は、互いに左右対称に位 置している。しかしながら、2つの歯車20,21の噛み合い領域では、2つの 切欠36の、中心平面22からの間隔は、図1〜図7に示した実施例における2 つの切欠36よりも大きい。従ってウエブ37は、より幅が広い。勿論、各カバ ー部分13若しくは14は、ウエブ37の領域内で、及び切欠36から間隔を保 って、円形の切欠60を有しており、この切欠60は、中心平面22の両側に対 して左右対称に位置している。この切欠は、それぞれのカバー部分に隣接するシ ールプレート35内に存在する軸方向の孔61(この孔61は切欠60内に開口 していて、歯車に向けられたシールプレート35の側面に設けられた切欠62か ら延びている)を介して、ポンプの高圧側に接続されている。つまりポンプが左 回転で駆動されるか又は右回転で駆動されるかには関係なしに、ポンプの高圧側 に接続されている。図9に対して逆方向で回転する構成においては、つまりカバ ー部分14にシールプレート35が配属されており、このシールプレート35は 、図示していないカバー部分13に隣接しており、これに対して図9に示したシ ールプレート35はカバー部分13に配属される。2つのシールプレートは、こ れらが互いに相並んで配置されていて、歯車とは反対側又は歯車側に向けられた 同一方向で見た場合に、中心平面22に関連して互い に左右対称に構成されている。 図9に示されているように、カバープレート35は主としてポンプの高圧側を カバーしており、これに対して低圧側は開放されているので、低圧側では、ポン プの作用効率を低下させる、歯車とシールプレートとの間の摩擦は生じない。1 つのポンプの具体的な左回転又は右回転の構成において、それぞれ圧力領域60 と、軸方向で見て歯車側からシールプレート35によって覆われる圧力領域36 とが有効となる。これらの2つの圧力領域だけが、シールプレート35と各カバ ー部分との間の軸方向ギャップに対するエラストマーシール36を備えている。 図8〜図10に示した実施例においては、エラストマーシールは、簡単な方形の シール部材である。このシール部材の軸方向の寸法は、切欠36若しくは60の 深さ寸法よりも小さく、これによってその後ろ側が、圧力領域に形成される圧力 によって負荷され、シールプレート35に対して押しつけられ得る。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 とによって達成された。1つのケーシング部分の2つの 圧力領域によって、具体的に左回転又は右回転の構成に おいて、一方の圧力領域だけが高圧によって負荷され得 る。別の構成において、同一の部材が使用されている場 合は、他方の圧力領域が、歯車のシールプレートを押し つけるために使用される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液圧式の歯車機械(ポンプ又はモータ)、殊に内歯車機械であって、多数 の部分より成るケーシング(10)の室(12)内で互いに噛み合う2つの歯車 (20,21)と、これら2つの歯車(20,21)の側方で、これらの歯車と ケーシング部分(13,14)との間に軸方向に配置されたシールプレート(3 5)と、ケーシング部分(13,14)内で高圧側に位置する、シールプレート (35)に向かって開放し、高圧によって負荷される圧力領域(36)とを有し ている形式のものにおいて、 ケーシング部分(13,14)内に第2の圧力領域(36)が設けられており 、第1の圧力領域(36)が、2つの歯車(20,21)の回転軸線を通って延 びる中心平面(22)の一方側だけに配置されていて、第2の圧力領域(36) が、前記中心平面(22)の他方側だけに配置されており、これによって2つの 圧力領域(36)間にケーシング部分(13,14)のウエブ(37)が存在し ていることを特徴とする、液圧式の歯車機械(ポンプ又はモータ)、殊に内歯車 機械。 2.第2の圧力領域(36)が、中心平面(22)に関連して第1の圧力領域 (36)に対して左右対称に配置されている、請求項1記載の液圧式の歯車機械 。 3.圧力領域(36)が制限ラインとして部分的に円弧(39)を有しており 、該円弧(39)の中心点が、中空歯車として構成された内歯の付けられた歯車 (21)の軸線に位置しており、中心平面(22)に向かって、前記円弧(39 )に制限ラインとして輪郭区分(40)が接続されていて、該輪郭区分(40) の、中心点からの間隔が、円弧(39)の半径よりも大きい、請求項1又は2記 載の液圧式の歯車機械。 4.輪郭区分(40)が直線的に延びていて、円弧(39)に接線方向で接続 している、請求項3記載の液圧式の歯車機械。 5.第1の圧力領域(36)と第2の圧力領域(36)との間の2つの歯車( 20,21)の噛み合い領域で、中心平面(22)の両側に延びる、第3の圧力 領域(60)が、ケーシング部分(13,14)内に位置しており、該第3の圧 力領域(60)がそれぞれ、2つの別の圧力領域(36)と共に高圧で負荷され る、請求項1から4までのいづれ1項記載の液圧式の歯車機械。 6.第3の圧力領域(60)が中心平面(22)に関連して左右対称に構成さ れている、請求項5記載の液圧式の歯車機械。 7.第3の圧力領域(60)が円形に形成されている、請求項5又は6記載の 液圧式の歯車機械。 8.シールプレート(35)が、第3の圧力領域(60)内に開口する間隙、 殊に孔(61)と、その歯車(20,21)に向けられた側面で切欠(62)と を有しており、該切欠(62)が中心平面(22)から高圧側に延びている、請 求項5から7までのいづれか1項記載の液圧式の歯車機械。 9.圧力領域(36,60)がケーシング部分(13,14)の切欠内に配置 されている、請求項1から8までのいづれ1項記載の液圧式の歯車機械。 10.ケーシング(10)が、2つのカバー部分(14,14)と1つの中央部 (11)とを有しており、該中央部(11)が、低圧接続部(26)と高圧接続 部(11)とを有していて、互いに噛み合う2つの歯車(20,21)を有する 室(12)を歯車(20,21)の軸線に対して垂直な方向に閉鎖するようにな っており、2つのカバー部分(13,14)が、2つの歯車(20,21)の軸 線を通る中心平面(22)に関連して左右対称に構成されている、請求項1から 9までのいづれ1項記載の液圧式の歯車機械。 11.内歯の付けられた中空歯車(21)と外歯の付けられた歯車(20)との 間に位置する充填部材(24)が、充填部材ピン(25)で支えられていて、該 充填部材ピン(25)がカバー部分(13,14)の中心平面(22)で支承さ れている、請求項10記載の液圧式の歯車機械。 12.圧力領域(36)から延びる軸方向のギャップ(50)が、シールプレー ト(35)とカバー部分(13,14)との間でエラストマーシール(44)に よってシールされており、該エラストマーシール(44)とギャップとの間に、 2つの端部を備えた開放する支持リング(51)が配置されており、支持リング (51)の2つの端部が重なり合っている、請求項1から11までのいづれ1項 記載の液圧式の歯車機械。 13.2つの端部(52)が、シールプレート(35)に対して平行な平面内で 重なり合っている、請求項12記載の液圧式の歯車機械。 14.支持リング(51)の2つの端部(52)が重なり合う領域が、支持リン グ(51)の真っ直ぐに延びる区分内に位置している、請求項12又は13記載 の液圧式の歯車機械。 15.シールプレート(35)とケーシング部分(13,14)との間で、圧力 領域(36)から延びる軸方向のギャップ(50)が、エラストマーシール(4 4)によってシールされており、該エラストマーシール(44)が、圧力領域( 36)の縁部に環状に延びる溝(43)内に配置されており、エラストマーシー ル(44)が突起部(48)を有していて、該突起部の内周面が溝(43)の内 壁に当接している、請求項1から14までのいづれ1項記載の液圧式の歯車機械 。 16.シールプレート(35)とケーシング部分(13,14)との間で、圧力 領域(36)から延びる軸方向のギャップ(50)が、エラストマーシール(4 4)によってシールされており、該エラストマーシール(44)が、軸方向でシ ールプレート(35)に及びケーシング部分(13,14)に当接しており、エ ラストマーシール(44)が、ケーシング部分(13,14)若しくはシールプ レート(35)から間隔を保つ、軸方向の部材を備えた、補償されない加圧面( 49)を有している、請求項15記載の液圧式の歯車機械。 17.エラストマーシール(44)が、横断面Z字形で、端部側の2つのプロフ ィール区分(45,46)と中央のプロフィール区分(47)とを有して構成さ れており、2つの端部側のプロフィール区分(45,46)が、シールプレート (35)に対して垂直に延びており、さらに内部で圧力領域(36)内に存在す る、第1の端部側のプロフィール区分(45)がシールプレート(35)に当接 していて、第2の端部側のプロフィール区分(46)がケーシング部分(13, 14)に当接しているかまたはその逆であって、各突起部(48)が、エラスト マーシール(44)の内周面に及び又は内側で端部側のプロフィール区分に一体 成形されていて、第2の端部側のプロフィール区分(49)内に、エラストマー シール(44)の、中断な しに延びる環状の加圧面(49)が設けられており、第1の端部側のプロフィー ル区分(47)とシールプレート(35)との間に支持リング(51)が配置さ れている、請求項16記載の液圧式の歯車機械。
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