JPH09502846A - 出力ノードの電圧遊動に対するバッファ保護 - Google Patents

出力ノードの電圧遊動に対するバッファ保護

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JPH09502846A JP7509155A JP50915595A JPH09502846A JP H09502846 A JPH09502846 A JP H09502846A JP 7509155 A JP7509155 A JP 7509155A JP 50915595 A JP50915595 A JP 50915595A JP H09502846 A JPH09502846 A JP H09502846A
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Abstract

(57)【要約】 バッファが高インピーダンス状態にある場合に、バスに課せられた電圧による電力レール悪化に対抗する保護を内蔵する、3値状態出力バッファに関する。特に、本発明は、バッファの高電位レールを越える、バッファの出力ノードに現れる電圧に対して、高Zバッファの高電位の電力レールを保護するものである。本発明は、このオーバー電圧が電力レールへの通路を見いだすのを阻止し、従って、共通バスが、例えば3.3ボルトバッファ、及び5ボルトバッファを含む、各種の回路に結合される状況に対する適用を有する。本発明は、従来技術、及び関連技術の回路の「不感帯」なしに、この保護を提供する。更に、本発明は又、バスが、バッファの出力ノードにおいて、バッファの低電位の電力レールの電圧よりも低い電圧を課す可能性のある状況において、保護を必要とするのが、低電位の電力レールである場合への適用も有する。保護回路は、疑似電力レール(PVCC)を利用し、その疑似電力レールを使用して、出力トランジスタ(QP40)のバルクにおけるバイアスを調整し、それにより、出力トランジスタのソース/バルク接合を介して、出力ノードと電力レール(VCC)間に、漏洩経路が生じるのを防止することができる。疑似レールの充電の際の「不感帯」を最小化、又は回避するために、一方向リンク(LINK+)が、電力レール(VCC)と疑似電力レール(PVCC)間に直接確立される。

Description

【発明の詳細な説明】 出力ノードの電圧遊動に対するバッファ保護 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、共通バスに結合すべく設計されるバッファ回路に関する。特に、本 発明は、バッファのレール間電圧の範囲外にある、バスに課せられた出力ノード 電圧に対して、かかるバッファを保護することに関する。更に詳細には、本発明 は、高インピーダンス状態におけるバッファの「オーバー電圧」、及び「アンダ ー電圧」保護に関する。本発明は、共通バスに結合される他の回路により、その バスに課せられる可能性のある電圧よりも低い、高電位の電力レールを有するバ ッファのための「オーバー電圧」保護を提供し、また、共通バスに結合される他 の回路により、そのバスに課せられる可能性のある電圧よりも高い、低電位の電 力レールを有するバッファのための「アンダー電圧」保護を提供する。 2.従来技術の説明 過去数年にわたる、デジタル電子回路の分野での展開により、最終的に、共通 バスに接続される各種の回路が増大した。これにより、ある回路によりバスに課 せられる出力電圧が、そのバスに接続される1つ以上の他の回路に害を及ぼす確 率が増大した。例えば、以前の場合よりもかなり低い電圧を有する、高電位の電 力レールVCCにより、電力供給すべく設計されるバッファ回路が、今日では製造 されている。最近まで通例であった、より高いVCCにより電力供給さ れるバッファと、これらの新しい回路を一体化可能であることが重要となる。5 ボルトの公称電圧でのVCCレベルを備えたMOSFET回路から、3.3ボルト の公称電圧でのVCCレベルを備えたMOSFET回路への大きな移行がなされた 。(これらの回路は、時折、「3ボルト回路」又は「3ボルトバッファ」と言わ れる。将来の展開には、より低いVCC値すらも利用する回路が含まれるであろう 。従って、それぞれ3.3及び5ボルトの公称電圧の高電位の電力レール、及び GNDの低電位の電力レールを取り入れる回路に関して、本明細書でなす解説は 、どちらかの電力レールの電圧が、共通バスに結合されたバッファ間で変動する 、如何なる状況にも適用するものと理解すべきである。)公称3.3ボルトVCC を使用する回路は、5ボルトのデジタル回路に対するJEDEC規格18及び2 0と比較されるべき、新規のJEDEC規格8−1Aに準じる。規格8−1Aの 下で、論理低VOLは、0.36−0.55ボルトの範囲にあり、論理高VOHは、 2.0−2.4ボルトの範囲にある。これを規格18及び20の下での論理レベ ルと比較すると、それらは、VOL=0.36−0.55ボルト、及びVOH=3. 65−4.4ボルトである。 異なる規格に関する1つの重要な注目点は、5ボルト規格の下での論理高の範 囲が、JEDEC規格8−1Aの下でのVCCを越えるということである。このこ とは、異なる規格に準じる副回路が、単一の拡張回路内に組合わせられた場合、 3.3ボルト高電位の電力レールが、5ボルト高電位レールにおいて生じる電流 に対して、シ ンクとして確実に働かないようにするために、多数の微妙な問題を解決する必要 がある。本発明は、共通バスに結合されるが、異なる電圧の高電位の電力レール により電力供給される、出力バッファのアレーに関連して、この問題に言及する 。明確にするために、異なるバッファをそれぞれ、3.3ボルトバッファ、及び 5ボルトバッファと呼ぶ。そうとは言っても、本発明の手法は、この組合せに限 定されない。実際、問題とするバッファは、高出力電圧を有するMOSFETバ ッファに対してだけ、保護される必要があるのでなく、問題とするバッファのVCC の僅かだけ上にあるバイポーラ出力を有するバッファに対しても、保護を必要 とする。更に、同一の広範な手法は、バッファの低電位の電力レールに関して、 負で駆動可能である共通バスに接続される出力バッファに対して、保護を与える ように機能する。 未保護の3.3ボルトバッファの出力ノードが、5ボルトバッファ用の論理高 に対応する電圧に駆動される場合、5ボルトバッファの高電位の電力レールと、 3.3ボルトバッファの高電位の電力レールとの間に、実際は、5ボルトバッフ ァと、共通バスに結合される未保護の3.3ボルトバッファの全てとの間に、電 流経路が準備されることになる。これは、結果として、良くて過剰な消費電力と なり、最悪で一時的又は永久的な回路故障となる、というのは、3.3ボルトバ ッファの高電位の電力レールが、より高い電位により、「悪化」されるためであ る。この理由は、回路レイアウト、及び含まれる素子の物理性から明らかである 。通常の出力バッファは、P MOS出力プルアップトランジスタ、及びNMOS出力プルダウントランジスタ を有する。同じ回路において、PMOSトランジスタのドレインは、バッファの 出力ノードに直接接続され、そのソースは、バッファの高電位の電力レールVCC に接続され、VCCは、このPMOSトランジスタのバルク(「Nウェル」又は「 バックゲート」と呼ばれることもある)そのものである。オーバー電圧の脅威は 、不活性で、高Z状態にあるバッファに対する最大の懸念であり、というのは、 通常、他のバッファが、共通バスに対する電流源となるということがすぐ後にあ るからである。高Zバッファのプルアップ、及びプルダウン段の両方が、そのバ スに対して高インピーダンスを示すべきである。プルアップ段に関して、不活性 のバッファの出力プルアップトランジスタのゲートは、論理高に保持されて、プ ルアップトランジスタが「オフ」である、すなわち、何のソース・ドレイン間導 通チャンネルも有さないことが保証される。あいにく、未保護のプルアップトラ ンジスタは、出力ノード、すなわち素子及び回路の性質により示され得る、ドレ イン・バルク間pn接合において課せられるオーバー電圧に対して、交互の導通 経路を与える。このpn接合は、バッファの出力ノードにおいて、オーバー電圧 により順方向バイアスされることになる。集積回路チップにおける通常の(エン ハンスメントモードの)PMOSトランジスタは、一方がドレイン用で、他方が ソース用であり、大きなnドーピング領域、すなわち「Nウェル」に埋め込まれ た、2つのp+ 領域を有する。従って、ドレイン(出力ノードに接続される)が 、バルク(VCCに 接続される)に対して、十分正になされた場合、この接合は順方向バイアスとな り、その接合を介して、バッファの出力ノード(従って、バス)から、バッファ に電力供給する高電位の電力レールへと、電流が流れる。 上記のPMOSプルアップトランジスタは、正孔が十分多くNウェルの表面に 拡散して、ドレインとソースを連結する、すなわち2つのp+ 領域を連結する、 p型チャンネルが準備されるように、どちらかのp+ 領域に対して、ゲート(バ ッファのどこかに接続される)を十分負にすることにより、オンにされることに 留意されたい。最小のチャンネルを確立するのに必要な最小のゲート・ソース間 電圧は、PMOSトランジスタの閾値電圧VTPである。この閾値電圧は、使用さ れる特定の製造技術により、広範囲にわたって変化するよう製作可能である。( デプレッションモードのPMOSトランジスタに関しては、ソース・ゲート間電 圧がゼロである場合でさえも、チャンネルが存在し、エンハンスメントモードの 素子に関しては、遷移電圧を低減して、ゼロに近づけることができる。) 以前には、バッファの出力ノード上に課せられるオーバー電圧により引き起こ される問題を避ける試み、すなわちバッファを「オーバー電圧許容」に製作する 試みがあった。この最も単純な手法は、明白な箇所、すなわちVCCと、プルアッ プトランジスタのドレイン・バルク間pn接合における出力ノードとの間の結合 に端を発した。バルク・ソース間接続が切断され、バルクは、その回路に導入さ れた「疑似電力レール」PVCCに直接結合される。その回路に又導入 されたスイッチング手段は、PVCCが、実際の高電位の電力レールVCC、又は出 力ノードのどちらかに結合されるのをもたらす。基本的には、スイッチング手段 は、その2つの入力、すなわち出力ノードからの入力、及び高電位の電力レール VCCからの入力のうちで、より高い電圧にあるどちらでも、プルアップトランジ スタのバルクに結合する電圧比較器である。この手法を使用する特定の関連技術 の回路は、「オーバー電圧許容の出力バッファ回路(Overvoltage-Tolerant Out put Buffer Circuit)」と称して、本発明の出願人により1993年3月2日に出願さ れた、出願番号08/024,942に記載されている。当該の基本的な出力バッファ回路 を図1に用意した。PMOSトランジスタQP4が、その回路の出力プルアップ トランジスタであり、出力ノードOUTにおいて、バスに結合されるべきもので ある。ソースノード、従って高電位の電力レールVCCに直接結合される代わりに 、QP4のバルクは、ラインPVCCに結合され、「疑似高電位の電力レール」P VCCは、比較器COMPの出力に接続され、その入力はそれぞれ、VCCと出力ノ ードOUTである。 図1のバッファにおいて、NMOSトランジスタQN6は、出力プルダウント ランジスタであり、プルダウントランジスタの駆動トランジスタQN4により駆 動される。トランジスタQN5は、プルダウントランジスタの禁止トランジスタ である。NMOSトランジスタQN1は、プルアップトランジスタの駆動トラン ジスタである。イネーブル相補入力EBに結合されたゲートを備える、QN2は 、プルアップトランジスタの禁止トランジスタである。最後に、低VTH のトランジスタが、活性2値状態のバッファにおいて、論理低信号が、データ 入力INにおいて受信された時はいつでも、出力プルアップトランジスタQN6 のゲートをプルアップするように機能する。図1の出力保護の態様は、以下のよ うに理解することができる。このバッファにより生成されたそれらに振幅におい て比例した、論理高、及び論理低の信号だけが、バス上に出現する限り、出力ノ ードOUTでの電圧は、VCCよりも常に低くなり、比較器は、真の高電位の電力 レールにPVCCを結合し、従ってPVCCは電圧VCCとなる。これらの状況下で、 バッファはまさに、オーバー電圧保護なしに、ソースに共通に接続されたプルア ップトランジスタのバルクを有する回路であるかのように機能する。他方で、VCC よりも大きい出力電圧に対して、比較器は、PVCCが出力ノードに直接結合さ れるのを保証する。このことは、プルアップトランジスタのバルクが、そのドレ インと同一電位であり、従って何の電流も、ドレイン−バルク接合を通って流れ ないことを意味する。それによって、バスとVCC間の交互の電流経路は閉鎖され る。あいにく、それ以上はなく、この利点は、オンにされるプルアップトランジ スタQP4を介して、直流経路を与えることを犠牲にすることであり得る。未保 護の回路において、バッファが高Z状態にある間、プルアップトランジスタのゲ ートは、電圧VCCに保持され、そのトランジスタがオフのままであることが保証 される。しかし、QP4のドレイン(及びバルク)がPVCCの電圧にあると、そ のゲートは、VTPだけ高いドレイン/バルクに対して、負になる可能性があり、 これは、QP4をオンに して、OUTから高電位の電力レールへの直流経路を与えることになる。これを 回避するために、イネーブル入力Eに接続されたゲートを備える帰還トランジス タQP1が、PVCCとQP4のゲート間に結合される。バッファが禁止にされる と、QP1は、論理低のE電圧によりオンに保持される。これは、結果としてこ の期間の間、PVCCが、QP4のゲートに印加されることになり、ゆえに、QP 4のゲート・バルク間電圧を排除して、QP4がオフに保持されることになる。 出力ノードでのオーバー電圧保護を完全に包含するために、1つの最後の「取り 決め」が図1に用いられ、これは、プルアップトランジスタQP4用の(、及び 適切な論理機能を保証するために、インバータIの挿入用の)ドライバとして、 PMOSトランジスタではなく、NMOSトランジスタQN1の使用、及びプル アップ禁止ドライバとして、第2のNMOSトランジスタQN2の使用である。 慣用的に、VCCとプルアップトランジスタのゲート間に結合されるPMOSトラ ンジスタは、これら両方の機能のために使用される。この回路において、そのよ うになされた場合、プルアップトランジスタのゲート上でのオーバー電圧は、こ れらの駆動トランジスタを介して、高電位の電力レールヘ強引に押し分けて進む であろう。手短に言えば、オーバー電圧が、それらPMOS駆動トランジスタの チャンネル、及び/又はドレイン・絶縁間pn接合を介して、VCCへの戻り経路 を見出すであろう。図1において、プルアップトランジスタのドライバとして使 用されるNMOSトランジスタは、対照的に、オーバー電圧に対する阻止トラン ジスタを構成 する。上記のように、図1に全て示すように、この置き換えを適応させるために は、データ入力信号は、正しい論理を維持するよう補われねばならない。NMO SトランジスタQN1、及びQN2が、QP4をオフに保持するのに十分高く、 QP4のゲートを充電可能なことを保証するために、通常の0.85ボルトとは 対照的に、04−0.5ボルトと同程度に低い、低ターンオン閾値電圧VTN(、 従ってNMOSトランジスタがオンである場合、チャンネルに沿った低い電圧降 下)を備えたNMOSトランジスタが使用される。実際、幾つかの回路調整で、 これらは、デプレッションモードのトランジスタに対して選択可能であり、十分 制御された低い閾値が保証される。ソースとドレインを結ぶ二重線を有する記号 は、特別な低VTPトランジスタ、おそらくデプレッションモードのトランジスタ が、その位置に使用されるのを示すために使用される。 あいにく、図1の回路の説明の意味に含まれるような、利用可能な理想的な比 較器は存在しない。2つの入力間の電圧差がどれだけ小さいかに関係なく、その 2つの入力のうちのより高い入力を選択するような感度のある比較器は存在しな い。図2において、理想的な比較器とは反対に、実際の比較器で関連技術が示さ れている。図示のように、PMOS対QP5とQP6から構築される、この比較 器は、VT よりも低い電圧だけ異なる、入力電圧間を識別することができない。 QP6の主要な電流経路は、OUTとPVCC間にあり、QP6のゲートは、固 定電位VCCにある。(QP5のバルクと同じように、 QP6のバルクが、PVCCに結合されることに留意されたい。)図2の比較器回 路の動作、及び制限は、バッファが高Z状態にある間(プルアップトランジスタ QP4、及びプルダウントランジスタQN6の両方がオフに保持される)、バッ ファの出力ノードOUTに課せられ得る各種の信号を考慮することにより、理解 することができる。 最初に、共通バスが、そのバスに取り付けられる他の回路の1つにより、論理 低電圧VOL(>GND)に保持されることを考えてみる。これにより、QP5が オン状態にさせられ、すなわち、そのソースがVCCにあり、そのゲートがVOLに あり、そのソース・ゲート間電圧は、QP5をオンにするのに必要とされる閾値 よりもかなり大きい。QP5がオンであると、高電位の電力レールVCCは、疑似 レールPVCCに直接結合され、疑似レール上の電位は、高電位の電力レールVCC 上の電位と同一になる。その後に、QP6のバルク/ソースとゲート間に電圧降 下がないと、QP6は遮断されることになる。規定により、OUTに課せられる 電圧が、VCC、すなわちQP4のバルク電位よりも低いので、QP4のドレイン とバルクを結合するpn接合は、逆方向にバイアスされ、OUTとVCC間の如何 なる電流経路も阻止される。 次に、図1に示すバッファが依然として不活性にあり、バスが、|VTP|以上 の量だけ、VCCよりも低い論理高に駆動されることを考えてみる。何も変わらず 、すなわち前と同じ理由で、QP5はオン状態を続け、QP6はオフ状態を続け 、従ってPVCCは、電位VCC のままである。 次に、バスに結合される5ボルトバッファの1つが、論理高信号VOH>(VCC +VTP)を出力することを考えてみる。QP5のゲートバイアスは、そのバルク /ソースに対して正となり、このトランジスタは遮断されることになる。OUT ノードをバルク(VCCにある)に結合する、QP6のpn接合は、順方向にバイ アスされることになり、QP6のバルク電圧が、VTPだけ高いゲートに対して正 となるレベルに増大され、従って、QP6がオンとなり、出力ノードOUTが、 疑似レールPVCCに結合される。 上述したように疑似レールが制御され、ここで、バス電圧が、VTPよりも大き い量だけVCCより低い電圧に、再び降下して戻ると、すなわち、出力OUTでの 電圧が、(VCC−|VTP|)よりも低くなることを考えてみる。これは、QP5 を直ちにオンにするように働き、高電位レールVCCが、PVCCに直接、従ってQ P4のバルク、及びQP6のソースに再接続される。QP6のゲートは、VCCに 常に固定されているので、これにより、QP6が遮断される。 上記の比較器を利用する保護回路により与えられた保護にもかかわらず、VCC と出力ノード電圧間の差が、比較器が機能するのに不十分である「不感帯」が存 在する。特に、バスが、論理低から、VCCよりも大きいが、PMOSトランジス タQP5とQP6に対する閾値電圧VTPよりも少ない量だけ大きい電圧に、遷移 することを考えてみる。図1を続けて参照すると、初期に遮断されるQP6は、 オフのままであり、初期にオン状態にあるQP5は、遮断されるこ とが分かる。その結果は、比較器が関与する限り、PVCCはフローティングのま まとなる、すなわちPVCCは、どちらの比較器入力にも接続されないということ になる。これが発生した時、PVCCがVOH+に乗りかかっている場合に、何が起 きるかを考えてみる。これは、回路の任意の他の要素において存在するよりも、 高い電圧である。このことは、特に、この高い電圧が、プルアップトランジスタ QP4のバルクとゲートに出現し、一方でQP4のドレインとソースは、ずっと より低くなることを意味する。これにより、充電された疑似電力線PVCCから 、QP4の薄いゲート酸化膜を介して、QP4のソース又はドレイン領域への漏 洩が、欠陥状態をもたらす、すなわち、QP4を介してバス上への過剰な漏洩が 発生し、そのユニットが、出力漏洩特性を欠乏することになる危険性が呈示され る。又考慮すべき別の現象が存在する、すなわち一度オーバー電圧が、PVCCか ら漏洩してなくなると、QP4のソース・バルク接合を横切る高電位の電力線へ の接続に起因して、PVCCが、最後には電圧VCC−Vfにクランプされることに なる。(ここで、Vfは、QP4の順方向バイアスのバルク・ソース間pn接合 を横切る、電圧降下である。)ここでの主要な問題は、PVCCが、VCCのかなり 下に降下した場合、ソース電位PVCCに追従する、QP1のドレイン電位は、Q P4のチャンネルが形成されないのを保証するには、もはや十分に大きくないと いうことである。すなわち、バッファが、高Z状態にあると想定されるとしても 、QP4はオン可能になる。QP4のゲートは、|VTP|だけ大きいQP4のソ ースに対して、負になる ことを決して許可されてはならない。Vfは|VTP|を越えることができるので 、図2の回路は、この条件の侵害へと至る可能性がある。 出力ノードが、VCCの上ではあるが、それほど高くなく駆動される可能性は、 単に理論的なものではないことに留意されたい。一般に、共通バスに結合される 他のバッファは、現在問題とする範囲内で、すなわち(VCC+|VTP|)>VOH >VCCで、直接論理高電圧を出力する、幾つかのバイポーラ出力段を含むことが できる。出力ノードが、バッファの低電位の電力レールの電圧より下の電圧に駆 動される可能性がある、という状況も存在する。保護がないと、プルダウントラ ンジスタは、電流漏洩経路をもたらすことになる。単純な出力バッファにおいて 、出力ノードは、プルダウントランジスタのドレインに直接接続される。例えば 、図1のQN6を参照されたい。そのドレインは、次いで低電位の電力レールに 直接接続される、Pウェルにおけるn+領域である。ドレインに接続される制御 ノードが、低電位の電力レール、通常はGNDに対して負である場合、出力プル ダウントランジスタのバルクとドレイン間のpn接合は、順方向にバイアスされ 、低電位の電力レールからバスへと、電流が流れ出すことになる。この手段によ り、低電位の電力レールは、オーバー電圧に関して上記したのと同様にして、バ ス電圧により悪化される。類推により、これは、アンダー電圧の問題として特徴 づけることができる。従って、必要とされるのは、出力ノード電圧がVCCを越え る増分が、VTPよりも少ない場合であっても、バッファ の出力ノードを介して、バスから不活性のバッファへと供給される電流Ioz、又 はバッファの2つの電力レール間に直接通過する電流ICCの増大を許可すること なく、出力バッファの出力ノードを、VCCより上に駆動可能とする回路である。 また必要とされるのは、出力ノード電圧が低電位の電力レールより下になる増分 が、VTPよりも少ない場合であっても、IOZ、又はICCの増大を許可することな く、出力バッファの出力ノードを、バッファの低電位の電力レールより下の電圧 に駆動可能とする回路である。最後の制約は、これらの電力レール保護を、最小 量の追加回路の導入に合致させる必要があるということである。 発明の摘要 本発明は、一般に共通バスに結合される、バッファの出力ノードでの電圧遊動 に対して、出力バッファを保護するための疑似レール手法を利用する。本発明は 、この保護を、バッファの高電位、又は低電位の電力レールのどちらかに及ぶ。 保護において「不感帯」が存在しない、すなわち疑似レールが保護を与えない、 出力ノード電圧の範囲は存在しない、ことを保証するために、本発明は、疑似レ ールと、保護されるべき電力レールのどちらともとの間の、補充接続を含む。こ のようにして、前記の保護が被っていた「フロート」が回避される。 明確にするために、保護されるバッファの低電位の電力レールは、GNDであ ると識別し、高電位の電力レールは、VCCであると識別する。本発明の目的は、 バスと不活性バッファ間の各種型式の漏洩 電流、すなわち(1)バッファが高Z状態にあり、且つバスが、GNDより下の 電圧にある場合の、バス・バッファ間漏洩電流IOZL-、(2)バッファが高Z状 態にあり、且つバスが、GNDとVCC−|VTP|間の電圧にある場合の、バス・ バッファ間漏洩電流IOZL、(3)バッファが高Z状態にあり、且つバスが、( VCC−|VTP|)と(VCC+|VTP|)間の電圧にある場合の、バス・バッファ 間漏洩電流IOZH、及び(4)バッファが高Z状態にあり、且つバスが、(VCC +|VTP|)を越えた電圧にある場合の、バス・バッファ間漏洩電流IOZH+を最 小化することである。この目的が、バッファの活性状態の動作を悪化させる変更 を導入することなく、特に、バッファが、バスに電流を供給し、又はバスから電 流を引き込みながら、電力レールVCCとGND間の静的な電流漏洩を増大するこ とにより、実現されることが本発明に関する制約である。 オーバー電圧保護 本発明のオーバー電圧保護回路が、図3に概略的に示されている。図1の回路 のそれぞれの要素と同一機能を果たす、それらの要素は、同一の符号で示されて いる。それは、疑似レールPVCCに、OUT又はVCCのどちらかを接続するのに 使用される比較器が、完璧ではない、すなわちVCCより大きいが、VCCに十分近 い、比較器が機能しない、出力電圧の範囲が存在する、という事実を考慮してい る。本発明において、この範囲、すなわちこの「不感帯」は、VCCとPVCC間の 補充の一方向リンクLINK+により補償される。LINK+の機能は、電力レ ールの電圧が、疑似レールPVCCの電圧より も高い場合にのみ、高電位の電力レールが、PVCCを付勢して、PVCCへの結合 を可能にすることである。LINK+は、比較器COMPが、どちらかの比較器 入力を比較器出力に接続しない結果として、PVCCが別段でフローティングのま まにされる場合に、PVCCを付勢するが、PVCCから電力レールへ、如何なる電 流も通すのを阻止する(出力ノードが、VOH+にある、すなわちVCCよりもかな り上の電圧にある場合、PVCCが、出力ノードに接続された状況に対して)。多 数の回路要素、及び要素の組合せが、LINK+に対して使用可能である。原則 として、ダイオードがこの機能を果たすことができ、この回路のトランジスタに 見られる型式のpn接合で生じるよりも、小さな順方向降下を示すダイオードが 設けられる。本発明が救済しようと努める、初期の技術に伴う不足分は、疑似レ ールが比較器によりフローティングのままにされる場合に、結果として疑似レー ルが、電圧VCC−Vf に落ち着くことになる、ということである。ここで、Vf は、プルアップトランジスタQ40の順方向バイアスのソース/バルクpn接合 を横切る、電圧降下である。補充の連結手段LINK+に対して使用されるどん な回路も、PVCCを(VCC−Vf )より高い電圧にクランプしなければならない 。 続けて図3を参照して、バッファが高Z状態にある時はいつでも、プルアップ トランジスタQP40のゲート電圧は、帰還トランジスタQP30、及びイネー ブル入力Eにより、QP30のゲートに印加される論理低電圧を介して、PVCC に直接結合されることに留意されたい。バッファが活性状態にある場合、Eによ りQP30のゲ ートに印加される論理高電圧は、QP30がオフのままであることを保証する。 プルアップトランジスタQP40のゲートに印加されるVOH+ 電圧により、プ ルアップトランジスタのドライバ分岐が、高電位の電力レールに引き上げられる のが阻止される方法に留意されたい。初期の技術は、図1及び図2に示すように 、プルアップトランジスタのドライバを、PMOSの代わりにNMOSとして、 それに従って入力信号を補足することにより、この阻止を達成した。これにより 、オーバー電圧が、駆動トランジスタのドレインに印加された場合に、ソース/ バルクpn接合を逆方向バイアスし、従って、オーバー電圧が阻止されるのが保 証された。しかし、この手法は、追加の余分な回路要素が、入力信号INを反転 するのに必要とされる、という欠点を有していた。本発明は、慣用的なPMOS プルアップトランジスタの駆動トランジスタQP10を利用して、この駆動トラ ンジスタと直列の、VCCに固定されたゲートを備えた、NMOSトランジスタを 配置することにより、阻止を達成するものである。図3から分かるように、QN 10は通常導通しており(、ゆえに論理低信号がINにおいて入力される場合、 プルアップトランジスタQP40のゲートに、VCCを結合するのに障害はなく、 すなわち実際QN10は、二重チャンネル線で暗に示されるように、非常に低い VTN、ゆえに導通チャンネルを横切る特別に低い電圧降下を有するように製造さ れる。)しかし、QN10のゲートがVCCにあり、且つQN10のソースがVOH + (>VCC)にあると、QN10はオフである。 更に、ソース/バルクpn接合は逆方向バイアスされ、それにより結局は出力ノ ードOUTから、QP40のゲートに課せられる高電圧に対する如何なるシンク 経路も阻止される。 アンダー電圧保護 図4は、本発明によるアンダー電圧保護を与える回路を示す。図3のオーバー 電圧保護回路に完全に類似しているのが分かる。図3の要素に等しい図4のそれ らの要素には、同一符号が与えられており、すなわち類似の機能を実行する要素 は、同じようにして符号が付されている。ここで、疑似レールは、PGNDと表 示されており、というのは、それが疑似低電位の電力レールであるためである。 図3のNMOSトランジスタQN10と同じ役割を果たす、図4のPMOSトラ ンジスタは、QP100と表示されており、等々である。低電位の電力レールG NDに、疑似レールPGNDを結合する、補充リンクLINK−は、比較器CO MPの不感帯のために、PGNDがフローティングのままにされる場合はいつで も、PGNDの電圧をクランプするよう機能する。NMOSトランジスタQN3 00は、帰還トランジスタであり、それにより、バッファが高Z状態にある限り 、相補イネーブル入力EBにより、QN300のゲートが論理高に保持されるた めに、出力プルダウントランジスタQN80のゲートが、PGNDに追従するの が保証される。この回路において、PMOSトランジスタQP100、及びQP 200は、プルダウンドライバQN60、及びQN70を保護する、阻止トラン ジスタの役割を果たす。 図面の簡単な説明 図1は、高電位の電力レールに対するオーバー電圧保護を備えた、3値状態の 出力バッファ回路(関連技術)である。 図2は、明示した比較器回路を備えた、図1に示す回路(関連技術)である。 図3は、オーバー電圧保護に適用される、本発明を示す一般回路である。 図4は、アンダー電圧保護に適用される、本発明を示す一般回路である。 図5は、オーバー電圧保護に対する、本発明の好適な実施例を組み込む回路で ある。 図6は、アンダー電圧保護に対する、本発明の好適な実施例を組み込む回路で ある。 本発明の好適な実施例 オーバー電圧保護 図5は、バッファが高Z状態にある間、バッファ出力ノードにおけるオーバー 電圧を処理するために、本発明の好適な実施例を取り込んだ、3値状態のバッフ ァ回路を示す。このバッファの出力ノードは、バッファが、活性状態にある間、 主として論理低、及び論理高信号の形式で、データを交換可能な共通バスに直接 結合されるべきものだと想定される。更に、このバッファは、公称レール間3. 3ボルトを出力する電源により付勢され、共通バスは、5ボルトMOS出力段を 備えたバッファ、及びバイポーラ出力段を備えたバッ ファを含む、共通バスに結合される様々な他のバッファを有すると想定される。 この想定した多様性は、高Z(不活性)状態のバッファが、単純にバスに対して 高インピーダンスを呈示し、特にバス電圧に関係なく、バスから電流を引き込ま ず、又バスへ電流を供給しない必要条件を試験することである。図5の回路は、 この必要条件の第1の部分に言及している。この回路は、負のバス電圧、すなわ ちバッファの低電位の電力レールGNDの電圧よりも低いバス電圧にさらされな いと想定する。トランジスタ対QP5とQP6が、図3の比較器COMPを構築 することが分かる。QP5とQP6は、この比較器へのそれぞれの入力OUT、 及びVCCに対して、「通過ゲート」として機能する。また図5から、共通のドレ インとゲートを備えた、NMOSトランジスタQN30は、図3のより一般的な 回路に示す、バルブLINK+用に選択されたものである。連結トランジスタQ N30は、VTNに対して、通常の0.85Vとは対照的に、0.0Vから0.4 Vの特別低い値を有するように設計される。これにより、VCCからPVCCへの順 方向降下が、シリコンpn接合を横切る、順方向バイアス降下よりもかなり小さ くなる。 第1の漏洩電流IOZL を考えてみると、これは、論理低電圧(VOL<VCC−| VTP|)がバスに出現する場合に、高Z状態のバッファが、バスから引き込む電 流である。イネーブルノードEでの電圧は、論理低にあり、相補ノードでの電圧 は、論理高にある。出力プルアップトランジスタQP40はオフである。第1の 通過ゲートトランジスタQP60は、そのVCCドレイン電圧のために、ゲートに 印加された論理低の外部信号によりオンにされる。QP60をオンにすることに より、疑似レールPVCCが、電位VCCにあることが保証される。更に、ソース/ バルクと同一電圧(VCC)であり、ドレインよりも高い電圧にあるゲートを備え た、第2の通過ゲートトランジスタQP70が遮断される。従って、バスの出力 ノードを介して、バスからバッファへの、漏洩電流IOZL に対する通路は存在し ない。この区分の下で、QN30とQN40の振る舞いに着目してみる。PVCC が、高電位の電力レールと同一電圧にあると、QN30は、そのソース上に有す るのと同じ電位をドレイン上に有し、従って、QN30を介する電流の流れは存 在しないことになる。他方で、ゲートが論理低にあり、ソース/バルクがVCCに ある、QP30はオンとなり、それによりQP40のゲートが、QP40のバル ク及びソースと同電位である、VCCに維持される。(如何なる場合でも、プルア ップトランジスタQP40のゲートは、QP20とQN20を介する高電位の電 力レールへの連結、及びバッファが高Z状態にある間、Eは論理低にあるという 事実により、VCCに保持される。)従って、QP40はオフのままであり、それ により出力ノードOUTと、高電位の電力レールVCCとの間の他の経路が阻止さ れる。 次に、バスが、VCC−|VTP|より高いが、VCC+|VTP|ほど高くはない電 圧に変化すると想定する。これにより、QP60が遮断可能となるが、QP70 をオンにするには十分ではない。しかし、関連技術の場合と異なり、これにより 、PVCCがフローティング のままとならず、すなわち、QN30の補充のリンクを介して、PVCCのVCCへ の接続により、PVCCは、VCC−|VTN(QN30)|よりも低くない電圧に維持され ることになる。VTN(QN30)は、NMOSトランジスタQN30に対する閾値電圧 であり、それは、通常0.0ボルトと0.4ボルト間である、非常に低い閾値電 圧を有するように製造される。(このトランジスタ、及び図5の他のトランジス タのチャンネルに対する二重線は、非常に低い閾値を示す。)QN50とQP5 0は、高Z状態に必要なE/EB電圧のために、遮断され、それにより出力プル アップトランジスタQP40、及び出力プルダウントランジスタQN80のゲー トが絶縁される。出力プルアップトランジスタQP40のゲートノードは、QN 30とQP30だけでなく、QP20とQN20によっても、VCCに充電される (上記のように)。QN70が、EBからそのゲートへの論理高信号によりオン にされる。次いで、QN70は、プルダウントランジスタQN80のゲートをG NDに放電し、従ってQN80をオフに保持する。 次に、バスが、VCC+|VTP|よりも高い電圧に駆動されると想定する。これ は結果として、第2の通過ゲートトランジスタQP70がオンとなり、電圧VO にある出力ノードが、PVCCに結合されることになる。これにより、次いで、Q P30のソース電圧が、VO に上昇せしめられる。QP40のドレインが、VO により上昇するにつれて、QP40のゲートはVO に追従して、QP40が、オ ンとなりVCCを悪化させる経路を与えるのを阻止する。PVCCに接 続されるので、QP40のバルクも又VO に追従し、それによりドレインとバル ク間のpn接合が、順方向バイアスとなるのが阻止される。QN10、QN20 、及びQN40は、阻止デバイスとして機能して、QP40のゲートを含むノー ド上の電圧が、QP10、又はQP20のチャンネル、又はドレイン/バルクp n接合、あるいはQP50(そのバルクは、VCCに結合される)のソース・絶縁 pn接合を介して、VCCに到達するのが阻止される。 アンダー電圧保護 アンダー電圧保護、すなわち低電位の電力レールの電圧よりも低い出力ノード 電圧による悪化に対抗する、バッファの低電位の電力レールの保護を与えるため の本発明の好適な実施例が、図6に示されている。図示のように、この回路は、 図5に示す、オーバー電圧に対する回路と完全に類似している。すなわち、NM OSトランジスタQN600、及びQN700が、図4のより一般的な回路に示 す、特定の比較器を構築する。同様に、ゲート・クランプのPMOSトランジス タQP300は、図4のより一般的な回路に示す、補充のリンクLINK−の機 能を果たすように、好適な実施例において選択されたものである。バッファが高 Z状態にある間の、出力ノード電圧の各種の値に対する、この回路の動作は、好 適な実施例におけるオーバー電圧保護に対する、すぐ上の説明から全く従って得 られるものである。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 介して、出力ノードと電力レール(VCC)間に、漏洩経 路が生じるのを防止することができる。疑似レールの充 電の際の「不感帯」を最小化、又は回避するために、一 方向リンク(LINK+)が、電力レール(VCC)と疑 似電力レール(PVCC)間に直接確立される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.出力バッファの出力ノードに印加される電圧に対抗して、出力バッファの 出力トランジスタ、及び電力レールを保護するための保護回路装置において、 (a) 複数の比較器入力、及び1つの比較器出力を備えた比較器と、 (b) 疑似電力レールと、 (c) 正のノード、及び負のノードを有し、前記正のノードが、前記負のノー ドに対して、正電圧にある場合にのみ、前記正のノードから前記負のノードにの み、電流が流れることができるような、1方向リンクと、 からなり、 前記1方向リンクが、(i)前記比較器出力、(ii)前記出力トランジスタ のバルクノード、及び(iii)前記1方向リンクの前記負のノードに接続されるこ とと、 前記比較器入力のうちの第1の入力が、前記電力レールに接続され、前記 比較記入力のうちの第2の入力が、前記出力ノードに接続され、前記比較器が、 前記比較器出力に、前記比較記入力のうちで、より高電圧にあるどちらでも出力 することと、 前記1方向リンクの前記正のノードが、前記電力レールに接続されること と、 を特徴とする保護回路装置。 2.前記疑似電力レールと、前記出力トランジスタのゲートノー ドとの間に結合された、帰還トランジスタから更になり、該帰還トランジスタの ゲートノードが、前記バッファのイネーブル入力に接続される、請求項1に記載 の保護回路装置。 3.第1の駆動トランジスタ、及び第1の阻止トランジスタから更になり、 前記第1の駆動トランジスタが、第1の駆動/阻止トランジスタの組合せ を形成するために、前記第1の阻止トランジスタと直列に接続されることと、 前記第1の駆動/阻止トランジスタの組合せが、前記電力レールと、前記 出力トランジスタの前記ゲートとの間に接続されることと、 前記第1の駆動トランジスタのゲートノードが、前記バッファのデータ入 力ノードに接続されることと、 前記第1の阻止トランジスタのゲートノードが、前記電力レールに接続さ れることと、 を特徴とする、請求項2に記載の保護回路装置。 4.第2の駆動/阻止トランジスタの組合せを形成するために、第2の阻止ト ランジスタと直列に接続される、第2の駆動トランジスタから更になり、 前記第2の駆動/阻止トランジスタの組合せが、前記電力レールと、前記 出力トランジスタとの間に接続されることと、 前記第2の駆動トランジスタのゲートノードが、前記イネーブル入力に接 続されることと、 前記第2の阻止トランジスタのゲートノードが、前記電力レールに接続さ れることと、 を特徴とする、請求項3に記載の保護回路装置。 5.前記比較器が、第1の通過ゲートトランジスタ、及び第2の通過ゲートト ランジスタから構成され、前記第1の通過ゲートトランジスタが、前記出力トラ ンジスタの前記バルクノードと、前記第2の通過ゲートトランジスタのゲートノ ードとの間に接続され、前記第1の通過ゲートトランジスタのゲートノードが、 前記出力ノードに接続され、前記第2の通過ゲートトランジスタが、前記出力ノ ードと、前記疑似レールとの間に結合される、請求項1に記載の保護回路装置。 6.前記1方向リンクが、前記電力レールと、前記疑似電力レールとの間に結 合された、MOS連結トランジスタから構成され、前記連結トランジスタのゲー トノードが、前記電力レールに結合される、請求項5に記載の保護回路装置。 7.前記出力トランジスタは、PMOS出力プルアップトランジスタであり、 前記電力レールは、高電位の電力レールであり、前記疑似電力レールは、疑似高 電位の電力レールであり、前記第1の通過ゲートトランジスタは、PMOSトラ ンジスタであり、前記第2の通過ゲートトランジスタは、PMOSトランジスタ であり、前記MOS連結トランジスタは、低遷移電圧のNMOSトランジスタで ある、請求項6に記載の保護回路装置。 8.前記出力トランジスタは、NMOSプルダウントランジスタ であり、前記電力レールは、低電位の電力レールであり、前記疑似電力レールは 、疑似低電位の電力レールであり、前記第1の通過ゲートトランジスタは、NM OSトランジスタであり、前記第2の通過ゲートトランジスタは、NMOSトラ ンジスタであり、前記MOS連結トランジスタは、低遷移電圧のPMOSトラン ジスタである、請求項6に記載の保護回路装置。 9.出力ノード上のオーバー電圧に対抗して、保護された高電位の電力レール を取り込む出力バッファにおいて、 (a) 1つが前記出力ノードに接続され、1つが前記高電位の電力レールに接 続される複数の比較器入力、及び1つの比較器出力を備えた比較器と、 (b) PMOS出力プルアップトランジスタのバルクノード、及び前記比較器 出力に結合された、疑似高電位の電力レールと、 (c) 前記高電位の電力レールに、前記疑似高電位の電力レールを結合する1 方向リンクと、 からなるバッファ。 10.前記比較器が、第1のトランジスタ通過ゲート、及び第2のトランジスタ 通過ゲートからなり、前記第1の通過ゲートが、前記プルアップトランジスタの 前記バルクと、前記第2の通過ゲートトランジスタのゲートノードとの間に接続 され、前記第1の通過ゲートトランジスタのゲートノードが、前記出力ノードに 接続され、前記第2の通過ゲートトランジスタが、前記出力ノードと、前記疑似 高電位の電力レールとの間に接続される、 請求項9に記載のバッファ。 11.前記1方向リンクが、前記高電位の電力レールと、前記疑似高電位の電力 レールとの間に結合された、NMOS連結トランジスタであり、該連結トランジ スタのゲートノードが、前記高電位の電力レールに接続される、請求項10に記 載のバッファ。 12.前記連結トランジスタが、極端に低い遷移電圧を有するように製造される 、請求項11に記載のバッファ。 13.前記疑似高電位の電力レールと、前記プルアップトランジスタのゲートノ ードとの間に結合された、PMOS帰還トランジスタを有し、該帰還トランジス タのゲートノードが、前記バッファのイネーブル入力に接続される、請求項12 に記載のバッファ。 14.第1のPMOS駆動トランジスタ、及び第1のNMOS駆動トランジスタ を有し、 前記第1のPMOS駆動トランジスタのソースノードが、前記高電位の電 力レールに接続されることと、 前記第1のPMOS駆動トランジスタのドレインノードが、前記第1のN MOS阻止トランジスタのドレインノードに接続されることと、 前記第1のNMOS阻止トランジスタのソースノードが、前記プルアップ トランジスタの前記ゲートノードに接続されることと、 前記第1のPMOS駆動トランジスタのゲートノードが、前 記バッファのデータ入力に接続されることと、 前記第1のNMOS阻止トランジスタのゲートノードが、前記高電位の電 力レールに接続されることと、 を特徴とする、請求項13に記載のバッファ。 15.第2のPMOS駆動トランジスタ、及び第2のNMOS駆動トランジスタ を有し、 前記第2のPMOS駆動トランジスタのソースノードが、前記高電位の電 力レールに接続されることと、 前記第2のPMOS駆動トランジスタのドレインが、前記第2のNMOS 阻止トランジスタのドレインノードに接続されることと、 前記第2のNMOS阻止トランジスタのソースノードが、前記プルアップ トランジスタの前記ゲートノードに接続されることと、 前記第2のPMOS駆動トランジスタのゲートノードが、前イネーブル入 力ノードに接続されることと、 前記第2のNMOS阻止トランジスタのゲートノードが、前記高電位の電 力レールに接続されることと、 を特徴とする、請求項14に記載のバッファ。 16.第3のNMOS阻止トランジスタ、第1のPMOS絶縁トランジスタ、及 びNMOS禁止トランジスタを有し、 前記第2のNMOS阻止トランジスタの前記ソースノードが、前記第3の NMOS阻止トランジスタのドレインノードに接続 されることと、 前記第3のNMOS阻止トランジスタの前記ソースノードが、前記第1の PMOS絶縁トランジスタのソースノードに接続されることと、 前記第1のPMOS絶縁トランジスタのドレインが、前記NMOS禁止ト ランジスタのドレインノードに接続されることと、 前記NMOS禁止トランジスタのソースノードが、低電位の電力レールに 接続されることと、 前記第3のNMOS阻止トランジスタのゲートノードが、前記高電位の電 力レールに結合され、前記第1のPMOS阻止トランジスタのゲートノードが、 ディスエーブル入力ノードに結合され、前記NMOS禁止トランジスタのゲート ノードが、前記ディスエーブル入力ノードに接続されることと、 を特徴とする、請求項15に記載のバッファ。 17.前記出力ノードと、前記低電位の電力レールとの間に接続された、出力プ ルダウントランジスタから更になり、該出力プルダウントランジスタのゲートノ ードが、前記NMOS禁止トランジスタのドレインノードに接続される、請求項 16に記載のバッファ。 18.出力ノード上のアンダー電圧に対抗して、保護された低電位の電力レール を取り込む出力バッファにおいて、 (a) 1つが前記出力ノードに接続され、1つが前記低電位の電力レールに接 続される複数の比較器入力、及び1つの比較器 出力を備えた比較器と、 (b) NMOS出力プルダウントランジスタのバルクノード、及び前記比較器 出力に結合された、疑似低電位の電力レールと、 (c) 前記低電位の電力レールに、前記疑似低電位の電力レールを結合する1 方向リンクと、 からなるバッファ。 19.前記比較器が、第1の通過ゲートトランジスタ、及び第2の通過ゲートト ランジスタからなり、前記第1の通過ゲートトランジスタが、前記プルダウント ランジスタの前記バルクと、前記第2の通過ゲートトランジスタのゲートノード との間に接続され、前記第1の通過ゲートトランジスタのゲートノードが、前記 出力ノードに接続され、前記第2の通過ゲートトランジスタが、前記出力ノード と、前記疑似低電位の電力レールとの間に接続される、請求項18に記載のバッ ファ。 20.出力バッファの出力ノード上のオーバー電圧に対抗して、不活性状態の出 力バッファの高電位の電力レールを保護するための、出力バッファ電力レール保 護方法において、 (a) 疑似高電位の電力レールに、前記バッファの出力プルアップトランジス タのバルクノードを接続するステップと、 (b) 前記出力ノードと、前記疑似高電位の電力レールとの間に、第1のPM OSトランジスタを接続するステップと、 (c) 前記疑似高電位の電力レールと、前記第1のPMOSトランジスタのゲ ートノードとの間に、第2のPMOSトランジ スタを接続するステップと、 (d) 前記出力ノードに、前記第2のPMOSトランジスタのゲートノードを 接続するステップと、 (e) 前記高電位の電力レールと、前記疑似高電位の電力レールとの間に、N MOS連結トランジスタを結合して、前記高電位の電力レールに、前記連結トラ ンジスタのゲートノードを結合するステップと、 (f) 前記疑似高電位の電力レールと、前記出力プルアップトランジスタのゲ ートノードとの間に、PMOS帰還トランジスタを接続するステップと、 を含む方法。 21.前記方法が、 (a) プルアップトランジスタの駆動トランジスタと、前記プルアップトラン ジスタの前記ゲートノードとの間に、NMOS阻止トランジスタを配置するステ ップと、 (b) 前記高電位の電力レールに、前記NMOS阻止トランジスタのゲートノ ードを接続するステップと、 を更に含む、請求項20に記載の方法。 22.前記方法が、 (a) プルアップトランジスタの禁止トランジスタと、前記プルアップトラン ジスタの前記ゲートノードとの間に、第2のNMOS阻止トランジスタを配置す るステップと、 (b) 前記高電位の電力レールに、前記第2のNMOS阻止トラ ンジスタのゲートノードを接続するステップと、 を更に含む、請求項21に記載の方法。 23.出力バッファの出力ノード上のアンダー電圧に対抗して、不活性状態の出 力バッファの低電位の電力レールを保護するための、出力バッファ電力レール保 護方法において、 (a) 疑似低電位の電力レールに、前記バッファの出力プルダウントランジス タのバルクノードを接続するステップと、 (b) 前記出力ノードと、前記疑似低電位の電力レールとの間に、第1のNM OSトランジスタを接続するステップと、 (c) 前記疑似低電位の電力レールと、前記第1のNMOSトランジスタのゲ ートノードとの間に、第2のNMOSトランジスタを接続するステップと、 (d) 前記出力ノードに、前記第2のNMOSトランジスタのゲートノードを 接続するステップと、 (e) 前記低電位の電力レールと、前記疑似低電位の電力レールとの間に、P MOS連結トランジスタを結合して、前記低電位の電力レールに、前記連結トラ ンジスタのゲートノードを結合するステップと、 (f) 前記疑似低電位の電力レールと、前記出力プルダウントランジスタのゲ ートノードとの間に、NMOS帰還トランジスタを接続するステップと、 を含む方法。 24.前記方法が、 (a) プルダウントランジスタの駆動トランジスタと、前記プルダウントラン ジスタの前記ゲートノードとの間に、PMOS阻止トランジスタを配置するステ ップと、 (b) 前記低電位の電力レールに、前記PMOS阻止トランジスタのゲートノ ードを接続するステップと、 を更に含む、請求項23に記載の方法。 25.前記方法が、 (a) プルダウントランジスタの禁止トランジスタと、前記プルダウントラン ジスタの前記ゲートノードとの間に、第2のPMOS阻止トランジスタを配置す るステップと、 (b) 前記低電位の電力レールに、前記第2のPMOS阻止トランジスタのゲ ートノードを接続するステップと、 を更に含む、請求項24に記載の方法。
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