JPH09502711A - 3,4−ジヒドロ−2h−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸の誘導体、それらの製造及びそれらを含む薬剤 - Google Patents

3,4−ジヒドロ−2h−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸の誘導体、それらの製造及びそれらを含む薬剤

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JPH09502711A JP7509020A JP50902095A JPH09502711A JP H09502711 A JPH09502711 A JP H09502711A JP 7509020 A JP7509020 A JP 7509020A JP 50902095 A JP50902095 A JP 50902095A JP H09502711 A JPH09502711 A JP H09502711A
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ミニヤニ,セルジユ
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Abstract

(57)【要約】 1がカルボキシル、アルコキシカルボニル、テトラゾリル、−CO−NH2、−CO−NH−alk、−CO−N(alk)2、−CO−NHOH、−CO−N(alk)OH、−CO−NH−O−R10、−CO−N(alk)−OR10基、あるいは生体内でカルボキシ基に変換されることができる基を示し、R2、R3及びR4が同一又は異なり、水素又はハロゲン原子、あるいはアルキル又はアルコキシ基を示し、R5がヒドロキシル、−NHOH、−NH−CO−NH2、−CH2−NH2、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル又は−alk=NOH基を示し、R6、R7、R8及びR9が同一又は異なり、水素又はハロゲン原子、あるいはアルキル、アルコキシ、ポリフルオロアルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、フェニル、ビニル、ポリフルオロアルコキシ、アルコキシカルボニル、カルボキシル、フェニルアルキルオキシ、フェニルアルキル、ベンゾイルアミノ、フェニルカルボニル、ヒドロキシ、−NHOH、−NH−CO−NH2、−CH2−NH2、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、−alk=NOH又はフェノキシ基を示し、フェニル環は場合によりハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ又はポリフルオロアルキル基から選ばれる1個又は数個の置換基により置換されていることができ、R10がアルキル又はフェニルアルキル基を示し、alkがアルキル又はアルキレン基を示す式(I)の化合物。本発明はそれらの塩類、それらの製造、及びそれらを含む薬剤にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 3,4−ジヒドロ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド −3−カルボン酸の誘導体、それらの製造及びそれらを含む薬剤 本発明は式: の化合物、それらの塩類、それらの製造及びそれらを含む薬剤に関する。 式(I)において −R1はカルボキシル、アルコキシカルボニル、テトラゾリル、−CO−NH2、 −CO−NH−alk、−CO−N(alk)2、−CO−NHOH、−CO− N(alk)OH、−CO−NH−O−R10又は−CO−N(alk)−OR10 基、あるいは生体内でカルボキシル基に変換されることができる基を示し、 −R2、R3及びR4は同一又は異なり、水素又はハロゲン原子、あるいはアルキ ル又はアルコキシ基を示し、 −R5はヒドロキシル、−NHOH、−NH−CO−NH2、−CH2−NH2、ヒ ドロキシアルキル、アルコキシアルキル又は−alk=NOH基を示し、 −R6、R7、R8及びR9は同一又は異なり、水素又はハロゲン原子、あ るいはアルキル、アルコキシ、ポリフルオロアルキル、アミノ、ニトロ、シアノ 、フェニル、ビニル、ポリフルオロアルコキシ、アルコキシカルボニル、カルボ キシル、フェニルアルキルオキシ、フェニルアルキル、ベンゾイルアミノ、フェ ニルカルボニル、ヒドロキシル、−NHOH、−NH−CO−NH2、−CH2− NH2、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、−alk=NOH又はフェ ノキシ基を示し、ここでフェニル核は場合によりハロゲン原子及びアルキル、ア ルコキシ又はポリフルオロアルキル基から選ばれる1個又はそれ以上の置換基に より置換されていることができ、 −R10はアルキル又はフェニルアルキル基を示し、 −alkはアルキル又はアルキレン基を示す。 前記の及び下記で言及する定義において、特にことわらない限り、アルキル、 アルコキシ及びアルキレン基、ならびにアルキル、アルコキシ及びアルキレン部 分は直鎖又は分枝鎖として1〜10個の炭素原子、好ましくは1〜6個の炭素原 子を含む。 ハロゲン原子は塩素、臭素、フッ素及びヨウ素原子であり、塩素又は臭素原子 が好ましい。 ポリフルオロアルキル基はトリフルオロメチル基が好ましい。 ポリフルオロアルコキシ基はトリフルオロメトキシ基が好ましい。 生体内で変換されることができる基は、人体内で容易に切断され、酸を生ずる 基である。 生体内でカルボキシル基に変換されることができる基として基−CO−R11を 挙げることができ、ここでR11は−O−alk−R12、−O−alk−O−CO −alk、−O−alk−O−COOalk、−O− alk−O−CO−R12、−O−alk−OH、−O−alk−O−alk、− O−alk−S−alk、−O−alk−O−R12、−O−alk−S−R12、 −O−alk−COOH、−O−alk−COOalk、−O−alk−NR13 14、−NH−alk−O−CO−alk、−NH−alk−O−COOalk 、−NH−alk−O−CO−R12、−NH−alk−OH、−NH−alk− O−alk、−NH−alk−S−alk、−NH−alk−O−R12、−NH −alk−S−R12、−NH−alk−COOH、−NH−alk−COOal k又は−NH−alk−NR1314基を示す。 これらの定義においてR12はフェニル基を示し、R13及びR14のそれぞれは同 一又は異なり、水素原子、あるいはアルキル、フェニル又はフェニルアルキル基 を示すか、あるいは他の場合、それらが結合している窒素原子と共にそれらはピ ペリジノ、モルホリノ又はピロリジノ環を形成し、alkはアルキレン又はアル キル基を示す。 好ましい種類の式(I)の化合物は、R1がカルボキシル又はアルコキシカル ボニル基を示し、R2、R3及びR4が同一又は異なり、水素又はハロゲン原子、 特に塩素又は臭素原子を示す化合物である。 特に有利な種類は、R3が水素原子を示し、R2及びR4のそれぞれがハロゲン 原子、さらに特定的には塩素又は臭素原子を示す式(I)の化合物から成る。 式(I)の化合物は異性体の形態を有する。これらの化合物のラセミ体及びエ ナンチオマー類も本発明の一部を成す。 R1がカルボキシル基を示す式(I)の化合物は式: [式中、alk、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9は式(I)におけ ると同じ意味を有する] の誘導体とグリオキシル酸との縮合により製造することができる。 反応は一般に水性媒体中で、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなどの塩基 の存在下に、100℃近辺の温度において、あるいはジオキサン又はジオキサン −水混合物などの不活性溶媒中で、100℃近辺の温度において行われる。 式(II)の誘導体は市販されているか、又はJ.H.Short et a l.,J.Am.Chem.Soc.,82,1135−1137(1960) 、G.P.Topliss et al.,J.Med.Chem.,6,12 2(1963)及びJ.Med.Chem.,7,269(1964)、V.D esmedt and A.Bruylants,Bull.Soc.Chim .Belg.,74,344(1965)、G.J.Thomas,J.Agr ic.Food Chem.,32,747(1984)により、米国特許第2 ,986,573号及び米国特許第3,251,837号、ならびに実施例にお いて記載されている方法を適用又は応用することにより得ることができる。特に これらの誘導体は式: [式中、R2、R3及びR4は式(I)におけると同じ意味を有する] の誘導体の、式: [式中、alk、R5、R6、R7、R8及びR9は式(I)におけると同じ意味を 有する] のアミンへの反応により得られる。 この反応は一般にテトラヒドロフラン又はジオキサンなどの不活性溶媒中で、 トリアルキルアミン(例えばトリエチルアミン)などの第3アミンの存在下に、 20℃近辺の温度において行われる。 式(III)の誘導体はJ.H.Short et al.,J.Am.Ch em.Soc.,82,1135−1137(1960)により記載の方法を適 用又は応用することにより、あるいは式: [式中、R2、R3及びR4は式(I)におけると同じ意味を有する] のアニリンへのClSO3Hの反応により得ることができる。 反応は100℃近辺の温度において行われる。 式(IV)の誘導体は市販されているか、あるいはGabriel反 応により対応するハロゲン誘導体から(Gibson and Bradsha w,Angew.Chem.Int.Ed.Engl.,7,919−930( 1968))、又は実施例に記載の方法を適用又は応用することにより製造する ことができる。 式(V)の誘導体は市販されているか、又は実施例に記載の方法を適用又は応 用することにより得ることができる。 R1がカルボキシル基を示す式(I)の化合物は、R1がアルコキシカルボニル 基を示す式(I)の対応する化合物の加水分解によっても製造することができる 。 この加水分解は一般にアルコール、あるいは水−アルコール、水−テトラヒド ロフラン又は水−ジオキサン混合物などの不活性溶媒中で、アルカリ金属水酸化 物(例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸化リチウム)などの塩基 を用い、20〜100℃の温度において、あるいはテトラヒドロフラン、ジオキ サン又はジクロロメタンなどの不活性溶媒中で、カリウムトリメチルシラノレー トを用い、20℃近辺の温度において行われる。 R1がアルコキシカルボニル基を示す式(I)の化合物は酸性媒体中、及びR1 5 がアルキル基を示すアルコールR15OHの存在下において式(II)の誘導体 をグリオキシル酸と縮合させることにより製造することができる。 この反応は硫酸の存在下に、80℃近辺の温度で行うのが好ましい。 R1が−CO−NH2、−CO−NH−alk、−CO−N(alk)2、−C O−NHOH、−CO−N(alk)OH、−CO−NH−O−R10又は−CO −N(alk)−OR10基を示す式(I)の化合物は、R1 がカルボキシル又はアルコキシカルボニル基を示す式(I)の対応する化合物と 、式: HN(R16)−R17 (VI) [式中、R16は水素原子又はアルキル基を示し、R17は水素原子、あるいはアル キル、ヒドロキシル又は−OR10基を示す] の誘導体の反応により製造することができる。 酸が用いられる場合、操作はカルボジイミド(例えばジシクロヘキシルカルボ ジイミド)又はN,N’−ジイミダゾールカルボニルなどのペプチド縮合剤の存 在下に、エーテル(例えばテトラヒドロフラン又はジオキサン)、アミド(例え ばジメチルホルムアミド)又は塩素化溶媒(例えばメチレンクロリド又はクロロ ホルム)などの不活性溶媒中で、場合によりジメチルアミノピリジンなどの窒素 性塩基の存在下に、0℃から反応混合物の沸点の間の温度において行われる。 エステルが用いられる場合、操作は有機媒体中で、場合によりブチルリチウム 、ジイソプロピルアミンのリチウム誘導体又は窒素性有機塩基(例えばトリアル キルアミン、ピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセ ン又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノネン)などの酸−受容体の存在 下に、上記のような溶媒又はこれらの溶媒類の混合物中で、0℃から反応混合物 の沸点の間の温度において、あるいは二相水性有機媒体(two−phase hydroorganic medium)中で、アルカリもしくはアルカリ土 類塩基(例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム)の存在下又はアルカリもし くはアルカリ土類金属炭酸塩もしくは重炭酸塩の存在下に、0〜40℃の温度に おいて行われる。 R1がテトラゾリル基を示す式(I)の化合物は、ナトリウムアジドと、式: [式中、alk、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9は式(I)におけ ると同じ意味を有する] の誘導体の反応により製造することができる。 この反応はジメチルホルムアミド、ジメトキシエタン又はジオキサンなどの不 活性溶媒中で、20℃と反応混合物の還流温度の間の温度において行うのが好ま しい。 式(VII)の誘導体は式: [式中、alk、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9は式(I)におけ ると同し意味を有する] のアミドへの五塩化リン又は塩化ホスホリルの反応により得ることができる。 この反応は一般にジメチルホルムアミドなどの不活性溶媒中で、20〜160 ℃の温度において行われる。 式(VIII)のアミド類は、R1がカルボキシル又はアルコキシカ ルボニル基を示す式(I)の化合物から、酸又はエステルを第1又は第2アミド に変えることを可能にする既知の方法により、特にQ.E.Kent et a l., Organic Synthesis,III,490及びW.S.B ishop,Organic Synthesis,III,613により記載 の方法の応用により製造することができる。 R1が基−CO−R11を示し、ここでR11が−O−alk−R12、−O−al k−O−CO−alk、−O−alk−O−COOalk、−O−alk−O− CO−R12、−O−alk−OH、−O−alk−O−alk、−O−alk− S−alk、−O−alk−O−R12、−O−alk−S−R12、−O−alk −COOH、−O−alk−COOalk、−O−alk−NR1314、−NH −alk−O−CO−alk、−NH−alk−O−COOalk、−NH−a lk−O−CO−R12、−NH−alk−OH、−NH−alk−O−alk、 −NH−alk−S−alk、−NH−alk−O−R12、−NH−alk−S −R12、−NH−alk−COOH、−NH−alk−COOalk又は−NH −alk−NR1314基を示す式(I)の化合物は、R1がカルボキシル又はア ルコキシカルボニル基を示す式(I)の対応する化合物と、式: R11−H (IX) [式中、R11は上記と同じ意味を有する] の誘導体の反応により製造することができる。 この反応は一般に20〜160℃の温度で行われる。 式(I)の化合物は式: [式中、R1、R2、R3及びR4は式(I)におけると同じ意味を有する] の誘導体の、式: [式中、alk、R5、R6、R7、R8及びR9は式(I)におけると同じ意味を 有し、Xはハロゲン原子を示す] の誘導体への反応によっても得ることができる。 この反応は一般にジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン又はジオキサン などの不活性溶媒中で、アルカリ金属水素化物(例えば水素化ナトリウム)、ア ルカリ金属アルコレート(例えはナトリウムエチレート又はナトリウムtert −ブチレート)などの塩基の存在下に、20℃から反応混合物の沸点の間の温度 において行われる。 式(X)の誘導体は上記及び実施例において記載されている式(I)の化合物 の製造法と同様にして得ることができる。 式(XI)の誘導体は市販されているか、又はヨーロッパ特許第250,40 3号及び429,341号、ならびに実施例に記載の方法を適用又は応用するこ とにより得ることができる。 R5及び/又はR6、R7、R8及びR9が−NHOH基を示す式(I)の化合物 は、R5及び/又はR6、R7、R8及びR9がニトロ基を示す対 応する化合物の還元によっても製造することができる。 この還元は一般に亜鉛などの還元剤を用い、塩化アンモニウムの存在下に、テ トラヒドロフラン又は水などの不活性溶媒中で、20℃近辺の温度において行わ れる。 対応するニトロ誘導体は式(I)の化合物の製造のための上記の、及び実施例 に記載の方法を適用又は応用することにより得ることができる。 R5及び/又はR6、R7、R8及びR9が−NH−CO−NH2基を示す式(I) の化合物は、R5及び/又はR6、R7、R8及びR9がアミノ基を示す対応する化 合物のクロロスルホニルイソシアナートへの反応により製造することができる。 この反応はニトロメタンなどの不活性溶媒中で、0〜25℃の温度において行 うのが好ましい。 アミノ誘導体は、対応するニトロ誘導体をアルコール中で、及び20℃近辺の 温度において、パラジウム−処理活性炭などの水素化触媒の存在下で水素を用い て還元することにより得ることができる。 R5及び/又はR6、R7、R8及びR9がヒドロキシル基を示す式(I)の化合 物は、R5及び/又はR6、R7、R8及びR9がベンジルオキシ基を示す対応する 化合物の脱ベンジル化によっても製造することができる。 この反応は塩素化溶媒(例えばクロロホルム又はジクロロメタン)などの不活 性溶媒中で、20℃近辺の温度においてヨードトリメチルシランを用いて行うの が好ましい。 R5及び/又はR6、R7、R8及びR9がベンジルオキシ基を示す対応する誘導 体は、式(I)の化合物の製造のための上記の、及び実施例に記載の方法を適用 又は応用することにより得ることができる。 R5及び/又はR6、R7、R8及びR9が基−alk=NOHを示す式(I)の 化合物は、R5及び/又はR6、R7、R8及びR9が−CHO、−R18−CHO、 −CO−R19又は−R20−CO−R21基を示し、R18が直鎖もしくは分枝鎖とし て1〜9個の炭素原子を含むアルキレン基を示し、R19が直鎖もしくは分枝鎖と して1〜9個の炭素原子を含むアルキル基を示し、R20が直鎖もしくは分枝鎖と して1〜8個の炭素原子を含むアルキレン基を示し、R21が1〜8個の炭素原子 を含むアルキル基を示し、R20及びR21の炭素原子の合計が9を越えないと理解 される対応する誘導体の、ヒドロキシルアミンへの反応によっても製造すること ができる。 この反応はアルコール(例えばエタノール又はメタノール)、水、又はこれら の溶媒類の混合物などの不活性溶媒中で、20℃近辺の温度において行うのが好 ましい。 R5及び/又はR6、R7、R8及びR9が−CHO、−R18−CHO、−CO− R19又は−R20−CO−R21基を示す対応する誘導体は、式(I)の化合物の製 造のための上記の、及び実施例に記載の方法を適用又は応用することにより得る ことができる。 R5及び/又はR6、R7、R8及びR9が−CO−R19又は−R20−CO−R21 基を示す対応する誘導体は、R5及び/又はR6、R7、R8及びR9がヒドロキシ アルキル基を示す式(I)の対応する化合物の酸化によっても得ることができる 。 この酸化はアセトンなどの不活性溶媒中で、酸化クロムを用い、酸の存在下に 、20℃近辺の温度において行うのが好ましい、 式(I)の化合物は通常の既知の方法により、例えば結晶化、クロマ トグラフィー又は抽出により精製することができる。 式(I)の化合物のエナンチオマー類はキラル前駆体類からの合成により、又 は例えばW.H.Pirckle et al.,Asymmetric sy nthesis,Vol.1,Academic Press(1983)に従 ってキラルカラム上のクロマトグラフィーによりラセミ体を分割することにより 得ることができる。 カルボキシル基を含む式(I)の化合物は場合により金属塩類に、又は窒素性 塩基類との付加塩類に、それ自体既知の方法に従って変換することができる。こ れらの塩類は不活性溶媒中における式(I)の化合物への金属性(例えばアルカ リもしくはアルカリ土類金属)塩基、アンモニア、テトラアルキルアンモニウム 、アミンの反応により、あるいは有機酸の塩の反応により得ることができる。生 成される塩は通常の方法により分離される。 これらの塩類も本発明の一部を成す。 挙げることができる製薬学的に許容し得る塩類の例は、アルカリ金属類(ナト リウム、カリウム、リチウム)又はアルカリ土類金属類(カルシウム、マグネシ ウム)との塩類、アンモニウム塩、テトラアルキルアンモニウム(例えばテトラ ブチルアンモニウム)塩類、ならびに窒素性塩基類(エタノールアミン、トリメ チルアミン、メチルアミン、ベンジルアミン、N−ベンジル−β−フェネチルア ミン、コリン、アルギニン、ロイシン、リシン又はN−メチルグルカミン)の塩 類である。 式(I)の化合物は有利な薬理学的性質を示す。これらの化合物はN−メチル −D−アスパルテート(NMDA)レセプターの非−競合的拮抗物質であり、さ らに特定的には、それはNMDAレセプターのグリシ ン−調節部位(glycine−modulating sites)に関する リガンドである。 さらに式(I)のいくつかの化合物は、キスカレート(quisqualat e)レセプターの名前によっても知られているα−アミノ−3−ヒドロキシ−5 −メチル−4−イソオキサゾールプロピオン酸(AMPA)レセプターの拮抗物 質である。 従ってこれらの化合物は脳血管障害(cerebral vascular accidents)、心停止、低血圧症、心臓又は肺手術介入、又は重症の低 血糖症に続くすべての虚血(例えば病巣的(focal)又は全般的(glob al)虚血)の処置又は予防に有用である。それらはそれが周産期性であるか、 又は溺れたり、脳脊髄病変の後であるかにかかわらず、無酸素症による影響の処 置においても有用である。これらの化合物は神経変性疾患、ハンチントン舞踏病 、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、オリーブ橋小脳萎縮及びパーキンソ ン病の発現の処置又は予防に用いることもできる。これらの化合物はてんかん誘 発性及び/又は痙攣性事象に対して、脳又は脊髄障害、内耳(R.Pujol et al.,Neuroreport,3,299−302(1992))、又 は網膜(J.L.Monsinger et al.,Exp.Neurol. ,113,10−17(1991))の変性に関連する障害、不安(Kehne et al.,Eur.J.Pharmacol.,193,283(199 1))、うつ病(Trullas et al.,Eur.J.Pharmac ol.,185,1(1990))、精神分裂病(Reynolds,Tips ,13,116(1992))、ツレット症候群、肝性脳障害の処置に、鎮痛薬 (Dickenson et al.,Neurosc.Letters,12 1,263(1991))、抗炎症薬(Sluta et al.,Neuro sci.Letters,149,99−102(1993))、抗食欲不振薬 (Sorrels et al.,Brain Res.,572,265(1 992))、抗頭痛薬、制吐薬として、ならびに神経毒類又は他のNMDAレセ プターの作用物質による被毒、及びウィルス病に伴う神経学的疾患、例えばAI DS(Lipton et al.,Neuron,7,111(1991)) 、狂犬病、麻疹及び破傷風(Bagetta et al.,Br.J.Pha rmacol.,101,776(1990))の処置にも用いることができる 。これらの化合物は薬物及びアルコールの禁断症状、アヘン剤への習慣性及び依 存性の阻害の症状の予防にも有用である。それらはミトコンドリア奇形に関連す る欠損症、例えばミトコンドリア性ミオパシー、レーバー症候群、ヴェルニッケ 脳障害、レット症候群、ホモシスチン血症、高プロリン血症、ヒドロキシブチリ ックアミノ酸尿症(hydroxybutyrycaminoaciduria )、鉛脳障害及び亜硫酸オキシダーゼ欠損症の処置にも用いることができる。 NMDAレセプターに関連するグリシン部位への式(I)の化合物の親和性を 、T.Canton et al.,J.Pharm.Pharmacol., 44,812−816(1992)により記載された方法から誘導された方法に 従い、ラット大脳皮質の膜上への[3H]−DCKA(5,7−ジクロロキヌレ ン酸)の特異的結合の拮抗作用を研究することにより決定した。[3H]−DC KA(20nM)を0.1mgのタンパク質の存在下で、50mMのHEPES (N−[2−ヒド ロキシエチル]ピペラジン−N’−[2−エタンスルホン]酸)pH7.5緩衝 液中において4℃で10分間インキュベートする。1mMのグリシンの存在下に おいて非特異的結合を決定する。結合放射性をWhatman GF/Bフィル ター上の濾過により分離する。これらの生成物の阻害活性は一般に100μMよ り低い。 AMPAレセプターに関する式(I)の化合物の親和性を、ラット大脳皮質膜 上への[3H]−AMPAの特異的結合の拮抗作用の研究により決定した(Ho nore et al.,J.Neurochem.,51,457−461( 1988))。[3H]−AMPA(10nM)を0.2mgのタンパク質の存 在下で、10mMのKH2PO4、100mMのKSCN、pH7.5緩衝液中に おいて4℃で30分間インキュベートする。非特異的結合を1mMのL−グルタ メートの存在下で決定する。結合放射性をPharmaciaフィルター(Pr inted Filtermate A)上の濾過により分離する。これらの生 成物の阻害活性は一般に100μMより低い。 式(I)の化合物は低い毒性を示す。それらのLD50は一般に、腹腔内(I P)経路により40mg/kgより大きい。 NMDAレセプターの拮抗物質として特に有利な化合物は、R1がカルボキシ ル又はアルコキシカルボニル基を示し、R2及びR4のそれぞれがハロゲン原子、 特に塩素又は臭素原子、あるいはアルキル基を示し、R3が水素原子を示すか、 あるいはR2及びR3のそれぞれが水素原子を示し、R4がハロゲン原子、特に塩 素又は臭素原子、あるいはアルキル基を示す式(I)の化合物である。 以下の実施例は本発明を制限することなく、それを例示するものであ る。 実施例1 3.15cm3の0.5N水酸化ナトリウム水溶液を40cm3のテトラヒドロ フラン中の溶液における0.7gの2−[(3−アミノメチル)ベンジル]−6 ,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1 ,1−オキシド−3−カルボン酸エチルに、20℃近辺の温度で滴下する。反応 を同温度で15時間続け、次いで反応混合物を減圧において濃縮乾固し;残留物 を3cm3の蒸留水中に取り上げ、0.5N塩酸を用いてpH4に酸性化する。 生成される沈澱を濾過し、水で洗浄し、乾燥して0.32gの2−[(3−アミ ノメチル)ベンジル]−6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,2, 4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸の二水和物を、2 36℃において分解と共に融解するベージュ色の固体の形態で得る(分析(C16 15Cl234S・2H2O)、計算値C:42.49,H:4.23,Cl: 15.68,N:9.29,S:7.09;測定値C:42.6,H:4.1: Cl:15.7,N:9.1,S:7.0)。 2−(3−アミノメチル)ベンジル−6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ− 2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−オキシド−3−カルボン酸エチ ルは以下の通りにして製造することができる:30cm3の無水エタノール中の 溶液における0.52gのグリオキシル酸を、加熱還流された50cm3の無水 エタノール中の1.0gの2−アミノ−4,6−ジクロロ−N−(3−アミノメ チル)ベンジルベンゼンスルホンアミドに、1.1cm3の濃硫酸の存在下で滴 下する。反応を還流 において4.5時間続け、次いで反応混合物を20℃近辺の温度に冷却する。減 圧において濃縮乾固した後、残留物をジクロロメタン中に取り上げ、水で洗浄し 、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、濾液を減圧において濃縮乾固する。か くして得られる粗生成物を溶離剤としてジクロロメタンとメタノールの混合物( 体積により95/5)を用いたシラカカラム上のフラッシュクロマトグラフィー により精製する。1.3gの期待される生成物が固体の黄色の泡の形態で得られ る(Rf=0.18;Merck 60 F254シリカプレート上の薄層クロ マトグラフィー、溶離剤:ジクロロメタン/メタノール(体積により90/10 ))。 2−アミノ−4,6−ジクロロ−N−(3−アミノメチル)ベンジルベンゼン スルホンアミドは以下の通りにして製造することができる:テトラヒドロフラン 中の2M溶液における18.6cm3のボラン−ジメチルスルフィド錯体を約4 5分かけ、窒素下で65℃において撹拌されている60cm3の無水テトラヒド ロフラン中の溶液における2.2gの2−アミノ−4,6−ジクロロ−N−(3 −シアノベンジル)ベンゼンスルホンアミドに滴下する。反応を同温度で1.5 時間続け、次いで反応混合物を0℃近辺の温度に冷却し、35cm3のメタノー ルを滴下して処理する。65℃において2時間、及び20℃近辺の温度に戻した 後、30cm3の蒸留水を反応混合物に加え、有機相をジクロロメタンで抽出し 、水で洗浄し、乾燥し、2.6gの粗生成物を黄色の油の形態で得る。溶離剤と してジクロロメタン及びメタノールの混合物(体積により90/10)を用いた シリカカラム上のフラッシュクロマトグラフィーの後、1gの期待の生成物が淡 黄色の固体の形態で得られる。 2−アミノ−4,6−ジクロロ−N−(3−シアノベンジル)ベンゼ ンスルホンアミドは以下の方法に従うことにより得ることができる:20cm3 のテトラヒドロフラン中の溶液における2.8gの3−シアノベンジルアミンを 窒素下で、及び20℃近辺の温度において30cm3のテトラヒドロフラン中の 5.2gの2−アミノ−4,6−ジクロロベンゼンスルホニルクロリド及び2. 8cm3のトリエチルアミンの溶液に滴下する。同温度で終夜撹拌した後、反応 混合物を30cm3の蒸留水で希釈し、有機相をジクロロメタンで抽出する。か くして黄色の固体の泡の形態で得られる4.5gの期待の生成物をそのまま続く 段階で用いる。 2−アミノ−4,6−ジクロロベンゼンスルホニルクロリドはJ.H.sho rt and U.Biemacher,J.Am.Chem.Soc.,82 ,1135−1137(1960)により記載の方法により製造することができ る。 3−シアノベンジルアミンはW.R.Meindl et al.,J.Me d.Chem.,27(9),1111(1984)により記載の方法により得 ることができる。 実施例2 0.7gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−[(3−ヒドロキシア ミノ)ベンジル]−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド −3−カルボン酸エチル、3.1cm3の0.5N水酸化ナトリウム水溶液及び 7cm3のテトラヒドロフランを用いて出発し、方法は実施例1におけると同様 である。得られる粗生成物のシリカカラム上のフラッシュクロマトグラフィー( 溶離剤:酢酸エチル/メタノール(体積により80/20))による精製の後、 0.25gの6,8− ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−[(3−ヒドロキシアミノ)ベンジル]−2 H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸が淡 黄色の粉末の形態で単離され、それは約200℃で分解する。(分析(C1613 Cl235S・H2O):計算値C:41.30,H:3.47,Cl:16. 25,N:9.63,S:7.35;測定値(0.18CH2Cl2)C:41. 0,H:3.0,Cl:16.0,N:9.6,S:7.4)。 6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−[(3−ヒドロキシアミノ)ベン ジル]−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カル ボン酸エチルは以下の通りにして製造することができる:0.96gの亜鉛粉末 を20℃近辺の温度で、20cm3のテトラヒドロフラン及び7cm3の蒸留水中 の溶液における0.73gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3− ニトロベンジル)−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド −3−カルボン酸エチル及び0.13gの塩化アンモニウムの混合物に加える。 反応を同温度で1時間続け、次いで反応混合物をセライト上で濾過し、濾液を減 圧において濃縮乾固する。残留物をジクロロメタン及び蒸留水の混合物中に取り 上げ、有機相を分離し、水で洗浄し、乾燥し、濃縮乾固する。かくして得られる 粗生成物を、ジクロロメタン及びメタノールの混合物(体積により98/2)を 溶離剤として用い、シリカカラム上のフラッシュクロマトグラフィーにより精製 する。0.7gの期待の生成物が黄色粉末の形態で得られ、それは約90℃で分 解する。 6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3−ニトロベンジル)−2H− 1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カ ルボン酸エチルは以下の通りにして製造することができる:40cm3の無水テ トラヒドロフラン中の溶液における3gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ −2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸 エチルを窒素下で、及び20℃近辺の温度において、10cm3の同溶媒中の5 0%の濃度における0.44gの水素化ナトリウムの懸濁液に滴下する。同温度 で1時間撹拌した後、25cm3の無水ジメチルホルムアミド中の3gのm−ニ トロベンジルクロリドの溶液を滴下する。反応混合物を4時間加熱還流し、次い で20℃近辺の温度に冷却し、50cm3の蒸留水上に注ぎ、有機相を酢酸エチ ルで抽出する。溶離剤としてシクロヘキサン及びジクロロメタンの混合物(体積 により60/40)を用いたシリカカラム上のフラッシュクロマトグラフィーに よる粗生成物の通常の処理及び精製の後、0.9gの期待の生成物が融点が23 7℃の白色の固体の形態で得られる。 6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジ ン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸エチルは以下の案に従って製造すること ができる:40cm3の無水エタノール及び5.2cm3の濃硫酸の混合物中の3 gのグリオキシル酸の溶液を、40cm3の無水エタノール中の4gの2−アミ ノ−4,6−ジクロロベンゼンスルホンアミドの還流溶液に滴下する。還流下で 1時間撹拌した後、反応混合物を20℃近辺の温度に冷却する。生成される沈澱 を濾過し、次いで40cm3の無水エタノールから再結晶し、2.8gの6,8 −ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1 −ジオキシド−3−カルボン酸エチルを融点が204℃の結晶性粉末の形態で得 る。 実施例3 0.8gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3−ウレイドベンジ ル)−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボ ン酸エチル、3.38cm3の0.5N水酸化ナトリウム水溶液及び10cm3の テトラヒドロフランを用いて出発し、方法は実施例1におけると同様である。反 応混合物の濃縮乾固の後に得られる固体を15cm3のエチルエーテル中に取り 上げ、濾過し、乾燥し、0.70gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2 −(3−ウレイドベンジル)−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1− ジオキシド−3−カルボン酸のナトリウム塩が約230℃で分解する白色の粉末 の形態で得られる。(分析(C1613Cl24NaO5S):計算値C:41. 13,H:2.80,Cl:15.17,N:11.99,Na:4.75,S :6.51;測定値(0.69H2O)C:41.3,H:3.1,Cl:14 .9,N:11.6,Na:4.9,S:6.7)。 6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3−ウレイドベンジル)−2H −1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸エチル は以下の方法に従って得ることができる:5cm3のニトロメタン中の0.19 cm3のクロロスルホニルイソシアナートの溶液を約20分かけ、5℃に冷却さ れた10cm3のニトロメタン中の溶液における0.87gの6,8−ジクロロ −3,4−ジヒドロ−2−(3−アミノベンジル)−2H−1,2,4−ベンゾ チアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸エチルに加える。20℃近辺 の温度に戻した後、白色の沈澱が現れる。この温度で反応を1時間続け、次いで 反応 混合物を0℃に冷却し、1.75cm3の蒸留水で処理する。20℃でさらに1 時間撹拌した後、有機相を抽出し、通常の方法に従って処理する。かくして得ら れる粗生成物を溶離剤として酢酸エチルを用いたシリカカラム上のフラッシュク ロマトグラフィーにより精製する。かくして0.8gの期待の生成物が融点が2 25℃の白色の粉末の形態で得られる。 6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3−アミノベンジル)−2H− 1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸エチルは 以下の通りにして得ることができる:140cm3の無水エタノール中の溶液に おける1.2gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3−ニトロベン ジル)−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カル ボン酸エチルを20℃近辺の温度で、水素雰囲気下に、活性炭担持パラジウム( 5%)の存在下で撹拌する。2時間の反応の後、触媒を濾過し、溶液を減圧にお いて濃縮乾固する。得られる残留物を溶離剤としてジクロロメタンを用いたシリ カカラム上のフラッシュクロマトグラフィーにより精製する。かくして1.05 gの期待の生成物が融点が174℃の白色の結晶性粉末の形態で得られる。 実施例4 0.23gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3−ヒドロキシベ ンジル)−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カ ルボン酸エチル、1.07cm3の0.5N水酸化ナトリウム水溶液及び10c m3のテトラヒドロフランを用いて出発し、方法は実施例1におけると同様であ る。反応混合物の濃縮乾固の後に得 られる残留物をジクロロメタン及び蒸留水を用いて取り上げ、水相を分離し、次 いで1N塩酸を用いて酸性化する。生成される白色の沈澱を濾過し、水で洗浄し 、0.03gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3−ヒドロキシベ ンジル)−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カ ルボン酸が約126℃で分解する白色の粉末の形態で得られる。 6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3−ヒドロキシベンジル)−2 H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸エチ ルは以下の通りにして得ることができる:1.72cm3のヨードトリメチルシ ランを50cm3のクロロホルム中の溶液における3.2gの6,8−ジクロロ −3,4−ジヒドロ−2−(3−ベンジルオキシベンジル)−2H−1,2,4 −ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸エチルに、20℃近 辺の温度及び窒素下において滴下する。同温度で4時間撹拌した後、反応混合物 を50cm3の蒸留水の滴下により希釈し、有機相を分離し、硫酸マグネシウム 上で乾燥し、濾過し、減圧において濃縮乾固する。溶離剤としてジクロロメタン を用いたシリカカラム上のフラッシュクロマトグラフィーにより精製の後、0. 25gの期待の生成物が白色の固体の形態で得られ、続く合成においてそのまま 用いる。 6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3−ベンジルオキシベンジル) −2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸 エチルは以下の通りにして製造することができる:無水テトラヒドロフラン中の 1.46gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,2,4−ベンゾ チアジアジン1,1−ジオキシド− 3−カルボン酸エチルの溶液の20cm3を窒素下で、5cm3の同溶媒中の50 %の濃度の懸濁液における0.22gの水素化ナトリウムに滴下する。20℃近 辺の温度で30分間撹拌した後、10cm3のジメチルホルムアミド中の2.1 gの3−ベンジルオキシベンジルクロリドの溶液を滴下する。次いで反応混合物 を4時間加熱還流し、次いで減圧において濃縮乾固する。得られる残留物を蒸留 水に取り上げ、有機相を酢酸エチルで抽出する。硫酸マグネシウム上で乾燥し、 濾過し、減圧において濃縮乾固した後、かくして得られる粗生成物を溶離剤とし てジクロロメタン及びシクロヘキサンの混合物(体積により60/40)を用い 、シリカカラム上のフラッシュクロマトグラフィーにより精製する。かくして1 .1gの期待の生成物が黄色の油の形態で得られ、それは固化する。 3−ベンジルオキシベンジルクロリドは以下の方法に従って得ることができる :5gの(3−ベンジルオキシ)ベンジルアルコールを10cm3のチオニルク ロリド中で加熱還流する。5時間の反応の後、反応混合物を冷却し、減圧におい て濃縮乾固する。5.2gの期待の生成物が褐色の油の形態で得られ、追加の精 製を行わずに続く段階で用いる。 実施例5 1.5gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−[3−(1−エトキシ )エチルベンジル]−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシ ド−3−カルボン酸エチル、6cm3の0.5N水酸化ナトリウム水溶液及び2 0cm3のテトラヒドロフランを用いて出発し、方法は実施例1におけると同様 である。反応混合物の濃縮乾固の後に得られる残留物を蒸留水を用いて取り上げ 、1N塩酸を用いて酸性化 する。生成される白色の沈澱を濾過し、水、次いでエチルエーテルで洗浄し、1 .3gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−[3−(1−エトキシ)エ チルベンジル]−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド− 3−カルボン酸が約70℃で分解する白色の粉末の形態で得られる。(分析C19 20Cl225S)計算値C:49.68,H:4.39,Cl:15.44 ,N:6.10,S:6.98;測定値(0.73H2O,0.20Et2O)C :49.8,H:4.2,Cl:15.7,N:5.9,S:7.1)。 6.8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−[3−(1−エトキシ)エチルベ ンジル]−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カ ルボン酸エチルは以下の通りにして得ることができる:25cm3のエタノール 中の1.22gのグリオキシル酸及び2.9cm3の濃硫酸の溶液を、25cm3 のエタノール中の溶液における2.5gの2−アミノ−4,6−ジクロロ−N− [3−(1−ヒドロキシ)エチルベンジル]ベンゼンスルホンアミドに滴下する 。反応混合物を撹拌しながら2時間加熱還流する。20℃に冷却した後、反応混 合物を減圧において濃縮乾固し、次いで有機相をジクロロメタンで抽出する。粗 生成物を溶離剤としてジクロロメタンを用いたシリカカラム上のフラッシュクロ マトグラフィーにより精製する。1.5gの期待の生成物が融点が150℃の白 色の粉末の形態で得られる。 2−アミノ−4,6−ジクロロ−N−[3−(1−ヒドロキシ)エチルベンジ ル]ベンゼンスルホンアミドは以下の通りにして製造することができる:100 cm3のテトラヒドロフラン中の溶液における14.2gの3−(1−ヒドロキ シ)エチルベンジルアミン塩酸塩を窒素下で、 及び20℃近辺の温度において、100cm3のテトラヒドロフラン中の19. 7gの2−アミノ−4,6−ジクロロベンゼンスルホニルクロリド及び21cm3 のトリエチルアミンの溶液に滴下する。同温度で終夜撹拌した後、反応混合物 を蒸留水で希釈し、有機相をジクロロメタンで抽出する。溶離剤としてジクロロ メタンを用いたシリカカラム上のフラッシュクロマトグラフィーによる粗生成物 の精製の後、13.0gの期待の生成物が褐色の油の形態で得られる。 3−(1−ヒドロキシ)エチルベンジルアミンは以下の方法に従って製造する ことができる:テトラヒドロフラン中の2M溶液における220cm3のボラン −ジメチルスルフィド錯体を約45分かけ、65℃に加熱された110cm3の 無水テトラヒドロフラン中の22.6gの3−アセチルベンゾニトリルの溶液に 滴下する。反応を同温度で1時間続ける。20℃近辺の温度に冷却した後、44 0cm3のメタノールを反応混合物に非常にゆっくり加える。次いで有機溶媒を 減圧において濃縮し、残留物を100cm3のエチルエーテル中に取り上げ、5 0cm3の3N塩酸性エーテル(hydrochloric ether)で処 理する。生成する沈澱を濾過し、エチルエーテルで洗浄し、次いで溶離剤として ジクロロメタン、及び次いでジクロロメタンとメタノールの混合物(体積により 90/10)を用いたシリカカラム上のフラッシュクロマトグラフィーにより精 製する。かくして6.6gの期待の生成物が黄色の油の形態で(極性のより低い 生成物)、16gの白色の粉末の形態の期待の生成物の塩酸塩と共に得られる。 実施例6 4cm3の蒸留水中の溶液における0.37gのグリオキシル酸を1 0cm3のジオキサン中の1gの2−アミノ−4,6−ジクロロ−N−[3−( 1−ヒドロキシ)エチルベンジル]ベンゼンスルホンアミドの還流溶液に滴下す る。反応を同温度で3時間続け、次いで反応混合物を減圧において濃縮乾固する 。ジクロロメタンを用いて有機相を抽出し、シリカカラム上のフラッシュクロマ トグラフィー(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール(体積により90/10) )により粗生成物を精製すると、0.17gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒ ドロ−2−[(1−ヒドロキシ)エチルベンジル]−2H−1,2,4−ベンゾ チアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸を約140℃で分解する白色 の粉末の形態で与える。(分析(C1716Cl225S)計算値C:47.3 4,H:3.74,Cl:16.44,N:6.50,O:18.55,S:7 .43;測定値C:46.9,H.4.0,Cl:16.0,N:6.3,O: 18.3,S:7.5)。 実施例7 3cm3の蒸留水中の0.072gのヒドロキシルアミン塩酸塩及び30%の 濃度における0.13cm3の水酸化ナトリウムの溶液を5cm3のエタノール中 の溶液における0.45gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3− アセチルベンジル)−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシ ド−3−カルボン酸に加える。反応を20℃近辺の温度で15時間続け、次いで 反応混合物を減圧において濃縮乾固し、残留物を酢酸エチル及び水を用いて取り 上げる。有機相を抽出すると0.25gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ −2−[3−(1−ヒドロキシイミノ)エチルベンジル]−2H−1,2,4− ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸を約120℃で 分解する淡黄色の粉末の形態で与える。(分析(C1715Cl225S)計算 値C:45.96,H:3.40,Cl:15.96,N:9.46,S:7. 22;測定値(0.49AcOEt)C:45.7,H:3.6,Cl:15. 6,N:9.2,S:7.5)。 6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−(3−アセチルベンジル)−2H −1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシド−3−カルボン酸は以下 の通りにして得ることができる:4cm3の蒸留水中の2.66gの酸化クロム (VI)及び2.3cm3の濃硫酸の懸濁液を10cm3のアセトン中の溶液にお ける2gの6,8−ジクロロ−3,4−ジヒドロ−2−[3−(1−ヒドロキシ )エチルベンジル]−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン1,1−ジオキシ ド−3−カルボン酸にゆっくり加える。反応を20℃近辺の温度で1時間続け、 次いで反応混合物を水上に注ぎ、有機相を酢酸エチルで抽出する。得られる粗生 成物(1.9g)を溶離剤としてジクロロメタン及びメタノールの混合物(体積 により85/15)を用い、シリカカラム上のフラッシュクロマトグラフィーに より精製する。かくして1.0gの期待の生成物がベージュ色の固体の泡の形態 で単離される。 本発明の薬剤は少なくとも1種の式(I)の化合物を遊離の形態で、又は塩の 形態で、純粋な状態で、又はそれが他の製薬学的に適合性の、不活性又は生理学 的活性であることができる生成物と組み合わされて用いられる組成物の形態で含 む。本発明の薬剤は経口的、非経口的、直腸内又は局所的経路で用いることがで きる。 経口的投与のための固体組成物として、錠剤、丸薬、粉末(ゼラチンカプセル 、カシェ)又は顆粒を用いることができる。これらの組成物に おいて本発明の活性成分は1つ又は複数の不活性希釈剤類、例えば澱粉、セルロ ース、スクロース、ラクトース又はシリカとアルゴン流下において混合される。 これらの組成物は希釈剤類以外の物質、例えば1種又はそれ以上の滑沢剤類、例 えばステアリン酸マグネシウム又はタルク、着色剤、コーティング(糖衣丸薬) あるいはニスを含むこともできる。 経口的投与のための液体組成物として、水、エタノール、グリセロール、植物 油類又は液体パラフィンなどの不活性希釈剤類を含む製薬学的に許容し得る溶液 類、懸濁液類、乳液類、シロップ類及びエリキサー類を用いることができる。こ れらの組成物は希釈剤類以外の物質、例えば湿潤剤類、甘味料類、増粘剤類、風 味料類又は安定剤類を含むことができる。 非経口的投与のための無菌の組成物は、水性又は非水性溶液類、懸濁液類又は 乳液類であるのが好ましい。水、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー ル、植物油類、特にオリーブ油、注射用有機エステル類、例えばオレイン酸エチ ル、又は他の適した有機溶媒類を溶媒又は担体として用いることができる。これ らの組成物は添加剤類、特に湿潤剤類、等張化剤類、乳化剤類、分散剤類及び安 定剤類も含むことができる。滅菌は複数の方法で、例えば無菌化濾過により、組 成物中への滅菌剤の挿入により、放射線照射により、又は加熱により行うことが できる。それらは無菌の固体組成物の形態で調製することもでき、それは使用時 に無菌水又は他の注射用無菌媒体に溶解することができる。 直腸内投与のための組成物は座薬類又はレクタルカプセル類であり、それらは 活性生成物の他にココアバター、半合成グリセルド類又はポリエチレングリコー ル類などの賦形剤類を含む。 局所的投与のための組成物は、例えばクリーム類、ローション類、点眼剤類、 洗口剤類、点鼻剤類又はエアゾール類であることができる。 人間の治療において本発明の化合物は、AMPAレセプターの拮抗物質又はN MDAレセプターの拮抗物質の投与を必要とする状態の処置及び/又は予防に特 に有用である。これらの化合物はすべての虚血、及び特に脳虚血、無酸素症によ る影響、神経変性疾患、ハンチントン舞踏病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索 硬化症、オリーブ橋小脳萎縮及びパーキンソン病の発現の処置又は予防のために 、てんかん誘発性及び/又は痙攣性事象に対して、脳又は脊髄障害、内耳又は網 膜の変性に関連する障害、不安、うつ病、精神分裂病、ツレット症候群、肝性脳 障害の処置のために、鎮痛薬、抗炎症薬、抗食欲不振薬、抗頭痛薬、制吐薬とし て、ならびに神経毒類又は他のNMDAレセプターの作用物質による被毒、及び ウィルス病に伴う神経学的疾患、例えばAIDS、狂犬病、麻疹及び破傷風の処 置に特に有用である。これらの化合物は薬物及びアルコールの禁断症状、アヘン 剤への習慣性及び依存性の阻害の症状の予防に、ならびにミトコンドリア奇形に 関連する欠損症、例えばミトコンドリア性ミオパシー、レーバー症候群、ヴェル ニッケ脳障害、レット症候群、ホモシスチン血症、高プロリン血症、ヒドロキシ ブチリックアミノ酸尿症、鉛脳障害及び亜硫酸オキシダーゼ欠損症の処置にも有 用である。 投薬量は求められている効果、処置の持続時間及び用いられる投与経路に依存 し、それらは一般に成人の場合、経口的経路により毎日10mg〜100mgで あり、単位投薬量は5mg〜50mgの活性物質の範囲である。 一般に実施者が年令、体重及び処置されるべき患者にかかわるすべて の他の因子の関数として適した薬量を決定するであろう。 以下の実施例は本発明の組成物を例示するものである:実施例A 50mgの活性生成物の投薬量を有し、以下の組成を有するゼラチンカプセル を通常の方法により製造する: −式(I)の化合物・・・・・・・・・・・50mg −セルロース・・・・・・・・・・・・・・18mg −ラクトース・・・・・・・・・・・・・・55mg −コロイドシリカ・・・・・・・・・・・・ 1mg −ナトリウムカルボキシメチル澱粉・・・・10mg −タルク・・・・・・・・・・・・・・・・10mg −ステアリン酸マグネシウム・・・・・・・ 1mg実施例B 50mgの活性生成物の投薬量を有し、以下の組成を有する錠剤を通常の方法 により製造する: −式(I)の化合物・・・・・・・・・・・ 50mg −ラクトース・・・・・・・・・・・・・・104mg −セルロース・・・・・・・・・・・・・・ 40mg −ポリビドン・・・・・・・・・・・・・・ 10mg −ナトリウムカルボキシメチル澱粉・・・・ 22mg −タルク・・・・・・・・・・・・・・・・ 10mg −ステアリン酸マグネシウム・・・・・・・ 2mg −コロイドシリカ・・・・・・・・・・・・ 2mg −ヒドロキシメチルセルロース、グリセリン、 酸化チタンの混合物(72−3.5−24.5) 1個のフィルムコーティング錠が245mgで完成する量実施例C 10mgの活性生成物を含み、以下の組成を有する注射溶液を製造する: −式(I)の化合物・・・・・・・・・・・ 10mg −安息香酸・・・・・・・・・・・・・・・ 80mg −ベンジルアルコール・・・・・・・・・・0.06cm3 −安息香酸ナトリウム・・・・・・・・・・ 80mg −95%エタノール・・・・・・・・・・・ 0.4cm3 −水酸化ナトリウム・・・・・・・・・・・ 24mg −プロピレングリコール・・・・・・・・・ 1.6cm3 −水・・・・・・・・・・・・・・・・・4cm3となる量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 31/54 ABS A61K 31/54 ABS ABV ABV AED 9454−4C AED (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AU, BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,F I,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LT,LV,MD,MG,MN,NO,NZ,PL, RO,RU,SI,SK,TJ,TT,UA,US,U Z,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式 [式中、 −R1はカルボキシル、アルコキシカルボニル、テトラゾリル、−CO−NH2、 −CO−NH−alk、−CO−N(alk)2、−CO−NHOH、−CO− N(alk)OH、−CO−NH−O−R10又は−CO−N(alk)−OR10 基、あるいは生体内でカルボキシル基に変換されることができる基を示し、 −R2、R3及びR4は同一又は異なり、水素又はハロゲン原子、あるいはアルキ ル又はアルコキシ基を示し、 −R5はヒドロキシル、−NHOH、−NH−CO−NH2、−CH2−NH2、ヒ ドロキシアルキル、アルコキシアルキル又は−alk=NOH基を示し、 −R6、R7、R8及びR9は同一又は異なり、水素又はハロゲン原子、あるいはア ルキル、アルコキシ、ポリフルオロアルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、フェニ ル、ビニル、ポリフルオロアルコキシ、アルコキシカルボニル、カルボキシル、 フェニルアルキルオキシ、フェニルアルキル、ベンゾイルアミノ、フェニルカル ボニル、ヒドロキシル、−NHOH、−NH−CO−NH2、−CH2−NH2、 ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、−alk=NOH又はフェノキシ基 を示し、ここでフェニル核は場合によりハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ 又はポリフ ルオロアルキル基から選ばれる1個又はそれ以上の置換基により置換されている ことができ、 −R10はアルキル又はフェニルアルキル基を示し、 −alkはアルキル又はアルキレン基を示し、 アルキル、アルコキシ及びアルキレン基、ならびにアルキル、アルコキシ及びア ルキレン部分は直鎖又は分枝鎖として1〜10個の炭素原子を含む] の化合物、それらのラセミ体及びそれらのエナンチオマー類、ならびにこれらの 化合物の塩類。 2.R1が基−CO−R11を示し、ここでR11は−O−alk−R12、−O− alk−O−CO−alk、−O−alk−O−COOalk、−O−alk− O−CO−R12、−O−alk−OH、−O−alk−O−alk、−O−al k−S−alk、−O−alk−O−R12、−O−alk−S−R12、−O−a lk−COOH、−O−alk−COOalk、−O−alk−NR1314、− NH−alk−O−CO−alk、−NH−alk−O−COOalk、−NH −alk−O−CO−R12、−NH−alk−OH、−NH−alk−O−al k、−NH−alk−S−alk、−NH−alk−O−R12、−NH−alk −S−R12、−NH−alk−COOH、−NH−alk−COOalk又は− NH−alk−NR1314基を示し、R12はフェニル基を示し、R13及びR14の それそれは同一又は異なり、水素原子、あるいはアルキル、フェニル又はフェニ ルアルキル基を示すか、あるいは他の場合、それらが結合している窒素原子と共 にそれらはピペリジノ、モルホリノ又はピロリジノ環を形成し、alkはアルキ レン又はアルキル基を示す 請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物、それらのラセミ体及びそれらのエ ナンチオマー類、ならびにこれらの化合物の塩類。 3.R1がカルボキシル又はアルコキシカルボニル基を示し、R2、R3及びR4 が同一又は異なり、水素又はハロゲン原子を示す請求の範囲第1項に記載の式( I)の化合物、それらのラセミ体及びそれらのエナンチオマー類、ならびにこれ らの化合物の塩類。 4.R3が水素原子を示し、R2及びR4のそれぞれがハロゲン原子を示す 請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物、それらのラセミ体及びそれらのエ ナンチオマー類、ならびにこれらの化合物の塩類。 5.式: [式中、alk、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9は請求の範囲第1 項におけると同じ意味を有する] の誘導体をグリオキシル酸と縮合させ、生成物を単離し、そして場合により塩に 変換することを特徴とする、R1がカルボキシル基を示す請求の範囲第1項に記 載の式(I)の化合物の製造法。 6.R1がアルコキシカルボニル基を示す対応する式(I)の化合物を加水分 解し、生成物を単離し、そして場合により塩に変換することを特徴とする、R1 がカルボキシル基を示す請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物の製造法。 7.式: [式中、alk、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9は請求の範囲第1 項におけると同じ意味を有する] の誘導体を酸性媒体中で、及びR15がアルキル基を示すアルコールR15OHの存 在下でグリオキシル酸と縮合させ、生成物を単離し、そして場合により塩に変換 することを特徴とする、R1がアルコキシカルボニル基を示す請求の範囲第1項 に記載の式(I)の化合物の製造法。 8.R1がカルボキシル又はアルコキシカルボニル基を示す式(I)の対応す る化合物を式: HN(R16)−R17 (VI) [式中、R16は水素原子又はアルキル基を示し、R17は水素原子、あるいはアル キル、ヒドロキシル又は−OR10基を示す] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして場合により塩に変換することを特 徴とする、R1が−CO−NH2、−CO−NH−alk、−CO−N(alk)2 、−CO−NHOH、−CO−N(alk)OH、−CO−NH−O−R10又 は−CO−N(alk)−OR10基を示す請求の範囲第1項に記載の式(I)の 化合物の製造法。 9.ナトリウムアジドを式: [式中、alk、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9は請求の範囲第1 項におけると同じ意味を有する] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして場合により塩に変換することを特 徴とする、R1がテトラゾリル基を示す請求の範囲第1項に記載の式(I)の化 合物の製造法。 10.R1がカルボキシル又はアルコキシカルボニル基を示す対応する式(I )の化合物を式: R11−H (IX) [式中、R11は−O−alk−R12、−O−alk−O−CO−alk、−O− alk−O−COOalk、−O−alk−O−CO−R12、−O−alk−O H、−O−alk−O−alk、−O−alk−S−alk、−O−alk−O −R12、−O−alk−S−R12、−O−alk−COOH、−O−alk−C OOalk、−O−alk−NR1314、−NH−alk−O−CO−alk、 −NH−alk−O−COOalk、−NH−alk−O−CO−R12、−NH −alk−OH、−NH−alk−O−alk、−NH−alk−S−alk、 −NH−alk−O−R12、−NH−alk−S−R12、−NH−alk−CO OH、−NH−alk−COOalk又は−NH−alk−NR1314基を示す ] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして場合により塩に変換する ことを特徴とする、R1が基−CO−R11を示し、ここでR11は上記と同じ意味 を有する請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物の製造法。 11.式: [式中、R1、R2、R3及びR4は請求の範囲第1項におけると同じ意味を有する ] の誘導体を式: [式中、alk、R5、R6、R7、R8及びR9は請求の範囲第1項におけると同 じ意味を有し、Xはハロゲン原子を示す] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして場合により塩に変換することを特 徴とする請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物の製造法。 12.R5及び/又はR6、R7、R8及びR9がニトロ基を示す対応する化合物 を還元し、生成物を単離し、そして場合により塩に変換することを特徴とする、 R5及び/又はR6、R7、R8及びR9が基−NHOHを示す請求の範囲第1項に 記載の式(I)の化合物の製造法。 13.R5及び/又はR6、R7、R8及びR9がアミノ基を示す対応する化合物 をクロロスルホニルイソシアナートと反応させ、生成物を単離し、そして場合に より塩に変換することを特徴とする、R5及び/又は R6、R7、R8及びR9が基−NH−CO−H2を示す請求の範囲第1項に記載の 式(1)の化合物の製造法。 14.R5及び/又はR6、R7、R8及びR9がベンジルオキシ基を示す対応す る化合物を脱ベンジル化し、生成物を単離し、そして場合により塩に変換するこ とを特徴とする、R5及び/又はR6、R7、R8及びR9がヒドロキシル基を示す 請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物の製造法。 15.ヒドロキシルアミンを、R5及び/又はR6、R7、R8及びR9が−CH O、−R18−CHO、−CO−R19又は−R20−CO−R21基を示し、R18が直 鎖もしくは分枝鎖として1〜9個の炭素原子を含むアルキレン基を示し、R19が 直鎖もしくは分枝鎖として1〜9個の炭素原子を含むアルキル基を示し、R20が 直鎖もしくは分枝鎖として1〜8個の炭素原子を含むアルキレン基を示し、R21 が1〜8個の炭素原子を含むアルキル基を示し、R20及びR21の炭素原子の合計 が9を越えないと理解される対応する誘導体と反応させ、生成物を単離し、そし て場合により塩に変換することを特徴とする、R5及び/又はR6、R7、R8及び R9が基−alk=NOHを示す請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物の 製造法。 16.活性成分として請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物の少なくと も1種を含む薬剤。
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