JPH09502649A - フィルタプレスに装着されるフィルタ構成体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 フィルタプレス（圧濾器）用のフィルタ構成体（４０であって、２個の円筒状部材（４１、４２）から構成されており、一方が他方の上に配置され、液給送路を包囲する二重壁を構成する。各円筒状部材にフィルタクロスが固定される。他の実施形態においては、上記第１および第２部材間に第３の円筒状部材が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 フィルタプレスに装着されるフィルタ構成体 本発明は、概括的にはフィルタプレス（圧濾器）用のフィルタ構成体、さらに 具体的には間隔を置いて設けられたフィルタクロスの間を「バレルネック」結合 して、フィルタプレス用のフィルタプレス構成体を形成することに関する。 濾過処理帯域にスラリー給送開口を有するフィルタプレートをフィルタプレス もしくはこれに類する形態のフィルタに装着することは公知である。このフィル タプレートの両面にはフィルタ繊維材料（フィルタクロス）の層がそれぞれ設け られており、これらの各層には濾過されるべきスラリーの給送開口が穿設されて いる。この場合、フィルタ材料層とフィルタプレートの間において、給送開口付 近から、スラリーが漏洩しないようにする必要がある。 この漏洩を阻止するための公知の結合装置は、一方の端部にフランジを、他方 の端部にねじを有する短い円筒状部材として構成され、この部材の円筒状部分は 、一方の層のスラリー給送開口、フィルタプレートの給送開口および他方の層の 給送開口を貫通して装着され、この円筒状体の突出部分に環状リングを載置し、 他方端部のね じ部分にナットをねじ込み、フィルタ材料クロス層を締め付け、この短円筒状部 材のフランジとフィルタプレートの間を密封する。しかしながら、このようにし てフィルタ両層とフィルタプレートを結合し、固定することは、必ずしも容易で はなく、時間が必要であり、またフィルタ材料が耐用寿命末期になると、この結 合用部材の分解もしばしば困難になる。 また公知の他の結合態様においては、フィルタ繊維材料、すなわちフィルタク ロスの両層は、それぞれ給送開口付近において、同じくフィルタ材料から成る円 筒状部分（この部分の一方端部は一方のフィルタクロス層と、他方端部は他方の フィルタクロス層とそれぞれ縫合されて、いわゆる「バレルネック」フィルタク ロスを形成している。この縫合作業はことに時間を必要とし、またこのフィルタ クロスを装着するためにフィルタプレートのスラリー給送開口中に通す必要があ る。さらにフィルタクロスは使用している間に硬化し、従ってフィルタクロスを 除去するためには、しばしばこれを切断しなければならない。このためにフィル タクロスの洗浄、再使用が阻害され、耐用寿命が短縮される。またフィルタクロ スの一方の面に傷害がある場合であっても、クロス全体が無用となる。 この公知のフィルタクロス縫合による「バレルネック」結合（英国特許１４５ ９０９９号明細書）による上 述の問題点を回避克服するために、フィルタクロス両層にプラスチック製中空円 筒状体を加熱結合する方法が提案されている。しかしながら、これでは上述した フィルタクロスの結合、除去ないし分解の問題は依然として解決され得ない。 さらに独国特許２１１０８１６号公報に記載されている他の結合方法において は、フィルタプレートの両面全体を被覆する各フィルタクロスに、それぞれ断面 半円形の、弾性変形可能の材料から成る結合部材が設けられ、フィルタクロスに 固定されており、フィルタプレスに装着する際に、各部材の半円形部分は相互に 密着する状態になされる。 しかしながら、この方法では半円形部分が変形せねばならず、理論的にはとも かく、実際上は装着が困難であることが判明している。さらに両者間に適当な密 封を確実にもたらすためには、結合に際して何らかの支承手段が必要である。 英国特許２０８８２３１号明細書には、フィルタプレートの両面に、バレルネ ック結合により各フィルタ材料層を結合させたフィルタ構成体が記載されている 。このバレルネック結合には２個の環状部材を使用し、それぞれが各フィルタク ロスに固定される。この環状部材の端部はいわゆるスナップ係合により相互に分 離可能に結合されるように構成されている。しかしながら、両環状部 材が正確に相互係合するように、僅小な公差を以て製造することは、可能である にしても、その製造コストは可成り高額にならざるを得ない。また両環状部材が 極めて正確に製造された場合、良好な係合がもたらされるが、分離が困難となり 、無理に分離しようとして、傷害をもたらし、再使用ができない事態が生じ得る 。 上述したような従来技術の欠点を充分に検討した結果、本発明がなされるに至 った。 本発明によれば、それぞれ１個の濾過されるべき材料の給送開口と、これら両 開口間の給送路とを有する第１およひ第２フィルタクロスを具備するフィルタプ レスのためのフィルタ構成体であって、これがそれぞれ透孔が穿設されている、 少なくとも第１およひ第２部材、場合により第３部材を具備し、第１部材が第１ フィルタクロスに、第２部材が第２フィルタクロスにそれぞれ固定されており、 第１部材の大部分を上記第２および第３の少なくとも一方の部材上に載置するこ とにより、濾過されるべき材料が流動する給送路の一部が作用的に形成されるが 、第１部材の大部分が給送路壁体表面を形成しないことを特徴とするフィルタ構 成体が提供される。 本発明によるフィルタ構成体の両部材は、それぞれフィルタプレート上に装着 され、次いで相互に結合される。同様に分離して個々の部材になされ得る。これ により製造が容易となり、またフィルタクロスをフィルタプ レートから分離して交換するのが容易になる。両フィルタプレスはこれにより恒 常的に相互結合され、対をなして交換され得る。 一方の部材を他方の部材に重ね合わせることにより、スラリー給送路が多重壁 構造になされるのが好ましい。両部材中を貫通する溝孔は同心的に形成する。こ れら部材は円筒状体であっても円錐台状体であってもよく、これらの端部にはそ れぞれフランジが設けられる。円錐台の傾斜角度は５°以下、ことに２°以下で あるのが好ましい。両部材係合面は粗面であってもよいが、平滑であるのが好ま しく、潤滑剤を施こし得る。これは水性ゲル、水性シロップ、例えば石油生成物 を基礎とする水不溶性グリースまたはシリコーンのような液体である。 また本発明の他の実施によれば、両円筒状部材面には係合する条溝が刻設され る。周面上に刻設された複数本の環状条溝は螺旋状の条溝、すなわちねじでもよ く平行に刻設された平行条溝でもよい。非連続的条溝、すなわち平行条溝の場合 には、周面に条溝の存在しない平滑部分を設けて、両部材の係合を可能ならしめ る。この場合、雌雄螺旋状条溝、すなわちねじが刻設されている両円筒状部材と 異なり、両部材内外周面の平滑部分を対応させて嵌合させ、次いで相対的に回転 して対応する雌雄ないし内外周面の平行環状条溝を係合させる。 内外両周面上にそれぞれ対応する条溝刻設部分と非刻 設部分、すなわち平滑周面部分とが設けられる場合、それぞれの部分の面積を同 じくするのが好ましい。 上述した構成の部材は、製造が比較的容易であり、また結合、分離も簡単にで き、しかもフィルタプレートとの確実な斉合が保証される。 ２個の円筒状部材は、一方の部材のバーブ（あご）と他方の部材のストッパに より係合され得る。バーブまたはストッパは内方部材の外方面に設けるのが好ま しい。この態様の結合ないし係合は、両部材を硬さの異なる材料で構成し、一方 の部材のねじを複数の可撓性バーブ列として作用させることにより行われ得る。 ゴム弾性合成樹脂から構成され得るガスケットを、円筒状部材、すなわち他方 の部材が載置される部材の基部に設けるのが好ましい。これにより使用時に濾過 されるべき、もしくは濾過された液体の漏洩が阻止される。 本発明のさらに他の実施態様においては、第３の円筒状部材が第１および第２ 部材の間に配置される。この第３部材も円筒状に構成されることができ、稜縁部 分に丸味を付して嵌合を容易することが好ましい。第１および第２部材と第３部 材との結合を補助するため、これら部材間に協働する突条と条溝などを形成する ことができる。 この円筒状部材はエラストマーから型成形され得る。 円筒状部材は、フィルタクロスを固定結合する際にその変形により固定を確実 になし得るような変形可能体と して構成し得る。真鍮、ステンレススチールのような金属板から構成され、第１ および第２部材を結合して一体的にするように、これらの間に延びているのが好 ましい。 本発明の理解を容易ならしめるため、添付図面に示される各種実施態様につい て説明する。 図１は本発明による斜視図、 図２は図１のフィルタ構成体の断面図、 図３、図４は本発明による他のフィルタ構成体の断面図、 図５は本発明によるさらに他のフィルタ構成体を示す図面、 図６も本発明によるさらに他のフィルタ構成体を説明する図面、 図７は本発明によるさらに他のフィルタ構成体の２個の円筒状部材を分離状態 で示す斜視図、 図８は図７の両部材を係合状態で示す側面図、 図９は本発明によるさらに他のフィルタ構成体の横断面図、 図１０、１１はフィルタクロスに固定された結合部材を説明する図面。 図１２は円筒状部材に固定された、図１０、図１１に部分的に示されているフ ィルタクロスを示す図である。 まず図１および図２には、熱可塑性樹脂ないしエラス トマーから成形された２個の中空円錐台状部材１１、１２から成る、フィルタプ レス用のフィルタ構成体１０が示されている。各円錐台状部材の端部には環状フ ランジ１３、１４が設けられており、各フランジ１３、１４にはそれぞれフィル タクロス１５、１６が固定されている。そしてこれらフィルタクロスには、嵌合 された両中空円錐台状部材に形成される溝孔に連通する透孔（給送開口）がそれ ぞれ穿設されている。両円錐台状部材の傾斜角は例えば２°程度の極めて小さい 角度である。 このフィルタ構成体１０を、フィルタプレスのフィルタプレートに固定するた めに、円錐台状雌部材１２が、フィルタプレートの透孔に嵌合され、そのフィル タクロス１６がフィルタプレートに隣接するようになされる。次いで円錐台状雄 部材１１が、フィルタプレートの反対側から円錐台状雌部材１２に嵌合され、フ ィルタクロス１６がフィルタプレート近くに位置するようになされる。両円錐台 状部材の嵌合を緊密にして、濾過処理の際に接触面間から液体が漏洩しないよう になされる。従って、この嵌合の際、この接触面に潤滑油を施こすのが好ましい 。 図３および図４は、本発明の他の実施態様によるフィルタ構成体２０を示す。 この場合の第１および第２部材は、それぞれねじで係合するように、それぞれの 内外周面にねじ２１、２２が刻設されている。両者のねじによ る係合をもたらす前に、雌部材がフィルタプレートの透孔に嵌合される。これに より安定性と強度が増大する。 図５および図６は、フランジを有し、フィルタプレートの給送開口、すなわち 透孔の途中まで嵌合する２個の中空円筒状部材３１、３２を示している。このフ ィルタ構成体は、上記両部材のほかに、これらを結合するための第３の部材３３ を有し、この第３部材は、第１および第２部材３１、３２内にゆるやかに嵌合す る。 この結合部材の稜縁には丸味が付され、容易に嵌合し得るようにするのが好ま しい。これら第１、第２および第３部材には、例えば図６に示されるように対応 する突条と条溝が設けられる。図示の実施態様では、第１および第２部材の周面 から環状突条３４が突出しており、第３部材の周面にはこれに対応する環状条溝 ３５が形成されている。第３部材に突条を形成し、これに対応して、追加的また は選択的に、第１および第２部材に条溝を形成してもよい。第３部材は、第１お よび第２部材ほどではないにしても少なくとも剛性材料から成るのが好ましい。 図７および図８は、熱可塑性樹脂ないしエラストマーから成形された２個の中 空円筒状部材４１、４２から成るフィルタ構成体を示す。適当な材料は、例えば ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミドである。各部材の端部にはそれぞれ 環状フランジ部分４３、４４が設けら れており、前記実施態様と同様に、これらフランジにフィルタクロス（図示せず ）が装着される。各フィルタクロスにはそれぞれ透孔（給送開口）が設けられ、 これら各透孔は、中空円筒状部材により構成される溝孔（中空部分）と連通する 。 第１円筒状部材４１は、その外周面に刻設された複数本の環状平行条溝ないし 突条４５を有するが、その４分の１はこれら条溝ないし突条を持たない平滑部分 ４６である。これに対向する４分の１の部分も同様である。第２円筒状部材４２ の内周面に対応する条溝ないし突条４７が刻設されるが、同様に各４分の１の部 分は平滑になされている。 第１円筒状部材４１のフランジ４３には環状ゴムガスケット４９が設けられて いる。 こ野フィルム構成体４０をフィルタプレートに装着するためには、第１円筒状 部材４１のフランジに固定されたフィルタクロスがフィルタプレートに近接する まで、部材４１をフィルタプレートの透孔に嵌合される。次いでフィルタプレー トの反対側から第２円筒状部材４２を、第１部材の条溝部材と第２部材の条溝部 分とが斉合する相対的角度位置において、第１円筒状部材に嵌合させる。この嵌 合深さは第２部材４２が第１部材４１の上記ガスケット４９に当接することによ り限定される。このガスケットにより嵌合両部材間には良好な密封状態が もたらされる。次いで両部材を相対的に回転させることにより、両者の条溝、突 条により相互に係合される。両者の係合状態を解放する場合には逆に相互回転さ せ、一方部材の平滑部分と他方部材の条溝部分とが斉合する角度位置において引 抜けばよい。勿論平滑部分は４分の１に限らず、３分の１でも５分の１でも、両 部材を対応させる限り、差支えない。 図９は硬さの異なる材料から構成される第１部材５１と第２部材５２から成る フィルタ構成単位５０を示す。両部材にはそれぞれ対応する雌ねじ雄ねじ５３が 刻設されている。材料の硬さが異なるので、硬さが小さい材料のねじ５３が弾性 バーブとして作用する。 図１０から図１２において、さらに他の実施態様によるフィルタ構成体が示さ れている。これは、金属、ことに真鍮もしくはステンレススチールから成るフラ ンジ５６ａを有する中空円錐台状部材５６から成る。部材５６はフィルタクロス ５８が、部材５６の周面と当接するまでフィルタクロスの透孔５７中に嵌合せし められる。同じ金属材料から成る環状部材５９が、円錐台状部材５６の小径端部 に嵌合される。次いでプランジャー（図示せず）を中空部材５６の小径端部から 挿入して、金属材料を変形させ、これにより環状体５９をフィルタクロス５８に 対向して部材５６の周面上に定置する。この状態が図１０に示されている。 他方において、フィルタクロス５８をエラストマー（ゴム弾性合成樹脂から成る 中空円筒状体６０（図１２参照）の一方端部に固定装着する。この円筒状体端部 を、中空円錐台状部材中に挿入して、円筒状体６０の周面に穿設された環状溝孔 ６１中に嵌合させる。金属製円錐台状部材が、入口端部周縁においてフィルタク ロスを補強する。同様に円筒状体６０の他方端部には他のフィルタクロスが固定 装着される。 上述した各実施態様はいずれも本発明の理解を容易ならしめるために例示的に 説明したまでであって、本発明がこれらに限定されるものではなく、各種各様の 改変が本発明の範囲内で行われ得る。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９５年８月３１日 【補正内容】 フィルタプレートの両面に、バレルネック結合により各フィルタ材料層を結合さ せたフィルタ構成体が記載されている。このバレルネック結合には２個の環状部 材を使用し、それぞれが各フィルタクロスに固定される。この環状部材の端部は いわゆるスナップ係合により相互に分離可能に結合されるように構成されている 。しかしながら、両環状部材が正確に相互係合するように、僅小な公差を以て製 造することは、可能であるにしても、その製造コストは可成り高額にならざるを 得ない。また両環状部材が極めて正確に製造された場合、良好な係合がもたらさ れるが、分離が困難となり、無理に分離しようとして、傷害をもたらし、再使用 ができない事態が生じ得る。 上述したような従来技術の欠点を充分に検討した結果、本発明がなされるに至 った。 本発明によれば、それぞれ１個の濾過されるべき材料の給送開口と、これら両 開口間の給送路とを有する第１およひ第２フィルタクロスを具備するフィルタプ レスのためのフィルタ構成体であって、これがそれぞれ透孔が穿設されている、 少なくとも第１およひ第２部材、場合により第３部材を具備し、第１部材が第１ フィルタクロスに、第２部材が第２フィルタクロスにそれぞれ固定されており、 第１部材の大部分を上記第２および第３の少なくとも一方の部材上に載置するこ とにより、濾過され るべき材料が流動する給送路の一部が作用的に形成されるが、第１部材の大部分 が給送路壁体表面を形成せず、両部材が異なる硬さの材料から成ることを特徴と するフィルタ構成体が提供される。 本発明によるフィルタ構成体の両部材は、 周面に条溝の存在しない平滑部分を設けて、両部材の係合を可能ならしめる。こ の場合、雌雄螺旋状条溝、すなわちねじが刻設されている両円筒状部材と異なり 、両部材内外周面の平滑部分を対応させて嵌合させ、次いで相対的に回転して対 応する雌雄ないし内外周面の平行環状条溝を係合させる。 内外両周面上にそれぞれ対応する条溝刻設部分と非刻設部分、すなわち平滑周 面部分とが設けられる場合、それぞれの部分の面積を同じくするのが好ましい。 上述した構成の部材は、製造が比較的容易であり、また結合、分離も簡単にで き、しかもフィルタプレートとの確実な斉合が保証される。 ２個の円筒状部材は、一方の部材のバーブ（あご）と他方の部材のストッパに より係合され得る。バーブまたはストッパは内方部材の外方面に設けるのが好ま しい。異なる硬さの２個の円筒状部材を使用する場合、一方の条溝は可撓性バー ブ列として作用する。 ゴム弾性合成樹脂から構成され得るガスケットを、円筒状部材、すなわち他方 の部材が載置される部材の基部に設けるのが好ましい。 請求範囲 １．それぞれ１個の濾過されるべき材料の給送開口と、これら両開口間の給送 路とを有する第１およひ第２フィルタクロスを具備するフィルタプレスのための フィルタ構成体であって、これがそれぞれ透孔が穿設されている、少なくとも第 １およひ第２部材、場合により第３部材を具備し、第１部材が第１フィルタクロ スに、第２部材が第２フィルタクロスにそれぞれ固定されており、第１部材の大 部分を上記第２および第３の少なくとも一方の部材上に載置することにより、濾 過されるべき材料が流動する給送路の一部が作用的に形成されるが、第１部材の 大部分が給送路壁体表面を形成せず、両部材が異なる硬さの材料から成ることを 特徴とするフィルタ構成体。 ２．上記給送路が少なくとも部分的に複数の壁体表面により形成されることを 特徴とする、請求項１のフィルタ構成体。 ３．上記第１部材が円筒状体であって、必要に応じてその一方端部にフランジ が設けられていることを特徴とする、請求項１または２のフィルタ構成体。 ４．上記第２部材が円筒状体であって、必要に応じてその一方端部にフランジ が設けられていることを特徴とする、上記各項のいずれかによるフィルタ構成体 。 ５．上記第１および第２部材が円錐台状体であって、 必要に応じてそれぞれの一方端部にフランジが設けられていることを特徴とする 、請求項１または２のフィルタ構成体。 ６．上記円錐台状体が５°以下の傾斜角を有することを特徴とする、請求項５ のフィルタ構成体。 ７．上記円錐台状体が２°以下の傾斜角を有することを特徴とする、請求項５ のフィルタ構成体。 ８．上記各部材の係合面間に潤滑剤が施こされることを特徴とする、上記各項 のいずれかのフィルタ構成体。 ９．上記各部材が協働するねじにより互に係合されていることを特徴とする、 上記各項のいずれかのフィルタ構成体。 １０．ねじが螺旋状に設けられていることを特徴とする、請求項９のフィルタ 構成体。 １１．一連のねじが平行して設けられていることを特徴とする、請求項９のフ ィルタ構成体。 １２．上記各部材のねじが、両部材の相対的回転によりそれぞれのねじが斉合 対応しないようになされ、従って両部材が分離され得ることを特徴とする、請求 項９から１１のフィルタ構成体。 １３．両部材のねじが非連続的であり、当該周面の特定部分においてねじが設 けられていないことを特徴とする、請求項９から１２のフィルタ構成体。 １４．両部材の一方のねじの無い帯域が、これらの間 のねじを有する帯域とくらべて少なくとも同じ対周面割合を持っていることを特 徴とする、請求項１３のフィルタ構成体。 １５．両部材がバー／ストッパー手段により結合されていることを特徴とする 、上記各項のいずれかのフィルタ構成体。 １６．ガスケットを具備することを特徴とする、上記各項のいずれかのフィル タ構成体。 １７．円筒状体として構成されている第３の部材を具備することを特徴とする 、上記各項のいずれかのフィルタ構成体。 １８．第１部材と第２部材が第３部材上に配置されていることを特徴とする、 請求項１６のフィルタ構成体。 １９．第１部材と第２部材が第３部材と結合されていることを特徴とする、請 求項１７または１８のフィルタ構成体。 ２０．第３部材の稜縁に丸味が付されていることを特徴とする、請求項１７か ら１９のいずれかのフィルタ構成体。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ)，ＡＭ，ＡＴ， ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｚ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，Ｎ Ｏ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ロフツ，ピーター イギリス国、ビーディー20、７ディーイ ー、ノース ヨークシャー、キースリ、ク ロス ヒルズ、ウィンストン アヴェニュ ー、30

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．それぞれ１個の濾過されるべき材料の給送開口と、これら両開口間の給送 路とを有する第１および第２フィルタクロスを具備するフィルタプレスのための フィルタ構成体であって、これがそれぞれ透孔が穿設されている、少なくとも第 １および第２部材、場合により第３部材を具備し、第１部材が第１フィルタクロ スに、第２部材が第２フィルタクロスにそれぞれ固定されており、第１部材の大 部分を上記第２および第３の少なくとも一方の部材上に載置することにより、濾 過されるべき材料が流動する給送路の一部が作用的に形成されるが、第１部材の 大部分が給送路壁体表面を形成しないことを特徴とするフィルタ構成体。 ２．上記給送路が少なくとも部分的に複数の壁体表面により形成されることを 特徴とする、請求項１のフィルタ構成体。 ３．上記第１部材が円筒状体であって、必要に応じてその一方端部にフランジ が設けられていることを特徴とする、請求項１または２のフィルタ構成体。 ４．上記第２部材が円筒状体であって、必要に応じてその一方端部にフランジ が設けられていることを特徴とする、上記各項のいずれかによるフィルタ構成体 。 ５．上記第１および第２部材が円錐台状体であって、必要に応じてそれぞれの 一方端部にフランジが設けられ ていることを特徴とする、請求項１または２のフィルタ構成体。 ６．上記円錐台状体が５°以下の傾斜角を有することを特徴とする、請求項５ のフィルタ構成体。 ７．上記円錐台状体が２°以下の傾斜角を有することを特徴とする、請求項５ のフィルタ構成体。 ８．上記各部材の係合面間に潤滑剤が施こされることを特徴とする、上記各項 のいずれかのフィルタ構成体。 ９．上記各部材が協働するねじにより互に係合されていることを特徴とする、 上記各項のいずれかのフィルタ構成体。 １０．ねじが螺旋状に設けられていることを特徴とする、請求項９のフィルタ 構成体。 １１．一連のねじが平行して設けられていることを特徴とする、請求項９のフ ィルタ構成体。 １２．上記各部材のねじが非連続的であって、両部材を相対的に回転させてそ れぞれのねじが斉合対応しない角度位置において両部材を分離され得ることを特 徴とする、請求項９から１１のフィルタ構成体。 １３．両部材のねじが非連続的であり、当該周面の特定部分においてねじが設 けられていないことを特徴とする、請求項９から１２のフィルタ構成体。 １４．両部材の一方のねじの無い帯域が、これらの間のねじを有する帯域とく らべて少なくとも同じ対周面割 合を持っていることを特徴とする、請求項１３のフィルタ構成体。 １５．両部材がバー／ストッパー手段により結合されていることを特徴とする 、上記各項のいずれかのフィルタ構成体。 １６．少なくとも２個の部材が異なる硬さの材料から形成されていることを特 徴とする、上記各項のいずれかのフィルタ構成体。 １７．ガスケットを具備することを特徴とする、上記各項のいずれかのフィル タ構成体。 １８．円筒状体として構成されている第３の部材を具備することを特徴とする 、上記各項のいずれかのフィルタ構成体。 １９．第１部材と第２部材が第３部材上に配置されていることを特徴とする、 請求項１７のフィルタ構成体。 ２０．第１部材と第２部材が第３部材と結合されていることを特徴とする、請 求項１８または１９のフィルタ構成体。 ２１．第３部材の稜縁に丸味が付されていることを特徴とする、請求項１８か ら２０のいずれかのフィルタ構成体。