JPH09502634A - 弾性的な性質の伸長可能なウエブ材料を有するパンティカバー部材を有する吸収材製品 - Google Patents

弾性的な性質の伸長可能なウエブ材料を有するパンティカバー部材を有する吸収材製品

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JPH09502634A JP7509273A JP50927395A JPH09502634A JP H09502634 A JPH09502634 A JP H09502634A JP 7509273 A JP7509273 A JP 7509273A JP 50927395 A JP50927395 A JP 50927395A JP H09502634 A JPH09502634 A JP H09502634A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は生理用ナプキンとパンティライナ及び失禁パッドのような吸収材製品に関する。さらに詳細には、本発明は、伸長可能な網状組織を有する伸長可能なウエブ材料を有する長手方向の側縁部材を備えた生理用ナプキンのような吸収材製品に関し、網状組織は、着用者のパンティの側部を自然に包囲すると共に従来のサイドフラップの代わりのものを提供する弾性材料を追加することなく弾性状性質を呈する。

Description

【発明の詳細な説明】 弾性的な性質の伸長可能なウエブ材料を有する パンティカバー部材を有する吸収材製品 発明の分野 本発明は、生理用ナプキン、パンティライナ、失禁用パッドのような吸収材製 品に関する。さらに詳細には、本発明は、弾性材料を付加することなく弾性的な 性質の伸長可能な網状組織を有するウエブ材料から成る長手方向の側縁部材を有 する生理用ナプキンに関する。長手方向の側縁部材は、着用者のパンティの側縁 を自然に包囲し従来のサイドフラップの代わりのものを側縁に形成する。 発明の背景 生理用ナプキン、パンティライナ及び失禁用パッドのような吸収材は、通常、 下着のクロッチ領域に着けられる手段である。このような装置は、身体からの液 体及び他の排泄物を吸収し保持して身体及び衣服が汚れるのを防止するように設 計されている。生理用ナプキンは、通常、身体の会陰領域に隣接した、着用者の 脚部の間に配置された一対のパンティに婦人によって着用されるタイプの吸収材 製品である。サイドフラップ(またはウイング)を有する、または有しないタイ プの生理用ナプキンは、本実施例で説明され、市販されている。フラップを必要 とするいくつかの特別な好ましい生理用ナプキンは、1990年8月21日及び 1991年4月23日にオズボーンに発行された米国特許第4,950,264 号及び5,009,653号に説明されている。 生理用ナプキンがフラップを備えているとき、フラップは中央吸収装置から側 方に延びており、クロッチ領域で着用者のパンティの縁部の周りに折り曲げられ るようになっている。このように、フラップは着用者のパンティの縁部とももの 間に配置される。通常、フラップは、着用者のパンティの下側か、または対向す るフラップにフラップを固定する固定手段を備えている。特にフラップは、排泄 物が着用者のパンティの縁部を汚すことを防止するために特に有効である。 種々のタイプのフラップを有する生理用ナプキンが1987年8月18日にバ ンチルバーグに発行された「フラップを有する成形生理用ナプキン」と題された 米国特許第4,687,478号;1989年8月26日にマッチングに発行さ れた「生理用ナプキン取付装置」と題された米国特許第4,608,047号; 1986年5月20日にバンチルバーグに発行された「生理用ナプキン」と題さ れた米国特許第4,589,876号;1993年4月27日に再審査特許第B 14,589,876号;1981年8月25日にマクナールに発行された「生 理用ナプキン」と題された米国特許第4,285,343号;1968年8月2 0日にリカードに発行された「下着用の使い捨て生理用シールド」と題された米 国特許第3,397,697号;1959年4月2日にクラークに発行された「 生理用ナプキン」と題された米国特許第2,787,271号に示されている。 フラップを有する生理用ナプキンは、一般にフラップのない生理用ナプキンに 比較してさらによい保護を行うものと考えられているが、幾人かの婦人は、フラ ップを有する生理用ナプキンが種々の理由によって不便であることが分かってい る。例えば、幾人かの婦人は、パンティの下側にフラップを取り付けることが困 難であることが分かった。これは、フラップの接着材のファスナがそれら同士で 、また生理用ナプキンの他の部分に貼り付く傾向のような要因によるものである 。その結果、フラップを有する生理用ナプキンを好む幾人かの婦人は、しばしば 、(軽い生理の間に)フラップのない生理用ナプキンを好む。従って、サイドフ ラップの保護を行いながら従来のサイドフラップを有する生理用ナプキンと同じ ものを提供する生理用ナプキンのニーズが起こる。 さらに、フラップを有するまたはフラップを有しない生理用ナプキンは、着用 者の下着に着用中に着用者の動きと共に動くと言う問題を有する。しかしながら 、大部分の生理用ナプキンは、これらの動きを調整する機構を有していない。こ れは、生理用ナプキンとフラップに応力を与える。これらの応力は、着用者の下 着の所望な位置から生理用ナプキンを移動する。着用者の下着と着用者の身体と の間の差を調整する機構を有する生理用ナプキンを提供する上での失敗は、着用 者の動き及び着用者の下着に対して伸長され適応される場合よりも生理用ナプキ ンの快適さを低下させることである。 この問題を解決するために従来のフラップを有する生理用ナプキンの種々の変 形例が試みられたが、これらの問題全部が特許文献の中に示されているわけでは ない。例えば、マービンカーブに発行された米国特許第4,911,701号は 、中央吸収材の身体に面する部分に大きい凸状を形成し、ウイング型ナプキンの 実施例のフラップを一対のパンティに接着剤を使用しないで配置するように弾性 ストランドを有する生理用ナプキンを示している。しかしながら、マービンカー ブの特許で説明された生理用ナプキンは、(まずフラップを上方に立て、次にパ ンティ内にフラップを置き、フラップを下に折り曲げることによって)使用者が フラップを操作できるようにする。なぜならば、フラップは下側に折り曲げられ た状態であらかじめ配置されるからである。また、マービンカーブは、ナプキン の中央吸収部分に、またウイングのフラップに収縮した状態を必要とするからで ある。従って、マービンカーブの特許に示されたナプキンは、製造が困難で高価 につく。またマービンカーブの特許は、ナプキンの中央吸収材と着用者のパンテ ィとの間の運動中の差と伸長性を計算する機構を示してはいない。 米国特許第4,940,462号は、長手方向に伸長可能なフラップを有する 生理用ナプキンを示している。フラップは着用者のパンティの外側に折り曲げら れ、パンティの輪郭に適合するように伸長される。しかしながら、サレルノの特 許は、(コラム5において)着用者のパンティの下側の所定の位置にフラップを 保持するために従来の接着剤のファスナを必要とする。さらにサレルノの特許に 示された生理用ナプキンは、長手方向に伸長可能なフラップが吸収部材の長手方 向の側面から半径方向外側に延びているという事実によっていくつかの欠点を有 する。サレルノの伸長可能なフラップは、非伸長性の身体に直接取り付けられる 。これは、吸収部材に隣接して配置されたサレルノのフラップの部分の伸長性を 制限する。パンティの弾性体の周りを包むのに十分な量だけサレルノのフラップ が伸びるようにするために、フラップは比較的に広い寸法を有しなければならな い。これはサレルノの特許の第3図及び第4図に示されている。特別のフラップ 材料は、パンティの弾性体を越えて外側に大きく伸びて着用者のパンティの外側 に飛び出すスロッピボーダーをつくる。 マービンカーブ及びサレルノの特許に示されているフラップに対する他の欠点 は、吸収材の長手方向の側面に直接伸長可能なフラップを取付けることが吸収材 の圧縮によってフラップを横断方向内側に収縮する問題を生じる。着用者の足に よって生じるようなこれらの特許に示される生理用ナプキンの吸収材のひだの形 成は、着用者のパンティの所定の領域をカバーする能力をフラップが失わせる。 マービンカーブの特許と同様にサレルノの特許は、ナプキンの中央部分と着用者 のパンティとの間の動きと伸長性との差を計算する機構を有しない。 このように生理用ナプキンのような吸収製品のニーズがあり、それは従来のフ ラップに代わるものを備えている。特に、従来のフラップの代替物を有する生理 用ナプキンのニーズが存在する。この生理用ナプキンは、従来のフラップの汚れ を保護し、従来のフラップを着用者のパンティの下側に取付けるか、従来のフラ ップを有する生理用ナプキンに取り付けるように試みるとき生じる問題を有効に 解決することができる。また着用者のパンティと着用者の身体との間の差を調節 する機構を有する生理用ナプキンのニーズが存在する。 従って、本発明の目的は、従来のフラップを使用することなく、側方の汚れ (すなわち、パンティクロッチの縁部の汚れ)を小さくするために着用者のパン ティにカバーを形成することができる生理用ナプキンのような吸収材製品を提供 することである。 本発明の目的は、パンティを引き上げる簡単な動作によって着用者のパンティ の側方の周りを自動的に包む生理用ナプキンのような吸収材製品を提供すること である。 本発明の他の目的は、パンティファスナを有するフラップを形成することなく 、また生理用ナプキンに別の弾性ストランドを取り付けることなく、着用者のパ ンティの側方の周りを包み、安定させることができる生理用ナプキンのような吸 収材製品を提供することである。 本発明の他の目的は、着用者の身体と着用者のパンティに対応するために伸長 し、生理用ナプキンと着用者の身体との間及び生理用ナプキンと着用者のパンテ ィとの間でのよりよい適合を行うことができるように応答する生理用ナプキンの 着用者のパンティへの取付け機構を有する生理用ナプキンのような吸収材製品を 提供することである。 本発明の他の目的は、吸収材製品を着用したときの着け心地と適合感を改良す るために伸長または好ましくは拡張することができる生理用ナプキンのような比 較的に薄い吸収材製品を提供することである。 本発明のこれら及び他の目的は、次の説明及び添付図面を参照するときにさら に容易に明らかになる。 発明の要約 本発明は、生理用ナプキンのような吸収材製品を提供する。本発明の生理用ナ プキンは、従来のフラップを使用することなく側部の汚れ(すなわち、パンティ のクロッチの縁部を汚れ)を少なくするために着用者のパンティをカバーする下 着カバー部材(またはパンティカバー部材)を有する。 生理用ナプキンは、液体透過性トップシートと、前記トップシートに結合した 液体不透過性バックシートと、トップシートとバックシートとの間に配置された 吸収コアとを有する。下着カバー部材(またはパンティカバー部材)は主本体部 分に結合されている。下着カバー部材は、下着のクロッチ領域より広い。下着カ バー部材は、着用者の下着のクロッチ縁部部分を越えて伸びている一対の可撓性 の(ある実施例では包みこむことができる)長手方向の側方部分を有する。下着 カバー部材は、小さい戻り力または戻り力(伸長した後に伸長部分を収縮する傾 向がある力)がない少なくともいくつかの伸長性部分を有する。好ましくは、伸 長性部分は、下着カバー部材が主本体部分に結合される固定部分と側方包囲部材 の遠位端との間に配置された下着カバー部材の少なくとも一部を有する。側方包 囲部材は高度の折り曲げ保持力を有する。伸長部分が小さい戻り力を備えており 、下着カバー部材の側方部材が高度の折り曲げ保持力を有する事実は、下着カバ ー部材の側方包囲部材が下着に向かって着用者の下着のクロッチ縁部部分の周り に自動的に折れ曲がり、吸収材製品を下着に配置して着用者の身体に隣接して引 き上げるとき、折れ曲がったままに保持することができる高度な折り曲げ保持性 を有する。 下着カバー部材の伸長性部分は、弾性材料を付加することなく弾性状の動きを 呈する伸長可能な網を有するウエブ材料を有する。これらの部分は、長手方向、 横断方向またはその方向に伸長することができる。 下着カバー部材の非制限的な部材はここに示されている。例えば、下着カバー 部材は、生理用ナプキンのバックシートを有する。他の実施例において、生理用 ナプキンは、下着カバー部材を有し、この下着カバー部材は、離れた取付領域で 生理用ナプキンの主本体部分に取り付けられる分離した部材である下着カバー部 材を有する。下着カバー部材は、主本体部分の中央領域に下着カバー部材の非取 付部分を形成するように取付領域の間の主本体部分には取り付けられない。下着 カバー部材の非取付部分は、パンティが着用中に着用者から離れるように引くと きでさえも着用者の身体及び下着カバー部材と接触して保持される生理用ナプキ ンの主本体部分が着用者のパンティに取り付けられたままになるように主本体部 分から分離することができる。 後者の実施例の変形例において、下着カバー部材は、主本体部分と下着カバー 部材との間に柔軟な材料、プリーツ材料、伸長性材料等を提供することによって ゆるく形成される材料によって生理用ナプキンの主本体部分に結合される。種々 の他の変形例が可能になる。例えば、本発明の生理用ナプキンは、生理用ナプキ ンの主本体部分の下の内側に折られた長手方向の側方境界と、主本体部分の長手 方向の側方部分を越えて外側に伸びる伸長性のパンティカバー部材に取り付けら れた長手方向の側方境界とを有する。さらに他の実施例において、生理用ナプキ ンは、(吸収コアの長手方向縁部を越えて伸びる伸長性バックシートに取り付け られた伸長性トップシートを有する)伸長可能な主本体部分を有する。 本発明の生理用ナプキンは、いくつかの理由によって従来のサイドフラップを 有する生理用ナプキンと同等な生理用ナプキンを提供する。下着カバー部材は、 着用者が不便を生じさせるように着用者のパンティの側縁を越えて外側に余り伸 びてはいない。下着カバー部材は、パンティの下に側方包囲部材を折り曲げるか 、それをパンティに取り付けるために着用者の一部に作用することがない。下着 カバー部材は、それを着用者のパンティの下に固定することなく着用者のパンテ ィの側縁をカバーするのに十分によい所定の位置に配置される。弾性材料を付加 することなく弾性状の動きをする伸長可能な網状組織を有するウエブ材料から成 る下着カバー部材を生理用ナプキンに提供することによって、パンティカバー部 材にその伸長性を与えるためにエラストマーフィルム及びエラストマー接着フィ ルムを使用することよりさらに低いコストで上述した特徴を有する生理用ナプキ ンを製造することができる。 図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を形成する主題を明確に指摘し、明確に権利請求する請求 の範囲で終了するが、添付図面に関連してとられる次の説明からさらによく理解 できる。 第1図は、本発明の生理用ナプキンの好ましい実施例の平面図である。 第2図は、第1図に示す生理用ナプキンの線2−2に沿って切った断面図であ る。 第3図は、使用前の第1図に示す生理用ナプキンの側面図である。 第4図は、使用中の形状の(第3図のものと同じ角度からとられた)第1図に 示された生理用ナプキンの側面図である。 第5図は、使用中の形状の第1図に示す生理用ナプキンの端面図である。 第6図は、第1図に示す生理用ナプキンの主本体部分の伸長性を示す平面図で ある。 第7図は、生理用ナプキンにて起用される引っ張り力の大きさとこのような力 に応答して生理用ナプキンの引っ張り力の量との間の好ましい関係を示す表であ る。 第8図は、吸収コアの端面領域にスリットを備えている吸収コアの平面図であ る。 第9図及び第9A図は、長手方向に伸長可能なフラップを有する公知の生理用 ナプキンの簡単な概略端面図である。第9A図及び符号Aで指定される他の図面 は、吸収部材を圧縮した後に示す端面図である。(これらの図面は、簡単にする ために下着のクロッチの周りにフラップがない状態で示されている。) 第10図乃至第15C図は、本発明の生理用ナプキンの種々の特徴を示すいく つかの基本的な実施例の端面図である。 第16図は、側方包囲部材の縁部圧縮に対する抵抗を測定するために使用され る手順の簡単な概略側面図である。 第17図乃至第20図は、生理用ナプキンの主本体部分にパンティクロッチ部 材を結合するために使用される取付機構のいくつかの他の形状を有する生理用ナ プキンの平面図である。 第21図は、パンティクロッチの一部に所定の位置に示すような部分で半径方 向に配分されたフック状の機械的なファスナーを有するパンティカバー部材の底 面図である。 第22図は、所定の位置に本発明の生理用ナプキンを有するパンティの一部の 斜視図である。 第23図は、本発明のパンティカバー部材の他の実施例の平面図である。 第24図は、パンティカバー部材のコーナーの領域を除いて伸長可能なパンテ ィカバー部材を有する生理用ナプキンの平面図である。 第25図は、主本体部分の下に折り曲げられ、パンティカバー部材に取り付け られる長手方向の側方の境界を有する生理用ナプキンの概略断面図である。 第26図は、パンティカバー部材として作用するためにトップシート及び吸収 コアを越えて外側に伸びている伸長性材料から成る生理用ナプキンの簡単な断面 図である。 第27図は、材料の(設定)を決定する伸長可能な材料のいくつかの伸長サイ クルを示すグラフである。 第28図は、伸長性材料の縁部圧縮を示すグラフである。 第29図は、2つの不織布から形成された薄層と、弾性状の性質を示す伸長可 能な網状組織を有するウエブ材料とを有する生理用ナプキンの概略断面図である 。 第30図は、(見る者に向かって面するように)本発明のパンティカバー部材 に使用されている伸長可能な網状組織を有するポリマーウエブ材料の好ましい実 施例の平面写真である。 第31図は、張力が加えられていない第30図のポリマーウエブ材料の区分部 分を有する斜視図である。 第32図は、第34図に示した力と伸長に関するグラフで段階1に対応する引 っ張り状態で示す第30図のポリマーウエブ材料のセグメント化された斜視図で ある。 第33図は、第34図に示す力と伸長に関するグラフの第2の段階に対応する 張力状態で第30図のポリマーウエブ材料のセグメント化された斜視図である。 第34図は、第30図に示す伸長可能なウエブ材料と他の同一の平坦なベース ポリマーウエブ材料とを比較した抵抗力対伸長の百分率とのグラフである。 第35図は、一枚の不織布ウエブが伸長可能な網状組織を有するウエブ材料の 周りを包囲して生理用ナプキンの側方包囲部材を形成する生理用ナプキンの他の 実施例の概略断面図である。 第36図は、第37図に示すパンティカバー部材を備えている生理用ナプキン の概略断面図である。 第37図は、縁部のこわさを追加する第29図に示す薄層のような薄層を有す るパンティカバー部材の平面図である。 第38図は、他の構成の縁部の硬化部材を備えたパンティカバー部材を有する 生理用ナプキンの平面図である。 発明の詳細な説明 1.吸収材製品の一般的な特徴 まず、本発明の吸収材の全体的な特徴を説明する。 第1図乃至第5図は、本発明の使い捨て吸収材製品20の好ましい実施例を示 している。本発明は生理用ナプキンのような吸収材製品に関する。さらに詳細に は、本発明は、下着カバー部材のない生理用ナプキンの部分を有する主本体部分 21(すなわち、基礎的な生理用ナプキンまたは基礎生理用ナプキン)と、好ま しくは、着用者のパンティと共に伸長し、着用者が生理用ナプキンをパンテイに 配置し、そのパンテイを引き上げるときに着用者のパンティの側方を自動的に包 囲する下着カバー部材(「下着カバー部材」または「パンティカバー部材」)1 00とを有する生理用ナプキンに関する。 用語の「吸収材製品」は、身体の排泄物を吸収し、身体の排泄物を保持する製 品を言う。さらに詳細には、この用語は、身体から排泄される種々の排泄物を吸 収し収容するために着用者の身体に対してまたその近傍に配置された材料を言う 。用語の「吸収材製品」は、生理用ナプキン、パンティライナ、及び失禁パッド (及び下着のクロッチ領域に着用される他の製品)を含むように意図されている 。用語の「使い捨て」は、一回使用した後に廃棄され、好ましくは、リサイクル されて復元されるか、または環境的に矛盾のない方法で廃棄される。(すなわち 、それらは洗濯されるか、または回収されるか、または吸収材製品として再使用 されることを意図しているものではない。)図示した好ましい実施例において、 吸収材製品は参照符号20で示される生理用ナプキンである。 ここに使用する「生理用ナプキン」は、身体から排泄される種々の排泄物(例 えば、血液、おりもの、尿)を吸収しそれを収容するように外陰部領域に隣接す るように婦人によって着用される製品を言う。しかしながら、本発明は、パンテ ィライナのような他の婦人用の衛生または生理パッド及び失禁用パッド等のよう な他の吸収材製品にも適用可能である。 生理用ナプキン20は、2つの表面と、液体透過性身体接触面または身体の表 面20A及び液体透過性下着面20Bを有する。生理用ナプキン20は、その身 体面20Aから見るように第1図に示されている。身体面20Aは、着用者の身 体に隣接するように着用されるようになっている。(第2図に示す)生理用ナプ キン20の下着面20Bは、反対側にあり、生理用ナプキン20を着用するとき 、着用者の下着側に隣接して配置されるようになっている。 生理用ナプキン20は2つの中央線、すなわち、長手方向の中心線L及び横断 方向の中心線Tを有する。ここで使用する用語の「長手方向」は、生理用ナプキ ン20を着用するときに直立した着用者の体を右と左の半分に2分する垂直方向 の平面に整合(例えば、それに平行な)生理用ナプキン20の平面の線、軸線ま たは方向を言う。用語の「横断方向」または「側方」は、互換的に使用すること ができ、長手方向に直角な生理用ナプキン20の平面内にある線、軸線または方 向を言う。 第1図は、生理用ナプキン20の主本体部分21が間隔を置いた2つの長手方 向の縁部22と、間隔を置いた2つの横断方向または端縁(または縁部)24と 、生理用ナプキン20の主本体部分の周縁26を一緒に形成する4つのコーナー 27とを有する。また主本体部分は、第1の端縁領域28と第2の端縁領域30 によって指定される第2の端縁領域30とを有する。中央領域32は、端部領域 28と30との間に配置される。端部領域28と30は主本体部分の長さの約1 /8乃至1/3ほど中央領域32の縁部から外側に伸びている。中央領域32と の2つの端部領域は、1987年9月1日にヒギンズに発行された米国特許第4 ,690,680号に収容されている。 生理用ナプキン20(またはその主本体部分)は、比較的に厚いか、または非 常に薄い厚さである。第1図乃至第3図に示す生理用ナプキン20の実施例は、 比較的に薄い生理用ナプキン、好ましくは、超薄型の生理用ナプキンの一例であ る。しかしながら、これらの図面を見るとき、図示した材料層の数によって生理 用ナプキン20が実際よりは厚く見えることは理解できよう。オズボーンに発行 された米国特許第4,950,264号及び5,009,653号に示されてい る超薄型の生理用ナプキン20は、約3ミリメートル未満の厚みである。図示し た生理用ナプキン20は、着用者に快適になるように好ましくは比較的に可撓性 を有しなければならない。 第2図は、本発明の生理用ナプキン20の主本体部分21の個々の部分を示す 。第2図に示す主本体部分21は、少なくとも3つの主部分を有する。これらは 、液体透過性のトップシート38と、液体不透過性のバックシート(または障壁 手段)40と、トップシート38とバックシート40との間に配置された吸収コ ア42とを有する。しかしながら、1つまたはそれ以上のバックシートのような これらの部材は、以下に説明する下着カバー部材の部品として作用する部品と交 換する場合がある。生理用ナプキン20の主本体部分21は、ほとんどが従来の 部材であり、その結果、ほぼ非伸長性である。しかしながら、好ましい実施例に おいて、生理用ナプキンの主本体部分は、1つまたはそれ以上の伸長性部材から なるオズボーン等の名称で1992年の7月23日に出願された米国特許出願第 07/915,133号及び07/915,284号(1993年2月4日に双 方が公開されたWO93/01785号及び93/01785号)に示されてい る。 また本発明の生理用ナプキン20は、パンティカバー部材100を有する。パ ンティカバー部材100は、一対の側方包囲部材52を有し、この側方包囲部材 52は側方包囲部材52の遠位縁53に主本体部分の幅の半分未満の距離だけ主 本体部分21の長手方向の側縁22を越えて側方外側にのびている。パンティカ バー部材100の少なくとも一部は伸長性を有する。パンティカバー部材を主本 体部分に取り付ける点Qと、双方包囲部材52の遠位縁53との間にパンティカ バー部材100の伸長可能な部分を配置しなければならない。側方包囲部材52 は、パンティカバー部材100の一部であり、パンティカバー部材100は、生 理用ナプキンを着用者のパンティに配置し、着用者の身体に隣接してパンティを 引き上げるときに着用者のパンティのクロッチ縁部部分の周りにパンティの下側 に向かって自動的に折れ曲がる。 生理用ナプキン20の主本体部分の伸長性は、第6図に簡単な方法で示されて いる。ここに使用する「伸長可能な」は、x−y平面において少なくとも1つの それらの寸法で大きくなることができる製品を言う。x−y平面は、生理用ナプ キン20の面にほぼ平行な平面である。生理用ナプキン20の主本体部分21は 長さ及び幅の双方において伸長可能である。しかしながら、他の実施例において 生理用ナプキン20の主本体部分21は、これらの寸法の1つにおいてのみ伸張 可能である。好ましくは、生理用ナプキン20の主本体部分は、少なくとも長手 方向において伸長可能である。 生理用ナプキン20の主本体部分21はある好ましい実施例において、伸長性 であることに加えて拡張可能である。ここで使用する用語の「拡張可能」は、拡 張力が製品に加えられたときに伸長可能であり、拡張に対してある抵抗を示す製 品を言う。さらに詳細に説明すると、生理用ナプキン20の主本体部分21は、 弾性的に伸長可能である。用語の「弾性的に拡張可能」または「弾性的に伸長可 能」は同義語である。ここで使用するこれらの用語は、拡張力が取り除かれたと きに、主本体部分がその伸長または拡張しない寸法(すなわち、元の寸法)に戻 ることを言う。しかしながら、主本体部分21は、伸長前の寸法に戻る必要はな い。それは第6図に示すように、拡張していない寸法と、伸長した(すなわち、 拡張した寸法)のLS及びWSとの間のゆるんだ寸法(LR及びWRのような) に戻るように示されている。主本体部分21を製造することは、生理用ナプキン を拡張する力を除去するときに長手方向内側にギャザーが形成される(すなわち 、長手方向にひだができる)主本体部分の望ましくない傾向を小さくする。着用 者のパンティが収縮するときにこれは特に真実である。 生理用ナプキンの主本体部分は、PCT公開番号WO.93/01785号及 びWO93/01786号に示された量だけ伸長可能であることが好ましい。こ の国際特許出願を要約すると、主本体部分は、一対のパンティに生理用ナプキン を着けることに関連した力において、約5%と約50%との間、さらに好ましく は、約10%乃至約40%との間、最も好ましくは、約25%と約40%との間 で伸びることができることが好ましい。好ましくは、主本体部分は、約50乃至 100グラム、及び約1,000乃至1,500グラム、さらに好ましくは、約 250グラムと約800グラムとの間の力で伸長することができる。第7図は、 好ましい吸収材製品の伸長性において追加的な力の範囲を示す表である。ここに 示した制限及び範囲は、特定の制限及び範囲内にある狭い範囲、制限及び量を含 む。第7図に示すように、生理用ナプキンの主本体部分は、主本体部分に適用さ れる力の量においてほぼ増大しないである量を越えて伸長することを防止するた めに「力の壁」を設けることができる。パンティカバー部分が着用者のパンティ クロッチの内側に固定される伸長可能な部分を備えることができるならば、パン ティカバー部材は、着用者のパンティから生理用ナプキンを容易に除去するため に力の壁を備えている。 パンティカバー部材の伸長性部分は、主本体部分を有する生理用ナプキンの部 分と同じ量に応答して同様な量だけ伸長可能であることが好ましい。しかしなが ら、パンティカバー部材の伸長可能な部分の固有の弾性(すなわち、元の寸法に 戻る伸長性可能な部分の傾向)は比較的に低い。また、伸長性部分は、(別にな った弾性バンドが拡張され、伸長可能な状態でパンティカバー部材に取り付けら れている場合)弾性的でないこと以外に伸長可能であることが好ましい。パンテ ィカバー部材のこれらの伸長可能な部分は、(第7図に示す値に較して)比較的 に大きい設定と比較的に小さい力を有し、それらはパンティを包まなくなる傾向 を失わずに着用者のパンティの縁部の周りを包囲する。 2.生理用ナプキンの個々の部材及び生理用ナプキンの組み立て 本発明の生理用ナプキン20の種々の実施例に適した個々の部材を第1図乃至 第3図を参照して詳細に説明する。 A.トップシート トップシート38は第1の液体透過性部材を有する。生理用ナプキン20が使 用中のとき、トップシート38は、使用者の皮膚に密着して接近するように配置 される。トップシート38は、柔軟で、柔らかい感じの使用者の皮膚にできるだ け刺激を与えないものが好ましい。トップシート38は、良好な浸透性を呈し、 再び濡れる傾向が小さく、身体の排泄物を迅速に浸透させ、コア42に向かって 流れるが、このような排泄物を着用者の皮膚にトップシート38を通って逆流す ることができないようにする。 トップシート38は、身体に面する側38Aと、下着に面する側(またはコア に面する側)38Bとを有する2つの側面(または面または表面)を有する。ト ップシート38の身体に面する側38Aは生理用ナプキン20の身体に接触する 面(身体面)20Aの少なくとも一部を形成している。トップシート38は、2 つの長手方向の縁部38C及び2つの端縁38Dとを有する。 (同様の符号形態が生理用ナプキンの他の部品に適用される。すなわち、着用 者の身体に面する側は、部品のナンバーと参照符号「A」によって示すことがで きる。着用者の下着に面する側は、部品のナンバーと参照符号「B」によって示 すことができる。側縁及び端縁は、部品のナンバーと参照符号「C」及び「D」 によって指示することができる。 適当なトップシート38は、織物、不織材料、有孔成形熱可塑性フィルム、有 効プラスティックフィルム、ハイドロ形成フィルム、多孔性フォーム、レチキュ レートフォーム、レチキュレート熱可塑性フィルム及び熱可塑性スクライムを有 するが、それには制限されない広範な材料から製造することができる。適当な織 物及び不織材料は、天然繊維(例えば、木または木綿繊維)、合成または変形天 然繊維(例えば、ポリエステルのようなポリマー繊維、ポリプロピレン繊維、ポ リエチレン、またはポリビニルアルコール、スターチベース樹脂、ポリウレタン 、セルロースエステル、ナイロン及びレーヨン繊維)または天然及び合成繊維の 組み合わせから製造することができる。トップシート38が不織布ウエブである と き、このウエブは、スパンボンド、カード、ウエットレイド、メルトブロー、ハ イドロエンタングル、上記したもの等の組み合わせである。 トップシート38には有孔フィルムが特に好ましい。なぜならば、それらは液 体透過性であり、もし有孔性であるならば、トップシートを通って液体が逆流し 、着用者の皮膚を再び濡らす傾向を小さくする。適当な有孔フィルムは、198 2年4月13日にミュレン等に発行された米国特許第4,324,426号、1 982年4月3日ラデル等に発行された米国特許第4,342,314号、19 84年7月31日にアール等に発行された米国特許第4,463,045号、1 991年4月9日にバードに発行された米国特許第5,006,394号に示さ れている。特に適当なトップシート38は、ラデル等に発行された米国特許第4 ,342,314号、アール等に発行された米国特許第4,463,045号に よって製造される。インジアナ州テールホーテのトレデガール社によって販売さ れいるモデルX−3265またはモデルP1552有孔成形フィルムから製造さ れるトップシート34がよく作用することが分かった。 トップシート38は、トップシート材料にプリーツ、コルゲートまたはリング ロール処理のような機械的な処理を実行してトップシートを拡張したとき開放す ることができるようにトップシートに折曲部を形成するように伸長可能にするこ とができる。このような処理は、上述したような多数のトップシート材料に処理 を行うことができる。本発明の好ましい実施例において、トップシート38は、 米国特許第4,463,045号によって製造され、リングロール加工すること によってそれにある程度の伸長性を与える。このようなトップシートは、199 2年8月25日にジョン.J.クロ等の名称で出願された「ウエブに大きな弾性 を与える変形部分を有するポリマーウエブ」と題された米国特許出願第07/9 36,185号に示されている。 リングロール処理すなわち、「予備コルゲーティング」のための適当な処理が 、 1978年8月15日にシソンに発行された米国特許第4,107,364号、 1989年5月30日のサベーに発行された米国特許第4,834,741号、 1991年2月28日にウエーバー等によって出願された米国特許第07/66 2,536号、1991年2月28日にケネスB、ブエル等によって出願された 米国特許第07/662,537号及び(「リングロール特許出願としてまとめ て称される)1991年2月28日にジェラルドウエーバー等によって出願され た米国特許出願第07/662,543号に示されている。 リングロールトップシートの波形の折曲線は縦方向に走っており、そのために トップシートは長手方向に伸長可能である。他の実施例において、折曲線は、長 手方向、双方向または他の方向に走るように構成することができる。トップシー ト38は、折曲線の直角な方向に伸長可能である。 好ましい実施例において、液体がトップシート38を通ってさらに迅速に伝わ るように親水性にされる。これは、身体の排泄物がトップシートを通って引かれ 吸収コアによって吸収されるないでトップシートを流れ出る可能性を小さくする 。トップシートは、それを表面活性剤で処理することによって親水性にされる。 表面活性剤を適用する適当な方法はオズボーンに発行された米国特許第4,95 0,254号及び5,009,653号に示されている。 さらに好ましい実施例において、トップシート38の内面38Bは、下の吸収 層に接触する関係で固定される。この接触する関係は、液体がトップシート38 にさらに迅速に浸透するようにする。トップシート38は、トップシートを下の 層に結合することによって下の層と接触する関係を保持する。しかしながら、ト ップシート38の面を下の層の面に結合することは必ずしも必要ではない。トッ プシート38はトップシートと下の部材との間に接着剤を適応することによって 、下の層の繊維をトップハートによってエンタングル処理することによって、複 数の別れた溶融結合部によって下の吸収層にトップシート38を溶融することに よ って、または公知の手段によって下の吸収部材と接触関係を維持することができ る。 B.吸収コア 吸収コア42は、トップシート38とバックシート40との間に配置される。 吸収コア42は、おりものまたは他の身体の排泄物を吸収する手段を提供する。 吸収コア42は、吸収しようとする液体の全体量より大きな吸収性能を有する 必要はない。吸収コア42は、全体的に圧縮可能であり、柔軟であり、使用者の 皮膚に対して刺激がない。それはこのような目的のためにこの技術分野で使用さ れる材料からなる。非制限的な例は、エアフェルトと称される細かくされた木の パルプのような天然材料、クリープセルロースワッディング、ハイドロゲル成形 ポリマーゲリング剤、(1993年6月8日にヤング等に発行された米国特許第 5,217,445号に説明されたような変形クロスリンクセルロース繊維、( 1993年4月6日にトンプソン等に発行された米国特許第5,200,248 号に説明されたような繊維間に毛管を有する)毛管通路繊維、吸収フォーム、吸 収スポンジ、剛性ステープル繊維、ポリマー繊維、ピートモス等、または材料の 組み合わせを有する。 またポリマーゲル剤は、水または他の体液のような液体に接触するとき、この ような液体を吸収し、ヒドロゲルを形成する材料である。このように吸収コア4 2に排出された液体は、ポリマーゲル剤によって獲得され、保持され、それによ って吸収材の性能が向上するか、または液体の保持性能が改良された製品を提供 する。吸収コア42に使用するポリマーゲル剤は、水に溶けず、わずかにクロス リンク加工され、部分的に中性化された、ヒドロゲル形成ポリマー材料の粒子4 1を有する。このポリマーゲル材料は、ペレット、フレークまたは繊維形態を含 む多数の形態がある。 第2図に示す1つの好ましい実施例において、吸収コア42は、1つの層状体 である。この層状体は、第1と第2の組織層(または「上方」及び「下方」の組 織層)の2つのエアレイド組織43及び47の間に配置された粒子41の形態の ような超吸収ポリマー材料の層から成る。第1と第2の組織層43及び47は、 超吸収ポリマー材料を閉じ込め、吸収コア42にわたって超加熱流吸収ポリマー が側方に染み出すことを改良し、ある程度の吸収性を改良する。組織層43及び 47は、同じか(または異なる)組織の2つの分離したシートの間の超吸収材料 の粒子41によって折り曲げられる1つの組織ウエブから成る。 適当な層は、アイオワ州、マスカチンのグレイン処理社から市販されているW ATER−LOCKL−535(グレイン処理社によって登録商標WATER− LOCKとして登録されている)として知られている。このような超吸収薄層は 、1984年8月21日ペダーソン等に発行された米国特許第4,467,01 2号、1981年4月7日にロンドセイ等に発行された米国特許第4,260, 443号、1986年3月25日クレイマー等に発行された米国特許第4,57 8,068号に示されている。薄層吸収コア42は、それを切断するか切れ目を 入れるかによって伸長性が与えられる。第8図は、長手方向の伸長性を得るため に切れ目を入れるか、部分的にスリットを入れることによって上述したような薄 層を示す。 他の実施例において、20%と200%との間の拡張との間の伸長性を有する ティッシュペーパーから同じものをつくる(すなわち、そのみ伸長性の寸法の1 .2と3倍の間である伸長寸法まで伸びることができる)。このようなティッシ ュシーツは、多数の方法によってつくることができる。例えば、ティッシュペー パーは、それをヤンキードライヤでクレープ加工した後、クレープをティッシュ から引き出す前に直接とられるBOUNTYティッシュである。このようなティ ッシュを製造する方法は、1992年3月24日にスマーコスキ等に発行された 米国特許第5,098,522号に示されている。 他の実施例において、層の形成後に、最初クレープが全くないか、または非常 に小さいクレープを有するティッシュを形成することができる。この場合のクレ ープ形成方法は、それらが20%乃至200%の範囲で伸長する波形の層状ティ ッシュをつくるようにその薄層を2つのかみ合いロールを通すことによって生じ る。この波形形成は、所望の伸長の方向に垂直でなければならない。他の実施例 において、主本体部分にクレープを形成することができる。 主本体部分21の長手方向及び端縁22及び24は、ナプキンが伸長するとき 、ナプキンからの液体または液体を収容した超吸収材の滲みだしまたは排除を防 止するために密封することが好ましい。別の案として主本体部分全体の縁部を密 封するのではなく、吸収コア42の縁部42C及び42Dを密封してもよい。例 えば、コア42の縁部は、ティッシュ層によって包囲されカバーしてもよい。他 の実施例において、コア42からの液体または液体を収容した超吸収材の滲みだ しまたは排除を防止するためにティッシュの縁部を折り曲げるか、他のように処 理する。主本体部分の周囲の周りの永久的な全部のシールは、伸長時に破れるこ とがあってはならない(すなわち、シールは、生理用ナプキンの使用の期間中に 密封するようになっている)。 吸収コア42はそれがそれ自身の弾性特性を有しない場合でも弾性的に伸長性 を有するようにされる。吸収コア42は、吸収コア42が弾性トップシートまた はバックシートと共に伸長し収縮するように吸収コアを弾性バックシートまたは トップシートに取り付けることによって弾性的に伸長可能にされる。 C.バックシート バックシート40は、パンティ、パジャマ及び下着のような生理用ナプキン2 0に接触する製品を吸収コア42に吸収され収容された排泄物が濡らすことを防 止する。バックシート40は、液体(例えばおりものまたは尿)に対して不透過 性である。バックシート40は、薄いプラスティックフィルムから製造するこ とが好ましいが、他の可撓性の液体不透過性材料を使用してもよい。 バックシート40は、織物または不織布材料、ポリエチレンまたはポリプロピ レンの熱可塑性フィルムのようなポリマーフィルム、またはフィルムコート不織 布材料のような複合材料を有する。好ましくは、約0.012mm(0.5ミル )乃至約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有するポリエチレンフィルムで ある。例示的なポリエチレンフィルムは、オハイオ州シンシナチのクロペイ社に よって製造されているP18−1401、及びインジアナ州テレホーテ社のトレ デガールフィルム製品のXP−39385によって製造されている。 バックシート40は、さらに布状の外観を提供するためにエンボスまたはマッ ト仕上げのいずれかを仕上げられる。さらに、バックシート40は、バックシー ト40を通って排泄物が逃げることを防止しながら、吸収コア42から蒸気が逃 げることができるようにする(すなわち、バックシート40はブリーザブル)。 例えば、ここに説明したパンティライナによって説明したように水に流すことが できるか、または生物分解性のバックシートも使用することができる。他の適当 なバックシート材料は、1991年4月16にオズボーンに発行された米国特許 第5,007,906号不織/フィルム薄層である。 バックシート40は、バックシート材料をプリーツ加工、コルゲーション、ま たはリングロール処理することによって伸長可能にされる。しかしながら、好ま しくは、バックシート40は、1984年10月9日にナックに発行された米国 特許第4,476,180号に示されたフィルムのようなエラストマーフィルム から形成することによって伸長可能にされる。このようなフィルムは、エクソン フィルムEXX−500のようなレイクチュリッヒのエクソン化学社から得るこ とができる。 他の特別に好ましい伸長性バックシート40は、ウイスコンシン州のフィンド レィ接着剤社によって製造された延伸接着剤フィルムフォーミュラ♯198−3 38である。フィンドレィ接着剤フィルムは200%乃至300%伸長すること ができる液体不浸透性フィルムである。フィンドレィ接着剤フィルムが好ましい 。なぜならば、それは弾性的に伸長可能だからである。このフィルムの少なくと も一方の側は、生理用ナプキン20でそのままで接着剤と共に使用することがで きる。例えば、接着剤フィルムの他の側は、少なくとも一部がカバー(または接 着剤の特性をなくすためにブロック)された接着剤の表面を有する。バックシー トの身体面側40Aを規定する接着剤は少なくとも一部をブロックすることがで きる。露呈した接着剤は多数の適当な方法でブロックすることができる。これら は、露呈した接着剤をカバーするために非接着材料の層を取付け、ブラッシング するか、露呈した接着剤の少なくとも一部にタルカムパイダーまたはコーンスタ ーチのような粉末材料をまき散らすことを含むが、それには制限されない。バッ クシート40の下着面側40Bに露呈した接着剤を部分的にブロックすることは バックシートをパンティカバー部材に固定するために特別の接着剤パターンをつ くるために残りの露呈した接着剤と共に使用することができる。 他の実施例において、接着材フィルムは、接着剤のタックを有する一方の側と 、タックのない他方の側を有するようにつくることができる。これらの特徴を有 する適当な1つの接着剤フィルムは、フィンドレィ接着剤会社からフィルムフォ ーミュラH2031のようなブロキングフィルムによって利用可能な接着剤フィ ルムフォミュラー♯198−338のような低い係数の圧力感応接着剤を有する 不織布エラストマーフィルムを有する複合構造である。さらにこのような材料は 、1991年7月16日にフリーランド等に発行された米国特許第5,032, 120号、1991年8月6日にアレン等に発行された米国特許第5,037, 416号に示されている。 他の好ましい実施例において、バックシート40は、2つまたはそれ以上の層 からなる伸長可能な層構造を有する。層構造は、異なる伸長性を有する層から成 る。例えば、バックシートは伸長可能な不織布ウエブまたは伸長可能なフィルム によって一方または双方の側がカバーされているフィンドレィ接着剤フィルムの 層から形成される層を有する。 D.トップシート、バックシート及びコア材料の組み合わせ、及びそれらの組 立体を生理用ナプキンの主本体部分に組み立て 本発明の生理用ナプキン20の主本体部分21はトップシート、バックシート 及びコア材料の異なる組み合わせを有する。上述したように主本体部分21はす べてが伸長可能な部品を有する。主本体部分は、他のタイプまたはPCT公開公 報WO93/01785及び93/01786号に示されている、伸長可能な、 または伸長不可能なトップシート、バックシート及び吸収コアの組み合わせを有 していてもよい。 上述した主本体部分の部材(トップシート、バックシート及び吸収コア)は、 適当な方法で組み立てることができる。第1図乃至第3図に示す好ましい実施例 において、主本体部分の部材は、トップシート38とバックシート40の縁部は 、吸収コア42の縁部を越えて外側に伸びるような大きさの部材を有する「サン ドイッチ形状」に組み立てられる。トップシート38とバックシート40は、公 知の技術を使用して少なくとも周囲の一部が結合されることが好ましい。第1図 に示すように、トップシート38は、シーム90のような第1のシームに沿って バックシート40に固定されることが好ましい。シーム90は、液体不透過性が 好ましい。シーム90は、のりづけ、クリンプまたは熱密封によってこの目的の ためにこの技術分野で通常使用される手段によって形成することができる。 ここに使用する用語の「結合」は、部材を他の部材に固定することによって部 材を他の部材に直接固定する構成と、ある部材を他の部材に固定されている中間 部材に固定することによって他の部材に間接的に固定することができる構成と、 1つの部材が他の部材と一体敵になっている、すなわち、1つの部材が他の部材 の一部である構成とを含む。 生理用ナプキン20の部材は、接着剤、ステッチィング、熱または圧力結合、 動的機械的な結合、超音波結合、1つの部材を有する繊維を他の部材にメルトブ ロー処理し、1つの部材を他の部材に延伸するか、または従来技術で知られた他 の装置によって一緒に結合することができる。生理用ナプキンの部材を取り付け る適当な方法は、1993年6月24日にクリー等の名称で国際公開されたWO 93/11725号に示されている。 主本体部分が伸長性部材から成るとき、この部材は、主本体部分を伸ばすこと ができる適当な方法で一緒に結合される。1つの例においてバックシート40は 、拡張可能な接着フィルムから成る。コア42は、バックシート40の上に配置 される。次にトップシート38をコア42の上に配置する。コア38の縁部を越 えて外側に延びているトップシート38の縁部部分は、バックシートのフィルム の周囲の周りで接着剤を使用してバックシートの縁部部分に結合される。このよ うな構造は、さらに互いに隣接する面を固定することなく生理用ナプキンの部材 を適当に固定することが分かった。しかし、上述したように、それらの面にいく つかの部材を固定することが好ましい。 部材を結合する上述した方法は、製造を容易にするために好ましい。(種々の 部材を一体化する他の方法も使用することができる。)例えば、本発明はいわゆ る「管」製品を含む。これらの製品において、(トップシート材料のような)液 体不透過性カバー材料は、吸収コア及びバックシートの周りを完全に包囲するこ とができ、部材を一緒に固定することができる。他の構成において、トップシー トはコアの周りを包囲し、ラップされたコアはバックシートの上に配置されそれ に固定される。 E.パンティカバー部材 パンティカバー部材100は、着用者のパンティの側部を自動的に包囲するた めに生理用ナプキンの長手方向の側縁に沿って配置された一対の側方包囲部材を 有する。パンティカバー部材100は、従来のサイドフラップとは別のものを提 供する。 第1図乃至第5図は、パンティカバー部材の好ましい実施例を示す。第1図な し比第5図にさらに詳細に示すような生理用ナプキンの特徴部を試験する前に、 最も基本的な形態のパンティカバー部材の機能を第9図乃至第15図に関して説 明する。 第9図及び第9A図は、サレルノに発行された米国特許第4,940,462 号に説明したような長手方向に伸長可能なフラップを有する生理用ナプキンの簡 単な端面図である。サレルノの特許に示された生理用ナプキンは長手方向に拡張 可能なフラップが吸収コアの長手方向の側縁から直接外側に伸びると言う事実に よっていくつかの欠点を有する。サレルノの伸長可能なフラップは非伸長性本体 に直接取り付けられる。これは吸収部材に隣接して配置されたサレルノのフラッ プの部分の伸長性を制限する。パンティの弾性体の周りを包囲するために十分な 量だけサレルノのフラップを伸長するために、フラップは、比較的に広い横断方 向の寸法を有しなければならない。 また第9図は、サレルノの生理用ナプキンの吸収部分の側方内側がフラップを 内側に引っ張ることを示している。これは、着用者のパンティの所定の領域をカ バーするためにフラップの能力の損失(すなわち、カバー領域における損失)を 生じ、着用者のパンティからフラップが外れるようにする。 第10図は、本発明のパンティカバー部材の第1の基本的な実施例を示す。パ ンティカバー部材100は、拡張可能な生理用ナプキンの長手方向の側から伸長 可能な延長部である側方包囲部材52を有する。延長部は、非吸収部材の延長部 であることが好ましい。これにおいて、パンティカバー部材(またはその延長可 能な部分)は、ここに説明した他の実施例の大部分と同様に、長手方向、横断方 向またはその双方に延長可能である。パンティが着用者の身体に引き上げられる ときに、脚部弾性体に沿ったパンティの部分の拡張は、パンティクロッチの弾性 体を収容している縁部の周りに延長部を折り曲げ、それを包囲する。 この特別の実施例において、延長部の遠位縁部53は、生理用ナプキンの吸収 コアの縁部から約3/8インチ(1cm)乃至約2インチ(約5cm)伸びてい ることが好ましい。伸長可能な延長部は、主本体部分の1つの延長部から成り、 それらは、主本体部分に結合された分かれた部材を有する。この実施例の1つの 例において、接着材ファスナ45は、着用者の活発な動きの間にパンティクロッ チの周りの所定の位置に延長部を保持するために延長部の遠位縁の約1/8イン チ(3mm)にできるだけ近い延長部の下着に面する面に適用することができる (が、このようなファスナは正規の環境では必要はない)。 この実施例の他の変形例において、延長部は、パンティの弾性体の領域に配置 された延長部のこれらの部分に沿って永久に伸長可能な(すなわち、伸長した後 に引き込む傾向を有しない)領域を備えていない。他の例において、延長部は、 パンティのクロッチの弾性体を収容する縁部を包囲することを容易にするために 折り曲げられ、ギャザーが形成され、ピンチ加工され、密封される。第26図は 、生理用ナプキンが伸長可能であり、トップシートとバックシートの縁部を越え て伸び、伸長可能な延長部を形成する実施例のような他の例を示す。この実施例 において、全部の生理用ナプキンの部材は、少なくとも長手方向に伸長可能であ る。 生理用ナプキンの少なくとも一部が延長可能であると言う事実は、サレルノの 生理用ナプキンに関連するいくつかの問題を無くすことができる。非伸長性の本 体ではなく、伸長性の本体に側方包囲部材が結合されると言う事実によって、パ ンティクロッチが拡張するときでさえも側方包囲部材がパンティクロッチの側方 の周りを連続的に包囲することができる。 ここに説明した基礎的な実施例はパンティカバー部材が提供するある特徴に関 する。これらの特徴は、種々の方法で本発明の生理用ナプキンと組み合わせるこ とができる(またはそこから削除することができる)。すなわち、それらは必ず しも強制的な特徴ではない。 第11図および第11A図は、主本体部分の長手方向の側縁22の内側の生理 用ナプキンの主本体部分21の下側に結合することができる。パンティカバー部 材は、取り付け点Qと主本体部分の長手方向の側縁22との間で生理用ナプキン 20の主本体部分21の下着に面する側に取り付けられない。第11図及び第1 1A図に示す実施例は、パンティカバー部材が主本体部分とパンティの弾性体が パンティのカバー部材と交差する場所との間でパンティカバー部材100を拡張 することができることを示す。これは、パンティカバー部材が着用者の周りで形 成され折り曲げられることができるようにする。 第12図及び12A図は、第3の基礎的な実施例において、取り付け点が長手 方向の中心線Lの領域に配置されるように生理用ナプキン20の主本体部分21 の長手方向側縁22の内側の距離に結合することができる。第12図に示す実施 例は、主本体部分の圧縮特に(吸収コアの圧縮)がパンティカバー部材100の 動作と干渉する傾向を減少する利点を有する。パンティカバー部材100の動作 に干渉するためにコアの圧縮する傾向を小さくすることが生じる。なぜならば、 パンティカバー部材100は主本体部分の側面22近傍には接続されないからで ある。これは、コアに作用する力がパンティカバー部材に直接作用することを防 止する。第12A図は、パンティカバー部材100がパンティカバー部材100 のカバーに影響することなく主本体部分に取り付けられる点Qの内側にひだがで きることを示している。これは、サレルノの生理用ナプキンのフラップがこのよ うな力に応答してどのように内側にひだを形成するかを示している。 第12図に示す実施例に関していくつかの追加的な事がらに注意しなければな らない。第1にパンティカバー部材100が住本体部分21の下着側21Bに結 合される場所が主本体部分の中央領域で最も重要である(または、もし、主本体 部分は非対称的であるならば、着用者の足の間になるような主本体部分の領域) 。なぜならば、これはまず主本体部分にひだがよる場所であるからである。(第 1図に示す)中央領域32は、ひだが形成される。なぜならば、これは着用者の 足が合わさるときにパンティクロッチの最もせまい部分の領域になり、着用者の 足の間の最も狭い空間になるからである。これは主本体部分の中央において約3 インチ(7.6cm)乃至約6インチ(15cm)である。 第12図に示す実施例に関して留意すべき第2の事項は、生理用ナプキン20 の主本体部分21がパンティカバー部材100に関して長手方向の中心線の周り で動き回転することを防止するためにこのような実施例がある程度の安定位置構 造を備えていることである。 第12図に示す実施例に関して留意しなければならない第3の事項は、側方包 囲部材が公知の生理用ナプキンとは異なるように作用する方法である。例えば、 吸収部材の長手方向の側部の内側に種々のタイプのフラップを有する生理用ナプ キンが知られている。このようなフラップの例は、バンチルバーグに発行された 米国特許第4,589,876号及びマッコイに発行された米国特許第4,90 0,320号に示されている。この差は、マッコイの特許に示された生理用ナプ キンのフラップに関して特に明らかである。マッコイの特許に示された生理用ナ プキンのフラップは、パンティのクロッチを完全に包囲し互いに固定されるよう になっている。マッコイの生理用ナプキンのフラップは、パンティクロッチの内 側にギャザーを形成するように構成されている。本発明の生理用ナプキンの側方 包囲部材52は、重複することはなく、それらは着用者のパンティにギャザーを 形成するようにも構成されていない。側方包囲部材52は、パンティ動きを調整 するようになっている。すなわち、それらは、マッコイの生理用ナプキンのフラ ップがそうであるようにパンティと共に動き、パンティの動きを拘束することな く、パンティを移動することができる。 主本体部分の長手方向の側縁の内側のパンティカバー部材を取り付けることは 有効であるが、追加的な利点はパンティカバー部材から主本体部分を外すことに よって利点を得ることができる。パンティカバー部材から主本体部分を外すこと は、パンティカバー部材からz方向に離れるように移動することができる主本体 部分の能力を言う。(他の実施例において取り外す概念を説明するために、19 91年4月16日にオズボーンに発行された米国特許第5,007,906号及 び1992年5月14日にビッシャル等の名称で発行されたPCTの国際公開W O92/07535号に示されている。)主本体部分の取り外しは、主本体部分 の接合点で、また2組の点の間に特別な材料を有するパンティカバー部材への結 合点で結合される取り外し部材(または「隔離部材」または「中間部材」)を介 して達成される。(接合点は、ライン、領域等であり、その結果、簡単に接合部 と称することもできる。) 第13図乃至第15図(第13図及び第13A図、第14図及び第14A図及 び第15図及び第15C図)に取り外すことができる3つの基本的な構造の例が 示されている。第13図乃至第15C図は特別の材料が生理用ナプキンの主本体 部分21にパンティカバー部材を間接的に結合していることを示している。隔離 部材102は主本体部分の取り付け点110で主本体部分21に取り付けられ、 隔離部材102は下着カバー部材取り付け点112でパンティカバー部材に取り 付けられている。図面のこれらの3つの組は、主本体部分の取り付け点の場所と 下着カバー取り付け点との間の種々の異なる関係を示している。 第13図及び第13A図は、生理用ナプキンが生理用ナプキンの主本体部分2 1をパンティカバー部材100から外すための構造を備えていることを示す第1 の例である。これを達成する基礎的な方法は、離脱部材102が下着カバー部材 100を主本体部分102に結合する一対の脚部を形成する1つの部材または2 つの分かれた部材を有することである。第13図及び第13A図に示す生理用ナ プキンは、離脱部材102が主本体部分21に結合する接合点が離脱部材がパン ティカバー部材100に結合される点の内側(すなわち、長手方向の中央ライン にさらに接近する)になると言う事実を特徴とする。第13A図に示す構造は、 パンティが着用者の身体から移動するときにでも着用者の身体とパンティカバー 部材100に密接な接触を維持して着用者のパンティ内に留まることができるよ うにすることである。上述した構造を達成する基礎的な方法は、種々の異なる方 法で実行することができる。 例えば、第13図及び第13A図に示す実施例において、生理用ナプキン20 は上層116と下層118とを有する2つの薄層構造の形のパンティカバー部材 100を備えることができる。この実施例において、薄層は薄層の長手方向の側 に向かって配置される取り付け点112で結合される。薄層は、取り付け点の間 では結合されない。これは、薄層の上層116(及び生理用ナプキンの重なって いる主本体部分21)の未結合部分109が薄層の下層118及びパンティのク ロッチから分離することができるようにする。第13図及び第13A図に示す構 造は、第12図に示す実施例に必要な側方の安定性を提供する。 第13図に示す生理用ナプキンの構造は主本体部分をパンティカバー部材から 外すためには適当であるが、第13A図に示すように、主本体部分のある程度の ひだの形成は側方包囲部材を内側にひっぱる傾向がある。しかしながら、第13 図及び第13A図に示す実施例は、この点においてサレルノの生理用ナプキンに 対する改良点を示している。さらに、上層は、コアの圧縮する傾向を小さくして パンティカバー部材の側方を内側に引く横断方向の伸長性を備えている。 第14図及び第14A図は、離脱部の第2の例を示す。この第2の例において 、生理用ナプキン20は、パンティカバー部材100を主本体部分21に結合す る内側に取り付けられた脚部107の形で特別の材料を備えている。(すなわち 、 離脱部材が主本体部分に結合される点は、離脱部材がパンティカバー部材に結合 する点の外側にある。)内側に取り付けられた脚部は、多数の可能なタイプの構 造を有する。例えば、第25図に示すように、内側に取り付けられた脚部は、生 理用ナプキンの1つまたはそれ以上の部材の一部から成り、その部材は、プリー ツが形成され、生理用ナプキンの主本体部分の下に折り曲げられ、パンティカバ ー部材に取り付けられる。別の案として、内側に取り付けられた脚部は、生理用 ナプキンの主本体部分及びパンティカバー部材に接続されている分離した部材を 有する。第14図及び第14A図に示す実施例は、パンティカバー部材がコアの 圧縮によって内側に引っ張られない利点を有し、脚部はパンティカバー部材に関 してひだの形成及びよじれに対する安定性を有する本体部分を提供する。 第15図は、生理用ナプキンの主本体部分がパンティカバー部材から離脱する ことができる構造を備えている第3の例を示す。第15図及び第15A図に示す パンティカバー部材は、主本体部分とパンティカバー部材との間にプリーツスラ ック材料を有する。この生理用ナプキンは第13図及び第14図に示す実施例の 特徴部を組み合わせている。このパンティカバー部材は、第13図に示す下方部 分と第14図に示す上方部分とを有する脚部として考慮されている。主本体部分 21とパンティカバー部材100との間の接続構造の下方部分は、主本体部分の 圧縮が着用者のパンティに対するパンティカバー部材100の成形に干渉するこ とを防止することである。接続構造の上方部分は、パンティカバー部材100が 内側に引っ張られパンティカバー部材がカバーを行わなくなることがないように 主本体部分が着用者の身体に対してひだを形成し成形することができるようにす る。 第15B図及び第15C図は、主本体部分をパンティカバー部材に結合する特 別のタイプの材料の他の2つの実施例を示す。第15B図は、主本体部分をパン ティカバー部材に結合する柔軟な材料を有する実施例を示す。第15C図は、主 本体部分とパンティカバー部材との間に伸長性の材料を有する実施例を示す。 第15図乃至第15C図に示すパンティカバー部材は、厚い(例えば、約8m mの厚さ)主本体部分を有する製品に特に望ましい。生理用ナプキンの主本体部 分の両面が(第14図に示すように)拘束を受けないとき、着用者の身体にさら に密接に適合して移動することができる。 生理用ナプキンの主本体部分21がパンティカバー部材からz方向に分離する ことができるようにどのように相互に作用するかについて離脱部材102を説明 した。また離脱部材は、パンティカバー部材が伸長不可能な主本体部分に結合さ れる実施例の作用を向上することができる。これらの場合において、離脱部材は 、パンティカバー部材を伸長させる力と同じかそれ未満の伸長性を有することが 好ましい。この離脱部材は、非本体部分の非伸長性(または伸長性が低い)部材 とはさらに独立して伸長することができるように隔離部材(または隔離部材)を 拡張することができるように作用することができる。 上述したパンティカバー部材の基礎的な概念及び構造を記憶して第1図乃至第 5図に示す好ましい実施例をさらに詳細に説明する。第1図乃至第5図に示す生 理用ナプキンは、隔離部材と関連して使用される少なくとも1つの伸長性材料を 有するパンティカバー部材を有する。 第1図乃至第5図に示す伸長性材料100のシートは、生理用ナプキンの主本 体部分より大きい寸法の競技場の形状の材料のシートを有する。パンティカバー 部材100は、適当な寸法及び形状である。例えば、パンティカバー部材100 は、生理用ナプキンの主本体部分の寸法以下であるある寸法を有する。パンティ カバー部材は、楕円、矩形、不規則な形状または他の適当な形状であってもよい 。 第1図は、伸長可能な材料100の部分が生理用ナプキン20の中央領域32 の生理用ナプキン20の主本体部分21の長手方向の縁部22の部分を越えて外 側に伸びていることを示す。中央領域32の生理用ナプキン20の長手方向の縁 部22を越えて側方の外側に伸びている伸長性材料100のシートの部分は、着 用者のパンティの縁部の周りに折り曲げることができる側方包囲部材を提供する 。 しかしながら、パンティカバー部材100は、側方包囲部材を確定する部分を 有する1枚の材料シートであるように示されているが、他の実施例も本発明の範 囲内である。例えば、他の実施例において、側方包囲部材52は、生理用ナプキ ンの主本体部分21に取り付けられた1つまたはそれ以上の別になった部分を有 する。他の別の実施例において、側方包囲部材52は、主本体部分の1つまたは それ以上の部材と一体的な部分である。さらに、側方包囲部材52は、主本体部 分の各長手方向の縁部から伸びるように示されているが、それらは主本体部分の 1つの縁部から伸びている1つの側方包囲部材である。さらに、側方包囲部材は 互いに鏡像関係であることが好ましく、長手方向の中心線に関して対称的である 。しかしながら、ここに説明した側方包囲部材の形状及び場所は好ましい実施例 のものであり、他の実施例も可能であることを理解しなければならない。例えば 、側方包囲部材52は他のものより主本体部分の1つの端縁に向かって長手方向 の中心線に沿ってずれていてもよい。 第1図乃至第5図において、伸長可能な材料100のシートは、少なくとも長 手方向に伸長可能である。しかしながら、伸長可能な材料100のシート(また はここに説明した生理用ナプキンの他のパンティカバー部材)は、横断方向にの み伸長可能であるか、長手方向と横断方向との間の方向にのみ伸長可能であるか 、または双方向または多方向の伸長性を備えている。しかしながら、伸長性材料 のこのシートは、少なくとも長手方向に伸長性を有する。 第30図に示すような伸長性材料100のシートは、弾性材料を付加すること なく弾性的な動きを呈する伸長可能な網状組織を有するウエブ材料60を有する 。このウエブ材料は、結果として簡単にするために伸長可能なウエブ材料と称さ れる。 伸長可能なウエブ材料は、パンティカバー部材において、伸長可能な材料10 0を形成する種々の異なる形で使用することができる。第29図に示す1つの非 制限的な例において、伸長可能な材料のシート100は薄層を有する。薄層は2 つの長手方向に伸長可能な好ましくは、カード加工された不織布ウエブに固定さ れた伸長可能な材料を有する。(さらに、伸長可能なウエブ材料は、ここに説明 した吸収材の種々の他の部分で使用することができる。) 好ましい実施例において、伸長可能なウエブ材料は、成形ポリマーフィルムを 有する。伸長可能なウエブ材料は、生理用ナプキンをつけたときに受ける力によ って、比較的に低い伸長性を有する基礎材料から製造することができる。しかし ながら、ここに説明したような伸長性ウエブ材料に組み込むときに、ベース材料 は、これらの力の元で伸長可能である。伸長可能なウエブ材料は、特定のあらか じめ選択された伸び及び力で製造される「力の壁」を提供する構造に形成するこ とができる。伸長可能な材料は、直鎖状低密度のポリエチレン(LLDPE)か ら製造することが好ましい。また伸長可能なウエブ材料は、低密度のポリエチレ ン(LDPE)、超低密度のポリエチレン(ULDPE)、高密度のポリエチレ ン(HDPE)を含むポリエチレンのようなポリオレフィン、またはポリプロピ レン及び上述したまたは他の材料との混合物から成る。また使用することができ る他の適当な材料の例は、ポリエステル、ポリウレタン、生物的に分解可能なポ リマー、熱収縮ポリマー、熱可塑性エラストマー及びブリーザブルポリマー構造 を含むが、それには制限されない。 伸長可能なウエブ材料は、第30図及び第31図にほぼ張力を受けない状態で 示されている。伸長可能なウエブ材料は、2つの中心線、すなわち、軸線または 方向lと称される長手方向の中心線と、軸線または方向tと称される横断方向ま たは側方の中心線とを有する。側方の中心線tは、長手方向の中心線lのほぼ直 角である。好ましい実施例において、伸長可能なウエブ材料の長手方向の中心線 、生理用ナプキンの長手方向の中心線Lに整合している。しかしながら、他の実 施例において、ウエブ材料の長手方向の中心線lは、所望の伸長性の方向に依存 して他の方向を向けることもできる。 第30図及び第31図に示すように、伸長可能なウエブ材料60は、明確で非 類似の領域の「伸長可能な網状組織」を有する。ここに使用する用語の「伸長可 能な網状組織」は、所定の方向にある有効な程度伸長することができ、弾性状の 比較的小さい抵抗力及び比較的大きい抵抗力の段階を有する伸長可能なウエブ材 料を形成する。伸長可能な網状組織は少なくとも第1の領域64と第2の領域6 6とを有する。第1と第2の領域は、各々第1の表面と対向する第2の表面とを 有する。第30図及び第31図に示す好ましい実施例において、伸長可能な網状 組織は、複数の第1の領域64及び複数の第2の領域66とを有する。第1の領 域64は、第1の軸線68と第2の軸線69とを有する。第1の軸線68は、第 2の軸線69より長いことが好ましい。第1の領域64の第1の軸線68は、伸 長可能なウエブ材料60の長手方向の軸線1にほぼ平行であるが、第2の軸線6 9は伸長可能なウエブ材料60の横断方向の軸線tにほぼ平行である。第2の領 域66は、第1の軸線70と第2の軸線71とを有する。第1の軸線70は伸長 可能なウエブ材料の長手方向の軸線に平行であるが、第2の軸線71は、伸長可 能なウエブ材料の横断方向の軸線にほぼ平行である。第30図の好ましい実施例 において、第1の領域64と第2の領域66は、伸長可能なウエブ材料の長手方 向の軸線にほぼ平行な方向に連続的に伸びている直線である。 第1の領域64は、弾性係数E1と断面積A1を有する。第2の領域66は、 弾性係数E2と断面積A2とを有する。 図示した実施例において、長手方向の軸線にほぼ平行な方向に軸線方向に伸び が適用されるとき(ウエブ材料の長手方向の軸線にほぼ平行な図示した実施例の 場合に)所定の軸線に沿って伸長可能なウエブ材料の全体が制御された抵抗力を 示すように伸長可能なウエブ材料の一部を成形する。ここに使用するように、用 語の成形は、それが外側への伸びまたは力を受けるときに所望の構造または形状 を保持するウエブ材料に所望の構造または形状が形成されることを言う。ここに 説明した伸長可能なウエブ材料のような材料を形成する適当な方法は、かみ合う プレートまたはロールによってエンボス加工、熱成形、高圧液圧成形、または鋳 造を行うことを含むが、それには制限されない。 本発明に使用するウエブ材料は、伸長可能な網状組織が少なくとも第1の領域 と第2の領域とを含み、第1の領域が第2の領域の未満の「表面通路長さ」を有 する連続した類似していない部分を有する伸長可能な網状組織を有する。表面の 通路の長さは、材料が張力がかからない状態のとき、所定の軸線に平行に測定さ れる。ここに使用する成形部分は、伸長可能な網状組織の所望の構造または形状 から成る材料の部分を言う。ここに使用するような用語の「表面通路長さ」は所 定の軸線に平行な方向に領域のトポグラフィック面に沿った測定値を言う。ここ に使用するような、領域を言うとき用語の「明確な」または「類似しない」は、 ウエブ材料が張力を受けない状態の間に所定の軸線に平行に測定した場合に異な る表面通路の長さを有する伸長可能な網状組織内の領域を言う。 第30図及び第31図に示す実施例において、第1の領域64は、ほぼ平坦な 領域を有する。すなわち、第1のような領域64の材料は、伸長可能なウエブ材 料が受ける成形段階の前後に同じ状態である。第2の領域66は、第1及び第2 の表面(64A及び64B)の双方の平面を越えて交互に伸びる連続して相互に 接続された複数の変形部74を有する。他の実施例において、変形部74は、第 1の領域の第1または第2の面のいずれか一方のみの平面を越えて伸びる。 変形部74は、ウエブ材料の横方向の軸線にほぼ平行な第1の軸線76と伸長 可能なウエブ材料の長手方向の軸線にほぼ平行な第2の軸線77とを有する。変 形部74の第1の軸線76は、少なくとも第2の軸線77に等しいか、それより 長い。本発明の2段階の抵抗力対伸びの動作を向上するために、第2の軸線77 に対する第1の軸線の比は、少なくとも1:1であり、好ましくは、少なくとも 2:1またはそれ以上である。一般には、こに比が大きくなればなる程、2段階 の抵抗力対ウエブ材料の伸びが促進される。 第1の領域64及び第2の領域66の各々は、突出された通路の長さを有する 。ここに使用する用語の突出された通路の長さ」は、伸長可能なウエブ材料60 の所定の軸線(すなわち、長手方向の軸線に平行な)に平行に測定されたウエブ 材料の表面に直角に見たときの領域の長さを言う。第1の領域の突出した通路長 さ及び第2の領域の突出した通路長さは互いに等しい。 しかしながら、第1の領域64はウエブ材料が張力がかからない状態にある間 ウエブ材料の長手方向の軸線に平行に測定された第2の領域66の表面通路長さ L2未満の表面通路長さL1を有する。伸長可能なウエブ材料60の2段階の抵 抗力対伸びの動作特性を向上するためには、第2の領域66の表面の通路長さは 、第1の領域よりも少なくとも約15パーセント、好ましくは、第1の領域より も約30パーセント、最も好ましくは、第1の領域より少なくとも約70パーセ ント長い。 ウエブ材料60は、従来技術の同一の成形されないウエブ材料より小さいポア ソン側方収縮効果を呈する。ここで使用する用語の「ポアソン側方収縮効果」は 、伸ばされるときに材料が横に収縮する作用を言う。好ましくは、本発明のウエ ブ材料の側方のポアソン収縮効果は、ウエブが20%伸ばされるときに、約0. 4未満である。好ましくは、ウエブ材料が約40,50,60%の伸びを受ける ときに、約0.4未満のポアソン側方収縮効果を呈する。さらに詳細には、ポア ソン側方効果は、20,40,50,60%NO伸びを受けるときに約0.3未 満である。 伸長可能なウエブ材料において、矢印80によって指示される軸線方向の伸び が加えられる方向は、変形部74の第1の軸線76にほぼ直角である。(軸線方 向の距離の伸びの方向は、距離Dである。)変形部74が第1の軸線76にほぼ 直角な軸線の方向に伸びることができるので、伸長可能なウエブ材料を伸長させ る軸線方向に加えられる伸びの方向は、変形部74の第1の軸線76にほぼ直角 である。 矢印80によって指示される軸線方向の伸びの方向は、変形部74の第1の軸 線76のほぼ直角であるが、長手方向の成分を有する軸線方向の伸びは伸長可能 なウエブ材料を軸線方向の伸びの方向である。 第34図において、ウエブ材料を形成する平坦なベースポリマーフィルムの場 合の同様の曲線710と共に本発明の成形ポリマーウエブ材料の抵抗力−伸びの 曲線720の例示的なグラフである。力伸び曲線720を参照すると、720a で示された最初にほぼ直線の小さい力対伸びの段階Iと、720bで指定された 遷移領域720bと、壁を越えてウエブ材料が追加的な永久的な変形を受ける抵 抗力の壁に応答してかなり大きい力対細長い動きを呈する720cで指定される ほぼ直線的な段階IIとを有する。 第34図で分かるように、伸長可能な網状組織を有する成形ウエブ材料はウエ ブ材料の長手方向の軸線に平行な方向に伸びるときに制御された複数段の動きを する。抵抗力対伸びはこの動きを呈しない曲線710と比較すると、曲線720 の段階I(720a)と段階II(720c)の間の大きな差である。第32図を 参照するときに、ウエブ材料が第3図の矢印80によって指示された軸線方向の 伸びを受けるときに、短い表面通路の長さL1を有する第1の領域64は、最初 の抵抗力の大部分を段階Iに対応する伸びが適用される。段階において、第2の 領域66の変形部74は、伸びる平面の外側にあり、伸びに対する最小限の提供 を提供する。段階Iと段階IIとの間の遷移領域において、変形部74は伸びに整 合するようになる。段階IIにおいて、第33図に示すように第2の領域66の変 形部74は伸びの平面に整合し、さらに延びる場合にそれに抵抗するようになる 。第2の領域66は、さらに伸びる場合に第2の抵抗力として寄与する。伸びに 対する第1と第2の抵抗力は、全体の抵抗力にPTを与え、この力は第1の領域 64によって提供される抵抗力より大きい全体の抵抗力PTを提供する。従って 、段階IIの力と伸びの曲線の全体の傾斜は、段階Iの力と伸びの曲線の全体の傾 斜より著しく大きい力の壁の特徴を示している。 抵抗力P1は、(L1+D)がL2未満であるときに抵抗力P2よりかなり大 きい。(L1+D)がL2未満であるときに、第1の領域64は、最初の抵抗力 P1を与え、次の等式を満足する: P1=(A1★E1★D)/L1 (L1+D)がL2より大きいときには、第1及び第2の領域は、組み合わさ れた全体の抵抗力PTを伸びDに適用し、次の等式を満足する: PT=(A1★E1★D)/L1+(A2★E2★ L1+D−2)/L2 ここで★は乗算符号を表す。 段階Iではウエブ材料の利用可能な拡張を考慮しながら、最大限の伸びが生じ る。利用可能な拡張は、力と伸びの曲線720を検査することによって有効に決 定され、段階Iと段階IIとの間の遷移領域で曲がる大体の点は「利用可能な拡張 」のパーセント伸びの点である。利用可能な拡張の範囲は、約10%またはそれ 以上で変化し、弾性状の応答の範囲は、使い捨て吸収材製品では有効なものであ ることが分かり、第2の領域66の表面通路長さL2が第1の領域64の表面通 路長さL1を越える程度及びベースフィルムの特性によって大きく制御されるこ とができる。非常に大きな力がウエブ60のパーセント伸びに等しいベースフィ ルムのパーセント伸びを達成するのに必要になる。段階Iの適当な程度は、張力 が加えられない状態で通路長さL1及びL2を調製することによって所望に制御 することができる。段階Iの力−伸びは、第1の領域64の幅、厚さ、空隙及び ベ ースフィルムの特性を調製することによって制御することができる。 第30図のウエブ材料が伸ばされるとき、それが伸びる方向に伸長されその力 が除去されるときに伸長されない状態まで戻るときに降伏点まで伸びないかぎり 弾性状の動きを示す。ウエブ材料は、その能力を回復する能力を失うことなく複 数回伸びを行うことができる。 ウエブ材料は軸線方向に容易に伸びるか逆に伸びることができるが、変形部7 4の第1の軸線76にほぼ直角な方向において、ウエブ材料74が変形部74の 第1の軸線76にほぼ平行な方向に比較的に非伸長性を有する。変形部74に付 与される弾性変形は、変形部を1つの方向、変形部の第1の軸線にほぼ直角な方 向に伸ばすことができるが、伸びの方向に直角な方向において、変形部の第1の 軸線にほぼ直角な方向においては比較的に非伸長性を有する。他の実施例におい て、伸長可能なウエブ材料60は、中央から外側に伸びている第1の領域64と 、伸長可能なウエブ材料60をさらに一方向に伸ばすことができるように中心の 周りに同心円状に配置された第2の領域66とを有する。 ウエブ材料を伸ばすために必要な伸長力の量は、ウエブ材料を形成するバース 材料の固有の特性、非変形領域64の幅及び空隙に依存し、より狭い及びさらに 広い非変形領域64は、所望の伸長性を達成するために小さい伸長力を必要とす る。非変形領域64の第1の軸線68(すなわち、長さ)は、第2の軸線69( すなわち、幅)より大きいことが好ましく、好ましい長さと幅の比は5:1と3 00:1との間である。 変形部74の深さと数は、本発明のウエブ材料を伸ばすために必要な力または 伸びを制御するように変化する。好ましい実施例において、変形部は、5.0× 12×0.75インチの外形を有する2つの剛性プレートによって形成される。 各プレートの一方の面は、一連のかみ合い歯であり、かみ合い歯は、断面がほぼ 3角形状であり、それらの底辺で0.030″で上部で0.008″の半径で頂 点まで傾斜している。歯の中心線は、等しく離れており、0.030″ずつ歩進 する。1つのプレートの歯を有する側において、互いに平行で均一な間隔の歯に 直角に一連の溝が切断されている。これらの溝は、0.031″の幅であり、プ レートの全体の長さにわたって連続しており、0.25″の距離で間隔をおいて いる。これらの溝は、材料の変形されたウエブの変形されない領域に対応する。 好ましいLLDPEは、均一に圧力を配分するためにプレートよりも大きいプ ラテンを有する液圧中にプレートの間に配置される。このプレートは、少なくと も4,000ポンドの重量が加えられる。もし所定数の変形が行われる場合には 拡張及び伸びを大きくし、変形部に付与された変形の高さまたは程度は大きくさ れる。同様に、もし所定数の変形が行われる場合には拡張及び伸びを大きくし、 変形の数または頻度は大きくされる。 上述したような伸長可能な材料100のシートは、側方包囲部材52を有する 。側方包囲部材52は、従来のフラップより小さい。(すなわち、側方包囲部材 は、遠位縁から遠位縁までの幅の大きさを有しない。)好ましくは、側方包囲部 材の寸法は、着用者のパンティのクロッチ領域の寸法の幅に関連する。パンティ は、クロッチの最も狭い点で測定して約65乃至70mm(約11/4インチ) の平均のクロッチ幅を有する。しかしながら、パンティの幅は変化する。パンテ ィクロッチの幅は、約2インチ(約5cm)から約11/4インチ(約11.4 cm)の幅である。従来のフラップの最も小さい幅は、いくつかの既存の製品に ある小さいタブ状のフラップにおいて約5インチ(約12.7cm)である。 これを考慮すると、側方包囲部材の幅は、それらが着用者のパンティの下側に 折り曲げられるときに重なるようには大きくあってはならない。側方包囲部材の 寸法は、生理用ナプキンの主本体部分の境界に関連して表される。例えば、側方 の包囲部材52の幅は、主本体部分の長手方向の側縁の最も内側に点(すなわち 、長手方向の中心線に最も近い点)Rから側方包囲部材52の遠位縁53までの x −y平面D1の垂直方向の距離に関して表すことができる。好ましくは側方包囲 部材52は、生理用ナプキンの主本体部分の最も内側の部分から約11/4イン チ(約3cm)以下の距離伸びている。さらに好ましくは、側方包囲部材は、主 本体部分の最も内側の点から次の距離、約1インチ(約2.5cm)、約3/4 インチ(約2cm)、約1.5cm及び約0.5インチ(約1.25cm)以下 伸びている。 側方包囲部材52の幅は、側方包囲部材52が反対側に側方に伸びているとき 、遠位縁から遠位縁の距離で特定することができる。このように表す場合には、 1つの遠位縁から他の遠位縁までの側方包囲部材の幅(従って、パンティカバー 部材の幅)は、約5インチ(約12.7cm)未満、さらに好ましくは、11/ 4インチ(約12cm)以下である。側方包囲部材の最小限の幅は、幅がパンテ ィクロッチより大きいと仮定すれば、次のようでなければならない。すなわち、 約5/2インチ(約6.4cm)、約3インチ(約7.6または8cm)または 約7/2インチ(約9cm)である。側方包囲部材の幅における好ましい範囲は 、約7/2インチ乃至約19/4インチの範囲である。さらに好ましくは、側方 包囲部材は、約4インチ(約10cm)乃至約9/2インチ(約11.5cm) の間の幅を有する。 側方包囲部材52は、大きな範囲で長さが変化する長さ(長手方向の寸法)を 有する。側方包囲部材52の長さは、互いにまたは着用者の下側に取り付けられ る(本発明の背景で説明したような)公知のフラップの長手方向の寸法と少なく とも同じ大きさが好ましい。従って、側方包囲部材は、主に生理用ナプキンの主 本体部分の中央領域から伸びている。別の案として、側方包囲部材は、主本体部 分の長さと同じ長さか、またはそれより長い長さを有する。しかしながら、生理 用ナプキンに主本体部分の長さより短い長さを有する側方包囲部材を適用するこ とはコストの点から好ましい。なぜならば、このような生理用ナプキンは、製造 するのに少ない材料を必要とするからである。 パンティカバー部材100は、着用者のパンティの縁部を自動的に包囲し、そ の周りの所定の位置に配置するために追加的な特徴を有しなければならない。例 えば、伸長性材料100のシートの少なくとも一部は、低い戻り力と高い設定値 を有する材料からなることが好ましい。これらは、伸長したときに、それらが伸 長されない寸法まですべての方向に戻る傾向はない材料である。それらはそれら の伸長された寸法のまま残るか(固定されるか)それに近い状態で残る傾向があ る。 側方包囲部材52が大きい設定値を有する材料を有するとき、それらは、着用 者のパンティのクロッチの周りに適合するように拡張することができる。この高 品質な設定は、着用者のパンティが収縮しひだを形成するか、パンティの下から 折りが戻る傾向を小さくする。 ここに使用する用語の「設定」は、(元のサンプルの長さの百分率として)指 示された張力を適用し除去した後のサンプルに残る永久的な変形量を言う。手順 及び装備は次のようなものである。(特に断らない限り、ここで説明した内容は 、テストの前に2時間にわたって73°Fで50%の相対湿度の室内に放置する ことによって条件づけされたサンプルで実行される。) 材料の設定は、10インチ/分(25cm/分)のクロスヘッド速度を使用し てインストロンモデル試験装置において1″の幅×4″の長さ(2.5cm×1 0cm)の長さの材料のサンプルを所定の張力まで引くことによって決定される 。このサンプルは、長さ方向の軸線がサンプルの長い寸法に平行になるようにイ ンストロングリップに取り付けられる。サンプルのゲージ長さ(把持点の間の距 離)は2″(5cm)である。この特定の試験に使用される張力は、30%(す なわち、2″(5cm)のサンプルが2.6″(6.6cm)まで引かれ、その 長禄で30秒にわたって保持される。把持点の間の離れた距離は、2″まで戻り (サ ンプルで0%の張力)まで戻り、60秒にわたってこの位置で保持される。この サイクルが繰り返される。百分率の設定は、細長くする力が第2のサイクル中に ゼロより大きくなる張力軸の第1の点として決定される。これは第27図に示さ れる。3つのサンプルの平均の百分率の設定が報告される。伸長性材料を有する 材料は、10%以上の張力、さらに好ましくは、15%,20%,25%,30 %(30%の設定の変形が永久である)の張力以上の設定を有する。 また、側方包囲部材52は着用者のパンティ側方を包囲し戻りがなくパンティ の弾性体の周りにお在り曲げることができるいくつかの特性を有する。これらの 特性は、縁部の圧縮及び折り曲げ保持に対して低い戻り力、抵抗である。 戻り力は次のように測定される。A1″×4″の長さ(2.5cm×10cm )のサンプルは、サンプルの長さ方向の軸線が、材料の最も低い係数(最も小さ い力で最も大きい伸長性)の方向になるように試験する材料から切断される。サ ンプルは力ゲージと、サンプルの伸びを測定するスチール定規と、2″(5cm )(ゲージ長さ)の距離だけ分離したサンプルを保持する2つのクランプを有す る固定部に取り付けられる。クランプの一方は力ゲージに取り付けられ、他方は 昇降可能なラブジャッキに固定することができる。装置全体は、98°F(37 ℃)のオーブンセットに配置され、サンプルは2つのグリップの間に把持される 。サンプルは30%の張力(例えば、2.6″、6.6cm)に引かれ、この状 態で5分間保持される。このサンプルの張力は、25%まで小さくされ、戻り力 が25%のとき力ゲージの力が報告される。これは製品の着用中に材料に配置さ れる温度と張力をシミュレートするためである。3つのサンプルの平均の戻り力 が報告される。戻り力は約100グラム、好ましくは、約50グラム以下、最も 好ましくは、約25グラム以下でなければならない。 用語の「縁部圧縮に対する抵抗」は、側方の包囲部材が圧縮に対する抵抗を有 することを言う。詳細には、縁部圧縮は、側方包囲部材が伸長されて平坦な延長 部を形成し、力が側方包囲部材の平面に垂直に適用されるときに側方包囲部材を 有する材料がよじれる傾向を言う。縁部圧縮に対する抵抗は、側方包囲部材52 の遠位縁53に直角にプレートまたはブロック115を配置し、側方の包囲部材 の平面に直角なブロックに力を適用することによって測定することができる。こ の特性は重要である。なぜならば、側方包囲部材を有する材料が不十分であるな らば、着用中に、側方包囲部材に着用者のパンティの弾性体によって力が適用さ れたときよじれるからである。側方包囲部材は、約5グラム以上、さらに好まし くは、約7グラム、約10グラム及び約15グラム以上の抵抗が好ましい。 縁部圧縮テストは、シンテク社によって製造された Testwork(登録 商標)のソフトウエアと干渉する圧縮ロードセルを備えているインストロンモデ ル1122を使用する。テストするためのすべてのパラメータは、コンピュータ プログラム、例えばクロスヘッド速度、ストレインアップ、ストレインダウンに 特定される。また、データの収集、データの分析及びグラフの形成のすべてがテ ストワークによって行われる。側方包囲部材の遠位縁53が25mmの長さのサ ンプルの縁部に平行になるようにパンティカバー部材から切断される。このサン プルは、ガラスのスライドに直立してその長い方の縁部を(すなわち、スライド の面に垂直に)のりづけされる。ガラススライドはサンプルホルダと称される。 サンプル及びホルダは、クロスヘッドの上のプラットフォームに配置される。ク ロスヘッドの速度は10インチ/分(25cm/分)に設定される。T形バーは 圧縮セルに取り付けられ、0.5グラムの負荷がサンプルに加わるまで上昇する 。ゲージ長さはこの点でゼロに設定され、クロスヘッドは、3mmの距離まで移 動し続ける。次にクロスヘッドはゼロの伸びまで戻り、このサイクルが繰り返さ れる。2つのサイクルの最大限の力は、報告され、5つのサンプルの平均は、縁 部圧縮力として報告される。これは第28図に示されている。 「折り曲げ保持性」は、側方包囲部材がパンティクロッチの周りに折り曲げら れた後に所定に位置にあることことができる能力を言う。折り曲げ保持性は、次 の手順によって測定される。まず第1に側方包囲部材がパンティクロッチの周り に折り曲げられる。折り曲げられた側方包囲部材は、平坦な面を上側にして配置 される。側方の包囲部材に5分間にわたって105グラムの重量が加えられる。 このテストは98°Fで行われる。この重りが取り去られた後に、側方包囲部材 は、(もしそのような傾向があれば)折り戻すことができる。側方包囲部材が折 り戻される量は、重りを取り去った30秒後に、側方包囲部材と平面との間に形 成された角度を測定する。 側方包囲部材と平面との間に形成された角度が小さ ければ小さい程、側方包囲部材がさらによい折り曲げ保持性を有する。側方包囲 部材は、約100°以下、さら に好ましくは、約90°以下、さらに好ましく は、 約45°以下、最も好ましくは、約20°未満の前述したような折り曲げ 保持性を有する。 特に好ましい実施例において、側方包囲部材は、少なくとも一部がアルミフォ イルまたはSARANラップのような「デッド折り曲げ」を有する材料から成り 、側方包囲部材は、折り曲げた後に折り戻される傾向がほとんどない。 第1図乃至第5図に示す好ましい実施例においてパンティカバー部材100は 、隔離部材102と共に使用される。隔離部材102は、主本体部分21とパン ティカバー部材との間にゆるい材料を有する生理用ナプキンを提供する。これは 、パンティカバー部材を外すことができ、パンティが本体から離れるように引か れたときに主本体部分が身体にさらに接近する。 また隔離部材102は、伸長可能な材料のシートを生理用ナプキンの主本体部 分の非伸長性部材か(または伸長性材料100のシートより伸長しない部材に) 結合するために使用することができる。これは、主本体部分の1つまたはそれ以 上の部材が着用者のパンティより比較的に非伸長性であるか、または伸長しない ときには、着用者のパンテイと共に伸長する生理用ナプキンをつくることが望ま しいときに重要である。もし隔離部材がこの目的を果たすときに、このような部 材が存在しない場合よりも小さい伸長性とは独立してさらに伸長性材料のシート が伸びることができるような適当なタイプの部材を有する。このように隔離部材 は、生理用ナプキンの非伸長性部材から伸長性材料のシートの伸長性を隔離し無 関係にしまたは離脱すると言うことができる。 第1図乃至第5図は、隔離部材102が、生理用ナプキン20のバックシート の位置にある実施例を示している。第1図乃至第5図に示す隔離部材は、少なく とも長手方向に伸長可能な不織布ウエブを有する。第1図乃至第5図に示す実施 例の主本体部分は、吸収コアと隔離部材との間に液体不当か障壁(図示せず)を 有することが好ましい。他の実施例において、生理用ナプキン20は、従来のバ ックシートであり、隔離部材102は、バックシート40に結合される別の部材 を有する。隔離部材102は、もしそれがバックシートに加えて使用される場合 には液体透過性である。しかしながら、隔離部材は他の実施例においてバックシ ートと置換することができる。この隔離部材102は、それがバックシートと置 換される場合には液体不透過性が好ましい。 パンティカバー部材(または第1図乃至第5図の伸長可能な材料100のシー ト)は、上述したように別々の点で、生理用ナプキンの主本体部分21に結合す るか(または第1図乃至第5図に示す実施例の場合、隔離部材102に)結合さ れる。伸長可能な材料100のシートは、適当な取付機構によって隔離部材10 2に結合することができる。適当な結合機構は、接着剤等を含むがそれには制限 されない。 第1図は、伸長性材料100のシートを隔離部材102に取り付ける1つの方 法を示す。取付機構108は、長手方向の中心線Lの一部に沿って配置された接 着剤104の大きな領域と、生理用ナプキン20のコーナー27の小さい接着材 領域106とを有する。これらの接着剤は、伸長可能であるか、非伸縮性である 。 接着剤104の大きな領域は、適当な模様の接着剤を有する。接着剤104の大 きな領域は、接着剤の1つまたはそれ以上のストリップ、パッチ、点または線を 有する。大きな領域104内の接着剤のストリップ等は間断的に配置されるか、 連続的である。接着剤104の大きな領域の長さ及び幅は、変化する。接着剤1 04の大きな領域の長さは、横断方向の中央線Tに沿って配置された小さいパッ チから生理用ナプキンの長さ近くに伸びている領域まで大きさが変化する。第6 図に示した実施例の接着剤の大きな領域は約6インチ(約15cm)の長さであ る。接着剤104の大きな領域は、非常に狭い幅から非常に広い幅まで変化する ことができる。接着剤104の大きな領域の幅は、それが長手方向の中央ライン に沿って配置された薄い接着剤のラインになるように小さい。次の説明は、大き な接着剤領域104及び小さい接着剤領域106のような取付機構の形状を選択 する際に関連する要因のいくつかを説明する。 生理用ナプキンのパンティカバー部材と主本体部分との間に他の形状の取付部 の多数の可能性がある。取付機構用のいくつかの形状は、第17図乃至第20図 に示す。(また第17図乃至第20図は、生理用ナプキンの主本体部分より長手 方向に短いパンティカバー部材のいくつかの例を示している。)第17図は、矩 形領域の形である取付機構108または長手方向の中心線の周りに中心があるブ ロックを示す。第18図は、長手方向に伸びる2つのストリップの形である取付 機構108を示す。ストリップは長手方向の中心線の両側にある。ストリップは 、長手方向に伸びている適当な形状である。適当な形状は、直線的なストリップ 、曲線的なストリップ、間断的なストリップ等のような形を含むが、それには制 限されない。このストリップは、主本体部分21の長手方向の側縁22から内側 に配置されるがそれには制限されない。 第19図は、横断方向に伸びている2つのストリップの形の取付機構を示すも のである。このストリップは、横断方向の中心線の両側にある。これらのストリ ップは、パンティカバー部材の横断方向の端縁100Dに配置されている。これ らのストリップは、パンティカバー部材の横断方向の端縁100Dに配置されて いる。第20図は、第19図に示すものと同様な2つのストリップと2つの横断 方向のストリップを接続する長手方向の中央ラインの下に配置されている中央の ストリップとを有するI字形のブロックの取付機構を示す。第19図及び第20 図の取付機構は、生理用ナプキンの主本体部分21がパンティカバー部材から外 れることができるように、またパンティカバー部材を内側に引くことなく主本体 部分の中央領域32で主本体部分が内側によじれることができる利点を有する。 第1図乃至第5図に示す好ましい実施例の説明を参照すると、隔離部材102 を設計する際に計算することが好ましいいくつかの要因がある。このような実施 例がほぼ非伸長性である主本体部分を備えているとき、ここに示したパンティカ バー部材の適当な作用を行う重要な寸法は第1図に示す寸法D2である。寸法D 2は、第1図に示すような長手方向または側方に測定することができる。寸法D 2は、(a)隔離部材102が生理用ナプキンの非伸長性部材に結合される場所 Pから隔離部材102が非伸長性材料100に結合される場所点Qまでの寸法で ある。(この実施例において、主本体部分は、非伸長性またはそれ未満の伸長性 部材とを有するならば、隔離部材102は、生理用ナプキンの周囲の周りのシー ム90で生理用ナプキンの非伸長性部材に結合される。) 寸法D2は、重要で ある。なぜならば、生理用ナプキン20の伸長性材料100のシート及び主本体 部分の伸長性の特性を分離する量に影響するからである。特定の生理用ナプキン に必要な寸法D2は、生理用ナプキンのすべての関連部分を有する材料の相対的 な伸長性に依存する。寸法D2に関連する生理用ナプキンの部分は非伸長性部材 、伸長性材料100のシート、及び隔離部材102を含むがそれには制限されな い。例えば、隔離部材102は極端に伸長性を有するが、隔離部材102は、伸 長性 材料のシートと、非伸長性材料との間の十分なゆるみの量をつくるためには大き なD2の寸法は必要はない。 また、寸法D2は、生理用ナプキン20を着用者のパンティに取り付けるため に使用される取付機構の寸法に依存する。この理由は、スラック材料がパンティ のファスナの縁部と、伸長性材料100のシートが隔離部材102に結合される 場所との間で伸長性材料100のシートの部分に存在する。好ましくは、ここに 説明した実施例において、D2は、約5mm以上、さらに好ましくは、約10m m以上、最も好ましくは、約15mm以上が好ましい。D2の上限は次のようで ある。D2は、点Qが生理用ナプキンの中央線の交点Iを越えるような大きさで はないことが好ましい。 第4図及び第5図は、第1図乃至第3図に示すパンティカバー部材100を有 する生理用ナプキン20が伸長したときに起こることを示している。伸長性材料 100のシートは、着用者の下着Uと共に伸長する。第4図は、生理用ナプキン 20の端部領域28及び30は生理用ナプキンを側方から見たとき上方に湾曲す る。これは、生理用ナプキンに全体的に湾曲した長手方向の輪郭を提供する。第 5図は、生理用ナプキン20が端面から見たときにサドル形状をしていることを 示す。第4図及び第5図に示す特定の曲率は伸長性材料100と隔離部材102 との間の取付機構の形状から起こる。他の伸長形状を形成するために他の取付機 構も使用することができる。 (上述したように)パンティカバー部材は、パン ティを引き上げる簡単な動作によって着用者のパンティの側部を自動的に包囲す る。パンティカバー部材の特徴に関連して記憶すべきいくつかの追加的な事項が ある。 第1に一対のパンティに従来のフラップを有する生理用ナプキンを配置して引 っ張り上げることは、本発明の自動的に包囲が維持されるという特徴を提供する 。この従来のフラップは、伸長性を有せず、それらはパンティには適合しない。 従 来のフラップは、小さい戻り力及び大きい折り曲げ保持力を有し、従来のフラッ プがパンティの周りを包囲する場合それらは、それに矛盾しないで固定されるこ とがない。さらに従来の寸法のフラップは着用中にパンティに下に垂れ下がるフ ラップ材料を越える。この材料は、パンティの下側を越えるようにその周りを移 動する。他方、本発明の側方包囲部材は、パンティの弾性体収容縁部の周りを包 囲するために十分ではあるが、広くはないちょうど理想的な広さの幅を有する。 側方包囲部材と組み合わされた側方包囲部材の寸法は、着用中に側方包囲部材が 長手方向の内側にひだを形成する傾向を小さくする。 留意すべき第2の事柄は、パンティの縁部の周りを包囲しない側方包囲部材の 長手方向の端部の外側に配置されたパンティカバー部材の部分は、重要な作用に なることである。これらの部分、端部部分(または非包囲部分)は第1図に参照 符号52′として示される。生理用ナプキンは、これらのひ非包囲部材52′が 着用者の足のひだの領域にそれらの方法を自然に作用させることができ、着用者 の身体に対してガスケット効果を提供するように製造されることが好ましい。こ れは、パンティカバー部材がパンティの弾性体をカバーしない(場合でさえも) 着用者のパンティが汚れることを防止する特別な保護を行うと考慮されている。 これは特にパンティカバー部材の部材が約150乃至200mmの間にあるとき 、またはパンティカバー部材が200mmより長い主本体部分を有する生理用ナ プキンの場合、主本体部分の長さの約90%までのときに真実性を有する。 非包囲部分52′のガスケットの利点は、生理用ナプキンの構造に関連するい くつかの要因に寄与すると考慮される。側方包囲部材が、パンティの縁部の周り を包囲するとき、非包囲部分52′は、張力で保持される。非包囲部分52′は 、パンティの弾性体によって一端が包囲され、他端が生理用ナプキンのコーナー 27に小さい接着材領域106によって保持される。これは、非包囲部材をさら に直立して簡単に折り戻らないように、これらのガスケット状の構造を形成する 。 非包囲部分によって提供された利点は、パンティカバー部材が不織布の身体に 面する側を有するとき、これは、パンティカバー部材に非包囲部分がこれらのガ スケット作用を行うとき、着用者の身体に接触することが好ましい「皮膚になじ む」表面をパンティカバー部材に提供する。 上述したように、パンティカバー部材は、生理用ナプキンの主本体部分と着用 者の下着との間に伸長可能な(または拡張可能な)相互に作用する接続を提供す る。パンティカバー部材100は、着用者の下着の伸長に適応する能力を伸長可 能な生理用ナプキンに提供する際に有効である。パンティカバー部材は、ここに 説明する伸長性の他の利点を提供する際に有効である。パンティカバー部材10 0は、伸長可能であり、従って、米国特許出願第07/915,133号(PC T公開番号93/01785)に説明されているような種々の伸長可能な取付装 置が考慮される。 第29図、第35図及び第36図は、上述した弾性体を付加することなく、弾 性状の動きを呈する伸長可能なウエブ材料を有するパンティカバー部材を有する 生理用ナプキンの実施例の非制限的な例である。 第29図は、第2図の断面図と同様の角度からとられた断面図であり、この断 面図は、パンティカバー部材を有する生理用ナプキンの実施例を示し、パンティ カバー部材は、2つのウエブと、弾性体を付加することなく弾性状の動きを呈す る伸長可能なウエブ材料とを有する薄層を有する。伸長性ウエブ材料は、長手方 向に整合された長手方向の軸線を有する。(しかしながら、他の好ましい実施例 において、ウエブ材料の長手方向の軸線は、横断方向または長手方向と横断方向 との間のある方向に整合していてもよい)他の実施例において、ウエブ材料は、 ここに説明するように一方向以上に伸長可能である。) 種々のタイプの不織布ウエブは伸長可能なウエブ材料と共に使用することがで きる。不織ウエブは、内部でP−8と称されるマサチューセッツ州のワールポロ のベラティック社から得ることができる、19.6g/平方ヤードの基礎重量を 有するカード加工され、熱結合され、ポリプロピレン不織布ウエブか、または1 988年11月1日にメジソンに発行された米国特許第4,781,710号に 示されている模様がエンボス加工されており、内部でP−8と称されているベラ ティック社から得ることができる、23g/平方ヤードの基礎重量を有するカー ド加工、熱結合され、ポリプロピレン不織布ウエブを有する。 薄層は、薄層の所望の伸長性を提供する適当な方法で一緒に結合することがで きる。第29図に示すように、薄層の個々の層は、この実施例において、伸長可 能なウエブ材料と各不織布ウエブとの間に適用される接着剤によって一緒に結合 される。この目的のために使用される接着剤は、適当なタイプの接着材であり、 非伸長性または伸長性である。それらが薄層に伸長性を提供するために適当なパ ターンで適用されるならば、非伸長性の接着剤を使用することができる。図面に 示す特定の実施例において、接着材は、螺旋パターンに適用されたウイスコンシ ン州のワウワウトサのフィンドレィ接着材社から市販されているエラストマー基 礎圧力感応伸長可能な接着材♯2031である。 適当な形態の接着材の適用は、1986年3月4日にミネトラ等に発行された 米国特許第4,573,986号に示された接着材フィラメントの開放パターン の網状組織、または1975年10月7日にスプラーゲに発行された米国特許第 3.911,173号、1978年10月22日にジッカ等に発行された米国特 許第4,785,996号、1989年6月27日にウエレニックに発行された 米国特許第4,842,66号に示された装置及び方法によって示された螺旋パ ターンに巻かれた接着材のフィラメントのいくつかの線を有するフィラメントの 開放したパターンの模様の網状組織である。 第29図、第35図及び第36図に示す実施例の各々に接着材が適用される層 の領域は、同様である。生理用ナプキンの長手方向の中心線に接近した長手方向 を向いた部分の端部126C′は主本体部分21に結合された境界領域130に 対して図示したように折り戻される。主本体部分21の長手方向の縁部22に隣 接して主本体部分21に長手方向を向いた境界領域130を接着するために接着 材132の長手方向を向いたバンドが螺旋状で適用される。最上端の不織布層を 形成する長手方向を向いた部分の他端126C″は、伸長可能なウエブ材料の長 手方向の側縁に沿って配置された接着材134の第2のバンドによって伸長可能 なウエブ材料の領域に固定される。下方の不織布ウエブ128は、伸長可能なウ エブ材料60の全体の下着に面する側60Bを基本的にカバーする接着材の螺旋 パターンによって第29図及び第36図に示される実施例の伸長可能なウエブ材 料60の下着に面する側60Bに接続される。 第35図は、1つの不織布ウエブを伸長可能なウエブ材料の周りで包囲して生 理用ナプキンのパンティカバー部材を形成する生理用ナプキンの他の実施例の外 力断面図である。この実施例において、伸長可能なウエブ材料60は、伸長され ることが好ましく、伸長可能なウエブ材料が伸長状態にある間に不織布材料を伸 長性ウエブ材料に取り付ける。第35図に示す実施例において、不織布ウエブは 、伸長可能なウエブ材料60の下着に面する側60Bを完全にはカバーしない。 この場合において、接着材の第2の螺旋の適用は、伸長可能なウエブ材料の下着 に面する側60Bの露呈部分から削除されるか。それは伸長可能なウエブ材料6 0の露呈された下着側68Bに適用され、パンティ固定接着材として使用するこ とができる。実際には、螺旋形状にパンティ固定接着材を適用することは伸長可 能なウエブ材料のような変形部分を有する材料に接着材を配置する1つの好まし い方法である。 第35図に示す構成のいくつかの利点がある。伸長可能なウエブ材料60の周 りを不織布ウエブで包む1つの利点は、柔らかい柔軟な縁部を提供する縁部に沿 ってループ材料をパンティカバー部材に提供することである。ウエブ材料の縁部 を包むことはこれらの縁部に容積を付加し、縁部に強度と抵抗を付加する。これ は重要である。なぜならば、伸長性ウエブ材料60自身は、それが適当に補強さ れない限りパンティカバー部材で使用するとき第1の未変形領域64に沿ってそ れ自身を折り曲げる傾向があるからである。 さらに、露呈された下着に面する側の出口部分は、不織布材料の使用を少なく して材料のコストを節減する追加的な利点を有する。この構成は、側方包囲部材 が不織布材料が向く方向には無関係な(不織布材料がどのように伸長するかは無 関係に)伸長性を有することができるようにする。この後者の利点は可能である 。なぜならば、形成された薄層は、伸長性ウエブ材料の伸長性によって伸長可能 になるからである。不織布は伸長可能なウエブ材料が伸長したとき、伸長可能な ウエブ材料に取り付けられる。伸長可能なウエブ材料の張力が開放されたときに 、パッカ領域(またはルゴシティ)が不織布材料に形成される。薄層が伸長した とき、ウエブ材料は、伸長して不織布材料のパッカ領域は、直線状に広がって所 望の伸長性を提供する。 第36図及び第37図は、縁部硬化部材150を備えているパンティカバー部 材を有する概略断面図と、それ自身でパンティカバー部材の平面図である。縁部 硬化部材150は、側方包囲部材にひだが形成され、しわになり巻き込まれる傾 向を小さくするパンティカバー部材の長手方向の縁部100Cの近傍に配置され た1つまたはそれ以上の部材を有する。前述した用語は、それらがパンティの弾 性体の周りを包囲した後に、側方包囲部材が内側に圧縮されパンティの弾性体の 内側に巻戻り、巻き込まれる可能性がある望ましくない傾向を言う。その変形さ れない領域の周りのウエブ材料の大きい伸長性によって部材の1つとしてのウエ ブ材料を有するときに、上述したようなこれらの傾向は大きくなる。これらの傾 向は、摩擦力及び他の力が、着用者が歩くか、移動するときに着用者の身体と衣 服によって側方包囲部材に適用されるときに大きくなる。 縁部硬化部材150は側方包囲部材が受ける望ましくない傾向を小さくする適 当なタイプの部材を有する。縁部硬化部材は、パンティカバー部材の縁部に正確 に配置されるが、必ずしもそうする必要はない。縁部硬化部材は、パンティカバ ー部材の長手方向の側縁100Cに隣接するように配置されることが必要なだけ である。この縁部硬化部材は、横断方向、長手方向、または長手方向及び横断方 向の間である方向を向いている。縁部硬化部材は、よじれに対して抵抗するが、 側方包囲部材52の伸長、着用者のパンティの周りに側方包囲部材を包むことに は干渉しないような十分な可撓性を有しなければならない。 縁部硬化部材は、適当な形状である。縁部硬化部材は、パンティカバー部材に 取り付けられる別の部材であってもよく、またはそれらはパンティカバー部材と 一体であってもよい。縁部硬化部材が別の部材である場合には、それらは接着材 のような適当な手段によってパンティカバー部材に取り付けることができる。縁 部硬化部材は、熱または圧力を使用してティカバー部材に伸長可能なウエブ材料 または他の材料を固定することによって機械的な手段によってパンティカバー部 材の一体的な部材として形成される。別の案として、縁部硬化部材は、硬化部材 が伸長可能なウエブ材料に形成されるように伸長可能なウエブ材料の一部を変形 するか、伸長可能なウエブ材料の領域から変形または非変形領域のいずれか一方 を無くすことによって形成することができる。 パンティカバー部材の各長手方向の側縁に沿って配置された3つの横断方向を 向いた弾性部分としての縁部硬化部材を第37図に示す。フォームの横断方向の ストリップは、パンティカバー部材の横断方向の中央線に沿って配置されたフォ ームの中央ストリップと、フォームの中央ストリップかた約1インチ(2.5c m)離れたフォームの2つの外側のストリップを有する。縁部硬化部材の1つの 好ましいフォーム材料はマサチューセッツ州のローレンスのボルテック社から販 売されているVOLARAとして知られているポリエチレンフォームを有する。 このストリップは約1/8インチ(0.32cm)の幅である。中央ストリップ は約1インチ(約2.5cm)の長さであり、外側のストリップは1インチの長 さよりわずかに小さい。ストリップは、不織布材料126の上層と伸長可能なウ エブ材料60との間に配置されている。ストリップは、最上端の不織布層にスト リップを接着剤で結合することによって所定の位置に保持される。 第38図は 、別の構成の縁部硬化部材150を有するパンティカバー部材を有する生理用ナ プキンを示す。第38図に示す実施例において、縁部硬化部材150は髪の毛の くし(またはE形状を有する構造)に似たフォームの部分を有する。縁部硬化部 材150は、長手方向を向いた部材156から外側を向いて伸びている横断方向 を向いた複数の「歯」154を有する。長手方向を向いた部材156は約2乃至 4インチ(約5乃至10cm)の長さの間にある。この歯154は、縁部の圧縮 に対する抵抗を有する。長手方向を向いた部材156は、歯に曲げ抵抗及び安定 性を負荷するバックボーンとして作用する。 F.生理用ナプキンを着用者のパンティに取り付けるファスナ 生理用ナプキン20の下着面20B(例えば、パンティカバー部材の下着面1 00B)は、ファスナ(すなわち、生理用ナプキンを着用者の下着面に取り付け る装置、または取付装置)44を有する。 第2図及び第3図は、主本体部分21の下の生理用ナプキンの部分を下着のク ロッチ領域に固定するようになっている中央のパッドファスナ44を示す。接着 剤を有するファスナは、この目的にためによく作用することが分かっている。こ のような目的のためにこの業界で使用されるのりまたは接着材は、圧力感応接着 材とともに使用することが好ましい。適当な接着材は、センチュリー接着材社に よって製造されるセンチュリーA−305− である。ナショナルスターチ社に よって製造されるインスタントロック34−2823、3シグマによって製造さ れる3シグマ3153、H.Bヒューラ社によって製造されるヒューラH−22 38ZPである。適当な接着材ファスナは、米国特許第4,917,697号に っせ説明されている。 中央パッドファスナ44は、生理用ナプキンの所望な特性に依存して多数の可 能な形状をとることができる。第2図乃至第3図は、長手方向の中央ラインLの 周りで慎重可能な接着材の長手方向を向いた領域を使用する1つの好ましい構成 を示す。他の適当なファスナの構成は、1992年3月19日にパパ等の名称で 発行された「吸収材製品の形状及び接着材固定装置」と題されたPCT国際特許 国際公開WO92/04000、オルセン等の名称で発行されたPCT国際公開 WO93/01783号オズボーン等の名称で発行されたPCT国際公開WO9 3/01785号に示されている。 もし、着用者のパンティで伸長可能な生理用ナプキンの下着面(重複部材)を 形成する部材を形成することを望むならば、伸長性または非伸長性接着材を依存 して使用することができる特定の接着材形状を使用する。伸長性接着材を配置す る生理用ナプキンの部分は伸長性である。非伸長性接着材を含む生理用ナプキン は、非伸長性接着材パッチの間で伸長することができる。従って、非伸長性材料 を使用するならば、生理用ナプキンが接着材のパッチの間で伸長することができ るように間断的な点、間断的なストリップ等を含むがそれには制限されない間断 的な形状で適用されることが好ましい。もし、他方において、接着材が伸長性で ある場合には、接着材は、上方の形状(例えば他の形状)で連続した間断的なパ ターンで適用することができる。もし接着材が伸長性である場合には、それらは 、表1に説明するような生理用ナプキンと同じ量伸びていることが好ましい。 適当な伸長性の接着材は、それ自身公知の伸長性接着材及び伸長性の接着材と バックシートの組み合わせを有する。他の公知の伸長性接着材を使用することが できる。適当な伸長性とバックシートの組み合わせは、オハイオ州コビングトン のシグマ部門のアンカーコンチネンタル社から市販されている3シグマ2474 のような伸長性バックシート材料に使用する非伸長性接着材、ミネソタ州セント ポールのミネソタマイニング及び製造者から市販されている3MXPO−0−0 14のような弾性伸長性接着フィルム、または低い弾性係数フィルムに3M接着 材1442のようなスプレー接着材を有するが、それには制限されない。 さらに接着材の代わりにまたそれに加えて他のタイプのファスナを使用するこ とができる。これらのタイプのファスナは、上述した特許刊行物に示されたもの と同様なパターンに配置されていることが好ましい。このようなファスナは、1 990年8月7日にバトレルに発行された米国特許第4,946,527号、1 991年10月22日及び1992年5月26日にトーマス等に発行された米国 特許第5,058,247号及び5,116,563号及び1990年8月8日 に発行されたEPO特許出願第0381087号、またはコープマンに発行され た米国特許第4,166,464号に示されたものと同じカテゴリーにおいて高 係数の摩擦フォーム、摩擦材料の他の高い係数の摩擦材料、リンカー 等に発行 された米国特許第4,834,739号及びゴッセン等に発行された米国特許第 5,011,480号を含むはそれには制限されない。またこれらのファスナは 、米国特許出願第07/915,133号(PCT国際公開93/01785) に示されている。 上述したような側方包囲部材52はパンティに側方包囲部材を固定するために ファスナを備えることなく包囲し固定しなければならない。しかしながら、本発 明の実施例は、追加的な保証のために追加的なファスナを有する。追加的な側方 包囲部材ファスナ45は、ここで説明したタイプの固定材料である。 追加的な側方包囲部材のファスナ45は、それらがパンティのクロッチ部分の 縁部の周りを包囲した後に所定の位置に留まる際に側方包囲部材52を補助する 。側方包囲部材ファスナ45は、側方包囲部材52の遠位縁53に隣接して側方 包 囲部材52の下着面(すなわち、生理用ナプキン20の長手方向の中心線Lから かなり離れた側方包囲部材52の端部)か、または側方包囲部材に配置された種 々の他の場所に配置することができる。第21図に示すように他の実施例におい て、側方包囲部材52はフック材料45または他の機械的な材料45のストリッ プの形の側方包囲部材を備えている。この好ましい実施例において、フック材料 45のストリップ上のフック49は、ラジアル形状に配分される。このフックは 把持性を改良するために特定の方向を向けることができる。好ましくは、第21 図における実施例において、それらが横断方向及び長手方向の中心線の交点に面 するようにフックの口が向いている。 吸収材の機械的なファスナの使用は、着用者の身体の動きに応答して移動する 着用者のパンティによって生理用ナプキン20の下着面20Bに作用するせん断 力の効果を小さくする傾向によって、特に有利であるとされている。着用者のパ ンティの織地に係合する機械的なファスナはパンティと共に移動してこれらのせ ん断力によって生じる問題を小さくする。機械的な固定装置は、織物(典型的に はニットまたは織物のヤーン)に係合する係合部材49を有する。機械的な固定 装置は、着用者のパンティ弾性体の上部をカバーする織物に係合し、その織物は 、パンティの弾性体の双方か、またはパンティの弾性体の底部をカバーする。 パンティの弾性体でまたはその近傍、及び生理用ナプキン20の主本体部分の 端縁のような他の場所での機械的な取付部材の使用は、接着材のファスナの使用 と関連していくつかの問題をなくす。機械的なファスナは、着用者の身体の毛に はりつく接着剤の問題を起こさない。また、それらは接着材がはがれ、パンティ 及びパンティの弾性体が移動して張り付くときに生理用ナプキンを折り戻してそ れ自身に張り付く問題が起こらない。さらに、第22図に示すように、着用者の パンティの脚部弾性体Eはパンティが着用者がパンティをはくときに伸長する。 これは、弾性体が着用者の身体に対して力FEを及ぼすようにする。これらの力 は、着用者の力に対する側方包囲部材52の一部に対して正規の力成分を提供す る。この正規の力成分は、機械的または摩擦的な取付手段をさらに有効にするた めに使用することができる。正規の力は、着用者のパンティの織地に浸透しひっ かける際にフック上の部材を有する機械的なファスナを補助する。理想的には、 正規の力は、パンティにフックを押し付けるために着用者がほとんど労せずして 自動的にフックをパンティの織地にひっかけることができるようにする。 第23図に示す他の実施例において、パンティカバー部材100は、パンティ カバー部材が着用者の下着の形状に適応することができるようにその4つのコー ナー120に切れ込みを有する。この実施例は、生理用ナプキンが日本の女性が 通常着用するタイプの生理用ショーツと共に着用するときに特に有効である。ま た切れ込みは、着用者の下着のクロッチ領域の下で動く際にパンティカバー部材 が側方包囲部材を補助することができるようにする。また、パンティカバー部材 は、接着材のない2つの長手方向を向いている領域を除いて接着材ファスナの全 体の側をカバーする接着材ファスナを有することが好ましい。接着材のない領域 128は、リリース紙をパンティカバー部材の後ろ側から除去した後に、側方包 囲部材52がパンティカバー部材に折れ曲がり、他の部分に張り付くことを防止 する。追加的に、接着材のない領域は、側方包囲部材がパンティカバー部材のこ れらの部分に張り付く傾向を小さくするために開放可能な材料を備えることがで きる。 使用する前に生理用ナプキン20を着ける前に、接着材ファスナを使用する場 合には、接着材は、使用前にパンティのクロッチ部分の他の部分の表面に接着材 がはりつくことを防止するために除去可能なカバーストリップまたはリリースラ イナでカバーする。また適当なリリースライナは米国特許第4,917,697 号に示されている。この目的のために通常使用される市販されているリリースラ イナは、ここで使用することができる。適当なリリースライナの非制限的な例は 、 BL30MG−AシロックE1/0及びBL30MG−Aシロックス4P/0で あり、この双方はアクロシル社によって製造される。 特に好ましい実施例においては、接着材ファスナ44は、接着材をカバーする だけではなく、1985年12月3日にスワンソン等に発行された米国特許第4 ,556,146号に、また1993年5月27日にベルグ等の名称で刊行され た「生理用ナプキンラッパ及びその接着タブ」と題されたPCT国際特許出願W O93/09743号に説明されているような個々に詰められた生理用ナプキン と、使用後に生理用ナプキンを配置するための容器とを適用するラッパによって 保護されている。 本発明の生理用ナプキン20は、他のリリースライナを取り外し、その後、接 着剤(または他のファスナ)44がパンティに接触し、使用中にパンティないの 所定の位置に生理用ナプキンを維持するようにパンティ内に生理用ナプキン20 を配置することによって使用される。 次の例は本発明の実施例を示すものであ る。しかしながら次の例は、ここに含まれる吸収材製品の範囲を制限するもので はない。 例 トップシートは米国特許第4,463,045号によって製造され、それに長 手方向の伸長性を当てるようにリングロール加工される。吸収コア42は、長手 方向の伸長性に関して端部領域28及び30ではあるが、中央領域ではスリット を有しない上述したような超吸収材料の薄層である。 また生理用ナプキン20は、マサチューセッツ州のワールポロの国際紙会社の 1つの部門のベルテック社から市販されているクリープ加工されているBOUN TY(TM)紙タオル層と伸長可能な不織材料のいくつかの層とを有する。1つ の不織布層は19g/平方ヤードの基礎重量を有するスパンレース不織布を有す る。ベルテック社のP−8ポリプロピレン伸長可能な不織布材料の2つのウエブ と、上述した寸法を有するエンボスプレートによって形成された伸長可能なウエ ブ材料のウエブとが使用される。 生理用ナプキンの主本体部分の組立体は次のようである。リングロール処理さ れたトップシートを所定の寸法に切断する。トップシートの底部側にテンプレー トを配置してフィンドレイ4031接着剤を螺旋状に適用する。平面に取り付け た保護リリースペーパーを有するフィンドレイバックシートを配置する。スリッ トを有する吸収ゲル材料(AGM)薄層コアをフィンドレイバックシートに配置 する。薄層コア上にクリープ加工された(トップシートと同様な形状の)BOU NTYテッシュを薄層コアの中央に配置する。トップシートをクリープ形成され たティッシュ上に配置する。これらの部材を固定して縁部を円滑にする。縁部を ロール処理して密封する。バックシートの後ろからリリースペーパーを配置する 。破って2または3片を除去する。次にバックシート上の露呈された接着材に( 不織布が長手方向に伸長するように)スパンレースベルテック不織布材料を配置 する。PAのウイリアムスポートのロンザ社から市販されている0.01gのP EGOSPERSE表面活性剤をトップシートにスプレーする。 パンティカバー部材の組み立ては、次のように行う。最下端の不織布層におい て使用される19.6グラム/ヤードの基礎重量不織布材料(P−8材料)の第 1の材料を所定のサイズに切断する。不織材料の第1のウエブの上部に(いずれ かの面が上方を向いているように)同じ寸法に切断された伸長可能なウエブ材料 のシートを配置する。伸長可能なウエブ材料の各長手方向の側方境界に沿って螺 旋状にフィンドレイ接着剤2031の1インチ(2.5cm)の幅の広いストリ ップを適用する。最初に同じ寸法に切断されたP−8材料の他のウエブをとり、 その長手方向の軸線に沿ってP−8材料のこの第2のウエブを半分に切断する。 それらが伸長可能なウエブ材料の長手方向の軸線に当接するように伸長可能なウ エブ材料の上部に2片のP−8材料を配置する。内縁がP−8の下の層の遠位縁 及び伸長可能なウエブ材料から約25mmになり隔離部材として作用するプリー ツを形成するように層の残りの部分にP−8材料の上層の内縁を折り曲げる。上 層の長手方向の縁部に沿って上層の各折り曲げられた後方部分に接着剤の1/4 インチのストリップを適用する。ストリップが縦断方向の中央ラインから同じ距 離及び140mm離れるように主本体部分の下着面側にわたって横断方向に接着 剤の60mmの長さの1/4インチの幅のストリップを適用する。主本体部分の 下着に面する側に形成されたパンティカバー組立体を結合する。パンティ固定接 着剤をパンティカバー部材の下着に面する側に適用する。 完成した製品の仕様は次のようになる。 主本体部分 主本体部分のパラメータ 仕様 パッド重量(g) 8.50±0.18 コア重量薄層(g) 2.54±0.09 パッド長さ(mm) 232±4 コア長さ(mm) 201±1 中央のパッド幅(mm) 85±1 中央のコア幅(mm) 65±1 パッドの厚み(0.13psi)0.11±0.01 コアの厚み(0.13psi)0.074±0.003 主本体部分の部材 仕様 ポリエチレンフォームドフィルムトップシート (米国特許第4,463,045号の リングロール) 9″×5″ フィンドレー伸長可能な接着剤 フィルムバックシート (フォミュラ♯198−338) −9″×5″ クリープBOUNTY紙タオル 成形 PFA(パンティ固定接着剤) なし PEGOSPERSE 0.01g ベラテックスパンレース不織布 (19g/平方ヤード) 9″×5″ AGMスリットコア非スリットセンター 全体 65mm×193mm コア重量2.5g ;0.7gAGMを含む 11/4″ 非スリットセンター フィンドレィ4031(接着材) 0.05g 隔離層/パンティカバー部材 パラメータ 仕様 全長(mm) 140±5 全幅(mm) 108±2 プリーツ幅 18±5 部材 仕様 ベラテックP−8不織布 (19.6g/平方ヤード2層) 7″×5″ 伸長可能なウエブ材料 7″×5″ (詳細な説明で前述したような変形の寸法) フィンドレィ接着剤(組立体で説明したような) 矩形状に配置された主本体部分 (1/4″ストリップ) 400mm×0.25″PFA(パンティ固定接 着剤)(mm)188×61 リリース紙 必要に応じて G.他の別の実施例 いくつかの好ましい生理用ナプキンの実施例を説明したが、これらは本発明の パンティカバー部材を備えている。これらの生理用ナプキンのいくつかは、19 91年4月23日、1990年8月21日にオズボーンに発行された米国特許第 5,009,653号及び米国特許第4,950,264号、及びジョンソン等 の名称で出願された「湾曲した成形吸収製品」と称された米国特許出願第07/ 915,202号に示されている。 用語のパンティライナまたはパンチライナは生理期間中に婦人によって着用さ れる生理用ナプキンより大きさが小さい吸収材製品を言う。パンティライナの形 の吸収材製品は1988年4月19日にオズボーンに発行された「パンティライ ナ」と題された米国特許第4,738,676号に示されている。 用語の「失禁用製品」は、大人または他の失禁するものによって着用されるか どうかとは無関係にパッド、下着(ベルト等のような同じタイプの懸架装置によ って所定の位置に保持されたパッド)、吸収材製品の挿入体、吸収材製品、ブリ ーフ等の性能ブースタを意味する。 ここに説明したパンティカバー部材を備えている適当な失禁用製品は、198 1年3月3日にストリックランド等に発行された米国特許第4,253,461 号、ブエルに発行された米国特許第4,597,760及び4,597,761 号、上述した米国特許第4,704,115号、アール等に発行された米国特許 第4,909,802号、ギプソン等に発行された米国特許第4,964,86 0号、1991年1月3日にノエルまたはフェイスト等によって出願された米国 特許出願第07/637,090号及ぶ米国特許出願第07/637,571号 (1992年7月23日に国際公開された92/11830及び92/1183 1号)に示されている。 ここでとりあげたすべての特許、特許出願、それに対応する外国特許出願及び この明細書を通して説明した刊行物は参照によってここに組み込まれている。し かしながら、本発明を示し開示した参考文献によって組み込まれた書類のいずれ も本発明を示唆するものではない。また市販されている材料及び製品も同様であ る。 本発明の特定の実施例を図示して説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱 せずに種々の変更及び変形を行うことは当業者には明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AU, BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,G E,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LT,LV,MD,MG,MN,NO,NZ,PL, RO,RU,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,V N (72)発明者 スタンレー,モーリーン エレン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 オーチャードノル、ドライブ、53 (72)発明者 ワインバーガー,エリック パトン アメリカ合衆国オハイオ州、ハミルトン、 ベネット、ドライブ、4036

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 長手方向に伸びる長手方向の寸法と、横断方向に伸びる横断方向の寸法 と、長手方向の中央ラインと、横断方向の中央ラインと、吸収コアを有する主本 体部分とを有し、前記主本体部分は、身体に面する側と、下着に面する側と、一 対の長手方向の側縁とを有する吸収材製品において、前記主本体部分の幅から遠 位縁の半分未満の距離だけ前記主本体部分の長手方向の側縁を越えて外側に伸び ている一対の側方包囲部材を有し、前記側方包囲部材の少なくとも一部は、長手 方向に伸長可能であり、前記側方包囲部材は、ある明確な領域に区分された伸長 可能な網状組織を有するウエブ材料を有し、前記網状組織は、前記所定の軸線に 平行な方向に軸線方向に伸ばされるとき少なくとも1つの軸線に沿って前記軸線 方向の伸びに対して少なくとも2段階の制御された抵抗力を示し、前記明確な領 域は少なくとも第1の領域と第2の領域とを有し、前記第1の領域は、前記ウエ ブ材料が張力を受けない状態の間に前記所定の軸線に平行に測定するとき、前記 第2の領域未満の表面通路長さを有することを特徴とする吸収材製品。 2. 前記側方包囲部材の前記伸長性部分は、横断方向に伸長可能である請求 項1に記載の吸収製品。 3. 前記ウエブ材料は、吸収材製品の長手方向の中心線と整合した長手方向 の軸線を有し、前記ウエブ材料の前記網状組織は、ベース材料の成形部分を有し 、前記網状組織の前記第1の領域は、前記ウエブ材料の長手方向の軸線に整合し たほぼ平坦な複数の直線的な領域を有し、前記第2の領域は前記ウエブ材料の前 記長手方向の軸線のほぼ直角な向きの複数の変形部を有する請求項1に記載の吸 収材製品。 4. 伸長可能な網状組織を有するウエブ材料は、2つまたはそれ以上の層の 薄層の一部である請求項1に記載の吸収材製品。 5. 前記側方包囲部材の前記伸長可能な部分は、50グラムと1,500グ ラムとの間の力で5%以上若しくは50%未満、好ましくは、10%と40%と の間の量伸長可能である請求項1または2に記載の吸収材製品。 6. 前記側方包囲部材の前記伸長可能な部分は、100グラム以下の戻り力 と、10%以上のパーセント設定を有し、前記側方包囲部材は、5グラム以上の 縁部圧縮に対する抵抗と、100°以上の折り曲げ保持力とを有する請求項1に 記載の吸収材製品。 7. 前記主本体部分は、前記吸収材コアに結合された液体透過性のバックシ ートを有し、前記バックシートは、前記吸収材コアに面する身体に面する側と、 下着に面する側とを有し、前記側方包囲部材は、前記バックシートの下着に面す る側に結合された少なくとも1つの別の部材を有する請求項1に記載の吸収材。 8. 前記主本体部分は伸長性である請求項1に記載の吸収材。 9. 前記側方包囲部材は前記側方包囲部材の少なくとも一方の遠位縁部に隣 接するように結合された少なくとも1つの縁部硬化部材を有し、前記縁部硬化部 材は、側方の圧縮力に対して前記側方包囲部材を補強する部材を有し、前記縁部 硬化部材は可撓性であり、前記側方包囲部材が伸長性であるように前記側方包囲 部材に結合されている請求項1に記載の吸収材。
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