JPH09502111A

JPH09502111A - ミシン目のある不織外科用テープのロール

Info

Publication number: JPH09502111A
Application number: JP7508244A
Authority: JP
Inventors: ダブリュ．オーグスト，ジョージ; エー．リバーダ，マーゴ
Original assignee: ミネソタマイニングアンドマニュファクチャリングカンパニー
Priority date: 1993-08-31
Filing date: 1994-08-31
Publication date: 1997-03-04
Also published as: DE69426453T2; AU7678694A; EP0716586A1; CA2169623A1; CA2169623C; US5496605A; AU692178B2; BR9407375A; EP0716586B1; DE69426453D1; WO1995006450A1

Abstract

(57)【要約】ライナーのないミシン目のある不織外科用テープのロールか、テープの約0.1〜１mmの連結セグメントにより分けられた一連の約0.2 〜５mmのミシン目により定められた多数の長さ方向に間隔をあけて置かれ、横方向に延びる、ミシン目のある分離線であって、各々の分離線におけるミシン目の長さ対連結セグメント長さの比が約１：１〜10：１であるものを含む。

Description

【発明の詳細な説明】ミシン目のある不織外科用テープのロール発明の分野本発明は不織テープに関する。より特に、本発明はライナーのない不織外科用テープのロールに関する。背景非配向不織布内の繊維のランダムな方向は、さまざまな有用な特性及び特徴をもつ布を提供する。これらの特徴の中の１つは、その布内での最初の裂けの導入後、横方向における連続ライナーの裂けに抵抗する上記布の能力である。この不織布の裂け抵抗特性はさまざまな用途について有益に貢献するけれども、不織布がロールから小出しされる外科用テープのような接着剤テープの裏材として使用されるとき、それは特定の困難性を提示する。その不織裏材が十分に低い強度を有する場合、そのテープはあまり困難性を伴わずに手により破かれることができる。Copelandに付与され、そしてMinnesota Mining & Manufacturing Company of St．Paul，Minnesota に譲渡された米国特許第3,121,021 号は、このような低強度不織接着剤医療用テープについて記載している。Copelandにより開示されたテープは１インチ幅当り約６ポンド（1071グラム／cm）の引っ張り強度を有している。それらは手で破かれることができるけれども、これらのテープは不均一に裂かれる傾向にある。高強度の不織裏材、例えばSONTARA ^TM布により作られたテープは、あまりに裂け抵抗性が大きく手で裂かれることができないと広く信じられており、そしてハサミ又は他の切断具により一定サイズに切断されなければならない。このタイプの不織外科用テープは、そのテープの接着剤側にラミネートされた剥離ライナーをもつ連続ロール形態で入手可能である。このライナーは、巻き戻し工程の間にそのウェブの機械的完全性を強化し、そしてハサミによる切断を容易にするために役立つ。外科用テープの所望の長さは、ハサミにより、その外科用テープとライナーの両方を通しての切断と所望の長さの巻き戻しによりそのロールから小出しされることができる。このライナーは次にその外科用テープから剥されてその接着剤を露出され、そしてそのテープが患者に適用される。この小出し方法は、ライナーのないロールから手で裂くことによる小出しよりもかなりやっかいである。高強度ライナーなし不織外科用テープが、最近、各々の層の１端に沿って置かれた非接着剤分離によるプレカット・パッドとしてヘルス・ケア専門家に利用できるようになってきた。このようなプレカット外科用テープのパッドはMEDIPORE^TM 包帯カバーとしてMinnesota Mining and Manufacturing Company of St．Paul ，Minnesotaから入手可能である。外科用テープの単一層が、単に外科用テープの上層に付着された非接着剤タブを握り、そしてそのパッドからその上層を剥すことによりそのパッドから小出しされる。この外科用テープが次に患者に適用され、そしてそのタブが剥ぎ取られる。MEDIPORE^TM包帯カバーは、ハサミの必要性を取り除くことにより外科用テープを小出しする容易性をかなり改善し、そして必要とされる剥離ライナーの量をかなり減少させることにより廃棄物の量を減少させている。しかしながら、MEDIPORE^TMプレカット包帯カバーによる提供される進歩にも拘らず、ハサミ又は他の切断具の必要性を伴わずに小出しされることができ、そしてきれいに且つ均一に裂ける、ロール形態における完全にライナー及びタブのない不織外科用テープの必要性が未だ存在する。裂けることができる不織ウェブを提供するための１つのアプローチはGreen wa y 、米国特許第4,772,499 号中に開示されている。Green way は、そのウェブがウェブのバインダーを含まないバンドに沿ってライナーのように裂かれることができるように、間隔をあけたライナー・バンド内の不織ウェブにバインダーを適用することを示唆している。困ったことに、このようなバンドをもつ不織ウェブの製造コストは、そのウェブの多くの目的及び表面特性における差異にとって禁止的である。なぜなら、バインダー不含とバインダー含有バンドの間がそのウェブの製造をかなり複雑なものにするであろうからであり、そしてそれはそのテープの性能を減ずるであろうと認められる。 Minnesota Mining and Manufacturing Company of St．Paul，Minnesotaにより出願されたPCT 公開WO93／15245 は、ステープルとバインダーの繊維の両方を含むエンボスされた不織テープについて開示している。このテープ上のエンボスされたパターンとの組合せにおけるこのテープの特定の組成が、そのテープ内のエンボスされたパターンに沿って機械横断方向において裂けることができるテープを与える。この公開により開示された裂けることができるテープは、溶融活性化バインダー繊維のかなりの部分を含むものに限定される。発明の要約本発明に従って、切断具の必要性を伴ずに小出しされることができるライナーのないバインダー含有不織テープを提供する。テープのロールは、テープの約0.1 〜１mmの連結セグメントにより分けられた一連の約 0.2 〜５mmのミシン目により定められた多数の長さ方向に間隔をあけて置かれ、横方向に延びる、ミシン目のある分離線であって、各々の分離線におけるミシン目の長さ対連結セグメント長さの比が約１：１〜10：１であるものを含む。図面の簡単な説明図１は、本発明に従って製造されたテープのロールの１の態様の斜視図である。図２は、図１のテープの平面図である。図３は、本発明に係るテープ内の分離線のための第１の別態様の平面図である。図４は、本発明に係るテープ内の分離線のための第２の別態様の平面図である。図５は、線５−５に沿ってみた図１のテープの拡大断面側面図である。発明の詳細な説明定義クレームを含めて本明細書中に使用するとき、用語“外科用テープ（surgical tape ）”は、皮膚適合性感圧接着剤を主要表面上にコートされている織又は不織布のウェブを意味する。クレームを含めて本明細書中に使用するとき、“ミシン目の長さ（perforatio n length）”は、そのミシン目の境界となる２つの連結セグメントの横方向の末端を通過するタテ線（longitudinal lines）の間の距離として計測される。クレームを含めて本明細書に使用するとき、“連結セグメント長（connecting segmnet length）”は、隣接するミシン目の間の最短距離を意味する。命名 10 テープ 11 テープのタテ方向 13 テープの厚さ 20 不織ウェブ 30 感圧接着剤 40 低接着性バックサイズ 50 分離線 60 ミシン目 60ｄミシン目の長さ 70 連結セグメント 70ｄ連結セグメントの長さ 80 テープの個々のシート 100 コア（core）組成図５中に最もはっきりと見られるように、本発明のテープ（10）は、第１主要表面上に感圧接着剤（30）を、そして第２主要表面上に低接着性バックサイズ（ 40）をコートされたバインダー含有不織ウェブ（20）である。このテープ（10）は、コア（100）（図１）又は所望の長さの連続シート（80 ）のストリップ上にロールされる。このロールからのテープの個々のシート（80 ）の小出し（dispensing）を容易にするために、そのテープを横断して横方向に延びるミシン目のある分離線（30）がそのロールの長さに沿って長さ方向に均一に配置される。図２と３に見られるように、各々の分離線（30）は、一連のミシン目（60）により定められ、その中の各々が約0.2 と５mmの間のミシン目の長さ（ 60Ｄ）をもつ。このミシン目（60）の間の連結セグメント（70）は長さ約0.1 と１mm（70Ｄ）の間にある。このミシン目長さ（60Ｄ）対連結セグメント長（70Ｄ）の比は約１：１〜10：１である。不織ウェブ不織ウェブ（20）は、メルト−ブローイング、紡糸−結合（spin-bonding）、カーディング（carding）、空気力学からみ合い（aerodynamic entanglement）等を含む不織製造のためのよく知られた方法の中のいずれかにより製造されることができる。本発明の実施において有用な不織ウェブ（20）の特に好ましい製造方法は、ハイドロエンタングリング(hydroentangling)として知られた技術に拠る。この方法は、米国特許第3,485,706 号、第3,486,168 号、第3,493,462 号、第3,494,821 号及び第3,508,308 号中に記載されている。簡単に言えば、繊維は、からみ合った繊維領域及び相互連結繊維の繰り返しパターンにおいてその材料を固化させるように、ミシン目プレート又は類似の支持スクリーン上で支持され、そして高エネルギー液流をもってトラバースされる。不織ウェブ（20）の別法は、米国特許第5,016,331 号中に記載されるような針縫い（needle-tacking）である。不織ウェブ（20）の厚さは、そのテープ（10）の意図された用途に広く依存する。一般的には、約0.2 〜約0.6mm の厚さがほとんどの意図された用途に好適である。外科用テープ（10）としての用途のために、約0.1 〜約0.4mm の厚さが典型的には望ましい。不織ウェブ（20）の重さは、好ましくは、約10ｇ／ｍ²〜約100ｇ／ｍ²、より好ましくは約15ｇ／ｍ²〜約30ｇ／ｍ²、そして最も好ましくは約20ｇ／ｍ²〜約5 0ｇ／ｍ²である。好ましい不織ウェブ（20）は、SONTARA^TM8010、ハイドロエンングル・ポリエステル繊維を含む商品名SONTARA^TMの下E．I．Dupout de Nemuours & Company of Wilmington，Delawareから入手可能な高強度不織布のファミリーを含む。他の好適な不織ウェブ（20）は、Veratec，International Paper of Walpole，Massa chusettsの部門から入手可能なハイドロエンタングル・ポリエステル布を含む。この布は好ましくは、HYSTRETCH^TMＶ−43バインダー、BF Goodrich Companyから入手可能なエラストマー・ターポリマーにより接結される。不織ウェブ（20）は、そのウェブ（20）内の個々の繊維の結合を強化するためのよく知られたバインダーの中の１を含まなければならない。好適なバインダー（すなわち、不織ウェブ（20）の繊維に好適なアフィニティーをもつもの）の選択は、十分に当業者の判断内にある。簡単に言えば、不織布のためのバインダーは、典型的には、アクリルのホモポリマー及びコポリマー・ラテックス、ブタジエン、スチレン／ブタジエン・ゴム・コポリマー、ウレタン、ビニル・アセテート、ビニル・アセテート／アクリレート・コポリマー、ビニル・アセテート／エチレン・コポリマー、ポリビニル・アルコール、ポリビニル・クロライド、ビニル・エステル、ビニル・エーテル、等の如き材料から選ばれる。ラテックスは結合性剤の特定の例は、Rohm & Haas Co．of Philadelphia，Pen nsylvania から入手可能な PHOPLEX^TMＥ−2559（約45％固形分のアクリル・ラテックス・バインダー）；UNICAL Corp．of Charlotte，North Carolina から入手可能なUNICAL^TM76−4402（約50％固形分のスチレン／ブタジエン・ゴム・ラテックス）；National Starch Corp．of Bridgewater，New Lerseyから入手可能な N ATIONAL STARCH^TM No.78-6283（約45％固形分のアクリル／ビニル・アセテート・コポリマー・ラテックス）；及びShell Oil Company of Oak Bro ok，IIIinoisから入手可能な熱可塑性ゴムのKRATON^TMファミリー、を含む。追加のバインダーは、不織ウェブ中に直接的に取り込まれることができるさまざまな熱可塑性繊維を含む。この不織ウェブ（20）は、その不織ウェブ（20）中に約５〜10重量％の適合性熱可塑性繊維を単に取り込み、そしてそのウェブ（20 ）の中のステープル繊維にその熱可塑性繊維を結合させるようにその熱可塑性繊維の軟化温度を上廻ってそのウェブ（20）を加熱することにより結合される。適合性熱可塑性繊維は、そのウェブ（20）を実質的に弱化せずにそのウェブ（20）中の他の繊維に溶融結合されることができる繊維である。バインダー繊維は、全部溶融性のバインダー繊維、並列（slde by side）バインダー繊維、２成分バインダー繊維、楕円エアーシース・バインダー繊維、同心円状エアーシース・バインダー繊維、及びそれらの組合せを含む多種多様な形状において入手可能である。好適なバインダー繊維の例は、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリアミド及びそれらの組合せのバインダー繊維を含む。このバインダー繊維は、好ましくは長さ約１cm〜約20cmであり、そして約0.1 デニール〜約20デニールの細さを示す。不織ウェブ（20）中での使用のための好適なアエーシース・バインダー繊維の特定の例は、Chori America，Inc．of Los Angeles，Californiaから入手可能な DIAWA^TMバインダー繊維（溶融性ポリチレン・シースをもつ１１／２デニール× 38mmの結晶性ポリプロピレン・コア）及び MELTY^TMバインダー繊維（溶融性ポリエステル・シースをもつ２デニール×38mmの配向ポリエステル・コア）；並びに Hoechst Celanese Corp．of Charlotte，North Carollna から入手可能なＫ−52^TM バインダー繊維（溶融性ポリエステル・シースをもつ２デニール×38mm配向ポリエステル・コア）及びＫ−54^TMバインダー繊維（溶融ポリエステル・シースをもつ２デニール×38mm配向ポリエステル・コア）を含む。バインダーにより達成される強化された繊維結合は、そのウェブ（20）を柔らかくし、そしてそれによりそのウェブ（20）の裂けを容易にし、適用の間のそのテープ（10）の取扱い性を改善し、そしてその裂け線に沿ってその繊維のほつれを防ぐ。しかしながら、当業者により理解されるように、外科用テープ（10）としての使用を意図されるとき、使用されるバインダーの量は、ヘルス・ケア専門家と患者の両方に許容されることができる柔らかさと形状適合性をもつ外科用テープ（10）を提供するように制御されなければならない。この外科用テープ（10 ）は、患者に適合され、そして使用の長い期間にわたりその皮膚との接触を維持されるのに十分な形状適合性を保持しながら、そのテープ（10）の適用を容易にするのに十分な硬さを有していなければならない。高強度テープと低強度テープ（10）の両方が、本明細書中に記載するような分離線（50）を取り込むことにより利益を得ることができる。高強度テープ（10）、すなわち、約10lbs ／インチ（約1800ｇ／cm）より大きな引っ張り強度をもつものは引き裂くのが困難であり、そして一般的に線状には裂けない。低強度テープ、すなわち、約10lbs ／インチ（約1800ｇ／cm）未満の引っ張り強度をもつものは裂かれることができるが一般的には均一に裂けず、そしてそのテープ（10）がそれに接着剤により接着されるようになることができるような程度に裂ける間に皺になることができる。本発明に従うテープ（10）のミシン目は（不織ウェブ（20）、バインダー、低接着性バックサイズ（40）及び接着剤（30）を含む）テープ（10）が約10lbs ／インチ（約1800ｇ／cm）を上廻るミシン目前の引っ張り強度をもつ高強度テープ（ 10）であるとき、特に有益である。接着剤接着剤（30）は、外科用テープの場合において、ヒトの皮膚に物理的に且つ生物学的に適合性である感圧接着剤（30）である。多種多様な好適な皮膚適合性の感圧接着剤（30）は当業者に公知であり、そして特に、そして非限定的に、アクリル−ベース接着剤、ポリオレフィン接着剤、ゴム−ベース接着剤、増粘スチレン・ブロック・コポリマー接着剤、その他を含む。好ましい感圧接着剤（30）は、Vlrichに付与された米国特許第Re．24,906号中に記載されたイソオクチル・アクリレートとアクリル酸又はアクリルアミドのコポリマーのいずれかである。低接着性バックサイズ低接着性バックサイズ（40）の層は好ましくは、不織ウェブ（20）に適用される。この不織ウェブ（20）への低接着バックサイズ（40）の適用は、感圧接着剤（30）について減少された接着アフィニティーをもつ表面を提供する。このように減少された接着性は、テープ（10）のライナーのないロールからのテープ（10 ）の巻き戻しを容易にする。本発明における低接着性バックサイズ（40）としての使用に好適な材料は、アクリレート、フルオロケミカルズ、ポリエチレン、シリコーン、ビニル・コポリマー及びこれらの化合物の組合せを含む。低接着性バックサイズ（40）として好適な化合物は、Clemens et al.に付与された米国特許第4,728,571 号中に開示されている。好適な低接着性バックサイズ（40）の特定の例は、 SYL-OFF^TM，Dow Corning COrp．から入手可能なシリコーン化合物である。好ましい低接着性バックサイズ（40）は、Riedelに付与された米国特許第4,973,513 号中に開示されたシロキサン及びアクリレート・ベース化合物並びにDahlguist et a l.に付与された米国特許第2,532,011 号中に開示されたポリビニル・アルコールとオクタデシル・イソシアネートの水−不溶性疎水性ウレタン（カーバメート）コポリマーである。分離線ミシン目（60）と連結セグメント（70）の相対的な長さ（60ｄ）と（70ｄ）は、小出し性（dispensibility）と性能に関するテープ（10）のいくつかの基本性能を制御する。例えば、連結セグメント（70）の長さ（70ｄ）は、テープ（10）の個々のシート（80）の間の引っ張り強度を制御する１つの要因である。シート（80）の分離は、その連結セグメント（70）がかなり長くなるとき困難になり、一方、その連結セグメント（70）があまりに短いとき偶発的且つ不慮の分離が起こるであろう。分離線（50）を定めるミシン目（60）連結セグメント（70）の物理的な寸法は、本発明の重要な態様である。許容されるバランスは、未熟な分離を防止するために適当な引っ張り強度と、単一の分離線（50）に沿ってシート（80）の容易且つ一貫した分離を保証するための引っ張り強度における十分な減少との競合する利益の間に達成されなければならない。性能を定めるのに必要な分離線（50）のパラメーターは、ミシン目の長さ（60 ｄ）、連結セグメントの長さ（70ｄ）及びミシン目の長さ（60ｄ）対連結セグメント長さ（70ｄ）の比である。本発明のミシン目のあるテープ（10）の適当な性能を達成するために許容される値を、以下の表１中に列記する。これらの変数の相互依存性及びそれらがテープ（10）の性能を発揮し、そしてそれに影響を及ぼすような、協同的なやり方は、それらが共に考慮されることを必要とする。本明細書中に述べるプロトコールに従って計測されたタテ方向（11）（図２）におけるテープ（10）のミシン目セクションの引っ張り強度は、望ましくは、約 400 〜約3000グラム／cm幅、好ましくは約600 〜約2000グラム／cm幅、そして最も好ましくは約800 〜約1700グラム／cm幅である。約400 グラム／cm幅未満のタテ方向の引っ張りは、シート（80）の未熟な分離をもたらす傾向があり、一方、約3000グラム／cm幅より大きなタテ方向の引っ張りは過剰の力を必要とし、そしてそれによりシート（80）の分離を妨害する傾向がある。２次的な考慮は、ミシン目（60）と連結セグメント（70）の形状である。形状、すなわち２次的考慮がデザインされる。なぜなら、そのテープの小出し性及び性能に関連するけれども、その影響力は、ミシン目の長さ（60ｄ）、連結セグメント長（70ｄ）及びミシン目長（60ｄ）対連結セグメント長（70ｄ）の比の１次的な考慮と同じ程決定的ではないからである。このミシン目（60）は、線状、斜め、Ｙ−形、Ｖ−形、２本斜めオフセット（dual-angled affset）、シヌソイド、等を含む許容されたミシン目パターンのいずれかに従って形状化されることができる。斜めであるとき、このミシン目（60）は、好ましくは、そのテープ（10 ）の横軸から約30〜60°の角度をもつ。破かれた端に沿ってのほつれを最小化及び製造容易性に基づく、好ましい形状は、図２中に示すようにテープ（10）を横切って横方向に延びる単純な線状パターンである。同様に、分離線（50）の間のタテ方向の距離は、作り出されるべきテープ（10 ）の実質的にいずれかの長さを許容し（より多くの分離線（50））と、小出しの間に分離線（50）に沿ってテープの偶発的且つ不慮の分離を限定する（より少ない分離線（50））の競合する利益の間にバランスするように選ばれなければならない。一般的には、約１〜約20cm、好ましくは約２〜約10cmのタテ方向の間隔がこれらの競合する利益の間に許容されるバランスを提供する。製造方法バインダーの適用バインダーは、不織りウェブ（20）の形成後、エアー・ナイフ、トレイリング・ブレード（trailing blade）、直接及びオフセット・グラビアMeyer バー、ワイヤー巻き棒（wire-wound rod）、反転ロール（reverse roll）、ロール塗布（ roll coating）、プリント接着（print bond）及びスプレー塗布(spray coating )を含む慣用の水又は溶媒ベース・コーティング技術のいずれかにより、適用されることができる。このバインダーが熱可塑性繊維である場合、この繊維は、そのウェブ（20）の形成前にその繊維マトリックスに単に分散され、そして次に溶融される。低接着性バックサイズの適用同様に、低接着性バックサイズ（40）をバインダー適用に関して討議した慣用のコーティング技術のいずれかにより適用されることができる。約0.1 〜約0.4mg ／cm² の乾燥コーティング重量が、低接着性バックサイズのために好ましく、そしてバインダーのためには約0.2 〜0.8mg ／cm² が好ましい。バインダーと低接着性バックサイズ（40）は、Riedelに付与され、そしてMinn esota Mining & Manufacturing Company of St．Paul，Minnesota に譲渡された米国特許第4,967,740 号中に開示され、そして本明細書の実施例セクション中に概説された手順に従って、場合により一緒に混合され、そして不織ウェブ（20）上に同時にコートされることができる。接着剤の適用感圧接着剤（30）は、感圧接着剤をコーティングするためのよく知られた技術の中のいづれか、例えば分散コーティング、溶液コーティング及びホット・メルト塗布により、不織ウェブ（20）に適用されることができる。感圧接着剤（30）による不織ウェブ（20）の便利な方法は、Copelandに付与された米国特許第3,12 1,021 号中に開示されている。簡単に言えば、感圧接着剤（30）は、なめらかな剥離ライナー上にコートされる。接着剤フィルムを担持する剥離ライナーは次に不織ウェブ（20）にラミネートされ、その剥離ライナーか剥がされ、そしてライナーなしテープ（10）が“ジャンボ(jumbo)”ロールに巻かれる。あるいは、接着剤（30）は慣用のコーティング技術、例えば、エアー・ナイフ、トレイリング・ブレード、直接及びオフセット・グラビア、ワイヤー巻きロッド、反転ロール、プリント接着、スプレー・コーティング等により適用されることができる。ミシン目入れ分離線（50）を、所望の間隔でテープ（10）にミシン目を入れるために型の周辺に沿って置かれたのこぎり歯状のミシン目刃をもつ回転型により便利に作る。本分野において公知の他のミシン目入れ方法、例えば、レーザー・ミシン入れも使用されることができる。分離線（50）は、一般的に、小出しと使用の両方の間にユーザーには見えないであろう。消費者の好みに依存して、分離線（50）は、テープ（10）を小出しするユーザーか分離線（50）を見ることができるように、場合により、ミシン目の点において例えば適合性顔量によりマークされ、又は他の方法で識別されることができる。変換テープ（10）の“ジャンボ”ロールを、巻き戻し、タテ方向の分割、再巻き、及び横方向の切断を含む慣用の変換技術により商業的サイズのテープ（10）の多数ロールに変換することができる。使用方法テープ（10）を、テープの自由端を単に握り、所望の長さに巻き戻し、そして次に分離線（50）に沿ってそのテープを裂くことにより、小出しする。そのロールからテープの所望の長さを分離するとき、他の分離線（50）が裂けることを防ぐためにそのロールに最も近いテープ（10）のシート（80）を握ることが一般的に望ましい。本明細書中に開示し、そして請求するテープの用途は、ヒトの皮膚への接触を含む用途には限定されない。実験プロトコール引っ張り強度％伸び Thwing-Albert Thwing-Albert Instrument Company of Philadelphia，Pennsylvaniaにより製造されたクランプ型のあご部をもつ伸び引っ張りテスターのTHWING-ALBERT INTE LECT^TMII（モデル番号1450−42−Ｃ）定速に対してテストを行う。１″×９″の長方形テスト・サンプルを、テストされるべきテープのロールから切断する。長さ寸法を、テストされるべき方向（機械又は機械を横切る）において切断する。テスト・テンプルの端を、接着剤対接着剤に折り畳んで各端において２インチの非接着剤タブを作る。この非接着剤タブはそのサンプルがそのあご部から引き出されることを防止し、そしてそのサンプルがそのあご部上に接着剤残渣を残すことを防止する。これらのサンプルは、Thwing-Albert テスターのあご部内に置かれ、そしてそのテスターは１分当り５インチのクロスヘッド速度、１分当り10インチのチャート速度及び５インチのゲージ長さに設定される。このチャート・レコーダーは、横断方向においてチャート分割当り0.1 インチに、そして機械方向においてチャート分割当り0.2 インチにおいて設定される。この機械を起動し、そしてそのサンプルを引っ張るのに必要な力が減少するまでそのサンプルが引き離される。引っ張り強度は、以下に記載する等式に従って計算される。等式中、“Pen He ight_max”は、そのチャートを横切るその最大道程においてそのペンに到達されたその横断方向における小分割の数である。引っ張り強度＝（負荷レンジ）（Pen Helght_max）／（100）伸びは、以下に記す等式に従って計算される。等式中、“Pen Distance_max” は、ペンの振れの開始からサンプル破けまでその機械方向においてそのペンにより到達された小分割の数である。裂け強度落下振子Elmendorf 装置テストを、THWING−ALBERTモデル＃60 ELMENDORF型落下振子式（ falling pendulum）裂けテスター上でテストを行う。テストされるべきサンプルをASTM D 1776に従って条件設定し、そしてASTM D 1424 に従ってテストした。テスト・サンプルを、63×100mm（2.5″×４″）切断型により切断する。これらのサンプルを、ELMENDORF 装置内の位置にクランプし、そして20mm長のライナー・スリットを43mm長のテスト幅を残してサンプル布の側に切断した。LEMENDOR F 装置の能力を、そのスケール値の20％と60％の間の負荷においてサンプル内の所望の裂けを行うように選ぶ。このテストを、その機械方向（その機械方向に平行な長さ方向）において５つのサンプル切断のセットに対して行う。これらの結果を平均する。サンプルがそのあご部からスリップし又はその裂けがその元のスリットの投影から６mm（0.24 インチ）を超えて逸脱したときには、テスト値を捨てた。引っ張り強度（Tear_CD）を、その平均テスト値に、ASTM 1424 ；ANNE×Ａ 1.4 ；表Ａ１中にある適当な係数を掛けることにより計算する。テスト・サンプル SONTARA^TM8010の布裏材を、軽い圧力を用いて、90−96重量％の固形物を含む感圧接着剤のコーティングにラミネートした。この接着剤を、シリコーン剥離− コート担体の表面上にコートした。この感圧接着剤は97／３重量比のイソーオクチル・アクリレートとアクリルアミドのコポリマーであった。このタイプの接着剤は米国特許第Re24,906号、実施例６中に記載されている。担体／接着剤裏材ラミネートは、１部の低接着性バックサイズも１部のバインダーを含むトラフに一定フィード速度において浸漬した。使用した低接着性バックサイズは、トルエンとキシレン−90／10重量比におけるポリビニルＮ−オクタデシル・カーバメートの５％溶液であった。このタイプの低接着性バックサイズは、米国特許第2,532,011 号のカラム９内に記載されている。使用したバインダーは、トルエン中、KRATON^TM1101，Shell Oil Company of O ak BrooK，Illinoisから得られる熱可塑性ゴムの10重量％溶液であった。併合された低接着性バックサイズとバインダーの配合とコーティングの追加の記載は、米国特許第4,967,740 号中に見られる。バインダー／低接着性バックサイズのコーティング段階の後に、湿ったテープ構築物を２段階乾燥オーブンに通過させた。この第１段階は100 ℃約30秒間、そしてその第２段階は135 ℃約2.5 分間であった。乾燥したテープを、シリコーン剥離コート担体から取り出し、そしてスプール上に巻いて接着剤テープの“ジャンボ”ロールを作った。このテープを次に、回転型を用いて横方向にミシン目を入れて線状のミシン目のある分離線を作った。この分離線は２インチ隔れており、そして表２中に特定するような、ミシン目長さ、連結セグメント長さ、及びミシン目対連結セグメント長さの比をもっていた。このミシン目のあるテープを次に、平均横断方向裂け強度（Tear_CD、平均機械方向引っ張り強度（Ｔ_MD）及び平均機械方向伸び（Ｅ_MD ）についてテストした。これらの結果を表２中に記す。手による裂けテストさまざまなミシン目のパターンのミシン目のあるテープ・サンプル・ロールを８人のパネルにより評価した。評価基準は、裂け易さ、裂けた領域の外観、及び知覚されたテープ引っ張り強度を含んだ。許容できる及び好ましい性能が、表２中に示すように、サンプル番号４，７，９と10について記録された。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項【提出日】１９９５年２月１０日【補正内容】請求の範囲１．主要表面上に感圧接着剤をコートされているタテ軸とヨコ軸をもつバインダー含有不織ウェブであってそのヨコ軸に沿っての裂けに実質的に抵抗性あるものを含んで成る接着剤テープのロールであって；その接着剤コートされたウェブが、テープの約0.1 〜１mmの連結セグメントにより分離された一連の約0.2 〜５ mmのミシン目及び約１：１〜10：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、多数のタテ方向に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びる、ミシン目のある分離線をもち、そのミシンのあるテープが１センチメーター幅当り少なくとも約400 グラム且つ１センチメーターの幅当り約3000グラム以下の引っ張り強度をもつような接着剤テープ。２．低接着性バックサイズをさらに含んで成る、請求項１に記載のテープのロール。３．不織ウェブがハイドロエンタングル（hydroentangled）されている、請求項１に記載のテープのロール。４．不織ウェブがポリエステル繊維を含んで成る、請求項１に記載のテープのロール。５．ミシン目のある分離線が、同一のタテ方向の長さをもつテープの個々の分離可能なシートを定めるために、均一にタテ方向に約１〜20cm隔れて配置されている、請求項１に記載のテープのロール。６．ミシン目のある分離線が、同一のタテ方向の長さをもつテープの個々に分離可能なシートを定めるために、均一にタテ方向に約２〜I0cm隔れて配置されている、請求項１に記載のテープのロール。７．ミシン目のある分離線が、長さ約0.5 〜３mmであるミシン目、長さ約0.2 〜0.8mm である連結セグメント、及び約２：１〜８：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、請求項１に記載のテープのロール。８．ミシン目のある分離線が、長さ約１〜２mmであるミシン目、長さ約0.3 〜 0.6mm である連結セグメント、及び約３：１〜６：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比、により定められる、請求項１に記載のテープのロール。９．ミシン目が、テープを横切ってヨコ方向に延びる線状のミシン目である、請求項１に記載のテープのロール。 10．ミシン目が、テープのヨコ軸から約30°〜60°の角度において延びる線状のミシン目である、請求項１に記載のテープのロール。 11．ミシン目が、非線状のミシン目である、請求項１に記載のテープのロール。 12．各分離線におけるミシン目が、均一な長さをもつ、請求項１に記載のテープのロール。 13．各分離線におけるミシン目が、均一な形状をもつ、請求項９に記載のテープのロール。 14．（ａ）コア、及び（ｂ）上記コアの周りに巻かれた一定長のライナーのない接着剤テープ、を含んで成る外科用テープのロールであって；（ｃ）そのテープが、少なくとも（ｉ）主要表面上にそのテープの幅を横切る裂けに実質的に抵抗性である皮膚適合性感圧接着剤によりコートされたバインダー含有不織布、及び（ii）テープの約0.1 〜１mmの連結セグメントにより分離された多数の約0.2 〜５mmのミシン目及び約１：１〜10 ：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、多数のタテ方向に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びた、ミシン目のある分離線、を含んで成り、ここで、そのミシン目のあるテープが１センチメーターの幅当り少なくとも約400 グラム且つ１センチメーターの幅当り3000グラム以下の引っ張り強度をもつ、ような外科用テープのロール。 15．以下の段階：（ａ）そのテープの巻きコアから一定長のテープを巻き戻し、ここで、そのテープが、主要表面上に感圧接着剤によりコートされたそのテープの幅を横切っての裂けに実質的に抵抗性であるバインダー含有不織ウェブであって、テープの約 0.1 〜１mmの連結セグメントにより分離された多数の約0.2 〜５mmのミシン目及び約１：１〜10：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められた多数のタテ方向に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びる、ミシン目のある分離線を含むものを含んで成り、ここで、そのミシン目のあるテープが１センチメーターの幅当り少なくとも400 グラム且つ１センチメーターの幅当り約3000グラム以下の引っ張り強度をもち、そして（ｂ）そのコア上に残るテープから一定の長さのテープを脱着するために分離線に沿ってそのテープをヨコ方向に裂く、を含んで成る不織テープの小出し方法。 16．ライナーがなく、主要表面上に感圧接着剤をコートされ、そしてそのヨコ軸に沿っての裂けに実質的に抵抗性であるタテ軸とヨコ軸をもつバインダー含有不織ウェブを含んで成る接着剤テープのロールであって；その接着剤コートされたウェブが、テープの約0.1 〜１mmの連結セグメントにより分離された一連の約0.2 〜５mmのミシン目及び約１：１〜10 ：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、多数のタテ方向に、凡そ均一に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びる、ミシン目のある分離線をもち；そのミシン目のあるテープが１センチメーター幅当り少なくとも40 0 グラム且つ１センチメーター幅当り3000グラム以下の引っ張り強度をもつ、ような接着剤テープのロール。【手続補正書】特許法第１８４条の８【提出日】１９９５年１０月２６日【補正内容】請求の範囲１．主要表面上に感圧接着剤をコートされているタテ軸とヨコ軸をもつバインダー含有不織ウェブであってそのヨコ軸に沿っての裂けに実質的に抵抗性のあるものを含んで成る接着剤テープのロールであって；その接着剤コートされたウェブが、テープの約0.1 〜１mmの連結セグメントにより分離された一連の約0.2 〜５mmの実質的に線状のミシン目及び約１：１〜10：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、多数のタテ方向に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びる、ミシン目のある分離線をもち、そのミシン目のあるテープが１センチメーターの幅当り少なくとも約400 グラム且つ１センチメーターの幅当り約3000グラム以下の引っ張り強度をもつような接着剤テープ。２．低接着性バックサイズをさらに含んで成る、請求項１に記載のテープのロール。３．不織ウェブがハイドロエンタングル（hydroentangled）されている、請求項１に記載のテープのロール。４．不織ウェブがポリエステル繊維を含んで成る、請求項１に記載のテープのロール。５．ミシン目のある分離線が、同一のタテ方向の長さをもつテープのロールの個々の分離可能なシートを定めるために、均一にタテ方向に約１〜20cm隔れて配置されている、請求項１に記載のテープ。６．ミシン目のある分離線が、同一のタテ方向の長さをもつテープの個々に分離可能なシートを定めるために、均一にタテ方向に約２〜10cm隔れて配置されている、請求項１に記載のテープのロール。７．ミシン目のある分離線が、長さ約0.5 〜３mmであるミシン目、長さ約0.2 〜0.8mmである連結セグメント、及び約２：１〜８：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、請求項１に記載のテープのロール。８．ミシン目のある分離線が、長さ約１〜２mmであるミシン目、長さ約0.3 〜 0.6mm である連結セグメント、及び約３：１〜６：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比、により定められる、請求項１に記載のテープのロール。９．ミシン目が、テープのロールを横切ってヨコ方向に延びる線状のミシン目である、請求項１に記載のテープのロール。 10．ミシン目が、テープのヨコ軸から約30°〜60°の角度において延びる線状のミシン目である、請求項１に記載のテープのロール。 11．ミシン目が、非線状のミシン目である、請求項１に記載のテープのロール。 12．各分離線におけるミシン目が、均一な長さをもつ、請求項１に記載のテープのロール。 13．各分離線におけるミシン目が、均一な形状をもつ、請求項９に記載のテープのロール。 14．（ａ）コア、及び（ｂ）上記コアの周りに巻かれた一定長のライナーのない接着剤テープ、を含んで成る外科用テープのロールであって；（ｃ）そのテープが、少なくとも（ｉ）主要表面上にそのテープの幅を横切る裂けに実質的に抵抗性である皮膚適合性感圧接着剤によりコートされたバインダー含有不織布、及び（ii）テープの約0.1 〜１mmの連結セグメントにより分離された多数の約0.2 〜５mmの実質的に線状のミシン目及び約１：１〜10：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、多数のタテ方向に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びた、ミシン目のある分離線、を含んで成り、ここで、そのミシン目のあるテープが１センチメーターの幅当り少なくとも約400 グラム且つ１センチメーターの幅当り約3000グラム以下の引っ張り強度をもつ、ような外科用テープのロール。 15．以下の段階：（ａ）そのテープの巻きコアから一定長のテープを巻き戻し、ここで、そのテープが、主要表面上に感圧接着剤によりコートされたそのテープ幅を横切っての裂けに実質的に抵抗性であるバインダー含有不織ウェブであって、テープの約0. 1 〜１mmの連結セグメントにより分離された多数の約0.2 〜５mmの実質的に線状のミシン目及び約１：１〜10：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められた多数のタテ方向に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びる、ミシン目のある分離線を含むものを含んで成り、ここで、そのミシン目のあるテープが１センチメーターの幅当り少なくとも400 グラム且つ１センチメーターの幅当り約3000グラム以下の引っ張り強度をもち、そして（ｂ）そのコア上に残るテープから一定の長さのテープを脱着するために分離線に沿ってそのテープをヨコ方向に裂く、を含んで成る不織テープの小出し方法。 16．ライナーがなく、主要表面上に感圧接着剤をコートされ、そしてそのヨコ軸に沿っての裂けに実質的に抵抗性であるタテ軸とヨコ軸をもつバインダー含有不織ウェブを含んで成る接着剤テープのロールであって；その接着剤コートされたウェブが、テープの約0.1 〜１mmの連結セグメントにより分離された一連の約 0.2 〜５mmの実質的に線状のミシン目及び約１：１〜10：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、多数のタテ方向に、凡そ均一に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びる、ミシン目のある分離線をもち；そのミシン目のあるテープが１センチメーター幅当り少なくとも400 グラム且つ１センチメーター幅当り3000グラム以下の引っ張り強度をもつ、ような接着剤テープのロール。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ)，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者リバーダ，マーゴエー. アメリカ合衆国，ミネソタ 55133―3427, セントポール，ポストオフィスボックス 33427（番地なし)

Claims

【特許請求の範囲】１．主要表面上に感圧接着剤をコートされているタテ軸とヨコ軸をもつバインダー含有不織ウェブを含んで成る接着剤テープのロールであって；その接着剤コートされたウェブが、テープの約0.1 〜１mmの連結セグメントにより分離された一連の約0.2 〜５mmのミシン目及び約１：１〜10：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、多数のタテ方向に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びる、ミシン目のある分離線をもつような接着剤テープのロール。２．低接着性バックサイズをさらに含んで成る、請求項１に記載のテープ。３．不織ウェブがハイドロエンタングル（hydroentangled）されている、請求項１に記載のテープ。４．不織ウェブがポリエステル繊維を含んで成る、請求項１に記載のテープ。５．ミシン目のある分離線が、同一のタテ方向の長さをもつテープの個々の分離可能なシートを定めるために、均一にタテ方向に約１〜20cm隔れて配置されている、請求項１に記載のテープ。６．ミシン目のある分離線が、同一のタテ方向の長さをもつテープの個々に分離可能なシートを定めるために、均一にタテ方向に約２〜10cm隔れて配置されている、請求項１に記載のテープ。７．ミシン目のある分離線が、長さ約0.5 〜３mmであるミシン目、長さ約0.2 〜0.8mm である連結セグメント、及び約２：１〜８：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、請求項１に記載のテープ。８．ミシン目のある分離線が、長さ約１〜２mmであるミシン目、長さ約0.3 〜0.6mm である連結セグメント、及び約３：１〜６：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比、により定められる、請求項１に記載のテープ。９．ミシン目が、テープを横切ってヨコ方向に延びる線状のミシン目である、請求項１に記載のテープ。 10．ミシン目が、テープのヨコ軸から約30°〜60°の角度において延びる線状のミシン目である、請求項１に記載のテープ。 11．ミシン目が、非線状のミシン目である、請求項１に記載のテープ。 12．各分離線におけるミシン目が、均一な長さをもつ、請求項１に記載のテープ。 13．各分離線におけるミシン目が、均一な形状をもつ、請求項９に記載のテープ。 14．（ａ）コア、及び（ｂ）上記コアの周りに巻かれた一定長の接着剤テープ、を含んで成る外科用テープのロールであって；（ｃ）そのテープが、少なくとも（ｉ）主要表面上に皮膚適合性感圧接着剤によりコートされたバインダー含有不織布、及び（ii）テープの約0.1 〜１mmの連結セグメントにより分離された多数の約0.2 〜５mmのミシン目及び約１：１〜10 ：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められる、多数のタテ方向に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びた、ミシン目のある分離線、を含んで成る、ような外科用テープのロール。 15．以下の段階：（ａ）そのテープの巻きコアからテープの長さを巻き戻し、ここで、そのテープが、主要表面上に感圧接着剤によりコートされたバインダー含有不織ウェブであって、テープの約0.1 〜１mmの連結セグメントにより分離された多数の約0.2 〜５mmのミシン目及び約１：１〜10：１のミシン目長さ対連結セグメント長さの比により定められた多数のタテ方向に間隔をあけて配置され、ヨコ方向に延びる、ミシン目のある分離線を含むものを含んで成り、そして（ｂ）そのコア上に残るテープから一定の長さのテープを脱着するために分離線に沿ってそのテープをヨコ方向に裂く、を含んで成る不織テープの小出し方法。