JPH09501622A - 小滴デポジット装置 - Google Patents

小滴デポジット装置

Info

Publication number
JPH09501622A
JPH09501622A JP7508554A JP50855494A JPH09501622A JP H09501622 A JPH09501622 A JP H09501622A JP 7508554 A JP7508554 A JP 7508554A JP 50855494 A JP50855494 A JP 50855494A JP H09501622 A JPH09501622 A JP H09501622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
droplet
grooves
head
droplets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7508554A
Other languages
English (en)
Inventor
テンプル,ステフェン
Original Assignee
ザール リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザール リミテッド filed Critical ザール リミテッド
Publication of JPH09501622A publication Critical patent/JPH09501622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/001Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface
    • B41J25/003Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface for changing the angle between a print element array axis and the printing line, e.g. for dot density changes

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 垂直マトリックス方向に最も密な間隔pをもち水平マトリックス方向に最も密な間隔qをもつインクジェットプリントヘッドは平行なインク溝、ピエゾ電気側壁、ノズル、および共通のインクマニホルドを備える。溝はN群に配置されており、これらは順次に小滴排出を行い、ヘッドは垂直マトリックス方向に対して式(I)によって与えられる角度βで傾斜している(iは正の整数である)。これは操作周波数の増大を与え、1つの群のノズルを別の群のノズルに対してオフセットする必要を避ける。

Description

【発明の詳細な説明】 小滴デポジット装置 本発明は小滴デポジット装置とくにインクジェットプリンターに関する。 ワープロ印刷出力を含む広範囲の用途にとって、300〜360dpiの現在 標準化されている高密度で小滴を堆積させることのできるインクジェットでプリ ンターが望ましい。これはミリメートル当り12〜14小滴(dpmm)にほぼ 相当する。 本発明は、通常ピエゾ電気インク壁の電気的作動によりインクが排出されるイ ンクジェットプリントヘッドに特に関する。 この種の従来技術のインクジェットプリント技術のほとんどは、この非常に密 な間隔でインク溝を提供することが基本的にできない。それ故、プリントヘッド の溝の密度よりも遥に大きいプリント点密度を生ずるようにプリントヘッドを傾 斜させる技術の試みが採用された。たとえば米国特許第4,864,328号を 参照されたい。この特許はたとえプリントヘッドのインクノズル間の線状の分離 が0.5mmより大きくても12dpmm(300dpi)の密度で点が生じる ようにプリントヘッドの走査運動の方向に小角度(7.5°)でプリントヘッド を傾斜させることを提案している。走査方向にこのような小角度でプリントヘッ ドを曲げることに伴う問題は、プリンターの全体の幅か、紙の幅を越えて約2倍 ときとして3倍に増大し、プリントヘッドの幅が50mm以上に至しうることで ある。傾斜プリントヘッドに伴う更なる問題は、走査方向に対するプリントヘッ ドの角度が密接であるほど、バッファー貯蔵に保持する必要のあるプリントデー タの量が多くなることである。 この問題に対する別の試みは、多くの積み重ねプリントヘッドを 使用することである。これは高価でありうる。 たとえばEP−B−0277703およびEP−B−0278590に示され るような最近開発された技術は、2つの溝を分離する壁の横方向の移動を利用し て溝の一方から小滴排出を行うことによって高密度を達成させている。壁は専断 モードで偏倚(変形)するピエゾ電気材料から作られている。たとえば薄い作動 壁のみで隣から分離されているそれぞれの溝について、走査移動の方向に直角の プリントヘッドにより所望のプリント品質に合う十分な高密度で溝を提供するこ とが可能になり、プリントヘッドのバッファー貯蔵およびオーバーハングの問題 が最小になる。 このようなプリントヘッドは、インク小滴の排出をもたらすインク溝内の圧力 パルスについてとった時間に関して最大操作周波数をもつことが認識されであろ う。本発明の1つの目的は最大操作周波数の増加を最も簡単な方法で提供するこ とにある。 上記の技術は、特定の液滴容量をデポジットさせるときのインク溝の特定の線 状密度を達成しうるけれども、最大操作周波数は溝の長さを減少させ、溝の厚さ を対応して増大させることによって増大させることができる、ということが本発 明者によって認識された。これは必然的に溝の線状密度を減少させるけれども、 特定のプリント密度はプリントヘッドの傾斜によって達成することができる。 液滴が基質上にデポジットしうるすべての可能な位置を表すマトリックスを参 照するのが便利である。このマトリックス内で、基質に対するプリントヘッドの 走査移動方向を定義することができる。便宜上、これを水平マトリックス方向と 呼ぶ。この水平方向のマトリックス点の間隔は液滴排出の周波数および走査速度 に関係する。直交する垂直マトリックス方向のマトリックス点の間隔はプリント ヘッド形態によって決定される。もちろん、水平および垂直のラベルは空間の特 定の配置を意味するものと解すべきではない。その上、 問題のマトリックスは長方形である必要はない。更に、「走査移動」は単一通過 または2つの往復移動のいずれかを意味することができることを理解すべきであ る。 従って、一面において本発明は走査方向の移動を走査するのに適した多重溝小 滴デポジット用ヘッドの操作周波数Fを増大させる方法にあり、その方法は長さ Lおわび溝厚dc をもつ平行溝;相互に溝を分割する厚さdw をもつピエゾ電気 技術の側壁;溝の間隔P(Pは溝の厚さdc と側壁の厚さdw との合計に等しい )で均一に離れている且つ溝からの液小滴を排出するにそれぞれ連通している一 連のノズル;溝を小滴堆積液源に接続する接続部材;および小滴デポジット用の 溝の選択に応じて、その側壁の側壁を分離する少なくとも1つの溝を横方向に移 動して圧力変化を生ぜしめ、それによって小滴の排出を行い、そして走査方向に 直角の線間隔pにおいてノズルから線状に小滴のデポジットを行うための電気作 動部材、を備える装置において;溝の厚さをdc からdc’に増大させそれに応 じてノズル間隔をpからp’に増大させ;溝の長さをLからL’に減少させ(L ’/Lはdc /dc’にほぼ等しい);そしてヘッドを走査方向に直角の配位か ら、cos-1p/p’にほほ等しい角度を通して走査方向に向けて移動させてP に匹敵する走査方向に直角の線間隔において線状に液滴をデポジットさせ、F’ に操作周波数を増大させる(F’/FはL/L’にほぼ等しい);ことからなる ことを特徴とする方法である。 本発明は更に重要な利点を提供する。液滴を印刷しうる最大光学密度は、プリ ントヘッドの単位長さ当りの溝の数を増大させることによってはふつうは増大し ないということが本発明者によって認められた。これは単に小さい液滴の多数を 実際にもたらすにすぎず、同じ周波数ではプリント密度は未変化のままである。 然しながら、プリントヘッドを本発明に従い角度を付けて傾斜させると、垂直マ トリックス方向の単位長さ当りの溝の数は、溝の間隔を減少させることなしに増 大する。従ってそこには同じ走査速度でのプリント密度の真の増大がある。 非常に密な圧力カップリングが隣接溝間に存在するということが、2つの溝の 間の薄い壁の横方向の移動を利用して溝からの小滴のデポジットを行うことの結 果である。溝を挿入溝群に分割し、一群からの溝の作動を1回に行うことによっ てこの問題を処理することがたとえばEP−B−0278590に提案された。 更なる提案はEP−A−0376532にみられるように溝を3つ以上の群に分 割することであった。これは作動溝がそのそれぞれの側に少なくとも2つの不活 性な溝をもつという利点を提供する。隣接溝からの液滴がプリント媒質の際に直 線にデポジットするのを確保するために、一群の溝のノズルを他群の溝のノズル に対してオフセットすることが提案された。この試みは通常は有効であるけれど も、それはノズルの製造(ふつうのノズル板内に孔として代表的に形成される) に複雑さをもたらし、そしてノズル面のインクの管理に複雑さをもたらす。その 上、ノズルをオフセットでき、対応する溝に一致する量には限度がある。ノズル の断面積は溝の断面部の減少につれて必ずしも減少するわけではないので、この 限度は高密度においてより急激になりうる。 プリントヘッドを特定の角度に配置するならば、オフセットノズルの必要はな くなり、それと共に上記の複雑さもなくなるということが本発明者によって認識 された。 従って本発明は更なる面において、垂直マトリックス方向に最も密な間隔pを もち水平マトリックス方向に最も密な間隔qをもつ走査方向に横方向の垂直マト リックス方向の線にそって液小滴をデポジットさせる基質に対して比較的水平の マトリックス方向の移動を走査するのに適した多重溝小滴デポジット用ヘッドに ある。このヘ ッドはそれぞれに側壁をもつ平行溝を含み、溝の長さ方向にのびていて矢印の方 向に1つの溝を次の溝から分離する。一連のノズルが溝の間隔で配置されており 、溝にそれぞれ連通していて溝からの液小滴を排出する。接続部材が溝を小滴デ ポジット用液源と接続させる。電気作動部材が、小滴デポジット用の溝の選択に 応じて、その溝の側壁を分離する少なくとも1つの溝の横方向の移動を行って内 部に圧力変化を生ぜしめ、そこから小滴排出を行う。溝はN群に配置され、それ ぞれのプリント相の小滴排出を順次に行って、いずれか1つの溝のそれぞれの作 動がNプリント相に1回以下行うようにする。ヘッドの矢印の方向は垂直マトリ ックス方向に対してある角度で傾斜していて、特定の群の溝の選択に応じてそれ ぞれのマトリックス点に小滴を排出するようになっている。それぞれの他の群の 溝ノズルのすべては水平マトリックス方向のマトリックス点からjg/Nの間隔 にある。jはNより小さい整数である。 本発明は更になお別の面で、液小滴をデポジットさせる基質に対して比較的に 走査方向に移動を走査するに適した多重溝小滴デポジット用ヘッドにある。液滴 は走査方向に直角のプリント線にそって堆積し、pのプリント線に最も密な間隔 をもち、qの走査方向に最も密な間隔をもつ。この多重溝小滴デポジット用ヘッ ドはそれぞれの側壁をもち、溝の長さ方向に延びていて整列方向に1つの溝を次 の溝から分離している。一連のノズルが溝の間隔で配置されていて、溝にそれぞ れ連通し、溝からの液滴を排出する。溝を小滴デポジット用液源に接続する接続 部材;および液滴堆積用溝の選択に応じてその溝の側壁を分離する少なくとも1 つの溝の横方向の移動(変形)を行う電気作動部材;がある。この横方向の移動 により内部に圧力変化を生ぜしめ、それによってそこからの小滴排出を行う。溝 はN群に配置されていて、それぞれのプリント相の小滴排出を順次に行う。いず れか1つのそれぞれの作動はNプリント相に1回以上 の頻度で起こらない。このヘッドの整列方向は次式によって与えられるプリント 線に対して角度βで傾斜している。iは正の整数である。 多数のサブ・ヘッドをもち、それぞれが前述の単位ヘッドと同様に構成され整 列しているインクジェットプリンターを作るのが望ましい多くの場合がある。こ のような場合の一例はカラープリンターであり、そこではブラック、シアン、マ ジエンタおよびイエローインクのそれぞれを供給する4個のサブ・ヘッドが必要 である。他の例はプリント密度を増大させるために、又は走査なしに増大した幅 をプリントしうる定常プリントヘッドを作るために複数のサブ・ヘッドを使用す ることにある。複数のサブ・ヘッドを注意深く制御されたオフセットで整列させ るならば特定の利点が達成されるということが本発明者によって発見された。 従って本発明は更になお別の面で、pの垂直マトリックス方向に最も密な間隔 をもち、qの水平マトリックス方向に最も密な間隔をもつ、走査方向に対して横 方向の垂直マトリックス方向の線にそって液体小滴を堆積させる基質に比較的水 平マトリックス方向の移動を走査するのに適した多重溝小滴デポジット装置にあ り、その装置は溝の長さ方向にのび整列方向の1つの溝を次の溝から分離するそ れぞれの側壁をもつ平行溝からなる少なくとも2つのヘッド;溝の間隔に配置さ れ、溝にそれぞれ連通して溝から液体の小滴を排出させる一連のノズル;溝を小 滴デポジット用液体源に接続する接続部材;および小滴デポジット用の溝の選択 に応じて、その溝の側壁を分離する少なくとも1つの溝の横方向の移動を行って その中の圧力変化を生ぜしめそれによってそこから小滴排出を行う電気作動部材 からなり、それぞれの溝がN群にそれぞれ配置されており、これら の群がそれぞれのプリント相の小滴排出を順次に行ってヘッド中のいずれか1つ の溝のくりかえし作動がNプリント相に1回以上の頻度で起こらない装置におい て、それぞれのヘッドの整列方向が垂直マトリックス方向に対してある角度で傾 斜していてそれぞれのマトリックス点で小滴を排出する特定の群の溝の選択に応 じて、相互の群の溝ノズルのすべてが水平マトリックス方向のマトリックス点か らjq/Nの間隔にあり(ただしjはNより小さい)、2つのヘッド走査方向に 距離hだけオフセットされており、hはqの整数倍数である、ことを特徴とする 。 本発明を添付図面を参照する実施例によって更に具体的に説明する。 図1は従来技術のプリントヘッドの図式代表図である。 図2は従来技術の変形を示す図1に類似の図である。 図3は本発明によるプリントヘッドの図式代表図である。 図4は図3のプリントヘッドの異なった図式代表図である。 図5はN=2についての本発明によるプリントヘッドの異なった操作角の図式 代表図である。 図6および7はそれぞれN=3およびN=4についての同様の代表図である。 図8は本発明による装置の若干の信号処理面を示すブロックダイヤグラムであ る。 図9は信号処理の特徴を示す面である。 図10は図3と同様の図式形体で本発明の別の態様を示す図であり、プリント 装置が2つ以上のサブ・ヘッドを含み、それぞれのヘッドの共通線の配列方向を もつ。 図11、12及び13は図10と同様に2つ以上のサブ・ヘッドの配列を示し 、それぞれの配列方向は平行であるが相互にオフセットされている。 まず図1を参照して、そこにはプリントヘッド10が図式形体で示されている 。このプリントヘッドは矢印12に示す方向に走査するのに適しており、小滴が デポジットしうる点のマトリックスの水平マトリックス方向を決定している。こ のマトリックスは図1には格子として描写されている。水平方向のマトリックス 点のピッチqは小滴排出の頻度と走査速度によって決定される。垂直マトリック ス方向のピッチpはプリントヘッドの配列によって決定される。マトリックスは p=qをもつ方形格子として示される。これは点マトリックスプリンターが代表 的に方向マトリックスを使用しているためである。他のマトリックス形態も可能 であることを理解すべきである。 更に密接にプリントヘッドをみると、溝14の平行配列からなり、それぞれの 溝がピエゾ電気材料の活性壁16によって隣接溝から分離されていることがわか るであろう。それぞれの溝14はノズル18に連通している。えらばれた溝のノ ズル18から小滴を排出するために、電場を活性溝の1つ又は両方に加えてそれ らを溝に対して相対的に行動させる。プリントヘッドの構造の詳細な記述は本発 明を理解するのに必要ではなく上述のEP−B−0277703およびEP−B −0278590を参照されたい。垂直マトリックス方向に配列したプリントヘ ッドを用いるとき、ピッチpは溝の厚さdc と壁の厚さdw との合計、すなわち p=dc +dw によって与えられる。 小滴を排出しうる頻度は溝の長さLに関係する。簡単にいえば、溝の長さLに そって走行および戻る音波についてとった時間である操作周波数に上限がある。 また溝の長さLは小滴に堆積させるインク容量に支配される。溝の厚さdc が小 さいほど、与えられた容量の小滴を作るに必要な長さLは大きい。 本発明者は同じ液滴容量で同じマトリックスピッチを与え然もより高い操作周 波数を与えることが可能であることを認めた。これは、図3に示すように、プリ ントヘッドを垂直マトリックス方向に平行な方向から離して水平マトリックスま たは走査方向に向けて整列させ、溝の厚さをdc からより高い値dc’に増大さ せることによって達成される。溝の厚さの増加は溝の長さLをより小さい値L’ に減少させる。L’/Lはdc /dc’に等しい。プリントヘッドの整列方向と 垂直マトリックス方向との間の角度βを用いて、新しいノズル間隔p’は cosβ = p/p’ によって与えられる。 図3に示すようなプリントヘッドの角度からえられる更なる利点がある。上述 のように、図1に一般的に示すようなプリントヘッドについて達成しうるプリン トの最適密度には理論的限界がある。垂直マトリックス方向の単位長さ当りの溝 の数の増大は薄い溝をもたらし、単位長さ当りより多くの液滴を堆積させながら 、それぞれの液滴はより小さいデポジット即ち付着面積をもつ。最大のプリント 密度は点マトリックスプリント技術において重要であり、不十分なプリント密度 を生ずる技術は、たとえ他の全ての品質標準が優れていても、許容しえない。 図3をみることによって、溝の厚さの増大は垂直方向の単位長さ当りの溝の数 の相殺減少なしに達成されたことがわかるであろう。従って同じ走査速度につい て達成しうる最大プリント密度の増加がある。 上述のプリントヘッドを用い、溝にNの交錯群を割り当て、サイクル毎に一群 の溝にプリントを生ぜしめるのが有利である。最も簡単な場合、溝を二群の溝に 割り当て、一群を奇数の溝に、一群を偶数の溝にする。奇数の溝の作動と偶数の 溝の作動との間には時間遅 延があるので、たとえば偶数の溝に比べての奇数溝の作動の遅延の結果として現 れるステッピング加工品なしに十分な垂直線がプリントできるようなステップを とる必要がある。この問題を処理する1つの便利な方法は奇数の溝のノズルを偶 数の溝に対してオフセットすることであるということが上記の文献に認められた 。この技術は図2に説明されている。然しノズルがその付随溝に対してオフセッ トしうる程度には密な限界がある。一般的にいって、溝が小さいほどノズルをオ フセットさせて溝との適切な連通を残す限度は小さくなる。ノズルが溝の軸から 著しくオフセットすると、とくにノズル板の溝側のノズルの交差部(これはノズ ル板の対向面の溝交差部より通常大きい)が壁厚に混入すると、性能に悪影響が でる。 プリントヘッドの適切な角度を選ぶという最も簡単な手段によって、ノズルを オフセットする必要が完全に除去されうる、ということが本発明において認識さ れた。これは図4に示されている。図4において線10’は奇数の溝aと偶数の 溝bをもつプリントヘッドを示す。この場合、溝aが作動しうる。溝bのそれぞ れはマトリックス点からのマトリックスピッチqの半分にある。従って、このプ リントヘッドを用いると、位置102への走査移動の走行は溝bを作動させ、溝 bのそれぞれはマトリックス点にある。液滴の飛行時間から生ずるオフセットは 、簡単にするために、この図では無視した。この有利な特徴を生する角度βは によって与えられる。 同じ利点を与える別の角度もある。すなわち、図5は3つのプリントヘッド配 置a)、b)およびc)を高度に図式の形体で示し、全ての走査は二群の溝(N =2)で行われる。これは奇数の溝からなる群Iと偶数の溝からなる群IIとの2 つの挿入群に配置される。 第1のプリント相において、プリントは群1の溝からのみ可能であり、第2の相 においては、プリントは群IIの溝からのみ可能である。図5a)を参照して、プ リントヘッドは直線にそって均一に間隔をおいた溝および対応するノズルをもつ 。この図においてノズルは番号1〜6である。溝はこの図の面に直角の方向にの び、この面はインキ液滴を堆積させる面とみることもできる。プリントヘッドは 走査方向の液滴の最小間隔がqであるような走査速度および操作周波数をもって 矢印12に示す方向に走査される。例として、これが対応する最大速度で作動さ れるならば一連の液滴がノズル5から堆積されることが図5aの符号50に示さ れている。走査方向12に直角のプリント線にそった液滴の間隔pは、プリント ヘッドのノズルの物理的間隔と傾斜角度β1によって決定される。 溝1、3、5・・・・は溝2、4、6・・・・・と交互の相で作動する。それ 故、図に示すように角度β1をもつ場合、奇数溝に適切に隣接する直前の又は直 後の偶数溝の作動は、プリント線に平行な線に2つの液滴のデポジットをもたら す。この対象物は従って溝に対してノズルを物理的にオフセットする必要なしに 、それぞれの溝からの液滴を使用してプリント線に平行な実線のプリントを達成 させた。角度β1はβ1=tan-11/2=26.55°として計算することがで きる。 同じ結果が他の角度β2およびβ3を用いて達成できることが図5b)および5 c)から理解しうる。双方の場合、その結果は奇数溝の作動と適切な隣接偶数溝 との間の物理的走査移動は、2つの溝からの液滴がプリント線にそってデポジッ トしうるという結果を達成させる。角度βの偏差を下記の表1に示す。 この表は「シフト」の値を含むが、これは一群中のみの隣接溝間の水平マトリ ックス間隔qの数である。このシフト値は代数形、iN±1をとる(iは整数で ある)。 またこの表にはプリントヘッドの溝またはノズルの物理的間隔p’とプリント 線にそった点の間隔との比Rも示されている。 図5a)、b)およびc)のそれぞれにおいて、非作動溝のそれぞれは水平方 向のマトリックス点の間の中間にある、すなわちマトリックス点からq/Nの間 隔にある(N=2)ことが今や明瞭にみみることができる。 図6を参照して、これはノズルが3つの挿入群に配列する場合を示している。 すなわち図に示すノズルのうち、符号1、4・・・は群Iに属し、符号2、5・ ・・は群IIに属し、そして符号3、6・・・は群IIIに属す。この場合、最小の 角度は図6a)に示す本発明の要件に一致する。溝4が作動しているとすると、 次の溝3および次いで溝2の作動はプリント線にそった点の列の堆積をもたらす 。図6b)、c)、およびd)は別の配位を示し、比Rと一緒にこれらの角度の 誘導は下記の表IIのように示される。 表IIはシフト7から生ずる配位を含んでいることが注目されるであろう。この 配位は図6には示されていない。 非作動溝のそれぞれは、第2または第3のプリント相の作動を起こすか否かに 応じて、マトリックス点の間の距離の1/3または2/3に配置されることに注 目すべきである。更に詳しくは、それぞれの非作動溝はマトリックス点からiq /Nの間隔にある。この場合N=3である。 図7を参照して、これは溝を4つの群すなわちN=4に配列した更に別の配列 を示すものである。点ピッチ比に相当する角度と溝間隔を下記に示す。これらの 可変因子についての更なる説明は必要ないと思われる。 プリント字体はXおよびY方向に等しい単位をもつ格子すなわち p=qの格子の上に決定されるのが通常のケースである。然し、これはいつもそ うであるわけではない。それ故、より一般的なケースは でありうる。 実際には三重のサイクル(N=3)とくにシフト4、5および7をもつサイク ルが堆積される。それは減少した電圧で操作されるからである。bおよびcのサ イクルは溝aの補充に十分な時間を可能にする。交差トークが非常に減少すると いう事実は、一定の作動波形を使用することを可能にする。 この点で図8を参照されたい。図8は本発明によるプリントヘッドに必要な作 動信号を駆動するのに役立つ信号処理をブロックダイヤグラムの形体で示してい る。プリント情報はPDL通訳器によってページ・ディスクリプション・ランゲ ージ(PDL)に受信される。代表的なPDLは追記として商業的に知られてい るものである。PDL通訳器80PDLから発生し、プリントすべきページのビ ット・マップを入力する。これはプリンターとは独立の形体にある。ビット・マ ップは幾何変形ユニットに受信され、プリント・ヘッドの角度および溝のグルー プ分けを考慮に入れてビット・マップを順次の層に変形する。 プリント・ヘッドは順次の相の反応方向に通常は走査を行う。N=2の場合、 これはワン・パスにおいて偶数の前に偶数の溝が操作され、次に奇数の前に偶数 の溝が操作される。ノズル板からペーパーへの液滴の走行時間のオフ・セット補 正でも可能である。N=3の場合、その位置は更に複雑である。溝がa、b、c 、a、b、c、a・・・である場合、ワンパスの作動順序はa、b、cであり、 操作方向の次のパスにおいて、作動順序はa、c、bである。 これは図9から理解される。図9には三つの群a、b、c・・・に配置された それぞれの溝に付随するノズル94をもつ、図6d)に示すような角度のプリン トヘッド90が示されている。この図の左半分で、プリントヘッドはペーパーも しくは他の基質に対して矢印の方向96に移動する。溝はa、c、b、a、c、 bの順に作動し、溝は図に実際に示す位置にある。3つのプリント相のサイクル のプリントヘッドの溝に供給するのに必要なプリントヘッドは、交差ハッチ状の ブロック98によって図には示されている。これらは特定の溝にとり入れるのに 必要な情報の非変形ビット・マットの位置を示している。この機能は幾何変形ユ ニット82で行われる。符号100で示す溝aを基準としてとったとき、それは 図に示す位置において作動しうる溝aであることを思い出すとき、それぞれの順 次の溝aはq方向の5つのマトリックスユニットを移動したビット・マップの1 点および先行する溝aからp方向の3マトリックス点からの情報を受信する。そ れぞれの溝bはマトリックス点から2/3の間隔(または2q/N)にあり、そ れぞれの溝cは1/3の間隔(またはq/N)にあることが注目されるであろう 。従って、上述のように、溝Cは次の相で作動しうる。同じ溝aの100に関し て、それぞれの溝cはq方向に3つの間隔およびp方向に2つの間隔をおいたマ トリックス点から情報を受信する。最終の相において、溝bは作動して、溝aか らpおよびqの両方向に1つの間隔をおいた点から情報を受信する。 図9の右側半分において、その位置はプリントヘッドがペーパーに対して矢印 102の方向に移動するように示されている。この位置において、溝cがマトリ ックス点から1/3の間隔にあり、溝aがマトリックス点から2/3の間隔にあ るように作動しうるのは溝bである。従って、作動系列はb、c、a、b、c、 aである。情報をとるに必要なビット・マップ点は同様に説明される。 走査方向を切替えるために、変形操作を行って順序を逆にするか或いは始点を 移動させるか又はピクセル系列を変えることが必要である。これらは機能的に均 等である。 変形ビット・マップを波形発生器ユニット84に供給し、該ユニットでそれぞ れの群中のえらばれた溝を順次に誘導するために符号86のブロックで示される プリントヘッドのピエゾ電気側壁の必要な移動を作るのに必要な波形を生じせし める。この波形は一連の電圧パルス領域を発生させて室の内側および外側の壁の 特定の移動を行い、溝中の液滴の排出およびインク補充を達成させうる。特定の 溝に供給する波形はまた作動中の又は作動すべき隣接溝の波形に応じて補正因子 をはこぶこともできる。作動波形を発生させる方法の詳細は本発明の部分ではな い。 多数のサブ・ヘッドをもち、それぞれが前述の一体のヘッドと同様に構成され 配列されているインク・ジェット・プリンターを構成するのが望ましい方の場合 があることは既に述べた。1つのこのような場合はカラー・プリンターであり、 そこでは4つのサブ・ヘッドが代表的に必要であり、それぞれがブラック、シア ン、マジエンタ、およびイエローのインクをもつ。他の例は複数サブ・ヘッドを 使用してプリント密度を増大させるか、または走査なしに増大した幅をプリント しうる定常プリントを作ることにある。 たとえば図10は、2つのサブ・ヘッド20a、20bのノズル列をもつプリ ントヘッド10を示す。それぞれのサブ・ヘッドは同じ寸法とピッチをもつ平行 溝の対応する配列をもつ。2つのサブ・ヘッドの溝は二群の溝(N=2)の操作 のために描かれており、図3および図5aに示すように角度βに設定されたノズ ルの線をもつ。然し、N=2、3または4などの群の操作に図5、6または7の 配列を使用することも、適切なピッチpおよび角度がえらばれるならば、同様に 可能である。 2つのサブ・ヘッド20a、20bがプリント・ヘッドのノズルが交差する線 にそってオフ・セットされるときは、その配列は広いプリントヘッドを与え、そ こでは有利にはそれぞれのサブ・ヘッド20a、20bが別のインクマニホルド によって供給される。これらのサブ・ヘッドはそれぞれの整列方向の同一線で配 置され、単一の同延セラミックウエファー中で形成することができ、あるいは組 立て構造体(図示していない)によってレジスター中で一緒に組立てた別の要素 であることもできる。 図10の配列は2つのサブ・ヘッドに限定されない。1つの別の形態は、3つ の主要カラーすなわちシアン、マジエンタ、イエローのインクとブラックインク の4つのサブ・ヘッドをもつ単一のセラミックウエファー中に形成したプリント ヘッドである。代表的な例は、4つの供給マニホルドで次の数の作動溝に分けた 角度のついたプリントヘッドである。 図11の配列について、プリントヘッドは2つのサブ・ヘッド30a、30b 中にノズルの列をもつ。それぞれの配列方向は矢印によって示すようにプリント ヘッドの移動(またはプリント基質の移動)の方向に平行であり、相互にオフセ ットされている。このようなヘッドはたとえば、組立て構造によってレジスター なかに組立てた別の要素からなることができる。これは増大した幅のプリントヘ ッドを与えるのに役立ち、このプリントヘッドは有利にはページ幅を横切って組 立てた一連の要素のプリントヘッドからなることができる。 更なる形態を図12に示す。そこではプリントヘッドは矢印によって示すよう な移動方向にそって相互にオフセットする2つのサブ・ヘッド40a、40bの ノズル列をもつ。図12の配列の1つの形態において、プリントヘッドは組立て 構造体によってレジスター中に組立てた4要素のプリントヘッドからなり、それ ぞれの要素には異なったインクカラーすなわちシアン、マジエンタ、イエローお よびブラックが供給される。 上記の図10、11および12の配列のそれぞれの像品質は、液滴が同じ点マ トリックスでプリントされることを必要とする。その達成にはプリントヘッドの 設計と製造寛容性の双方に拘束を起こす。 1以上のサブ・ヘッドを使用する場合、拘束は有利には次のとおりである。 i)群(N=2、3または4の群がある)の1つがプリントヘッドのそれぞれの サブ・ヘッドにおいて同時に作動する。 ii)単一の共通ノズル板がサブ・ヘッドのそれぞれにノズルを提供してサブ・ヘ ッドのすべてがレジスターにあるのを確保する。 iii)寸法・h/Nはqの整数倍数である。 qの整数倍数としてのhをもつ場合、液滴はマトリックスの頂点に同時に着地 する。図10はh=0の場合に相当する。 既に述べたように、ノズルの製造は、それらが操作の相に相当するノズルのオ フセットなしに溝ピッチの直線にそって形成される点で卒直である。 2つ又は多くのサブ・ヘッドをもつプリントヘッドを製造する補形工程として 、もとのマトリックスに対応するデータを走査し再系列化して、データを駆動チ ップを介して正しい溝に且つ正しい時間系列ではこぶことも必要である。特に、 異なったカラーのデータは異なったサブ・ヘッドに且つ変形した時間系列で供給 される。 既に述べたように、データ系列は通過方向に依存し、データ系列 がワンパスで導かれる場合の溝は次に反対方向のパスで遅延する。また、同じ理 由で相の順序がワン・パスのabc abc(N=3について)から反対のパス 方向のacb acbへと変わる。 データ系列も線のナンバーに応じてある程度オフセットされる。すなわちi/ Nのマトリックス頂点によって前進または遅延が起こるか、あるいはi作動パル スによってオフセットが相方向に応じて前進または遅延する。 プリントヘッド中に±hによってオフセットされた2個以上のサブ・ヘッドが ある場合、移動方向に±h/qのマトリックス頂点またはhN/q作動パルスの 追加のオフセットがある。従ってi±hN/qの作動パルスの合計のオフセット を使用する。このオフセットはパス方向に応じて前進または遅延する。これはプ リントヘッドの角度、N相への溝のグループ分け、およびヘッドの2つ以上のサ ブ・ヘッド(hによってオフセットされる)の分割を考慮に入れた、データの幾 何変形ユニット82においてオフセットされる程度である。データはまたパス方 向を考慮に入れたと特定のオフセットで駆動チップによってはこばれる。 図10に示す2つ以上のサブ・ヘッドをもつヘッドの場合、h=0である。 図13に示す更なる形態はhだけオフセットされたサブ・ヘッドをもつプリン トヘッドを示す。1つのサブ・ヘッドの溝が第2のサブ・ヘッドの溝にはさまれ 、より高いプリント密度がえられる。 いくつかの用途において、特に像再生において、溝の「作動」は二元の結果で はなくて、規定の作動信号を使用して対応する数の小滴または対応する寸法の小 滴を排出することからなる。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.垂直マトリックス方向に最も密な間隔pをもち且つ水平マトリックス方向に 最も密な間隔qをもつ、走査方向に横方向の垂直マトリックス方向の線にそって 液体の小滴をデポジットさせる基質に対して相対的に水平マトリックス方向の移 動を走査するのに適した多重溝の小滴デポジット用ヘッドであって;溝の長さ方 向にのび1つの溝をつぎの溝から整列方向に分離するそれぞれの側壁をもつ平行 の溝;溝の間隔にあり溝にそれぞれ連通していて液体小滴を溝から排出するため の一連のノズル;溝を小滴デポジット用液体源に接続する接続部材;および小滴 デポジット用の溝の選択に応じて、その溝の側壁を分離する少なくとも1つの溝 の横方向の移動を行って内部に圧力変化を生ぜしめ、それによってその溝から小 滴の排出を行うための電気作動部材;からなる小滴デポジット用ヘッドにおいて ;溝がN群に配置されており、それらがそれぞれのプリント相で小滴を順次に排 出させ、いずれか1つの溝の反復作動がNプリント相において1回以上の頻度で 起こらないようにした、且つヘッドの配列方向が垂直マトリックス方向に対して 次式 (iは正の整数である) によって与えられる角度βで傾斜している、 ことを特徴とする小滴デポジット用ヘッド。 2.N=3であり、i=1または2である請求項1の小滴デポジット用ヘッド。 3.ビット・マップの小滴をデポジットさせる信号を受信してそこから電気作動 部材の平行作動信号を誘導するのに適した信号処理 手段を更に含み、この信号処理手段が角度βに相当するビット・マップに線状変 形を加えるのに役立つ幾何変形部材を含む請求項1の小滴デポジット用ヘッド。 4.それぞれの変形線がN群の滴のそれぞれの角度βに対応して備えてあり、こ れらの変形線がq/Nによって水平マトリックス方向への変形に対応して相互に 配置されている請求項3の小滴デポジット用ヘッド。 5.走査方向にそってそれぞれ反対の意味で走査するのに適しており、信号処理 手段が走査の意味の反転に、線状変形の順序の反転とそれぞれの群の溝の順次の 作動順序の変更との双方に適している請求項3または4の小滴デポジット用ヘッ ド。 6.垂直マトリックス方向に最も密な間隔pをもち且つ水平マトリックス方向に 最も密な間隔qをもつ、走査方向に横方向の垂直マトリックス方向の線にそって 液体の小滴をデポジットさせる基質に対して相対的に水平マトリックス方向の移 動を走査するのに適した多重溝の小滴デポジット用ヘッドであって;溝の長さ方 向にのび1つの溝を次の溝から整列方向に分離するそれぞれの側壁をもつ平行の 溝;溝の間隔にあり溝にそれぞれ連通していて液体小滴を溝から排出するための 一連のノズル;溝を小滴デポジット用液体源に接続する接続部材;および小滴デ ポジット用溝の選択に応じて、その溝の側壁を分離する少なくとも1つの溝の横 方向の移動を行って内部に圧力変化を生ぜしめ、それによって溝から小滴の排出 を行うための電気作動部材;からなる小滴デポジット用ヘッドにおいて;溝がN 群に配置されており、それらがそれぞれのプリント相で小滴を順次に排出させ、 いずれか1つの溝の反復作動がNプリント相において1回以上の頻度で起こらな いようにした、且つヘッドの配列方向が垂直マトリックス方向に対してある角度 で傾斜していて、特定の群の溝の選択に応じて、それぞれ の他群の溝ノズルのすべてが水平方向のマトリックス点からjq/N(jはNよ り小さい整数である)の間隔にあることを特徴とする小滴デポジット用ヘッド。 7.垂直マトリックス方向のデポジットした小滴の最も密な間隔pが3以下の係 数だけノズル間隔より小さい請求項6の小滴デポジット用ヘッド。 8.整列方向と垂直マトリックス方向との間の角度か20°より大きく70°よ り小さい請求項6の小滴デポジット用ヘッド。 9.整列方向と垂直マトリックス方向との間の角度が30°より大きく60°よ り小さい請求項6の小滴デポジット用ヘッド。 10.長さLおよび溝の長さdc をもつ平行溝;溝を相互に分割する厚さdw を もつピエゾ電気材料の側壁;溝の間隔pで均一に間隔をとっている(ここにpは 溝の厚さdc と壁の厚さdw の合計に等しい)且つ溝からの液体の小滴を排出さ せる溝にそれぞれ連通する一連のノズル;これらの溝を小滴デポジット用液体源 に接続する接続部材;および小滴デポジット用溝の選択に応じて、その溝の側壁 を分離する少なくとも1つの溝の横方向の移動を行って内部に圧力変化を生ぜし め、それによってそこから小滴の排出を行い、小滴のデポジットをそれによって 走査方向に直角の線間隔pで該ノズルから線状にデポジットさせる電気作動部材 ;からなる走査方向の移動を走査するのに適した多重溝小滴デポジット用ヘッド の操作周波数Fを増大させる方法において;溝の厚さをdc からdc’に増大さ せノズル間隔を対応してpからp’に増大させ;溝の長さをLからL’に減少さ せ(L’/Lはdc /dc’にほぼ等しい);そしてヘッドを走査方向に直角の 配位からcos-1p/p’にほぼ等しい角度により走査方向に向けて移動し、そ れによってpに匹敵する走査方向に直角の線間隔の線に液滴を堆積させ然も操作 周波数をF’に増大させる(ただしF’/ FはL/L’にほぼ等しい)ことを特徴とする操作周波数を増大させる方法。 11.垂直マトリックス方向に最も密な間隔pをもち且つ水平マトリックス方向 に最も密な間隔qをもつ、走査方向に横方向の垂直マトリックス方向の線にそっ て液体の小滴を堆積させる基質に対して相対的に水平マトリックス方向の移動を 走査するのに適した多重溝の小滴堆積ヘッドと共に使用するための信号処理装置 であって;該ヘッドが、溝の長さ方向にのび1つの溝を他の溝から整列方向に分 離するそれぞれの側壁をもつ平行の溝;溝の間隔にあり溝にそれぞれ連通してい て液体小滴を溝から排出するための一連のノズル;溝を小滴デポジット用液体源 に接続する接続部材;および小滴デポジット用溝の選択に応じて、その溝の側壁 を分離する少なくとも1つの溝の横方向の移動を行って内部に圧力変化を生ぜし め、それによってその溝から小滴の排出を行うための電気作動部材;からなり、 溝がN群に配置されており、それらがそれぞれのプリント相で小滴を順次に排出 させ、いずれか1つの溝の反復作動がNプリント相において1回以上の頻度で起 こらないようになっており、ヘッドの配列方向が垂直マトリックス方向に対して 次式 (iは正の整数である) によって与えられる角度βで傾斜しており;そして 信号処理装置が小滴のビット・マップをデポジットさせて受け入れるのに適 しており、且つそこから電気作動部材用の平行作動信号を誘導するのに適してお り、そして角度βに対応するビット・マップに線状変形を加えるのに役立つ幾何 変形手段を含んでいる、ことを特徴とする多重溝の小滴デポジット用ヘッドと共 に使 用するための信号処理装置。 12.それぞれの変形の線がそれぞれのN群の溝の角度βに対応して与えられて おり、これらの線が水平マトリックス方向への変形に対応する位置に間隔q/N だけ相互に移動されている請求項11の信号処理装置。 13.走査方向にそってそれぞれ反対の意味で走査するのに適した小滴デポジッ ト用ヘッドと共に使用するための、且つ信号処理装置が走査の意味の反転に応じ て、線状変形の順序を逆にすることとそれぞれの群の溝を順次に作動させる順序 を逆にすることの双方に適するようになっている請求項11または12の信号処 理装置。 14.ページ記述言語の情報を受け入れるのに適した請求項11〜13のいずれ か1項の信号処理装置。 15.小滴デポジット用ヘッドと一緒にユニットとして取付けるための集積回路 の形体の請求項11〜14のいづれか1項の信号処理装置。 16.垂直マトリックス方向に最も密な間隔pをもち且つ水平マトリックス方向 に最も密な間隔qをもつ、走査方向に横方向の垂直マトリックス方向の線にそっ て液体の小滴をデポジットさせる基質に対して相対的に水平マトリックス方向の 移動を走査するのに適した少なくとも1個のヘッドを含む多重溝の小滴デポジッ ト装置と共に使用するための信号処理装置であって;該ヘッドが溝の長さ方向に のび1つの溝を次の溝から整列方向に分離するそれぞれの側壁をもつ平行の溝; 溝の間隔にあり溝にそれぞれ連通していて液体小滴を溝から排出するための一連 のノズル;溝を小滴デポジットの液体源に接続する接続部材;および小滴デポジ ットの溝の選択に応じて、その溝の側壁を分離する少なくとも1つの溝の横方法 の移動を行って内部に圧力変化を生ぜしめ、それに よってその溝から小滴の排出するための電気作動部材;からなり、溝がN群に配 置されており、これらの溝がそれぞれのプリント相に順次に堆積を行い、いずれ か1つの溝の反復作動がNプリント相で1回以上の頻度で起こらないようになっ ており、ヘッドの配列方向が垂直マトリックス方向に対してある角度で傾斜して いて、各ヘッド中の特定の溝群の選択に応じてそれぞれのマトリックス点に小滴 を排出するようになっており、ヘッド中の相互の群の溝ノズルのすべては水平マ トリックス方向のマトリックス点から間隔jq/N(ここにjはNより小さい整 数である)にある;そして信号処理装置は堆積される液滴のビット・マップを受 け入れるのに適しており且つそこから電気作動部材の平行作動信号を誘導するの に適しており、jq/Nだけデータ・ビットを前進または遅延させる働きをする 線状変形部材を含んでいる、ことを特徴とする信号処理装置。 17.走査方向に距離h(hはqの整数倍数である)だけ相互にオフセットされ ている少なくとも2つのヘッドを含む多重溝小滴デポジット装置と共に使用する ための、且つ線状変形部材がデータ・ビットをiq/N±hだけ前進または遅延 させるのに役立つ請求項16の信号処理装置。 18.走査方向にそってそれぞれ反対の意味で走査するのに適した小滴デポジッ ト用ヘッドと共に使用するための、且つ信号処理装置が走査の意味の反転に際し て、線状変形の順序の反転とそれぞれの溝群の順次の作動順序の変更との双方を 行うのに適する請求項17の信号処理装置。 19.頁記述言語の情報を受け入れるのに適する請求項16〜18のいずれか1 項の信号処理装置。 20.小滴デポジット用ヘッドと共にユニットとして取付けるための集積回路の 形体の請求項16〜19のいずれか1項の信号処理 装置。 21.垂直マトリックス方向に最も密な間隔pをもち且つ水平マトリックス方向 に最も密な間隔qをもつ、走査方向に横方向の垂直マトリックス方向の線にそっ て液体小滴をデポジットさせる基質に対して比較的水平のマトリックス方向の移 動を走査するのに適した多重溝小滴デポジット装置であって、該装置が、溝の長 さ方向にのび整列方向の溝の1つを次の溝から分離するそれぞれの側壁をもつ平 行溝;溝の間隔にあり液小滴を溝から排出する溝にそれぞれ連通している一連の ノズル;溝を小滴デポジット用液体源に接続する接続部材:および小滴デポジッ ト用溝の選択に応じてその溝の側壁を分離する少なくとも1つの溝の横方向の移 動を行って内部に圧力変化を生ぜしめ、それによってそこから小滴排出を行うた めの電気作動部材;からなり、それぞれのヘッドの溝がそれぞれN群に配列され ており、これらの群がそれぞれのプリント相に順次に小滴を排出させ、ヘッド中 のいずれか1つの反復作動がNプリント相に1回以上の頻度で起こらないように した装置において、それぞれのヘッドの配列方向が垂直マトリックス方向に対し てある角度で傾斜していて、それぞれのマトリックス点に小滴を排出する特定の 群の溝の選択に応じて、相互の群のすべての溝ノズルが水平マトリックス方向の マトリックス点からjq/N(jはNより小さい整数である)の間隔にあり、そ して2つのヘッドは走査方向に距離hオフセットされている(hはqの整数倍数 である)ことを特徴とする多重溝小滴デポジット装置。 22.垂直マトリックス方向に最も密な間隔pをもち且つ水平マトリックス方向 に最も密な間隔qをもつ、走査方向に横方向の垂直マトリックス方向の線にそっ て液体小滴を堆積させる基質に対して比較的水平のマトリックス方向の移動を走 査するのに適した多重溝小滴デポジット装置であって、該装置が、溝の長さ方向 にの び整列方向の溝の1つを次の溝から分離するそれぞれの側壁をもつ平行溝;溝の 間隔にあり液小滴を溝から排出する溝にそれぞれ連通している一連のノズル;溝 を小滴デポジット用液体源に接続する接続部材;および小滴デポジット用溝の選 択に応じてその溝の側壁を分離する少なくとも1つの溝の横方向の移動を行って 内部に圧力変化を生ぜしめ、それによってそこから小滴排出を行うための電気作 動部材;からなり、それぞれのヘッドの溝がそれぞれN群に配置されており、こ れらの群がそれぞれのプリント相に順次に小滴を排出させ、ヘッド中のいずれか 1つの反復作動がNプリント相に1回以上の頻度で起こらないようにした装置に おいて、ヘッドの配列方向が垂直マトリックス方向に対して次式 (iは正の整数である) によって与えられる角度で傾斜しており、そして2つのヘッドが距離h(hは qの整数倍数である)オフセットされていることを特徴とする多重溝小滴デポジ ット装置。 23.N=3であり、i=1または2である請求項22の装置。 24.それぞれ異なったカラーの小滴デポジットインクをもつヘッドを接続する ためのそれぞれの接続部材をもつ4個のヘッドからなる請求項21〜23のいず れか1項の装置。
JP7508554A 1993-09-09 1994-09-09 小滴デポジット装置 Pending JPH09501622A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9318749.0 1993-09-09
GB9318749A GB9318749D0 (en) 1993-09-09 1993-09-09 Droplet deposition apparatus
PCT/GB1994/001966 WO1995007185A1 (en) 1993-09-09 1994-09-09 Droplet deposition apparatus

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09501622A true JPH09501622A (ja) 1997-02-18

Family

ID=10741788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7508554A Pending JPH09501622A (ja) 1993-09-09 1994-09-09 小滴デポジット装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0719215A1 (ja)
JP (1) JPH09501622A (ja)
GB (1) GB9318749D0 (ja)
WO (1) WO1995007185A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE511213C2 (sv) * 1997-10-31 1999-08-23 Mit Modular Ink Technology I S Förfarande för drift av en droppdeponeringsanordning samt en droppdeponeringsanordning
DE19755874C1 (de) * 1997-12-04 1999-07-15 Francotyp Postalia Gmbh Verfahren zum Toleranzausgleich bei einem aus mehreren Modulen nach dem Non-Interlaced-Prinzip zusammengesetzten Tintendruckkopf
DE19755873C2 (de) * 1997-12-04 1999-10-14 Francotyp Postalia Gmbh Anordnung zum Toleranzausgleich bei einem Tintendruckkopf
DE19810849C2 (de) * 1998-03-13 2000-05-18 Tally Computerdrucker Gmbh Schaltung zum Ansteuern von in Zeilenrichtung (5) relativ zum Aufzeichnungsträger bewegten Düsenköpfen der Piezo-Bauart für Tindendrucker
GB9910311D0 (en) * 1999-05-05 1999-06-30 Cambridge Consultants High speed, high quality inkjet printing system
JP3953776B2 (ja) * 2001-01-15 2007-08-08 セイコーエプソン株式会社 材料の吐出装置、及び吐出方法、カラーフィルタの製造装置及び製造方法、液晶装置の製造装置及び製造方法、el装置の製造装置及び製造方法
JP2005324130A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置、電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129594U (ja) * 1974-08-26 1976-03-03
JPS591521B2 (ja) * 1980-05-31 1984-01-12 株式会社 宮野鉄工所 軸の長手に径の異なる軸径を有する被加工物もしくは製品を把持する把持具
US5040397A (en) * 1985-12-20 1991-08-20 Bodnar Ernest R Rotary apparatus and method

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2834658A1 (de) * 1978-08-08 1980-02-21 Licentia Gmbh Schreibverfahren fuer matrixdrucker
US4459051A (en) * 1979-08-15 1984-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Matrix printer
EP0101018B1 (en) * 1982-08-05 1986-11-12 Nec Corporation Impact printer head capable of printing a dot at a distance narrower than a thickness of a printer unit
JPS5989172A (ja) * 1982-11-12 1984-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 印字装置
US4739415A (en) * 1984-05-01 1988-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Image handling system capable of varying the size of a recorded image
JPS6195954A (ja) * 1984-10-17 1986-05-14 Sharp Corp 記録装置
JPS62146645A (ja) * 1985-12-23 1987-06-30 Toshiba Corp シリアル型ドツトプリンタ
JPH0267146A (ja) * 1988-09-01 1990-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd ワイヤドットプリンタ
US4864328A (en) * 1988-09-06 1989-09-05 Spectra, Inc. Dual mode ink jet printer

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129594U (ja) * 1974-08-26 1976-03-03
JPS591521B2 (ja) * 1980-05-31 1984-01-12 株式会社 宮野鉄工所 軸の長手に径の異なる軸径を有する被加工物もしくは製品を把持する把持具
US5040397A (en) * 1985-12-20 1991-08-20 Bodnar Ernest R Rotary apparatus and method

Also Published As

Publication number Publication date
EP0719215A1 (en) 1996-07-03
WO1995007185A1 (en) 1995-03-16
GB9318749D0 (en) 1993-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5808635A (en) Multiple die assembly printbar with die spacing less than an active print length
US6406115B2 (en) Method of printing with multiple sized drop ejectors on a single printhead
US5956056A (en) Ink jet recording apparatus and method of recording with separated image data
US6663222B2 (en) Ink jet printer with nozzle arrays that are moveable with respect to each other
EP1176021B1 (en) Printing system that utilizes print masks with resolutions that are non-integral multiples of each other
US9090065B2 (en) Ink jet printing apparatus and ink jet printing method
WO2006064820A1 (ja) インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP2004276473A (ja) 記録装置および記録方法
US6402280B2 (en) Printhead with close-packed configuration of alternating sized drop ejectors and method of firing such drop ejectors
US6530645B2 (en) Print masks for high speed ink jet printing
US6655773B2 (en) Gray scale pattern and recording method and recording apparatus employing the gray scale pattern
JPH11216856A (ja) 記録装置および方法
JPH11151823A (ja) 印刷方法
EP1097818B1 (en) Two-way print apparatus and print method
US6375294B1 (en) Gray scale fluid ejection system with offset grid patterns of different size spots
JPH09501622A (ja) 小滴デポジット装置
JP3015209B2 (ja) 多色インクを使用したインクジェット記録方法
US6705700B2 (en) Liquid discharge head, and head cartridge and image forming apparatus using such liquid discharge head
US6616267B2 (en) Ink jet color printing method and printer
US6154233A (en) System and method for separating raster data for printing
JP4042084B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
JP4055361B2 (ja) 千鳥配列を有する印刷ヘッドを用いた印刷
JP2004142100A (ja) インクジェット式記録装置及びインクジェット式記録方法
EP1208991B1 (en) Inkjet colour printing method and printer
JP3014232B2 (ja) 記録装置