JPH09501526A - 高速2進乗算器のための変形ウォレス・トリー加算器の構造及び方法 - Google Patents

高速2進乗算器のための変形ウォレス・トリー加算器の構造及び方法

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JPH09501526A JP7506483A JP50648395A JPH09501526A JP H09501526 A JPH09501526 A JP H09501526A JP 7506483 A JP7506483 A JP 7506483A JP 50648395 A JP50648395 A JP 50648395A JP H09501526 A JPH09501526 A JP H09501526A
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Abstract

(57)【要約】 全加算器の段数を縮小した2進乗算器内に使用されるけた上げ保管加算器。2進データのカラムを加算する本けた上げ保管加算器は、複数の1ビット(30)及び2ビット(60)全加算器で実現されている。1ビット(30)及び2ビット(60)全加算器は相互接続された複数の変形ウォレス・トリー加算器に構成され、各ウォレス・トリー加算器は1もしくはそれ以上のカラムからの2進データビットを加算して部分和(74)及び部分けた上げ(76)を生成する。各変形ウォレス・トリー加算器は、2進データビットの数を縮小する1ビット(30)及び2ビット(60)全加算器からなる複数の段(70、110、130、150)と、部分和結果(74)及び部分けた上げ結果(76)を生成する単一の1ビット全加算器(36、122、142、162)からなる最終段(36、122、142、162)とを備えている。複数の導体が各変形ウォレス・トリー加算器の段を、同一ウォレス・トリー加算器内の段、及び他の変形ウォレス・トリー加算器内の段とに相互接続している。

Description

【発明の詳細な説明】 高速2進乗算器のための変形ウォレス・トリー加算器の構造及び方法 発明の背景 本発明はデジタル乗算のための方法及び装置に関し、より詳しくは2進乗算器 内のけた上げ保管加算器を実現する方法及び装置に関する。 2進乗算器は、計算が膨大な演算に使用されるデジタル計算機の基本的要素で ある。高速乗算器機能を実現するためには複雑な回路が要求され、速度に対する 隘路となる恐れがある。従って、2進乗算器の性能を改善することは、計算が膨 大な演算における計算機の性能に直接影響を与える。典型的な2進乗算器は、基 本的な構成ブロックとしてけた上げ保管(キャリーセーブ)加算器を組入れてい る。ウォレス・トリー(Wallace-Tree)2進加算器(WTA)を使用することが けた上げ保管加算器を実現する一方法であり、高速2進乗算器を効率的に実現す る上で不可欠な要素である。ウォレス・トリー加算器は、中間カラム加算を遂行 し、乗算器の仮の積結果を用いてカラムデータに関連する部分和及び部分けた上 げを生成する。WTAは1対の部分和及び部分けた上げを発生する。入力データ カラム当たり1個のWTAが必要である。更に、Mビット×Nビット乗算器にお いては、WTA当たりNビットまでの入力を有するN+M−1個のこのような加 算器が必要である。ウォレス・トリー加算器は、基本的構成ブロックとして1ビ ット全加算器(FA)を使用する。1ビット全加算器は、3つの入力データビッ トを用いて2つの出力データビット、即ち和及びけた上げを発生する。 WTAは直列の段に構成されたFAのアレイを備えている。これはカラムデー タを初期サイズ(Nビット)から、所要対のビット、即ち部分和及び部分けた上 げまで縮小する。FAがどの程度ビットを縮小するか(即ち、3ビットから2ビ ットへ)が、WTA内に必要とされるFAの段数を決定する。また、与えられた 計算に必要な段数は総合速度に直接影響を与えるから、WTAが処理速度に対す る鍵となる。 FAの3ビットから対2へのビット縮小特性は、WTA内のFAの段数が入力 ビットの数の対数に比例するようになっている。特定例を挙げれば、6ビットな らば3段を必要とし、32ビットならば8段を必要とし、そして64ビットならば10 段を必要とする。FA当たりのゲート遅延の数は実現された装置に依存する。そ れにも拘わらず、ビットの数が多くなるとFAの段数が、従って乗算器を通る遅 延が大きくなる。従って、入力ビットの数がWTAの速度に大きい影響を与え、 その結果プロセッサの速度に大きい影響を与えるようになる。従って、WTAを 実現するのに必要なFAの段数を減少させれば、所与の2進乗算器の処理速度が 実質的に改善されることになる。 発明の概要 本発明によれば、全加算器の段数を減少させたけた上げ保管加算器が開示され る。けた上げ保管加算器は、2進データの集合もしくはカラムを加算して各カラ ム毎の部分和及び部分けた上げを生成するためのものである。特定のカラムの2 進データビットの重要度の順位(order of magnitude)は同一である。異なるカ ラム内の2進データビットは重要度の順位が異なっており、隣接するカラムは重 要度の順位が昇順に1だけ異なっている。けた上げ保管加算器は、複数の1ビッ ト及び2ビット全加算器を備えている。1ビット及び2ビット全加算器は、相互 接続された複数の変形ウォレストリー加算器(セットもしくは親子集合加算器) に構成されており、各変形ウォレス・トリー加算器は1もしくはそれ以上のカラ ムからの2進データビットを加算して部分和及び部分けた上げを生成する。変形 ウォレス・トリー加算器の数は、2進データのカラムの数に等しい。各変形ウォ レス・トリー加算器は、2進データビットの数を縮小(減少)させるための1ビ ット及び2ビット全加算器の組合わせからなる複数の段を有し、最終段は部分和 及び部分けた上げ結果を生成する単一の1ビット全加算器からなっている。複数 の導体が各変形ウォレス・トリー加算器の段と、同一の変形ウォレス・トリー加 算器内の段及び他の変形ウォレス・トリー加算器内の段とを相互接続している。 一般に、これらの導体は重要度が同一の順位の2進データビットを受信及び送信 する入力及び出力端子を接続することに限られている。 本発明は、複数の2進データビットの加算方法に関しても開示される。始めに 2進データビットは集合に編成される。各集合は、同一の重要度の順位を有する 全ての2進データビットを含んでいる。次いで2進データビットの各集合は、少 なくとも1個の変形ウォレス・トリー加算器へ入力される。各変形ウォレス・ト リー加算器は相互に接続された複数の1ビット及び2ビット全加算器を備えてい る。次いで2進データビットの数は1ビット及び2ビット全加算器の連続段によ って縮小され、それによって2進データビットの各集合毎の部分和結果及び部分 けた上げ結果が生成される。 本発明の本質及び長所は、本明細書の以下の部分及び図面を参照することによ って更に理解することができよう。 図面の簡単な説明 図1は、2進乗算機能及び典型的なカラム加算機能を示し、本図は3つの機能 副区分、即ち1ビット乗算、けた上げ保管加算、及びけた上げ先見加算を示して いる。 図2Aは、1ビット全加算器の機能表であって、出力信号特性対入力信号レベ ルを示す。 図2Bは、2入力及び3入力NOR論理及びワイヤードOR論理で実現された 1ビット全加算器の回路図である。 図3は、けた上げ保管加算器機能を遂行する1ビット全加算器で構成されたウ ォレストリー加算器の回路図である。 図4は、1ビット全加算器で構成されたウォレス・トリー加算器の回路図であ って従来のカラム・トゥ・カラム法の変形である。 図5は、ウォレス・トリー加算器に必要な1ビット全加算器の数を入力データ ビットの数の関数として示す図である。 図6Aは、2ビット全加算器の機能表であって、出力信号特性対入力信号レベ ルを示す。 図6Bは、2入力及び3入力NOR論理及びワイヤードOR論理で実現された 2ビット全加算器の回路図である。 図6Cは、1ビット全加算器及び2ビット全加算器の特定実施例の動作のサン プル計算の結果を示す表である。 図7は、2ビット全加算器を組入れた変形ウォレス・トリー加算器の回路図で ある。 図8は、上例の最初の2段について、変形ウォレス・トリー加算器内に2ビッ ト全加算器を実現するための相互接続法を示す図である。 図9は、変形ウォレス・トリー加算器内に必要な段数を入力データビットの数 の関数として示す図である。 図10は、ウォレス・トリー加算器内に必要な1ビット全加算器段の数と、変 形ウォレス・トリー加算器内に必要な加算器段の数とを入力データのビット数に ついて比較した表である。 図11は、ウォレス・トリー加算器内の1対の1ビット/2ビット全加算器段 と、単一の1ビット全加算器段との間の考え得る相互接続の組合わせを示す表で ある。 図12は、35ビットウォレス・トリー加算器の回路図であって、第1段と第2 の段との間に最大数の2番目に高いWTA相互接続を使用している2ビット全加 算器段の最適適用を示す図である。 図13は、35ビットウォレス・トリー加算器の回路図であって、第1段と第2 の段との間に交差WTA相互接続の混合を使用している相互接続計画の第2の変 形を示す図である。 図14は、35ビットウォレス・トリー加算器の回路図であって、全体的に最大 数の隣接交差WTA相互接続を使用している相互接続計画の第3の変形を示す図 である。 特定実施例の説明2進乗算機能 カラム加算を使用する2進乗算機能の例を図1に示す。図示のように、この演 算は通常右から左への紙及び鉛筆方法で遂行され、中間行(row)2は乗数4× 被乗数6の中の1ビットの乗算によって得られたものである。即ち、乗数ビット が1である場合には、得られた行2は被乗数6と同じであるが、乗数ビットの順 位だけ右へけた送りされている。乗数ビットが0である場合には、得られた行2 は全て0である。行2は特定ビットの羃(もしくは順位)に関連するカラム8内 に整列している。このプロセスの結果として、M行2(Mは乗数4内のビット数 ) 内にN+M−1カラム8(Nは被乗数6のビット数)が得られる。図示の例では 、5ビットの乗数4及び5ビットの被乗数6、5つの行2、及びビットワイズ乗 算の結果を表す中間データの9つのカラム8が示されている。後述するように、 これもまた9ビットずつの2つの行、即ち部分和10及び部分けた上げ12も示 されている。また、カラム8の加算を遂行した最終的な結果である最終和14( 10ビット長)も示されている。デジタル計算機においては、2進乗算は3つの機 能区分に分割することができる。これらの区分は、1ビット乗算アレイ16、け た上げ保管加算器18、及びけた上げ先見加算器20である。これらも図1に示 されている。1ビット乗算器16は2つの入力語、即ち乗数4(Mビット)及び 被乗数6(Nビット)を用い、ビットワイズの乗算を遂行して長斜方形アレイ内 にN*M値を発生する。これはデータのN+M−1カラム8を作る。けた上げ保 管加算器18はデータに対して基本的な加算を遂行し、中間結果として、カラム 8当たり1つの部分和ビット及び1つの部分けた上げビットを発生する。これは けた上げ先見加算器20への入力データになる。けた上げ先見加算器20は最終 加算を遂行して最終的な結果14、即ちN+Mビット数を発生する。ここで説明 している本発明は、特に、2進乗算機能に関連するカラム状加算器としてのけた 上げ保管加算器18の構造の改良に関する。ウォレス・トリー加算器(WTA) ウォレス・トリー2進加算器は、2進乗算器内のけた上げ保管加算器18を実 現する通常の構成ブロックであり、高速2進乗算器を効率的に実現するために不 可欠な要素である。上述したように、WTAは中間計算のためのカラム加算器と して動作し、中間カラム状加算を遂行してカラム8当たり1ビットの部分和及び 1ビットの部分けた上げを発生する。カラム8毎に1つのこのようなWTAが存 在する。WTA当たりNビットまでの入力を有するN×Mビット乗算器16には N+M−1個のこのような加算器が必要である。この型の応用には、ブース(Bo oth)エンコーディングを使用している、もしくは使用していないWTAの幾つ かの形態が知られている。ここでは特に、樹木(トリー)状の形態内に一連の1 ビット全加算器(FA)を使用するWTA構成が一般的なアプローチであると考 える。以下に説明するように、この構成は複数のFA段をもたらし、これら の段の数は入力データビットの数の対数に比例する。1ビット全加算器(FA) 1ビット全加算器(FA)はWTAを実現するための普通の基本的な構成ブロ ックである。1ビット全加算器の基本演算特性を図2に機能表22で示す。1ビ ット全加算器は以下の特性を有している。3つの入力データビットが2つの出力 データビットを発生する。入力データポート24は、通常は文字A、B、及びC (けた上げ入力)で表され、また出力26はS(和)及びCo(けた上げ出力) で表される。機能表22は3つの入力2進データの考え得る全ての組合わせ(8 組)の関数として得られる出力データを示している。機能表22は、FAが以下 のものを発生する2進カウンタとして記述できることも示している。 入力が全て0の場合、出力は0(即ち、S=C=0)、 入力の何れか1つが1の場合、出力は1(即ち、S=1、Co=0)、 入力の何れかの対が1の場合、出力は2(即ち、S=0、Co=1)、 入力が全て1の場合、出力は3(即ち、S=C=1)。 機能表22は、FA応答が入力の1(もしくは0)の数だけに依存し、どのポ ートが励振されているかには依存しないことを示している。即ち、FAは全ての 入力ポートを同等と見做し、従ってこれらの入力は互換可能である。出力ポート の場合にはこのようになっておらず、S及びCoポートの特性は独自であって同 等と見做すことはできない。FA 30の特定構成のゲートレベル回路図を図2 bに示す。ここではFA機能はNOR論理素子を使用して生成され、入力(Ci 、A、及びB)及び出力(Co及びS)は図の上下にそれぞれ示してある。この 回路は、FA 30のための機能表22の特性を正確に満足する。2入力及び3 入力NOR素子、並びにワイヤードOR素子が使用されている。NOR論理素子 32の特性は、全ての入力が0にセットされた場合に限って所与の素子の出力に 1が出力されるようになっている。この特定構成は、後述する2カラム加算器と 処理速度を対比するために示されているのである。普通のウォレス・トリー2進加算器の構成 FA 30は、WTAを実現するための基本的な構成ブロックとして一般に使 用されている。この構造について、図3に回路図で示すWTA 34に基づいて 説明する。これは、5つの段36の11のFA素子30を使用して13ビットを2ビ ットに縮小するウォレス・トリー加算器34であり、この応用のための従来の構 成を表している。所与のカラム8に関連する13ビットのための入力端子38は、 図の上側に示されている。この回路はカラム加算器であるから、入力ビットの階 層は存在しない。即ち、1ビット乗算機能からこの行へのどの要素も、都合のよ いどの入力端子38へでも入力することができる。実際に、カラム内のどの特定 ビットも、使用可能などの入力端子38へ入力しても差し支えない。この例では 、入力データの12のビットは4個のFA 30の第1段36を通して処理され、 1つのビットは第2段36へ直接印加されている。第1段36の出力は12ビット から8ビットに縮小され、各けた上げ出力(Co)ポートからの出力は、図に4 0で示すように、次に高い順位のビットカラムへ導かれる。第2段36への別の 入力は、図に42で示してあるように、次に低い順位のビットカラムのCoポー トから印加される。同じようにして第2段36は入力データを処理してビット数 を9から6へ縮小させる。このようにして、単一のFA 30は1つの部分和ビ ット44と1つの部分けた上げビット46とを発生する。更に、各FA 30か らの各けた上げ出力ビットは次に高い順位のビットカラムへ供給される。また同 様にして、次に低い順位の段からの各けた上げ出力結果がこの回路へ供給される 。 説明中のWTA 34の図の複雑さを減らすために、次に高い順位のビットカ ラムへの、及び次に低い順位のカラムからのけた上げ出力データの相互接続を表 す変形表記法を図4に示す。この図では、40及び42の代わりに丸付き数字( この場合は1)で示されている。更に、後述するように丸付き数字の2も使用す る。これは、けた上げ出力データの相互接続が2番目に高い順位のビットカラム に導かれること、及び入力が2番目に低い順位のビットカラムから到来すること を意味している。別の表記法、例えば丸付き負数も使用される。これは、相互接 続に対する逆の意味を表している。例えば、丸付きの−1は、出力データの流れ が“先行カラムへ”導かれること、及び入力データが“次のカラムから”到来す ることを意味する。 複数のFA段を含むWTAの特性を更に示すために、図5は所要の1ビット全 加算器段の数(図の下側の1−9)に対する入力カラムデータビットの数(3乃 至63ビット)を示す図である。本図はビットの範囲に関するサンプルレイアウト によって導出することが可能であり、第4ビット以降は1枝路及び2枝路を選択 できるように一般化することができる。本図は、所与の段数に対する入力ビット の最大数をも示している。因みに本例の13ビットは、FA段を使用する5段WT Aを用いて普通の方法で加算できる入力ビットの最大数であることに注目された い。FAのデータビット縮小特性が3ビットから2ビットへであるために一連の 段が必要となるのであって、これらの段数は入力データビットの数の対数に比例 し、それらの段当たりのビット縮小比の最大値は1.5である。2ビット全加算器(TFA) 本発明によれば、変形WTAを実現するための基本的構成ブロックの1つとし て、1ビット全加算器に加えて、2ビット全加算器を使用する。2ビット全加算 器(TFA)の基本的な演算特性を図6Aの機能表に示す。TFAは、5入力デ ータを処理して3出力を発生する特性を有している。入力データポート52は通 常はA0、B0、Ci(けた上げ入力)、A1、及びB1で表され、出力データポー ト54はS0(和0)、S1(和1)、及びCo(けた上げ出力)で表される。機 能表50は、5入力の32通りの考え得る全ての組合わせの関数として得られる出 力データを示している。TFAは、並列接続された、つまり一方のFAのけた上 げ出力が第2のFAのけた上げ入力に内部で接続されている1対のFAと考える ことができる。これは5入力及び3出力を考慮に入れており、入力と出力との間 の機能的な関係を説明している。更に、TFAの機能特性は、A1及びB1入力と A0、B0、及びCi入力との間を区別していることも示している。 即ち、TFAは全ての入力ポートを同等として処理することはない。A1、B1入 力は次に高い順位のビットに関連するものと考えられる。出力に関して言えばS 1は次に高い順位のビットに関連するものと考えられ、Coは2番目に高い順位の ビットに関連するものと考えられる。上述したように、TFAは並列にされた2 つのFAと考えることができる。この効果は、後述するように有利に使用される 。 図6bに、TFA 60の特定例をゲートレベルの回路図で示す。FAと同様 にTFA機能もNOR論理素子32及びワイヤードOR素子で実現されており、 入力及び出力はそれぞれ図の上及び下に示されている。この回路はTFA 60 のための機能表50の特性を正確に満足する。TFA 60が並列にされた1対 のFA 30であることがこの特定構成に明瞭に示されている。またこの特定例 は、必要なゲートレベルの数がFAのそれと対照的である。即ち、両者の回路か ら、必要なゲートレベルの数が同一、即ち4であることが分かる。従って、両種 類の回路を実現すると、両装置が殆ど同一の遅延時間を呈することが分かる。こ れは特定のCMOS例について計算機でシミュレートして確かめてある。FA3 0及びTFA 60についてのこれらのシミュレーションの結果を図6cの表6 4に示す。この表64は、装置入力から特定出力までの最悪例遅延時間を示して いる。表に示されているように、FAにおいては和出力までの遅延が1.4ナノ秒 であるのに対し、TFAにおいてはS1出力までの遅延が1.6ナノ秒である。これ らの結果は技術に依存し、実装に依存するが、それにも拘わらず両回路が本質的 には同一速度で動作するという始めの主張を実証している。変形ウォレス・トリー加算器 けた上げ保管加算器の改良されたバージョンは、ウォレス・トリー加算器に変 更を加えて実現することができる。この変更は、同一のポート・トゥ・ポート機 能は達成するが、段数を少なくするように適切にFAとTFAとを混合した回路 構造を実現し、TFA入力/出力信号要求に起因する変化を考えて相互接続回路 トポロジを適当に変更することからなる。この変更は、WTA内の段数を減少さ せることによって、得られるけた上げ保管加算器の性能を向上させる。図7に示 されている回路は、このような変更を13ビットけた上げ保管加算器の一部によっ て示すものである。この特定WTA 70は先行例(図4)と機能的には等価で あるが、上記先行例で示した普通のWTA 34よりも1段少ないことが理解さ れよう。この変形WTAの説明は、出力から始めて後戻りすることにする。第4 段、即ち最終段72は2つの出力ビット、即ち部分和74及び部分けた上げ76 を出力するようになっているので、FA 30を使用するのに適している。この 段への入力は3入力であることが必要であるから、第3段78としては単一のT FA 60が最適である。元のWTA 34とこの変形WTA 70との間 の相互接続の基本的な差は、データが隣接カラム加算器へ、及び該加算器からの 導かれ方である。TFA 60ではS1出力が次に隣接するWTAから到来する 、及び該WTAへ行くのに加えて、けた上げ出力Co出力が離れた2番目のWT Aから到来する、及び該WTAへ行くようになっている。更に、そして一般的に 、両入力A1及びB1も次に高い順位のWTAから到来する。これらのことが第3 段78と第4段72との間の相互接続法で示されており、第3段78からの出力 は上述したように導かれている。更に、第4段への入力は以下のようになってい る。 Bへの入力は、第3段のS0から、 Aへの入力は、先行の低い順位のWTAのA1から、そして Ciへの入力は、2つ前のWTAのCoから。 このようになっているのは、先行の低い順位のWTAのS1からの出力が機能的 には現WTAの順位と同等であり、次に先行するWTAのCoからの出力も現W TAと同等であるという理由からである。第2段80のTFA 60と第3段7 8との間の相互接続についても、この同等性が図7に示されている。即ち、次に 高い順位のビットレベルであるS1出力が第3段78のB1入力に接続されている 。このようになっているのは、B1入力が次に高い順位のビットレベルからの入 力を要求するからである。 出力から始めて入力へ逆戻りすると、第3段78への5つの所要入力のために は、当然1対の(それぞれ1つずつの)FA 30及びTFA 60が必要にな る。相互接続自体は上述した通りである。最後に、第2段への8つの入力も、2 個のTFA 60及び1個のFA 30の組合わせ、即ち第2段のTFA 60 を駆動するための第1段の1対のFA/TFAと、第2段80のFA 30のた めの他のTFA 60とが当然必要になる。第1段の入力のA1及びB1ポートに 丸付き−1が存在しているが、これらに関して以下に説明する。そのために変形 WTA 70の構成及び相互接続を説明する。 けた上げ保管加算器構成の構造の残余の変更は、入力カラムデータを分配する 手法の再配列である。即ち、TFA 60のA1及びB1入力は次に高い順位のビ ットレベルに関連しているから、入力カラムデータはこのことを考えなければ ならない。また、この必要性から、図7に示すようにWTA 70への入力に丸 付きの−1を設けてあるのである。 図8にこの相互接続図を示す。図8には、連続する3つの変形WTA 70の カラム入力データ接続が示され、これらの接続はXで表されている。これも13ビ ット例であり、各変形WTA 70の第1段82及び第2段80の両方への入力 のための接続を示している。3組の線(破線84、太い実線86及び細い実線8 8)は3つの(即ち、2つのTFA 60及び1つのFA 30からなる)個々 の13ビットWTA 70への入力パターンを表している。第1段82内の太い実 線86を下から上へ調べると、入力カラムnからはTFAの1つへの3つの入力 (ビット1、2、及び3)が存在している。前述したように、入力カラムn+1 からこのTFAへの2つの別の入力(ビット4及び5)はA1及びB1入力に印加 される。同様に、入力カラムnの入力ビット4及び5は、上述した相互接続法に よる要求として、隣接する変形WTAのA1及びB1入力に導かれている(破線で 表されている)。太い実線で表されているWTAへの次の3つの入力(ビット6 、7、及び8)は、FAへの3つの入力であり、従って全てが入力カラムnから 到来する。残余の接続(ビット9乃至13)は第1の5ビットの接続と同じであ る。 図示の入力への接続によって第1段から8ビットの出力が発生する。第2段8 0への入力接続法は第1段の最初の8ビットと全く同じであり、8ビットのため の典型的な接続法である。 TFA 60及びFA 30の組合わせで作られた複数の段を含むWTA70 の特性を図9に詳細に示す。これは、3ビットから58ビットまでの入力カラムデ ータビットと、加算器の必要段数との関係を表している。この図は図5に類似し ている。図9は所与の段数に対する入力ビットの最大数をも示している。因みに 、先行例の13ビットが4段WTAへの入力ビットの最大数であることに注目され たい。これはFAだけで実現されたWTAよりも1段少ない。それは段当たりの 5ビットから3ビットへのデータビット縮小比が1.5ではなく1.667の最大値を有 しているからである。 N入力データを2出力データに縮小する所与のウォレス・トリー加算器につい て、N部分和を2部分和だけに縮小するのに必要な段数を次式によって近似する ことができる。 (M/P)^(段数)=N/2 (1) ここに、Mは個々の加算器当たりの入力ビットの数であり、Pは加算器の出力ビ ットの数である。 この式は、段数を羃とする段当たりの縮小(即ち、M/P)が、入力対出力比 に等しいことを述べている。この式を解くと、 段数=(logN−log2)/(logM−logP) (2) それぞれにM/Pを乗じた後に、その結果を次の整数まで丸めなければならない ので、この式は少し楽観的である。 1ビット全加算器だけを使用し、M=3及びP=2である場合には、式(2) は、 段数=(logN−0.30103)/0.17609 (3) になる。各段内で除去された部分和の数は先行段の部分和の1/3よりも多くはな いから、段当たりの縮小は0.33333になる。これに対して2ビット全加算器だけ を使用した場合、M=5及びP=3とすると、式(2)から、 段数=(logN−0.30101)/0.22185 (4) が求まる。各段内で除去された部分和の数は先行段の部分和の3/5よりも多くは ないから、段当たりの縮小は0.4になる。従って、縮小比(M/P)は、2ビッ ト全加算器の方が1ビット全加算器よりも最大で20%高い。 上述したように、5ビットから3ビットにするTFAのデータビット縮小特性 によって、FAだけで実現されたWTAよりも高い縮小係数を有するWTA加算 器段が得られる。図10の表90は、普通のウォレス・トリー加算器に必要な1 ビット全加算器段の数92と、変形ウォレス・トリー加算器に必要な加算器(1 ビット全加算器と2ビット全加算器との組合わせとして)段の数94とを、入力 データのビット数96について比較したものである。この表90は、図5及び9 に示したものと同一のデータを示しているが、本発明の特性と従来の構成の特性 とを比較する部分を含むように若干変更されている。表90の最後の欄98は、 従来の構成における必要段数と、改良された構成における必要段数との差として 表した改善をも示している。変形WTAが、必要段数を減少させないのは4つの 場合、即ちビット数nが3、4、6、及び9の場合だけである。複数の変形ウォレス・トリー加算器回路構成 加算すべき各カラムビットの数に関連する回路構成は数多く考えられる。前述 した13ビットの例は、それが便宜的であり本発明の特徴を表しているから例示し たのである。しかし他に多くの考え得る構成が存在しているので、これらの考え 得る変形を表している幾つかの特定例を以下に説明する。 以下の説明は、FA/TFA対と単一のTFAとの間の相互接続を達成するこ とが可能な考え得る回路組合わせに関する。この相互接続は典型的なWTAの全 てに現れる可能性があり、また当然なことではあるが、これら2組の回路の縮小 特性の結果として生ずることさえもある。一方、機能的に等価な段間接続法も数 多く考えられる。 単一のTFAに接続されたFA/TFA対の比較的簡単な組合わせには、10の 異なる相互接続組合わせが存在する。達成可能なこれらの考え得る回路組合わせ を図11に示す。即ち、表100の各カラム102は特定の、そして独自の回路 構成に対応している。TAFの3つの入力、A0、B0、もしくはCiの何れかへ の入力は同等であるから、これらは異なる回路構成とは考えていない。このこと は、TFAへの入力対A1及びB1についても同様である。もしこれらの同等なも のも別の組合わせとして考えるもとのすれば、考え得る組合わせの合計数は12倍 (即ち3!*2!)になる。表のカラムは、ビットレベルの相互接続を示してい る。即ち、単一のTFAへは、区別される2つのビットレベル、つまりそのカラ ムと、次に隣接する(1もしくは複数の)カラムが考えられる。これらは〔1〕 及び〔2〕でそれぞれ表されており、同一のカラムが、局部的に、1の位置〔1 〕、2の位置〔2〕であると見做すことができるという考え方に関連付けられて いる。FA/TFA対からは区別される3つの出力レベル、即ち同一カラムから の出力〔1〕(FA及びTFAから1つずつ)、次に隣接するカラムからの出力 〔2〕(FA及びTFAから1つずつ)、及び2つ離れたカラムからの出力〔4 〕(TFAから1つ)で、合計5つの出力が存在する。この表100ではFA/ TFA対の出力から次に続く単一のTFAの入力への相互接続が前述した 表記法を使用して示されている。FA/TFA対から単一のTFAへのビット縮 小(即ち、8入力から3出力へ)の応用には10の異なる相互接続組合わせが考え られる。例えば、13ビット例(図7)は図の第1のカラムに表されている組合わ せ(即ち〔1〕、〔1〕、〔1〕、〔2〕、及び〔2〕)で接続することができ る。この構成は第2段と第3段との間にも、第1段と第2段との間に使用されて いるのと同様にして使用される。 説明中のWTAを表す図をより解り易くするために、図12−14にFA30 及びTFA 60の変更された回路図を示す。即ち、関連する端子の名前(即ち A、A0等)は省略されている。これは、全ての図において接続の順序が不変で あるという取決めに基づいているのである。即ち、例えばTFAにおいては、入 力端子はブロックの上側に示されていて左から右へCi、B1、B0、A1及びA0 である。また出力端子はブロックの下側に示されていて左から右へCo、S1及び S0である。 この表現法で示す図12は、考え得る多くの相互接続法の例を示している。こ の例は、35ビットウォレス・トリー加算器110である。これらは、第1段に全 てTFA 60を使用した、6段の加算器30及び60であり、これにより6段 の加算器110によって処理できるビットの数を最大にしている。この例では最 小数の相互接続が第1段112(及び第2段の入力114)から他のWTA11 0になされている。これは2番目に高い順位のWTA相互接続(丸付きの2)を 最大にすることによって達成されている。図11で説明したFA/TFA対と単 一のTFAとの相互接続の4つの可能性の例が図12に示されている。これらの 例は、第4段(118)と第5段(120)との間の接続形態#3、第3段(1 16)と第4段(118)との間の接続形態#6、第2段(114)と第3段( 116)との間の中心及び右側にそれぞれ示されている接続形態#2及び#5で ある。 図13に35ビットの変形ウォレス・トリー加算器の第2の例130を示す。こ の相互接続法の変形は、上述した(図12の)回路110と機能的には等価であ るが、この場合は第1段132の7個のTFA 60からの出力(丸付きの1及 び2が5つずつ)を交差WTA相互接続の混合に使用している。図13は、図 11で説明したFA/TFA対と単一のTFAとの相互接続の他の4つを示して いる。即ち、接続形態#9、#8、#10、及び#7が第4段(138)と第5 段(140)との間、第3段(136)と第4段(138)との間、及び第2段 (134)と第3段(136)との間の中央と右側にそれぞれ示されている。 図13に35ビットの変形ウォレス・トリー加算器の第3の例150を示す。こ の相互接続法の変形は、図12及び13の回路と機能的には等価であるが、この 場合は加算器全体にわたって最大数の隣接した次に高い順位の交差WTA相互接 続法(丸付きの1)を使用している。図14の回路は、FA/TFA対と単一の TFAとの間に図11で説明した別の1つの考え得る相互接続法を使用している 。即ち、第4段(158)と第5段(160)との間に接続形態#4が示されて いる。考え得る相互接続法の広い意味での例が、図12及び13の35ビット加算 器110及び130の第2段(114及び134)に示されている。第2段には 21ビットを13ビットに縮小する3つのTFA 60及び2つのFA30が存在す る。代替等価変形を図14に例示してある。この例の第2段の構成は20ビットを 12ビットに縮小し、21番目のビットは第2段154をバイパスして第3段156 の入力に直接導かれている。この方式は先行組合わせと同等の機能を達成し、必 要に応じて第1段152からの21ビットを13ビットに縮小して第3段156へ供 給する。しかしながらこの特定の相互接続例では、殆どの先行例が使用している FA/TFA対と単一のTFAの使用を、第2段及び第3段の両者に関して全体 として回避している。第3段156にはFA/TFA対は使用されていないが、 出力相互接続は右側の回路、即ち別のFA 30と交差接続されている。更に、 次の単一TFAへの入力は第3段(即ち、TFA及びFAの両方)の全ての素子 から到来している。これは、所与のウォレス・トリー加算器内のFA 30及び TFA 60を接続する多くの異なる方法が存在することを示すために、及び必 要な等価な機能及び最小段数を維持するためになされているのである。これは、 等価相互接続法が、どのような種類の均一性、周期性、反復性、もしくは固有の 副回路構造にも依存しないことをも示している。実際に、所与の組の回路型(F A/TFA対と単一のTFAとの組合わせのような)のための相互接続法が数多 く考え得るだけではなく、FA/TFAとFAとを適切に 数多く組合わせることによって高い順位の組合わせ混合も構成できることができ る。つまり、式(2)による(及び図9に正確に示されている)結果は、多くの 考え得る回路組合わせによって達成されるのである。 以上に本発明を特定の実施例に関して図示し、説明したが、本発明の思想及び 範囲から逸脱することなく形状及び細部に上述した、及び他の変更を考案できる ことは当業者には明白であろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 2進データビットの複数の集合を加算して各集合毎の部分和結果及び部分け た上げ結果を生成するけた上げ保管加算器において、上記特定集合の2進データ ビットの重要度の順位は同一であり、異なる集合内の2進データビットの重要度 の順位は異なっており、上記けた上げ保管加算器は、 複数の1ビット全加算器と、 複数の2ビット全加算器と を備え、上記1ビット及び2ビット全加算器は相互接続された複数の親子集合 加算器に構成され、各親子集合加算器は少なくとも1つの集合からの2進データ ビットを加算して部分和結果及び部分けた上げ結果を生成し、上記各親子集合加 算器は複数の段を有し、上記各段は上記1ビット及び2ビット全加算器の組合わ せを備え、 複数の導体が、上記各親子集合加算器の段を、その親子集合加算器内の段、 及び上記けた上げ保管加算器内の他の親子集合加算器内の段と相互に接続してい る ことを特徴とするけた上げ保管加算器。 (2) 上記各1ビット全加算器は、 加数入力端子A及びBと、 第1のけた上げ入力端子Cと、 第1のけた上げ出力端子Coと、 和出力端子Sと を備えている請求項(1)に記載のけた上げ保管加算器。 (3) 上記各2ビット全加算器は、 第1の加数入力端子A0及びB0と、 第2の加数入力端子A1及びB1と、 第2のけた上げ入力端子Ciと、 第1のけた上げ出力端子Coと、 第1の和出力端子S0と 第2の和出力端子S1と を備えている請求項(1)に記載のけた上げ保管加算器。 (4) 上記各親子集合加算器は、 少なくとも1つの集合からの2進データのビット数を縮小する第1段と、 2進データのビット数を更に縮小する複数の中間段と、 部分和結果及び部分けた上げ結果を生成する単一の1ビット全加算器からな る最終段と を備えている請求項(1)に記載のけた上げ保管加算器。 (5) 上記各親子加算器の第1段は、高い順位の入力端子及び低い順位の入力端子 を有する少なくとも1つの2ビット全加算器を備え、上記高い順位の入力端子は 第1の重要度の順位を有する第1の2進データビットを受信し、上記低い順位の 入力端子は第2の重要度の順位を有する第2の2進データビットを受信し、上記 第1の重要度の順位は上記第2の重要度の順位より1重要度の順位大きい請求項 (4)に記載のけた上げ保管加算器。 (6) 上記導体は、重要度の順位が同一の2進データビットを受送信する入力端子 と出力端子とを接続する請求項(1)に記載のけた上げ保管加算器。 (7) 2進データビットの複数の集合を加算して各集合毎の部分和結果及び部分け た上げ結果を生成するけた上げ保管加算器において、上記特定集合の2進データ ビットの重要度の順位は同一であり、異なる集合内の2進データビットの重要度 の順位は異なっており、上記けた上げ保管加算器は、 加数入力端子A及びB、第1のけた上げ入力端子Ci、第1のけた上げ出力 端子Co、及び和出力端子Sを各々が有する複数の1ビット全加算器と、 第1の加数入力端子A0及びB0、第2の加数入力端子A1及びB1、第2のけ た上げ入力端子Ci、第2のけた上げ出力端子Co、第1の和出力端子S0、及び 第2の和出力端子S1を各々が有する複数の2ビット全加算器と を備え、 上記1ビット及び2ビット全加算器は相互接続された複数の親子集合加算器 に構成され、各親子集合加算器は少なくとも1つの集合からの2進データビット を加算して部分和結果及び部分けた上げ結果を生成し、上記各親子集合加算 器は複数の段を有し、上記各段は上記1ビット及び2ビット全加算器の組合わせ を備え、 複数の導体が、上記各親子集合加算器の段を、その親子集合加算器内の段、 及び上記けた上げ保管加算器内の他の親子集合加算器内の段と相互に接続し、ま た上記導体が同一の重要度の2進データビットを受送信する入力端子と出力端子 とを接続している ことを特徴とするけた上げ保管加算器。 (8) 上記各親子集合加算器は少なくとも1つの2ビット全加算器を備え、上記第 1段内の上記各2ビット全加算器のA1及びB1は第1の重要度の順位を有する第 1の2進データビットを第1の集合から受信し、上記各2ビット全加算器のA0 、B0、及びCiは第2の重要度の順位を有する第2の2進データビットを第2の 集合から受信し、上記第1の重要度の順位は上記第2の重要度の順位より1重要 度の順位大きい請求項(7)に記載のけた上げ保管加算器。 (9) 上記各第2のCoは本質的にその親子集合加算器の段内のA1及びB1からな る群内の入力端子だけに接続されていて次に高い順位の2進データビットを加算 し、上記親子集合加算器の段内のA、B、A0、B0、第1のCi及び第2のCiは 2番目に高い順位の2進データビットを加算し、 上記各第1のCo及びS1は本質的に同一親子集合加算器内のA1及びB1から なる群内の入力端子だけに接続され、上記親子集合加算器の段内のA、B、A0 、B0、第1のCi及び第2のCiは次に高い順位の2進データビットを加算し、 上記各S及びS0は本質的に同一親子集合加算器内のA、B、A0、B0、第 1のCi及び第2のCiだけに接続され、上記親子集合加算器内のA1及びB1は次 に低い順位の2進データビットを加算する 請求項(7)に記載のけた上げ保管加算器。 (10)上記各集合内の2進データビットの最大数は18である請求項(7)に記載のけ た上げ保管加算器。 (11)上記各集合内の2進データビットの最大数は55である請求項(7)に記載のけ た上げ保管加算器。 (12)複数の2進データビットを加算する方法において、 上記2進データビットを、重要度の順位が同一の2進データビットの全てを 各々が含む複数の集合に編成する段階と、 上記2進データビットの各集合を、相互接続された複数の1ビット及び2ビ ット全加算器を備えた複数の親子集合加算器の少なくとも1つへ入力する段階と 、 上記各親子集合加算器内の1ビット及び2ビット全加算器の連続する段によ って上記2進データビットの数を縮小する段階と、 上記2進データビットの各集合毎に部分和結果及び部分けた上げ結果を生成 する段階と を備えていることを特徴とする方法。
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