JP7183079B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
従来、乗算器を含む半導体装置が広く利用されている。乗算器では、被乗数と乗数の各ビットを乗算、すなわちアンド処理をして複数の部分積が生成され、生成された複数の部分積を加算処理することにより、乗算結果が得られる。加算処理のために、半加算器あるいは全加算器(以下、これらを纏めて呼ぶときには加算器という)が、例えばウォレスツリー(Wallace Tree)と呼ばれるツリー構造内に複数配置された部分積加算回路が使用されている。
特開平11-237973号公報
実施形態は、加算器において生じるグリッチによる消費電力を抑制した半導体装置を提供することを目的とする。
実施形態によれば、進数である被乗数に乗数を掛ける乗算を行う乗算器を含む半導体装置であって、記乗算において用いられる、前記被乗数の2のn(nは、正の整数)乗の値ではない、前記被乗数の正の倍数データを生成する第1の加算器と、前記第1の加算器が生成した前記正の倍数データを格納するレジスタと、前記乗算器に設けられ、複数の第2の加算器によって、複数の部分積の和を演算する部分積加算回路と、互いに異なる複数の前記乗数が時間的に異なるタイミングで与えられ、時間的に異なるタイミングで与えられた選択信号に応じて、複数の前記乗数から1つを選択して前記部分積加算回路へ出力する選択回路と、を有し、前記乗算器は、前記選択信号に基づいて時間的に異なるタイミングで選択された複数の前記乗算に応じて、複数の積を出力し、前記レジスタへのクロック信号は、前記乗算器が前記複数の積を算出する間、停止される、半導体装置が提供される。
第1の実施形態に係わる半導体装置の構成図である。 第1の実施形態に係わる積和演算回路の構成を示す回路ブロック図である。 第1の実施形態に係わる、乗数を2ビットずつまとめて処理する場合の部分積を説明する図である。 第1の実施形態に係わる、乗数を2ビットずつまとめて処理する場合の部分積の和を説明する図である。 第1の実施形態に係わる各乗算器の構成を示す回路図である。 第2の実施形態に係わる半導体装置の乗算器の構成を示す回路図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係わる半導体装置の構成図である。図2は、積和演算回路の構成を示す回路ブロック図である。半導体装置1は、積和演算回路2を有している。積和演算回路2は、積和演算のための複数の乗算器3を含む。積和演算回路2は、画像処理等の各種デジタル信号処理のための回路である。
積和演算回路2は、入力データDIに対して積和演算を行い、積和演算の結果を出力データDOとして出力する。入力データDIは、複数のデータであり、出力データも、複数のデータである。積和演算回路2は、例えば、画像データに対するフィルタリング処理、人工知能(AI)処理の機械学習(例えばディープラーニング)などの各種処理のために用いられる。そのため、積和演算回路2は、多くの乗算器3を含む。
図2に示すように、積和演算回路2の各乗算器3には、被乗数と乗数が入力され、各乗算器3は、乗算結果の積を出力する。被乗数、乗数及び積は、2進数データである。図2では、1つの乗算器3は、被乗数Xと乗数Yが入力されて積Zを出力し、他の1つの乗算器3は、被乗数Xと乗数Y’が入力されて積Z’を出力することが示されている。
積和演算回路2は、レジスタ11、12、13と、加算器14と、複数の乗算器3を含む。よって、半導体装置1は、被乗数に乗数を掛ける乗算を行う複数の乗算器3を含む。レジスタ11には、被乗数Xのデータが入力される。レジスタ11は、被乗数Xの2進数データを格納し、各乗算器3に出力する。
複数のレジスタ12には、対応する乗算器3に供給する乗数Y、Y’、・・のデータが入力される。各レジスタ12は、乗数Y、Y’、・・の2進数データを格納し、対応する乗算器3に出力する。
レジスタ13には、加算器14からのデータが入力される。レジスタ13は、加算器14からの2進数データを格納し、各乗算器3に出力する。
加算器14には、被乗数Xのデータが入力され、被乗数Xの3倍、5倍、6倍等の倍数データを生成する回路である。加算器14が生成する倍数データは、被乗数Xの「2のn乗」のデータではない。加算器14は、加算結果である倍数データを、レジスタ13に出力する。例えば、加算器14が被乗数Xの3倍データの演算を行う場合は、加算器14は、被乗数Xの1倍の値であるXと被乗数Xの2倍の値である2Xとの加算を行う回路を含む。すなわち、加算器14は、複数の乗算において用いられる、被乗数Xの2のn(nは、正の整数)乗の値ではない、被乗数X)の、3倍、5倍、6倍などの正の倍数データ(3X、5X、6X・・)を生成する回路である。
加算器14は、被乗数Xの複数ビットに対して1つの部分積を生成する処理のために、被乗数の2倍、4倍、8倍等の2のn乗(ここで、nは、正の整数)の値ではない、被乗数の3倍、5倍、6倍等の「2のn乗ではない」数である、の値を、演算する回路である。
レジスタ11、12、13は、2進数データを保持するフリップフロップである。レジスタ11には、被乗数Xが格納される。レジスタ12には、乗数Yが格納される。レジスタ13には、加算器14の出力データ、すなわち被乗数Xの正の倍数データが格納される。各乗算器3には、レジスタ11、12、13のデータが入力される。各乗算器3は、部分積加算回路としてのウォレスツリー回路15を含む。本実施形態では、部分積加算回路としてウォレスツリー回路15が用いられているが、他の回路でもよい。ウォレスツリー回路15は、各乗算器3に設けられ、ツリー状に配置された複数の加算器によって、複数の部分積の和を演算する回路である。
以上のように、各乗算器3には、被乗数Xのデータと、乗数Yのデータと、被乗数Xの2のn乗の値ではない、被乗数Xの倍数データが入力される。ここで、加算器14が、被乗数Xの2のn乗の値ではない、被乗数Xの倍数データをウォレスツリー回路15へ供給するので、ウォレスツリー回路15内には、2倍、4倍、などの2n乗のデータを生成するシフト回路のみがあればよい。
すなわち、ウォレスツリー回路15を含む各乗算器3は、被乗数Xの「2のn乗ではない」値を生成するための加算器を含まないので、2のn乗の演算をする回路だけ、すなわちシフト回路だけを含めばよい。そのため、ウォレスツリー回路15内のグリッチが伝搬される加算器の数は少なくなり、結果として、消費電力の低減となる。
次に、本実施形態の半導体装置1における乗算器3の回路構成を、4ビットデータの被乗数と乗数の場合を例に説明する。
初めに、説明を簡単にするために、被乗数Xが4ビットで(x,x,x,x)であり、乗数Yが4ビットで(y,y,y,y)であるときに、乗数Yを2ビットずつまとめて処理する場合の処理について説明する。
図3は、乗数Yを2ビットずつまとめて処理する場合の部分積を説明する図である。図3において、iは、0又は2である。Pは、部分積を示している。乗数Yの2ビットが「00」のとき、その部分積は「0」であり、乗数Yの2ビットが「01」のとき、その部分積は被乗数Xの「X」であり、乗数Yの2ビットが「10」のとき、その部分積は被乗数Xの2倍の「2X」であり、乗数Yの2ビットが「11」のとき、その部分積は被乗数Xの3倍の「3X」であることを示している。
図4は、乗数Yを2ビットずつまとめて処理する場合の部分積の和を説明する図である。図4に示すように、被乗数Xと乗数Yの積Zは、部分積Pと、Pの和である。部分積Pは、(P40,P30,P20,P10,P00)であり、部分積Pは、(P42,P32,P22,P12,P02)であり、積Zは、(Z,Z,Z,Z,Z,Z,Z,Z)となる。
図5は、各乗算器3の構成を示す回路図である。図5は、図3と図4で説明した、乗数Yに対して、2ビットずつまとめて部分積を生成する乗算器を示す。
乗算器3は、マルチプレクサ21a、21bと、基準電源22a、22bと、シフト回路23a、23bを含む。各シフト回路23a、23bは、入力されたデータを、1ビット左へシフトする。すなわち、各シフト回路23a、23bは、被乗数Xの2倍の値、すなわち「2X」を生成して出力する。
基準電源22a、22bは、部分積の値が「0」であることを示すデータを出力する。各シフト回路23a、23bは、入力されたデータを1ビット左へシフトする回路であるので、部分積が「2X」であることを示すデータを出力する。上述した加算器14からの部分積「3X」は、レジスタ13に格納され、レジスタ13からの部分積が「3X」であることを示すデータを出力する。
各マルチプレクサ21、21bは、乗数Yの選択された複数ビット毎に設けられている。マルチプレクサ21aには、基準電源22aからの「0」であることを示すデータと、レジスタ11からの被乗数Xのデータと、シフト回路23aからの「2X」のデータと、レジスタ13からの「3X」のデータの、4つのデータが入力される。すなわち、各マルチプレクサ21、21bは、「3X」のデータをレジスタ13から取得する。マルチプレクサ21aは、乗数Yの下位2ビット(y,y)に応じて、図3に示す条件に従って4つのデータの中から選択されたデータを、部分積Pとして、出力する。
同様に、マルチプレクサ21bには、基準電源22bからの「0」であることを示すデータと、レジスタ11からの被乗数Xのデータと、シフト回路23bからの「2X」のデータと、レジスタ13からの「3X」のデータの、4つのデータが入力される。マルチプレクサ21bは、乗数Yの上位2ビット(y,y)に応じて、図3に示す条件に従って4つのデータの中から選択されたデータを、部分積Pとして、出力する。すなわち、マルチプレクサ21a、21bは、各乗算器3に設けられ、乗数Y中の選択された複数ビット(ここで2ビット)に応じて、被乗数Xの1倍のデータと、被乗数Xの2のn乗のデータ(ここでは2X)と、加算器14の正の倍数データ(ここでは3X)のいずれか1つを選択して、複数の部分積の1つの部分積として、ウォレスツリー回路15への出力する複数の選択回路21a、21bを構成する。
上述したように、被乗数Xの「2のn乗」値は、被乗数Xのデータをシフトするシフト回路により生成できるが、被乗数Xの「2のn乗ではない」値である被乗数Xの3倍、5倍、6倍等の倍数データは、シフト回路では生成できないので、上述したようなウォレスツリー回路15の外の加算器14により生成される。よって、乗数Yを数ビット纏めて処理するときの、纏めるビット数に応じて必要な加算器が、積和演算回路2内に1つ設けられればよい。
すなわち、上述した積和演算回路2では、共通に用いられている加算器14を有しているため、各ウォレスツリー回路15内には、被乗数Xの3倍を生成する加算器は、必要ない。そのため、図5に示すウォレスツリー回路15の回路規模は、被乗数Xの3倍を生成する加算器を含むウォレスツリー回路の回路規模に比べて略半減する。よって、乗算器3内の複数の加算器において発生するグリッチによる消費電力は、大幅に低減する。
上述した実施形態は、乗数Yを2ビットずつまとめて処理する場合を例に説明したが、乗数Yを3ビットずつまとめて、4ビットずつまとめて、5ビットずつまとめて等の3ビット以上のビットずつまとめて処理する場合にも適用可能である。それらの場合には、加算器14は、被乗数Xの5倍の「5X」、被乗数Xの6倍の「6X」、被乗数Xの7倍の「7X」などの倍数データを生成する回路を含む。
従って、図5に示す乗算器3によれば、図4に示す2つの部分積P,Pを用いた乗算を行うことができる。
ここで、本実施形態に係る半導体装置1の効果について説明する。加算器では、2つの入力信号が同じクロックサイクルで変化するときに、2つの入力信号の微小な遅延差により出力信号にグリッチが発生し、余計な電力消費が発生する。加算器の出力信号は、他の加算器の入力信号となるため、グリッチは、例えばウォレスツリー内の後段の加算器への入力信号となって伝搬する。その結果、後段の加算器においても余計な電力消費が発生する。
また、乗算器の消費電力を削減するために部分積の数を減らすことにより、加算器の数を減らす工夫もある。その一例として、乗数1ビットに対して一つの部分積を作るのではなく、乗数の複数ビットに対して1つの部分積を生成するように処理する方法がある。
例えば乗数を2ビットずつまとめて処理する場合は、「00」の場合は加算なし、「01」の場合は被乗数を加算し、「10」の場合は被乗数の2倍を加算し、「11」の場合は、被乗数の3倍を加算する、という処理により、結果として部分積の数を半減することができる。
しかし、例えば乗数を2ビットずつまとめて処理する方法を採用しても、結局、被乗数の3倍を生成する加算器が乗算器に必要になる。そのため、その加算器においてもグリッチが発生するため、部分積の数を減らしたメリットは相殺されてしまう。乗数を3以上のビット数ずつにまとめて処理をした場合は、被乗数の5倍、6倍、7倍など倍数を生成するための加算器が必要となる。
また、例えば、被乗数の3倍の生成を回避するために、ブース(Booth)のアルゴリズムを用いることもできる。ブースのアルゴリズムを用いることで、例えば被乗数の1倍、2倍及びそれらの負数のみで部分積を生成することができる。
しかし、ブースのアルゴリズムでは、符号なしの乗算であっても、部分積が負になることがあるため、符号拡張が発生する場合がある。その場合、符号拡張のために加算器の数が増えるため、増加した分の加算器の消費電力は増加する。
本実施形態に係る半導体装置1の乗算器3では、2のn乗の値ではない、被乗数の正の倍数データを生成する加算器14と、その加算器14の出力データを保存するレジスタ13は、ウォレスツリー回路15の外部に設けられる。加算器14の出力データは、レジスタ13に一旦保存されるため、加算器14で生じたグリッチは、後段のウォレスツリー回路15に伝搬しない。その結果、ウォレスツリー回路15の消費電力は抑制される。
以上のように、上述した実施形態によれば、加算器において生じるグリッチによる消費電力を抑制した半導体装置を提供することができる。
ひいては、複数の乗算器を含む半導体装置のチップサイズも小さくなるという効果も生じる。
なお、本実施形態の場合、さらなる消費電力の削減のために、被乗数Xの値が変わらない状態で複数の積和演算が行われる場合、加算器14の出力を保持するレジスタ13へのクロックを停止するように制御してもよい。例えば、あるサイクルt1で被乗数Xとしてx1が用いられ、さらにそのサイクルt1に続く次のサイクルt2で被乗数Xとして同じx1が用いられるような場合、サイクルt2では、レジスタ13へのクロックを停止してもよい。さらに、サイクルt2に続く次のサイクルt3でも被乗数Xとして同じx1が用いられるような場合、サイクルt3でも、レジスタ13へのクロックを停止してもよい。従って、被乗数x1が連続して用いられる場合、被乗数x1をレジスタ13に一度格納した後、そのレジスタ13へのクロック信号の供給を停止することにより、消費電力を削減することができる。すなわち、レジスタ13へのクロック信号が、被乗数の値が変わらない状態で複数の乗算が行われる間、停止されるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態に係る半導体装置1の積和演算回路2は、乗算器3を複数有しているが、第2の実施形態に係る積和演算回路2は、乗算器3を1つ有している。その乗算器3は、時間的に異なるタイミングで複数回動作して、異なるタイミングで与えられた乗数と被乗数の複数の積を生成して出力する。
第2の実施形態に係る半導体装置1の構成は、図1に示すような第1の実施形態の半導体装置1と略同様の構成を有し、かつ乗算器3も図5に示すような乗算器3と同じ構成を有している。そのため、同じ構成要素については同じ符合を用いて、同じ構成要素の説明は省略する。
図6は、本実施形態に係わる半導体装置1の積和演算回路2Aの構成を示す回路図である。図6の積和演算回路2Aには、互いに異なる複数(ここではm個(mは正の整数))の乗数Y1、Y2、・・・Ymが、時間的に異なるタイミングで与えられる。
積和演算回路2Aは、1つの乗算器3と、レジスタ11,12,13と、加算器14と、マルチプレクサ21cとを含む。
マルチプレクサ21cには、選択信号SELが入力される。選択信号SELは、図示しない制御回路から時間的に異なるタイミングでマルチプレクサ21cに与えられる。
よって、マルチプレクサ21cには、被乗数Xに掛けられる複数の乗数Y1,Y2、・・・が入力され、マルチプレクサ21cは、選択信号SELに応じて、複数の乗数Y1、Y2、・・・から1つを選択してレジスタ12へ出力する。
乗算器3は、選択信号SELの1つのタイミングに応じて、1つの積Zを出力する。そして、乗算器3は、選択信号SELに基づいて時間的に異なるタイミングで選択された複数の乗数に応じて、複数の積を出力する。
よって、本第2の実施形態においても、加算器において生じるグリッチによる消費電力を抑制した半導体装置を提供することができる。
なお、本第2の実施形態の場合、さらなる消費電力の削減のために、加算器14の出力を保持するレジスタ13のクロックを、複数の積の算出の間は、停止するように制御してもよい。すなわち、レジスタ13へのクロック信号が、乗算器3が複数の積を算出する間、停止されるようにしてもよい。
以上のように、上述した各実施形態によれば、加算器において生じるグリッチによる消費電力を抑制した半導体装置を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 半導体装置、2 積和演算回路、3、3A 乗算器、11、12、13 レジスタ、14 加算器、15、15A ウォレスツリー回路、21a、21b、21c、21d マルチプレクサ、22a、22b 基準電源、23a、23b シフト回路。

Claims (2)

  1. 進数である被乗数に乗数を掛ける乗算を行う乗算器を含む半導体装置であって、
    記乗算において用いられる、前記被乗数の2のn(nは、正の整数)乗の値ではない、前記被乗数の正の倍数データを生成する第1の加算器と、
    前記第1の加算器が生成した前記正の倍数データを格納するレジスタと、
    前記乗算器に設けられ、複数の第2の加算器によって、複数の部分積の和を演算する部分積加算回路と、
    互いに異なる複数の前記乗数が時間的に異なるタイミングで与えられ、時間的に異なるタイミングで与えられた選択信号に応じて、複数の前記乗数から1つを選択して前記部分積加算回路へ出力する選択回路と、
    を有し、
    前記乗算器は、前記選択信号に基づいて時間的に異なるタイミングで選択された複数の前記乗算に応じて、複数の積を出力し、
    前記レジスタへのクロック信号は、前記乗算器が前記複数の積を算出する間、停止される、半導体装置。
  2. 前記部分積加算回路は、前記複数の前記第2の加算器がツリー状に配置されたウォレスツリー回路である、請求項1に記載の半導体装置。
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