JPH0895754A - 論理演算回路 - Google Patents

論理演算回路

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JPH0895754A
JPH0895754A JP6235735A JP23573594A JPH0895754A JP H0895754 A JPH0895754 A JP H0895754A JP 6235735 A JP6235735 A JP 6235735A JP 23573594 A JP23573594 A JP 23573594A JP H0895754 A JPH0895754 A JP H0895754A
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Shunsuke Kamijo
俊介 上條
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワレスのトリー回路を有する論理演算回路の
構成を改善することにより、演算器の回路面積、回路遅
延を縮小することを目的とする。 【構成】 多入力の加算を行う論理演算回路において、
負論理入力かつ正論理出力の第1の加算器(FA2)と
正論理入力かつ負論理出力の第2の加算器(FA2X)
とをトリー状に組み合わせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は論理演算回路に関し、よ
り詳細には、コンピュータの演算装置等において、例え
ば乗算の高速化等に用いられるワレスのトリー回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータの演算装置等に
おいて、例えば乗算器の高速化のために、ワレスのトリ
ー回路が用いられている。
【0003】図7は、乗算器に用いられるワレスのトリ
ー回路を有する加算器(ワレスのトリー加算器)の一構
成例を示すブロック図である。このワレスのトリー加算
器は、Nビット(Nは任意の整数)からなる7個のオペ
ランドを加算するもので、N個の加算器211 〜21N
と1つの加算器22(例えば、キャリー伝播加算器:C
PA)とから成る。N個の加算器211 〜21N は各々
1〜N桁に対応して設けられ、各桁毎に加算処理を行
い、和信号とキャリーとを出力する。例えば、1番目の
桁に対応する加算器211 は、7個のオペランドのビッ
トD11 〜D77を加算し、加算結果SUM1 とキャリ
ーCRY1 を出力する。加算器211 で発生した複数の
キャリーは加算器212 に与えられ、ここでの演算に取
り込まれる。加算器22は加算器211 〜21N からの
加算結果SUM1 〜SUMN とキャリーCRY1 〜CR
N を入力し、演算結果(加算結果)S1 〜SN を出力
する。
【0004】図8は、図7に示す各加算器211 〜21
N の構成を示すブロック図である。図8では、便宜上、
n桁とn+1桁の構成を示す(1<n、n+1<N)。
図8に示すように、各加算器211 〜21N は、3入力
2出力の1ビット全加算器FA1がトリー状に接続され
たワレスのトリー回路で構成されている。このようなト
リー構成にすることで、2つのオペランドを加算した結
果に1つのオペランドを加算し、その結果に1つのオペ
ランドを加算していくといった加算演算に比べ、高速か
つ効率的に加算演算を行うことができる。図8に示すよ
うに、全加算器FA1を信号伝播方向に4段接続するこ
とで、7入力(例えばD1n 〜D7n )が2出力(SU
n 、CRYn )となる。最終段を除く各段で発生した
キャリーは、次の桁に伝播される。例えば、n−1桁で
発生した4つのキャリーは、n桁の3つの全加算器FA
1に図示するように与えられる。
【0005】図9は、図8に示す各加算器211 〜21
N を構成する3入力2出力全加算器FA1の構成を示す
ブロック図である。全加算器FA1は2つの排他的論理
和回路(EX−OR)11及び12と、3つのナンド回
路13、14及び15とからなる。3つの入力DIN
1、DIN2及びDIN3は図示するように与えられ、
この加算結果SUMとキャリーCRYがそれぞれ排他的
オア回路12及びナンド回路14とから得られる。例え
ば、入力DIN1=DIN2=DIN3=1のときは、
SUM=1でCRY=1であり、DIN1=DIN2=
1、DIN3=0のときは、SUM=1でCRY=0で
ある。このように、全加算器FA1は、正論理入力かつ
正論理出力の全加算器である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術には、次のような問題点がある。
【0007】通常、1ビットの全加算器FA1をCMO
S回路で構成するには、合計32個のトランジスタを必
要とする。すなわち、排他的オア回路11及び12はそ
れぞれ10個のトランジスタからなり、3つのナンド回
路13〜15はそれぞれ4個のトランジスタからなる。
ワレスのトリー回路は、このような全加算器を複数個用
いているため、回路規模が大きくなってしまう。乗算器
では、図7に示すようなワレスのトリー回路が占める部
分が大なので、乗算器をチップ上に形成するには大きな
面積を必要とする。
【0008】また、全加算器FAのクリティカルパスは
排他的オア回路11、ナンド回路13及びナンド回路1
4であり、信号が伝播するのにかなりの時間を必要とす
る。ワレスのトリー回路はこのような全加算器を複数段
接続しているため、ここで生じる遅延時間は大きなもの
となる。
【0009】本発明は上記従来技術の問題点を解決し、
ワレスのトリー回路を有する論理演算回路の構成を改善
することにより、演算器の回路面積、回路遅延を縮小す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の論理演算回路は、以下の通り構成される。
【0011】請求項1に記載の発明は、多入力の加算を
行う論理演算回路において、負論理入力かつ正論理出力
の第1の加算器と正論理入力かつ負論理出力の第2の加
算器とをトリー状に組み合わせた構成である。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記第1及び第
2の加算器は全加算器である。
【0013】請求項3に記載の発明は、多入力のうちの
所定の入力を反転して第1又は第2の加算器に与えるイ
ンバータを含む。
【0014】請求項4に記載の発明は、多入力を受ける
第1又は第2の加算器の所定の入力を所定の値に固定す
る。
【0015】請求項5に記載の発明は、多入力を受ける
第1又は第2の加算器は全加算器と半加算器とを有す
る。
【0016】請求項6に記載の発明は、前記第1及び第
2の加算器は1ビットの加算器である。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明によれば、上記2種類の加
算器を組み合わせることで、所定の論理演算を行うこと
ができる。通常、加算器はCMOS回路等で構成される
が、CMOS回路で構成出来る回路の基本はインバータ
である。従来は、正論理入力を正論理で演算処理し、正
論理で出力するために、CMOS回路で正論理入力、正
論理出力の回路を構成していた。これに対し、請求項1
に記載の発明では、2種類の加算器は、正論理入力、負
論理出力のものと、負論理入力、正論理出力のものとで
構成するため、CMOS回路の本来の特性をそのまま利
用して回路を形成することができる。従って、当然に正
論理入力、正論理出力の加算器に比べ、少ない数のトラ
ンジスタで2種類の加算器を構成することができるの
で、論理演算回路を構成するに必要な面積や回路で生じ
る遅延を減少させることができる。
【0018】請求項2記載の発明は、第1及び第2の加
算器が全加算器であることを規定するものである。
【0019】請求項3記載の発明によれば、2種類の加
算器を使用する関係で、入力の数によっては入力の論理
と加算器の論理とを整合させることができない場合が生
じるが、インバータを用いて論理を反転させることで、
入力の論理と加算器の論理を整合させることができる。
【0020】請求項4記載の発明によれば、2種類の加
算器を使用する関係で、入力の数によっては入力の論理
と加算器の論理とを整合させることができない場合が生
じるが、第1又は第2の加算器に冗長性を持たせ、入力
を受け取らない端子を設け、これを所定の値に固定する
ことで、入力の論理と加算器の論理を整合させることが
できる。
【0021】請求項5記載の発明によれば、2種類の加
算器を使用する関係で、入力の数によっては入力の論理
と加算器の論理とを整合させることができない場合が生
じるが、上記2種類の全加算器に加え半加算器を用いる
ことで、冗長性なく、入力の論理と加算器の論理を整合
させることができる。
【0022】請求項6記載の発明は、2種類の加算器は
1ビットの加算器であることを規定するものである。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例による1ビッ
ト全加算器を示す図である。より詳細には、図1(A)
は正論理入力、負論理出力の1ビット全加算器FA2を
示し、図1(B)は負論理入力、正論理出力の1ビット
全加算器FA2Xを示す。図1(A)に示す正論理入
力、負論理出力の1ビット全加算器FA2は、排他的オ
ア回路31と、排他的ノア回路32と、2つのアンド回
路33a、33b及び1つのノア回路33cからなる複
合ゲート回路33とからなる。接続関係を詳細に説明す
ると、正論理入力の入力端子DIN1は排他的オア回路
31とアンド回路33bに接続され、正論理入力の入力
端子DIN2は排他的ノア回路32とアンド回路33a
に接続され、正論理入力の入力端子DIN3は排他的オ
ア回路31とアンド回路33bに接続されている。排他
的オア回路31の出力は、排他的ノア回路32の入力及
びアンド回路33aの入力に接続されている。アンド回
路33a及び33bはノア回路33cの入力に接続され
ている。負論理の出力である加算結果SUMXは排他的
ノア回路32の出力であり、負論理の出力であるキャリ
ーCRYXは複合ゲート回路33の出力である。 DI
N1=DIN2=DIN3=1のとき、SUMX=CR
YX=0であり、DIN1=DIN2=DIN3=0の
とき、SUMX=CRYX=1である。
【0024】図1(B)に示す負論理入力、正論理出力
の1ビット全加算器FA2Xは、排他的ノア回路41
と、排他的オア回路42と、2つのオア回路43a、4
3b及び1つのナンド回路43cからなる複合ゲート回
路43とからなる。接続関係を詳細に説明すると、負論
理入力の入力端子DIN1Xは排他的ノア回路41とオ
ア回路43bに接続され、負論理入力入力端子DIN2
Xは排他的オア回路42とオア回路43aに接続され、
負論理入力の入力端子DIN3Xは排他的ノア回路41
とオア回路43bに接続されている。排他的ノア回路4
1の出力は、排他的オア回路42の入力及びオア回路4
3aの入力に接続されている。オア回路43a及び43
bはナンド回路43cの入力に接続されている。正論理
の出力である加算結果SUMは排他的オア回路42の出
力であり、正論理の出力であるキャリーCRYは複合ゲ
ート回路43の出力である。DIN1X=DIN2X=
DIN3X=1のとき、SUMX=CRYX=0であ
り、DIN1X=DIN2X=DIN3X=0のとき、
SUM=CRY=1である。
【0025】本発明の第1の実施例では、図1(A)及
び図1(B)に示す2種類の1ビット全加算器を用い
て、図2に示すようにワレスのトリー回路を構成する。
図2に示す構成は、図7に示すワレスのトリー加算器の
n桁及びn+1桁の構成を示すもので、図8に示す従来
構成に対応する。例えば、n桁は3つの正論理入力、負
論理出力の全加算器(FA2)51、52及び54と、
2つの負論理入力、正論理出力の全加算器(FA2X)
53及び55とからなる。初段の2つの全加算器51及
び52は7つのオペランドのn桁目のビットD1n 〜d
n を受け、2段目の全加算器53は全加算器52の出
力と、n−1桁からの2つのキャリーを受ける。3段目
の全加算器54は、全加算器53の出力と、n−1桁か
らの1つのキャリーと、ビットD7n を受ける。4段目
の全加算器55は、全加算器51及び54の出力とn−
1桁からの1つのキャリーを受け、加算結果SUMn
キャリーCRYn を出力する。他の桁も同様に構成され
ている。
【0026】図2の構成において、入力D1n 〜D7n
に対する出力SUMn 及びキャリーCRYn の値は、図
8の構成における値と同一である。
【0027】図1(A)の構成をCMOS回路で構成す
ると、排他的オア回路31及び排他的ノア回路はそれぞ
れ10個のトランジスタで構成され、複合ゲート回路3
3は8個のトランジスタで構成される。よって、図1
(A)の回路を合計28個のトランジスタで構成でき
る。同様に図1(B)の回路も合計28個のトランジス
タで構成できる。また、図1(A)及び(B)の回路の
クリティカルパス((A)では31と33、(B)では
41と43)を構成するトランジスタは18個である。
このように、図1(A)及び(B)の2種類の全加算器
を用いることで、図9に示す全加算器を用いた場合に比
べ、構成が簡単になり回路が占める面積が減少し、また
回路で発生する遅延を縮小でき演算を高速に行うことが
できる。
【0028】図3は、本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図である。図3に示す構成は、N桁のオペランド4
つを加算するワレスのトリー回路のn桁及びN+1桁で
ある。n桁の正論理入力D1n 〜D4n から加算出力S
UMn 及びキャリーCRYnを得るために、1つの全加
算器(FA2)61と1つの全加算器(FA2X)62
とを2段に接続している。初段の全加算器61は入力D
n 〜D3n を入力する。残りの入力D4n は正論理入
力なので、正論理入力の全加算器(FA2)に入力する
必要がある。しかしながら、全加算器61は3入力であ
り、全加算器62は負論理入力である。よって、第2の
実施例では、インバータINV1を通して正論理入力D
n を反転して、全加算器62の入力DIN3Xに与え
ている。なお、全加算器62は論理を反転した入力D4
n に加え、全加算器61の負論理出力と、n−1桁から
の負論理のキャリーとを受け、正論理の加算結果SUM
nと正論理のキャリーCRYn とを出力する。他の桁も
n桁と同様に構成される。このように、入力の数によっ
て入力と加算器の論理が合わないときにはインバータを
設けて論理を反転して整合させることで、図1(A)及
び(B)に示す2種類の全加算器でワレスのトリー回路
を構成することにより、乗算器などの演算器を実現する
ことができる。図3に示す構成は、全加算器の3入力を
すべて使用しているため、回路構成上の冗長性がない。
なお、図3の構成では、全加算器FA2Xの入力にイン
バータINVを設けているが、回路の構成又は入力信号
の論理によっては、全加算器FA2の入力にインバータ
を設けることもできる。
【0029】図4は、本発明の第3の実施例を示すブロ
ック図である。第3の実施例は、入力の数によって入力
と加算器の論理の整合が取れない場合の別の解決手段で
ある。図4において、図2と同一の構成部品には同一の
参照番号を付してある。図4の構成と図2の構成とはほ
ぼ同一であるが、図4の構成は6入力D1n 〜D6n
処理する。例えば、7つのオペランドD1〜D7におい
て、特定の桁において、いくつかのオペランドの入力値
が予めわかっている場合がある。図4に示す構成は、こ
のような場合に有効である。
【0030】図4において、n桁の全加算器51の入力
DIN1を接地し、全加算器54に入力D6n を与え
る。他の部分は図2に示す構成と同じである。また、他
の桁もn桁と同様に構成されている。このように、全加
算器の構成に多少の冗長性はあるが、入力をゼロ(接地
レベル)に固定することで入力数によらず整合がとれ、
図1(A)及び(B)に示す2種類の全加算器を用い
て、簡単な構成で演算を高速に行うことができる。
【0031】なお、図4の構成では、冗長な入力を接地
レベル(”0”)に固定していたが、入力によっては”
1”に固定する。また、冗長な入力を有する全加算器
は、初段に限られず、他の段の加算器であっても良い。
【0032】図5及び図6は、本発明の第4の実施例を
示すブロック図である。図5は、図6に示すワレスのト
リー回路で用いられる半加算器HAの構成を示す。第4
の実施例も第2及び第3の実施例と同様に、入力の数に
よって入力と加算器の論理の整合が取れない場合の解決
手段である。図6において、図4と同一の構成部品には
同一の参照番号を付してある。図4の実施例では、冗長
な入力を有する全加算器を用いていたが、第4の実施例
ではこの冗長な全加算器を図5に示す半加算器に置き換
えたものである。図6において、n桁目の半加算器(H
A)81は、図4に示す全加算器51を置き換えたもの
である。他の部分は、図4に示す構成と同様である。
【0033】図5において、半加算器HAは排他的ノア
回路71とナンド回路72とを有する。正論理の入力D
IN1及びDIN2はそれぞれ排他的ノア回路71とナ
ンド回路72に与えられ、それぞれ負論理の加算結果S
UMX及び負論理のキャリーCRYXが出力される。な
お、半加算器HAをCMOS回路で構成した場合、排他
的ノア回路71は10個のトランジスタで構成され、ナ
ンド回路72は4個のトランジスタで構成される。
【0034】図4及び図5の構成によれば、2種類の全
加算器及び半加算器を用いることで、入力数にかかわら
ず論理の整合がとれ、簡単な構成で演算を高速に行うこ
とができる。
【0035】以上、本発明の第1ないし第4の実施例を
説明した。第1ないし第4の実施例によるワレスのトリ
ー回路は、正論理入力、正論理出力の回路であったが、
2種類の1ビット全加算器FA2及びFA2Xを入れ替
えることにより、負論理入力、負論理出力のワレスのト
リー回路を構成することができる。また、負論理入力、
正論理出力のワレスのトリー回路や正論理入力、負論理
出力のワレスのトリー回路を構成することができる。
【0036】また、加算器はCMOS回路に限られず、
他の電界効果トランジスタ、例えばMOSトランジスタ
を用いたnMOS回路、MISトランジスタ、MESト
ランジスタ等を用いて構成することもできる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、上記2種
類の加算器を組み合わせることで、所定の論理演算を行
うことができる。通常、加算器はCMOS回路等で構成
されるが、CMOS回路で構成出来る回路の基本はイン
バータである。従来は、正論理入力を正論理で演算処理
し、正論理で出力するために、CMOS回路で正論理入
力、正論理出力の回路を構成していた。これに対し、請
求項1に記載の発明では、2種類の加算器は、正論理入
力、負論理出力のものと、負論理入力、正論理出力のも
のとで構成するため、CMOS回路の本来の特性をその
まま利用して回路を形成することができる。従って、当
然に正論理入力、正論理出力の加算器に比べ、少ない数
のトランジスタで2種類の加算器を構成することができ
るので、論理演算回路を構成するに必要な面積や回路で
生じる遅延を減少させることができる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、2種類の加
算器を使用する関係で、入力の数によっては入力の論理
と加算器の論理とを整合させることができない場合が生
じるが、インバータを用いて論理を反転させることで、
入力の論理と加算器の論理を整合させることができる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、2種類の加
算器を使用する関係で、入力の数によっては入力の論理
と加算器の論理とを整合させることができない場合が生
じるが、第1又は第2の加算器に冗長性を持たせ、入力
を受け取らない端子を設け、これを所定の値に固定する
ことで、入力の論理と加算器の論理を整合させることが
できる。
【0040】請求項5記載の発明によれば、2種類の加
算器を使用する関係で、入力の数によっては入力の論理
と加算器の論理とを整合させることができない場合が生
じるが、上記2種類の全加算器に加え半加算器を用いる
ことで、冗長性なく、入力の論理と加算器の論理を整合
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例で用いられる2種類の全
加算器の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す2種類の全加算器を用いたワレスの
トリー回路の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第4の実施例で用いられる半加算器の
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】乗算器の一部を構成するワレスのトリー回路及
びキャリー伝播加算器のブロック図である。
【図8】図7に示す各加算器の内部の従来構成を示す図
である。
【図9】図8に示す各加算器の内部の従来構成を示す図
である。
【符号の説明】
11、12 排他的オア回路 13、14、15 ナンド回路 31 排他的オア回路 32 排他的ノア回路 33 複合ゲート回路 41 排他的ノア回路 42 排他的オア回路 43 複合ゲート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多入力の加算を行う論理演算回路におい
    て、 負論理入力かつ正論理出力の第1の加算器と正論理入力
    かつ負論理出力の第2の加算器とをトリー状に組み合わ
    せたことを特徴とする論理演算回路。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の加算器は全加算器で
    あることを特徴とする請求項1記載の論理演算回路。
  3. 【請求項3】 多入力のうちの所定の入力を反転して第
    1又は第2の加算器に与えるインバータを含むことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の論理演算回路。
  4. 【請求項4】 多入力を受ける第1又は第2の加算器の
    所定の入力を所定の値に固定することを特徴とする請求
    項1ないし3に記載の論理演算回路。
  5. 【請求項5】 多入力を受ける第1又は第2の加算器は
    全加算器と半加算器とを有することを特徴とする請求項
    1記載の論理演算回路。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の加算器は1ビットの
    加算器であることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか一項記載の論理演算回路。
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