JPH09501392A - ガス発生剤として用いるテルミット組成物 - Google Patents

ガス発生剤として用いるテルミット組成物

Info

Publication number
JPH09501392A
JPH09501392A JP7506423A JP50642395A JPH09501392A JP H09501392 A JPH09501392 A JP H09501392A JP 7506423 A JP7506423 A JP 7506423A JP 50642395 A JP50642395 A JP 50642395A JP H09501392 A JPH09501392 A JP H09501392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
fuel
oxidant
metal
oxidizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP7506423A
Other languages
English (en)
Inventor
ヒンショウ,ジェラルド・シー
ブロー,リード・ジェイ
Original Assignee
サイオコル・コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サイオコル・コーポレーション filed Critical サイオコル・コーポレーション
Publication of JPH09501392A publication Critical patent/JPH09501392A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06BEXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
    • C06B33/00Compositions containing particulate metal, alloy, boron, silicon, selenium or tellurium with at least one oxygen supplying material which is either a metal oxide or a salt, organic or inorganic, capable of yielding a metal oxide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06DMEANS FOR GENERATING SMOKE OR MIST; GAS-ATTACK COMPOSITIONS; GENERATION OF GAS FOR BLASTING OR PROPULSION (CHEMICAL PART)
    • C06D5/00Generation of pressure gas, e.g. for blasting cartridges, starting cartridges, rockets
    • C06D5/06Generation of pressure gas, e.g. for blasting cartridges, starting cartridges, rockets by reaction of two or more solids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 アジ化ナトリウムを含んでいないガス発生組成物は、金属のような被酸化性の無機燃料と、酸素および金属を含む酸化剤とを含んでいる。この燃料および酸化剤は、水蒸気がその無機燃料とその酸化剤との間の反応で生成するように選ばれている。多数の無機燃料が用い得る適した燃料は、遷移金属、ケイ素、ホウ素のような他の元素、アルミニウム、マグネシウム、金属間化合物、これら金属の水素化物およびそれらの混合物であることができる。酸化剤には、金属水酸化物、含水金属酸化物、金属酸化物・水和物、金属酸化物・水酸化物およびそれらの混合物が含まれる。この燃料と酸化剤は、基本的に、水蒸気以外のガスを生成させないように選ばれる。

Description

【発明の詳細な説明】 ガス発生剤として用いるテルミット組成物 発明の分野 本発明はガスを発生させる目的で調合されるテルミット組成物に関する。さら に詳しくは、本発明の水蒸気発生剤組成物は、燃焼した時に大量の水蒸気を発生 する適した酸化剤と混合された、ホウ素または金属のような微粉化された被酸化 性の無機燃料を含んでなる。 発明の背景 ガス発生化学組成物は多くの異なる方面で有用である。かかる組成物の重要な 用途の一つは“エアバッグ”の操作である。エアバッグは、殆どではないにして も、多くの新しい自動車がこのような装置を装備するに至るまでに受け入れられ るようになって来ている。事実、多くの新しい自動車は、その運転者と乗員を保 護するために、複数のエアバッグを装備している。 自動車エアバッグの関係では、何分の一秒の間にその装置を膨脹させるに足る 十分なガスを発生されなければならない。車が事故で衝突した時間と、運転者が 、さもなければハンドルに突っ込むであろう時間との間に、エアバッグが完全に 膨脹しなければならない。従って、殆ど瞬間的なガスの発生が要求される。 この他に満足されなければならない多くの重要な設計規準がある。自動車製造 業者および他の業者は、詳細な仕様に適合されなければならない必須規準を提示 している。これらの重要な設計規準に適合するガス発生組成物を製造することは 、極端に困難な課題である。これらの仕様は、ガス発生組成物が所要の速度でガ スを発生することを要求している。その仕様は、また、有毒若しくは有害なガス または固体の発生に、厳格な限度を設定している。制限されるガスの例は一酸化 炭素、二酸化炭素、NOx、SOx および硫化水素である。 そのガスは、その車の乗員が膨脹したエアバッグに押し付けられた時に火傷し ないように、十分且つ合理的に低い温度で発生しなければならない。生成したガ スが熱過ぎると、その自動車の乗員が展開したばかりのエアバッグに押し付けら れた時に火傷する可能性がある。従って、ガス発生剤とエアバッグの構造を組合 わせて、自動車の乗員を過剰の熱から隔てる必要がある。そのガス発生剤が十分 な燃焼速度を維持する一方で、この全てが要求される。実用的には、1,000 ポンド/平方インチ(psi)の圧力で、0.5インチ/秒(ips)以上、望 ましくは1,000psiで、約1.0ipsから約1.2ipsの範囲の燃焼 速度が一般に望まれる。本明細書で用いられる1ポンドは453.593グラム で、1インチは0.0254メーターである。 もう一つの重要な関連設計規準は、ガス発生剤組成物が限られた量の微粒子物 質しか生成しないことである。微粒子物質は補助束縛システムの操作を妨害し、 吸入の危険があり、皮膚や眼を刺激し、またその安全装置の操作後に処理しなけ ればならない危険な固体廃棄物になる可能性がある。満足な代替物がない場合に は、刺激性粒子の生成は、現在用いられているアジ化ナトリウム系材料の望まし くないが、我慢されている面の1つである。 たとえ生成するとしても、限られた量の微粒子しか生成しないことに加えて、 そのような微粒子の塊は少くとも容易に濾取できることが望ましい。例えば、そ の組成物は濾取できる固体のスラグを生成することが望ましい。若し、その固体 反応生成物が非流動性の物質を生成すると、その固体は濾取されて、周囲の環境 に逃げるのを防ぐことができる。これは、また、車の乗員と救助者に対するガス 発生装置による妨害を制限し、肺、粘膜および眼の刺激を誘き起こす可能性のあ る潜在的に有害なダストが、使用済みのエアバッグの近くに広がることを制限す る。 有機および無機の両材料が可能性のあるガス発生剤として提案されている。こ のようなガス発生剤組成物は、十分大きい速度で反応して何分の一秒かで大量の ガスを生成する酸化剤と燃料を含んでいる。 現在、アジ化ナトリウムが最も広く用いられ、一般に認められているガス発生 材料である。アジ化ナトリウムは名目上は工業的仕様と指針に合致する。それに も拘らず、アジ化ナトリウムは多くの取り除くことのできない問題点を抱えてい る。アジ化ナトリウムは、その毒性レベルが、ラットの経口投与で測定したLD50 で、45mg/kg程度であるから、比較的毒性がある。アジ化ナトリウムを 定期的に取扱っている作業者は激しい頭痛、息ぎれ、痙攣およびその他の症状な ど、様々の健康上の問題を経験している。 さらに、補助の酸化剤に何が用いられたとしても、アジ化ナトリウム・ガス発 生剤からの燃焼生成物は酸化ナトリウム若しくは水酸化ナトリウムのようなアル カリ性の反応生成物を含んでいる。アジ化ナトリウム用の酸化剤として二硫化モ リブデンまたは硫黄が用いられている。しかし、このような酸化剤を用いると、 硫化水素ガスのような毒性のある生成物と酸化ナトリウムおよび硫化ソーダのよ うな腐食性の物質が生成する。救急作業者と自動車の乗員は、アジ化ナトリウム 系ガス発生剤の操作によって生成する硫化水素ガスと腐食性粉末の両方について 苦痛を訴えている。 使用しなかったガス膨脹型の補助束縛システム、例えば解体車両中の自動車用 エアバッグの廃棄との関連で、問題が大きくなることも予想される。そのような 補助束縛システム中に残っているアジ化ナトリウムは、解体車両から滲み出て水 の汚染源若しくは毒性廃棄物になる可能性がある。実際に、アジ化ナトリウムは 、それが捨てられた後で蓄電池の酸と接触すると、爆発性の重金属アジ化物若し くはヒドラゾ酸を生成することに関心を示した人もいる。 アジ化ナトリウム系ガス発生剤がエアバッグ膨脹用に最も普通に用いられてい るが、そのような組成物はかなり欠点を有しているので、多くの代替のガス発生 剤組成物がアジ化ナトリウムを置き換えるために提案された。しかし、提案され たアジ化ナトリウム代替物の大半は上に提示した選択規準の各々に十分に対応す ることができなかった。 アジ化ナトリウムの可能性のある代替物として注意を引いた一群の化学薬品は テトラゾール類とトリアゾール類である。これらの材料は、通常、KNO3 およ びSr(NO32 などの常用の酸化剤と対になっている。特に言及された幾つ かのテトラゾール類とトリアゾール類に含まれるものは、5-アミノテトラゾー ル、3-アミノ-1,2,4-トリアゾール、1,2,4-トリアゾール、1H-テ トラゾール、ビテトラゾールおよび数種の他の物である。しかし、飛翔性(ball istic properties)が小さくガスの温度が高いために、これら材料のいずれも未 だアジ化ナトリウム代替物として一般的に認められていない。 かくして、自動車の補助束縛システムに用いるためのガス発生組成物を選別す る多くの重要な規準が存在することが理解されるであろう。例えば、毒性のない 出発材料を選ぶことが重要である。同時に、その燃焼組成物は毒性または有害で あってはならない。これを考慮して、工業的規準は補助束縛システムの操作で生 成する各種ガスの許容量を限定している。 それ故に、現存する技術で確認されている問題点を克服して、大量のガスを発 生する能力のある組成物を提供することは、この技術分野で意味のある進歩であ ろう。実質的に、無毒の出発材料を基剤とし、そして実質的に無毒の反応生成物 を生成するガス発生組成物を提供することは、更なる進歩であろう。極く限られ た毒性の若しくは刺激性の微粒状破片と、限られた望ましくないガス状生成物を 生成するガス発生組成物を提供することは、この技術分野でのもう一つの進歩で あろう。また、反応時に容易に濾取できる固体スラグを生成するガス発生組成物 を提供することも進歩であろう。 かかる組成物とそれらの利用法が本明細書で開示され、特許請求される。 本発明の要約 本発明は、大まかに言えば、“テルミット”-の組成物を基剤とする新規なガ ス発生組成物に関する。本発明の組成物は、微粉化された無機の燃料と、金属水 酸化物、金属酸化物・水和物、金属酸化物・水酸化物、含水金属酸化物(metal hydrous oxide)およびそれらの混合物より成る群から選ばれる少くとも一種か らなる酸化剤との混合物を含んでなり、その無機の燃料と酸化剤は、その組成物 が燃焼された時実質的に純粋な水蒸気が生成することを前提に選ばれる。この燃 焼反応はその燃料と酸化剤との間の酸化-還元反応を含んでいる。その反応によ って生じる発熱条件下では、水は水蒸気に変わり、自動車のエアバッグおよびそ れに類似の装置を膨脹させるなどの補助安全束縛装置を展開させるために利用さ れる。 上述のことから、本発明の組成物は、現存の技術で確認されている重大な問題 の幾つかを避けながら、大量のガスを発生することができるかとが認識されるで あろう。本発明のガス発生組成物は、実質的に無毒な出発原料を基剤とし、そし て実質的に無毒な反応生成物を生成する。 これら組成物は、たとえ生成するにしても極く限られた、望ましくない気体生 成物を生じるだけである。加えて、反応に際して、本発明のガス発生組成物は、 たとえ生成するにしても、極く限られた量の、毒性のあるまたは刺激性のある微 粒状破片を生じるだけある一方、濾取できる固体のスラグを生成する。 これら組成物は急速に燃焼し、そして再現性良く実質的に純粋な水蒸気をガス 反応生成物として生成する。 発明の詳細な説明 本発明の組成物は、燃料として有効な量の、被酸化性の金属または他の元素の ような被酸化性の無機の燃料と、酸化剤として有効な量の酸化剤、特に金属水酸 化物を含んでいる。この燃料と酸化剤の組合せは、水蒸気がその燃料と酸化剤と の反応で生成する主要気体生成物であり、有害な気体反応生成物は、たとえ生成 するとしても、基本的には、その反応で生成しない、という条件で選ばれる。こ の燃料と酸化剤は、酸化剤と燃料のその組合せが合理的な熱的両立性と化学的安 定性を示すように選ばれる。毒性が大きいであろう燃料または酸化剤、或いはそ れらからの燃焼生成物は望ましくない。 本発明の方法による補助束縛装置若しくは関連の安全装置を操作する場合、望 ましい気体燃焼生成物である水蒸気以外のガスは、たとえ生成するとしても、水 蒸気に比べて低い濃度で生成するだけである。 テルミットは、普通、微粉化された被酸化性無機燃料(常用されるのはアルミ ニウム若しくは被酸化性金属)と対応する酸化剤との混合物から成る組成物と定 義されるものである。テルミット組成物は普通に用いられており、有意量のガス を発生することなく多量の高熱を発生するように設計されている。この意味で、 最も普通に用いられているテルミット組成物は、微粉化されたアルミニウム金属 と酸化鉄を基剤としている。 最も常用されているテルミット組成物の際立った特性の一つは、それらが気体 の反応生成物を殆ど生成しないか、若しくは全く生成しないように設計されてい ることである。本発明の組成物は、常用のテルミット組成物に或る程度似ている 一方で、気体の水蒸気が希望される主要な気体反応生成物であり、且つそれが、 自動車のエアバッグを膨脹させるために、または類似のタイプの、一般にガス発 生組成物によって作動される機構に対して、十分な量と体積で生成すると言う点 で斬新である。 被酸化性の無機燃料に含まれるものは、例えばIUPAC(国際純正・応用化 学連合)[CRC Handbook of Chemistry and Physics,(72nd Ed.1991)]様式によ る、元素の周期率表に記載されている2、4、5、6、7、8、12、13およ び14群の中の元素から選ばれる少くとも一種の被酸化性の種である。被酸化性 無機燃料は、例えば鉄、マンガン、モリブデン、ニオブ、タンタル、チタン、タ ングステン、亜鉛若しくはジルコニウムのような少くとも一種の遷移金属からな ることができる。この燃料は、例えばアルミニウム、ホウ素、マグネシウム、ケ イ素若しくはスズのような他の元素からなることができる。この燃料は周期率表 の2、4、5、12、13および14群の中から選ばれる少くとも二種の元素の 金属間化合物若しくは合金からなることができる。これら金属間化合物および合 金の代表例には、例えばAl3Mg2、Al38Si5、Al2Zr3、B12Zr、M gB4、Mg2Nb、MgZn、Nb3Al、Nb3Sn、Ta3Zr2、TiAl、 TiB2、Ti18Nb5 およびZrTiがある。この無機燃料は遷移金属または 主要群の元素の水素化物からなることもできる。代表的水素化物はとりわけTi H2、ZrH2 およびCs21212 である。これら被酸化性無機燃料の混合物 も本発明で有用である。推奨される無機燃料は元素状ホウ素である。 被酸化性無機燃料と酸化剤は共に微粉化された粉末の形でこの組成物に混合さ れる。粒径は約0.001μから約400μの範囲であるが、その粒径は約0. 1μから約50μの範囲が望ましい。この組成物はペレットまたは錠剤の形で補 助安全束縛システムのようなガス発生装置に入れられる。また、その他、この組 成物は、点火すると急速に且つ再現性良くガスを発生できる多穿孔性の、表面積 の大きい顆粒またはその他の固体の形状でそのような装置に入れられる。 金属含有酸化剤は燃料と対になっている。本明細書において、金属含有酸化剤 は次の特性を持つている: (a)この金属含有酸化剤は少くとも一つのタイプの金属、酸素および水素を 含む化合物若しくは固態相である。 (b)その中に含まれる一種またはそれ以上の金属はガス発生剤調合物中に存 在する無機燃料の酸化剤として作用することができる。 前述のように、希望の特性を有する適した無機酸化剤の群には、金属水酸化物 、 金属酸化物・水和物、金属酸化物・水酸化物、含水金属酸化物およびそれらの混 合物があり、その中の金属種は、IUPAC(国際純正・応用化学連合)[CRC Handbook of Chemistry and Physics,(72nd Ed.1991)]様式による元素の周期率 表に記載されている2、4、5、6、7、8、12、14および15群の中の元 素から選ばれる少くとも一つの種である。金属水素化物の例は、とりわけ、Fe (OH)3、Co(OH)3、Co(OH)2、Ni(OH)2、Cu(OH)2 お よびZn(OH)2 である。金属酸化物・水和物および含水金属酸化物の例は、 とりわけ、Fe23・xH2O、SnO2・xH2O およびMoO3・H2Oである 。金属酸化物・水酸化物の例は、とりわけ、CoO(OH)2、FeO(OH)2 、MnO(OH)2およびMnO(OH)3である。場合によっては、その組成物 の燃焼で生成するスラグの飛翔性を高め、濾取性を最大限に大きくするために、 このような酸化剤の混合物を使用するのが望ましいこともある。推奨される酸化 剤はCu(OH)2である。 さらに、希望されるなら、金属の酸化物、過酸化物、硝酸塩、亜硝酸塩、塩素 酸塩および過塩素酸塩などの追加の酸化剤を約10重量パーセントまでのような 少量で金属水酸化物含有酸化剤と組み合せてもよい。追加の酸化剤として硝酸塩 および亜硝酸塩を使用すると、水蒸気のほかに少量の窒素が生成するだろう。 本発明のガス発生剤組成物は、燃料として有効な量の燃料と酸化剤として有効 な量の少くとも一種の酸化剤とを含んでなる。本発明の組成物は、一般に、約2 重量パーセントから約50重量パーセントの燃料と約50重量パーセントから約 98重量パーセントの酸化剤、望ましくは約5重量パーセントから約30重量パ ーセントの燃料と約70重量パーセントから約95重量パーセントの酸化剤を含 んでいる。これらの重量パーセントは、少くとも一種の酸化剤が存在する燃料を 完全に酸化するのに必要な化学量論的量の約0.5倍から約3倍の量で存在する ような値である。より望ましくは、この酸化剤は存在する燃料を完全に酸化する のに必要な化学量論的量の酸化剤の約0.9倍から約2倍の量で存在する。 この組成物には、希望により、少量の他の添加剤も含まれる。このような添加 剤は爆薬、推進薬およびガス発生剤の技術分野で良く知られている。このような 物質は、普通、ガス発生組成物の特性を改良するために添加される。このような 材料に含まれるのは、飛翔性若しくは燃焼速度改良剤、点火助剤、冷却剤、離型 剤若しくは乾式潤滑剤、顆粒化用若しくはペレットの押しつぶし強さのためのバ インダー、スラグ強化剤(slag enhancers)などである。一つの添加剤が複数の 機能を示すことがよくある。点火助剤/燃焼速度調節剤に含まれるのは、例えば Fe23、K21212・H2O、BiO(NO3)、CO23、CoFe24、 CuMoO4、Bi2MoO6、MnO2、Mg(NO32、Fe(NO32、Co (NO32およびNH4NO3のような金属酸化物、硝酸塩およびその他の化合物 である。冷却剤に含まれるのは、水酸化マグネシウム、ホウ酸、水酸化アルミニ ウムおよびケイ素タングステン酸である。水酸化アルミニウムおよびケイ素タン グステン酸のような冷却剤は、スラグ強化剤としても機能できる。希望により、 少量のポリエチレングリコール若しくはポリプロピレン・カーボネートのような 高分子バインダーを、機械的性質のために若しくは大きい押しつぶし強さを提供 するために添加する。乾式潤滑剤の例は、MoS2、黒鉛、黒鉛-窒化ホウ素、ス テアリン酸カルシウムおよび粉末状ポリエチレングリコール(平均分子量800 0)である。 上述の添加剤の大半の固体燃焼生成物はガス発生剤調合物の燃焼で生成するス ラグの濾取性を高める。例えば、本発明の望ましい態様は酸化剤としてのCu( OH)2と燃料としての元素状ホウ素の組合せを含んでなる。それからのスラグ は二相構造で、これらの相はそれぞれCu/Cu2OおよびB23/HBO2から 成る。Cu(OH)2:ホウ素のモル比が約3:1から約1:1のようなかなり 広い範囲で、炎の温度は少くとも一つの相の性質が相対的に流動性となるそのよ うな温度となる。硝酸コバルト(燃焼速度向上剤、点火助剤および顆粒化バイン ダー)、Co23(燃焼速度改良剤)およびCo(OH)2(冷却剤)は、燃え た時にCo/CoOの混合物を生成する。実験による証拠は、Co/CoOはC u/Cu2Oと混合性であり、Cu/Cu2Oスラグの粘度を増加することを示唆 している。上記のコバルトを含む任意の化合物は、銅スラグの粘度を高めるため に、さらには他領域での調合性能を高めるために調合処方に加えられる。同様に 、硝酸マグネシウム(燃焼速度向上剤、点火助剤および顆粒化バインダー)およ びMg(OH)2(冷却剤)は、燃焼するとMgOを生成する。酸化マグネ シウムはB23 と共に安定な第三の相を形成する。かくして、これらの第三の Mgxxx 相の生成はB23 による水の捕捉を妨げ、さらにまたB23/H B2 スラグ相の粘度を増大させる。例えば、燃焼速度向上剤としての硝酸マグネ シウムと冷却剤としてのCo(OH)2 の添加量を選択的に変えるこによって、 炎の温度を基本的には一定に保ちながら、スラグ全体としての粘性を変えること ができる。 本発明の範囲に入る典型的な組成物の反応は次のように示すことができる: AM1 + A12(OH)x → XM1Y + YM2Z + ZH2O ただし、式中のM1 は燃料であり、M2(OH)x は金属、酸素および水素含有 酸化剤であり、そしてx、yおよびzは個々の反応成分および生成物中の原子比 を調整し、A、A1、X、YおよびZは化学量論および金属の酸化状態に依存し て反応をバランスさせる必要により調整されている。 本発明の範囲内にある組成物を含む反応の例を表Iに示す。 本発明の方法による組成物に対する理論ガス収率(ガスの体積と量)は、アジ 化ナトリウム系ガス発生剤組成物で達成される収率に大体近い。理論ガス収率は アジド系ガス発生剤の単位体積に対して規準化される。代表的なアジ化ナトリウ ム系ガス発生剤(NaN3:68重量%、MoS2:30重量%、S:2重量%) の理論ガス収率は約0.85g/ccNaN3系ガス発生剤である。 燃料と酸化剤との反応の理論的火炎温度は約500°Kから約3500°Kの 範囲で、より望ましくは約1200°Kから約1800°Kの範囲である。これ は自動車のエアバッグの分野に利用するために調整できる範囲であり、非液状( 例えば、固体)の容易に濾取できるスラグを生成するように調整することができ る。 この反応特性により、本発明の組成物と方法は、制御できる温度で自動車のエ アバッグなどの補助安全束縛システムを膨脹させるのに十分な体積と量のガスを 生成することができる。本発明の範囲にある組成物の反応で、非常に短時間の間 に有意量の水蒸気が発生する。同時に、この反応は望ましくないガスおよび微粒 状破片の生成を実質的に避ける。ただし、その組成物が酸化助剤、高分子バイン ダーまたは加工助剤を含んでいると、無毒性で、少量の酸素、二酸化炭素または 窒素のような他のガスが混ざった水蒸気が生成する。大半の既知のガス発生剤組 成物とは異なり、本発明の組成物は、たとえ生成するとしても、有意な量のNOx 、SOx、CO、CO2またはH2Sは生成しないが、点火調合剤、飛翔性改良剤 、離型剤若しくはその他に添加剤が、若し存在すると、少量のこれらのガスが生 成する可能性がある。 特に、自動車の補助束縛システムに用いられるガス発生剤の重要な特性の一つ は、それが十分な押しつぶし強を有することである。若し、この材料が十分な押 しつぶし強さ持たないと、この材料は粉末化して表面積が大きくなり過ぎ、危険 な飛翔特性を示すようになる。本発明の範囲内にある組成物は十分な押しつぶし 強さを提供できる。破損時50ポンド荷重から破損時200ポンド荷重の押しつ ぶし強さが本発明の方法による組成物で達成される。 本発明のガス発生剤組成物は、微粒子物の生成を実質的に制限するために、堅 固な固体スラグを生成するように調合することができる。これは燃焼室の外側で の固体微粒状破片の生成を最少に抑える。かくして、常用のアジ化ナトリウム調 合物によって普通生成する酸化ナトリウム/水酸化ナトリウム若しくは硫化ソー ダのようなアルカリ性の粉末の生成を実質的に避けることが可能となる。 本発明の組成物は常用の点火剤によって容易に点火される。ホウ素/硝酸カリ ウムのような材料を用いる点火剤が本発明の組成物で利用できる。かくして、ガ ス発生剤用途において、本発明の組成物は代替物として使用可能である。 本発明のガス発生組成物は常用の混成エアバッグ・インフレーター技術で利用 するために容易に採用される。混成インフレーター技術は、少量の推進薬を燃焼 することにより、貯蔵されている不活性ガス(アルゴンまたはヘリウム)を希望 の温度に加熱することに基づいている。混成インフレーターは低い温度のガスを 提供することができるので、火工インフレーターで燃焼ガスを冷却するために用 いられる冷却フィルターを必要としない。ガス放出温度は推進薬の重量に対する 不活性ガスの重量の比を調節することにより選択的に変えることができる。推進 薬の重量に対するガスの重量の比が大きい程、ガス放出温度が低くなる。 混成ガス発生システムは、破裂性開口を有する圧力タンク;この圧力タンク内 に入れた所定量の不活性ガス;熱い燃焼ガスを生成させる、破裂性開口を破裂さ せる手段を有するガス発生装置;およびガス発生組成物を点火する装置を含んで なる。このタンクは、ガス発生装置が点火されるとピストンで破られる、破裂性 開口を有している。このガス発生装置は高温の燃焼ガスが不活性ガスと混ざって そのガスを加熱するように構造が作られ、圧力タンクに対する相対位置が決めら れている。適した不活性ガスは、とりわけ、アルゴンとヘリウムおよびその混合 物である。混合され、加熱されたガスは開口を通って圧力タンクを出て、最後は 混成インフレーターを出て自動車のエアバッグなどの膨脹性バッグ若しくは風船 を展開させる。このガス発生装置は、被酸化性の無機燃料と、少くとも一種の金 属水酸化物、金属酸化物・水和物、金属酸化物・水酸化物、含水金属酸化物若し くはそれらの混合物からなる酸化剤とを含んでなる本発明の方法によるガス発生 組成物を含み、この場合その被酸化性無機燃料と酸化剤は、両者が反応すると水 蒸気が生成するように選ばれる。 水蒸気は熱容量が大きいので、混成ガス発生システムにおける加熱ガスとして 使用すると追加の利点となる。かくして、所定量の不活性ガスを所定温度に加熱 するのに必要な水蒸気、従って発生ガスは少くてよい。本発明の望ましい態様で は、燃焼生成物として高温(1800°K)の金属銅を生成する。銅の熱伝導性 は大きいので、より低温の不活性ガスに熱を迅速に移動できるので、この混成ガ ス発生システムの効率をさらに向上させる。 補助安全束縛用途用の混成ガス発生装置は、フラントムの混成エアバッグ・イ ンフレーター技術、洗練された車両乗員の安全システムに関するエアバッグ国際 シンポジウム 、(ワインブレンナー-ザール、ドイツ、1992年11月2-3日 )[Frantom,Hybrid Airbag Inflator Technology,Airbag Int'l Symposium o n Sophisticated Car,Occupant Safety Systems ,(Weinbrenner-Saal,Germany ,Nov.2-3、1992)]に説明されている。 自動車のエアバッグ・システムは、しぼんでいる膨脹性のエアバッグ、そのエ アバッグを膨脹させるためにそのエアバッグに連結されているガス発生装置およ びそのガス発生組成物に点火する手段を含んでなる。このガス発生装置は、被酸 化性の無機燃料と、少くとも一種の金属水酸化物、金属酸化物・水和物、金属酸 化物・水酸化物、含水金属酸化物若しくはそれら混合物からなる酸化剤とを含ん でなるガス発生組成物を含み、その場合その被酸化性無機燃料と酸化剤は、両者 が反応すると水蒸気が生成するように選ばれる。 そのバッグを膨脹させるために、水蒸気を優先的に発生する自動車のエアバッ グ・システムの際立つた利点は、高温(>1500°K)の窒素および二酸化炭 素とそれぞれ平衡状態にあるNOx とCOのレベルを有意に下げる点である。本 発明の生成ガス中の窒素と二酸化炭素の濃度は有意に低いので、そのためNOx とCOをそれぞれより低いレベルにする傾向がより大きくなる。この意味で、最 も望ましいのは発生剤のガスとして二酸化炭素および/または窒素を全く含んで いない態様である。 実施例 本発明は以下の非限定実施例中でさらに説明される。特に言及しない限り、組 成は重量パーセントで表される。実施例1 80.29重量パーセントのCu(OH)2(アルファ社(Alpha)の工業用品 種、Cu、61重量パーセント)と19.71重量パーセントのTi(アルファ 社、1μ-3μ)の混合物をアセトン中でスラリー化した。このアセトンを蒸発 させ、粉末を残した。熱線でこの粉末に点火すると、スラグを残して完全に燃焼 した。実施例2 実施例1と同様に、61.42%のCu(OH)2 と38.58%のタングス テン(〜325メッシュ)の混合物をアセトン中でスラリー化した。乾燥した粉 末に熱線で点火すると、完全に燃焼した。実施例3 72.92%のCu(OH)2、6.46%のホウ素および20.62%のケ イ素タングステン酸(SiO2 ・12WO3・26H2O)[ベーカー・アナライ ズド社(Baker analyzed)]の混合物を、ケイ素タングステン酸をメタノールに 溶し、この溶液中でCu(OH)2 とホウ素をスラリー化することにより調製し た。メタノールの一部を蒸発させて湿ったガス発生剤組成物を得た。この湿った 組成物を24メッシュのスクリーンを通して顆粒化し、次いで完全に乾燥した。 この乾燥した粉末の4グラム量の試料3つをカーバー・モデルM加圧成形機中、 ゲージ圧9000ポンドで直径0.5インチのペレットに成形した。これらペレ ットを個々に1000psiの圧力で10分間保ち、次いで点火すると、0.4 47±0.014ipsの燃焼速度が得られた。スラグは銅金属と混ざり合った ホウ素-タングステン・オキサイドから構成されていた。重さ0.78g、直径 0.375インチで、高さが最高で0.19インチの5個のペレットで、その破 損時の押しつぶし強さは83±11ポンド荷重であった。実施例4 実施例1と同様にして、93.12%のCu(OH)2 (アルファ社、Cu、 61パーセント)と6.88パーセントのホウ素[トロナ社(Trona)、ロット #1]の混合物をアセトン中でスラリー化した。この乾燥した粉末の4グラム量 の試料6つをゲージ圧9000ポンドで直径0.5インチのペレットに加圧成形 した。これらペレットは圧力1000psiで0.528ipsの燃焼速度を示 し、燃焼速度指数は300-2100psiの圧力範囲で0.375であった。 燃焼後、銅金属を含むスラグが残った。ゲージ圧10200で成形した、重さ0 . 78g、直径0.375インチで、最高の高さが0.19インチの3個のペレッ トは、190±23ポンド荷重の破損時の押しつぶし強さを示した。実施例5 3.44%のホウ素、7.28%のTiH2[ジョンソン-マシイー社(Johnso n-Mattey)1μ-3μ]と89.28%のCu(OH)2 の混合物をアセトン中 でスラリー化した。この材料の各4グラムを上記のようにして直径0.5インチ のペレットに加圧成形した。このペレットは1000psiで0.21ipsの 燃焼速度を示した。実施例6 3.44%のホウ素、12.08%のZrH2(ジョンソン-マシイー社、5μ )および84.48%のCu(OH)2 の混合物から、上記のようにして調製し たペレットは1000psiで0.31ipsの燃焼速度を示した。実施例7 6.02%のホウ素、92.87%のCu(OH)2 および1.11%の燃焼 速度触媒K21212・H2O[コーレリ ケミカル社(Callery Chemical Compa ny)]の混合物から上記のようにして調製したペレットは1000psiで0. 45ipsの燃焼速度を示した。実施例8 87.34%のCu(OH)2、7.68%のホウ素(SB、90-92%)お よび4.96%のCO23[サージェント ウェルヒ社(Sargent Welch)]の 混合物を水中で混ぜて薄いペースト状にし、減圧下で乾燥して調製したペレット は、1000psiで0.717ipsの燃焼速度を示した。実施例9 86.92%のCu(OH)2、8.12%のホウ素(SB、90-92%)お よび4.96%のBi(NO3)[アルドリッチ社(Aldrich)]の混合物を水中 で混ぜて薄いペースト状にし、減圧下で乾燥して調製したペレットは、1000 psiで0.717ipsの燃焼速度を示した。実施例10 87.55%のCu(OH)2、7.49%のホウ素(SB)90-92%) および4.96%のBi2MoO6(ジョンソン-マシイー社)の混合物を水中で 混ぜて薄いペースト状にし、減圧下で乾燥して調製したペレットは、1000p siで0.718ipsの燃焼速度を示した。実施例11 83.33%のCu(OH)2、7.15%のホウ素(SB、90-92%)お よび9.52%のCo(OH)2(ジョンソン-マシイー社)の混合物を水中で混 ぜて薄いペースト状にし、減圧下で乾燥して調製したペレットは、1000ps iで0.658ipsの燃焼速度を示した。実施例12 84.33%のCu(OH)2、8.02%のホウ素(SB、90-92%)お よび7.66%の[Co(NO3・6H2O)][マリンクロット社(Mallinckro dt)]の混合物を水中で混ぜて薄いペースト状にし、減圧下で乾燥して調製した ペレットは1000psiで0.714ipsの燃焼速度を示した。実施例13 86.81%のCu(OH)2、6.90%のホウ素(SB)90-92%)お よび6.06%のMg(OH)2、(アルドリッチ社)の混合物を水中で混ぜて 薄いペースト状にし、減圧下で乾燥して調製したペレットは、1000psiで 0.481ipsの燃焼速度を示した。実施例14 83.54%のCu(OH)2、8.19%のホウ素(SB、90-92%)お よび8.26%の[Mg(NO3・x6H2O)][バーカー社(Baker)]の混 合物を水中で混ぜて薄いペースト状にし、減圧下で乾燥して調製したペレットは 、1000psiで0.726ipsの燃焼速度を示した。実施例15 87.34%のCu(OH)2、7.70%のホウ素(SB、90-92%)お よび4.96%のα-Fe23、[パイロキャット・スーパーファイン、マッハ ・アイ社(Pyrocat Superfine,Mach I Inc.)]の混合物を水中で混ぜて薄いペ ースト状にし、減圧下で乾燥して調製したペレットは、1000psiで0.7 49ipsの燃焼速度を示した。実施例16 ホバート(Hobart)C-100ミキサーのボウルの中で506.1gの 水酸化銅(II)に、450mLのエタノールに溶した31.5gのホウ酸を加え ることにより88.02%のCu(OH)2(ジョンソン−マシイ−社、62. 5%Cu、平均粒径12μ)、6.51%のホウ素(トロナ社、ロット#1)お よび5.48%のホウ酸(ベーカー・アナライズト社)の混合物(575g)を 調製した。これら構成成分をミキサーで別に混合後、37.4gのホウ素を加え た。さらに1.5時間混合後、顆粒化するに十分なメタノールを蒸発させた。こ のガス発生剤を24メッシュのスクリーンを通して顆粒化し、乾燥させ、ふるい 分けした。−30/+60メッシュの部分をその総重量の0.75%のMoS2 と混合した。重量4gで、直径0.5インチのペレット6個をゲージ圧1300 0psiで成形し、300-2100psiの圧力範囲で飛翔性能を測定した。 この組成物の1000psiでの燃焼速度は0.563ipsで、燃焼速度指数 は0.349であった。 追加の2個のペレットを調製し、500mLのパール ボンベ(Parr bomb) 中、5気圧のアルゴン雰囲気下で別々に点火した。各ペレットが燃焼した後、ボ ンベ中で発生したガスをメタノール溶液を通して泡立て、ボンベ内に凝縮した水 をメタノールに吸収させ、250mLのメスフラスコに移した。気相および凝縮 相中に存在する総水分含有量をカール・フィッシャー(Karl Fischer)法で測定 した。このペレットの燃焼によって生成され得る水分の最大理論量は18,6重 量パーセントと計算された。ブランク試料中に吸収されている水分の補正をした 後での、このペレットにより発生される水の収量は19.1±0.4%であった 。実施例17 実施例7の調合物を、ゲージ圧5100psiで、大体直径0.37インチ× 長さ0.18インチのペレットに加圧成形した。このペレット22個(14.8 8g)を706立方インチのタンクに連結された燃焼室の中に入れた。ホウ素/ 硝酸カリ点火剤0.25gを装填してこのペレットに点火し、燃焼室の圧力とタ ンクの圧力を記録した。燃焼室の最高圧力は60psiで、タンクの最高圧力は 32psiであった。実施例18 実施例11の調合物をストークス モデル(Stokes Model)555ロータリー ・プレスを用いて直径0.127インチ×高さ0.109±0.001インチで 、密度2.56±0.07g/ccのペレットに遠隔加圧成形した。このペレッ ト2024個(109.03g)を744立方インチのタンクに連結された燃焼 室の中に入れた。ホウ素/硝酸カリ点火剤1.0gでこのペレットに点火した。 燃焼室の最高圧力:750psiと、タンクの最高圧力:145psiが測定さ れた。このスラグは銅金属と白色の酸化ホウ素から構成されていた。実施例19 実施例13のペレット2064個、129.5gを、現在使用されている運転 者側の自動車の膨脹性束縛システムで使用されているタイプの布帛製のバッグに 連結された燃焼室の中に入れた。ホウ素/硝酸カリ点火剤2.5gを装填してこ のペレットに点火した。このバッグは4psiの最高圧力で0.06秒以内に全 体が膨脹した。この燃焼室は最高温度1550°Kで最高圧力1250psiを 示した。実施例20 実施例7の調合物で理論計算を行い、混成ガス発生装置でのその利用を評価し た。この調合物をその重量の3.81倍存在するアルゴン・ガス中で燃焼させる と、効率100%の熱伝導を仮定して、火炎の温度は1962°Kから990° Kに下がる。排出ガスは91.7容量%のアルゴンと8.3容量%の水蒸気から 成る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW, NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.被酸化性の無機燃料と酸化剤とを含んでなり、該酸化剤は金属水酸化物、 含水金属酸化物、金属酸化物・水和物、金属酸化物・水酸化物およびそれらの混 合物より成る群から選ばれる少くとも一種からなり、そして水蒸気が該被酸化性 無機燃料と該酸化剤との反応で生成する主要な気体反応生成物である、固体のガ ス発生組成物。 2.約2から約50重量%の燃料と約50から約98重量%の酸化剤を含んで なる、請求の範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 3.約5から約30重量%の燃料と約70から約95重量%の酸化剤を含んで なる、請求の範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 4.酸化剤が存在する燃料を完全に酸化するのに必要な酸化剤の化学量論量の 約0.5倍から約3倍の量で存在する、請求の範囲第1項に記載の固体のガス発 生組成物。 5.酸化剤が存在する燃料を完全に酸化するのに必要な酸化剤の化学量論量の 約0.9倍から約2倍の量で存在する、請求の範囲第1項に記載の固体のガス発 生組成物。 6.被酸化性無機燃料が金属である、請求の範囲第1項に記載の固体のガス発 生組成物。 7.被酸化性無機燃料が遷移金属である、請求の範囲第1項に記載の固体のガ ス発生組成物。 8.被酸化性無機燃料がホウ素、ケイ素およびスズより成る群から選ばれる、 請求の範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 9.被酸化性無機燃料がアルミニウムおよびマグネシウムより成る群から選ば れる、請求の範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 10.被酸化性無機燃料が周期率表の2、4、5、12、13および14群の 中から選ばれる少くとも二種の元素の金属間化合物若しくは合金である、請求の 範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 11.被酸化性無機燃料が遷移金属水素化物である、請求の範囲第1項に記載 の固体のガス発生組成物。 12.被酸化性無機燃料と酸化剤との反応でNOx またはSOx は生成しない 、請求の範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 13.被酸化性無機燃料と酸化剤との反応でCOまたはCO2 は生成しない、 請求の範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 14.被酸化性無機燃料がAl、B、Fe、Mg、Mn、Mo、Nb、Ta、 Si、Sn、Ti、W、ZnおよびZrより成る群から選ばれる少くとも一種を 含んでいる、請求の範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 15.被酸化性無機燃料と酸化剤が微細に分割された粉末の形である、請求の 範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 16.粉末の粒径範囲が約0.001μから約400μである、請求の範囲第 15項に記載の固体のガス発生組成物。 17.金属含有酸化剤が少くとも一つのタイプの金属、酸素および水素を含む 化合物若しくは固態相物質である、請求の範囲第1項に記載の固体のガス発生組 成物。 18.金属含有酸化剤中に含まれる金属が無機燃料に対する酸化剤として作用 する、請求の範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 19.酸化剤が周期率表の5、6、7、8、9、10、11、12、14およ び15群より成る群から選ばれる金属若しくはそれらの混合物を含んでなる、請 求の範囲第1項に記載の固体のガス発生組成物。 20.酸化剤がCu(OH)2 である、請求の範囲第1項に記載の固体のガス 発生組成物。 21.被酸化性無機燃料が元素状ホウ素である、請求の範囲第1項に記載の固 体のガス発生組成物。 22.次の: しぼんでいる膨脹性のエアバッグ; 被酸化性の無機燃料と、金属水酸化物、含水金属酸化物、金属酸化物・水和物 、金属酸化物・水酸化物およびそれらの混合物より成る群から選ばれる少くとも 一種の酸化剤とを含んでなるガス発生組成物であって、該被酸化性無機燃料と該 酸化剤は水蒸気が該無機燃料と該酸化剤との反応で生成する主要な気体反応生成 物 となるように選ばれている該ガス発生組成物を含んでいる、該エアバッグを膨脹 させるために該エアバッグに連結されているガス発生装置;および 該ガス発生組成物に点火する装置 を含んでなる自動車のエアバッグ・システム。 23.ガス発生組成物が約2%から約50%の被酸化性無機燃料と約50%か ら約98%の酸化剤を含んでなる、請求の範囲第22項に記載の自動車のエアバ ッグシステム。 24.ガス発生組成物が約70%から約95%の酸化剤を含んでなる、請求の 範囲第22項に記載の自動車のエアバッグシステム。 25.ガス発生組成物の酸化剤が存在する燃料を完全に酸化するのに必要な酸 化剤の化学量論量の約0.5倍から約3倍の量で存在する、請求の範囲第22項 に記載の自動車のエアバッグシステム。 26.ガス発生組成物の酸化剤が存在する燃料を完全に酸化するのに必要な酸 化剤の化学量論量の約0.9倍から約2倍の量で存在する、請求の範囲第22項 に記載の自動車のエアバッグシステム。 27.被酸化性無機燃料が金属である、請求の範囲第22項に記載の自動車の エアバッグシステム。 28.被酸化性無機燃料が遷移金属である、請求の範囲第27項に記載の自動 車のエアバッグシステム。 29.被酸化性無機燃料がホウ素、ケイ素およびスズより成る群から選ばれる 、請求の範囲第22項に記載の自動車のエアバッグシステム。 30.被酸化性無機燃料がアルミニウムおよびマグネシウムより成る群から選 ばれる、請求の範囲第22項に記載の自動車のエアバッグシステム。 31.被酸化性無機燃料が周期率表の2、4、5、12、13、14および1 5群の中から選ばれる二種またはそれ以上の元素の金属間化合物若しくは合金で ある、請求の範囲第22項に記載の自動車のエアバッグシステム。 32.被酸化性無機燃料が遷移金属水素化物である、請求の範囲第22項に記 載の自動車のエアバッグシステム。 33.混成ガス発生システムを有する自動車のエアバッグシステムであって、 該混成ガス発生システムは次の: しぼんでいる膨脹性のエアバッグ; 該エアバッグを膨脹させるために該エアバッグに連結されているガス発生装置 ; 不活性ガスが入っている、破裂性開口を有する圧カタンク;および ガス発生組成物に点火するための手段 を含んでなり; 該ガス発生装置は高温の燃焼ガスを発生させ、かつ該破裂性開口を破裂させる ことができ;該ガス発生装置は、該圧力タンクとの関連で、高温の燃焼ガスが該 不活性ガスと混ざってそれを加熱するような構造に作られており;該ガス発生装 置は被酸化性無機燃料と、金属水酸化物、含水金属酸化物、金属酸化物・水和物 、金属酸化物・水酸化物およびそれらの混合物より成る群から選ばれる少くとも 一種の酸化剤とを含んでなるガス発生組成物を含んでおり;該被酸化性無機燃料 と酸化剤は水蒸気が該被酸化性無機燃料と該酸化剤との反応で生成する主要な気 体反応生成物となるように選ばれている、 上記の自動車のエアバッグシステム。 34.不活性ガスがアルゴンまたはヘリウムである、請求の範囲第33項に記 載の混成ガス発生システム。 35.ガス発生組成物が約2%から約50%の燃料と約50%から約98%の 酸化剤を含んでなる請求の範囲第33項に記載の混成ガス発生システム。 36.ガス発生組成物が約70%から約95%の酸化剤を含んでなる、請求の 範囲第33項に記載の混成ガス発生システム。 37.ガス発生組成物の酸化剤が、存在する燃料を完全に酸化するのに必要な 酸化剤の化学量論量の約0.5倍から約3倍の量で存在する、請求の範囲第33 項に記載の混成ガス発生システム。 38.ガス発生組成物の酸化剤が、存在する燃料を完全に酸化するために必要 な酸化剤の化学量論量の約0.9倍から約2倍の量で存在する、請求の範囲第3 3項に記載の混成ガス発生システム。 39.被酸化性無機燃料が金属である、請求の範囲第33項に記載の混成ガス 発生システム。 40.被酸化性無機燃料が遷移金属である、請求の範囲第33項に記載の混成 ガス発生システム。 41.被酸化性無機燃料がホウ素、ケイ素およびスズより成る群から選ばれる 、請求の範囲第33項に記載の混成ガス発生システム。 42.被酸化性無機燃料がアルミニウムおよびマグネシウムより成る群から選 ばれる、請求の範囲第33項に記載の混成ガス発生システム。 43.被酸化性無機燃料が周期率表の2、4、5、12、13および14群の 中から選ばれる二種またはそれ以上の元素の金属間化合物若しくは合金である、 請求の範囲第33項に記載の混成ガス発生システム。 44.被酸化性無機燃料が遷移金属水素化物である、請求の範囲第34項に記 載の混成ガス発生システム。 45.元素状ホウ素とCu(OH)2 を含む混合物を含んでなり、水蒸気が該 元素状ホウ素と該Cu(OH)2 との反応で生成する主要気体反応生成物である 、固体のガス発生組成物。 46.エアバッグ・システムを有する、補助束縛システムを備えた乗り物であ って、該エアバッグ・システムは次の: しぼんでいる膨脹性のエアバッグ、 被酸化性無機燃料と、金属水酸化物、含水金属酸化物、金属酸化物・水和物、 金属酸化物・水酸化物およびそれらの混合物より成る群から選ばれる少くとも一 種の酸化剤とを含んでなるガス発生組成物であって、該被酸化性無機燃料と酸化 剤は水蒸気が該被酸化性無機燃料と該酸化剤との反応で生成する主要な気体反応 生成物となるように選ばれている該ガス発生組成物を含んでいる、該エアバッグ を膨脹させるために該エアバッグに連結されているガス発生装置;および 該ガス発生組成物に点火する手段 を含んでなる、上記の補助束縛システムを備えた乗り物。 47.エアバッグシステムを含んでなる補助束縛システムを備えた乗り物であ って、該エアバッグシステムは次の: しぼんでいる膨脹性のエアバッグ; 該エアバッグに連結されているガス発生装置; 不活性ガスが入っている、破裂性開口を有する圧力タンク;および ガス発生組成物に点火するための手段 を含み; 該ガス発生装置は高温の燃焼ガスを発生させ、かつ該破裂性開口を破裂させる ことができ;該ガス発生装置は、該圧力タンクとの関連で、高温の燃焼ガスが該 不活性ガスと混ざってそれを加熱するような構造に作られており;該ガス発生組 成物は被酸化性の無機燃料と、金属水酸化物、含水金属酸化物、金属酸化物・水 和物、金属酸化物・水酸化物およびそれらの混合物より成る群から選ばれる少く とも一種の酸化剤とを含んでなり、該被酸化性無機燃料と酸化剤は水蒸気が該被 酸化性無機燃料と該酸化剤との反応で生成する主要な気体反応生成物となるよう に選ばれている、 上記の補助束縛システムを備えた乗り物。
JP7506423A 1993-08-10 1994-07-14 ガス発生剤として用いるテルミット組成物 Ceased JPH09501392A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/103,768 1993-08-10
US08/103,768 US5439537A (en) 1993-08-10 1993-08-10 Thermite compositions for use as gas generants
PCT/US1994/008098 WO1995004610A1 (en) 1993-08-10 1994-07-14 Thermite compositions for use as gas generants

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09501392A true JPH09501392A (ja) 1997-02-10

Family

ID=22296948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7506423A Ceased JPH09501392A (ja) 1993-08-10 1994-07-14 ガス発生剤として用いるテルミット組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5439537A (ja)
EP (1) EP0710195A4 (ja)
JP (1) JPH09501392A (ja)
AU (1) AU7337694A (ja)
CA (1) CA2167389C (ja)
WO (1) WO1995004610A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005119926A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Daicel Chem Ind Ltd ガス発生剤組成物
JP2006076824A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Daicel Chem Ind Ltd ガス発生剤組成物
JP2006219342A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Daicel Chem Ind Ltd ガス発生剤組成物
US8137771B2 (en) 2004-09-09 2012-03-20 Daicel Chemical Industries, Ltd. Gas generating composition

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07232613A (ja) * 1993-12-28 1995-09-05 Nippon Kayaku Co Ltd エアバッグ用ガス発生器およびスクイブ
US5725699A (en) * 1994-01-19 1998-03-10 Thiokol Corporation Metal complexes for use as gas generants
US20050067074A1 (en) * 1994-01-19 2005-03-31 Hinshaw Jerald C. Metal complexes for use as gas generants
US6969435B1 (en) * 1994-01-19 2005-11-29 Alliant Techsystems Inc. Metal complexes for use as gas generants
US5630618A (en) * 1994-03-18 1997-05-20 Oea, Inc. Hybrid inflator with a valve
US5821448A (en) * 1994-03-18 1998-10-13 Oea, Inc. Compact hybrid inflator
US5616883A (en) * 1994-03-18 1997-04-01 Oea, Inc. Hybrid inflator and related propellants
US5602361A (en) * 1994-03-18 1997-02-11 Oea, Inc. Hybrid inflator
US5711546A (en) * 1994-03-18 1998-01-27 Oea, Inc. Hybrid inflator with coaxial chamber
US6860951B2 (en) * 1995-03-10 2005-03-01 Talley Defense Systems, Inc. Gas generating compositions
US5780768A (en) * 1995-03-10 1998-07-14 Talley Defense Systems, Inc. Gas generating compositions
US6235132B1 (en) 1995-03-10 2001-05-22 Talley Defense Systems, Inc. Gas generating compositions
US5650590A (en) * 1995-09-25 1997-07-22 Morton International, Inc. Consolidated thermite compositions
US5668345A (en) * 1995-10-19 1997-09-16 Morton International, Inc. Airbag inflators employing coated porous substrates
US5783105A (en) * 1995-11-09 1998-07-21 Nellcor Puritan Bennett Oxygen generating compositions
US6289814B1 (en) 1996-04-15 2001-09-18 Autoliv Asp, Inc. Heat source for airbag inflation gas generation via a dissociating material
US6117254A (en) * 1998-02-20 2000-09-12 Autoliv Asp, Inc. Initiator for airbag inflation gas generation via dissociation
US5959242A (en) * 1996-05-14 1999-09-28 Talley Defense Systems, Inc. Autoignition composition
US6221187B1 (en) 1996-05-14 2001-04-24 Talley Defense Systems, Inc. Method of safely initiating combustion of a gas generant composition using an autoignition composition
US6101947A (en) * 1996-05-14 2000-08-15 Talley Defense Systems, Inc. Method of safety initiating combustion of a gas generant composition using autoignition composition
US5763821A (en) * 1996-05-17 1998-06-09 Atlantic Research Corporation Autoignition propellant containing superfine iron oxide
US5847315A (en) * 1996-11-29 1998-12-08 Ecotech Solid solution vehicle airbag clean gas generator propellant
JP4409632B2 (ja) * 1996-12-28 2010-02-03 日本化薬株式会社 エアバッグ用ガス発生剤
US6214138B1 (en) 1997-08-18 2001-04-10 Breed Automotive Technology, Inc. Ignition enhancer composition for an airbag inflator
US6019861A (en) * 1997-10-07 2000-02-01 Breed Automotive Technology, Inc. Gas generating compositions containing phase stabilized ammonium nitrate
JP4242520B2 (ja) * 1999-01-21 2009-03-25 オートリブ株式会社 シートベルト装置
US6132480A (en) * 1999-04-22 2000-10-17 Autoliv Asp, Inc. Gas forming igniter composition for a gas generant
US6258188B1 (en) * 1999-10-12 2001-07-10 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Solid fuel gas generator for ducted rocket engine
US6277296B1 (en) 1999-11-30 2001-08-21 Atlantic Research Corporation Fire suppressant compositions
DE20010154U1 (de) 2000-06-07 2000-09-07 TRW Airbag Systems GmbH & Co. KG, 84544 Aschau Anzündmischung zur Verwendung in Gasgeneratoren
US6605167B1 (en) 2000-09-01 2003-08-12 Trw Inc. Autoignition material for a vehicle occupant protection apparatus
ITMI20010068A1 (it) * 2001-01-16 2002-07-16 Getters Spa Sistemi per la conversione di acqua in gas non ossidanti e dispositivi elettronici che li contengono
US6679960B2 (en) 2001-04-25 2004-01-20 Lockheed Martin Corporation Energy dense explosives
JP2003182507A (ja) * 2001-12-25 2003-07-03 Takata Corp イニシエータ及びガス発生器
US7494705B1 (en) * 2003-01-15 2009-02-24 Lockheed Martin Corporation Hydride based nano-structured energy dense energetic materials
US20050098246A1 (en) * 2003-11-07 2005-05-12 Mendenhall Ivan V. Burn rate enhancement via metal aminotetrazole hydroxides
US20050115721A1 (en) 2003-12-02 2005-06-02 Blau Reed J. Man-rated fire suppression system
US7337856B2 (en) * 2003-12-02 2008-03-04 Alliant Techsystems Inc. Method and apparatus for suppression of fires
US8414718B2 (en) * 2004-01-14 2013-04-09 Lockheed Martin Corporation Energetic material composition
US7350819B2 (en) * 2004-11-17 2008-04-01 Automotive Systems Laboratory, Inc. Pretensioner
US7829157B2 (en) 2006-04-07 2010-11-09 Lockheed Martin Corporation Methods of making multilayered, hydrogen-containing thermite structures
US8250985B2 (en) 2006-06-06 2012-08-28 Lockheed Martin Corporation Structural metallic binders for reactive fragmentation weapons
US7886668B2 (en) * 2006-06-06 2011-02-15 Lockheed Martin Corporation Metal matrix composite energetic structures
FR2905882B1 (fr) * 2006-09-14 2008-10-31 Saint Louis Inst Procede de fabrication de micro et/ou nanothermites et nanothermites associees.
JP5179838B2 (ja) * 2007-11-08 2013-04-10 日本工機株式会社 非火薬ガス発生器及びこれを用いた携行型拘束網展開装置
US8672348B2 (en) * 2009-06-04 2014-03-18 Alliant Techsystems Inc. Gas-generating devices with grain-retention structures and related methods and systems
US8939225B2 (en) 2010-10-07 2015-01-27 Alliant Techsystems Inc. Inflator-based fire suppression
US8616128B2 (en) 2011-10-06 2013-12-31 Alliant Techsystems Inc. Gas generator
WO2013052052A1 (en) 2011-10-06 2013-04-11 Alliant Techsystems Inc. Gas generator and method of gas generation
US8967284B2 (en) 2011-10-06 2015-03-03 Alliant Techsystems Inc. Liquid-augmented, generated-gas fire suppression systems and related methods
JP6216319B2 (ja) 2011-10-06 2017-10-18 オーバイタル・エイティーケイ・インコーポレイテッド 液体増強式、ガス発生式消火システムおよび関連の方法
US9739584B2 (en) * 2014-04-24 2017-08-22 Physics Optics Corporation Projectile tracer

Family Cites Families (141)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US147871A (en) * 1874-02-24 Improvement in cartridges for ordnance
US2483803A (en) * 1946-11-22 1949-10-04 Norton Co High-pressure and high-temperature test apparatus
US3010815A (en) * 1956-05-04 1961-11-28 Pierce Firth Monofuel for underwater steam propulsion
US2981616A (en) * 1956-10-01 1961-04-25 North American Aviation Inc Gas generator grain
US3122462A (en) * 1961-11-24 1964-02-25 Martin H Kaufman Novel pyrotechnics
US3933543A (en) * 1964-01-15 1976-01-20 Atlantic Research Corporation Propellant compositions containing a staple metal fuel
US3405068A (en) * 1965-04-26 1968-10-08 Mine Safety Appliances Co Gas generation
US3797238A (en) * 1965-06-04 1974-03-19 United Aircraft Corp Solid hypergolic propellant systems
US3447955A (en) * 1965-09-22 1969-06-03 Shell Oil Co Process for sealing cement concrete surfaces
US3450414A (en) * 1965-11-06 1969-06-17 Gic Kk Safety device for vehicle passengers
US3833432A (en) * 1970-02-11 1974-09-03 Us Navy Sodium azide gas generating solid propellant with fluorocarbon binder
US3674059A (en) * 1970-10-19 1972-07-04 Allied Chem Method and apparatus for filling vehicle gas bags
US3711115A (en) * 1970-11-24 1973-01-16 Allied Chem Pyrotechnic gas generator
US3733088A (en) * 1971-04-09 1973-05-15 Allied Chem Vehicle passenger restraint system
US3723205A (en) * 1971-05-07 1973-03-27 Susquehanna Corp Gas generating composition with polyvinyl chloride binder
US3787074A (en) * 1971-05-28 1974-01-22 Allied Chem Multiple pyro system
US3773351A (en) * 1971-08-02 1973-11-20 Timmerman H Gas generator
US3862866A (en) * 1971-08-02 1975-01-28 Specialty Products Dev Corp Gas generator composition and method
US3814694A (en) * 1971-08-09 1974-06-04 Aerojet General Co Non-toxic gas generation
US4157648A (en) * 1971-11-17 1979-06-12 The Dow Chemical Company Composition and method for inflation of passive restraint systems
US3779823A (en) * 1971-11-18 1973-12-18 R Price Abrasion resistant gas generating compositions for use in inflating safety crash bags
US3950009A (en) * 1972-02-08 1976-04-13 Allied Chemical Corporation Pyrotechnic formulation
US3775182A (en) * 1972-02-25 1973-11-27 Du Pont Tubular electrochemical cell with coiled electrodes and compressed central spindle
US3964255A (en) * 1972-03-13 1976-06-22 Specialty Products Development Corporation Method of inflating an automobile passenger restraint bag
US3837942A (en) * 1972-03-13 1974-09-24 Specialty Prod Dev Corp Low temperature gas generating compositions and methods
US3910805A (en) * 1972-03-13 1975-10-07 Specialty Products Dev Corp Low temperature gas generating compositions
US3773352A (en) * 1972-03-30 1973-11-20 D Radke Multiple ignition system for air cushion gas supply
US3833029A (en) * 1972-04-21 1974-09-03 Kidde & Co Walter Method and apparatus for generating gaseous mixtures for inflatable devices
US3827715A (en) * 1972-04-28 1974-08-06 Specialty Prod Dev Corp Pyrotechnic gas generator with homogenous separator phase
US3806461A (en) * 1972-05-09 1974-04-23 Thiokol Chemical Corp Gas generating compositions for inflating safety crash bags
US3895098A (en) * 1972-05-31 1975-07-15 Talley Industries Method and composition for generating nitrogen gas
US3880595A (en) * 1972-06-08 1975-04-29 Hubert G Timmerman Gas generating compositions and apparatus
US3902934A (en) * 1972-06-08 1975-09-02 Specialty Products Dev Corp Gas generating compositions
US3785149A (en) * 1972-06-08 1974-01-15 Specialty Prod Dev Corp Method for filling a bag with water vapor and carbon dioxide gas
GB1391310A (en) * 1972-07-24 1975-04-23 Canadian Ind Gas generating compositions
DE2236175C3 (de) * 1972-07-24 1975-07-10 Bayern-Chemie Gesellschaft Fuer Flugchemische Antriebe Mbh, 8261 Aschau Treibmittel zur Erzeugung ungiftiger Treibgase
US3810655A (en) * 1972-08-21 1974-05-14 Gen Motors Corp Gas generator with liquid phase cooling
US3868124A (en) * 1972-09-05 1975-02-25 Olin Corp Inflating device for use with vehicle safety systems
US3773947A (en) * 1972-10-13 1973-11-20 Us Navy Process of generating nitrogen using metal azide
FR2228043B1 (ja) * 1972-10-17 1977-03-04 Poudres & Explosifs Ste Nale
US3791302A (en) * 1972-11-10 1974-02-12 Leod I Mc Method and apparatus for indirect electrical ignition of combustible powders
JPS4988770A (ja) * 1972-12-26 1974-08-24
US3880447A (en) * 1973-05-16 1975-04-29 Rocket Research Corp Crash restraint inflator for steering wheel assembly
US3897205A (en) * 1973-07-06 1975-07-29 Us Agriculture Fireproofing cellulose textiles with tetrakis (hydroxymethyl) phosphonium chloride and aniline
US3936330A (en) * 1973-08-08 1976-02-03 The Dow Chemical Company Composition and method for inflation of passive restraint systems
US3931040A (en) * 1973-08-09 1976-01-06 United Technologies Corporation Gas generating composition
US3912562A (en) * 1973-09-10 1975-10-14 Allied Chem Low temperature gas generator propellant
US3901747A (en) * 1973-09-10 1975-08-26 Allied Chem Pyrotechnic composition with combined binder-coolant
US3971729A (en) * 1973-09-14 1976-07-27 Specialty Products Development Corporation Preparation of gas generation grain
DE2350244A1 (de) * 1973-10-03 1975-04-10 Mannesmann Ag Kohlenstoffreies giesspulver fuer strang- und kokillenguss
GB1443547A (en) * 1973-12-17 1976-07-21 Canadian Ind Metal oxide/azide gas generating compositions
DE2551921A1 (de) * 1974-11-29 1976-08-12 Eaton Corp Gaserzeugendes azid-verbindungsgemisch
US3934984A (en) * 1975-01-10 1976-01-27 Olin Corporation Gas generator
GB1520497A (en) * 1975-04-23 1978-08-09 Daicel Ltd Gas-generating agent for air bag
US4141734A (en) * 1975-09-11 1979-02-27 Ciba-Geiby Ag Photographic developing process
SE7703125L (sv) * 1976-03-29 1977-09-30 Allied Chem Pyroteknisk uppblasningsanordning
US4114591A (en) * 1977-01-10 1978-09-19 Hiroshi Nakagawa Exothermic metallic composition
US4152891A (en) * 1977-10-11 1979-05-08 Allied Chemical Corporation Pyrotechnic composition and method of inflating an inflatable automobile safety restraint
US4128996A (en) * 1977-12-05 1978-12-12 Allied Chemical Corporation Chlorite containing pyrotechnic composition and method of inflating an inflatable automobile safety restraint
US4214438A (en) * 1978-02-03 1980-07-29 Allied Chemical Corporation Pyrotechnic composition and method of inflating an inflatable device
US4306499A (en) * 1978-04-03 1981-12-22 Thiokol Corporation Electric safety squib
US4244758A (en) * 1978-05-15 1981-01-13 Allied Chemical Corporation Ignition enhancer coating compositions for azide propellant
US4238253A (en) * 1978-05-15 1980-12-09 Allied Chemical Corporation Starch as fuel in gas generating compositions
US4339288A (en) * 1978-05-16 1982-07-13 Peter Stang Gas generating composition
US4203786A (en) * 1978-06-08 1980-05-20 Allied Chemical Corporation Polyethylene binder for pyrotechnic composition
US4179327A (en) * 1978-07-13 1979-12-18 Allied Chemical Corporation Process for coating pyrotechnic materials
US4246051A (en) * 1978-09-15 1981-01-20 Allied Chemical Corporation Pyrotechnic coating composition
US4213635A (en) * 1978-11-13 1980-07-22 Toyota Kodosha Kogyo Kabushiki Kaisha Two-stage air bag system
US4203787A (en) * 1978-12-18 1980-05-20 Thiokol Corporation Pelletizable, rapid and cool burning solid nitrogen gas generant
US4407119A (en) * 1979-05-04 1983-10-04 Thiokol Corporation Gas generator method for producing cool effluent gases with reduced hydrogen cyanide content
US4298412A (en) * 1979-05-04 1981-11-03 Thiokol Corporation Gas generator composition for producing cool effluent gases with reduced hydrogen cyanide content
US4533416A (en) * 1979-11-07 1985-08-06 Rockcor, Inc. Pelletizable propellant
US4390380A (en) * 1980-03-31 1983-06-28 Camp Albert T Coated azide gas generating composition
CA1146756A (en) * 1980-06-20 1983-05-24 Lechoslaw A.M. Utracki Multi-ingredient gas generants
US4352397A (en) * 1980-10-03 1982-10-05 Jet Research Center, Inc. Methods, apparatus and pyrotechnic compositions for severing conduits
US4370930A (en) * 1980-12-29 1983-02-01 Ford Motor Company End cap for a propellant container
US4414902A (en) * 1980-12-29 1983-11-15 Ford Motor Company Container for gas generating propellant
US4369079A (en) * 1980-12-31 1983-01-18 Thiokol Corporation Solid non-azide nitrogen gas generant compositions
US4370181A (en) * 1980-12-31 1983-01-25 Thiokol Corporation Pyrotechnic non-azide gas generants based on a non-hydrogen containing tetrazole compound
US4590860A (en) * 1981-07-27 1986-05-27 United Technologies Corporation Constant pressure end burning gas generator
US4484960A (en) * 1983-02-25 1984-11-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company High-temperature-stable ignition powder
US4547342A (en) * 1984-04-02 1985-10-15 Morton Thiokol, Inc. Light weight welded aluminum inflator
US4547235A (en) * 1984-06-14 1985-10-15 Morton Thiokol, Inc. Gas generant for air bag inflators
FR2569686B1 (fr) * 1984-09-05 1986-11-21 Poudres & Explosifs Ste Nale Generateur de gaz ultrarapide a securite renforcee
US4578247A (en) * 1984-10-29 1986-03-25 Morton Thiokol, Inc. Minimum bulk, light weight welded aluminum inflator
US4604151A (en) * 1985-01-30 1986-08-05 Talley Defense Systems, Inc. Method and compositions for generating nitrogen gas
US4664033A (en) * 1985-03-22 1987-05-12 Explosive Technology, Inc. Pyrotechnic/explosive initiator
US4699400A (en) * 1985-07-02 1987-10-13 Morton Thiokol, Inc. Inflator and remote sensor with through bulkhead initiator
US4798142A (en) * 1986-08-18 1989-01-17 Morton Thiokol, Inc. Rapid buring propellant charge for automobile air bag inflators, rocket motors, and igniters therefor
US5024160A (en) 1986-08-18 1991-06-18 Thiokol Corporation Rapid burning propellant charge for automobile air bag inflators, rocket motors, and igniters therefor
US5062365A (en) 1986-08-18 1991-11-05 Thiokol Corporation Rapid burning propellent charge for automobile air bag inflators, rocket motors, and igniters therefor
US4696705A (en) * 1986-12-24 1987-09-29 Trw Automotive Products, Inc. Gas generating material
US4698107A (en) * 1986-12-24 1987-10-06 Trw Automotive Products, Inc. Gas generating material
JPH0737356B2 (ja) 1987-02-10 1995-04-26 日本工機株式会社 エアバツク展開用ガス発生装置
JPH0729868B2 (ja) * 1987-02-10 1995-04-05 日本工機株式会社 エアバツク展開用ガス発生装置
JPH0737357B2 (ja) * 1987-03-10 1995-04-26 日本工機株式会社 ガス発生剤組成物
US4734141A (en) * 1987-03-27 1988-03-29 Hercules Incorporated Crash bag propellant compositions for generating high quality nitrogen gas
USH464H (en) * 1987-04-09 1988-05-03 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Metal hydride explosive system
DE3742656A1 (de) * 1987-05-22 1988-12-08 Dynamit Nobel Ag Gaserzeuger fuer einen airbag
US4758287A (en) * 1987-06-15 1988-07-19 Talley Industries, Inc. Porous propellant grain and method of making same
DE3733177C1 (de) * 1987-10-01 1989-05-11 Bayern Chemie Gmbh Flugchemie Gaserzeugende Masse
DE3733176A1 (de) * 1987-10-01 1989-04-13 Bayern Chemie Gmbh Flugchemie Gaserzeugende masse
DE3738436C1 (de) 1987-11-12 1988-11-24 Bayern Chemie Gmbh Flugchemie Elektrische Anzuendeinrichtung
US4806180A (en) * 1987-12-10 1989-02-21 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Gas generating material
US4890860A (en) * 1988-01-13 1990-01-02 Morton Thiokol, Inc. Wafer grain gas generator
US4982664A (en) 1988-01-22 1991-01-08 Peter Norton Crash sensor with snap disk release mechanism for stabbing primer
GB2227552B (en) 1988-11-24 1992-12-09 Autoliv Dev Improvements in or relating to a gas generator
US4948439A (en) 1988-12-02 1990-08-14 Automotive Systems Laboratory, Inc. Composition and process for inflating a safety crash bag
US4909549A (en) * 1988-12-02 1990-03-20 Automotive Systems Laboratory, Inc. Composition and process for inflating a safety crash bag
US5062367A (en) 1988-12-05 1991-11-05 Nippon Koki, Co., Ltd. Air bag inflation gas generator
DE3842145A1 (de) 1988-12-15 1990-06-28 Bayern Chemie Gmbh Flugchemie Gasgenerator, insbesondere fuer den aufblasbaren schutzsack eines aufprallschutzsystems fuer fahrzeuginsassen
US5005486A (en) 1989-02-03 1991-04-09 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Igniter for airbag propellant grains
US5015309A (en) 1989-05-04 1991-05-14 Morton International, Inc. Gas generant compositions containing salts of 5-nitrobarbituric acid, salts of nitroorotic acid, or 5-nitrouracil
US5290060A (en) * 1992-12-14 1994-03-01 Morton International, Inc. Hybrid gas generator for air bag inflatable restraint systems
US4950458A (en) 1989-06-22 1990-08-21 Morton International, Inc. Passenger automotive restraint generator
US4931111A (en) 1989-11-06 1990-06-05 Automotive Systems Laboratory, Inc. Azide gas generating composition for inflatable devices
US5033390A (en) 1989-11-13 1991-07-23 Morton International, Inc. Trilevel performance gas generator
US4931112A (en) 1989-11-20 1990-06-05 Morton International, Inc. Gas generating compositions containing nitrotriazalone
US5052817A (en) 1989-11-30 1991-10-01 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Ignitability test method and apparatus
US4981534B1 (en) 1990-03-07 1997-02-04 Atlantic Res Corp Occupant restraint system and composition useful therein
US4998751A (en) 1990-03-26 1991-03-12 Morton International, Inc. Two-stage automotive gas bag inflator using igniter material to delay second stage ignition
US4963203A (en) 1990-03-29 1990-10-16 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy High- and low-temperature-stable thermite composition for producing high-pressure, high-velocity gases
US5022674A (en) 1990-04-05 1991-06-11 Bendix Atlantic Inflator Company Dual pyrotechnic hybrid inflator
US5031932A (en) 1990-04-05 1991-07-16 Frantom Richard L Single pyrotechnic hybrid inflator
US5046429A (en) 1990-04-27 1991-09-10 Talley Automotive Products, Inc. Ignition material packet assembly
US5074940A (en) 1990-06-19 1991-12-24 Nippon Oil And Fats Co., Ltd. Composition for gas generating
US5089069A (en) 1990-06-22 1992-02-18 Breed Automotive Technology, Inc. Gas generating composition for air bags
US5098597A (en) 1990-06-29 1992-03-24 Olin Corporation Continuous process for the production of azide salts
US5060973A (en) 1990-07-23 1991-10-29 General Electric Company Liquid propellant inflator for vehicle occupant restraint apparatus
US5019220A (en) 1990-08-06 1991-05-28 Morton International, Inc. Process for making an enhanced thermal and ignition stability azide gas generant
US5212343A (en) 1990-08-27 1993-05-18 Martin Marietta Corporation Water reactive method with delayed explosion
US5015311A (en) 1990-10-05 1991-05-14 Breed Automotive Technology, Inc. Primary/detonator compositions suitable for use in copper cups
US5019192A (en) 1990-10-05 1991-05-28 Breed Automotive Technology, Inc. Primary/detonator compositions suitable for use in aluminum cups
US5043030A (en) 1990-10-05 1991-08-27 Breed Automotive Technology, Inc. Stab initiator
US5035757A (en) 1990-10-25 1991-07-30 Automotive Systems Laboratory, Inc. Azide-free gas generant composition with easily filterable combustion products
US5076607A (en) * 1990-11-27 1991-12-31 Bendix Atlantic Inflator Co. Hybrid inflator
US5100174A (en) 1990-12-18 1992-03-31 Trw, Inc. Auto ignition package for an air bag inflator
US5100172A (en) 1991-04-12 1992-03-31 Automotive Systems Laboratory, Inc. Inflator module
US5104466A (en) 1991-04-16 1992-04-14 Morton International, Inc. Nitrogen gas generator
US5073273A (en) 1991-05-22 1991-12-17 Trw Vehicle Safety Systems, Inc. Treatment of azide containing waste
US5308108A (en) * 1992-10-26 1994-05-03 Allied-Signal Inc. Manifold or retainer for a gas generator

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005119926A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Daicel Chem Ind Ltd ガス発生剤組成物
JP2006076824A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Daicel Chem Ind Ltd ガス発生剤組成物
JP4610266B2 (ja) * 2004-09-09 2011-01-12 ダイセル化学工業株式会社 ガス発生剤組成物
US8137771B2 (en) 2004-09-09 2012-03-20 Daicel Chemical Industries, Ltd. Gas generating composition
JP2006219342A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Daicel Chem Ind Ltd ガス発生剤組成物
JP4627662B2 (ja) * 2005-02-10 2011-02-09 ダイセル化学工業株式会社 ガス発生剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
CA2167389A1 (en) 1995-02-16
EP0710195A1 (en) 1996-05-08
US5439537A (en) 1995-08-08
CA2167389C (en) 1999-04-20
WO1995004610A1 (en) 1995-02-16
AU7337694A (en) 1995-02-28
EP0710195A4 (en) 1998-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09501392A (ja) ガス発生剤として用いるテルミット組成物
US5429691A (en) Thermite compositions for use as gas generants comprising basic metal carbonates and/or basic metal nitrates
JP4308232B2 (ja) ガス発生剤として用いる金属錯体
EP0428242B1 (en) Azide gas generating composition for inflatable devices
US5500059A (en) Anhydrous 5-aminotetrazole gas generant compositions and methods of preparation
US5197758A (en) Non-azide gas generant formulation, method, and apparatus
KR100554257B1 (ko) 기체발생제용금속착물
US6605233B2 (en) Gas generant composition with coolant
JPH0725632B2 (ja) 衝撃吸収安全バッグ膨張法
MXPA98000736A (en) Metal complexes to be used as generators of
AU3959997A (en) Metal complexes for use as gas generants
JPH02225159A (ja) 安全防護袋を膨らませる方法
JP2003504293A (ja) ガス発生組成物
US5160386A (en) Gas generant formulations containing poly(nitrito) metal complexes as oxidants and method
US5401340A (en) Borohydride fuels in gas generant compositions
US6589375B2 (en) Low solids gas generant having a low flame temperature
JP3952424B2 (ja) ガス発生剤組成物
WO1995018780A1 (en) Non-azide gas generant compositions containing dicyanamide salts
KR20010041919A (ko) 가스 발생기용 추진제
US6277221B1 (en) Propellant compositions with salts and complexes of lanthanide and rare earth elements
JP3820598B2 (ja) ガス発生剤

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040629

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20041122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050125