JPH09500501A - 伝送線からの電力を伝送線上のノードに結合する電力結合器 - Google Patents

伝送線からの電力を伝送線上のノードに結合する電力結合器

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JPH09500501A
JPH09500501A JP7504527A JP50452795A JPH09500501A JP H09500501 A JPH09500501 A JP H09500501A JP 7504527 A JP7504527 A JP 7504527A JP 50452795 A JP50452795 A JP 50452795A JP H09500501 A JPH09500501 A JP H09500501A
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バウマン,ドナルド・ディ
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エシャロン・コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 撚り線対(20、22)などの2導体伝送線ネットワーク自体からそのネットワークのノードへの直流電力供給が、ネットワークにおける信号レベルの大きな低下なしに、またはネットワークから信号を受信し、もしくはネットワークへ信号を送信するノードの性能を妨害せずに、可能になるように、ノードをネットワークに接続するためのノード電力分離器。電力分離器(26a、26b)を通る電流の流れは各伝送線(20、22)と直列にノード接続部に結合されているトランジスタ(34)を通る。そのトランジスタ(34)のベース−エミッタ間電圧は、その両端間に接続されているコンデンサ(40)によって直接に、または別のトランジスタ(42)のベースとエミッタの間に接続されているコンデンサ(48)を有する別の回路によって、あるいはその両方によって、当該の信号周波数でほぼ一定となるようにクランプされる。種々の実施形態を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 伝送線からの電力を伝送線上のノードに結合する電力結合器 発明の背景 1.発明の分野 本発明はトランシーバおよびトランシーバ・モジュール、とくに撚り線対と知 能セルの間のインタフェースを行い、かつデータ伝送媒体を介しての電力分配を 行うトランシーバおよびトランシーバ・モジュールに関するものである。 2.従来技術 米国特許第4918690号に記載されているネットワークなど、検出、通信 および制御を行う分散型知能ネットワークが知られている。このネットワークは 複数のノードを備え、各ノードは、セルと、撚り線対などの共通媒体に接続され たトランシーバを含む。 そのようなネットワーク用のトランシーバおよび関連する部品が米国特許第5 148144号およびEchelon Corporationによって199 1年8月に出版された「ニューロン・チップによる撚り線対トランシーバを実現 する(Implementing Twisted−Pair Transce ivers with Neuron Chips)」と題する出版物に記載さ れている。 本明細書を読むにつれてわかるように、本発明は、ノードを撚り線対伝送線に 接続できるようにして、それに対する直流と低周波の低インピーダンスの結合を 行い、それによって、伝送線からノードへの電力供給を直接行えるようにすると 同時に、データ伝送の周波数帯における線のインピーダンスを高くして、伝送線 に大きな負荷をかけず、かつ伝送線とノードの間でデータの交流結合を行えるよ うにするものである。発明の簡単な概要 ネットワークにおける信号レベルの大きな低下なしに、またはネットワークか ら信号を受信し、もしくはネットワークへ信号を送信するノードの性能を妨害せ ずに、ネットワーク自体からそのネットワークのノードへの直流電力供給ができ るように、撚り線対などの2導体伝送線ネットワークのノードをネットワークに 接続するためのノード電力分離器。電力分離器を通る電流の流れは各伝送線と直 列にノード接続部に結合されているトランジスタを通る。そのトランジスタのベ ース−エミッタ間電圧は、その両端間に接続されているコンデンサによって直接 に、または別のトランジスタのベースとエミッタの間に接続されているコンデン サを有する別の回路によって、あるいはその両方によって、当該の信号周波数で ほぼ一定となるようにクランプされる。種々の実施形態を開示する。図面の簡単な説明 第1図は本発明を使用することを意図する環境を示すブロック図である。 第2図は第1図の極性ブリッジ24の回路図である。 第3図はツェナーダイオードに非常に似た動作をするように接続されたNPN トランジスタを示す回路図である。 第4図は第3図の回路の直流電圧−電流特性を示す曲線である。 第5図はコンデンサを付加した第3図の回路図である。 第6図は、第5図の回路のダイナミック・インピーダンスの周波数による変化 を示すグラフである。 第7図は、本発明のトランジスタ部の縦続接続を示す回路図である。 第8図は、各導電型のトランジスタを1つ使用する、第7図の回路に類似する 2トランジスタ回路を示す図である。 第9図は、第8図の回路をもう1セクションだけ拡張した回路図である。 第10図は、本発明のノード電力分離器の低インピーダンスを、ほぼ500H zまでは十分に低く保ち、約5KHzで高ダイナミック・インピーダンス特性へ と比較的完全にシフトさせ、少なくとも150KHzまではその高ダイナミック ・インピーダンス・レベルを維持することが望まれる、本発明の意図する用途に おける本発明の所望の性能を示す曲線である。 第11図は、逆導体型のトランジスタで実現した第9図の回路図である。 第12図は、ソース電源64を介した伝送線20と22へのソース電源の結合 を示すブロック図である。発明の詳細な説明 本発明を使用することを意図する環境を示す第1図をまず参照する。そこに示 すように、一対のネットワーク線20、22、典型的には簡単な撚り線対が極性 ブリッジ24に接続されている。ただし、他の形式の導体対も使用できる。ネッ トワーク線20、22の間に直流電圧が加えられている。ネットワークでデータ を伝送している間は、交流データ伝送信号がそれに重畳される。好適な実施形態 においては、42ボルトの直流電圧がネットワーク内部のある場所で線20と2 2の間に維持されるが、第1図に表されているような任意の特定のノード場所で は、ネットワーク上の負荷のために、直流電圧がいくらか低くなることがある。 同様に、線における交流信号レベルは、250ミリボルトRMS程度であるが、 やはり任意の特定のノードでは、交流信号レベルは、線の長さ、線におけるノー ドの数、特定のノードに伝送するノードの相対位置などに応じて、かなりの量だ け低くなることがある。 一般に、線20と22の間に印加される交流信号は差分信号であって、1つの 線における信号部分が他の線における信号部分と等しく、位相が逆であるので、 受信ノードにおいて線間の交流電圧の差としてそれを検出できる。各ノードにお ける受信器は、両方の線上に等しく同位相で加えられるノイズの影響を比較的受 けにくいため、これによって同相分除去性能が高くなる。 極性ブリッジ24は第2図に示すように単なる全ダイオード・ブリッジである 。これによって、極性には無関係に各ノードをネットワークに接続できる。極性 ブリッジの出力の正側と負側がノード電力分離器26に接続され、極性ブリッジ の正出力端子は正側ノード電力分離器26aに接続され、極性ブリッジ24の負 出力端子は負側ノード電力分離器26bに接続される。ノード電力分離器は直流 −直流変換器28に接続される。その詳細については後で説明する。これはノー ド電力分離器の直流電圧出力を、トランシーバ30と、おそらく、各種のセンサ な どのノードに関連するその他の機器等を動作させるために、通常は5ボルトまで 逓減する。 ネットワーク線20、22との間で信号をやり取りするために、トランシーバ 30はコンデンサ32を介して伝送線に結合される。極性ブリッジ24は、極性 ブリッジの出力における交流負荷に応じて2本のネットワーク線の間に交流負荷 をかけるので、同一の構成であることが好ましいノード電力分離器26aと26 bは、直流−直流変換器28に直流電力を好ましくはネットワーク線自体のイン ピーダンスより著しく高くないインピーダンスで結合することが重要である。同 時に少なくとも該当する信号周波数範囲内で、極性ブリッジ24の出力に対して 高い交流インピーダンスを与えることが重要である。好適な実施形態においては 、信号周波数は約5KHzないし150KHzの帯域内である。なお、このよう なネットワークの詳細は、本発明の譲受人に譲渡された1993年4月20日出 願の「撚り線対と知能セルの間でインタフェースするための方法および装置(M ethod & Apparatus for Interfacing Be tween a Twisted Pair and an Intellig ent Cell)」と題する同時係属の米国特許出願第08/049534号 に開示されている。 次に第3図を参照する。この図には、コレクタとベースの間に抵抗36が接続 され、ベースとエミッタの間に第2の抵抗38が接続されているNPNトランジ スタ34が示されている。一般に、トランジスタの両端間の電圧差VA−VB(正 であると仮定する。VAは回路の正側、VBは回路の負側)が、トランジスタのベ ースを電圧VBE、シリコン・トランジスタでは通常は約0.7ボルト、にバイア スするために必要な電圧より低い場合、このトランジスタはオフとなる。更に詳 しくいえば、VA−VBにR38を掛けた積をR36とR38の和で割った商がトランジ スタのターン・オン・ベース−エミッタ間電圧VBEより小さいとき、回路を流れ る電圧は、トランジスタ中を流れる比較的小さい漏れ電流と、抵抗36と38の 直列組合せを流れる電流との和に等しい。抵抗36と38は比較的高抵抗値の抵 抗であるので、その中を流れる電流は比較的小さく、第4図からわかるように、 その両端間の電圧に比例する。 VA−VBが、トランジスタ34がターン・オンを開始する値に達すると、回路 の両端間の電圧はそれ以上に変化することに抵抗しようとする。このトランジス タ中を流れる、したがって回路全体を流れる電流は、VA−VBの非常に小さい変 化に対して、大きく変化することができる。この領域では、ダイナミック抵抗値 、すなわち、電流の変化に対する電圧の変化ΔV/ΔIは非常に小さい。 第5図に示すように、第3図のトランジスタ34のベースとエミッタの間にコ ンデンサを付加した場合、この回路の特性は周波数に依存することになる。低い 周波数では、コンデンサ40のインピーダンスが抵抗36と38の抵抗値および トランジスタの見掛けのコレクタ・インピーダンス、1/hoeよりはるかに高く なり、この回路の特性は第4図を参照して前に説明したのと同様になる。動作に 際しては、第1図の直流−直流変換器が要求する電流が、装置全体の電流負荷容 量の範囲内で、第4図の曲線の比較的平坦な部分のどこかに、回路のバイアスお よび動作点を決定する。その後、ネットワークにおける、コンデンサ40のイン ピーダンスが抵抗36と38の抵抗値(およびトランジスタの見掛けのベース・ インピーダンス)よりずっと小さくなる十分に高い周波数を持つネットワークの 交流信号に関しては、コンデンサ40はトランジスタのベース−エミッタ間電圧 をその定常状態値すなわち低周波値に基本的にクランプする。これは、基本的に トランジスタが電流源または電流シンクに見えるように、トランジスタ中を流れ る電流を低周波値すなわち直流動作値にクランプして、ノードに電力を供給する ために必要な電流を流すが、電圧差VA−VBの高周波変動にはほとんど左右され ない。 それらのより高い周波数では、ダイナミック・インピーダンス△V/ΔIは高 く、したがって、高周波における電圧変化に対する電流の変化は非常に小さい。 これを第6図に示す。この図で、低周波ではダイナミック・インピーダンスは低 く、コンデンサのインピーダンスが回路の当該の部分で支配的になる周波数まで 周波数が高くなるとき、比較的高いインピーダンスに変化する。ベース−エミッ タ間電圧の非常に小さい変化によって、トランジスタ内部で比較的大きい電流変 化が生ずることになるので、希望の目的を達成するには、所望の周波数でベース −エミッタ間電圧を効果的にクランプするためにコンデンサ40の容量を大きく する必要がある。しかし、図示のNPNトランジスタでは、動作中はベース電圧 はエミッタに対して常に正であるので、コンデンサ40は極性を有するコンデン サとすることができ、それによってコンデンサの必要な物理寸法が小さくなる。 更に、もちろん、シリコン・トランジスタのベース−エミッタ間電圧は0.7ボ ルトより非常に高く上昇することは決してないので、定格電圧が低いコンデンサ を使用できる。この場合も所望の容量値に対するコンデンサの物理寸法がやはり 小さくなる。 第5図の回路における抵抗36、38の正味の効果は、トランジスタのベース を直流バイアスして、コレクタとエミッタの間の電圧上昇の結果として増加する 量の電流をトランジスタに流すようにベースに接続される手段となり、かつコン デンサがトランジスタのベースとコレクタの間の交流減結合を行う。その交流減 結合はある周波数で支配的になり、その周波数より高い周波数でトランジスタを 流れる電流が大きく変化するのが防止される。しかし、そのベースとエミッタの 間の電圧がほぼ一定であるため、第7図に示すように、それら2つの機能を達成 する手段自体は類似の回路をトランジスタ34のベースに縦続接続することによ って形成することができる。この場合、第2のNPNトランジスタ42が電流を トランジスタ34のベースに供給する。この第2のトランジスタは抵抗44と4 6によって直流バイアスされている。この回路では、コンデンサ48がトランジ スタ42のベースとVB接続部の間に接続され、そのコンデンサを、トランジス タ42のベース−エミッタ間電圧とトランジスタ34のベース−エミッタ間電圧 の直列組合せに実効的に接続する。なお、第7図に示す回路に類似の回路では、 トランジスタ42はトランジスタ34より通常はるかに小さくなり、2個のトラ ンジスタにおける動作電流密度がほぼ同じになるように、おそらく比例すること になる。そうすると、動作中は2個のトランジスタのVBE′sがほぼ同じになる 。更に、トランジスタ34のベースとエミッタの間に抵抗50とコンデンサ52 が接続される。抵抗50はトランジスタ42の漏れ電流のドレインとなり、単な る漏れ電流によるトランジスタ34の意図しないターンオンが避けられる。また 、抵抗50とコンデンサ52とトランジスタのベース・インピーダンスが、周波 数依存RC回路を構成する。このRC回路はさらに、より高い周波数においてト ラ ンジスタ34のベース−エミッタ間電圧を変化しないようにクランプして、第6 図のインピーダンス対周波数曲線の、低周波、低インピーダンス特性から高周波 、高インピーダンス特性への遷移を鋭くする。 第7図には、トランジスタ35と、トランジスタ34のエミッタに直列接続さ れている抵抗37とから構成された電流制限回路もされている。抵抗37は、所 定の電流限界に達したとき、抵抗37の両端間電圧降下が始まってトランジスタ 35をオンにするように選択する。そうするとトランジスタ42のベース電圧が 低く保たれ、トランジスタ42と34がオンである範囲を制限し、回路を流れる 電流を制限しようとする。この回路は電流をほぼ0.7/R37 ampに制限す る。また、抵抗37が存在すると回路の直流インピーダンスが高くなるが、回路 が正しく動作するための適切な範囲内で、交流インピーダンスの比例的な望まし い上昇が起こる。 第7図の回路は、トランジスタ42のベース−エミッタ間電圧とトランジスタ 34のベース−エミッタ間電圧を直列に接続して、トランジスタ42のベースを 動作中約1.4ボルトにする。トランジスタ42のベースをバイアスするのにい くらかが必要なので、通常は第7図の回路全体が正常な動作電流で約2ボルトの 直流電圧降下VA−VBを生ずる。しかし、同じ導電型ではなくて、第8図に示す ように逆導電型のトランジスタを2個用いると、この電圧降下を小さくできる。 この場合は、主電流を流すNPNトランジスタ34のベースが、第7図に示すよ うに、抵抗50とコンデンサ52の並列組合せを介してそのエミッタに接続され るが、トランジスタ34のバイアス電流はPNPトランジスタ54を介して供給 される。このトランジスタ54のベース−エミッタ間電圧は抵抗56と58の組 合せによってバイアスされる。最後に、トランジスタ54のベースとエミッタの 間に接続されているコンデンサ60がベースとエミッタの間を交流結合して、高 い周波数において電圧をクランプする。この回路は、2つのRCネットワークを 実効的に縦続接続して、回路の低周波、低インピーダンス特性から高周波、高イ ンピーダンス特性への遷移をやはり鋭くする(第6図参照)という利点を持つ。 2個のトランジスタのベース−エミッタ間電圧が加算的ではないため、第8図に 示すような種類の回路は第7図の対応する回路よりも低いVA−VB電圧降下で動 作できる。この回路における電流制限は、トランジスタ41をオンにしようとす る抵抗43内の電流を制限して、トランジスタ54と34がオンになる範囲を制 限することによって達成される。 第8図に示すようなトランジスタ・セクションの縦続接続は、比較的低いVA −VB動作電圧降下を大きくすることなく、NPNセクションとPNPセクショ ンを交互にすることによって希望に応じて継続できる。たとえば、第9図を参照 されたい。この図では第8図の回路をもう1セクションだけ拡大している。また 、これは回路の低周波、低インピーダンス特性から高周波、高インピーダンス特 性への遷移を鋭くする。なお、第10図からわかるように、本発明の意図する用 途では、本発明のノード電力分離器の低ダイナミック・インピーダンスをほぼ5 00Hzの間は十分に低く保ち、約5KHzで高ダイナミック・インピーダンス 特性に比較的完全にシフトさせ、最低150KHzまではその高ダイナミック・ インピーダンス・レベルに維持することが望ましい。 最後に、本発明の好適な実施形態は第7図および第8図の回路であるが、開示 したどの回路も逆導電型のトランジスタで容易に製作できることに留意されたい 。具体例を挙げると、第11図の回路は、第9図の回路を水平軸の周りで文字通 り裏返しにし、NPNトランジスタの代わりにPNPトランジスタを用い、かつ 第9図のNPNトランジスタをPNPトランジスタで置き換えたものである。 第7図および第8図の好適な回路の代表的な値は次の通りである。 第7図について、 R37=10オーム R44=51Kオーム R46=100Kオーム R50=10Kオーム C48=1.0μf C52=0.68μf 第8図について、 R43=10オーム R50=6.2Kオーム R56=51Kオーム R58=100Kオーム C52=1.0μf C60=2.0μf いずれにしても、20ないし30Kオームまたはそれより高い線にAC付加を 与える電力分離器が本発明によって容易に達成できる。線に信号をロードせずに 線に直流電力を供給するために、同じ電力分離器を使用できるが、通常はより高 い電力(電流)容量である。これを第12図に示す。この図ではソース電源62 がソース電力分離器64を介して伝送線20と22に接続されている。また、信 号周波数で線を終端するための抵抗70とコンデンサ72の直列組合せも示され ている。 本発明の好適な実施形態および種々の代替実施形態をここに開示し説明したが 、その要旨および範囲から逸脱することなしに態様および細部に種々の変更を行 えることが当業者には明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,S K,TJ,TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2導体伝送線と複数のノードを有するデータ伝送システムで使用する電力 分離器であって、ノードと伝送線の間に接続され、交流データ信号を重畳できる 2本の伝送線導体の間に直流電圧を有する伝送線からノード電力を取り出す電力 分離器において、 1つは伝送線導体に結合し、他は伝送線ノードに結合する第1および第2の接 続部を有し、かつエミッタと、ベースと、コレクタとを有し、コレクタが前記第 1の接続部に結合され、エミッタが第2の接続部に結合されたトランジスタを有 するノード電力分離器と、 トランジスタのベースに結合され、トランジスタのベースを直流バイアスして 、エミッタとコレクタの間の電圧増加の結果として増大する量だけトランジスタ を導通させ、かつトランジスタのベースとエミッタの間を交流減結合する手段と を備え、 それによってノード電力分離器の第1の接続部と第2の接続部の間の直流電圧 がそれらの間に直流電流を流させ、同時に、ノード電力分離器が伝送線の交流デ ータ信号に十分なインピーダンスを与えることを特徴とする電力分離器。 2.トランジスタのベースに結合され、エミッタとコレクタの間の電圧増加の 結果として増加する量だけトランジスタを導通させるため、かつトランジスタの ベースとエミッタの間の交流減結合を行うために、トランジスタのベースを直流 バイアスする手段が、トランジスタのベースとエミッタの間に結合された抵抗お よびコンデンサと、トランジスタのベースとコレクタの間に結合された抵抗とを 備えることを特徴とする請求項1に記載のノード電力分離器。 3.トランジスタのベースに結合され、トランジスタのベースとエミッタの間 の交流減結合を行う手段が、トランジスタのベースとエミッタの間に結合された コンデンサを備えることを特徴とする請求項1に記載のノード電力分離器。 4.更にノード電力分離器を流れる電流を制限する電流制限手段を有する請求 項1に記載のノード電力分離器。 5.2導体伝送線および複数のノードを有するデータ伝送システムで使用する 電力分離器であって、ノードと伝送線の間に接続して、交流データ信号を重畳で きる2本の伝送線導体の間に直流電圧を有する伝送線からノード電力を取り出す 電力分離器において、 1つは伝送線導体に結合し、他は伝送線ノードに結合する第1および第2の接 続部を備え、かつ、それぞれエミッタと、ベースと、コレクタとを有する複数の トランジスタを有し、その第1のトランジスタのコレクタが前記第1の接続部に 結合され、エミッタが第2の接続部に結合され、連続する各トランジスタのエミ ッタおよびコレクタのいずれかが先行するトランジスタのベースに結合され、他 方が第1の接続部と第2の接続部のいずれかに結合さたノード電力分離器と、 前記複数のトランジスタのうちの最後のトランジスタのベースに結合され、そ のトランジスタのベースを直流バイアスし、エミッタとコレクタの間の電圧増加 の結果として増大する量だけトランジスタを導通させる手段と、 複数のトランジスタそれぞれのベースとエミッタの間に結合され、そのトラン ジスタのベースとエミッタの間を交流減結合する手段とを備え、 それによってノード電力分離器の第1の接続部と第2の接続部の間の直流電圧 が、それらの間に直流電流を流させ、同時に、ノード電力分離器が伝送線の交流 データ信号に十分なインピーダンスを与えることを特徴とする電力分離器。 6.複数のトランジスタのうちの最後のトランジスタのベースに結合され、ト ランジスタのベースを直流バイアスして、エミッタとコレクタの間の電圧増加の 結果として増大する量だけトランジスタを導通させる手段が、そのトランジスタ のベースとコレクタの間に結合された抵抗と、ベースとエミッタの間に結合され た第2の抵抗とを備え、複数のトランジスタそれぞれのベースとエミッタの間に 結合され、そのトランジスタのベースとエミッタの間を交流減結合する手段が、 コンデンサを備えることを特徴とする請求項5に記載のノード電力分離器。 7.複数のトランジスタが全て同じ導電型であり、全てのトランジスタのコレ クタが第1の接続部と第2の接続部のうちの一方に結合されることを特徴とする 請求項5または請求項6に記載のノード電力分離器。 8.複数のトランジスタが導電型が交互に変わり、第1の導電型の全てのトラ ンジスタのコレクタが第1の接続部と第2の接続部のうちの一方に結合され、第 2の導電型の全てのトランジスタのコレクタが第1の接続部と第2の接続部のう ちの他方に結合されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のノード 電力分離器。 9.更にノード電力分離器を流れる電流を制限するための電流制限手段から構 成される請求項5に記載のノード電力分離器。 10.2導体伝送線および複数のノードを有するデータ伝送システムで使用す る電力分離器であって、ノードと伝送線の間に接続して、交流データ信号を重畳 できる2本の伝送線導体の間に直流電圧を有する伝送線からノード電力を取り出 す電力分離器において、 一方が伝送線導体の1つに結合され、他方が伝送線ノードに結合される第1の 正の接続部および第2の負の接続部と、 それぞれエミッタと、ベースと、コレクタがあり、導電型がNPNとPNPの 間で交互に変わる複数のトランジスタを有し、全てのPNPトランジスタのエミ ッタが正の接続部に結合され、全てのNPNトランジスタのエミッタが負の接続 部に結合されているノード電力分離器とを備え、 第1のトランジスタのエミッタおよびコレクタが第1の接続部および第2の接 続部に直列接続され、 連続する各トランジスタのコレクタが先行トランジスタのベースに結合され、 さらに、複数のトランジスタのうちの最後のトランジスタのベースとそのコレ クタの間に結合された抵抗、およびそのトランジスタのベースとエミッタの間に 結合され、トランジスタのベースを直流バイアスして、エミッタとコレクタの間 の電圧増加の結果として増大する量だけトランジスタを導通させる抵抗と、 複数のトランジスタそれぞれのベースとエミッタの間に結合され、トランジス タのベースとエミッタの間を交流減結合する手段とを備え、 それによってノード電力分離器の第1の接続部と第2の接続部の間の直流電圧 が、それらの間に直流電流を流させ、同時に、ノード電力分離器が伝送線の交流 データ信号に大きなインピーダンスを与えることを特徴とする電力分離器。 11.各トランジスタのベースとエミッタの間に抵抗が結合されることを特徴 とする請求項10に記載のノード電力分離器。 12.更にノード電力分離器を流れる電流を制限する電流制限手段が構成され る請求項10に記載のノード電力分離器。
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