JPH09500098A - イオンバリア乳頭浸液 - Google Patents

イオンバリア乳頭浸液

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JPH09500098A JP6523157A JP52315794A JPH09500098A JP H09500098 A JPH09500098 A JP H09500098A JP 6523157 A JP6523157 A JP 6523157A JP 52315794 A JP52315794 A JP 52315794A JP H09500098 A JPH09500098 A JP H09500098A
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Abstract

(57)【要約】 保護フィルムを形成するための乳牛に適用可能な水性保護抗菌性フィルム形成組成物。本フィルムは、乳牛の感染性乳房炎と環境性乳房炎の両方の発生を減少させるように処方され、水性基質から形成される。この基質は、ヨウ素−非イオン性複合体と、92%(好ましくは98%)を越える加水分解度を持つポリビニルアルコールと、厚み材成分とを有する。この水性混合物は、家畜の乳房や乳頭に用いて、ブドウ球菌、連鎖球菌、クレブシェラ属菌、他の病原菌からの感染を防止する保護層を形成する。本フィルムは水を用いて短時間に簡単に剥がれる。搾乳後、その組成物をもう一度かぶせて、再度搾乳するまで、家畜を感染から守る。本発明の材料は、適用後と乾燥後において、保護コーティングのフィルムとプラグが軟化して、低温度の水の中でも除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】 イオンバリア乳頭浸液 発明の分野 本発明は、搾乳場牛群における牛のようにミルクを出す哺乳類の治療法に使わ れる組成物に関する。本発明の材料は、牛群内での共通搾乳作業において発生す る環境性乳房炎または感染性乳房炎の発生を防ぎ、もしくは削減するために使わ れる。本発明は、抗菌成分とフィルムを形成する重合体を含む水性の組成物と、 微生物が原因とされる乳房炎を改善する牛の乳房または乳頭に貼るフィルムと、 水性の乳房炎予防材料の搾乳場牛群の取り扱いの方法に関する。 発明の背景 大規模な搾乳場牛群の効果的な経営と維持、そして搾乳生産物の生産は、主要 な農業の業績を誇ってきている。飼育の際の問題の一つはここの家畜の健康であ る。家畜の1頭1頭の健康問題は乳房炎に関するものであり、重要な経営問題を 引き起こす。しばしば搾乳中、家畜の皮膚が自動搾乳機によって刺激を受ける。 赤みや時には皮膚の損傷として特徴づけられる、この刺激部位は、乳房炎を引き 起こす細菌の攻撃の温床となり得る。乳房炎にかかった家畜は事業から除去され なければならず、その結果、搾乳出量の損失につながる。 我々は家畜の乳房炎の予防や搾乳場での処置に非常に注意を払ってきた。 搾乳場の農家は2種類のタイプの乳房炎の感染に直面している。感染性乳房炎 は搾乳過程時に家畜が乳房炎の病原体を持つ可能性がある日々使用している機器 と接触してしまいこの病気が広がっていく。感染性乳房炎は殺菌性の搾乳乳頭浸 液を使って容易にコントロールできる。そのような殺菌性浸液はその搾乳機から 家畜の表面に感染したバ クテリアを殺してしまう。第2のタイプの乳房炎、即ち、環境的に引き起こされ る乳房炎は、家畜の囲い、牧草地、家畜の小屋の内装などの環境から家畜の表面 の汚染によって引き起こされる。そのような病原体は大腸菌、ウベリス連鎖球菌 (牛の乳房の感染症を引き起こす連鎖球菌)、クレブシェラ属(肺炎杆菌が代表 的)や他の菌である。そのような汚染は家畜がその環境を動き回ることにより生 じる。環境的乳房炎は汚染から敏感な組織を保護するバリアフィルムを用いて処 置するのが最良である。 乳房炎の処置と防止に関して、水性のコートシステムで形成された保護コート の家畜への使用が長年選択されてきた。提案されたコート剤のある種類は傷つけ られやすい組織と環境との間の接触を妨げるために皮膚表面に塗布した簡単なフ ィルムバリア性のものである。コート成分のたの種類は活性な抗菌剤であり、コ ート剤中の活性殺菌剤が家畜の感染の発生を妨げる。バリアタイプの材料は簡単 に皮膚と感染性乳房炎の間の直接接触を妨げる。バリアタイプの材料はまれに抗 菌性材料を含むことがある。 フィルム形成剤またはバリア浸液の処方と効果的な殺菌性材料をうまく組み合 わせることにより感染性や環境的乳房炎の感染を制御することが可能である。 バリアタイプの、またはフィルムタイプの乳頭浸液に用いられる材料には、溶 解性の液体、ポリビニルピロリジンと他のビニル重合体、タンパク質加水分解物 、天然または合成ゴム、水、エタノール、メタノール、イソプロパノール、水溶 性重合体、不飽和脂肪油セルロース誘導体、アクリル重合体3次元網目構造物、 などがある。乳液は皮膚上で柔軟なフィルムを形成する。その部分を湿らすと剥 がすことができる。しかしながら、剥がしによるフィルムの除去は不便で厄介で あり、そして家畜の上にフィルムの小片を残す事があり、その結果、潜在的なミ ルク汚染を引き起こす。さらに多くの抗菌は、重合体やフィ ルム形成材料の取り合わせとと相入れないものである。結果として、最も効果的 で他の状態でも要求されるフィルム形成具の幾つかは、抗菌剤なしに処方されな ければならないし、そしてひたすら乳房炎の防止のためのバリア効果に頼らざる を得ない。 搾乳場牛群の日々の運営の中で、牛群は搾乳位置に連れて行かれ、乳房を洗い 流してバリアフィルムを取り除く作業がある。フィルムの除去にかかるある程度 の遅れは、実質的に大きな牛群を扱う為に、必要な時間を増加させる。さらに厄 介なことに、フィルムの除去は家畜にすりむけまたは傷つけを引き起こし、乳房 炎を促進させる。好ましくは、フィルムは簡単に15分以下で水または軽い洗浄 液を使って除去でき、より好ましくは10分以下でさらに好ましくは5分以下で ある。一方、洗浄は、暖かい溶液を使えば助長され、好ましくは乳房炎バリアフ ィルムを、ほとんどの搾乳操作で利用できる冷たい水でも除去できる。抗菌フィ ルム形成材料を使った我々の経験において、我々は以下のことを理解している。 それは、色々な材料を抗菌性の柔軟なフィルムを動物に形成できる一方で、その ようなフィルムは容易な素早い除去が困難である。さらに我々の新たな目標とし て、容易に除去される安定した水性のフィルム形成抗菌性バリア乳頭浸液組成物 を得ることが挙げられる。乳頭浸液中のバリア特性は皮膚上に弾力のある柔軟な コート剤の形成を促進し、そしてしばしば、材料がボタンまたはプラグに硬化す る前に乳頭浸液上に流れ、滴を形成できるような位置で家畜上にボタンまたはプ ラグを形成する。この硬化材料は搾乳前の材料除去において非常に重大な問題を 提起する。要約すれば、バリアコート剤と、除去の容易さと好適な抗菌フィルム システムを組み合わせることは重大な処方上の挑戦である。 以下の文献がこの技術の代表物であると考えられる。殺菌性の搾乳後乳頭浸液 の典型的な記述(搾乳後乳頭に残って任意の病原体を殺す目的で)は1969年 3月5日に公開された英国特許1144637 (ケルコ ケミカル,Ltd)ミーブら、ジャーナル デイリィ サイエンス(J .Dairy Science)52:6696(1969)ドッドら、「マスティティス コン トール(Mastitis Control)」バイエニアル レヴューズ(Biennial Reviews)(1970 )ユニバーシティオブレッディング,イングランド,ナショナル インスティテュ ート オブ リサーチ オブ ダイリング(University of Redding,England,Nat ional Institute of Research of Dairying),pp.21〜57レンツ、米国特許第4,25 8,056レンツら、米国特許第4,376,787ヤング、米国特許第4、446、153マルヘヴカ 、米国特許第5,017,369カンター、米国特許第3、728、449パンキー、「搾乳後乳房 の防腐」シンポジウム オン ボヴィン マスティティス(Symposium on Bovine Mastitis),ヴァタリナリー クリニックス オブ ノースアメリカ(Veterinar y Clinics of North America):ラージ アニマル プラクティス(Large Animal Practice),第6巻,第2章,1984年7月;パンキーら、「実験的試みに基 づく二つの新しい乳房浸液処方の有効性の評価」ジャーナル ダイリィ サイエ ンス(J.Dairy Science)68:462〜465(1985)ヒルポット、「乳房 感染の予防における衛生学(乳房炎の病原体に対する実験的検証の下乳房浸液の 有効性)」ジャーナル ダイリィ サイエンス(J.DairyScience)61:956〜 963(1978)ベネット、「コリ型乳房炎の調節の成分としての浸液」ダイ リーアンドフードサニテーション(Dairy and Food Sanitation)第2巻第3号p p.110〜114(1982年3月)エバーハートら、「連鎖球菌アグラクチ アエとブドウ球菌オーレアス乳房炎の低い流行と一緒に牛群内の殺菌性乳房浸液 」ジャーナル ダイリィ サイエンス(J.Dairy Science)66:1390−13 95(1983)である。 保護またはバリアタイプ乳房浸液の典型的記述はアクレスら米国特許第3,066, 071号、クラウゼ米国特許第3,222,252号、ヒルポットらジャーナル ダイリィ サイエンス(J.Dairy Science)58:205〜216、コーグマンら米国特許第3 ,993,777号、プグリーズ米国特許第 4,049,830号、シリバーら米国特許第4,199,564号、ダイバス米国特許第4,311,70 9、アンドリュースら米国特許第4,113,854号に見いだされる。それにもかかわら ず、そのような材料の例として、フランソワーズ,ジャーナル オブ アメリカ ン ヴァーテリナリー メディカルアソシエイション(Journal of American Ver terinary Medical Association)177:441(1980)とフランソワーズ ら「牛の開業医」第16号,pp.28〜29(1981)を参照せよ。さらにカナ ダ特許第1,065,254、欧州公開出願第25,640(1981年3月25日)を再調査 せよ。実質的には抗菌性でバリア乳房浸液に対して必要とされている。それは容 易にそして素早く搾乳操作の間に除去できる。 発明の要約 我々は次のことを発見した。それは、抗菌性効果的乳房炎を治療する成分と、 注意深く選択したポリビニルアルコール成分と厚み材からなる水性材料の注意深 い処方は乳房浸液成分を供給することであり、乳房浸液成分はフィルム形成性と 、病原体が引き起こす典型的な感染性乳房炎に対する抗菌性と、環境性乳房炎か ら家畜を保護するバリア性を示す。フィルムは搾乳前に容易に除去できるように 形成される様な材料に処方されうる。我々は中間的に加水分解されたポリビニル アルコール材料、好ましくは完全そして超加水分解ポリビニルアルコール(PV OH)は好ましくは抵抗力のあるコートを形成し、有用な抗菌材料と適合し、容 易に適用できる水性成分である安定した相を形成すことができると理解している 。驚くほど簡単にこれらの材料を除去できる。なぜならPVOH材料加水分解度 の増加は材料の水への溶解性や敏感度を減少することがしられている。すべてま たは超加水分解された材料が水への抵抗力と結合する特性を持つポリビニルアル コールと組み合わされた典型的な水性の成分に使われる一般に利用できる厚み材 はそれ自体の存在に由来する柔軟性に加えてバリア乳房浸液に ポリビニルアルコールのフィルム形成性と抵抗力を持っている。これらの材料は 乳房炎病原体の広い範囲に対して保護力を供給する抗菌性材料と両立する性質に 基づいている。我々は「部分的に加水分解されたポリビニルアルコール」より実 質的にもっと加水分解されたポリビニルアルコールを選択することにより搾乳前 の予備的除去に対する洗浄の容易さを犠牲にすることなしに環境と水への抵抗力 を改善できる確信する。さらにこれらの材料は使用できる抗菌剤、特に乳房炎浸 液の環境でもっともよく使われるヨウ素複合体(錯体)と両立ことを示している 。材料の性質は他の付加的なシステムを使って改良することができる。 本発明の水性の材料は搾乳場牛群を処置することに使うことができる。搾乳後 、材料を乳房と乳頭の皮膚に適用し、抗菌性バリアコートを形成し、感染性乳房 炎を妨げるか、または削減させる。家畜はその後、材料は搾乳の間の期間内で家 畜が取り残された時の環境的水、すなわち雨、池、沼などへの抵抗力になり、家 畜を環境からの汚染から保護される。家畜が搾乳位置に戻って来たとき、抗菌性 バリアコートは水性の洗浄剤を使って1〜5分以内に容易に取り除ける。搾乳は 遅れなしに続けられ、そして搾乳が終わった後、家畜は再び水性の材料で新しい 抗菌性バリアコートフィルム(コート)を形成するために処置されることができ る。 発明の詳細な説明 簡単に言えば、この新規な水性のコート成分は、ヨウ素複合体抗菌性成分と、 約91%を越える加水分解度を持つポリビニルアルコール重合体フィルム形成組 成物と、水性基質内で処方された厚み材とを有する。上記水性成分は材料の性質 を高めるためにまたは搾乳場の作業者によって要求される新しい特性を付加する ために処方に他の利用できる材料を添加することができる。この水性成分は、搾 乳家畜の乳房 炎に感染しやすい皮膚表面に、抗菌性質を持つバリアフィルムを形成するために 使用できる。このバリアは、長く存続し、柔軟であり、バリア性質をもたらすと 共に、抗菌性であるが、搾乳前に典型的な搾乳場の操作内で水性の洗浄剤を使っ て素早く取り除くことができる。材料はいろいろな方法で搾乳場の家畜に適用さ れる。この材料は感染しやすい部位に噴霧したり、はけで塗ったり、塗布したり 、または浸したりできる。このような浸液の一つの一般的な適用方法は利用可能 な形の小さな容器に水性成分を入れ、そして水性成分で満たされた容器に乳頭を 浸すことにより、乳頭浸液を直接適用するものである。本材料は素早く乾燥しバ リア層を形成する。バリア層は柔軟であり、ひび割れることがない。層は皮膚表 面上の微生物を殺す抗菌性材料を含んでいる。そのような抗菌活性は重要である 。なぜなら、搾乳操作はしばしば微生物が引き起こす乳房炎を広げてしまう。ま た、その微生物はある環境の下、搾乳操作の間に搾乳機と接触したために擦りむ いたまたは冒された皮膚に炎症と感染を引き起こすからである。 本発明の好ましい抗菌剤はヨウ素−非イオン性複合体である。そのような複合 体は、本水性成分から形成されたフィルムの中で上記ヨウ素材料を保つのに使わ れることにより、実質的な量の自由ヨウ素(I2)または他の自由ヨウ素化学種 が生成されるのを防止し、また搾乳場生産物中においてヨウ素を濃縮させること に帰結することになり得る、牛の組織もしくは体液中におけるヨウ素とヨウ化物 の蓄積を妨げることができる。そのような蓄積は自由ヨウ素と外部の接触によっ て引き起こされ得る。 本発明の非イオン性−ヨウ素複合体材料は、活性ヨウ素の源がブロックまたは 異なった重合体側鎖の形でエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドまたは他 のアルキレンオキサイドから誘導された重合体残基の大きなセグメントを持つ重 合体非イオン性材料と接触することによって作ることができる。そのような非イ オン性材料は、(C2H4 O)xの形のポリエチレンオキサイド(xは約1〜45の範囲である。)、また は(C3H6O)yの形のポリプロピレンオキサイド(yは約1〜60の範囲であ る。)のブロックを含んでおり、プロピレンオキサイドの約1〜80%を含むヘ テリックランダム重合体の部位と、エチレンオキサイドと、付加的反応材料が均 衡に含まれている。非イオン性材料はエチレンオキサイドか、プロピレンオキサ イドまたはその双方の多数のブロックを含むことができ、随意的にエチレンオキ サイドかプロピレンオキサイドまたはその混合ヘテリックブロックのヘテリック ユニットを含めることができる。そのような非イオン性材料はそのような形で形 成されるか、陰イオン、ナトリウムアルコラート、アルキルフェネイト塩、アル キル炭酸塩またはその他の通常使用される開始剤のような開始分子で重合させる ことができる。 本発明の非イオン性ヨウ素複合体を形成するための非イオン性材料と反応させ る活性ヨウ素の好ましい供給源は、活性ヨウ素の供給源を提供する無機ヨウ化物 と会合した状態のヨウ素からなる組成物である。そのような供給源は、ウィンコ フUSP3028299またはカンターらUSP3728449に開示されてい る。ここに参照しておく。共通するのはヨウ化物(I-1)の少なくとも0.35 重量部はヨウ素の1重量部ごとに提供されるべきである。発明の組成物の中で、 ヨウ化物とともに会合した状態にヨウ素を導入する好ましい方法は、ヨウ素約5 7%と、ヨウ化水素20%またはヨウ化ナトリウム24%を含む水溶性濃縮物を 使用することである。これは、先に重要であるとしたヨウ素1に対し最小比約0 .35のヨウ化物であることを意味する。高い比率が要求されるとき、付加的に ヨウ化水素またはヨウ化ナトリウムが混合することができる。好ましい態様にお いて、ヨウ化ヨウ素複合体は、ヨウ化ナトリウムまたはヨウ化水素のようなヨウ 化物の供給源とヨウ素(I2)とを水性媒質中で反応させることによって形成さ れる。材料の量は好ましくは少なくとも0.35:1のヨウ化物ヨウ 素比を結果として調整されることができる。 ポリビニルアルコール(PVOH)(枝分かれした水酸基を持つポリエチレン 主鎖を持つポリヒドロキシ重合体)は水溶性合成樹脂である。樹脂はポリビニル アセテートの加水分解によって作られる。その理論的単分子、 は存在しない。 ポリビニルアルコールは水溶性重合体材料のクラスの限られた数の一つである 。樹脂は通常乾燥した固体として利用でき、粒状のまたは粉状で利用できる。ポ リビニルアルコールの等級は約87〜91%の加水分解度(自由な水酸基を持つ ポリビニルアルコールから除かれたアセテート基のパーセント)を持つ部分的な 加水分解物を含んでいる。ポリビニルアルコールの加水分解の中間の等級はアセ テート基の約91〜98%の除去された重合体を提供する。ポリビニルアルコー ルの充分に加水分解された等級はアセテート基の除去率が約98〜99.5%で ある。超加水分解PVOHと呼ばれるポリビニルアルコール製造物は99.5% 以上のアセテート基の除去率である。加水分解の等級は材料の性質に著しい影響 を持っている。部分的に加水分解された材料は実質的に親水性であり、冷水にも よく溶ける。加水分解の等級が上がるにつれ、材料の親水性が反直観的様子で変 化する。水酸基の割合が増加するにつれ(加水分解度が増加するとともに)、材 料がもっと親水性になると仮定されるだろう。事実は、反対の事実は真実であり 、水酸基の数の増加はもっと強固に結合しコイル状をした重合体分子を結果的に 与える水酸基間の分子内と分子間の水素結合の数を増加し、疎水性を増加する。 結果として、超加水分解ポリビニルアルコ ールは溶解しにくく、比較的高い温度の水にのみ溶解する。すなわち、PVOH は溶液中で加熱される。 ポリビニルアルコールは一般に約4,000〜約100,000の範囲の平均 分子量で合成される。一般に市販されているポリビニルアルコールの等級の分子 量は(ホエップラー落下球法)20℃のセンチポイズ(cp)で測定された4w t%の粘度に表される。フィルム柔軟性、水感度、溶解の容易性、粘度、フィル ム強度、付着力、拡散する粉末の変動は、加水分解度または分子量を調節するこ とによってのみ変化させることできる。ポリビニルアルコールと水の溶液は低級 アルコールの共溶媒と塩化物の共溶質とともにそして、多くの他の小さい分子ま たは重合体添加物または活性成分とともに作ることができる。さらに、ポリビニ ルアルコールはアルデヒドと反応しアセチルを作り、アクリロニトリルと反応し 、シアノエチルを形成する。また、エチレンもしくはプロピレンオキサイドと反 応し、ヒドロキシアルキレン基を形成する。ポリビニルアルコールは容易に架橋 でき、ゲル化するためにホウ酸と混合することができる。そのような架橋やゲル 化は、共有架橋機構かまたはイオン性可逆架橋剤のいずれかを使用することによ り、達成することができる。ポリビニルアルコールは、ポリビニルアセテートま たはエチレンビニルアセテート共重合体のような共重合体を含むビニルアセテー トを初めに形成し、塩基触媒アルカノリシスを使ってアセテート基を除去するこ とによって、作られる。ポリビニルアセテートまたは共重合体を含むビニルアセ テートの製造は最終的な分子量を調節する通常の重合化過程を使って行うことが できる。触媒の選択、温度、溶媒の選択、そして主鎖の変態は分子量や他の重合 体の構造的特性を調節する当業者によって調整される。加水分解度はアルカノー ル反応の完了を妨げることによって調節される。ポリビニルアルコールはエアプ ロダクツアンドケミカル社、デュポン社など他のいろいろは販売元により、アメ リカ合衆国で作られている。 先行技術、特にマルヘブカUSP5017369と詳細に比較すると、我々は 部分的加水分解ポリビニルアルコールは我々の発明に比較して劣った乳房炎処置 組成物を形成するということがわかる。我々は、部分的加水分解PVOHは抗菌 性を持つバリア性乳房浸液に対してはふさわしくないことがわかった。我々は、 部分的加水分解ポリビニルアルコール材料を使って、結果としてできた材料が生 産力を減少させる典型的な条件下で除去に抵抗することがわかった。さらに、部 分的加水分解ポリビニルアルコール材料は使用できる粘度に形成されてできる浸 液を結果的に得ることができるが、しかし、しばしば、適用後に過剰に滴がたれ たり、材料が浪費されていることがわかった。さらに、我々は、中間的な加水分 解の等級と高い加水分解度のポリビニルアルコールの等級を用いた我々の作業の 中で材料が適用可能な粘度を持ち、適用後ほとんど滴がないが、付加的な抗菌性 を提供する柔軟な効果的バリア性被覆を形成する材料に形成することができると いうことがわかった。好ましいポリビニルアルコールは92%以上の加水分解度 を持つ、好ましくは98%以上もっと好ましくは98.5%以上であり、分子量 は約15,000−100,000の間の範囲で対応する製造物の粘度は12〜 55であり、好ましくは40,000〜70,000の間で、対応する製造物の 粘度は12〜25である。 本発明の組成物は、付加的な安定化剤、湿潤化剤、スキンコンディショニング 剤、厚み剤、キレート剤と、顔料、色素、香料などの他の材料を含んでいてもよ い。安定化剤は、非イオン性ヨウ素複合体を安定化させるために、または、ペー ハーを安定にするために、有機材料の酸化を防ぐために、または水性フィルム形 成材料の層分離を妨げるために、本発明の組成物に加えてもよい。 キレート剤またはセクエストランツは本発明の有用な安定化剤である。一般的 に適用できるキレート剤は無機そして有機のキレート剤を本発明では使用するこ とができる。有機キレート剤はアルキルジアミ ンポリ酢酸、EDTA(エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩のようなキレー ト剤、アクリル酸そしてポリアクリル酸型の安定化剤、リン酸とそしてリン酸塩 型キレート剤などを含める。好ましいセクエストランツは、リン酸と1−ヒドロ キシエチリデン−1、1−ニリン酸、アミノ[トリ(メチレン−リン酸)]、エ チレンジアミン[テトラ(メチレン−リン酸)]、2フォスフォノブタン−1、 2,4−トリ炭酸だけでなく、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、または、モノ 、ジまたはトリエタノールアミン塩を含むアルキルまたはアルカノールアミン塩 を含むリン酸塩を含む。無機キレート剤はピロリン酸ナトリウム、環状または高 ポリフォスフェート物とともにトリポリフォスフェートナトリウム塩またはカリ ウム塩のような一般的に利用可能なポリリン酸塩材料を含む。好ましくは金属イ オン封鎖剤のようなもので組成物の約0.05〜約0.5wt%の範囲の濃度で 使用される。 湿潤化剤は本発明の組成物中においても有用である。湿潤化剤は微生物が引き 起こす乳房炎からの危険において組織表面内に本発明の抗菌組成物の浸透活性を 増加させる作用がある。湿潤化剤は多くの場合、微生物の個体群を減少させたり または殺すための組成物を含むヨウ素の活性を増加させる傾向がある。本発明の 組成物で使ってもよい湿潤化剤はアルキルオキシカルボン酸カリウム、アルキル サルコシン酸塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、アルファオレフィンスルフ ォン酸塩、とそして、エステルアミドまたはエーテル結合を持つスルフォン酸塩 のようなカルボン酸塩界面活性剤を含むカルボン酸塩、スルフォン酸塩と硫酸塩 材料のような利用可能な陰イオン性界面活性剤を含んでいる。その上に、使用で きる硫酸塩湿潤化剤はスルフォン化アルコール、スルフォン化アルコールエトキ シレート、スルフォン化アルキルフェノール、スルフォンカルボン酸アミドとエ ステル、スルフォン化自然オイルと脂肪だけでなくヂオクチルエステルナトリウ ムスルフォスクシン酸のような試剤を含む。 本発明の組成物は潤滑にしたり、抗菌剤からのまたは表面への搾乳機の機械的 作用のいずれかから結果として起こる適用の表面の刺激を一般的に減少し、慣ら すように皮膚軟化薬中に含められる。一般的に当業者のよって知られている水溶 性または拡散性のスキンコンディショニング剤は本発明に使用してもよい。本発 明で使用する好ましい皮膚軟化薬はグルセリン、プロピレングリコールとソルビ トールを含んでいる。一般的に本発明中の皮膚軟化薬は、組成物の約0.5〜2 0wt%の範囲であり、好ましくは組成物の約1〜10wt%の範囲である。 色素は適用している範囲を示すために本発明の組成物中で使用してもよい。本 発明の組成物中で使用される色素または顔料は任意の有機または無機の色素また は顔料でよい。それらは組成物が適用される表面に化学的に容認できる少量の組 成である。その上に色素は製造物の結果として表れるモードと矛盾すべきである 。一般的に本発明の組成物中で使用される色素はFD&Cイエローナンバー5と 6他を含んでいる。任意の着色剤の多くが使えるかもしれないけれども、これら の色素はいろいろな固体と液体の食品系の中で比較的容認できるために好ましい 。一般的に、本発明で使用される色素または顔料は約0.001〜約0.01w t%の範囲の濃度である。 本発明の組成物はいろいろな粘度増加剤または厚み剤を含んでいてもよい。粘 度増加剤または厚み剤は抗菌性組成物を保持するバリア性フィルムを形成するた めにフィルム形成化剤と併用して使われる。さらに厚み剤は水性の組成物を家畜 の表皮にくっつくようにし、そして組成物を過剰の滴として浪費することを妨げ ることができる。厚み剤は材料が乾燥し、バリア層が形成されるまでにその場で 保持できる。本発明で使用できる好ましい水性矛盾のない厚み剤組成物は適用の 表面に汚染している残留物を残すことがなく、すなわち、食品または他の敏感な 製造物または接触領域とは両立しがたい組成である。本発明 で使用してもよい厚み剤はキタンサンガムのような天然ガムを含む。カルボキシ メチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース などのセルロース重合体が本発明に有用である。一般的に、本発明で使用しても よい厚み剤の濃度は最終組成物で要望される要求粘度によって決められる。 この浸液法で使われる水性の基礎的な処方を以下に示す。 本発明の組成物の製造方法において、成分が最適なペーハーと粘度を調節する ための大きな混合設備内で混ぜ合わされ、そして利用可能な使い捨てのプラスチ ック容器に貯蔵される。本発明の組成物を加工する上で、一般的に脱イオン水の ように利用可能な水の所定量を混合設備に加えた。必要により撹拌しながら加熱 し、もし適当な粘度を調整したいときはポリビニルアルコールと厚み剤組成物を 水にゆっくりと加える。水性材料を滑らかになるまで撹拌し、厚みの水性組成物 中 に非イオン性ヨウ素抗菌複合体を導入する。一方ヨウ素と非イオンは使用前に撹 拌し、複合体を形成することができ、複合体はその場所で形成される。 水性の乳房浸液は長年搾乳操作で使われることが一般的である。材料の最も一 般的な適用において、農家では家畜の皮膚に浸漬法を適用するために一定料の水 性材料を最適な大きさの容器に導入してきた。搾乳後の材料の適用の実施は環境 からの不要な効果や伝染性乳房炎を減少したり改良する試みにおいて一般的であ った。この発明の水性組成物と結果的にできたフィルムはバリア層と抗菌材料で ある。それは環境からかまたは他の家畜に起因した微生物と家畜の皮膚の間の接 触を妨げる。組成物の安定的で効果的なバリア層を形成するための能力と、そし て抗菌性を提供する能力は、特にポリビニルアルコールフィルムの水感度の観点 において驚くべき結果である。当業者は本発明のフィルムの水除去性を簡単に立 証できる。水性材料は実質上任意の形で任意の堅い表面に適用可能である。堅い 表面は一般の浸漬技術を使って、家畜の皮膚に組成物の現実の適用をシュミレー トするために材料中に浸潰される。フィルムの厚みは材料の粘度の結果である。 材料は適用後ほとんど滴が生じないように処方されるべきである。材料のフィル ム形成、滴下と除去性の試験の方法の一つは使い捨てのプラスチックピペットを 材料に浸漬し、結果としてできたフィルムの性質を測定することである。一般の 搾乳場の乳房の幾何学よりいくぶん小さいが接近した大きさと形を持つ大きい体 積のピペットが使用できる。一般的に材料の除去性は一定の撹拌速度で撹拌棒を 用いて撹拌し、プレート上で140ミリリットルの冷水(20℃)の中心にピペ ット配置することによって評価される。ピペットはビーカーの底から約1インチ に配置する。低い撹拌の環境でのピペットからのフィルムの除去または溶解の時 間を測定し記録する。暖かい温度でのまたは洗浄剤とともに水性材料に対するフ ィルムの感度は同様に見積もられる。本発 明の材料は温水または冷水除去ステップを最初に使うことによって通常に使われ る。材料は、浸潰状態でまたはタオルまたは他のシートような除去手段を使うか のいずれかによって、水と接触させられる。フィルムと接触する水はフィルムを 柔らかくし、そして水のフィルム成分の溶解または拡散を結果として導く。フィ ルムはふき取りまたは撹拌することにより剥離し、その結果、表面がきれいにな る。さらに定量の水で洗浄すれば、搾乳できる家畜となる。家畜はそれから自動 搾乳機を設置される。いったん搾乳が完了すると自動搾乳機を除去し、そして抗 菌性フィルムが適当な形の容器中の材料の適当な容量の浸液に浸漬することによ って、その場に形成される。 以下の例とデータが本発明の境界と限界を理解に対する基礎を提供し、そして ベストモードを提供する。 実施例1 機械的撹拌機を備えた適当な大きさのステンレススチール容器に軟水1955 .4グラムをいれた。撹拌を始め、そして軟水中にクエン酸50wt%活性水溶 液4グラム、クエン酸ナトリウム3グラムとヨウ化ナトリウム2グラムを加えた 。溶液が均一になるまで撹拌を続け、撹拌溶液にキタンサン(ケトロール)18 グラムをゆっくりと2〜3分以上かけて加えた。溶液が均一になるまで撹拌を続 け、撹拌混合物中に約99%の加水分解度をもつポリビニルアルコール(エバノ ール90−50)の10%活性水溶液を1600.0グラム加えた。元の容器と は別の容器に以下の混合物を加えた。軟水18グラム中にヨウ化ナトリウム24 グラムとヨウ素58グラムの前もって混合された混合物19.2グラムと、エチ レンオキサイド12モルを持つノニルフェノールエトキシレートの90.4重量 部からなる前持って混合されて混合物を入れておく。撹拌しながら、この別の容 器にソルビトール200グラムとグリセリン100グラムと直鎖アルキルスルホ ン酸の 97wt%活性水溶液8グラムを加えた。別の容器の混合物は均一になるまで混 合され、別の容器に入った前もって混合された混合物はすべて最初の容器に加え られ、バリア抗菌性材料の調製が完了した。材料の100%溶液のpHは4.0 4であった。ヨウ素の含量は0.289%であり、20℃でNo.2のスピンド ルを使ったブルークフィールド(Brookfield)粘度は1.025の比 重で1350cpであった。 実施例1A 機械的撹拌機つきの適当な大きさの容器にイオン交換水の58.81重量部を 入れた。撹拌しながら、ケルトール、すなわちキタンサン厚み材料0.45重量 部をゆっくりと加えた。厚み材は水性混合物に拡散し、均一になるまで撹拌した 。均一な水溶液中に穏やかに撹拌しながら、87%加水分解されたポリビニルア ルコール材料(エバノール52〜22)の10%水溶液40.0重量部を加えた 。添加が完了し、溶液が均一になったとき、別の容器に形成され、ソルビトール 約5重量部と、エチレンオキサイド12モルを持つノニルフェノールエトキシレ ート2.26重量部とヨウ化ナトリウム24グラムとヨウ素58グラムと水18 グラムの前持って混合された混合物0.48重量部からなる混合物を撹拌した水 性物質に導入した。撹拌を均一になるまで続け、材料を均一にした。 コーティングテストの結果 実施例1と実施例1Aは、乳房浸液としての有用性(フィルム形成、滴下、除 去性)に関する性質を評価した。評価は乳房浸漬を仮想して水性製造物に使い捨 てのプラスチックピペットを浸漬することにより行われ、空気中で乾燥するまで 吊した。24時間乾燥した製造物の性質を評価した。比較例1Aは過剰に滴下し た濃いチョコレートブラウ ン色の薄い水性のコートを形成した。水性材料の主体は垂れ落ちたが、しかし、 薄く均一なフィルムコートが残った。例1の材料はピペットの先端から平均1・ 2の間の滴があり、厚い柔軟な均一なバリアコートが残った。材料の除去性を評 価するために、コートしたピペットを冷水(20℃)400ミリリットルが入っ た撹拌棒を持つ撹拌プレートでゆっくり撹拌したガラスビーカー中に逆さにして 入れた。ピペットはビーカーの底から1インチ離して放置された。ゆっくりとし た撹拌の状況下、材料の剥離または除去の時間を記録した。実施例1Aの比較材 料は、8分50秒後、最初にピペットの側面上のフィルムが柔らかくなりはなれ るような幾つかの形跡を見せた。18分後、フィルムは完全に除去された。しか しながら、滴下した材料で形成されたボタンは31秒経過しても除去されなかっ た。はっきりとして比較対照のために、実施例1で調製された本発明の材料は、 水中に導入するとすぐにクラックが入り離れ始めた。27秒後、フィルムは完全 に外れ、ボタンは4分35秒後に除去された。明細書に示された実験データは処 方の比較を提示している。試験データは評価目的で比較し、野外での実行を予想 している。実際の除去性については、材料は5分未満で家畜から除去されなけれ ばならない。そして実質的には2分以下、すなわち60秒もしくはそれ以下が好 ましい。 実施例2 実施例1の手順に従い以下の実施例2A〜2Cを表Iに示すように調製した。 実施例2A〜2Cは、コーティングと除去能を、上記した方法を使って評価し た。表IIで以下に示した試験結果は、ヨウ素源と、非イオン性アルコールとポリ ビニルアルコールとの間での比較効果は、コーティング能力と迅速な除去能が驚 くべきレベルにあることを示している。実施例2Cのみボタンの除去に対して満 足できるものであった。 比較例3 実施例1と1Aに述べられた同様な方法を使って、模範的な乳房浸液材料は、 87〜89%の間の加水分解度を持つポリビニルアルコールを含むように作成し た。調整法はマルヘブカ(USP5017369)の実施例1で示したものと同 様である。これらの調整の目的は上記の実験で形成された材料の側面コートした ボタンの除去性とコーティング性をさらに調べるためである。組成は以下の通り である。 材料は過剰の滴下と乳房浸液剤の消耗を伴う不均一なフィルム形成 をする特徴がある。さらに材料は除去が難しい事がわかった。側面コートは53 〜90秒で除去され、ボタンコートは水と接触してからおよそ12分たっても除 去されなかった。そのようなコーティング性と除去性は搾乳場での製造過程では 受け入れられない。 細菌試験 例1の材料を調整し、スタンダードAOAC衛生試験砲を用いて殺菌性につい て試験を実施した。例1の同じ調整に対する試験結果を以下の表IVと表IVAに各 種の微生物に対して示す。 さらに実験により搾乳場での乳房炎の予防と処置への材料の有効性の温度効果 を評価した。模範的な材料が以下の配合A〜Eに調整された。その調整にはヨウ 素非イオン性複合体(ヨウ素に対する非イオン性の重量比が約9:1のノニルフ ェノールーヨウ素、材料のペーハーが3.5〜4.5になるようなクエン酸緩衝 液、表に示す種々の種々のグリセリン)を配合している。 ヨウ素浸液の効力の温度の影響を評価するために用いた豚の皮膚試験法は、切 り取った乳房片の評価分析の新しく開発された修正試験法である。この手法は、 滅菌され真空凍結された豚の皮膚を使うことにより、乳房浸液効果の評価の容易 さ、正確さ、再現性を改善するために設計されている。その皮膚は削除した乳房 より確実な皮膚試験表面 を提供する。潜在的に接触させたバクテリアの生存の回復性は技術者の切除した 乳房の洗浄法に依存する。 一つの例外とともに、S.オーレアス菌に対してすべての浸液の効果が低い温 度(4℃)で減少した。ほとんど自由ヨウ素の減少の直接的な結果である。本発 明の組成物の活性は低い温度でも減少しなかった。粘度の増加のためである。 本発明の高い粘度の組成物は優れた殺菌活性、すなわち、1.0%ヨウ素乳房 浸液と等価であることを説明する。 他の市販のヨウ素0.1〜1wt%を含むヨウ素を基準とした乳房浸液ととも に乳房浸液の細菌活性の比較のために使われた豚の皮膚試験法はいろいろな温度 で以下の手続き(クレンザド豚表皮試験法は1993年2月にナショナルマスチ チスコウンシルアニュアルミーティング(National Matitis Council Annual Me eting)で発表された)を用いて行われた。 1平方インチ滅菌した真空凍結された豚の皮膚(コレジウム2(商標:COR ETHIUM)イギリスのジョンソンアンドジョンソン社から発売している)は 滅菌水で、1時間、再水和された。再水和皮膚片は試験される微生物の24時間 肉汁培養液の5マイクロリットルを複製中に染み込ました。接種される皮膚片は 5分間接種物に接触させておいた。その後、接種された皮膚片は10秒間乳房浸 液溶液に浸潰した。そして、皮膚片を排水の為に垂直位置に維持した。排出が完 了すると、皮膚片を滅菌ペトリ皿に移し、水平に維持した。接触の5分後、皮膚 片をペトリ皿から除去した。適当な中和剤10ミリリットルの入った試験管に入 れた。ヨウ素乳房浸液に対してナトリウムチオサルフェイト中和剤(ヨウ素の存 在量より若干過剰の濃度で使われた)を使用した。これらのサンプルをボーテク スミキサーで混合した。生存集団を数える為にさらにいれられた。調整として、 滅菌した真空凍結された豚の皮膚の片を滅菌水中に入れ、上記した手法で処理し た。クレンザード豚の皮膚試験法を使う前に注意せよ。乳房浸液と培養液は使用 する温度(主に4または24℃、最低4時間の間)と等しくすべきである。 上記の説明、例とデータが本発明の技術的性質を理解する上で使われる一方で 、本発明は本発明の思想と範囲を外れることなしに多くの例を作ることができる 。本発明は以下に添付したクレームに属する。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年9月1日 【補正内容】 請求の範囲 (1994年9月1日に国際事務局にて受領された。原請求項3,4、 15,16がキャンセルされ、原請求項17−23が新請求項3−12として、 また、原請求項17−23が新請求項13−19として補正された) 請求項1. 搾乳場牛群内の感染性乳房炎と環境性乳房炎の両方の発生を 減少させるように処方された水性保護抗菌性フィルム形成組成物であって、水性 基質内において、 (a)フィルム形成に有効な量を有し、92%を越える加水分解度を持つポリ ビニルアルコールと、 (b)有効な量の重合体厚み材成分と、 (c)有効な量の抗菌性ヨウ素−非イオン性複合体成分の抗菌剤とからなり、 前記保護組成物から形成されたフィルムは処置された家畜から5分未満で実質 的に除去されることを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成組成物。 請求項2. 請求項1の組成物において、該ポリビニルアルコールは約15 ,000から100,000の間の分子量を持つことを特徴とする水性保護抗菌性フィルム 形成組成物。 請求項3. 請求項1の組成物において、該抗菌性ヨウ素−非イオン性複 合体成分は、エチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイドまたは混合物から なる重合体非イオン性成分とそれからヨウ素からなる複合体からなることを特徴 とする水性保護抗菌性フィルム形成組成物。 請求項4. 請求項3の組成物において、該重合体成分はポリエチレンオ キサイドブロック、ポリプロピレンオキサイドブロックまたは共重合体セグメン トからなり、該共重合体セグメントはエチレンオキサイドブロックとポリプロピ レンオキサイドブロックからなることを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成 組成物。 請求項5. 請求項4の組成物において、該重合体成分はポリエトキシ化 アルキルフェノールからなることを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成組成 物。 請求項6. 請求項1の組成物において、厚み材はキサンタン厚み材から なることを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成組成物。 請求項7. 請求項6の組成物において、約1〜10wt%のポリビニル アルコールと約0.1〜1wt%のキサンタン厚み材を含んでなることを特徴と する水性保護抗菌性フィルム形成組成物。 請求項8. 請求項3の組成物において、抗菌性成分は約1〜12wt% のヨウ素−非イオン性複合体成分からなることを特徴とする水性保護抗菌性フィ ルム形成組成物。 請求項9. 搾乳場牛群内での伝染性乳房炎と環境性乳房炎の削減の方法 であって、 (a)搾乳場牛群内での家畜に対して、 (i)フィルム形成に有効な量を有し、92%以上の加水分解度を持つポ リビニルアルコールと、 (ii)所定量のヨウ素−非イオン性複合体成分の抗菌剤 (iii)乳房の端にプラグと乳房の上にフィルムを形成する厚み 材と、 を有する水性保護抗菌性フィルム形成組成物を適用する工程と、 (b)必要な時に、水性の洗剤と乳房を接触させることによりフィルムとプラ グを、実質的に5分未満で保護成分を除去する工程、 とを具備することを特徴とする伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項10. 請求項9の方法において、該フィルムとプラグは搾乳前に 除去され、搾乳後、家畜は保護成分と接触させることを特徴する搾乳場牛群に於 ける伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項11. 請求項9の方法において、該保護成分はさらに加えて、該 成分の存在を示す着色剤を有効量を含んでいることを特徴する搾乳場牛群に於け る伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項12. 請求項9の方法において、該ポリビニルアルコールは約15 ,000から100、000の間の分子量を持つことを特徴とする搾乳場牛群に於ける伝染 性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項13. 請求項9の方法において、該抗菌性ヨウ素−非イオン性複 合体成分は、エチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイドまたは混合物から なる重合体非イオン性成分とヨウ素からなる複合体からなることを特徴とする搾 乳場牛群に於ける伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項14. 請求項9の方法において、該重合体成分はポリエチレンオ キサイドブロック、ポリプロピレンオキサイドブロックまたは共重合体セグメン トからなり、該共重合体セグメントはエチレンオキサイドブ ロックとポリプロピレンオキサイドブロックからなることを特徴とする搾乳場牛 群に於ける伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項15. 請求項9の方法において、該重合体成分はポリエトキシ化 アルキルフェノールからなることを特徴とする搾乳場牛群に於ける伝染性乳房炎 と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項16. 請求項9の方法において、厚み材はキサンタン厚み材から なることを特徴とする搾乳場牛群に於ける伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する 処置方法。 請求項17. 請求項9の方法において、約1〜10wt%のポリビニル アルコールと約0.1〜1wt%のキサンタン厚み材を含んでなることを特徴と する搾乳場牛群に於ける伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項18. 請求項9の方法において、抗菌性成分は約1〜12wt% のヨウ素−非イオン性複合体成分からなることを特徴とする搾乳場牛群に於ける 伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項19. 水性の保護抗菌性フィルム形成組成物であって、水性基質 内で (a)約98%を越える加水分解度を持つ約0.5〜10wt%のポリビニル アルコール成分と、 (b)約0.1〜1wt%の有機重合体厚み材と、 (c)最終的な成分を基準として0.1〜1wt%の有効なヨウ素を含む約1 〜12wt%の抗菌性ヨウ素−非イオン性複合体成分、 とを有することを特徴とする水性の保護抗菌性フィルム形成組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 47/36 7433−4C A61K 47/36 D (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU ,LV,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SK,UA,UZ,V N

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 請求項1. 搾乳場牛群内の感染性乳房炎と環境性乳房炎の両方の発生を 減少させるように処方された水性保護抗菌性フィルム形成組成物であって、水性 基質内において、 (a)フィルム形成に有効な量を有し、92%を越える加水分解度を持つポリ ビニルアルコールと、 (b)有効な量の重合体厚み材成分と、 (c)有効な量の抗菌性ヨウ素−非イオン性複合体成分の抗菌剤とからなり、 前記保護組成物から形成されたフィルムは処置された家畜から5分未満で実質 的に除去されることを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成組成物。 請求項2. 請求項1の組成物において、該ポリビニルアルコールは約15 ,000から100,000の間の分子量を持つことを特徴とする水性保護抗菌性フィルム 形成組成物。 請求項3. 請求項1の組成物において、該ポリビニルアルコールは95 %を越える加水分解度を持つことを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成組成 物。 請求項4. 請求項1の組成物において、該ポリビニルアルコールは98 %を越える加水分解度を持つことを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成組成 物。 請求項5. 請求項1の組成物において、該抗菌性ヨウ素−非イオン性複 合体成分は、エチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサ イドまたは混合物からなる重合体非イオン性成分とそれからヨウ素からなる複合 体からなることを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成組成物。 請求項6. 請求項5の組成物において、該重合体成分はポリエチレンオ キサイドブロック、ポリプロピレンオキサイドブロックまたは共重合体セグメン トからなり、該共重合体セグメントはエチレンオキサイドブロックとポリプロピ レンオキサイドブロックからなることを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成 組成物。 請求項7. 請求項6の組成物において、該重合体成分はポリエトキシ化 アルキルフェノールからなることを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成組成 物。 請求項8. 請求項1の組成物において、厚み材はキサンタン厚み材から なることを特徴とする水性保護抗菌性フィルム形成組成物。 請求項9. 請求項8の組成物において、約1〜10wt%のポリビニル アルコールと約0.1〜1wt%のキサンタン厚み材を含んでなることを特徴と する水性保護抗菌性フィルム形成組成物。 請求項10. 請求項5の組成物において、抗菌性成分は約1〜12wt %のヨウ素−非イオン性複合体成分からなることを特徴とする水性保護抗菌性フ ィルム形成組成物。 請求項11. 搾乳場牛群内での伝染性乳房炎と環境性乳房炎の削減の方 法であって、 (a)搾乳場牛群内での家畜に対して、 (i)フィルム形成に有効な量を有し、92%以上の加水分解度を持つポリ ビニルアルコールと、 (ii)所定量のヨウ素−非イオン性複合体成分の抗菌剤 (iii)乳房の端にプラグと乳房の上にフィルムを形成する厚み材と、 を有する水性保護抗菌性フィルム形成組成物を適用する工程と、 (b)必要な時に、水性の洗剤と乳房を接触させることによりフィルムとプラグ を、実質的に5分未満で保護成分を除去する工程、 とを具備することを特徴とする伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項12. 請求項11の方法において、該フィルムとプラグは搾乳前 に除去され、搾乳後、家畜は保護成分と接触させることを特徴する搾乳場牛群に 於ける伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項13. 請求項11の方法において、該保護成分はさらに加えて、 該成分の存在を示す着色剤を有効量を含んでいることを特徴する搾乳場牛群に於 ける伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項14. 請求項11の方法において、該ポリビニルアルコールは約 15,000から100、000の間の分子量を持つことを特徴とする搾乳場牛群に於ける伝 染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項15. 請求項11の方法において、該ポリビニルアルコールは9 5%を越える加水分解度を持つことを特徴とする搾乳場牛群に於ける伝染性乳房 炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項16. 請求項11の方法において、該ポリビニルアルコールは9 8%を越える加水分解度を持つことを特徴とする搾乳場牛群に於ける伝染性乳房 炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項17. 請求項11の方法において、該抗菌性ヨウ素−非イオン性 複合体成分は、エチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイドまたは混合物か らなる重合体非イオン性成分とヨウ素からなる複合体からなることを特徴とする 搾乳場牛群に於ける伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項18. 請求項11の方法において、該重合体成分はポリエチレン オキサイドブロック、ポリプロピレンオキサイドブロックまたは共重合体セグメ ントからなり、該共重合体セグメントはエチレンオキサイドブロックとポリプロ ピレンオキサイドブロックからなることを特徴とする搾乳場牛群に於ける伝染性 乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項19. 請求項11の方法において、該重合体成分はポリエトキシ 化アルキルフェノールからなることを特徴とする搾乳場牛群に於ける伝染性乳房 炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項20. 請求項11の方法において、厚み材はキサンタン厚み材か らなることを特徴とする搾乳場牛群に於ける伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対す る処置方法。 請求項21. 請求項11の方法において、約1〜10wt%のポリビニ ルアルコールと約0.1〜1wt%のキサンタン厚み材を 含んでなることを特徴とする搾乳場牛群に於ける伝染性乳房炎と環境性乳房炎に 対する処置方法。 請求項22. 請求項11の方法において、抗菌性成分は約1〜12wt %のヨウ素−非イオン性複合体成分からなることを特徴とする搾乳場牛群に於け る伝染性乳房炎と環境性乳房炎に対する処置方法。 請求項23. 水性の保護抗菌性フィルム形成組成物であって、水性基質 内で (a)約98%を越える加水分解度を持つ約0.5〜10wt%のポリビニ ルアルコール成分と、 (b)約0.1−1wt%の有機重合体厚み材と、 (c)最終的な成分を基準として0.1〜1wt%の有効なヨウ素を含む約 1〜12wt%の抗菌性ヨウ素−非イオン性複合体成分、 とを有することを特徴とする水性の保護抗菌性フィルム形成組成物。 請求項24. 請求項23の組成物において、ヨウ素−非イオン性複合体 はヨウ素と、アルキル基が6〜12の炭素数を持つエトキシ化アルキルフェノー ルと、5〜20モルのエチレンオキサイドからなることを特徴とする水性の保護 抗菌性フィルム形成組成物。 請求項25. 請求項23の組成物において、厚み材はキサンタン厚み材 からなることを特徴とする水性の保護抗菌性フィルム形成組成物。
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