JPH09500090A - 毛髪成長を促進する方法及びルトゾミア・タンパク質を含む毛髪活性化組成物 - Google Patents

毛髪成長を促進する方法及びルトゾミア・タンパク質を含む毛髪活性化組成物

Info

Publication number
JPH09500090A
JPH09500090A JP6518194A JP51819494A JPH09500090A JP H09500090 A JPH09500090 A JP H09500090A JP 6518194 A JP6518194 A JP 6518194A JP 51819494 A JP51819494 A JP 51819494A JP H09500090 A JPH09500090 A JP H09500090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maxadilan
composition
hair
protein
hair growth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6518194A
Other languages
English (en)
Inventor
ジョゼ エム.シー. リベイロ
イーザン エー. ラーナー
ヘインツ ジー. リモルド
リチャード ジー. ティタス
善春 辻
千加 榛沢
誠 宇塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Harvard College
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Harvard College
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd, Harvard College filed Critical Shiseido Co Ltd
Publication of JPH09500090A publication Critical patent/JPH09500090A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/64Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q7/00Preparations for affecting hair growth
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/80Process related aspects concerning the preparation of the cosmetic composition or the storage or application thereof
    • A61K2800/91Injection

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、毛髪成長を促進する方法、及びその方法での使用に適した局所用組成物に関する。マキサディラン(maxadilan)に例示される、チョウバエ(Lutzomyia Longipalpis)の唾液腺に見い出すことができるペプチドは、毛髪成長の促進及び脱毛の防止及び発毛効果のために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 毛髪成長を促進する方法及びルトゾミア・タンパク質を含む毛髪活性化組成物 政府のライセンスに関する権利 「国立衛生研究所(National Institutes of Health)/アルコール、薬物濫 用及び精神衛生部(Alcohol,Drug Abuse,and Mental Health Administration )」によって与えられたグラント第AI24511号の規定により、合衆国政府 は、本発明に関して完納されたライセンス権を保有し、更に、限定された場合に おいて、規定された相当の期間、特許権者に第三者に対してライセンスを要求す る権利を保有する。 発明の属する技術分野 本発明は、脱毛の防止のような優れた毛髪活性化効果、及び優れた発毛効果を 有する毛髪活性化組成物に関する。本発明は、医薬品、医薬部外品の調製、及び 化粧品の分野で特に有用である。本組成物は、チョウバエ(sand fly)であるル トゾミア・ロンジパルピス(Lutzomyia longipalpis)から発見されたペプチド を含む。 発明の背景 禿げと脱毛の考えられる原因の幾つかは、研究者がこれらの状態をよく理解し 、軽減する方法を開発することに努めて、探究されてきた。例えば、毛根や皮脂 腺といった器官におけるアンドロゲン活性化のような、頭皮の異常が原因として 考えられてきた。更に、毛嚢(hair follicles)への血流の減少、皮脂の分泌過 剰、及び過酸化物の形成が、全て禿げと脱毛の可能な原因として考えられてきた 。従って、従来の毛髪活性化組成物は、これらの事態の発生を軽減又は低下させ ることを目的として処方されてきた。 ビタミンB類やビタミンEのようなビタミン;セリンやメチオニンのようなア ミノ酸;スワーティー(swertiae)抽出物やアセチルコリン誘導体のような血管 拡張剤;リトスペリラディックス(lithosperiradix)抽出物やヒノキチオール のような抗炎症剤;エストラジオールのような女性ホルモン;及びセファランチ ンのような皮膚活性亢進剤を使用する処方が、脱毛症の予防及び治療剤として開 発及び利用されてきた。 最近になって、グリカナーゼ(glycanases)の化学的阻害剤を含有する組成物 が米国特許第5,015,470号に、トランスフォーミング増殖因子α及びβのような 増殖因子を含有する組成物が米国特許第5,037,643号に、そしてニコチン酸塩と 塩酸塩の混合物を含有する組成物が米国特許第5,043,162号に開示されている。 これらの組成物は、毛髪の成長促進にある種の効果を有する。 これらの種々の試みにも拘らず、従来の毛髪活性化/促進組成物は、脱毛症、 脱毛の防止又は治療、及び発毛効果において満足できるものではなかった。これ は、毛髪の活性化及び毛髪成長の促進が、非常に複雑な過程であって、多くの又 は相互関係のある原因が関係しているためであろう。 従って、当該分野には、毛髪を活性化する又は毛髪成長を促進するための、よ り多様なかつ有効な手段に対する需要がある。このような手段は、幾つかの応用 において有益な効果をもたらすであろう。例えば、毛髪成長の促進又は活性化は 、毛髪成長速度を上昇させるために化粧品業界で、禿げの治療のために製薬業界 で、そしてヒツジやウサギのような商業的に重要な動物において、羊毛の成長及 び毛皮の成長を刺激するために動物飼育業界で使用することができる。 発明の概要 本発明者らは、脱毛の治療に有効な、及び発毛効果の促進のような他の優れた 毛髪活性化効果を有する物質を研究してきた。その結果、チョウバエであるルト ゾミア・ロンジパルピスの唾液腺で見い出すことができる特異的なペプチドは、 毛髪の活性化に有用な特徴を示すことが見い出され、これにより本発明が可能に なった。 従って、本発明は、有効成分として、チョウバエであるルトゾミア・ロンジパ ルピスの唾液腺で見い出すことができるペプチドを含む毛髪活性化組成物を提供 することにより、当該分野の需要を満たすのに役立つ。このペプチドは、哺乳動 物において血管拡張活性を示す。本発明による毛髪活性化組成物は、局所塗布及 び皮下注射により、優れた発毛効果と毛髪活性化効果を奏する。 更に詳しくは、本発明は、哺乳動物の毛髪成長を誘発、維持又は促進する方法 を提供する。この方法は、毛髪の成長を誘発、維持又は促進する量のルトゾミア (Lutzomyia)タンパク質を、哺乳動物の皮膚又は毛髪に投与することからなる 。本発明の好適な態様では、ルトゾミア・タンパク質を局所的に哺乳動物に塗布 する。好適なルトゾミア・タンパク質はマキサディラン(maxadilan)である。 本発明はまた、哺乳動物の皮膚又は毛髪への局所塗布に適した組成物を提供す る。この組成物は、薬学的に許容しうる担体中に毛髪の成長を誘発、維持又は促 進する量のルトゾミア・タンパク質を含む。 本発明は、これまでに使用された物質の群とは異なる範疇に属する化合物を利 用する毛髪成長の促進に有用である。本発明はまた、動物飼育業界における羊毛 又は毛皮の生産を増大させるのに有用である。このように本発明は、哺乳動物の 毛髪成長を誘発、維持又は促進するために有益である。 図面の簡単な説明 本発明は、以下の図を参照してより詳細に説明される: 図は、マウスのヒゲの器官培養物に及ぼす、ルトゾミア・ロンジパルピスの作 用を示すために、これらの培養物の毛髪成長を培養日に対してプロットしたグラ フを示す。 発明の詳細な説明 本発明は、脱毛を有効に防止する物質の同定及び発毛効果に向けられた研究努 力により完成した。出願人らの努力により、チョウバエであるルトゾミア・ロン ジパルピスの唾液腺に見い出すことができる特異的ペプチドが、毛髪成長の促進 をもたらす強力な効果を示すことが見い出された。1.ルトゾミア・タンパク質 チョウバエの唾液腺溶解物から得られるペプチドは、以前に同定され、哺乳動 物の血管拡張及び一時的な免疫抑制能をもつことが示された(Lerner E.A.らの 「国際特許公開 WO91/00293号」;及びRibeiroらの 「Science,Vol.243,pp.21 2-214 (1989)」を参照のこと)。これらのペプチドは、「ルトゾミア・タンパク 質」(LP)により例示されるが、これは1つの態様において「マキサディラン 」と呼ばれている。マキサディランは、分子量約6800ダルトンを有し、アセ トニトリル−H2O−トリフルオロ酢酸−逆相カラムではカルシトニン遺伝子関 連ペプチド(calcitonin gene-related peptide)に先立ち溶出する(Lerner E. A.らの「国際特許公開 WO91/00293号」を参照のこと)。LPは、外科的に摘出 したルトゾミア・ロンジパルピスの唾液腺から、従来の精製用クロマトグラフィ ーにより得ることができる。1対の唾液腺は、約10〜15ngのLPを含有する 。ルトゾミア・タンパク質は、チョウバエであるルトゾミア・ロンジパルピスの 唾液腺の全タンパク質の約1%を構成する。 出願人らは、マキサディランで例示されるルトゾミア・タンパク質が有する、 新規な性質を見い出した。このタンパク質を経皮注射又は局所投与することによ って、これらの哺乳動物の血管拡張活性と免疫系を抑制する能力に加えて、毛髪 成長の促進を引き起こす。 本発明の方法及び組成物に使用するために適したペプチドは、チョウバエの唾 液腺の溶解物から抽出し、精製したペプチド、「国際特許公開 WO91/00293号」 に記載される活性類似体及びそれらの活性断片、又は組み換えで産生されるペプ チドを含む。本明細書で使用されるルトゾミア・タンパク質という用語は、全て のそのようなペプチド、活性類似体、及び活性断片を意味する。マキサディラン 又はその活性断片は、本発明での使用に適したルトゾミア・タンパク質の例であ る。マキサディランは、本発明の以下の説明において代表的なペプチドとして使 用される。 ルトゾミア・タンパク質には少なくとも2つの変異体がある。成熟ルトゾミア ・タンパク質の1つの型のcDNAのヌクレオチド配列及びそのアミノ酸配列は 、次のとおりである: ルトゾミア・タンパク質のゲノムDNA配列は、次のとおりである: ルトゾミア・タンパク質のゲノムDNA配列は、ルトゾミア・タンパク質cD NA配列とは幾分異なり、変異のルトゾミア・タンパク質遺伝子を表すと考えら れている。ルトゾミア・タンパク質のゲノムDNA配列は、17個のアミノ酸か らなるリーダーペプチドのDNA配列とそのアミノ酸配列を含む。ルトゾミア・ タンパク質のシグナル配列も、ゲノムDNA配列中に表れている(ヌクレオチド 1〜51)。 ルトゾミア・タンパク質又はその活性な類似体や断片を多く含む組成物は、本 発明を実施するために使用できる。ルトゾミア・タンパク質の活性類似体と断片 は、典型的には、そのタンパク質又はペプチドが哺乳動物の毛髪成長を誘導、維 持又は促進することができるように、ルトゾミア・タンパク質の活性部位の配列 と充分に同一部分を有するアミノ酸配列からなるタンパク質又はペプチドである 。本発明のペプチドは、「国際特許公開 WO91/00293号」に開示されるものと同 一である必要はない。変異は局所の突然変異によって生じ、これがペプチドの毛 髪活性化性を実質的に低下させることはない。このような変異体は、溶解物から 単離されるペプチド、並びに化学的に又は組み換えで構築されるペプチドにおい て見い出すことができる。 ルトゾミア・タンパク質の配列を知ることで、当業者は治療用途のために大量 のタンパク質を製造できる。ルトゾミア・タンパク質は、従来の化学的固相又は 液相ペプチド合成法を使用して合成することができる。更に、配列を知ることに より、大量の当該タンパク質を産生するために、ルトゾミア・タンパク質をコー ドするDNAを、原核生物と真核生物を含む様々なタイプの宿主細胞で発現させ ることが可能になる。 その1次アミノ酸構造の代わりに、本発明での使用に適したルトゾミア・タン パク質は、その化学的及び生物学的性質により特性を明らかにすることができる 。 具体的には、本発明での使用に適したルトゾミア・タンパク質は、哺乳動物の血 管拡張又は一時的な免疫抑制を誘発することができる。ルトゾミア・タンパク質 の血管拡張活性は、「国際特許公開 WO91/00293号」に記載されるように、収縮 したウサギ大動脈環の少なくとも約100%の弛緩により示される。唾液腺抽出 物を使用した一時的な免疫抑制は、「国際特許公開 WO91/00293号」に記載され るように、測定中H22産生が少なくとも約75%抑制されることが、免疫刺激 マーカーとしてのマクロファージによるH22産生の測定により証明される。 本発明の1つの態様において、ルトゾミア・タンパク質は、質量分光光度測定 法により測定される約6839ダルトンの分子量を有する。別の態様において、 本発明で使用されるルトゾミア・タンパク質は、カルシトニン遺伝子関連ペプチ ド(CGRP)と対比することにより特性が明らかにされる。即ち、ルトゾミア ・タンパク質は、逆相高速液体クロマトグラフィーカラムでアセトニトリル−H2 O−トリフルオロ酢酸溶出によるCGRPに先立って溶出されることにより特 徴づけされる。ルトゾミア・タンパク質はまた、「国際特許公開 WO91/00293号 」に記載される測定法で測定されたCGRPの活性の少なくとも約80〜100 倍の、動物の皮膚の紅斑誘発により測定される血管拡張活性を有するという特徴 を有するということも可能である。 組み換え法によるルトゾミア・タンパク質発現の例は、「Journal of Biologi cal Chemistry,Vol.267,No.2,Issue of January 15,pp.1063」のEthan Lern er及びCharles Shoemakers著「組み換えマキサディランの発現(Expression of Recombinant Maxadilan)」、「マキサディラン、この強力な血管拡張性ペプチ ドをコードする遺伝子のクローニングと機能的発現(Maxadilan,Cloning and F unctional Expression of the Gene Encoding This Potent Vasodilator Peptid e)」という標題の論文に見い出すことができる。 化学合成されたマキサディランペプチド、組み換え法により産生されたペプチ ド、及び天然のペプチドの間には相違がある。この相違は以下のように要約する ことができる。 これらの各ペプチドは、本発明を実施するのに利用できることが理解されるであ ろう。2.毛髪成長の促進 本発明はまた、毛髪成長の所望の部位にルトゾミア・タンパク質を投与するこ とからなる、毛髪成長を誘発、維持又は促進するための方法を提供する。ルトゾ ミア・タンパク質は、局所塗布又は皮下注射により、所望の部位に適用すること ができる。ルトゾミア・タンパク質は、哺乳動物の毛髪、哺乳動物の皮膚、又は 毛髪と皮膚の両方へ、哺乳動物の毛髪成長を誘発、維持、又は促進するために投 与することができる。本発明の組成物と方法は、ヒツジ、ウサギ、マウス、ラッ ト及び他の哺乳動物のような毛髪及び毛皮を有する動物に使用することができる が、対象はヒトであることが望ましい。本発明の組成物は、本発明の有益な効果 を得るために、毛髪薄膜(hair pellicles)近傍に適用することができる。 (a)局所塗布用の組成物 本発明の組成物は、適切な担体中にルトゾミア・ タンパク質を混合させることにより、局所塗布に適した形に処方することができ る。この担体は、化粧品として許容しうる、薬学的に許容しうる、又は生理学的 に許容しうる固体、半固体又は液体担体であってよく、これにより、ルトゾミア ・タンパク質は適切に希釈されて皮膚に運搬されることが可能になる。この担体 の性質は、組成物の局所投与のために選択される方法に依存する。担体自体は不 活性であるか、又は組成物に生理学的若しくは薬学的利点をもたらすものである 。 局所塗布のための担体は、組成物中のルトゾミア・タンパク質及び他の試薬の 希釈剤、分散剤、又は溶剤として作用する物質であるため、この組成物は、毛髪 、頭皮又は毛髪と頭皮の両方に、適切な濃度で塗布され、実質的に均一に分布し うる。この担体は、好ましくはルトゾミア・タンパク質の皮膚への浸透を助けて 、毛髪薄膜の近傍付近へ到達させるものである。 本発明の組成物の局所塗布のための担体は、水又は水以外の少なくとも1つの 化粧品として許容しうる担体を基本とすることができる。化粧品として許容しう る非水性の担体は、局所塗布に適した組成物を与えるために、水と混合すること もできることが理解されるであろう。本発明の組成物に使用できる担体は、皮膚 軟化剤、溶剤、湿潤剤、増粘剤、及び粉末のような固体又は液体を含む。 ルトゾミア・タンパク質は、本発明の方法及び組成物において、単独で、又は 他の公知の治療剤と組合せて使用することができる。例えば、本発明のペプチド は、1つ以上の下記の物質と組合せて使用することができる:塩化カルプロニウ ム(carpronium chloride)、スワーティー抽出物及びアセチルコリン誘導体の ような血管拡張剤;セリンやメチオニンのようなアミノ酸;ビタミンB6、ビタ ミンE及びそれらの誘導体、ビオチン、パントテン酸及びそれらの誘導体のよう なビタミン;グリシルレチン酸及びその誘導体;ニコチン酸ベンジルのようなニ コチン酸塩;エストラジオールといった女性ホルモンなどの皮膚活性亢進剤;セ ファランチン及びミノキシジル。 更に、毛髪活性化組成物に典型的に使用される他の添加物を、本発明によるル トゾミア・タンパク質と組合せることができる。例えば、ヒノキチオール、ヘキ サクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム、ウンデシレ ン酸、トリクロロカルバニリド、及びビチオノールのような抗炎症剤;メントー ルのような清涼剤;サリチル酸、亜鉛、及びそれらの誘導体、乳酸及びそのアル キルエステル、有機酸(例えば、クエン酸)、アミノ酸(例えば、アルギニン) 、油(例えば、オリーブ油)、スクアレン、流動パラフィン、ミリスチン酸イソ プロピル、高級脂肪酸及び高級アルコール、多価アルコール(例えば、グリセロ ール)、プロピレングリコールのような物質、並びに界面活性剤、香料、抗酸化 剤、 紫外線吸収剤、顔料、エタノール、水、湿潤剤、噴射剤、及び増粘剤を、本発明 の効果を損なわない程度に、場合により本発明の方法と組成物に使用することが できる。 本発明による毛髪活性化組成物は、極めて低レベルのルトゾミア・タンパク質 を混合することができるが、一般的には、局所塗布物中に、組成物の総重量の約 1×10-5〜約5重量%の量で、望ましくは組成物の総重量の約1×10-5〜約 3重量%の量で使用される。 本発明の毛髪活性化組成物は、直接塗布するか又はスプレーで皮膚に、或は経 皮注射により投与することができる。本発明の毛髪活性化組成物の用量は、年齢 、個人差、症状などに依存して変化するが、成体の場合一般的には、500fg〜 500mg、好適には100pg〜100mgのルトゾミア・タンパク質/kg体重/日の 範囲である。 1つの態様において、マキサディランは、100fg〜100mg、好適には10 0pg〜100mg/cm2表面積の範囲の量でヒトに適用することができる。マキサデ ィランは、本発明の局所組成物中に、約5.0×10-10〜約5.0×10-1重 量%、好適には約5.0×10-8〜約5.0×10-3重量%の量で存在する。一 般に、毛髪成長を刺激及び促進するために、本組成物は、成人に約100fg〜約 100mg、好適には約100pg〜約100mg/kg(宿主体重)/日の量で投与され る。 好適には、哺乳動物の毛髪薄膜を、1日1〜4回、毎日処理する。正確な使用 法は、個人の状態のような幾つかの因子に依存するが、担当の医師は容易に決定 することができる。治療は、少なくとも所望の効果が達成されるまで続けるべき である。 本発明の組成物は、毛髪薄膜に適用することのできる任意の形であってよい。 例えば、組成物は、シャンプー、コンディショナー、ヘアースプレー、ヘアーゲ ル製品、又は潤いを与えるローションとして処方することができる。 (b)皮下注射のための組成物 本発明の組成物の被験体への局所塗布に加え て、本発明の組成物はまた、毛髪成長を誘発、維持又は促進するために、皮下注 射により被験体に投与することができる。ルトゾミア・タンパク質は、極めて優 れた毛髪活性化効果を有するため、皮下注射による動物の有効用量は、少なくと も1pg/kg(宿主体重)/日である。ルトゾミア・タンパク質は、約1mg/kg体重/ 日を超える量では使用されないであろう。 マキサディランは、脱毛を防止する有効な毛髪活性化剤であり、発毛効果を有 することが見い出された。in vitro(試験管内)及びin vivo(生体内)試験結 果の両方において、マキサディランが毛髪成長を促進することが示された。マウ スのヒゲからの毛嚢の器官培養物を用いて、in vitroで本発明の効果が示された 。マキサディランのマウスとヒトへの局所塗布及び皮下注射により、in vivoで 本発明の効果が示された。 本発明は、ここで実施例により、より詳細に記載されるが、これらは本発明を なんら制限するものではない。処方される量は全て、重量%で表されるが、ルト ゾミア・タンパク質は、実施例1〜5では標準液として1mg/10ml濃度の水溶 液で使用され、かつルトゾミア・タンパク質はその精製された粉末の形で使用さ れる。 実施例I ルトゾミア・タンパク質を含有するヘアートリートメント組成物の調製 ルトゾミア・タンパク質と硬化ひまし油のエチレンオキシド(40mol)付加 物を95%エタノールに添加し、攪拌により溶解した。脱イオン水を添加し混合 して、下記の例1による液体毛髪活性化組成物を得た。例2〜5及び比較例1に よるヘアートニックを同様に得た。各場合の処方の割合を、下記の第1表に示す 。 実施例II 発毛試験による毛髪成長刺激の証明 発毛試験と呼ばれる試験で、実施例Iで記載したように調製した組成物の毛髪 成長刺激効果を測定した。実施例Iの毛髪活性化組成物についての発毛試験を、 毛髪周期が休止期にあるC3H/HeNCrJマウスを使用して行った。使用した方法は、 Ogawaらの方法であった(「正常及び異常上皮分化(Normal and Abnormal Epide rmal Differentiation)」、M.Seiji及びI.A.Berstein編、(1982) pp.159-170 ,Todai Press.)。 更に具体的には、各試験群は10匹のマウスから構成された。1つの試験群に は何も塗布せず、一方他の群は、実施例1〜5及び比較例1の処方で処置した。 マウスの背をバリカンとひげ剃りで剃った。各試料を0.1mlの量で毎日局所塗 布した。マウスの背の発毛(毛髪成長)部位を測定し、各試料の発毛効果を面積 の比率により相互に比較した。各試料で50%の発毛割合に要する時間を、表2 に示す。 表2の「促進された日数」は、「塗布なし」についての50%発毛作用を確認 する日数と、各例についての測定された値との差であり、組成物の毛髪成長刺激 効果の尺度である。この促進された日数が多いほど、より有効に組成物は発毛試 験で毛髪成長を刺激する。即ち表2を参照すると、塗布なしの試験群と、ルトゾ ミア・タンパク質を含有しない組成物を使用した比較例1では、毛髪成長の刺激 が同じであった。ルトゾミア・タンパク質を含有する本発明の組成物を使用した 例1〜5を、「塗布なし」の群及びルトゾミア・タンパク質を含有しない比較例 1の組成物を受けた群と比較した時、「促進された日数」の増加によって証明さ れるように、毛髪成長が刺激された。 実施例III トリコグラム(trichogram)試験における毛髪活性化の証明 脱毛の防止及び発毛効果のような毛髪活性化作用を試験するために、トリコグ ラム試験をヒトで行った。この試験は、実施例Iで記載したように調製した例1 〜5及び比較例1の毛髪活性化組成物について行った。 トリコグラム試験 引き抜いた毛髪の毛根を、毛髪活性化組成物の使用の前後 に顕微鏡で観察して、毛根の形を観察することにより休止期の毛根の数を数えた 。 成長率の上昇又は低下により、組成物の毛髪活性化作用を比較した。休止期の「 毛根」は、成長が停止した毛髪の毛根であり、休止期の毛根の割合は、脱毛して いないヒトよりも脱毛しているヒトに高いことが確認されている。 例1〜5及び比較例1による各毛髪活性組成物を、10人の男性被験者の頭皮 に、毎日2回、2mlの量で6ケ月間にわたり継続して塗布した。塗布の直前及び 塗布の6ケ月後に、1被験者当たり100本の毛髪を引き抜き、各毛根を試験し た。結果を下記の表3に示す。 この結果から、本発明は毛髪成長の促進に有効であることが明白である。 実施例IV 水中油型エマルジョンのヘアートニック エマルジョンのヘアートニックを、下記の組成を有するA相、B相、C相、D 相、及びE相から調製した:A相 ルトゾミア・タンパク質(マキサディラン) 1.0 ポリオキシエチレン(60mol)付加硬化ひまし油 2.0 グリセロール 10.0 ジプロピレングリコール 10.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 ポリエチレングリコール1500 5.0B相 イソオクタン酸セチル 10.0 スクアレン 5.0 ワセリン 2.0 プロピルパラベン 2.0C相 カルボキシビニルポリマーの1%水溶液 30.0 ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03 脱イオン水 8.35D相 脱イオン水 4.5E相 水酸化カリウム 0.12 脱イオン水 5.0 A相とB相を別々に60℃で熱して融解し、次にホモミキサーで混合してゲル を調製した。これにD相を少しずつ添加し、ホモミキサーを用いて分散させた。 続いて、分散させたC相をこれに添加し、最後にE相を添加して、次いでホモ ミキサーで処理して、水中油型エマルジョンのヘアートニックを得た。 このヘアートニックを実施例IIに記載したようにヒトに塗布した。このヘアー トニックが優れた毛髪活性化効果を有することが確認された。 実施例V クリーム状ヘアートニック 下記の組成を有するA相とB相からクリーム状ヘアートニックを調製した:A相 ルトゾミア・タンパク質(マキサディラン) 5.0 流動パラフィン 5.0 セトステアリルアルコール 5.5 モノステアリン酸グリセリル 3.0 EO(20mol)−2−オクチルドデシルエーテル 3.0 プロピルパラベン 0.3 香料 0.1B相 グリセロール 8.0 ジプロピレングリコール 20.0 ポリエチレングリコール4000 5.0 ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.005 脱イオン水 49.095 A相とB相を各々別々に熱して溶解し、次いで一緒に混合した。この混合物を ホモミキサーを用いて乳化して、クリーム状ヘアートニックを得た。このヘアー トニックを使用して、実施例IIに記載したようにヒトで実際的な試験を行った。 このヘアートニックが優れた毛髪活性化効果を有することが確認された。 実施例VI クリーム状ヘアートニック 下記の組成を有する2つの相を混合して、クリーム状ヘアートニックを調製し た:A相 ルトゾミア・タンパク質(マキサディラン) 0.5 流動パラフィン 10.5 モノステアリン酸グリセリル 3.0 EO(20mol)−2−オクチルドデシルエーテル 3.0 プロピルパラベン 0.3 香料 0.1B相 グリセロール 10.0 ジプロピレングリコール 18.0 ポリエチレングリコール4000 5.0 ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.005 脱イオン水 54.595 A相とB相を別々にして熱して溶解した。A相とB相と混合した後、混合物を ホモミキサーを用いて乳化して、クリーム状のヘアートニックを得た。このヘア ートニックを使用して、実施例IIに記載したようにヒトで実際的な試験を行った 。本ヘアートニックが優れた毛髪活性化効果を有することが確認された。 実施例VII ヘアーゲル 下記の組成を有する5つの相を混合して、ヘアーゲルを調製した:A相 ルトゾミア・タンパク質(マキサディラン) 3.0 ポリオキシエチレン(60mol)付加硬化ひまし油 2.0 グリセロール 10.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 ポリエチレングリコール1500 5.0B相 イソオクタン酸セチル 10.0 ワセリン 8.0 プロピルパラベン 2.0C相 カルボキシビニルポリマーの1%水溶液 30.0 ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03 脱イオン水 8.35D相 脱イオン水 4.5E相 水酸化カリウム 0.12 脱イオン水 12.0 A相とB相を別々に60℃で熱して融解し、次にホモミキサーで混合してゲル を調製した。ここにD相を少しずつ添加し、ホモミキサーを用いて分散させた。 続いて、分散させたC相をここに添加し、最後にE相を添加して、次いでホモミ キサーで処理して、水中油型エマルジョンのヘアートニックを得た。 このヘアートニックを使用して、実施例IIに記載したようにヒトで実際的な試 験を行った。このヘアートニックが優れた毛髪活性化効果を有することが確認さ れた。 ルトゾミア・タンパク質の他の効果 マウスのヒゲの毛嚢の器官培養物に及ぼす効果 図に結果のプロットを示した が、これは、生理食塩水にルトゾミア・タンパク質1mgを溶解し、続いて下記に 示したように希釈して調製した各試料を、下記の培地に添加して、挿入した顕微 鏡によりインキュベーションの日から毛髪成長を測定して得られたものである。 マウスのヒゲの毛嚢の器官培養 C3Hマウスのヒゲの部分の組織を、無菌的に 取り出して、立体顕微鏡下でマイクロブレードを用いて成長期の毛嚢を単離した 。24ウェルのマイクロプレートを使用し、培地(DMEM:Ham F12 = 1:1)1ml中 にヌクレオポア(Nucleopore)社製の膜フィルターを置き、単離した毛嚢をCO2 インキュベーターで培養した。ここで、DMEMは、ダルベッコ−改良イーグル培 地(Dulbecco's Modified Eagle Medium)であり、Ham F12はHam F12の培養ブロ スである。 ルトゾミア・タンパク質による毛髪成長の促進は、投与した量に実質的に依存 した。投与量が6μgを超えると著しい効果が得られた。 経皮注射によるマキサディランの発毛効果 ルトゾミア・タンパク質のマキサ ディラン5μgを生理食塩水5mlに溶解して調製した各試料を、下記に記載した ようにC3Hマウスに経皮的に注射した。対照試料は、ルトゾミア・タンパク質を 含ま ない生理食塩水であった。 58日齢のC3Hマウスの背をバリカンを用いて剃った。各試験群は5匹の動物 よりなった。試験する試料を、皮内又は経皮に毎日0.05ml/日の量で注射し て、同様な注射を20日間にわたって続けた(土曜日と日曜日を除く)。その後 、マウスの毛髪成長を、約40日間にわたって毎週観察した。 評価の結果を表4に要約する。表中、(−)は毛髪成長がなかったことを意味 し、(±)は50%未満の毛髪成長があったことを意味し、そして(+)は50 %を超える毛髪成長があったことを意味する。 前記の例は、本発明は優れた発毛効果と毛髪活性化効果を有することを明白に 示している。 前記発明は、明確に理解を得ることを目的としてある程度詳しく記載されてい るが、本開示に関して当業者は、本発明の真の範囲から逸脱することなく、形態 及び細部において種々の変化を加えることができることは明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リモルド ヘインツ ジー. アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ブ ルックリン クリントン ロード 197 (72)発明者 ティタス リチャード ジー. アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ニ ーハム コルビー ストリート 5 (72)発明者 辻 善春 日本国神奈川県横浜市港北区新羽町1050番 地 (72)発明者 榛沢 千加 日本国神奈川県横浜市港北区新羽町1050番 地 (72)発明者 宇塚 誠 日本国神奈川県横浜市港北区新羽町1050番 地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.哺乳動物の毛髪成長を誘発、維持又は促進する方法であって、毛髪成長を 誘発、維持又は促進する量のルトゾミア(Lutzomyia)タンパク質を、哺乳動物 の皮膚又は毛髪に投与することを含む方法。 2.ルトゾミア・タンパク質が、マキサディラン(maxadilan)である、請求 の範囲第1項記載の方法。 3.マキサディランが、ヒトに約25fg〜約2.5mg/kg(宿主体重)/日の量 で投与される、請求の範囲第2項記載の方法。 4.マキサディランが、ヒトに約1pg〜約1mg/kg(宿主体重)/日の量で投与 される、請求の範囲第2項記載の方法。 5.哺乳動物の毛髪成長を誘発、維持又は促進する方法であって、マキサディ ランを含む組成物(ここで組成物はマキサディランを約5.0×10-10〜約5 .0×10-1重量%の量で含有する)を、毛髪成長を誘発、維持又は促進する量 で、哺乳動物に局所適用することを含む方法。 6.組成物が、マキサディランを約5.0×10-8〜約5.0×10-3重量% の量で含有する、請求の範囲第5項記載の方法。 7.マキサディランが、約100fg〜約100mg/kg体重/日の量でヒトに適用 される、請求の範囲第5項記載の方法。 8.マキサディランをヒトの毛髪薄膜に1日1〜4回適用することによりヒト が処理される、請求の範囲第5項記載の方法。 9.マキサディランが、約100pg〜100mg/kg体重/日の量でヒトに適用さ れる、請求の範囲第8項記載の方法。 10.哺乳動物の毛髪成長を誘発、維持又は促進する方法であって、ルトゾミ ア・タンパク質を含む組成物を、毛髪成長を誘発、維持又は促進する量で、哺乳 動物の毛髪薄膜近傍に経皮注射することを含む方法。 11.ルトゾミア・タンパク質が、マキサディランである、請求の範囲第10 項記載の方法。 12.マキサディランが、約1pg〜1mg/kg体重/日の量でヒトに適用される、 請求の範囲第11項記載の方法。 13.薬学的に許容しうる担体中の毛髪成長を誘発、維持又は促進する量のル トゾミア・タンパク質を含む、哺乳動物の皮膚又は毛髪に局所適用するのに適し た組成物。 14.ルトゾミア・タンパク質が、マキサディランである、請求の範囲第13 項記載の組成物。 15.組成物が、組成物の総重量に対して約1×10-5〜約5重量%のマキサ ディランを含む、請求の範囲第14項記載の組成物。 16.組成物が、組成物の総重量に対して約1×10-5〜約3重量%のマキサ ディランを含む、請求の範囲第14項記載の組成物。 17.組成物が、スクアレン、流動パラフィン、脂肪酸、一価アルコール、多 価アルコール、プロピレングリコール、又は水からなる群より選択される薬学的 に許容しうる担体中のマキサディランを含む、請求の範囲第14項記載の組成物 。 18.組成物が、硬化ひまし油のポリオキシエチレン付加物、グリセロール、 ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコー ル、イソオクタン酸セチル、スクアレン、ワセリン、プロピルパラベン、水、流 動パラフィン、セトステアリルアルコール、モノステアリン酸グリセリル、及び エチレンオキシドアルキルエーテルからなる群より選択される化粧品として許容 しうる担体中のマキサディランを含む、請求の範囲第14項記載の組成物。
JP6518194A 1993-02-12 1994-02-10 毛髪成長を促進する方法及びルトゾミア・タンパク質を含む毛髪活性化組成物 Pending JPH09500090A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US1706193A 1993-02-12 1993-02-12
US08/017,061 1993-02-12
PCT/US1994/001202 WO1994017778A1 (en) 1993-02-12 1994-02-10 Method of enhancing hair growth and hair revitalizing compositions comprising lutzomyia protein

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09500090A true JPH09500090A (ja) 1997-01-07

Family

ID=21780501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6518194A Pending JPH09500090A (ja) 1993-02-12 1994-02-10 毛髪成長を促進する方法及びルトゾミア・タンパク質を含む毛髪活性化組成物

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0683660A1 (ja)
JP (1) JPH09500090A (ja)
AU (1) AU6234694A (ja)
CA (1) CA2155866A1 (ja)
WO (1) WO1994017778A1 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991000293A1 (en) * 1989-06-29 1991-01-10 The President And Fellows Of Harvard College Vasodilatory and immune suppressant peptides

Also Published As

Publication number Publication date
AU6234694A (en) 1994-08-29
WO1994017778A1 (en) 1994-08-18
CA2155866A1 (en) 1994-08-18
EP0683660A1 (en) 1995-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07316023A (ja) 育毛料
JP3223404B2 (ja) 育毛・養毛剤
JP2002173449A (ja) 養毛料
KR100616342B1 (ko) 양모 조성물
EP1222913B1 (en) Depilating method
WO2001045697A1 (fr) Agents et medicaments a usage cutane externe
JPH0296581A (ja) ビオチンエステル及びそれを用いた皮膚外用剤、養毛料
JP2002080327A (ja) 養毛料
JPH09500090A (ja) 毛髪成長を促進する方法及びルトゾミア・タンパク質を含む毛髪活性化組成物
JPH0971513A (ja) 育毛剤
JP5175437B2 (ja) 育毛養毛剤、および育毛養毛用組成物
JP3827259B2 (ja) 表皮角質化促進剤
EP0679385B1 (en) Hair revitalizing composition
JP3822517B2 (ja) 皮膚外用剤
JPH09263529A (ja) 表皮角質化促進剤
JP2003012468A (ja) 養毛・発毛促進剤
JPH10245393A (ja) トリテルペン類を含有する組成物
JPH07277930A (ja) 養毛料
JP2000169497A (ja) 新規なトリテルペン類およびこれを含有する組成物
JP3337845B2 (ja) 養毛料組成物
JP3520936B2 (ja) 育毛剤
JP2000103765A (ja) 新規なトリテルペン類およびこれを含有する組成物
JPH0753338A (ja) 育毛剤
KR101984276B1 (ko) 베르베린 하이드로클로라이드를 유효성분으로 포함하는 체모성장 저해용 조성물
JP3088835B2 (ja) 育毛剤