JPH0949667A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0949667A
JPH0949667A JP20089295A JP20089295A JPH0949667A JP H0949667 A JPH0949667 A JP H0949667A JP 20089295 A JP20089295 A JP 20089295A JP 20089295 A JP20089295 A JP 20089295A JP H0949667 A JPH0949667 A JP H0949667A
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JP
Japan
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heat exchanger
valve
outdoor heat
valve body
refrigerant
Prior art date
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Pending
Application number
JP20089295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Motojo
秀樹 本條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Publication of JPH0949667A publication Critical patent/JPH0949667A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二列構成の室外熱交換器を備え、R22の代
替冷媒としてR407Cを使用する空気調和機におい
て、暖房運転時に室外熱交換器の熱交換率が低下するの
を防止する。 【解決手段】 室外機に二列構成の室外熱交換器6を配
置し、冷媒にR407Cを使用する場合、冷凍サイクル
を構成する四方弁10と室外熱交換器6の流入側A間に
第1の弁体13を、室外熱交換器6の流出側Bと絞り手
段11間に第2の弁体14を、第2の弁体14と絞り手
段11を繋ぐ冷媒管と、第1の弁体13と室外熱交換器
6の流入側Aを繋ぐ冷媒管との間に第3の弁体15を、
室外熱交換器6と第2の弁体14を繋ぐ冷媒管と、四方
弁10と第1の弁体13を繋ぐ冷媒管との間に第4の弁
体16をそれぞれ設け、冷房運転時は弁体13,14を
開いて15,16を閉じ、暖房運転時は弁体15,16
を開いて13,14を閉じるよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はR407CをR22の代
替冷媒として使用する空気調和機に係わり、詳しくは、
暖房運転時の室外熱交換器の機能低下を防止する手段に
関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室外機はその本体内部が例
えば図5に示すような仕切板21によって熱交換室22
と機械室23とに区画されており、熱交換器室22には
二列に構成された室外熱交換器24と、同室外熱交換器
24により熱交換された空気を外部に放出する送風ファ
ン25とが配置され、機械室23には圧縮機26と、図
示されてない四方弁および絞り手段と、圧縮機26、四
方弁、送風ファン25等の運転制御装置27が配置さ
れ、四方弁の切り換えにより冷房運転、暖房運転等が行
えるようになっており、送風ファン25は冷房運転、暖
房運転に関係なく一定の方向に回転するようになってい
る。なお、圧縮機26、四方弁、室外熱交換器24、絞
り手段、および図示されてない室内機側に設けられてい
る室内熱交換器等からなる冷凍サイクルには冷媒として
R22が封入されている。この冷媒R22は図6の
(A)に示すように、圧力に対する温度勾配が殆どない
ため、冷房運転時と暖房運転時とで室外熱交換器24に
流通する冷媒流が逆向きになり、冷房運転では冷媒流に
対向していた空気流が暖房運転では冷媒流に並行になっ
ても所望の熱交換性能が得られ、理想的な熱交換がなさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
R22の代替冷媒として有力視されているR407Cは
図6の(B)に示すように、圧力に対する温度勾配があ
るため、冷房運転時と暖房運転時とで室外熱交換器内の
冷媒流が逆向きになる空気調和機では暖房運転において
R22を用いた場合と同等の熱交換性能を得られなくな
るという問題がある。したがって、本発明においては、
冷媒がR22からR407Cに代わっても所望の熱交換
性能が得られる空気調和機を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、圧縮機と、四方弁
と、二列構成の室外熱交換器と、絞り手段および室内熱
交換器からなる冷凍サイクルの前記四方弁と前記室外熱
交換器の流入側間に第1の弁体を設ける一方、前記室外
熱交換器の流出側と前記絞り手段間に第2の弁体を、同
第2の弁体と前記絞り手段を繋ぐ冷媒管と、前記第1の
弁体と前記室外熱交換器の流入側を繋ぐ冷媒管との間に
第3の弁体を、前記室外熱交換器の流出側と前記第2の
弁体を繋ぐ冷媒管と、前記四方弁と前記第1の弁体を繋
ぐ冷媒管との間に第4の弁体をそれぞれ設け、かつ、冷
媒としてR407Cを用い、冷房運転時の冷媒が前記第
1および第2の弁体を流通し、暖房運転時の冷媒が前記
第3および第4の弁体を流通するようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、冷房運転と暖房運転の切
換に伴って冷凍サイクルを逆向きに流通する冷媒が室外
熱交換器においては第1〜第4の弁体の作用により、常
に同一方向に流通し、室外熱交換器内の冷媒流を外側の
空気流に対して冷房運転時だけでなく暖房運転時も対向
流にすることができ、これにより、暖房運転時の室外熱
交換器の熱交換率を向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て説明する。図1は空気調和機の室外機の概略構成を表
したもので、1はベース、2は箱体、3はベース1と箱
体2とから成る本体内を熱交換室4と機械室5とに区画
している仕切板である。熱交換器室4には室外熱交換器
6と、送風ファン7とが配置され、機械室5には圧縮機
8の他、冷房/暖房運転の切換に対応して冷凍サイクル
の冷媒流を切り換える四方弁と、絞り手段(キャピラリ
チューブ)と、圧縮器8、四方弁、送風ファン7等の運
転制御装置9が配置され、冷凍サイクルには冷媒R40
7Cが封入されている。室外熱交換器6は図2に示すよ
うな二列構成で、冷媒は冷房/暖房運転時ともに矢印で
示すように内側の室外熱交換器6aに流通させた後、外
側の室外熱交換器6bに流通させるようになっている。
なお、送風ファン7は図1に示すように、L字状に形成
された室外熱交換器6の内側に配置されていて、冷房/
暖房運転時ともに、室外熱交換器6を通過する空気流が
同室外熱交換器6を流通する冷媒流に常に対向するよう
一定方向に回転させるようになっている。
【0007】図3は冷房/暖房運転時ともに室外熱交換
器6に流通する冷媒流を一定方向にするようにした冷凍
サイクルの一例を表したもので、圧縮機8と、四方弁1
0と、二列構成の室外熱交換器6と、絞り手段11と、
室内熱交換器12と、四つの弁体(開閉弁)13〜16
とからなり、第1の開閉弁13は四方弁10と室外熱交
換器6の流入側Aとの間に設けられ、第2の開閉弁14
は室外熱交換器6の流出側Bと絞り手段11間に、第3
の開閉弁15は第2の開閉弁14と絞り手段11を繋ぐ
冷媒管と、第1の開閉弁13と室外熱交換器6の流入側
Aを繋ぐ冷媒管との間に、また、第4の開閉弁16は室
外熱交換器6の流出側Bと第2の開閉弁14を繋ぐ冷媒
管と、四方弁10と第1の開閉弁13を繋ぐ冷媒管との
間に設けられ、冷房運転時に第1および第2の開閉弁1
3,14を開いて第3および第4の開閉弁15,16を
閉じ、暖房運転時に第3および第4の開閉弁15,16
を開いて第1および第2の開閉弁13,14を閉じるよ
うになっている。このような構成および制御を行うこと
により、冷媒R407Cの特性によって生じる暖房運転
時の室外熱交換器6の熱交換率の低下を防止することが
できる。
【0008】図4はもう一つの実施例を表したもので、
四つの弁体13〜16に逆止弁が使用されている。この
逆止弁13〜16は取付方向さえ間違えなければ図3の
冷凍サイクルと同じ作用があり、逆止弁13〜16は電
気的な制御が不要であるため組立作業も簡単に行える利
点がある。なお、図3および図4において、実線で示さ
れた矢印は冷房時の冷媒流を、また、破線で示された矢
印は暖房時の冷媒流を表したものである。
【0009】
【発明の効果】以上、説明したような空気調和機である
ならば、室外熱交換器内の冷媒流を冷房時・暖房時共に
空気流に対して対向流になし得るため、冷媒R407C
の特性によって生じる暖房運転時の室外熱交換器の熱交
換率の低下が抑えられ、R22使用時に劣らない熱交換
性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる空気調和機の室外機の概略構成
図である。
【図2】本発明に係わる室外熱交換器の概略構成図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す冷凍サイクル図であ
る。
【図4】本発明のもう一つの実施例を示す冷凍サイクル
図である。
【図5】従来例を示す空気調和機の室外機の概略構成図
である。
【図6】フロンR22,R407Cの圧力−エンタルピ
ー線図。
【符号の説明】
6 室外熱交換器 7 送風ファン 8 圧縮機 9 運転制御装置 10 四方弁 11 絞り手段(キャピラリチューブ) 12 室内熱交換器 13 弁体(開閉弁/逆止弁) 14 弁体(開閉弁/逆止弁) 15 弁体(開閉弁/逆止弁) 16 弁体(開閉弁/逆止弁)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、四方弁と、二列構成の室外熱
    交換器と、絞り手段および室内熱交換器からなる冷凍サ
    イクルの前記四方弁と前記室外熱交換器の流入側間に第
    1の弁体を設ける一方、前記室外熱交換器の流出側と前
    記絞り手段間に第2の弁体を、同第2の弁体と前記絞り
    手段を繋ぐ冷媒管と、前記第1の弁体と前記室外熱交換
    器の流入側を繋ぐ冷媒管との間に第3の弁体を、前記室
    外熱交換器の流出側と前記第2の弁体を繋ぐ冷媒管と、
    前記四方弁と前記第1の弁体を繋ぐ冷媒管との間に第4
    の弁体をそれぞれ設け、かつ、冷媒としてR407Cを
    用い、冷房運転時の冷媒が前記第1および第2の弁体を
    流通し、暖房運転時の冷媒が前記第3および第4の弁体
    を流通するようにしてなることを特徴とする空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 前記それぞれの弁体が開閉弁からなり、
    冷房運転時に第1および第2の開閉弁を開いて第3およ
    び第4の開閉弁を閉じ、暖房運転時に第3および第4の
    開閉弁を開いて第1および第2の開閉弁を閉じるように
    してなる請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記それぞれの弁体が逆止弁からなる請
    求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記室外熱交換器を空冷する空気流が冷
    房/暖房運転時ともに前記室外熱交換器を流通する冷媒
    流に対向するよう送風ファンを運転するようにしてなる
    請求項1記載の空気調和機の室外機。
  5. 【請求項5】 前記室外熱交換器をL字状に形成し、そ
    の内側に前記送風ファンを配置してなる請求項1および
    2記載の空気調和機の室外機。
JP20089295A 1995-08-07 1995-08-07 空気調和機 Pending JPH0949667A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013190830A1 (ja) * 2012-06-18 2013-12-27 パナソニック株式会社 熱交換器及び空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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