JPH0948483A - ホログラム付きコンパクトディスク用ケ─ス - Google Patents

ホログラム付きコンパクトディスク用ケ─ス

Info

Publication number
JPH0948483A
JPH0948483A JP22120795A JP22120795A JPH0948483A JP H0948483 A JPH0948483 A JP H0948483A JP 22120795 A JP22120795 A JP 22120795A JP 22120795 A JP22120795 A JP 22120795A JP H0948483 A JPH0948483 A JP H0948483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
hologram sheet
case
resin
compact disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22120795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Nakajima
洋子 中島
Masayuki Kawajiri
正幸 川尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP22120795A priority Critical patent/JPH0948483A/ja
Publication of JPH0948483A publication Critical patent/JPH0948483A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】収納されているコンパクトディスクのイメージ
を向上させるとともに、偽造防止機能を持つコンパクト
ディスク用ケースを提供する。 【構成】コンパクトディスクを収納する保持板3とその
保持板3を一面にて固定して、折り畳み部5を介して互
いに連結された台紙2を有するコンパクトディスク用ケ
ース1において、台紙2の少なくとも一部に、あらかじ
め立体画像や可変画像などの画像が形成されたホログラ
ムシート14を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音楽用CD、CD−R
OM、ビデオCD等のコンパクトディスク、あるいはこ
れに類するものを収納するケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンパクトディスクは、主に
プラスチックを素材とした透明なケースに収納されてい
る。そして、ケースに収納されているコンパクトディス
クの内容を表示するために、印刷された紙あるいはプラ
スチックのラベルシートがシート内に装着されている。
また、一部では、コンパクトディスクを収納する保持板
と台紙からなる形態の製品もあるが、その台紙には、印
刷された板紙が使用されているにすぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにケース内に装着されたラベルシート、あるいは台
紙には、収納されているコンパクトディスクの内容を表
示するとともに、コンパクトディスクのイメージの向上
を計るために、印刷、箔押し等の加工が施されている
が、絵柄が平面的であり、変化のない単調なものであっ
て、立体画像を設けたり、見る角度によって絵柄が変化
するようなケースが望まれている。また、他者が簡単に
偽造できないような加工を施されたケースが望まれてい
る。
【0004】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたものであり、収納されたコンパクトディスクのイ
メージを高めることのできるコンパクトディスク用ケー
スを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、コンパクトディスクを収納する保持板
と、その保持板を一面にて固定して、折り畳み部を介し
て互いに連結された複数のパネルからなる台紙を有する
コンパクトディスク用ケースにおいて、前記台紙の少な
くとも一部に、あらかじめ画像が形成されたホログラム
シートを設けたことを特徴とするホログラム付きコンパ
クトディスク用ケースである。
【0006】
【作用】あらかじめ画像が形成されたホログラムシート
を、コンパクトディスクを収納する保持板を一面にて固
定して、折り畳み部を介して互いに連結された複数のパ
ネルからなる、主に紙で作られた台紙の一部に接着して
設けたことにより、コンパクトディスクの使用者はケー
スに設けられたホログラムの立体画像や可変画像を認識
することができるので、収納されているコンパクトディ
スクのイメージを高めることが可能となり、かつ、偽造
防止にもなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明のホログラム付きコンパクトディスク
用ケースの一実施例を示す分解斜視図である。ケース1
は、コンパクトディスクを収納するための保持板3と、
その保持板3を一面にて固定して、折り畳み部を介して
互いに連結された台紙2とからなる。
【0008】この保持板3は、熱可塑性樹脂、例えばポ
リプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリアミド樹脂等を使い、射出成形によって製造
される。また、保持板3には、コンパクトディスクを収
納するための収納用凹部7と、その中央にコンパクトデ
ィスクを嵌合係止するためのボス部8が形成されてい
る。また、保持板3の凹部周縁には、コンパクトディス
クを取り出すための取り出し溝9、10、11が設けら
れている。また、折り畳み部から離れた側の保持板3の
端部に、ロック部12が形成されている。このロック部
12と保持板3は、射出成形で一体で成形され、薄肉状
のヒンジ部分を介して結合している。このロック部12
は、開閉可能となっていて、閉じることによって、折り
畳まれたパネル6の端部13を保持することになる。
【0009】台紙2は、板紙、ポリプロピレン樹脂、ポ
リ塩化ビニール樹脂、ポリエステル樹脂等のシートが使
用できるが、燃焼性が良い、重量が軽い等、環境対応の
点で有利な板紙を使用するのが好ましい。斤量として
は、200 〜450 g/m2 が適している。図1では、折り
畳まれるパネルの数が1つであるが、多数枚のパネルが
折り込まれていてもよい。また、板紙の表面には、印
刷、表面加工等が施されていてもよい。
【0010】図2は本発明のホログラム付きコンパクト
ディスク用ケースの一実施例を示す斜視図であり、台紙
2のパネル6の外側面にホログラムシート14が接着さ
れている。図示例ではホログラムシート14はパネル6
の外側面に接着されているが、ホログラムシート14を
設ける部分は、これに限定されるものではない。例え
ば、台紙2のパネル6の内側面であってもよく、また2
ヶ所以上の部分に設けてもよい。さらに、ホログラムシ
ート14の大きさは、図2に示されるようにパネル6の
外側面のほぼ全面でもよく、またはその一部であっても
よい。また、ホログラムシート14の形状も円形、四辺
形、三角形、多角形等、種々の形にすることができる。
【0011】ここで、ホログラムシートについて説明す
る。図3〜図5は本発明のホログラム付きコンパクトデ
ィスク用ケースに用いることのできるホログラムシート
の断面図である。このうち、図3に示されるホログラム
シート21は、転写タイプのホログラムシートであり、
図4に示されるホログラムシート31と図5に示される
ホログラムシート41は、貼合タイプのホログラムシー
トである。
【0012】図3で示されるホログラムシート21は、
基材フィルム22と、剥離層23を介して基材フィルム
22に積層された樹脂層24と、樹脂層24に形成され
たホログラム形成面25と、金属反射層26と、感熱接
着層27とを有している。
【0013】ここで、このようなホログラムシート21
の作成方法の一例を説明する。まず、あらかじめ剥離層
23を形成した基材フィルム22と、ホログラムレリー
フを備えたスタンパを用意する。基材フィルム22は、
転写のための台紙であり、ポリプロピレンフィルム、ポ
リカーボネートフィルム、ポリエステルフィルム、セロ
ファンフィルム等の透明性を有するフィルムを使用する
ことができる。そして、基材フィルム22の剥離層23
とスタンパの間を紫外線硬化型等の樹脂で充填し、基材
フィルム22側から紫外線を照射して上記樹脂を硬化さ
せホログラム形成面25を備えた樹脂層24を形成す
る。つぎに、樹脂層24上に金属反射層26と感熱接着
剤層27とを順次形成することによりホログラムシート
が得られる。金属反射層26は、通常、アルミニウムを
真空蒸着することにより形成される。また、感熱接着剤
層27には、アクリル樹脂、スチレン─酢酸ビニール共
重合体樹脂等の感熱接着剤を使用することができる。な
お、基材フィルム22と樹脂層24との剥離が比較的容
易な場合は、剥離層23は設けなくともよい。
【0014】このような、ホログラムシート21の各層
の厚みは、基材フィルム22が5〜50μm、剥離層2
3が0.2〜3μm、樹脂層24が0.5〜10μm、
金属反射層26が100〜1000Å、感熱接着層27
が1〜10μmであることが好ましい。
【0015】このようなホログラムシート21を用い
て、図2に示されるようなにケース1にホログラムシー
ト14を設けるには、転写機あるいは箔押機を使って、
所定の形状の熱型でもって、転写タイプのホログラムシ
ート21を、台紙2のパネル6に熱転写し、基材フィル
ム22を剥離して行われる。その結果、図2に示される
ようなホログラムシート14を有するケース1が得られ
る。したがって、この転写タイプのホログラムシート2
1を用いたホログラムシート14では、樹脂層24を介
してホログラムが認識される。
【0016】図4にされるホログラムシート31は貼合
タイプのホログラムシートで、基材フィルム32と、ホ
ログラム形成面34を有する樹脂層33と、樹脂層33
に形成された金属反射層35と、感圧接着剤層36と、
剥離紙37を有している。このようなホログラムシート
31の作成は、上述のホログラムシート21と同様にし
て、まずホログラムレリーフを備えたスタンパを用いて
基材フィルム32にホログラム形成面34を備えた樹脂
層33を形成する。つぎに、樹脂層33上に金属反射層
35を設け、感圧接着剤層36が設けられた剥離紙37
をラミネートしてホログラムシート31が得られる。感
圧接着剤層36には、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂等の
感圧接着剤を使用することができる。
【0017】このようなホログラムシート31の各層の
厚みは、基材フィルム32が5〜500μm、樹脂層3
3が0.2〜50μm、金属反射層35が100〜10
00Å、感圧接着剤層36が1〜20μmであることが
好ましい。
【0018】図5に示されるホログラムシート41は、
図4に示されるホログラムシート31と同じように貼合
タイプのホログラムシートである。このホログラムシー
ト41は、基材フィルム42の片面に形成されたホログ
ラム形成面44を有する樹脂層43と、この樹脂層43
上に金属反射層45および保護フィルム46を順次積層
して備え、また、基材フィルム42の他の面に感圧接着
剤層47と剥離紙48を有している。
【0019】ここで、このようなホログラムシート41
の作成方法の一例を説明する。まず、押し出しラミネー
ターの冷却ロールの周面に、ホログラムレリーフを備え
たホログラムレリーフ原版を装着する。そして、押し出
しラミネーターから溶融された樹脂を薄膜状に押し出
し、冷却ロールとニップロールとの間に基材フィルム4
2とラミネートされ冷却ロールとニップロールとにより
押圧・冷却されてホログラム形成面44を有する樹脂層
43が形成される。そして、樹脂層43のホログラム形
成面44にアルミニウム等の金属反射層45が積層され
この金属反射層45を保護するために保護フィルム46
がラミネートあるいは樹脂コーティングされる。また、
基材フィルム42の裏面に感圧接着剤層47が設けられ
た剥離紙48をラミネートしてホログラムシート41が
得られる。
【0020】このようなホログラムシート31、41を
用いて図2に示されるようにケース1にホログラムシー
ト14を設けるには、所定の形状に打ち抜かれたホログ
ラムシート31、41の剥離紙を剥離しながらホログラ
ムシート31、41をプレスローラーにより台紙2のパ
ネルに圧着することにより行われる。したがって、ホロ
グラムシート31を用いたホログラムシート14では基
材フィルム32、樹脂層33を介してホログラムが認識
され、またホログラムシート41を用いたホログラムシ
ート14では保護フィルム46を介してホログラムが認
識される。
【0021】また、本発明では、上述のホログラムシー
ト14において金属反射層の代わりに樹脂層24、3
3、43との屈折率の差が0.5以上あるような化合
物、例えばZnS(硫化亜鉛)のような化合物を用いて
透明薄膜層を形成してもよい。これにより、ホログラム
シート14自体は透明であるが、ホログラム像を再現す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
コンパクトディスク用ケースの台紙の少なくとも一部に
に使われたホログラムシートによって、コンパクトディ
スクの使用者はホログラムシートの立体画像、あるいは
動かしたときに変化する画像等を認識することが出来、
ケースに収納されているコンパクトディスクのイメージ
を高める役割を果たすことができ、かつ、偽造防止の効
果を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホログラム付きコンパクトディス
ク用ケースの一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明によるホログラム付きコンパクトディス
ク用ケースの一実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明によるホログラム付きコンパクトディス
ク用ケースに用いることのできるホログラムシートの断
面図である。(転写タイプ)
【図4】本発明によるホログラム付きコンパクトディス
ク用ケースに用いることのできるホログラムシートの断
面図である。(貼合タイプ)
【図5】本発明によるホログラム付きコンパクトディス
ク用ケースに用いることのできるホログラムシートの断
面図である。(貼合タイプ)
【符号の説明】
1 ケース 2 台紙 3 保持板 4 パネル 5 折り畳み部 6 パネル 7 収納用凹部 8 ボス部 9 取り出し溝 10 取り出し溝 11 取り出し溝 12 ロック部 13 端部 14 ホログラムシート 21 ホログラムシート(転写タイプ) 22 基材フィルム 23 剥離層 24 樹脂層 25 ホログラム形成面 26 金属反射面 27 感熱接着剤層 31 ホログラムシート(貼合タイプ) 32 基材フィルム 33 樹脂層 34 ホログラム形成面 35 金属反射層 36 感熱接着剤層 41 ホログラムシート(貼合タイプ) 42 基材フィルム 43 樹脂層 44 ホログラム形成面 45 金属反射層 46 保護フィルム 47 感熱接着剤層 48 剥離紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンパクトディスクを収納する保持板
    と、その保持板を一面にて固定して、折り畳み部を介し
    て互いに連結された台紙を有するコンパクトディスク用
    ケースにおいて、 前記台紙の少なくとも一部に、あらかじめ画像が形成さ
    れたホログラムシートを設けたことを特徴とするホログ
    ラム付きコンパクトディスク用ケース。
JP22120795A 1995-08-08 1995-08-08 ホログラム付きコンパクトディスク用ケ─ス Withdrawn JPH0948483A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22120795A JPH0948483A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 ホログラム付きコンパクトディスク用ケ─ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22120795A JPH0948483A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 ホログラム付きコンパクトディスク用ケ─ス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0948483A true JPH0948483A (ja) 1997-02-18

Family

ID=16763148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22120795A Withdrawn JPH0948483A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 ホログラム付きコンパクトディスク用ケ─ス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0948483A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004012193A1 (ja) * 2002-07-30 2004-02-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ディスクカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004012193A1 (ja) * 2002-07-30 2004-02-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ディスクカートリッジ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SK159395A3 (en) Optically readable thin-layer storage medium for digital data and reading adapter
JP2001315472A (ja) 光回折構造を有する情報記録媒体およびカード、並びに光回折構造体
US20080030864A1 (en) Lenticular carrying case
US20020191233A1 (en) Hologram laminate and hologram label
KR100361910B1 (ko) 정보기록매체포장체
JP2000233584A (ja) 疑似接着シート及び情報記録媒体
JP3928814B2 (ja) 体積ホログラム積層体、および体積ホログラム積層体作製用ラベル
JPH0948483A (ja) ホログラム付きコンパクトディスク用ケ─ス
JPS61272773A (ja) 透明型ホログラム
JPS63143580A (ja) ホログラムラベル
JP2006001602A (ja) ラミネートチューブ容器
JP4788083B2 (ja) 基材シートを剥離し得る貼付け用シートの製造方法。
JPH0930581A (ja) コンパクトディスク用ケ─ス
JP2004230571A (ja) ホログラムラベル及びその製造方法
JP2001322393A (ja) 転写シートおよびそれを用いて製造された光回折構造付きカード
US6904711B2 (en) Lamination frame employing partial hologram
KR200353146Y1 (ko) 홀로그램 유브이라벨
JP2000112357A5 (ja)
JP2001219681A (ja) 装飾体
JP2003053898A (ja) 基材シートを剥離し得る貼付け用シート
JP2003053901A (ja) 基材シートを剥離し得る貼付け用シート
JP3440332B2 (ja) 情報記録媒体およびその形成方法
JP4543921B2 (ja) 貼り替え防止シール
JP2002366038A (ja) Ovdシールとその製造方法およびその貼り付け方法
JPH08142538A (ja) 光ディスク付き書籍

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105