JPH094817A - 燃料油の燃焼方法およびその装置 - Google Patents
燃料油の燃焼方法およびその装置Info
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- JPH094817A JPH094817A JP15164395A JP15164395A JPH094817A JP H094817 A JPH094817 A JP H094817A JP 15164395 A JP15164395 A JP 15164395A JP 15164395 A JP15164395 A JP 15164395A JP H094817 A JPH094817 A JP H094817A
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- fuel oil
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- combustion chamber
- volatile fuel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 揮発性燃料油を使用して低NOx低COを実
現できるようにする。 【構成】 燃焼室4から出た排ガス39を燃料気化器1
3に導き、排ガス39中に揮発性燃料油1aを送給して
排ガス39の熱で揮発性燃料油1aを蒸発させ、該排ガ
ス39中で蒸発して気化した揮発性燃料油1aに風箱3
で燃焼用空気18aを混合し、該排ガス39及び燃焼用
空気18aと混合した気化状態の揮発性燃料油1aを面
バーナ5により燃焼室4内で燃焼させる燃料油の燃焼方
法およびその装置である。
現できるようにする。 【構成】 燃焼室4から出た排ガス39を燃料気化器1
3に導き、排ガス39中に揮発性燃料油1aを送給して
排ガス39の熱で揮発性燃料油1aを蒸発させ、該排ガ
ス39中で蒸発して気化した揮発性燃料油1aに風箱3
で燃焼用空気18aを混合し、該排ガス39及び燃焼用
空気18aと混合した気化状態の揮発性燃料油1aを面
バーナ5により燃焼室4内で燃焼させる燃料油の燃焼方
法およびその装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揮発性の高い灯油等を
ボイラ等の燃焼器の燃料として使用する場合等に適する
燃料油の燃焼方法およびその装置に関するものである。
ボイラ等の燃焼器の燃料として使用する場合等に適する
燃料油の燃焼方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】比較的小規模の工場、事業場におけるボ
イラ、工業炉等の燃焼器には、液体燃料が使用されるこ
とが多く、液体燃料をボイラ、工業炉等の燃焼器で燃焼
させる場合には、一般に油バーナによって燃焼させてい
る。
イラ、工業炉等の燃焼器には、液体燃料が使用されるこ
とが多く、液体燃料をボイラ、工業炉等の燃焼器で燃焼
させる場合には、一般に油バーナによって燃焼させてい
る。
【0003】従来の油バーナは、液体燃料自体を加圧し
たり、蒸気または圧縮空気を加える等の方法によって液
体燃料を噴霧する事によって微粒化し、微粒化した液体
燃料を燃焼用空気と共に燃焼器内に噴射して燃焼させて
いる。
たり、蒸気または圧縮空気を加える等の方法によって液
体燃料を噴霧する事によって微粒化し、微粒化した液体
燃料を燃焼用空気と共に燃焼器内に噴射して燃焼させて
いる。
【0004】この際液体燃料は、微粒化、気化、空気と
の混合、着火点までの加熱、着火という順の過程を経て
燃焼する。
の混合、着火点までの加熱、着火という順の過程を経て
燃焼する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の噴
霧燃焼方式による燃焼方法では、液体燃料の微粒化、気
化、空気との混合、加熱、着火という順の過程を経るた
め、噴霧から着火までに若干の時間遅れが生ずる欠点が
あった。
霧燃焼方式による燃焼方法では、液体燃料の微粒化、気
化、空気との混合、加熱、着火という順の過程を経るた
め、噴霧から着火までに若干の時間遅れが生ずる欠点が
あった。
【0006】また液体燃料と空気との混合比は広い範囲
で変動し、均一な当量比の空間分布が得られず、このた
め当量比がある幅を持って分布し、図3の拡散炎特性b
に示すように排ガス成分中の窒素酸化物NOxは空気比
1.0以上でピークを示しているように高空気比(燃料
の低当量比)側の影響を受け、また図示しないが排ガス
成分中の一酸化炭素COは低空気比(燃料の高当量比)
側の影響を受けることが明らかであるため、低NOx、
低COを同時に実現することは困難であった。
で変動し、均一な当量比の空間分布が得られず、このた
め当量比がある幅を持って分布し、図3の拡散炎特性b
に示すように排ガス成分中の窒素酸化物NOxは空気比
1.0以上でピークを示しているように高空気比(燃料
の低当量比)側の影響を受け、また図示しないが排ガス
成分中の一酸化炭素COは低空気比(燃料の高当量比)
側の影響を受けることが明らかであるため、低NOx、
低COを同時に実現することは困難であった。
【0007】従って従来の燃焼方法では、排ガス混合の
手段を用いるほか、燃焼室内の脱硝や二段燃焼を併用し
て低NOx低COを図るようにしているため、大きな容
積を持った燃焼室が必要となる欠点があった。
手段を用いるほか、燃焼室内の脱硝や二段燃焼を併用し
て低NOx低COを図るようにしているため、大きな容
積を持った燃焼室が必要となる欠点があった。
【0008】本発明はこのような従来の欠点を除去し、
灯油等の揮発性燃料油を使用して低NOx低COを実現
できるようにした燃料油の燃焼方法およびその装置を提
供することを目的とするものである。
灯油等の揮発性燃料油を使用して低NOx低COを実現
できるようにした燃料油の燃焼方法およびその装置を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
燃焼室から出た排ガス中に揮発性燃料油を送給して排ガ
スの熱で揮発性燃料油を蒸発させ、該排ガス中で蒸発し
て気化した揮発性燃料油に燃焼用空気を混合し、該排ガ
ス及び燃焼用空気と混合した気化状態の揮発性燃料油を
面バーナにより燃焼室内で燃焼させることを特徴とする
燃料油の燃焼方法に係るものであり、第2の手段は、燃
焼室から出た温度の高い排ガスと温度の低い排ガスとを
それぞれ流量を調節しながら混合して温度が過上昇しな
いようにした排ガスとし、該温度が過上昇しないように
した排ガス中で揮発性燃料油を気化させることを特徴と
する燃料油の燃焼方法に係るものであり、第3の手段
は、燃焼室から出た排ガス中の酸素濃度と不活性ガス濃
度とを計測し、該排ガス中の酸素濃度が着火域内にある
時には該排ガス中に送る揮発性燃料油を遮断し、揮発性
燃料油を直接燃焼室のバーナノズルに送り、燃焼室内で
燃焼させることを特徴とする燃料油の燃焼方法に係るも
のであり、第4の手段は、揮発性燃料油を貯蔵する燃料
タンクと、風箱と燃焼室と前記風箱から前記燃焼室に向
けた面バーナとを有する燃焼器と、第1の遮断弁を有し
前記燃料タンクから燃料気化器に揮発性燃料油を送給す
る第1の揮発性燃料油送給系統と、前記燃料気化器と前
記風箱とを接続する気化燃料油送給系統と、第2の遮断
弁を有し前記燃料タンクから前記燃焼室のバーナノズル
に揮発性燃料油を送給する第2の揮発性燃料油送給系統
と、前記風箱に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給系
統と、高温排ガスダンパを有し前記燃焼室からの高温排
ガスを取り出す高温排ガス取出し系統と、低温排ガスダ
ンパを有し前記燃焼室からの低温排ガスを取り出す低温
排ガス取出し系統と、一端が前記高温排ガス取出し系統
及び低温排ガス取出し系統に接続され他端が前記燃料気
化器に接続された排ガス送給系統と、該排ガス送給系統
に接続され該排ガス送給系統内の排ガス温度を検出して
前記高温排ガスダンパ及び低温排ガスダンパの開度を個
別に制御する排ガス送給系統温度制御手段と、前記排ガ
ス送給系統に接続され前記排ガス送給系統内の酸素濃
度、不活性ガス濃度を検出するガス濃度検出手段と、該
ガス濃度検出手段の検出した酸素濃度が着火域内にある
とき前記第1の遮断弁を閉じる演算器と、を備えたこと
を特徴とする燃料油の燃焼装置に係るものである。
燃焼室から出た排ガス中に揮発性燃料油を送給して排ガ
スの熱で揮発性燃料油を蒸発させ、該排ガス中で蒸発し
て気化した揮発性燃料油に燃焼用空気を混合し、該排ガ
ス及び燃焼用空気と混合した気化状態の揮発性燃料油を
面バーナにより燃焼室内で燃焼させることを特徴とする
燃料油の燃焼方法に係るものであり、第2の手段は、燃
焼室から出た温度の高い排ガスと温度の低い排ガスとを
それぞれ流量を調節しながら混合して温度が過上昇しな
いようにした排ガスとし、該温度が過上昇しないように
した排ガス中で揮発性燃料油を気化させることを特徴と
する燃料油の燃焼方法に係るものであり、第3の手段
は、燃焼室から出た排ガス中の酸素濃度と不活性ガス濃
度とを計測し、該排ガス中の酸素濃度が着火域内にある
時には該排ガス中に送る揮発性燃料油を遮断し、揮発性
燃料油を直接燃焼室のバーナノズルに送り、燃焼室内で
燃焼させることを特徴とする燃料油の燃焼方法に係るも
のであり、第4の手段は、揮発性燃料油を貯蔵する燃料
タンクと、風箱と燃焼室と前記風箱から前記燃焼室に向
けた面バーナとを有する燃焼器と、第1の遮断弁を有し
前記燃料タンクから燃料気化器に揮発性燃料油を送給す
る第1の揮発性燃料油送給系統と、前記燃料気化器と前
記風箱とを接続する気化燃料油送給系統と、第2の遮断
弁を有し前記燃料タンクから前記燃焼室のバーナノズル
に揮発性燃料油を送給する第2の揮発性燃料油送給系統
と、前記風箱に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給系
統と、高温排ガスダンパを有し前記燃焼室からの高温排
ガスを取り出す高温排ガス取出し系統と、低温排ガスダ
ンパを有し前記燃焼室からの低温排ガスを取り出す低温
排ガス取出し系統と、一端が前記高温排ガス取出し系統
及び低温排ガス取出し系統に接続され他端が前記燃料気
化器に接続された排ガス送給系統と、該排ガス送給系統
に接続され該排ガス送給系統内の排ガス温度を検出して
前記高温排ガスダンパ及び低温排ガスダンパの開度を個
別に制御する排ガス送給系統温度制御手段と、前記排ガ
ス送給系統に接続され前記排ガス送給系統内の酸素濃
度、不活性ガス濃度を検出するガス濃度検出手段と、該
ガス濃度検出手段の検出した酸素濃度が着火域内にある
とき前記第1の遮断弁を閉じる演算器と、を備えたこと
を特徴とする燃料油の燃焼装置に係るものである。
【0010】
【作用】第1の手段では、揮発性燃料油を予め蒸発して
気化した状態で燃焼用空気と混合して燃焼させるため、
未燃分の少ない燃焼が実現できる。
気化した状態で燃焼用空気と混合して燃焼させるため、
未燃分の少ない燃焼が実現できる。
【0011】第2の手段では、揮発性燃料油を蒸発させ
る排ガス温度を調節することにより、揮発性の高い燃料
油を安全に気化させることができる。
る排ガス温度を調節することにより、揮発性の高い燃料
油を安全に気化させることができる。
【0012】第3の手段では、燃焼装置の起動時や排ガ
ス中の酸素濃度比が燃料油の着火範囲を外れた時でも、
燃焼を行うことができる。
ス中の酸素濃度比が燃料油の着火範囲を外れた時でも、
燃焼を行うことができる。
【0013】第4の手段では、未燃分の少ない燃焼を行
い、揮発性の高い燃料油を安全に気化させ、起動時や排
ガス中の酸素濃度比が燃料油の着火範囲を外れた時で
も、燃焼を行うことが可能な燃料油の燃焼装置を得るこ
とができる。
い、揮発性の高い燃料油を安全に気化させ、起動時や排
ガス中の酸素濃度比が燃料油の着火範囲を外れた時で
も、燃焼を行うことが可能な燃料油の燃焼装置を得るこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。
る。
【0015】図1は本発明の方法に使用する装置の一実
施例の系統図であって、1は灯油等の揮発性燃料油1a
を貯蔵する燃料タンクであり、2はボイラ、工業炉等の
燃焼器であって、図1の実施例においてはボイラを示し
ており、燃焼器2は、風箱3と、燃焼室4と、風箱3か
ら燃焼室4に向けた面バーナ5とを有している。
施例の系統図であって、1は灯油等の揮発性燃料油1a
を貯蔵する燃料タンクであり、2はボイラ、工業炉等の
燃焼器であって、図1の実施例においてはボイラを示し
ており、燃焼器2は、風箱3と、燃焼室4と、風箱3か
ら燃焼室4に向けた面バーナ5とを有している。
【0016】燃料タンク1には、燃料油ポンプ6と、揮
発性燃料油1aの気化を容易にするための加温器7とを
有する揮発性燃料油供給管8が接続されていて、この揮
発性燃料油供給管8は、第1の遮断弁9を有する第1の
揮発性燃料油送給系統10と、第2の遮断弁11を有す
る第2の揮発性燃料油送給系統12とに接続されてい
る。
発性燃料油1aの気化を容易にするための加温器7とを
有する揮発性燃料油供給管8が接続されていて、この揮
発性燃料油供給管8は、第1の遮断弁9を有する第1の
揮発性燃料油送給系統10と、第2の遮断弁11を有す
る第2の揮発性燃料油送給系統12とに接続されてい
る。
【0017】そして第1の揮発性燃料油送給系統10は
燃料気化器13に接続され、燃料気化器13はさらに気
化燃料油送給系統14によって風箱3に接続されてい
る。
燃料気化器13に接続され、燃料気化器13はさらに気
化燃料油送給系統14によって風箱3に接続されてい
る。
【0018】また第2の揮発性燃料油送給系統12は気
化燃料油送給系統14の一部を貫通し、面バーナ5の中
心を貫通するバーナノズル15によって燃焼室4に接続
されている。
化燃料油送給系統14の一部を貫通し、面バーナ5の中
心を貫通するバーナノズル15によって燃焼室4に接続
されている。
【0019】上記の風箱3には、押込送風機16とダン
パ17とを有する燃焼用空気供給系統18が接続されて
いて、燃焼用空気18aが供給されるようになってお
り、さらに温度計測装置19が接続されていて、風箱3
内の温度が予め設定してある温度よりも過上昇した時に
は、緊急遮断信号19aにより第1の遮断弁9を閉じる
ようにした緊急対応、保安用の装置が備えられている。
パ17とを有する燃焼用空気供給系統18が接続されて
いて、燃焼用空気18aが供給されるようになってお
り、さらに温度計測装置19が接続されていて、風箱3
内の温度が予め設定してある温度よりも過上昇した時に
は、緊急遮断信号19aにより第1の遮断弁9を閉じる
ようにした緊急対応、保安用の装置が備えられている。
【0020】燃焼器2には、燃焼室4内での燃料の燃焼
によって生じた排ガス39を排出するため、高温排ガス
通路20が接続されていて、この高温排ガス通路20
は、熱交換器21、低温排ガス通路22を介して煙突2
3に接続されている。
によって生じた排ガス39を排出するため、高温排ガス
通路20が接続されていて、この高温排ガス通路20
は、熱交換器21、低温排ガス通路22を介して煙突2
3に接続されている。
【0021】高温排ガス通路20には、高温排ガスダン
パ24を有する高温排ガス取出し系統25が接続されて
高温排ガス39aが取出されるようになっており、低温
排ガス通路22には、低温排ガスダンパ26を有する低
温排ガス取出し系統27が接続されて低温排ガス39b
が取出されるようになっていて、これらの高温排ガス取
出し系統25と低温排ガス取出し系統27とは、排ガス
送給系統28の一端に接続されている。
パ24を有する高温排ガス取出し系統25が接続されて
高温排ガス39aが取出されるようになっており、低温
排ガス通路22には、低温排ガスダンパ26を有する低
温排ガス取出し系統27が接続されて低温排ガス39b
が取出されるようになっていて、これらの高温排ガス取
出し系統25と低温排ガス取出し系統27とは、排ガス
送給系統28の一端に接続されている。
【0022】排ガス送給系統28の他端は前述した燃料
気化器13に接続されていて、排ガス送給系統28の途
中には、排ガス量制御ダンパ29、排ガスファン30、
温度検出器31と調節計32とより成る排ガス送給系統
温度制御手段33、酸素濃度検出器34と窒素濃度検出
器35と二酸化炭素濃度検出器36とより成るガス濃度
検出手段37が設けられている。
気化器13に接続されていて、排ガス送給系統28の途
中には、排ガス量制御ダンパ29、排ガスファン30、
温度検出器31と調節計32とより成る排ガス送給系統
温度制御手段33、酸素濃度検出器34と窒素濃度検出
器35と二酸化炭素濃度検出器36とより成るガス濃度
検出手段37が設けられている。
【0023】排ガス送給系統温度制御手段33において
は、温度検出器31の検出した排ガス送給系統28内の
排ガス39の温度によって、調節計32からの温度調節
信号32aにより、高温排ガスダンパ24の開度と低温
排ガスダンパ26の開度を個別に例えば逆方向に制御
し、後述するように排ガス送給系統28内を流れる排ガ
ス39の温度を制御するようになっている。
は、温度検出器31の検出した排ガス送給系統28内の
排ガス39の温度によって、調節計32からの温度調節
信号32aにより、高温排ガスダンパ24の開度と低温
排ガスダンパ26の開度を個別に例えば逆方向に制御
し、後述するように排ガス送給系統28内を流れる排ガ
ス39の温度を制御するようになっている。
【0024】ガス濃度検出手段37においては、酸素濃
度検出器34が検出した酸素濃度と、窒素濃度検出器3
5及び二酸化炭素濃度検出器36が検出した窒素及び二
酸化炭素の不活性ガス濃度との割合が、後述する着火域
内にある時、演算器38から危険信号38aを前記第1
の遮断弁9に出力して該第1の遮断弁8を閉じ、揮発性
燃料油1aが面バーナ5以外で着火、燃焼するのを防ぐ
ようになっている。
度検出器34が検出した酸素濃度と、窒素濃度検出器3
5及び二酸化炭素濃度検出器36が検出した窒素及び二
酸化炭素の不活性ガス濃度との割合が、後述する着火域
内にある時、演算器38から危険信号38aを前記第1
の遮断弁9に出力して該第1の遮断弁8を閉じ、揮発性
燃料油1aが面バーナ5以外で着火、燃焼するのを防ぐ
ようになっている。
【0025】次に図1の装置の作用を説明する。
【0026】燃料タンク1に貯蔵されている灯油等の揮
発性燃料油1aは、燃料油ポンプ6によって燃料気化器
13に送られることになるが、揮発性燃料油1aの気化
を容易にするため、加温器7で加温されてから燃料気化
器13に入って蒸発気化する。燃料気化器13で揮発性
燃料油1aを蒸発させる熱は、排ガス送給系統28で送
られて来た排ガス39によって供給される。
発性燃料油1aは、燃料油ポンプ6によって燃料気化器
13に送られることになるが、揮発性燃料油1aの気化
を容易にするため、加温器7で加温されてから燃料気化
器13に入って蒸発気化する。燃料気化器13で揮発性
燃料油1aを蒸発させる熱は、排ガス送給系統28で送
られて来た排ガス39によって供給される。
【0027】排ガス送給系統28で送られて来る排ガス
39は、熱交換器21に入る前の高温排ガス通路20か
ら高温排ガス取出し系統25に流入した高温の排ガス3
9aと、熱交換器21を通った後、低温排ガス通路22
から低温排ガス取出し系統27に流入した低温の排ガス
39bとが排ガス送給系統28の一端で混合し、排ガス
量制御ダンパ29で流量が調節された後、排ガスファン
30により排ガス送給系統28を通って燃料気化器13
に送られる。
39は、熱交換器21に入る前の高温排ガス通路20か
ら高温排ガス取出し系統25に流入した高温の排ガス3
9aと、熱交換器21を通った後、低温排ガス通路22
から低温排ガス取出し系統27に流入した低温の排ガス
39bとが排ガス送給系統28の一端で混合し、排ガス
量制御ダンパ29で流量が調節された後、排ガスファン
30により排ガス送給系統28を通って燃料気化器13
に送られる。
【0028】燃料気化器13に送られる排ガス送給系統
28内の排ガス39の温度は温度検出器31で検出さ
れ、揮発性燃料油1aを安全に蒸発気化させるために調
節計32を介して高温排ガスダンパ24の開度と低温排
ガスダンパ26の開度を個別に制御し、高温排ガス39
aの流量と低温排ガス39bの流量とを調節して、燃料
気化器13に送る排ガス39の温度を適温に調節する。
28内の排ガス39の温度は温度検出器31で検出さ
れ、揮発性燃料油1aを安全に蒸発気化させるために調
節計32を介して高温排ガスダンパ24の開度と低温排
ガスダンパ26の開度を個別に制御し、高温排ガス39
aの流量と低温排ガス39bの流量とを調節して、燃料
気化器13に送る排ガス39の温度を適温に調節する。
【0029】また燃料気化器13に送られる排ガス送給
系統28内の排ガス39は、ガス濃度検出手段37によ
り酸素濃度と窒素及び二酸化炭素の不活性ガス濃度との
割合が検出されるようになっている。
系統28内の排ガス39は、ガス濃度検出手段37によ
り酸素濃度と窒素及び二酸化炭素の不活性ガス濃度との
割合が検出されるようになっている。
【0030】このように排ガス送給系統28内の排ガス
39中の酸素濃度と不活性ガス濃度との割合を検出する
のは、燃料気化器13に入って蒸発気化した揮発性燃料
油1aが面バーナ5以外の処で着火、燃焼するのを防ぐ
ためで、そのためには気化燃料中の酸素濃度と不活性ガ
ス濃度との比が或る限度以内になっていなければならな
い。図2は可燃性ガスと不活性ガスの混合物の着火限界
と濃度比との関係を示すグラフで、気化燃料の着火を防
ぐには、着火域cの外の領域に保持されていなければな
らない。即ち、図2は不活性ガスの割合が着火限界Xo
以上であると着火せず、更に燃料の割合が小さすぎても
又大きすぎても着火しないことを表している。
39中の酸素濃度と不活性ガス濃度との割合を検出する
のは、燃料気化器13に入って蒸発気化した揮発性燃料
油1aが面バーナ5以外の処で着火、燃焼するのを防ぐ
ためで、そのためには気化燃料中の酸素濃度と不活性ガ
ス濃度との比が或る限度以内になっていなければならな
い。図2は可燃性ガスと不活性ガスの混合物の着火限界
と濃度比との関係を示すグラフで、気化燃料の着火を防
ぐには、着火域cの外の領域に保持されていなければな
らない。即ち、図2は不活性ガスの割合が着火限界Xo
以上であると着火せず、更に燃料の割合が小さすぎても
又大きすぎても着火しないことを表している。
【0031】演算器38は、ガス濃度検出手段37によ
り検出した酸素濃度と不活性ガス濃度との割合に基づい
て排ガス送給系統28内の排ガスの濃度比が着火域cの
中にあるか着火域cの外にあるかを演算し、排ガス送給
系統28内の排ガスの濃度比が着火域cの中にあって揮
発性燃料油1aが面バーナ5以外の処で着火、燃焼する
恐れがある時には、危険信号38aを第1の遮断弁9に
出して該第1の遮断弁9を閉じ、第1の揮発性燃料油送
給系統10から燃料気化器13に揮発性燃料油1aを送
らないようにしている。
り検出した酸素濃度と不活性ガス濃度との割合に基づい
て排ガス送給系統28内の排ガスの濃度比が着火域cの
中にあるか着火域cの外にあるかを演算し、排ガス送給
系統28内の排ガスの濃度比が着火域cの中にあって揮
発性燃料油1aが面バーナ5以外の処で着火、燃焼する
恐れがある時には、危険信号38aを第1の遮断弁9に
出して該第1の遮断弁9を閉じ、第1の揮発性燃料油送
給系統10から燃料気化器13に揮発性燃料油1aを送
らないようにしている。
【0032】前記排ガス送給系統28を通って燃料気化
器13に送られた排ガス39の熱は、第1の揮発性燃料
油送給系統10から燃料気化器13に送られて来た揮発
性燃料油1aを気化する。
器13に送られた排ガス39の熱は、第1の揮発性燃料
油送給系統10から燃料気化器13に送られて来た揮発
性燃料油1aを気化する。
【0033】燃料気化器13で気化した揮発性燃料油1
aは、排ガス送給系統28を通って来た排ガス39と共
に気化燃料油送給系統14を通って風箱3に入る。
aは、排ガス送給系統28を通って来た排ガス39と共
に気化燃料油送給系統14を通って風箱3に入る。
【0034】風箱3には、ダンパ17によって燃焼器2
の負荷に見合った流量に制御された燃焼用空気18aが
押込送風機16により供給されるので、排ガス39と共
に気化燃料油送給系統14を通って風箱3に入ったガス
状態の揮発性燃料油1aは燃焼用空気18aと予混合
し、風箱3から燃焼室4に向けて取り付けてある面バー
ナ5により、燃焼室4内で燃焼する。
の負荷に見合った流量に制御された燃焼用空気18aが
押込送風機16により供給されるので、排ガス39と共
に気化燃料油送給系統14を通って風箱3に入ったガス
状態の揮発性燃料油1aは燃焼用空気18aと予混合
し、風箱3から燃焼室4に向けて取り付けてある面バー
ナ5により、燃焼室4内で燃焼する。
【0035】風箱3内の温度が予め設定してある温度よ
りも過上昇した時には温度計測装置19がこれを検出
し、緊急遮断信号19aにより第1の遮断弁9を閉じて
第1の揮発性燃料油送給系統10から燃料気化器13に
入る揮発性燃料油を遮断し、風箱3内で揮発性燃料油1
aが着火、燃焼しないように緊急対応の保安手段が施さ
れる。
りも過上昇した時には温度計測装置19がこれを検出
し、緊急遮断信号19aにより第1の遮断弁9を閉じて
第1の揮発性燃料油送給系統10から燃料気化器13に
入る揮発性燃料油を遮断し、風箱3内で揮発性燃料油1
aが着火、燃焼しないように緊急対応の保安手段が施さ
れる。
【0036】燃焼室4内での燃焼によって生じた排ガス
39は高温排ガス通路20を通って熱交換器21に入
り、排熱が利用されて温度降下した後、低温排ガス通路
22を通って煙突23から大気に放出される。
39は高温排ガス通路20を通って熱交換器21に入
り、排熱が利用されて温度降下した後、低温排ガス通路
22を通って煙突23から大気に放出される。
【0037】高温排ガス通路20、低温排ガス通路22
を通る排ガス39の一部は、前述したように高温排ガス
取出し系統25、低温排ガス取出し系統27に流入し、
燃料気化器13において揮発性燃料油1aを気化蒸発さ
せた後、燃焼室4に還流する。
を通る排ガス39の一部は、前述したように高温排ガス
取出し系統25、低温排ガス取出し系統27に流入し、
燃料気化器13において揮発性燃料油1aを気化蒸発さ
せた後、燃焼室4に還流する。
【0038】燃焼器2の起動時でまだ排ガス39が発生
していない状態の時、または排ガス送給系統28内の排
ガス39中の酸素濃度と不活性ガス濃度との割合が図2
の着火域cの中に入って、第1の揮発性燃料油送給系統
10の第1の遮断弁9が閉鎖された時には、燃焼器2の
運転を継続するために第2の遮断弁11を開き、第2の
揮発性燃料油送給系統12を通して揮発性燃料油1aを
バーナノズル15に送り、拡散燃焼方式で揮発性燃料油
1aを燃焼させる。
していない状態の時、または排ガス送給系統28内の排
ガス39中の酸素濃度と不活性ガス濃度との割合が図2
の着火域cの中に入って、第1の揮発性燃料油送給系統
10の第1の遮断弁9が閉鎖された時には、燃焼器2の
運転を継続するために第2の遮断弁11を開き、第2の
揮発性燃料油送給系統12を通して揮発性燃料油1aを
バーナノズル15に送り、拡散燃焼方式で揮発性燃料油
1aを燃焼させる。
【0039】現在一般に、燃焼排ガス39中のNOxや
CO(その他未燃分も含む)濃度は、平均の混合比が等
しくても燃料と空気の混合度合によって異なり、例えば
気体燃料では混合度が均一となる予混合燃焼の方が、混
合度がある幅に分布する拡散炎より空気比のある範囲で
低NOx(図3の予混合炎特性a参照)が図れ且つ低C
Oが得られることが判っている。
CO(その他未燃分も含む)濃度は、平均の混合比が等
しくても燃料と空気の混合度合によって異なり、例えば
気体燃料では混合度が均一となる予混合燃焼の方が、混
合度がある幅に分布する拡散炎より空気比のある範囲で
低NOx(図3の予混合炎特性a参照)が図れ且つ低C
Oが得られることが判っている。
【0040】一方、液体燃料では従来から最初に説明し
た噴霧燃焼が採用され、図3の予混合炎特性aを得るこ
とはできないとされていた。
た噴霧燃焼が採用され、図3の予混合炎特性aを得るこ
とはできないとされていた。
【0041】本発明では、揮発性燃料油1aを燃料気化
器13で蒸発気化させてガス燃料とした後に、燃焼前に
燃焼用空気18aと混合してから燃焼させる予混合燃焼
を行わせるようにしたので、液体燃料であっても気体燃
料と同等な低NOx、低COの特性が得られるものであ
る。
器13で蒸発気化させてガス燃料とした後に、燃焼前に
燃焼用空気18aと混合してから燃焼させる予混合燃焼
を行わせるようにしたので、液体燃料であっても気体燃
料と同等な低NOx、低COの特性が得られるものであ
る。
【0042】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明は、液体燃
料である揮発性燃料油を予め気化させてガス燃料とした
後に、燃焼用空気と混合してから燃焼させるので、低N
Ox、低COの燃焼が行える効果がある。
料である揮発性燃料油を予め気化させてガス燃料とした
後に、燃焼用空気と混合してから燃焼させるので、低N
Ox、低COの燃焼が行える効果がある。
【0043】請求項2の発明はさらに、揮発性燃料油を
気化させる排ガスの温度を適温に調節し、揮発性燃料油
が着火する等の危険を防いで安全な揮発性燃料油の気化
を行うことができる効果がある。
気化させる排ガスの温度を適温に調節し、揮発性燃料油
が着火する等の危険を防いで安全な揮発性燃料油の気化
を行うことができる効果がある。
【0044】請求項3の発明は、揮発性燃料油が面バー
ナ以外の処で着火、燃焼する恐れがある時には燃料気化
器への揮発性燃料油の供給を遮断して安全を保ち、しか
も燃焼器の運転は継続できる効果がある。
ナ以外の処で着火、燃焼する恐れがある時には燃料気化
器への揮発性燃料油の供給を遮断して安全を保ち、しか
も燃焼器の運転は継続できる効果がある。
【0045】請求項4の発明は、揮発性燃料油による低
NOx、低COの燃焼が行え、揮発性燃料油が着火する
等の危険を防いで安全な揮発性燃料油の気化を行うこと
ができ、揮発性燃料油が面バーナ以外の処で着火、燃焼
することを防いで燃焼器の運転を継続できる燃焼装置を
得ることができる効果がある。
NOx、低COの燃焼が行え、揮発性燃料油が着火する
等の危険を防いで安全な揮発性燃料油の気化を行うこと
ができ、揮発性燃料油が面バーナ以外の処で着火、燃焼
することを防いで燃焼器の運転を継続できる燃焼装置を
得ることができる効果がある。
【図1】本発明の方法に使用する装置の一実施例の系統
図である。
図である。
【図2】可燃性ガスと不活性ガスの混合物の着火限界と
濃度比との関係を示すグラフである。
濃度比との関係を示すグラフである。
【図3】燃料油の燃焼と窒素酸化物発生割合との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
1 燃料タンク 1a 揮発性燃料油 2 燃焼器 3 風箱 4 燃焼室 5 面バーナ 9 第1の遮断弁 10 第1の揮発性燃料油送給系統 11 第2の遮断弁 12 第2の揮発性燃料油送給系統 13 燃料気化器 14 気化燃料油送給系統 15 バーナノズル 18 燃焼用空気供給系統 18a 燃焼用空気 24 高温排ガスダンパ 25 高温排ガス取出し系統 26 低温排ガスダンパ 27 低温排ガス取出し系統 28 排ガス送給系統 33 排ガス送給系統温度制御手段 37 ガス濃度検出手段 38 演算器 39 排ガス 39a 高温排ガス 39b 低温排ガス
Claims (4)
- 【請求項1】 燃焼室から出た排ガス中に揮発性燃料油
を送給して排ガスの熱で揮発性燃料油を蒸発させ、該排
ガス中で蒸発して気化した揮発性燃料油に燃焼用空気を
混合し、該排ガス及び燃焼用空気と混合した気化状態の
揮発性燃料油を面バーナにより燃焼室内で燃焼させるこ
とを特徴とする燃料油の燃焼方法。 - 【請求項2】 燃焼室から出た温度の高い排ガスと温度
の低い排ガスとをそれぞれ流量を調節しながら混合して
温度が過上昇しないようにした排ガスとし、該温度が過
上昇しないようにした排ガス中で揮発性燃料油を気化さ
せることを特徴とする請求項1の燃料油の燃焼方法。 - 【請求項3】 燃焼室から出た排ガス中の酸素濃度と不
活性ガス濃度とを計測し、該排ガス中の酸素濃度が着火
域内にある時には該排ガス中に送る揮発性燃料油を遮断
し、揮発性燃料油を直接燃焼室のバーナノズルに送り、
燃焼室内で燃焼させることを特徴とする燃料油の燃焼方
法。 - 【請求項4】 揮発性燃料油を貯蔵する燃料タンクと、
風箱と燃焼室と前記風箱から前記燃焼室に向けた面バー
ナとを有する燃焼器と、第1の遮断弁を有し前記燃料タ
ンクから燃料気化器に揮発性燃料油を送給する第1の揮
発性燃料油送給系統と、前記燃料気化器と前記風箱とを
接続する気化燃料油送給系統と、第2の遮断弁を有し前
記燃料タンクから前記燃焼室のバーナノズルに揮発性燃
料油を送給する第2の揮発性燃料油送給系統と、前記風
箱に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給系統と、高温
排ガスダンパを有し前記燃焼室からの高温排ガスを取り
出す高温排ガス取出し系統と、低温排ガスダンパを有し
前記燃焼室からの低温排ガスを取り出す低温排ガス取出
し系統と、一端が前記高温排ガス取出し系統及び低温排
ガス取出し系統に接続され他端が前記燃料気化器に接続
された排ガス送給系統と、該排ガス送給系統に接続され
該排ガス送給系統内の排ガス温度を検出して前記高温排
ガスダンパ及び低温排ガスダンパの開度を個別に制御す
る排ガス送給系統温度制御手段と、前記排ガス送給系統
に接続され前記排ガス送給系統内の酸素濃度、不活性ガ
ス濃度を検出するガス濃度検出手段と、該ガス濃度検出
手段の検出した酸素濃度が着火域内にあるとき前記第1
の遮断弁を閉じる演算器と、を備えたことを特徴とする
燃料油の燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15164395A JPH094817A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 燃料油の燃焼方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15164395A JPH094817A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 燃料油の燃焼方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094817A true JPH094817A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15523049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15164395A Pending JPH094817A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 燃料油の燃焼方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH094817A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020125859A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | Bfgバーナ装置、これを備えたボイラ、及びbfgバーナ装置の運転方法 |
CN113454389A (zh) * | 2018-12-21 | 2021-09-28 | 西肯斯股份有限公司 | 用于提供热能的燃烧器系统和方法 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP15164395A patent/JPH094817A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113454389A (zh) * | 2018-12-21 | 2021-09-28 | 西肯斯股份有限公司 | 用于提供热能的燃烧器系统和方法 |
JP2020125859A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | Bfgバーナ装置、これを備えたボイラ、及びbfgバーナ装置の運転方法 |
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