JPH0947447A - 画像診断装置 - Google Patents

画像診断装置

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JPH0947447A
JPH0947447A JP7204741A JP20474195A JPH0947447A JP H0947447 A JPH0947447 A JP H0947447A JP 7204741 A JP7204741 A JP 7204741A JP 20474195 A JP20474195 A JP 20474195A JP H0947447 A JPH0947447 A JP H0947447A
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JP
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disk device
image
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JP7204741A
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Akira Ifuku
章 伊福
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データが記録されたかどうか確実に検証
することができる画像診断装置を提供する。 【解決手段】 被検体の情報を画像データとして収集手
段1により収集し、第1の記憶手段2に一時記憶する。
第1の記憶手段2から画像データを補助記憶装置3に書
き込み、その後直ちに画像データを補助記憶装置3から
第2の記憶手段4へ読み出す。次いで照合手段5によ
り、第1の記憶手段2の内容と第2の記憶手段4の内容
とを照合し一致または不一致を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像診断装置に係
り、特に収集した画像データの保存の信頼性を向上した
画像診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線診断装置のような画像診断装置にお
いて、収集された画像情報は、ディジタル画像データに
変換されて、磁気ディスク装置(フロッピィーディスク
装置、ハードディスク装置など)や光ディスク装置、光
磁気ディスク装置などの補助記憶装置(ファイル装置ま
たは外部記憶装置とも呼ばれる)に格納されることが一
般的になってきている。
【0003】特に集団検診等に用いられる検診車に搭載
される画像診断装置では、現地で収集した画像データを
持ち運びが便利なように光ディスクに格納することが多
い。そして記録した媒体を検診センター等の医療機関へ
運び、そこで画像データを再生して読影・診断が行われ
る。
【0004】従来のX線診断装置の構成を図6に示す。
X線管1より発生したX線は、被検体2を通りX線イメ
ージインテンシファイヤ(以下、I.I.と省略する)
3により可視光の画像に変換される。この可視光の画像
は、TVカメラ4で撮影されてアナログ画像信号とな
り、TVカメラ制御ユニット5または本体装置100内
の画像収集ユニット101においてアナログ・ディジタ
ル変換されてディジタル画像信号となる。
【0005】こうして収集されたディジタル画像信号
は、画像メモリ102に一旦保持され、画像処理ユニッ
ト103を通じてディスプレイモニタ16に表示される
と共に、保存ユニット104を介して磁気ディスク装置
(HD)14または光ディスク装置(以下、光ディスク
装置ODまたは光磁気ディスク装置MODを光ディスク
装置と呼ぶこととする)15に保存される。画像保存ユ
ニット104は、保存制御CPU105とSCSI規格
の周辺制御インタフェース106とを備えている。
【0006】この様な従来の画像診断装置において、収
集される画像のマトリックスサイズも多種多様である
が、メモリ容量の増大や撮像素子の高精細度化に応じ
て、256、512、1024、2048、と
大きくなる傾向にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像診断装置においては、画像メモリから磁気ディ
スクや光ディスクなどの補助記憶装置に画像データを記
録する際に、書き込み後読み出し検査(Read Af
ter Write Check)を行うことなく、単
に画像メモリから補助記憶装置への画像データ転送が誤
り無く終了したこと、またはDMAコントローラのベリ
ファイ機能により、画像データの記録が行われたとして
いた。
【0008】このため最悪の場合、補助記憶装置の故障
等により、貴重な画像データが失われてしまうという問
題点があった。
【0009】また、実際に画像データの記録が行われて
いないにもかかわらずX線検査が続けられて、被検体が
無駄な被曝を受けるという問題点があった。
【0010】以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、画
像データを記録媒体に記録する際に画像データが実際に
記録されたかどうか確認することができる画像診断装置
を提供することである。
【0011】また本発明の別の目的は、磁気ディスク装
置または光ディスク装置が故障した際に縮退運転が可能
な画像診断装置を提供することである。また本発明の別
の目的は、スループットを向上させた画像診断装置を提
供することである。
【0012】さらに本発明の別の目的は、補助記憶装置
等の故障により画像データの記録が不可能になったこと
を確実に検出して検査を速やかに中断し、被検体が無駄
な被曝を受けることを防止した画像診断装置を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次の構成を有する。すなわち、請求項1記
載の発明は、被検体の情報を画像データとして収集する
収集手段と、前記収集された画像データを一時記憶する
第1の記憶手段と、前記収集された画像データを書込み
及び読出しすることができる補助記憶装置と、前記補助
記憶装置から読み出された画像データを一時記憶する第
2の記憶手段と、前記第1の記憶手段の内容と前記第2
の記憶手段の内容とを照合し一致または不一致を検出す
る照合手段と、を備えたことを特徴とする画像診断装置
である。
【0014】また請求項2記載の発明は、被検体の情報
を画像データとして収集する収集手段と、前記収集され
た画像データを一時記憶する第1の記憶手段と、前記収
集された画像データを書込み及び読出しすることができ
る磁気ディスク装置と、前記磁気ディスク装置から読み
出された画像データを一時記憶する第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段の内容と前記第2の記憶手段の内容
とを照合し一致または不一致を検出する照合手段と、を
備えたことを特徴とする画像診断装置である。
【0015】また請求項3記載の発明は、被検体の情報
を画像データとして収集する収集手段と、前記収集され
た画像データを一時記憶する第1の記憶手段と、前記収
集された画像データを書込み及び読出しすることができ
る光ディスク装置と、前記光ディスク装置から読み出さ
れた画像データを一時記憶する第2の記憶手段と、前記
第1の記憶手段の内容と前記第2の記憶手段の内容とを
照合し一致または不一致を検出する照合手段と、を備え
たことを特徴とする画像診断装置である。
【0016】また請求項4記載の発明は、被検体の情報
を画像データとして収集する収集手段と、前記収集され
た画像データを一時記憶する第1の記憶手段と、前記収
集された画像データを書込み及び読出しすることができ
る磁気ディスク装置と、前記収集された画像データを書
込み及び読出しすることができる光ディスク装置と、前
記磁気ディスク装置または前記光ディスク装置から読み
出された画像データを一時記憶する第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段の内容と前記第2の記憶手段の内容
とを照合し一致または不一致を検出する照合手段と、前
記照合の結果が一致しない場合、磁気ディスク装置また
は光ディスク装置を切り離す構成制御手段と、を備えた
ことを特徴とする画像診断装置である。
【0017】また請求項5記載の発明は、被検体の情報
を画像データとして収集する収集手段と、前記収集され
た画像データを一時記憶する記憶手段と、前記収集され
た画像データを書込み及び読出しすることができる磁気
ディスク装置と、前記収集された画像データを書込み及
び読出しすることができる光ディスク装置と、前記収集
された画像データを磁気ディスク装置に書き込む第1の
格納制御手段と、前記磁気ディスク装置から書き込まれ
た画像データを読み出して光ディスク装置に書き込みを
行う第2の格納制御手段と、を備えたことを特徴とする
画像診断装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原理説明図であ
り、請求項1記載の発明に対応する。同図において、ま
ず収集手段1により、収集された画像データは、第1の
記憶手段2に一時記憶される。そして、第1の記憶手段
2に一時記憶された画像データは、補助記憶装置3に書
き込まれる。次いで、補助記憶装置3に書き込まれた画
像データは、第2の記憶手段4へ読み出される。そし
て、照合手段5により、第1の記憶手段2の内容と第2
の記憶手段4の内容とが照合され、一致または不一致が
検出される。一致が検出された場合は、その画像データ
の記録媒体への記録は正しく行われたことが確認され
る。不一致の場合には、その画像データの記録媒体への
記録は正しく行われなかったと判定できる。
【0019】また、請求項2記載の発明においては、図
1における補助記憶装置として、磁気ディスク装置を用
いる。また、請求項3記載の発明においては、図1にお
ける補助記憶装置として、光ディスク装置を用いる。
【0020】また、請求項4記載の発明は次のように作
用する。まず収集手段により収集された画像データは、
第1の記憶手段に一時記憶される。この画像データは磁
気ディスク装置に記録され、次いで、光ディスク装置に
記録される。そして、光ディスク装置に記録された画像
データを第2の記憶手段へ読み出す。次いで、照合手段
により、第1の記憶手段の内容と第2の記憶手段の内容
とが照合され、一致または不一致が検出される。一致が
検出された場合は、その画像データの光ディスク装置へ
の記録が正しく行われたことが確認される。不一致の場
合には、その画像データの光ディスク装置へ記録は正し
く行われなかったと判定し、光ディスク装置への記録を
リトライする。所定回数リトライしても成功しなかった
場合には、光ディスク装置の固定故障と判断して、構成
制御装置に光ディスク装置を切り離させ、縮退運転す
る。縮退運転では、収集された画像データは、磁気ディ
スク装置に記録される。
【0021】また、請求項5記載の発明は次のように作
用する。被検体から収集され記憶手段に一時記憶された
画像データは、第1の格納制御手段により磁気ディスク
装置にキューイングされる。磁気ディスク装置は、光デ
ィスク装置に比較して画像データを高速に格納でき、収
集された画像データが記憶手段を占有する時間を短縮す
る。これにより、次の画像データの収集を速やかに始め
ることができる。次いで、画像データの収集が終ると、
第2の格納制御手段により、磁気ディスク装置からキュ
ーイングされた画像データを読み出して、この読み出さ
れた画像データを光ディスク装置に書き込む。
【0022】このように光ディスク装置への画像データ
の格納が画像データの収集に影響を与えること無く行え
るので、画像診断装置全体として高いスループットが得
られる。また光ディスク媒体の記録容量が無くなって、
媒体交換の必要が生じても、既に画像データの収集が終
っているので、媒体交換のために検査が中断することが
無くなる。
【0023】次に図面を参照して、本発明の実施の形態
を詳細に説明する。図2は、本発明に係る画像診断装置
の第1の実施の形態の構成を示すブロック図であり、本
発明をX線診断装置に適用した例を示している。図2に
おいて、X線診断装置は、X線管1と、I.I.3と、
TVカメラ4と、TVカメラ制御ユニット5と、本体装
置6と、磁気ディスク装置14または光ディスク装置1
5または磁気ディスク装置14と光ディスク装置15の
双方と、ディスプレイモニタ16と、コンソール17
と、X線高電圧発生回路18とを含んで構成されてい
る。
【0024】X線診断装置の本体装置6は、画像メモリ
7と画像収集ユニット8と画像処理ユニット9及び画像
保存ユニット10からなる。画像メモリ7は、複数枚の
画像を記憶するものである。画像収集ユニット8及び画
像処理ユニット9は、それぞれ図示されないマイクロプ
ロセッサを内蔵している。また画像保存ユニット10
は、保存制御CPU11とバッファメモリ12及びSC
SI(Small Computer System
Interface)規格の周辺装置インタフェース
(以下、SCSIと省略する)13を備えている。SC
SI13には、補助記憶装置として、磁気ディスク装置
14または光ディスク装置15が接続されている。本体
装置6は、このように画像収集用CPU(図示せず)と
画像処理用CPU(図示せず)及び保存制御CPU11
とを備えていて、それぞれ並列処理を行うことが可能と
なっている。
【0025】次に、第1の実施の形態の動作を説明す
る。まず、コンソール17からX線撮影の条件や患者情
報、画像保存条件及び画像表示条件等が入力される。X
線高電圧発生回路18は、入力されたX線撮影の条件に
応じた管電流及び管電圧をX線管1に供給する。X線管
1から放射されたX線は、被検体2を通りI.I.3に
入射する。I.I.3に入射したX線像は、可視光に変
換されてTVカメラ4で30フレーム/秒の周期で撮影
される。TVカメラ4で撮影されたアナログ画像信号
は、TVカメラ制御ユニット5においてアナログ・ディ
ジタル変換されてディジタル画像信号となる。
【0026】こうして、カメラ制御ユニット5を通じて
収集された各画像のディジタル画像信号は、画像収集ユ
ニット8を介して画像メモリ7に巡回的に連続して記憶
され、患者情報、検査情報、画像処理等の付帯情報を付
加して画像処理ユニット9を通じてディスプレイモニタ
16に表示されると共に、画像保存ユニット10を介し
て磁気ディスク装置14または光ディスク装置15(以
下、磁気ディスク装置14または光ディスク装置15を
補助記憶装置と総称する)に転送され記録される。
【0027】以下、図3に示すフローチャートに従って
画像保存動作について説明する。まず画像収集ユニット
8が収集した画像データが画像メモリ7に記憶される。
以下の制御は画像保存ユニット10の保存制御CPU1
1の制御の下に行われる。保存制御CPU11の直接制
御または図示されないDMAの制御によりSCSI13
を介して画像メモリ7から1画像分のデータを補助記憶
装置へ書き込む。(ステップS10)。次いで補助記憶
装置へ書き込まれた画像データをSCSI13を介して
バッファメモリ12に読み出す(ステップS11)。次
いで画像メモリ7に保持されている書き込みデータとバ
ッファメモリ12に読み出されたデータとを比較照合す
る(ステップS12)。照合の結果一致していれば、そ
の画像は正確に記録できたことが確かめられたことにな
り(ステップS13の判定がYES)、次の画像を記録
するためステップS10へ戻る。
【0028】前記照合の結果不一致が見つかれば(ステ
ップS13の判定がNO)、画像記録に障害があるの
で、保存制御CPU11から収集ユニット8に検査の中
止を指示するとともに、ディスプレイモニタ16にメッ
セージを表示してオペレータに知らせる(ステップS1
4)。
【0029】尚、画像収集ユニット8は、画像を補助記
憶装置に記録すると同時にX線画像の収集(X線透視像
の撮影)を行い、この収集した画像を画像メモリ7に記
憶している。画像の収集を行っている途中で画像メモリ
7の空領域(補助記憶装置へ画像の記録が終了した領
域)が無くなった場合には、「画像記録不可」のメッセ
ージを表示すると共にX線の曝射を停止する。
【0030】このように補助記憶装置への書き込み後、
記録媒体に書き込まれた画像データを読み出して、書き
込み前の画像データと比較照合することにより、画像デ
ータの保存の信頼性が格段に向上する。また画像保存上
の障害を即座に検出して、X線検査を中止できるので、
被検者に無駄な被曝をさせなくてすむ。
【0031】次に、本発明に係る画像診断装置の第2の
実施の形態を説明する。本第2の実施の形態の構成は、
図2において、補助記憶装置として磁気ディスク装置1
4と光ディスク装置15とが両方とも接続された構成で
ある点以外は、第1の実施の形態の構成と同様である
が、保存制御CPU11のプログラムに変更がある。
【0032】第2の実施の形態の動作を図4を参照して
説明する。画像データが収集されて画像メモリ7に格納
されるまでは、第1の実施の形態と同じである。画像メ
モリ7に格納された画像データは、磁気ディスク装置1
4に書き込まれる(ステップS20)。次いで、画像メ
モリ7から同様に光ディスク装置15に書き込まれる
(ステップS21)。次いで、光ディスク装置15から
書き込んだ画像データをバッファメモリ12へ読み出す
(ステップS22)。次いで、バッファメモリ12へ読
み出した画像データと画像メモリ7に格納された画像デ
ータとを比較照合する(ステップS23)。比較照合の
結果、一致していれば、画像データの記録が正しいこと
の証明となり、次の画像を収集し記録するためステップ
S20へ戻る(ステップS24の判定がYES)。
【0033】比較照合の結果、不一致があれば(ステッ
プS24の判定がNO)、リトライカウンタが所定回数
を超えていないかどうかを判定し(ステップS25)、
所定回数を超えていなければリトライカウンタに1を加
えて(ステップS26)、光ディスク装置15への書き
込みを再試行するためにステップS22へ移る。所定回
数リトライしても成功しなければ(ステップS25の判
定がYES)、光ディスク装置15またはその関連イン
タフェースの障害と判定して、保存制御CPU11の構
成制御プログラムを呼び出して光ディスク装置15を切
り離し(ステップS27)、縮退運転に移行する(ステ
ップS28)。
【0034】図5は、縮退運転における動作を示すフロ
ーチャートである。まず通常運転と同様に画像データが
収集されて画像メモリ7に記憶される。画像メモリ7に
格納された画像データは、磁気ディスク装置14に書き
込まれる(ステップS30)。次いで、磁気ディスク装
置14から画像データを読み出しバッファメモリ12へ
格納する(ステップS31)。次いで、バッファメモリ
12へ読み出した画像データと画像メモリ7に格納され
ている書き込み画像データとを比較照合する(ステップ
S32)。比較照合の結果一致していれば(ステップS
33の判定がYES)、画像データの記録が正しいこと
の証明となり、磁気ディスク装置14の容量が有る限り
検査を続行するためステップS30へ戻る。
【0035】比較照合の結果、不一致があれば(ステッ
プS33の判定がNO)、リトライカウンタが所定回数
を超えていないかどうかを判定し(ステップS34)、
所定回数を超えていなければリトライカウンタに1を加
えて(ステップS35)、磁気ディスク装置14への書
き込みを再試行するためにステップS30へ移る。所定
回数リトライしても成功しなければ(ステップS34の
判定がYES)、磁気ディスク装置14またはその関連
インタフェースの障害と判定して、ディスプレイモニタ
16またはコンソール17にその旨の表示を出力してシ
ステムダウンとする(ステップS36)。
【0036】次に、第2の実施の形態における光ディス
ク媒体の交換時の動作を説明する。集団検診等で大量の
診断データが画像データとして収集される場合には、1
枚の光ディスク媒体に画像データが入りきらず、媒体交
換が必要となる。本発明によれば、光ディスク装置の媒
体交換時にも画像データの収集を継続することができ、
検査の中断が無くなり、スループットが向上する。
【0037】まず画像メモリ7に格納された画像データ
は、磁気ディスク装置14に記録される。次いで、画像
メモリ7から同様に光ディスク装置15に記録される。
このとき、光ディスク装置15の記録媒体に記録エリヤ
が残ってなければ、光ディスク装置15に記録は行わ
ず、コンソール17またはディスプレイモニタ16に媒
体交換要求のメッセージを出力し、画像データの収集を
継続する。媒体交換が完了するまでに収集された画像デ
ータは、磁気ディスク装置14に順次格納(キューイン
グ)される。
【0038】オペレータが媒体交換を行うと、磁気ディ
スク装置14にキューイングされた画像データを読み出
して、光ディスク装置15へ順次記録する。この場合に
も書き込み後読み出し及び書き込み画像データと比較照
合を行って、画像の保存が正常に行われたかどうかを確
認する。これにより、媒体交換による検査の中断がなく
なる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、収
集した画像データを磁気ディスクや光ディスク等の補助
記憶装置に記録した後直ちに読み出して、収集した画像
データと照合することにより、信頼性の高い画像データ
の記録が行えるという効果がある。
【0040】また本発明によれば、補助記憶装置の故障
を確実に検出し、画像データの記録が不可能な場合の検
査・診断を直ちに中止することができるので、被検体が
無駄な被曝を受けることがなくなるという効果がある。
【0041】また本発明によれば、磁気ディスク装置と
光ディスク装置とのいずれか一方の装置が故障しても縮
退運転により画像データ収集を継続することができると
いう効果がある。
【0042】また本発明によれば、磁気ディスク装置な
どの高速補助記憶装置に画像データをキューイングして
から光ディスク装置などの比較的低速補助記憶装置に画
像データを記録することが可能となり、画像診断装置の
スループットを向上させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の原理説明図である。
【図2】本発明に係る画像診断装置の第1の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る画像診断装置の第1の実施の形態
の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る画像診断装置の第2の実施の形態
の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る画像診断装置の第2の実施の形態
の動作を示すフローチャートである。
【図6】従来例の画像診断装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 収集手段 2 第1の記憶手段 3 補助記憶
装置 4 第2の記憶手段 5 照合手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 572 9558−5D G11B 20/18 572F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の情報を画像データとして収集す
    る収集手段と、 前記収集された画像データを一時記憶する第1の記憶手
    段と、 前記収集された画像データを書込み及び読出しすること
    ができる補助記憶装置と、 前記補助記憶装置から読み出された画像データを一時記
    憶する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段の内容と前記第2の記憶手段の内容
    とを照合し一致または不一致を検出する照合手段と、 を備えたことを特徴とする画像診断装置。
  2. 【請求項2】 被検体の情報を画像データとして収集す
    る収集手段と、 前記収集された画像データを一時記憶する第1の記憶手
    段と、 前記収集された画像データを書込み及び読出しすること
    ができる磁気ディスク装置と、 前記磁気ディスク装置から読み出された画像データを一
    時記憶する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段の内容と前記第2の記憶手段の内容
    とを照合し一致または不一致を検出する照合手段と、 を備えたことを特徴とする画像診断装置。
  3. 【請求項3】 被検体の情報を画像データとして収集す
    る収集手段と、 前記収集された画像データを一時記憶する第1の記憶手
    段と、 前記収集された画像データを書込み及び読出しすること
    ができる光ディスク装置と、 前記光ディスク装置から読み出された画像データを一時
    記憶する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段の内容と前記第2の記憶手段の内容
    とを照合し一致または不一致を検出する照合手段と、 を備えたことを特徴とする画像診断装置。
  4. 【請求項4】 被検体の情報を画像データとして収集す
    る収集手段と、 前記収集された画像データを一時記憶する第1の記憶手
    段と、 前記収集された画像データを書込み及び読出しすること
    ができる磁気ディスク装置と、 前記収集された画像データを書込み及び読出しすること
    ができる光ディスク装置と、 前記磁気ディスク装置または前記光ディスク装置から読
    み出された画像データを一時記憶する第2の記憶手段
    と、 前記第1の記憶手段の内容と前記第2の記憶手段の内容
    とを照合し一致または不一致を検出する照合手段と、 前記照合の結果が一致しない場合、磁気ディスク装置ま
    たは光ディスク装置を切り離す構成制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像診断装置。
  5. 【請求項5】 被検体の情報を画像データとして収集す
    る収集手段と、 前記収集された画像データを一時記憶する記憶手段と、 前記収集された画像データを書込み及び読出しすること
    ができる磁気ディスク装置と、 前記収集された画像データを書込み及び読出しすること
    ができる光ディスク装置と、 前記収集された画像データを磁気ディスク装置に書き込
    む第1の格納制御手段と、 前記磁気ディスク装置から書き込まれた画像データを読
    み出して光ディスク装置に書き込みを行う第2の格納制
    御手段と、を備えたことを特徴とする画像診断装置。
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JP2008284090A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Toshiba Corp X線画像診断装置
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