JPH0947112A - 田植機のマーカ装置 - Google Patents

田植機のマーカ装置

Info

Publication number
JPH0947112A
JPH0947112A JP21806295A JP21806295A JPH0947112A JP H0947112 A JPH0947112 A JP H0947112A JP 21806295 A JP21806295 A JP 21806295A JP 21806295 A JP21806295 A JP 21806295A JP H0947112 A JPH0947112 A JP H0947112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marker
arm
rice transplanter
planting
marker arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21806295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Itani
谷 一 明 伊
Yuichi Kato
藤 祐 一 加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP21806295A priority Critical patent/JPH0947112A/ja
Publication of JPH0947112A publication Critical patent/JPH0947112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筋引マーカの他部品などとの干渉を回
避させて、この使用寿命を向上させる。 【解決手段】 植付部(15)に左右の筋引マーカ
(51)を起伏自在に備えた田植機のマーカ装置におい
て、前記筋引マーカ(51)を中央部で分割して、基端
側のマーカアーム支持杆(54)とマーカ部を有する先
端側のマーカアーム(53)とを分離自在に連結させる
と共に、前記アーム支持杆(54)に屈折部(75)を
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は苗載台及び植付爪を
備えて連続的に苗植作業を行う田植機のマーカ装置に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の左右筋引
マーカにあっては、略L形状の起伏自在な1本のマーカ
アーム先端にマーカ部を取付けていて、マーカアームに
は略90度に屈折させる角部を有する構造となってい
る。このため筋引マーカを適宜取外しての保守点検など
を困難とさせるばかりでなく、田植作業時にはこの角部
を田植機や田植機に装備する側条施肥機の施肥ホースな
ど他部品、或いは畦などにある障害物に引掛けて、マー
カや相手部材を損傷させる危険性がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、植
付部に左右の筋引マーカを起伏自在に備えた田植機のマ
ーカ装置において、前記筋引マーカを中央部で分割し
て、基端側のマーカアーム支持杆とマーカ部を有する先
端側のマーカアームとを分離自在に連結させると共に、
前記アーム支持杆に屈折部に形成したもので、基端側の
マーカ支持杆より先端側のマーカアームを容易に取外し
て、保守点検や別途長期保存を可能とさせて、この使用
寿命の向上化を図ると共に、マーカ支持杆の屈折部によ
って他部品や障害物などに対する干渉も防止して、この
筋引マーカの耐久性と組込性を向上させるものである。
【0004】また、略L形状に形成するマーカアームの
折曲部を、曲率の大きな円弧部に形成して、田植作業時
に、田植機などの他部品や障害物にマーカアームを引掛
けて、マーカや相手部材を損傷させるなどとした事故を
防止して、このマーカの安全性と耐久性を向上させるも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は筋引マーカ部の背面説明図、図
2は乗用田植機の側面図、図3は同平面図を示し、図中
(1)は作業者が搭乗する走行車であり、エンジン
(2)をセンタフレームである車体フレーム(3)に搭
載させ、ミッションケース(4)前方にフロントアクス
ルケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持さ
せると共に、前記ミッションケース(4)の後部にリヤ
アクスルケース(7)を連設し、前記リヤアクスルケー
ス(7)に水田走行用後輪(8)を支持させる。そして
前記エンジン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予
備苗載台(10)を取付けると共に、足掛台(11)を
介して作業者が搭乗する車体カバー(12)によって前
記ミッションケース(4)等を覆い、前記車体カバー
(12)上部に運転席(13)を取付け、その運転席
(13)の前方で前記ボンネット(9)後部に操向ハン
ドル(14)を設ける。
【0006】また、図中(15)は6条植え用の苗載台
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する作
業機である植付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾
式苗載台(16)を下部レール(18)及びガイドレー
ル(19)を介して植付ケース(20)に左右往復摺動
自在に支持させると共に、一方向に等速回転させるロー
タリケース(21)を前記植付ケース(20)に支持さ
せ、該ケース(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一
対の爪ケース(22)(22)を配設し、その爪ケース
(22)(22)先端に植付爪(17)(17)を取付
ける。また前記植付ケース(20)の前側にローリング
支点軸(23)を介してヒッチブラケット(24)を設
け、トップリンク(25)及びロワーリンク(26)を
含む昇降リンク機構(27)を介して走行車(1)後側
にヒッチブラケット(24)を連結させ、前記リンク機
構(27)を介して植付部(15)を昇降させる昇降シ
リンダ(28)をロワーリンク(26)に連結させ、前
記前後輪(6)(8)を走行駆動して移動すると同時
に、左右に往復摺動させる苗載台(16)から一株分の
苗を植付爪(17)によって取出し、連続的に苗植え作
業を行うように構成する。
【0007】また、図中(29)は主変速レバー、(3
0)は副変速レバーでもある植付操作レバー、(31)
は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペダ
ル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(34)
は2条分均平用センターフロート、(35)は2条分均
平用サイドフロート、(36)は6条用の側条施肥機で
ある。
【0008】また、前記施肥機(36)の肥料タンク
(37)を運転席(13)後方で車体フレーム(3)上
方に装備させ、フロート(34)(35)に設ける側条
施肥シュート(38)にフレキシブル肥料送出ホース
(39)を介して肥料タンク(37)の肥料を送風ター
ボファンの送風力でもって搬送して、苗の植付け条に隣
接させて肥料を埋込むように構成している。
【0009】図4にも示す如く、機体を構成する左右一
対の車体フレーム(3)後部に立設する門形支柱(4
0)と、植付部(15)前部のヒッチブラケット(4
1)間に前記リンク機構(27)を設けるもので、前記
支柱(40)上部に固設する左右一対の上部フレーム
(42)のトップリンク取付軸(43)と、ヒッチブラ
ケット(41)上端のトップヒッチ軸(44)間に前記
トップリンク(25)を設けると共に、前記支柱(4
0)基端間のロワーリンク取付軸(45)と、ヒッチブ
ラケット(41)下端のロワーヒッチ軸(46)間に前
記ロワーリンク(26)を設け、前記取付軸(45)上
でロワーリンク(26)に一体連結させる左右リフトア
ーム(47)先端のアーム軸(48)に昇降シリンダ
(28)のピストンロッド(28a)先端を連結させ、
前記アーム軸(48)とロワーヒッチ軸(46)間に横
振れ防止用の左右スタビライザー(49)を介設してい
る。
【0010】そして図1に示す如く、左右最外側の植付
ケース(20)より左右外側に突設するパイプフレーム
(50)の先端に、未植側田面に植付走行用の案内軌跡
を形成する左右筋引マーカ(51)を起伏自在に支持さ
せるもので、該筋引マーカ(51)はマーカ部(52)
を有する先端側のマーカアーム(53)と、マーカアー
ム(53)を支持する基端側のマーカアーム支持杆(5
4)とに分割形成し、該支持杆(54)基端の起伏板
(55)を前記フレーム(50)の支軸(56)にそれ
ぞれ回動自在に支持させると共に、各フレーム(50)
と起伏板(55)一端側間にマーカ倒伏バネ(57)を
張設させ、左右リフトアーム(47)に一端を連結させ
る左右マーカ起立ワイヤ(58)の他端側を起伏板(5
5)の他端側に連結させて、植付昇降時前記バネ(5
7)に抗しワイヤ(58)を引張って左右のマーカ(5
1)を起立収納する一方、植付下降時前記バネ(57)
力で左右のマーカ(51)を機体外方に倒伏させて田面
に接地させるように構成している。
【0011】また、前記マーカ(51)を起立収納位置
で位置固定させるマーカロック部材であるマーカロック
板(59)をパイプフレーム(50)に設けるもので、
該フレーム(50)の支軸(60)にロック板(59)
を回動自在に支持させ、フレーム(50)とロック板
(59)一端側間にマーカロックバネ(61)を張設さ
せると共に、前記ヒッチブラケット(41)に設けるマ
ーカロック解除装置(62)に一端側を連結させるロッ
ク解除ワイヤ(63)の他端側を、前記ロック板(5
9)他端側に連結させて、マーカ(51)の起立収納時
起立ワイヤ(58)の枢支軸でもあるロック軸(64)
に、前記ロック板(59)のロック溝をロックバネ(6
1)力により係合させてこの収納保持を図るように構成
している。
【0012】図5に示す如く、前記マーカロック解除装
置(62)は、ヒッチブラケット(41)に固設するロ
ック解除モータ(65)と、該モータ(65)の減速ギ
ヤケース(66)の出力軸(67)に固設する正逆揺動
操作板(68)と、該操作板(68)の枢支軸(69)
に長孔(70)を係合させて左右ワイヤ(63)の各一
端側を180度逆方向連結させるワイヤ連結金具(7
1)と、前記操作板(68)の中立位置を検出するロッ
ク検出スイッチ(72)とを備え、前記操作板(68)
がモータ(65)の駆動でもって中立位置より時計及び
反時計方向に出力軸(67)を中心に所定量回転すると
き、左或いは右の何れか一方のワイヤ(63)のみを引
張って、ロック板(59)のロックを解除させて左或い
は右マーカ(51)を作用位置まで倒伏させるように構
成している。
【0013】図6乃至図8にも示す如く、前記マーカア
ーム(53)は先端に二股状で一側に彎曲させたマーカ
部(52)を有し、中間の略90度の折曲角部を曲率の
大きな円弧部(73)に形成し、基端を支持杆(54)
との輪形連結部(74)に形成している。
【0014】また、前記マーカアーム支持杆(54)は
基端を起伏板(55)に連結させ、中間に先端側を一定
寸法偏位させる屈折部(75)を形成し、先端にアーム
連結板(76)を固着させている。
【0015】前記アーム連結板(76)は先端を略90
度折曲げてL形状に形成すると共に、この先端にマーカ
アーム(53)を挿入させる係合切欠溝(77)を形成
し、該切欠溝(77)にマーカアーム(53)を挿入さ
せての連結部(74)の合体時、ボルト(78)でもっ
て、この反対側より圧着板(79)を圧着させてマーカ
アーム(53)の左右移動を規制し、また連結板(7
6)の溝(77)両側の折曲縁(76a)によってマー
カアーム(53)の前後移動を規制して、この連結固定
を図るように構成している。
【0016】そして、左右筋引マーカ(51)の一方を
倒伏させての田植作業や、両方を立設収納させての旋回
作業においては、マーカ(51)が施肥機(36)の肥
料送出ホース(39)など他部品や田植機の他部品、或
いは畦などにある障害物に干渉するのが、曲率の大きな
円弧部(73)の形成によって防止されて、安全にして
耐久性の秀れた作業が行われるように構成したものであ
る。
【0017】また、前記支持杆(54)に屈折部(7
5)を形成することによって、前記フレーム(50)に
基端を固設してフレーム(50)端側方を囲む状態に配
設されるサイドガードフレーム(80)に対し、左右筋
引マーカ(51)の倒伏時に、支持杆(54)の基端側
をフレーム(80)より上方、また先端側をフレーム
(80)位置或いはこれより下方に位置させる状態に回
避させて、左右筋引マーカ(51)とガードフレーム
(80)との干渉を屈折部(75)によって防止するよ
うに構成したものである。
【0018】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、植付部(15)に左右の筋引マーカ(51)を起伏
自在に備えた田植機のマーカ装置において、前記筋引マ
ーカ(51)を中央部で分割して、基端側のマーカアー
ム支持杆(54)とマーカ部を有する先端側のマーカア
ーム(53)とを分離自在に連結させると共に、前記ア
ーム支持杆(54)に屈折部(75)を形成したもので
あるから、基端側のマーカ支持杆(54)より先端側の
マーカアーム(53)を容易に取外して、保守点検や別
途長期保存を可能とさせて、この使用寿命の向上化を図
ることができると共に、マーカ支持杆(54)の屈折部
(75)によって他部品や障害物などに対する干渉も防
止できて、この筋引マーカ(51)の耐久性と組込性を
向上させることができるものである。
【0019】また、略L形状に形成するマーカアーム
(53)の折曲部を、曲率の大きな円弧部(73)に形
成したものであるから、田植作業時に、田植機などの他
部品や畦の障害物にマーカアーム(53)を引掛けて、
マーカ(51)や相手部材を損傷させるなどとした事故
が未然に防止できて、このマーカ(51)の安全性と耐
久性を向上させることができるなど顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】筋引マーカの背面説明図である。
【図2】田植機の全体側面図である。
【図3】田植機の全体平面図である。
【図4】植付部の側面図である。
【図5】マーカロック解除装置の説明図である。
【図6】マーカ部の説明図である。
【図7】前図の底面視説明図である。
【図8】連結板の説明図である。
【符号の説明】
(15) 植付部 (51) 筋引マーカ (53) マーカアーム (54) 支持杆 (73) 円弧部 (75) 屈折部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植付部に左右の筋引マーカを起伏自在に
    備えた田植機のマーカ装置において、前記筋引マーカを
    中央部で分割して、基端側のマーカアーム支持杆とマー
    カ部を有する先端側のマーカアームとを分離自在に連結
    させると共に、前記アーム支持杆に屈折部を形成したこ
    とを特徴とする田植機のマーカ装置。
  2. 【請求項2】 略L形状に形成するマーカアームの折曲
    部を、曲率の大きな円弧部に形成したことを特徴とする
    田植機のマーカ装置。
JP21806295A 1995-08-02 1995-08-02 田植機のマーカ装置 Pending JPH0947112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21806295A JPH0947112A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 田植機のマーカ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21806295A JPH0947112A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 田植機のマーカ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0947112A true JPH0947112A (ja) 1997-02-18

Family

ID=16714057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21806295A Pending JPH0947112A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 田植機のマーカ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0947112A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283987A (ja) * 2008-07-30 2008-11-27 Iseki & Co Ltd 乗用型苗植機
JP2015130891A (ja) * 2015-04-22 2015-07-23 井関農機株式会社 苗移植機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283987A (ja) * 2008-07-30 2008-11-27 Iseki & Co Ltd 乗用型苗植機
JP2015130891A (ja) * 2015-04-22 2015-07-23 井関農機株式会社 苗移植機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0947112A (ja) 田植機のマーカ装置
JP3514321B2 (ja) 田植機のマーカ装置
JPS6349131Y2 (ja)
JPS5854903Y2 (ja) 歩行型田植機
JP3657394B2 (ja) 田植機
JPS6033765Y2 (ja) 乗用型田植機の操作部構造
JPH0478244B2 (ja)
JP3640047B2 (ja) 田植機
JP3607938B2 (ja) 田植機のサイドマーカ
JP3678544B2 (ja) 田植機
JP2011062163A (ja) 農作業機の整地装置
JP2546391B2 (ja) 農作業機の線引きマーカー装置
JPS6320259Y2 (ja)
JPS582696Y2 (ja) 乗用田植機の操向鎖錠装置
JP2547913Y2 (ja) 田植機の苗載装置
JP3487480B2 (ja) 田植機の苗載装置
JPH0328734Y2 (ja)
JP3163080B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JPH03251106A (ja) 農作業機
JPH0428873Y2 (ja)
JP3115874B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JP3448891B2 (ja) 苗植機
JP2024002178A (ja) 水田作業機
JPH0635024U (ja) 歩行型移動農機の操作装置
JP3776006B2 (ja) 乗用型水田作業車

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20040507

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040629

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20040709

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20040709

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041124

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02