JPH0946458A - Fax機能付きデジタル複写機 - Google Patents

Fax機能付きデジタル複写機

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JPH0946458A
JPH0946458A JP7195346A JP19534695A JPH0946458A JP H0946458 A JPH0946458 A JP H0946458A JP 7195346 A JP7195346 A JP 7195346A JP 19534695 A JP19534695 A JP 19534695A JP H0946458 A JPH0946458 A JP H0946458A
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JP
Japan
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pixel
image
data
unit
copying machine
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JP7195346A
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English (en)
Inventor
Norio Sakai
教雄 酒井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FAX受信文書を多値画像でプリント出力す
る際におけるラインバッファを不要とすることにより,
経済性の向上を図る。 【解決手段】 イメージメモリと書込制御部との間でリ
アルタイム処理を実行する多値変倍回路600を設け,
多値変倍回路600は,複数のラインそれぞれのスター
トアドレスをセットするレジスタと,該レジスタに接続
し,1ワード分ラッチした後にカウントアップを繰り返
し実行するアドレスカウンタとを備え,各ラインを順次
読み出し,2値の注目画素とその周辺画素をセットする
画素読出部601と,注目画素を複数画素に拡大するT
PM部602と,TPM部602の出力画素を所定の拡
大率に基づいて分割および平滑化処理する演算部603
と,演算部603が出力する多値画像データを画素クロ
ックに同期して出力する出力部604とにより構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ファクシミリ(F
AX)受信データを2値データに拡大処理し,さらに多
値の画像データに変換して画像出力するFAX機能付き
デジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近,各種の複写処理を行うコピー機能
の他に,ワークステーションやパソコンと接続して文書
等を印刷するプリント機能,ファクシミリ文書を送受信
するファクシミリ機能(以下,FAX機能という)等の
多く機能を備えた,いわゆる,複合型のデジタル複写機
が提供されている。
【0003】特に,FAX機能付きのデジタル複写機に
おいて,受信した画像データ(FAX文書)を多値デー
タに変換してプリント出力する際に,受信したFAX文
書を複号化し,展開した2値の画像データをページメモ
リ(イメージメモリ)に格納した後,さらに2値の注目
画素およびその周辺画素を複数ライン分格納するための
ラインバッファを使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来のFAX機能付きのデジタル複写機
にあっては,同じ画素データがページメモリとラインバ
ッファの両方に格納されることになり,その重複する分
のメモリが無駄になり,経済的ではないといった問題点
があった。
【0005】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,FAX受信文書を多値画像でプリント出力する際
におけるラインバッファを不要とすることにより,経済
性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係るFAX機能付きデジタル複写機に
あっては,受信した画像データを伸長処理してイメージ
メモリに展開し,これを2値の画像データに拡大処理
し,該拡大処理後の画像データを多値化し,多値画像デ
ータを書込制御部に送ることにより画像書き込みを実行
するFAX機能付きデジタル複写機において,前記イメ
ージメモリと前記書込制御部との間でリアルタイム処理
を実行する多値変倍手段を設け,前記多値変倍手段は,
複数のラインそれぞれのスタートアドレスをセットする
レジスタと,該レジスタに接続し,1ワード分ラッチし
た後にカウントアップを繰り返し実行するアドレスカウ
ンタとを備え,各ラインを順次読み出し,2値の注目画
素とその周辺画素をセットする画素読出手段と,前記注
目画素を複数画素に拡大する拡大処理手段と,前記拡大
処理手段の出力画素を所定の拡大率に基づいて分割およ
び平滑化処理する演算手段と,前記演算手段が出力する
多値画像データを画素クロックに同期して出力する出力
手段とにより構成されるものである。
【0007】また,請求項2に係るFAX機能付きデジ
タル複写機にあっては,前記画素読出手段は,ラインス
タートアドレスをセットする1つのレジスタと,ライン
幅を設定するライン幅設定レジスタと,前記レジスタと
前記ライン幅設定レジスタの出力を加算処理する4段の
加算器とにより構成され,ページ単位で画素読み出しを
実行するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
〔実施例〕以下,本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。 (複写機の構成)FAX機能付きデジタル複写機とし
て,下記の複合デジタル複写機を例にとって説明する。
図1は,本実施例に係る複合デジタル複写機の構成を示
す説明図である。この複合デジタル複写機は,大きく
は,複写機本体100と,自動原稿搬送装置(以下,A
DFという)150と,3ビンソータ160と,給紙量
を増設するための給紙バンクユニット170とにより構
成されている。以下,これら各ユニットについて詳細に
説明する。
【0009】複写機本体100は,原稿を露光走査して
ライン毎に読み取るスキャナ,画像処理後の画像データ
に対応したレーザ光を走査する光書込ユニット,電子写
真プロセスにより画像形成を行う作像部,本体給紙ユニ
ット,定着ユニット,両面ユニット等から構成されてい
る。まず,スキャナの構成を説明する。図1において,
101は複写対象の原稿を載置するコンタクトガラス,
102は第1キャリッジであり,原稿を照明する露光ラ
ンプ103,露光による反射光を次のミラーに導く第1
ミラー104を保持している。また,第1キャリッジ1
02は,ステッピングモータを駆動源とする駆動系(図
示せず)により,コンタクトガラス101面に沿って一
定速度で平行移動するように構成されている。
【0010】また,105は原稿走査手段としての第2
キャリッジであり,第2ミラー106と第3ミラー10
7を一体的に保持し,第1キャリッジ102と同様に,
ステッピングモータを駆動源とする駆動系(図示せず)
により,コンタクトガラス101面に沿って平行移動す
るように構成され,第1キャリッジ102の1/2の速
度で駆動されるようになっている。また,108は第3
ミラー107により導かれる原稿の反射光を次のフルカ
ラーCCD109に結像するレンズ,109はレンズ1
08により結像される光をR(赤),G(緑),B
(青)の3ライン毎に読み取るラインセンサとしてのフ
ルカラーCCDである。
【0011】光書込ユニットは,一般的に知られている
ように密閉構造のユニットであるが,図1においては,
その主要部のみを示している。110は画像信号に応じ
たレーザ光を出力するレーザ出力ユニットであり,レー
ザダイオード,ポリゴンモータ,ポリゴンミラーにより
構成されている。また,111はポリゴンミラー(図示
せず)により等角走査されて入力されるレーザ光を等ピ
ッチで書き込みできるように光学補正するfθレンズ,
112はfθレンズ111からのレーザ光を感光体側に
導くミラーである。なお,図1には示していないが,レ
ーザ光を平行光束に補正したり,書込密度に合わせたビ
ーム径に補正したり,面倒れ補正等を行うためのコリメ
ートレンズ,アパーチャー,シリンダレンスが所定位置
に配置されている。
【0012】作像部は,静電潜像を形成する感光体ドラ
ム115の周囲に,電子写真プロセスに基づいた順序で
各ユニットが配置されている。116は感光体ドラム1
15表面を帯電処理する第1帯電チャージャ,117は
黒トナーを収容し黒現像を行う黒現像器,118は2色
目の書き込みを行うLEDアレイ,119は2色目のト
ナーを収容し色現像を行う第2現像器である。
【0013】本体給紙ユニットは,記録紙を収容する第
1トレイ120,給紙指令に基づいて第1トレイ120
の最上紙を1枚給紙する第1給紙装置121,本体側に
記録紙を搬送する本体縦搬送ユニット122,感光体ド
ラム115上に形成された画像に対し,記録紙の搬送タ
イミングをとるためのレジストセンサ123,所定のタ
イミングで記録紙を感光体ドラム115上に形成された
画像に迎合するように搬送するためのレジストローラ1
24により構成されている。
【0014】定着ユニットは,内部に設けられた加熱ヒ
ータにより所定の温度に加熱され,定着処理を行う定着
ローラ125,該定着ローラ125と対向し所定圧で付
勢された状態で回転する加圧ローラ126等により構成
されている。また,127は感光体ドラム115から分
離された記録紙を定着部に搬送する搬送装置,128は
搬送路を切り換える切換爪,129は記録紙を排紙する
排紙ローラである。
【0015】両面ユニットは,片面複写済みの記録紙を
収容する両面トレイ130,両面複写時における片面複
写済みの記録紙を搬送するための両面搬送路131,上
記記録紙を再給紙するフィードローラ132,上記記録
紙を1枚毎に分離する分離コロ133を備えている。
【0016】ADF150は,原稿をセットするための
原稿給紙台151,原稿給紙台151にセットされた原
稿を1枚づつ給紙する給紙ローラ152,原稿をコンタ
クトガラス101の所定位置に搬送し,排紙する搬送ベ
ルト153,排紙ローラ154,排紙トレイ155,反
転爪156等により構成されている。
【0017】3ビンソータ160は,第1排紙トレイ1
61,第2排紙トレイ162,第3排紙トレイ163の
3つの排紙ビンと,両面複写時に記録紙を反転するため
の反転専用トレイ164とを備えている。また,165
は第2排紙トレイ161用の第2トレイ切換爪,166
は第3排紙トレイ162用の第3トレイ切換爪,167
はソータ排紙と反転排紙との搬送切り換えを行う切換
爪,168は反転検知センサ,169は搬送コロであ
る。
【0018】給紙バンクユニット170は,第2トレイ
171,第3トレイ172,第4トレイ173の3つの
給紙トレイを備えている。また,本体縦搬送ユニット1
22に記録紙を中継するバンク縦搬送ユニット174,
第2給紙装置175,第3給紙装置176,第4給紙装
置177とを備えている。
【0019】(複写機の動作)次に,以上のように構成
された複合デジタル複写機の動作について説明する。た
とえば,ADF150の原稿給紙台151に複写対象の
原稿をセットし,スタートキー(図2参照)を押下する
ことにより複写動作が開始される。給紙ローラ152に
より原稿1枚が送られ,さらに,該原稿は搬送ベルト1
53により搬送され,コンタクトガラス101の読取位
置にセットされる。次いで,この原稿をスキャナにより
読み取る。
【0020】すなわち,露光ランプ103を点灯し,第
1キャリッジ102および第2キャリッジ105により
コンタクトガラス101上の原稿を露光走査し,そこで
得られた原稿反射光を第1ミラー104,第2ミラー1
06,第3ミラー107を介してレンズ108に導き,
レンズ108によりフルカラーCCD109に結像させ
る。フルカラーCCD109にはライン毎の反射光が入
力され,該フルカラーCCD109の各素子により光電
変換され,R,G,Bの各色に分離された画像信号が出
力される。上記画像信号は,後述の画像処理コントロー
ラに入力され,A/D変換器によりデジタル信号に変換
され所定の補正や画像処理が施される。すなわち,シェ
ーディング補正処理や画像処理(2値化,多値化,変
倍,編集等)の処理が実行される。
【0021】上記黒画像信号は,該信号の強弱に対応し
た強度を有するレーザ光に変換される。このレーザ光
は,コリメートレンズ,アパーチャー,シリンダレンズ
により一定形状の光束に整形され,さらにポリゴンミラ
ーにより走査されることによりレーザ出力ユニット11
0から出力される。上記出力されたレーザ光は,fθレ
ンズ111,ミラー112を介して感光体ドラム115
の表面に照射される。また,fθレンズ111を通過し
たレーザ光は,画像領域外に配置された主走査同期信号
PMSYNCを発生するビームセンサ(図示せず)に照
射される。
【0022】また,画像処理コントローラから出力され
た赤画像信号は,黒画像信号に対して書込位置を合わせ
るためにバッファリングされ,さらに後述のカラー書込
制御部411に送られ,LEDアレイ118が発光した
光が感光体ドラム115に照射される。
【0023】感光体ドラム115への画像形成は,ま
ず,第1帯電チャージャ116により感光体ドラム11
5上に帯電された電荷を上記の如くレーザ光を照射する
ことにより静電潜像を形成する。さらに,この静電潜像
に黒現像器117がトナーを付着させることにより黒の
トナー像が感光体ドラム115に形成される。その後,
第2帯電チャージャ(図示せず)により感光体ドラム1
15上に再度帯電し,LEDアレイ118によって2色
目の静電潜像を形成し,第2現像器119により感光体
ドラム115にトナー像を形成する。
【0024】さて,ADF150は,原稿を1枚づつ複
写機本体100のコンタクトガラス101へ搬送し,複
写後に排紙する。詳細に説明すれば,原稿は原稿給紙台
151上に積載され,サイドガイドにより幅方向が揃え
られる。原稿給紙台151上の原稿は,最下部の原稿か
ら給紙ローラ152により1枚づつ分離して給紙され
る。さらに,この原稿は,搬送ベルト153により,複
写機本体100のコンタクトガラス101上に送られ,
読取位置で停止される。原稿の読み取りが終了すると,
搬送ベルト153が再び動作し,その原稿を,搬送ベル
ト153および排紙ローラ154により排紙トレイ15
5上に排紙する。
【0025】また,両面の原稿を読み取る場合,原稿給
紙台151上の両面原稿は,最下位の原稿から給紙ロー
ラ152により1枚づつ分離して給紙される。さらに,
この原稿は,搬送ベルト153により,複写機本体10
0のコンタクトガラス101上に送られ,反転爪156
により原稿を反転した後,コンタクトガラス101にセ
ットされる。原稿の裏面読み取り終了後,搬送ベルト1
53により搬送され,反転爪156により原稿を反転し
た後,コンタクトガラス101上にセットされる。原稿
の表面は読み取り終了後,搬送ベルト153および排紙
ローラ154により,排紙トレイ155に排紙される。
【0026】次に,記録紙の給紙動作について説明す
る。記録紙を第1トレイ120,第2トレイ171,第
3トレイ172,第4トレイ173に積載された記録紙
は,選択指示に基づいて,それぞれ第1給紙装置12
1,第2給紙装置175,第3給紙装置176,第4給
紙装置177の何れかが動作し,本体縦搬送ユニット1
22(第2給紙装置175,第3給紙装置176,第4
給紙装置177の場合は,バンク縦搬送ユニット174
も使用される)によってレジストローラ124へ搬送さ
れる。この記録紙の先端がレジストセンサ123により
検出されると,一定時間搬送された後,すなわち,レジ
ストローラ124のニップ部分に突き当たって過分送り
された後,レジストローラ124部分で停止する。
【0027】上記記録紙は,副走査有効期間信号FGA
TEの先端に合わせて感光体ドラム115上に送出さ
れ,転写チャージャにより感光体ドラム115上に形成
されたトナー像が転写される。さらに,この記録紙は,
感光体ドラム115上から分離され,搬送装置127に
より搬送され,定着ローラ125および加圧ローラ12
6により定着処理される。その後,排紙ローラ129に
より3ビンソータ160に送られる。
【0028】さて,両面ユニットを用いて両面複写を実
行する場合,片面複写済みの記録紙は定着後の切換爪1
28により,片面複写済みの記録紙を搬送するための両
面搬送路131に導かれ,トレイに集積される。この記
録紙は,トレイが上昇することによりフィードローラ1
32と接触し,該フィードローラ132が回転すること
により本体縦搬送ユニット122に送られる。さらに,
レジストローラ124に再給紙された後,裏面に対する
画像形成が実行される。
【0029】次に,3ビンソータ160の動作について
説明する。複写機本体100から排紙された記録紙は,
表面排紙の場合,切換爪167により排紙トレイ方向に
導かれ,あらかじめ設定したトレイに排紙される。第2
排紙トレイ162に排紙する場合には,第2トレイ切換
爪165,第3排紙トレイ162に排紙する場合には,
第3トレイ切換爪166がそれぞれ作動し,記録紙の搬
送方向を切り換え,所定のトレイに排紙させる。
【0030】また,第1排紙トレイ161には,トレイ
を前後にシフトする機能,および上下にシフトする機能
が設けられている。前後シフト機能は,記録紙を仕分け
するときに用い,上下シフト機能は,大量の記録紙をス
タック性を確保しながら積載したい場合に用いる。
【0031】(操作部の構成)図2は,本実施例に係る
操作部のパネル構成を示す説明図である。図において,
200は複写条件,各種モードの設定やその確認等を行
うため操作部であり,以下の各種パネルやキーが備えら
れている。201は400×256dotsサイズのタ
ッチパネル方式を用いたLCDパネルである。このLC
Dパネル201は,装置が搭載しているコピーやFAX
の機能に関する表示を行い,ユーザーは,この表示にし
たがって入力操作を実行する。また,コピーおよびFA
Xで共通に用いられる各種キーとして,テンキー20
4,クリア/ストップキー205,スタートキー20
6,プログラムキー207,ジョブリコールキー20
8,モードクリア/余熱キー209,割込キー210が
設けられている。
【0032】また,FAX機能時における専用キーとし
て,ポーズ/リダイアルキー211,短縮キー212,
受信キー213等のキーが配置されている。さらに,L
CDパネル201の左側には,FAX機能選択時に押下
するFAX切換キー213,コピー機能選択時に押下す
るコピー切換キー214,コピーとFAXの融合機能選
択時に押下するコピー/FAXキー219,初期設定キ
ー215,ガイダンスキー216,LCD濃度調整ボリ
ューム217が設けられている。さらに,これらのキー
の左部分には,FAX専用の表示部218が設けれてい
る。この表示部218には,通信中におけるメモリフル
等の各種LEDと,通信状態を表示する40文字(20
文字×2行)のLCDが設けられている。
【0033】(制御系の構成)図3は,本実施例に係る
複合デジタル複写機の制御系全体の構成を示すブロック
図である。図において,301は上述した複合デジタル
複写機全体の制御,すなち,給紙,搬送,定着,両面,
プロセス制御等を実行するメインコントローラである。
このメインコントローラ301には,操作部200の液
晶表示,各種LED表示,各種キー入力制御を実行する
操作部コントローラ302,画像制御やスキャナによる
読取制御を実行する画像処理コントローラ303,AD
F150の制御を実行するADFコントローラ304,
3ビンソータ160の制御を実行するソータコントロー
ラ305,給紙制御を実行する給紙トレイコントローラ
306,FAX機能時における送受信管理やファイル管
理を実行するFAXコントローラ307,各種負荷30
8,各種センサ309が接続されている。
【0034】また,FAXコントローラ307には,G
3規格のプロトコル制御を実行するG3コントローラ3
10,G4規格のプロトコル制御を実行するG4コント
ローラ311が接続されている。
【0035】(画像処理コントローラ303の構成)図
4は,画像処理コントローラ303の詳細構成を示すブ
ロック図である。図において,401は第1キャリッジ
102および第2キャリッジ105を駆動するためのス
テッピングモータ402の駆動制御や露光ランプ103
のオン/オフ制御を実行するスキャナ制御回路,403
は第1キャリッジ102および第2キャリッジ105の
位置を検出する位置センサ,404は画像同期クロック
CLK,主走査同期信号LSYNC,主走査有効信号L
GATEを生成するタイミング制御回路,405はフル
カラーCCD109から出力されるアナログの画像信号
を増幅・光量補正する信号処理回路,406は信号処理
回路405により処理されたアナログ信号をデジタルの
画像信号に変換するA/D変換器,407は画像信号に
含まれる光学的なひずみや照度ムラ等を補正するシェー
ディング補正回路,408はMTF補正,γ補正,黒画
像生成,カラー画像生成,2値化処理,多値化処理等の
基本的な画質処理と,変倍,編集,マーカー検知等のデ
ジタル特有の画像処理を実行する画像処理部,409は
タイミング制御回路404から与えられる同期信号に基
づいて画像処理部408の出力信号を選択するセレク
タ,410は黒画像の書込制御を実行する黒書込制御
部,411は黒カラー画像の書込制御を実行するカラー
書込制御部,412は画像処理コントローラ303全体
の制御を司るCPU,413はCPU412の制御デー
タが格納されているROM,414はワーキングメモリ
として使用されるRAMである。
【0036】(画像処理コントローラ303の動作)次
に,以上のように構成された画像処理コントローラ30
3の動作について説明する。CPU412は,メインコ
ントローラ301から読み取りの指示があると,スキャ
ナ制御回路401に対し動作指示を与える。スキャナ制
御回路401は,露光ランプ103を点灯させ,ステッ
ピングモータ402を動作させ,第1キャリッジ102
および第2キャリッジ105を読取基準位置に移動さ
せ,位置センサ403で検出後,読み取りを開始する。
このとき,スキャナ制御回路401は副走査有効期間信
号FGATE(読取開始時アクティブ,読取終了時ネガ
ティブ)を生成し,タイミング制御回路404に送る。
タイミング制御回路404は,画像同期クロックCL
K,主走査同期信号LSYNC,主走査有効信号LGA
TEを生成し出力する。
【0037】次いで,コンタクトガラス101上の原稿
が露光ランプ103により照明され,前述したように,
その反射光がフルカラーCCD109に結像される。フ
ルカラーCCD109からは,R(赤),G(緑),B
(青)に分離されたアナログの画像信号が出力される。
この画像信号は,信号処理回路405により増幅・光量
補正が行われ,A/D変換器406によりデジタルの多
値信号に変換される。さらに,この画像信号は,シャー
ディング補正回路407によりシェーディング補正が加
えられ画像処理部408に送られる。
【0038】画像処理部408は,MTF補正,γ補
正,黒画像生成,カラー画像生成,2値化処理,多値化
処理等の基本的な画質処理と,変倍,編集,マーカー検
知等のデジタル特有の画像処理を実行し,黒データDA
TA0〜7,カラーデータDATACを出力する。その
後,画像処理部408から出力された画像信号,タイミ
ング制御回路404により生成された同期信号,書き込
みの基準信号PMSYNCはセレクタ409に入力され
る。
【0039】ここで,コピーの場合,黒画像は黒書込制
御部410を介してレーザ出力ユニット110に送られ
る。また,カラー画像はカラー書込制御部411を介し
てLEDアレイ118に送られ,感光体ドラム115に
照射されることによって画像形成が行われる。
【0040】また,FAX送信の行う場合,上記画像信
号は,セレクタ409からメインコントローラ301内
部に設けられているFAX用メモリに転送される。ま
た,FAX受信時における出力は,公衆回線から受信し
た画像信号を伸長処理し,FAX用メモリに展開した
後,画像信号,同期信号と共にセレクタ409に入力さ
れることにより,書き込みが実行される。
【0041】(FAX機能の構成)図5は,FAX送受
信機能に関連する構成を示すブロック図である。図にお
いて,メインコントローラ301は,画像処理後の画像
信号を蓄積するイメージメモリ501,画像をタテ/ヨ
コ回転する回転器502,画像信号の圧縮・伸長処理を
行う圧縮伸長器503を備えている。また,FAXコン
トローラ307には,圧縮後の画像信号が蓄積されるS
AFメモリ504が設けられている。
【0042】また,G3コントローラ310には,ライ
ンバッファ505,モデム506,NCU507,圧縮
伸長器508が設けられている。G4コントローラ31
1は,ラインバッファ509,ISDN制御部510,
圧縮伸長器511,トランス512が設けられている。
【0043】(FAX機能の動作)以上の構成を用いて
FAX送受信の動作を説明する。FAX機能時における
画像蓄積・送信時,スキャナにより読み取られた画像信
号が画像処理コントローラ303で各種の画像処理を施
された後,セレクタ409からメインコントローラ30
1上のイメージメモリ501に蓄積される。その後,上
記画像信号は,圧縮伸長器503により指定された圧縮
モード(MH,MR,MMR)に圧縮され,FAXコン
トローラ307上のSAFメモリ504に蓄積される。
【0044】このとき,メインコントローラ301は,
イメージメモリ501に蓄積された画像信号が,A4ヨ
コあるいはB5ヨコ等の回転して送信した方が効率がよ
い場合,イメージメモリ501から圧縮伸長器503に
画像信号を渡す際に回転器502を使用してイメージを
回転させた後,圧縮処理を実行する。
【0045】SAFメモリ504に蓄積された画像信号
は,G3コントローラ310内にあるラインバッファ5
05に転送され,受信側のFAXモードに合わせて圧縮
伸長器508により再圧縮した後,モデム506を介し
てNCU507から送信される。また,SAFメモリ5
04に蓄積された画像信号は,G4の場合もG3と同様
に,G4コントローラ311内にあるラインバッファ5
09に転送され,受信側のFAXモードに合わせて圧縮
伸長器508により再圧縮した後,ISDN制御部51
0,トランス512を介して送信される。
【0046】FAX受信/印刷時,電話回線から送られ
てきた画像信号は,NCU507,モデム506を介し
てSAFメモリ504に蓄積される。SAFメモリ50
4に蓄積された画像信号は,メインコントローラ301
上の圧縮伸長器503により伸長され,イメージメモリ
501上に展開される。伸長時にA4ヨコあるいはB5
ヨコ等に回転して印刷した方が効率がよい場合は,圧縮
伸長器503からイメージメモリ501に画像信号を渡
すときに回転器502を使用し,イメージを回転させて
伸長する。イメージメモリ501上に展開された画像信
号は,画像処理コントローラ303に送られ,セレクタ
409から黒書込制御部410に渡され,印刷が実行さ
れる。
【0047】(多値変倍回路の構成)図6は,多値変倍
回路の構成を示すブロック図である。図において,多値
変倍手段としての多値変倍回路600は,各ラインを順
次読み出し,2値の注目画素およびその周辺画素をセッ
トする画素読出手段としての画素読出部601,注目画
素を拡大率に応じてスムージング拡大処理を行う拡大処
理手段としてのTPM(テンプレート・マッチング)部
602,該TPM部602の処理結果を拡大率に応じて
分割および平滑化処理を行う演算手段としての演算部6
03,該演算部603の出力結果を画素クロックに同期
して出力する出力手段としての出力部604から構成さ
れている。
【0048】(画素読出部601の構成)図7は,画素
読出部601の構成を示すブロック図である。図におい
て,701a〜701eは5ライン(N〜N+4ライ
ン)それぞれのラインスタートアドレスをセットするた
めのラインスタートアドレスセットレジスタ,702a
〜702eは各ラインのアドレスをカウントアップする
アドレスカウンタ,703はアドレスカウンタ702a
〜702eの各入力を切り換え,イメージメモリ501
に出力するセレクタ,704a〜704eはイメージメ
モリ501からのデータをラッチする データラッチ,
705a〜705eは1画素毎に画素クロックに同期し
てTPM部602に出力するP/S変換器である。
【0049】(多値変倍回路600の動作)FAX受信
/印刷時,回線を介して送られてきたデータは,NCU
507,モデム506,ラインバッファ506を経由し
てSAFメモリ504に蓄積される。SAFメモリ50
4に蓄積されたデータは,メインコントローラ301の
圧縮伸長器503により伸長処理され,イメージメモリ
501に展開される。この場合,上記データは,図8に
示すメモリマップに基づいて配置される。なお,図8に
おけるメモリマップは,ライン幅をWとし,画像のスタ
ートをアドレス0としたときのものである。
【0050】さて,本実施例では多値変倍回路600に
おける2値の注目画素とその周辺画素の読み出し方法は
以下のようにして行われる。すなわち,まず,あらかじ
め5ライン分のラインスタートアドレス,例えば,図8
に示す(N−1)W,NW,(N+2)W,(N+3)
Wをラインスタートアドレスセットレジスタ701a〜
701eにセットしておく。次いで,変倍処理が開始さ
れると,N〜N+4ラインを順次ワード単位で読み出
し,5ライン分の画素データをデータラッチ704a〜
704eによりラッチする。
【0051】さらに,上記ラッチされた画素データは,
P/S変換器705a〜705eにより,1画素ごとの
画素クロックに同期して出力される。1ワード分ラッチ
した後,アドレスカウンタ702a〜702eがそれぞ
れカウントアップし,次の1ワード分の画素データに備
える。このように,順次,16画素単位で5ライン分の
画素データを読み出し,TPM部602へ送出すること
により,5ライン分(複数ライン分)のラインバッファ
を不要にすることができる。
【0052】次に,図9〜図12を用いてテンプレート
マッチング拡大,平滑化,多値化の各処理について説明
する。図9は,本実施例に係る動作例を示すタイミング
チャートである。TPM部602に与えられた画素デー
タは,図11(a)に示すように,変換すべき注目画素
(中央部分)の周辺画素を参照し,図11(b)に示す
ように,その画素を12×12ドットの画素にスムージ
ング拡大する。そして,図10に示す拡大率に応じ,例
えば,等倍である場合,図12(a)に示すように,そ
の12×12ドットに対して,12×12の平滑化処理
を施し,書き込み制御の多値レベルPに正規化する。す
なわち,この場合の注目画素は, 42/(12×12)×P=7/24P の多値濃度に変換される。
【0053】また,2×2倍の場合,12×12ドット
に拡大された画素を4つの6×6の画素に区切り,それ
ぞれに対して,6×6の平滑化処理を施す(図12
(a))。したがって,注目画素は, 0/(6×6)×P=0 0/(6×6)×P=0 12/(6×6)×P=1/3P 30/(6×6)×P=5/6P の2×2ドットの多値濃度に変換される。
【0054】以下,同様に,図12(b)〜(e)に示
す如く,2×4倍,3×3倍,3×6倍の場合,それぞ
れ,6×3ドット,4×4ドット,4×2ドットの画素
に区切り,それぞれに対し,6×3,4×4,4×2の
平滑化処理を施す。
【0055】また,1.5×1.5倍,1.5×3倍の
ときには,図13に示すように注目画素4つ分を6×6
画素にスムージング拡大し,図14(a),(b)に示
すようにそれぞれ,2×2,2×1ドットの画素に区切
り,それぞれに対して,2×2,2×1の平滑化処理を
施す。
【0056】上記変換後の画素データは,画素クロック
に同期して画像処理コントローラ303に送られ,さら
にセレクタ409から黒書込制御部410に送られ,前
述の如く画像形成が実行される。
【0057】図15は,TPM部602内のテンプレー
ト・マッチング・パターンの一例を示す説明図である。
なお,図における網点パターンのドットは,ドント・ケ
ア(Don’t Care)な画素を表している。各パ
ターンは下記に示す5つのグループに分けられ,各パタ
ーンの検出結果は,グループ番号の小さいものが優先さ
れるように構成されている。以下,グループ毎に説明す
る。
【0058】グループ1は,端点検出パターンである。
この端点検出パターンに一致した場合,エッジ補正は行
わない。これにより,直線等の端点が多値化されること
によるボケ画像の発生を防止する。
【0059】グループ2も,端点検出パターンである。
グループ1と同じ検出結果を出力する可能性があるが,
グループ1の方が優先度が高いため,グループ1で検出
されないパターンのみについてエッジ補正を行う。
【0060】グループ3,グループ4,グループ5は,
それぞれ,3ドット,2ドット,1ドット段差検出パタ
ーンである。この段差検出パターンを用いると,段差数
の少ない検出パターンの優先度を下げることにより,誤
検出を容易に防止することができる。
【0061】また,テンプレート・マッチング・パター
ンは,システムが要求するすべての拡大率において,共
通のものを使用する。そのため,図15に示すように,
エッジ部分がかならず多値データとなるように考慮され
ている。
【0062】ところで,上記スムージング拡大を図1
6,および図17に示すようにしてもよい。図16に示
すように,拡大率に応じてスムージング拡大パターンを
切り換えて使用する。この場合,図11に示した共通の
スムージング拡大パターンを使用する場合と比較して,
スムージング拡大パターンの設計に関する作業量,コス
ト等の難点があるが,拡大率が増えても多値レベルを落
とすことなく高画質な2値多値変倍画像を得ることがで
きる。
【0063】また,上記と同様の理由と,さらに多値化
処理をなくすことを図るため,図17に示すように,あ
らかじめ多値のスムージング・データを拡大率に応じて
選択的に切り換えて用いてもよい。
【0064】図18は,TPM部602,演算部603
の詳細構成を示すブロック図である。図において,18
01は5×5画素ラッチ部,1802は5×5画素テン
プレート・マッチング部,1803は多値データが格納
されるRAMである。
【0065】以上の構成において,例えば,TP処理の
マッチング・パターン数をTPNとし,図10の400
dpiプリンタを用いて,図17のROM方式で多値デ
ータを格納する場合, 1×1倍:TPN×1×8(bit)= 8TPN(b
it) 2×2倍:TPN×4×8(bit)=32TPN(b
it) 2×4倍:TPN×8×8(bit)=64TPN(b
it) のROM容量(合計104TPN(bit))が必要と
なる。しかし,最大の64TPN(bit)のRAM1
803を用意することにより,各倍率毎に多値スムージ
ング拡大データをプログラム用ROM領域からダウンロ
ードすれば,ASIC等で1チップ構成とした場合にコ
スト的に有利となる。
【0066】図19は,プリンタエンジンのガンマ特性
を示すグラフであり,(a)〜(c)の3種類を示して
いる。本実施例の多値スムージング拡大データは,
(a)に示すようなリニアなガンマ特性を想定してい
る。ところが,実際には,(b)に示すように低濃度部
分があまり印刷されない等で(a)に対しずれることが
多い。そこで,本実施例では,このようなガンマ特性を
考慮し,例えば,(c)に示すように補正を多値スムー
ジング拡大データに施し,該データをRAM1803に
格納するようにする。また,プリンタ・エンジン(複写
機本体)の感光体ドラム115上にテスト・パターンを
形成し,該のテスト・パターンを自動的に読み取ってペ
ージ毎に上記処理を施してもよい。これにより,経時変
化にも対処することができる。
【0067】〔他の実施例〕図20は,画素読出部60
1の他の構成を示すブロック図である。本構成は,図7
に示したラインスタートアドレスセットレジスタ701
a〜701e,アドレスカウンタ702a〜702eの
代わりに,1つのラインスタートアドレスセットレジス
タ701,1つのアドレスカウンタ702,1つのライ
ン幅セットレジスタ2001,4段の加算器2002a
〜2002cを配置し,他の部分は図7と同一構成とす
る。
【0068】以上の構成において,まず,1ラインのラ
インスタートアドレスをラインスタートアドレスセット
レジスタ701にセットし,また,ライン幅セットレジ
スタ2001によりライン幅をセットする。次いで,こ
の2つのレジスタの出力を4段の加算器2002a〜2
002cに与えることにより,ページ単位の画素データ
を制御する。また,後段の処理は前述の図6と同様の動
作を実行すればよい。
【0069】(実施例の効果)上記実施例で説明したよ
うに,図6の画素読出部601の構成では,5ライン分
の画素をワード単位で順次読み出すことにより,従来,
必要であったラインバッファをなくすことができ,その
分のコストダウンが実現する。
【0070】また,図20の画素読出部601の構成で
は,図6におけるラインスタートアドレスセットレジス
タ701a〜701e,アドレスカウンタ702a〜7
02eの代わりに,1つのラインスタートアドレスセッ
トレジスタ701,1つのアドレスカウンタ702,1
つのライン幅セットレジスタ2001,4段の加算器2
002a〜2002cを配置することにより,ライン単
位の制御からページ単位の制御を可能にし,ラインバッ
ファをなくすことによるコストダウン,およびソフトウ
ェアの簡素化が実現する。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係るFA
X機能付きデジタル複写機(請求項1)によれば,画素
読出手段によりイメージメモリから必要なタイミングで
画素データを直接読み出し,ライン単位で制御する構成
としたことにより,FAX受信文書を多値画像でプリン
ト出力する際におけるラインバッファを不要とさせ,そ
の分の経済性を向上させることができる。
【0072】また,本発明に係るFAX機能付きデジタ
ル複写機(請求項2)によれば,画素読出手段によりイ
メージメモリから必要なタイミングで画素データを直接
読み出し,ページ単位で制御する構成としたことによ
り,FAX受信文書を多値画像でプリント出力する際に
おけるラインバッファを不要とさせ,その分の経済性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る複合デジタル複写機の構成を示
す説明図である。
【図2】本実施例に係る操作部のパネル構成を示す説明
図である。
【図3】本実施例に係る複合デジタル複写機の制御系全
体の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施例に係る画像処理コントローラの詳細構
成を示すブロック図である。
【図5】本実施例に係るFAX送受信機能に関連する構
成を示すブロック図である。
【図6】本実施例に係る多値変倍回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】本実施例に係る画素読出部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本実施例に係るイメージメモリのマップ構成を
示す説明図である。
【図9】本実施例に係る動作例を示すタイミングチャー
トである。
【図10】本実施例に係る拡大率を示す図表である。
【図11】本実施例に係るスムージング拡大処理を示す
説明図である。
【図12】本実施例に係る平滑化処理を示す説明図であ
る。
【図13】本実施例に係る注目画素とスムージング拡大
処理を示す説明図である。
【図14】本実施例に係る平滑化処理を示す説明図であ
る。
【図15】本実施例に係るTPM部内のテンプレート・
マッチング・パターンの一例を示す説明図である。
【図16】本実施例に係る他のスムージング拡大処理を
示す説明図である。
【図17】本実施例に係る他のスムージング拡大処理を
示す説明図である。
【図18】本実施例に係るTPM部,演算部の詳細構成
を示すブロック図である。
【図19】本実施例に係るプリンタエンジンのガンマ特
性を示すグラフである。
【図20】本実施例に係る画素読出部の他の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
410 黒書込制御部 501 イメージメ
モリ 600 多値変倍回路 601 画素読出部 602 TPM部 603 演算部 604 出力部 701a〜701e ラインスタートアドレスセットレ
ジスタ 702a〜702e アドレスカウンタ 2001 ライン幅セットレジスタ 2002a〜2002c 加算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した画像データを伸長処理してイメ
    ージメモリに展開し,これを2値の画像データに拡大処
    理し,該拡大処理後の画像データを多値化し,多値画像
    データを書込制御部に送ることにより画像書き込みを実
    行するFAX機能付きデジタル複写機において,前記イ
    メージメモリと前記書込制御部との間でリアルタイム処
    理を実行する多値変倍手段を設け,前記多値変倍手段
    は,複数のラインそれぞれのスタートアドレスをセット
    するレジスタと,該レジスタに接続し,1ワード分ラッ
    チした後にカウントアップを繰り返し実行するアドレス
    カウンタとを備え,各ラインを順次読み出し,2値の注
    目画素とその周辺画素をセットする画素読出手段と,前
    記注目画素を複数画素に拡大する拡大処理手段と,前記
    拡大処理手段の出力画素を所定の拡大率に基づいて分割
    および平滑化処理する演算手段と,前記演算手段が出力
    する多値画像データを画素クロックに同期して出力する
    出力手段とにより構成されることを特徴とするFAX機
    能付きデジタル複写機。
  2. 【請求項2】 前記画素読出手段は,ラインスタートア
    ドレスをセットする1つのレジスタと,ライン幅を設定
    するライン幅設定レジスタと,前記レジスタと前記ライ
    ン幅設定レジスタの出力を加算処理する4段の加算器と
    により構成され,ページ単位で画素読み出しを実行する
    ことを特徴とする請求項1記載のFAX機能付きデジタ
    ル複写機。
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