JPH0944611A - 光学式マークカード読取り装置の搬送制御方法 - Google Patents
光学式マークカード読取り装置の搬送制御方法Info
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- JPH0944611A JPH0944611A JP7220979A JP22097995A JPH0944611A JP H0944611 A JPH0944611 A JP H0944611A JP 7220979 A JP7220979 A JP 7220979A JP 22097995 A JP22097995 A JP 22097995A JP H0944611 A JPH0944611 A JP H0944611A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】読取り搬送速度と印字搬送速度とに差を設け、
マークカード高速処理する。 【解決手段】マークシート、バーコードシートなどの種
々のデータをマーキング等により記録したマークカード
を載置する給紙台と、前記マークカードに記録されてい
るデータを読み取る読取りヘッドを備えた読取り手段
と、前記マークカードの裏面に必要に応じて漢字、記
号、英文字または数字等を印字する印字手段と、前記給
紙台から挿入された前記マークカードを搬送ローラ上に
移送し、更に、前記読取り手段、印字手段等の各手段を
経て前記マークカードを前記給紙台に排出する搬送する
搬送手段と、搬送される前記マークカードの裏印字部分
の印字の有無を確認するための印字確認手段と、搬送路
途上を通過する前記マークカードを検知する複数個のマ
ークカード位置検知の各検知手段とを備えた光学式マー
クカード読取り装置において、給紙台から挿入されたマ
ークカードを前記読取り手段または印字手段に搬送する
搬入時または排出時の搬送速度を印字中の搬送速度より
早くするように制御された搬送手段とした構成である。
マークカード高速処理する。 【解決手段】マークシート、バーコードシートなどの種
々のデータをマーキング等により記録したマークカード
を載置する給紙台と、前記マークカードに記録されてい
るデータを読み取る読取りヘッドを備えた読取り手段
と、前記マークカードの裏面に必要に応じて漢字、記
号、英文字または数字等を印字する印字手段と、前記給
紙台から挿入された前記マークカードを搬送ローラ上に
移送し、更に、前記読取り手段、印字手段等の各手段を
経て前記マークカードを前記給紙台に排出する搬送する
搬送手段と、搬送される前記マークカードの裏印字部分
の印字の有無を確認するための印字確認手段と、搬送路
途上を通過する前記マークカードを検知する複数個のマ
ークカード位置検知の各検知手段とを備えた光学式マー
クカード読取り装置において、給紙台から挿入されたマ
ークカードを前記読取り手段または印字手段に搬送する
搬入時または排出時の搬送速度を印字中の搬送速度より
早くするように制御された搬送手段とした構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、記入シート、テ
ストシートのマークマークカードのマークを読み取る光
学式マークカード読取り装置の搬送制御方法に関する。
ストシートのマークマークカードのマークを読み取る光
学式マークカード読取り装置の搬送制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】光学式マーク読取り装置（ＯＭＲ），光
学式文字読取り装置（ＯＣＲ）等において、数百枚の記
入シートを高速で搬送しながらマークや文字を短時間で
読取るデータ読取り装置が知られている。このＯＭＲ、
ＯＣＲは、マークカードを堆積した給紙部から短時間に
データ読取り部に搬送され、読取られたデータをシート
毎、コンピュータ部（情報処理部）で処理し、全体のデ
ータ情報を演算処理していた。このようにして読み取ら
れたマーク用紙は読取り後は適当に廃棄処分されていた
が、再度このマーク用紙を別の目的で使用する際に既に
読み取られたマーク用紙であるか、一度も読み取られて
いないマーク用紙か不明であり、そのため読取り済み用
紙かどうかの判別は、読取り後、この用紙マーク部分ま
たは裏面にスタンプや印刷を施し、使用済であるかの判
別を可能にしていた。たとえば、テレホンカードやプリ
ペイドカードにおいては再利用の防止、偽造防止のため
データ記録部分に穿孔を施して判別可能にしていた。
学式文字読取り装置（ＯＣＲ）等において、数百枚の記
入シートを高速で搬送しながらマークや文字を短時間で
読取るデータ読取り装置が知られている。このＯＭＲ、
ＯＣＲは、マークカードを堆積した給紙部から短時間に
データ読取り部に搬送され、読取られたデータをシート
毎、コンピュータ部（情報処理部）で処理し、全体のデ
ータ情報を演算処理していた。このようにして読み取ら
れたマーク用紙は読取り後は適当に廃棄処分されていた
が、再度このマーク用紙を別の目的で使用する際に既に
読み取られたマーク用紙であるか、一度も読み取られて
いないマーク用紙か不明であり、そのため読取り済み用
紙かどうかの判別は、読取り後、この用紙マーク部分ま
たは裏面にスタンプや印刷を施し、使用済であるかの判
別を可能にしていた。たとえば、テレホンカードやプリ
ペイドカードにおいては再利用の防止、偽造防止のため
データ記録部分に穿孔を施して判別可能にしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなＯ
ＭＲ、ＯＣＲ装置における読取り装置とは別に使用済の
印刷等を施すスタンプ装置を配設し、読取りが済んだカ
ード等を処理することはその都度、別途印刷装置により
用紙に使用済印刷を施す等は甚だ面倒であった。また、
読取り装置に印字装置を組み込んだ場合は、印字速度が
遅いため、全体の処理に多くの時間を要していた。この
発明の課題は、上記のような別途印刷装置を必要とせ
ず、用紙上に記録されたデータを読取り装置において、
搬送されたマークカードの裏面の印字部分に印字する印
字機構を備え、高速処理可能な光学式マークカード読取
り装置の搬送速度制御方法を提供することである。
ＭＲ、ＯＣＲ装置における読取り装置とは別に使用済の
印刷等を施すスタンプ装置を配設し、読取りが済んだカ
ード等を処理することはその都度、別途印刷装置により
用紙に使用済印刷を施す等は甚だ面倒であった。また、
読取り装置に印字装置を組み込んだ場合は、印字速度が
遅いため、全体の処理に多くの時間を要していた。この
発明の課題は、上記のような別途印刷装置を必要とせ
ず、用紙上に記録されたデータを読取り装置において、
搬送されたマークカードの裏面の印字部分に印字する印
字機構を備え、高速処理可能な光学式マークカード読取
り装置の搬送速度制御方法を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の光学式マーク
カード読取り装置の前記課題は以下のような構成によっ
て達成できる。その構成は、マークシート、バーコード
シートなどの種々のデータをマーキング等により記録し
たマークカードを載置する給紙台と、前記マークカード
に記録されているデータを読み取る読取りヘッドを備え
た読取り手段と、前記マークカードの裏面に必要に応じ
て漢字、記号、英文字または数字等を印字する印字手段
と、前記給紙台から挿入された前記マークカードを搬送
ローラ上に移送し、更に、前記読取り手段、印字手段等
の各手段を経て前記マークカードを前記給紙台に排出す
る搬送する搬送手段と、搬送される前記マークカードの
裏面印字部分の印字の有無を確認するための印字確認手
段と、搬送路途上を通過する前記マークカードを検知す
る複数個のマークカード位置検知の各検知手段とを備え
た光学式マークカード読取り装置において、給紙台から
挿入されたマークカードを前記読取り手段または印字手
段に搬送する搬入時または排出時の搬送速度を印字中の
搬送速度より早くするように制御された搬送手段とした
ことからなる。
カード読取り装置の前記課題は以下のような構成によっ
て達成できる。その構成は、マークシート、バーコード
シートなどの種々のデータをマーキング等により記録し
たマークカードを載置する給紙台と、前記マークカード
に記録されているデータを読み取る読取りヘッドを備え
た読取り手段と、前記マークカードの裏面に必要に応じ
て漢字、記号、英文字または数字等を印字する印字手段
と、前記給紙台から挿入された前記マークカードを搬送
ローラ上に移送し、更に、前記読取り手段、印字手段等
の各手段を経て前記マークカードを前記給紙台に排出す
る搬送する搬送手段と、搬送される前記マークカードの
裏面印字部分の印字の有無を確認するための印字確認手
段と、搬送路途上を通過する前記マークカードを検知す
る複数個のマークカード位置検知の各検知手段とを備え
た光学式マークカード読取り装置において、給紙台から
挿入されたマークカードを前記読取り手段または印字手
段に搬送する搬入時または排出時の搬送速度を印字中の
搬送速度より早くするように制御された搬送手段とした
ことからなる。
【０００５】また、前記印字手段においてマークカード
を停止させたのち、印字指令に基づき印字手段の印字モ
ータ速度を制御して印字可能速度でマークカードを搬送
するとともに印字終了のち前記搬送手段の搬送ローラを
高速でマークカードを排出することによって課題を解決
することができる。更に、前記搬送手段のマークカード
の搬入時または排出時の搬送速度を印字中の搬送速度の
１６倍以上とすることにより効果的のマークカードを搬
送することができ、前記印字手段によるマークカード裏
面の印字が行われているとき、この印字手段近傍に設け
たマークカード後端検知の検知センサ信号が動作した場
合は印字部分の異常発生と判断して、装置本体の搬送を
停止することによって故障なくマークカードを搬送する
ことができる。
を停止させたのち、印字指令に基づき印字手段の印字モ
ータ速度を制御して印字可能速度でマークカードを搬送
するとともに印字終了のち前記搬送手段の搬送ローラを
高速でマークカードを排出することによって課題を解決
することができる。更に、前記搬送手段のマークカード
の搬入時または排出時の搬送速度を印字中の搬送速度の
１６倍以上とすることにより効果的のマークカードを搬
送することができ、前記印字手段によるマークカード裏
面の印字が行われているとき、この印字手段近傍に設け
たマークカード後端検知の検知センサ信号が動作した場
合は印字部分の異常発生と判断して、装置本体の搬送を
停止することによって故障なくマークカードを搬送する
ことができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】この発明の光学式マークカード読
取り装置は、マークデータの読取り装置に搬送するマー
クカードの搬送速度を高速にして、この読取り装置にお
ける搬送速度より印字部におけるカード搬送速度を緩速
度にすることにより正確に印字することができるばかり
でなく、マークカードの全体（給紙台から読み取り装
置、印字部および給紙台への搬送）の処理速度を短時間
に行うことができる。このように印字部における搬送速
度の１６倍以上の搬送速度で搬送ローラによって搬送す
ることができるからマークカードの高速処理が可能であ
る。
取り装置は、マークデータの読取り装置に搬送するマー
クカードの搬送速度を高速にして、この読取り装置にお
ける搬送速度より印字部におけるカード搬送速度を緩速
度にすることにより正確に印字することができるばかり
でなく、マークカードの全体（給紙台から読み取り装
置、印字部および給紙台への搬送）の処理速度を短時間
に行うことができる。このように印字部における搬送速
度の１６倍以上の搬送速度で搬送ローラによって搬送す
ることができるからマークカードの高速処理が可能であ
る。
【０００７】この発明の光学式マークカード読取り装置
は一端のみ軸支してマーク用紙の搬送路を境に分割可能
に構成してある。従って、用紙搬送通路が開放されるの
で故障時の搬送路および読取り手段部分の清掃修理が簡
易に行うことができる。
は一端のみ軸支してマーク用紙の搬送路を境に分割可能
に構成してある。従って、用紙搬送通路が開放されるの
で故障時の搬送路および読取り手段部分の清掃修理が簡
易に行うことができる。
【０００８】この発明の光学式マークカード読取装置の
一実施例について図面に示す。図１はこの発明の光学式
マークカード読取り装置一実施例の内部機構の概略説明
側面図である。図２は動作フローである。図３はこの発
明の光学式マークカード読取り装置に採用する動作タイ
ムチャート図である。
一実施例について図面に示す。図１はこの発明の光学式
マークカード読取り装置一実施例の内部機構の概略説明
側面図である。図２は動作フローである。図３はこの発
明の光学式マークカード読取り装置に採用する動作タイ
ムチャート図である。
【０００９】この発明の光学式マークカード読取り装置
について図面に示す実施例に基づき説明する。マークシ
ートやパンチカード等の記録されたマークカードＰを挿
入する側に設けた給紙台１、マークカード検知手段であ
る光学式の発光部と受光部とからなるカード検知センサ
２（Ｓ１）、このマークカードの搬送路で一端マークカ
ードＰを停止させるシャッタ３（ＳＤ）がこのマークカ
ードＰの一対の前部搬送ローラ４ａ、４ｂの挿入側に近
接して配置してある。この搬送ローラ４ａ，４ｂの下流
側にマークカードＰ裏面の印字部分の印字の有無を検知
する印字確認手段Ｓ３およびカードセンサ１１（Ｓ４）
が配置してある。５はマークカードＰの表面のマークや
バーコードの記録データ等を読取る読取り装置で、この
中央部分には読取りセンサ６（Ｓ５）が配置してある。
について図面に示す実施例に基づき説明する。マークシ
ートやパンチカード等の記録されたマークカードＰを挿
入する側に設けた給紙台１、マークカード検知手段であ
る光学式の発光部と受光部とからなるカード検知センサ
２（Ｓ１）、このマークカードの搬送路で一端マークカ
ードＰを停止させるシャッタ３（ＳＤ）がこのマークカ
ードＰの一対の前部搬送ローラ４ａ、４ｂの挿入側に近
接して配置してある。この搬送ローラ４ａ，４ｂの下流
側にマークカードＰ裏面の印字部分の印字の有無を検知
する印字確認手段Ｓ３およびカードセンサ１１（Ｓ４）
が配置してある。５はマークカードＰの表面のマークや
バーコードの記録データ等を読取る読取り装置で、この
中央部分には読取りセンサ６（Ｓ５）が配置してある。
【００１０】７ａ、７ｂは読取り装置５の下流側に配置
した後部搬送ローラで、これらの搬送ローラはさきの前
部搬送ローラ４ａとともに搬送モータ８によって駆動さ
れるようになっている。この後部搬送ローラ７ａ，７ｂ
の挿入側に近接してカードセンサ１２（Ｓ６）が配置し
てある。この一対の後部搬送ローラ７ａ，７ｂを通過し
たマークカードＰは押圧ローラ９と印字ヘッド１０ａを
備えた印字部１０との間に挿入される。この印字部１０
の押圧ローラ９は印字モータ１４によって駆動される。
この印字部１０に当接してマークカードＰの検知手段で
あるカードセンサ１３（Ｓ７）が配置してある。
した後部搬送ローラで、これらの搬送ローラはさきの前
部搬送ローラ４ａとともに搬送モータ８によって駆動さ
れるようになっている。この後部搬送ローラ７ａ，７ｂ
の挿入側に近接してカードセンサ１２（Ｓ６）が配置し
てある。この一対の後部搬送ローラ７ａ，７ｂを通過し
たマークカードＰは押圧ローラ９と印字ヘッド１０ａを
備えた印字部１０との間に挿入される。この印字部１０
の押圧ローラ９は印字モータ１４によって駆動される。
この印字部１０に当接してマークカードＰの検知手段で
あるカードセンサ１３（Ｓ７）が配置してある。
【００１１】この発明の光学式マークカード読取り装置
の動作説明をする。給紙台１から挿入されたマークカー
ドＰの先端がカード検知センサ２（Ｓ１）を通過のちシ
ャッタ３（ＳＤ）によって一時停止し、先端揃えを行
う。更に、マークカードＰを挿入するとこのシャッタ３
（ＳＤ）を搬送路から避退させる。前記カード検知セン
サ２（Ｓ１）の信号に基づき搬送ローラ４ａが搬送モー
タ８によって駆動され、速度Ａで搬送される。次にシャ
ッタ３（ＳＤ）の開放により搬送ローラ４ａ，４ｂの間
にマークカードＰの先端が挟持されてカードセンサ１１
（Ｓ４）によって位置確認されると共に印字確認手段Ｓ
３によってマークカードＰ裏面の印字部分の印字、例え
ば、漢字、記号（パターン）、数字、英字等の印字の有
無を確認する。この部分の印字があれば、印字確認手段
Ｓ３により印字手段動作させず、搬送ローラ４ａ，４ｂ
を逆転して給紙台１へ排出する。
の動作説明をする。給紙台１から挿入されたマークカー
ドＰの先端がカード検知センサ２（Ｓ１）を通過のちシ
ャッタ３（ＳＤ）によって一時停止し、先端揃えを行
う。更に、マークカードＰを挿入するとこのシャッタ３
（ＳＤ）を搬送路から避退させる。前記カード検知セン
サ２（Ｓ１）の信号に基づき搬送ローラ４ａが搬送モー
タ８によって駆動され、速度Ａで搬送される。次にシャ
ッタ３（ＳＤ）の開放により搬送ローラ４ａ，４ｂの間
にマークカードＰの先端が挟持されてカードセンサ１１
（Ｓ４）によって位置確認されると共に印字確認手段Ｓ
３によってマークカードＰ裏面の印字部分の印字、例え
ば、漢字、記号（パターン）、数字、英字等の印字の有
無を確認する。この部分の印字があれば、印字確認手段
Ｓ３により印字手段動作させず、搬送ローラ４ａ，４ｂ
を逆転して給紙台１へ排出する。
【００１２】もし、印字の存在が確認できないときは、
このマークカードＰが印字を必要とするかの装置本体よ
りの制御信号が発信されていなければ、マークカードＰ
は読取り装置５の読み取りセンサ６（Ｓ５）によってデ
ータが読み取られたのち、カードセンサ１２（Ｓ６）、
後部搬送ローラ７ａ，７ｂを通過する。このとき押圧ロ
ーラ９が印字ヘッド１０ａとから離れており、印字され
ることなくこのマークカードＰはカードセンサ１３（Ｓ
７）によってその後端が検知されたら後部搬送ローラ７
ａ，７ｂが逆転して給紙台１側へマークカードＰが前記
速度Ａと同速度で搬送される。
このマークカードＰが印字を必要とするかの装置本体よ
りの制御信号が発信されていなければ、マークカードＰ
は読取り装置５の読み取りセンサ６（Ｓ５）によってデ
ータが読み取られたのち、カードセンサ１２（Ｓ６）、
後部搬送ローラ７ａ，７ｂを通過する。このとき押圧ロ
ーラ９が印字ヘッド１０ａとから離れており、印字され
ることなくこのマークカードＰはカードセンサ１３（Ｓ
７）によってその後端が検知されたら後部搬送ローラ７
ａ，７ｂが逆転して給紙台１側へマークカードＰが前記
速度Ａと同速度で搬送される。
【００１３】マークカードＰに裏面印字がないとき、こ
の部分に印字を必要とする装置本体からの印字指令の発
信信号がある場合は、マークカードＰが印字部１０に搬
送され、この印字部１０ではマークカードＰは速度Ｂで
搬送され、印字モータ１４が回動し、押圧ローラ９に印
字ヘッド１０ａが上昇して、当接され、マークカードＰ
の裏面に所定の記号等が印字される。印字後、マークカ
ードＰが前記速度Ａと同じ位の速度で排出される。この
印字中にカードセンサ１３（Ｓ７）により検知信号が発
信されたときは印字部分の異常発生と判断して装置全体
の搬送を停止する。
の部分に印字を必要とする装置本体からの印字指令の発
信信号がある場合は、マークカードＰが印字部１０に搬
送され、この印字部１０ではマークカードＰは速度Ｂで
搬送され、印字モータ１４が回動し、押圧ローラ９に印
字ヘッド１０ａが上昇して、当接され、マークカードＰ
の裏面に所定の記号等が印字される。印字後、マークカ
ードＰが前記速度Ａと同じ位の速度で排出される。この
印字中にカードセンサ１３（Ｓ７）により検知信号が発
信されたときは印字部分の異常発生と判断して装置全体
の搬送を停止する。
【００１４】この発明の光学式マークカード読取り装置
の各機構部の動作を図２の動作フロー図で説明する。給
紙台１から手差しでマークカードＰがカード検知センサ
２で検知され、シャッタ３（ＳＤ）において先端が揃え
られたとき、シャッタ３（ＳＤ）が退避し、前部搬送ロ
ーラ４ａ，４ｂとによってマークカードＰが搬送され、
先端部分は読取り装置５によって表面のマークデータが
読み取られる。一方印字モータ１４が動作して印字部１
０が印字態勢となる。
の各機構部の動作を図２の動作フロー図で説明する。給
紙台１から手差しでマークカードＰがカード検知センサ
２で検知され、シャッタ３（ＳＤ）において先端が揃え
られたとき、シャッタ３（ＳＤ）が退避し、前部搬送ロ
ーラ４ａ，４ｂとによってマークカードＰが搬送され、
先端部分は読取り装置５によって表面のマークデータが
読み取られる。一方印字モータ１４が動作して印字部１
０が印字態勢となる。
【００１５】前記印字確認手段Ｓ３において印字記号等
が確認されたときは、このマークカードＰについて本体
制御装置の印字指令の発信があれば、マークカードＰが
カードセンサ１２（Ｓ６）を通過して後部搬送ローラ７
ａ，７ｂによって印字部１０へ搬送される。印字部１０
において前記速度Ａよりも遅い速度Ｂで搬送され（例え
ば、速度Ｂ＝Ａ×１／１６）、印字モータ１４が動作し
て押圧ローラ９は印字部１０の印字ヘッド１０に押圧さ
れ、この間にはさまれたマークカードＰの後端がカード
センサ１３（Ｓ７）によって印字終了が確認されたら後
部搬送ローラ７ａ，７ｂが逆転して搬送速度Ａで排出動
作が行われる。
が確認されたときは、このマークカードＰについて本体
制御装置の印字指令の発信があれば、マークカードＰが
カードセンサ１２（Ｓ６）を通過して後部搬送ローラ７
ａ，７ｂによって印字部１０へ搬送される。印字部１０
において前記速度Ａよりも遅い速度Ｂで搬送され（例え
ば、速度Ｂ＝Ａ×１／１６）、印字モータ１４が動作し
て押圧ローラ９は印字部１０の印字ヘッド１０に押圧さ
れ、この間にはさまれたマークカードＰの後端がカード
センサ１３（Ｓ７）によって印字終了が確認されたら後
部搬送ローラ７ａ，７ｂが逆転して搬送速度Ａで排出動
作が行われる。
【００１６】このマークカードＰについて印字指令が本
体制御装置に発信信号がないときは印字されることな
く、後部搬送ローラ７ａ，７ｂが搬送速度Ａで排出動作
が行われ、逆転してマークカードＰを排出する。
体制御装置に発信信号がないときは印字されることな
く、後部搬送ローラ７ａ，７ｂが搬送速度Ａで排出動作
が行われ、逆転してマークカードＰを排出する。
【００１７】また、この発明の光学式マークカード読取
り装置は、マークカードＰの搬送路を境にして分離可能
に側端を軸支し、搬送不良の搬送路のマークカードＰの
取り出しが可能なようになっている。このときこのマー
クカードＰの裏面の記号（パターン）等を印字確認手段
Ｓにて印字の有無が判別される。裏面に印字がある場合
は、このマークカードＰの読取りが必要かの信号により
選択され、印字の必要がなく、読み取り信号もないとき
は、直ちに前部搬送ローラ４ａ，４ｂが所定速度（速度
Ａ）で逆転して排出され、給紙台１に戻され、次に新し
いマークカードＰが挿入される。
り装置は、マークカードＰの搬送路を境にして分離可能
に側端を軸支し、搬送不良の搬送路のマークカードＰの
取り出しが可能なようになっている。このときこのマー
クカードＰの裏面の記号（パターン）等を印字確認手段
Ｓにて印字の有無が判別される。裏面に印字がある場合
は、このマークカードＰの読取りが必要かの信号により
選択され、印字の必要がなく、読み取り信号もないとき
は、直ちに前部搬送ローラ４ａ，４ｂが所定速度（速度
Ａ）で逆転して排出され、給紙台１に戻され、次に新し
いマークカードＰが挿入される。
【００１８】
【実施例】図面に示す実施例について具体的に説明する
と、この印字方法としてスタンプインキによるものや、
機械的に削取る方法および焼き付ける方法などあるが、
特に、熱に対して反応する感熱式の方法が短時間に印字
ヘッドによって印字することができる。例えば、熱転写
インキを含浸したリボンにサーマルヘッドを押圧して、
このインキをマークカード裏面に印字する方式である。
また、この発明の光学式マークカード読取装置はマーク
カードＰの搬送路を境にして分離可能に側端を軸支し、
搬送不良の搬送路のマークカードＰの取り出しが可能な
ようになっている。
と、この印字方法としてスタンプインキによるものや、
機械的に削取る方法および焼き付ける方法などあるが、
特に、熱に対して反応する感熱式の方法が短時間に印字
ヘッドによって印字することができる。例えば、熱転写
インキを含浸したリボンにサーマルヘッドを押圧して、
このインキをマークカード裏面に印字する方式である。
また、この発明の光学式マークカード読取装置はマーク
カードＰの搬送路を境にして分離可能に側端を軸支し、
搬送不良の搬送路のマークカードＰの取り出しが可能な
ようになっている。
【００１９】
【発明の効果】この発明の光学式マークカード読取り装
置は、搬送するマークカードの搬送速度を印字装置まで
は高速で搬送し、印字のときのみ低速で搬送するように
し、排出速度は高速搬送するようにしてあるから、マー
クカードの処理速度が高速処理可能となる。
置は、搬送するマークカードの搬送速度を印字装置まで
は高速で搬送し、印字のときのみ低速で搬送するように
し、排出速度は高速搬送するようにしてあるから、マー
クカードの処理速度が高速処理可能となる。
【図１】この発明の光学式マークカード読取り装置一実
施例の内部機構の概略説明側面図である。
施例の内部機構の概略説明側面図である。
【図２】この発明の光学式マークカード読取り装置の動
作フローである。
作フローである。
【図３】この発明の光学式マークカード読取り装置に採
用する動作タイムチャート図である。
用する動作タイムチャート図である。
１ …給紙台 ２ …カード検知センサ（Ｓ１） ３ …シャッタ（ＳＤ） ４ａ、４ｂ …前部搬送ローラ ５ …読取り装置 ６ …読取りセンサ（Ｓ５） ７ａ、７ｂ …後部搬送ローラ ８ …搬送モータ ９ …押圧ローラ １０ …印字部 １１，１２，１３ …カードセンサ（Ｓ４，Ｓ６，Ｓ
７） １４ …印字モータ １５ …軸 Ｐ …マークカード Ｓ３ …印字確認手段
７） １４ …印字モータ １５ …軸 Ｐ …マークカード Ｓ３ …印字確認手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 徹夫 東京都練馬区大泉学園町７丁目24番14号 株式会社セコニック内 (72)発明者 熊野 康弘 東京都練馬区大泉学園町７丁目24番14号 株式会社セコニック内 (72)発明者 渡邊 寛雄 東京都練馬区大泉学園町７丁目24番14号 株式会社セコニック内
Claims (4)
- 【請求項１】マークシート、バーコードシートなどの種
々のデータをマーキング等により記録したマークカード
を載置する給紙台と、前記マークカードに記録されてい
るデータを読み取る読取りヘッドを備えた読取り手段
と、前記マークカードの裏面に必要に応じて漢字、記
号、英文字または数字等を印字する印字手段と、前記給
紙台から挿入された前記マークカードを搬送ローラ上に
移送し、更に、前記読取り手段、印字手段等の各手段を
経て前記マークカードを前記給紙台に排出する搬送する
搬送手段と、搬送される前記マークカードの裏印字部分
の印字の有無を確認するための印字確認手段と、搬送路
途上を通過する前記マークカードを検知する複数個のマ
ークカード位置検知の各検知手段とを備えた光学式マー
クカード読取り装置において、 給紙台から挿入されたマークカードを前記読取り手段ま
たは印字手段に搬送する搬入時または排出時の搬送速度
を印字中の搬送速度より早くするように制御された搬送
手段としたことを特徴とする光学式マークカード読取り
装置の搬送制御方法。 - 【請求項２】前記印字手段においてマークカードを停止
させたのち、印字指令に基づき印字手段の印字モータ速
度を制御して印字可能速度でマークカードを搬送すると
ともに印字終了のち前記搬送手段の搬送ローラを高速で
マークカードを排出することを特徴とする請求項１記載
の光学式マークカード読取り装置の搬送制御方法。 - 【請求項３】前記搬送手段のマークカードの搬入時また
は排出時の発送速度を印字中の搬送速度の１６倍以上と
したことを特徴とする請求項１記載の光学式マークカー
ド読取り装置の搬送制御方法。 - 【請求項４】前記印字手段によるマークカード裏面の印
字が行われているとき、この印字手段近傍に設けたマー
クカード後端検知の検知センサ信号が動作した場合は印
字部分の異常発生と判断して、装置本体の搬送を停止す
ることを特徴とする請求項１記載の光学式マークカード
読取り装置の搬送制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7220979A JPH0944611A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 光学式マークカード読取り装置の搬送制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7220979A JPH0944611A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 光学式マークカード読取り装置の搬送制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0944611A true JPH0944611A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16759572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7220979A Pending JPH0944611A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 光学式マークカード読取り装置の搬送制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0944611A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100334724B1 (ko) * | 2000-04-06 | 2002-05-10 | 함현철 | Ｏｍｒ카드의 판독 소인장치 |
| JP2013191034A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Amano Corp | カード状記録媒体処理装置 |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP7220979A patent/JPH0944611A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100334724B1 (ko) * | 2000-04-06 | 2002-05-10 | 함현철 | Ｏｍｒ카드의 판독 소인장치 |
| JP2013191034A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Amano Corp | カード状記録媒体処理装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040202 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |