JPH0944379A - プログラミング支援装置及びプログラミング支援方法 - Google Patents

プログラミング支援装置及びプログラミング支援方法

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JPH0944379A
JPH0944379A JP7189997A JP18999795A JPH0944379A JP H0944379 A JPH0944379 A JP H0944379A JP 7189997 A JP7189997 A JP 7189997A JP 18999795 A JP18999795 A JP 18999795A JP H0944379 A JPH0944379 A JP H0944379A
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JP
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screen
recording
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program
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JP7189997A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ikemoto
浩幸 池本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の行った操作内容を経済的な方法で提
示し、その際に、利用者の負担を軽減して、作業効率を
向上させるプログラミング支援装置及びプログラミング
支援方法を提供する。 【解決手段】 記録手段6により、表示装置3に表示さ
れる画面の表示内容が、画面の表示内容が変更される毎
に記録保持手段4に格納される。また、利用者がマウス
等によって入力する操作内容が、記録手段6によって記
録保持手段4に時系列的に記録される。そして、利用者
が操作内容を確認したい場合は、提示手段7により記録
保持手段4が検索されることにより、以前に表示した画
面の表示内容が読み出されて、表示画面に表示される。
また、提示手段7により、その画面上で行われた利用者
の操作内容が読み出され、表示画面に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザインタフェ
ースを有するプログラムの開発を支援するプログラミン
グ支援装置及びプログラミング支援方法に係り、特に、
プログラムに異常終了やハングアップ等のトラブルが発
生した際に、その原因となった操作の検出に有効なプロ
グラミング支援装置及びプログラミング支援方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータプログラムにおけるユーザ
インタフェースやその開発手法には様々なものが知られ
ているが、そのひとつにグラフィカルユーザインタフェ
ース(Graphical User Interface/以下、「GUI」と
いう)が存在する。GUIでは、処理や機能を表すシン
ボルとして、アイコンやボタンのような部品(以下、
「GUI部品」という)が画面に表示され、ユーザがマ
ウスなどのポインティングデバイスのポインタでこれら
を操作すると、操作に応じた処理が行われる。このよう
なGUIの普及により、計算機に馴染みのない利用者で
もプログラムを利用する機会が多くなっている。
【0003】上記GUI等のユーザインタフェースを有
するプログラムを開発する際には、利用者によるいかな
る操作に対しても動作が安定しており、異常終了等のよ
うな処理の継続不能な事態に陥ることのない、堅固なプ
ログラムが要求されている。そのため、ユーザインタフ
ェースを有するプログラムの試験工程では、実際にプロ
グラムに対して操作を行いながら問題箇所の有無をチェ
ックすることが多い。このような場合に採用される試験
は、いわゆる「意地悪テスト」と呼ばれている。この
「意地悪テスト」では、開発者が通常考え得ないような
でたらめな入力操作や無意味な操作を行い、その各操作
に対して問題が発生しないかをチェックすることによっ
て、プログラムの堅固さを確認していく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に実際にプログラムに対して操作しながら行う試験にお
いて、プログラムが異常終了等のような予期しない動作
をした場合は、いかなる操作が原因となってそのような
動作をしたかを検討し、プログラムの不具合を見つけ出
す必要がある。このような場合、従来は、試験を行って
いる利用者自身が実際にどのような操作を行ったかを記
憶しておくことにより、原因となる操作を特定してい
た。
【0005】しかしながら、上記「意地悪テスト」のよ
うに、開発者が考え得ないでたらめな入力操作や無意味
な操作を行って試験を行った場合には、どのような操作
を行ったかを正確に記憶しておくことは困難である。試
験のケース数も膨大であり、利用者の記憶負担が大きく
なる。そのために、異常終了してもそれを再現すること
ができないことがあり、結局、プログラムの不具合を見
つけられないという場合があった。
【0006】こういった問題に対処するための手法とし
て、操作の過程の映像をビデオカメラを用いて撮影した
り、操作を記録するソフトウエアツールを実行して操作
の記録をディスクに格納するなどして、操作内容を記録
する手法もある。しかしながら、膨大な試験時間の中
で、いつ異常が発生するかを予測することは不可能であ
るために、常時記録を行わねばならず、ビデオテープや
ディスク等が大量に必要となり、経済的でないという問
題があった。
【0007】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
利用者の行った操作内容を、経済的な方法で提示するプ
ログラミング支援装置及びプログラミング支援方法を提
供することにある。また、上記操作内容を提示するにあ
たり、利用者の負担を軽減して、作業効率を向上させる
プログラミング支援装置及びプログラミング支援方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、請求項1記載の発明によるプログラミング支援装置
は、ユーザインタフェースを用いたプログラムを実行す
るプログラム実行制御手段と、前記プログラムに応じて
画面を表示する表示手段と、前記プログラムに対する入
力操作を取得する入力手段と、前記表示手段に表示され
る画面の表示内容が格納されると共に、前記入力手段に
よる操作内容が記録される記録保持手段と、前記表示手
段に表示される画面の表示内容が変更される毎に当該画
面の表示内容を前記記録保持手段に格納し、前記入力手
段による操作内容を時系列的に前記記録保持手段に記録
する記録手段と、前記記録保持手段から、前記画面の表
示内容及び前記入力手段による操作内容を読み出して出
力する提示手段とを具備することを特徴としている。
【0009】また、請求項7記載の発明によるプログラ
ミング支援方法は、請求項1記載の発明によるプログラ
ミング支援装置を方法のカテゴリーで表したものであ
り、ユーザインタフェースを用いたプログラムを実行す
るプログラム実行制御のステップと、前記プログラムに
応じて画面を表示する表示のステップと、前記プログラ
ムに対する入力操作を取得する入力のステップと、前記
表示のステップで表示される画面の表示内容が変更され
る毎に当該画面の表示内容を記録保持手段に格納し、前
記入力のステップで取得された操作内容を時系列的に前
記記録保持手段に記録する記録のステップと、前記記録
保持手段から前記画面の表示内容及び前記操作内容を読
み出して出力する提示のステップとを含むことを特徴と
している。
【0010】請求項1及び7記載の発明によれば、画面
の表示内容が変更される毎に、表示される画面の表示内
容が記録保持手段に格納される。また、利用者がマウス
もしくはキーボード等によって入力する操作内容が、時
系列的に記録保持手段に記録される。例えば、利用者が
マウスカーソルを移動させる操作を行った場合は、カー
ソルの座標が記録される。
【0011】そして、利用者が操作内容を確認したい場
合等には、記録保持手段から、以前に表示された画面の
表示内容と、その画面上で行われた利用者の操作内容と
が読み出されて出力される。出力方法としては、上記画
面が表示される表示装置と同一もしくは異なる表示装置
に出力する方法、もしくはプリンタに出力する方法があ
る。例えば、利用者がある画面上でマウスカーソルを移
動させて、ある位置でクリックしたとする。この場合、
その画面が出力されると共に、カーソルが当該位置に至
るまでのカーソルの座標が順次読み出されて、カーソル
の移動の軌跡が出力される。
【0012】このように、操作を行った画面及びその画
面上での操作内容を表示装置もしくはプリンタ等に出力
するため、利用者が操作内容を容易に視認することがで
きる。また、利用者自身が操作内容を記憶しておく必要
が無くなるため、利用者の負担が減少する。更に、操作
の過程を映像として撮影したり、操作を記録するソフト
ウエアツールを用いる必要がないため、経済的である。
【0013】請求項2記載の発明によるプログラミング
支援装置は、請求項1記載の発明において、前記プログ
ラムの実行を監視し、当該プログラムに異常が発生した
場合に、前記提示手段に対し、その異常が発生するまで
に表示された前記画面の表示内容、及びその画面上での
前記操作内容の表示を行うよう制御する監視手段を具備
することを特徴としている。
【0014】また、請求項8記載の発明によるプログラ
ミング支援方法は、請求項2記載の発明によるプログラ
ミング支援装置を方法のカテゴリーで表したものであ
り、請求項7記載の発明において、プログラムの実行を
監視し、前記プログラム上の異常を検出する監視のステ
ップを含み、前記監視のステップにより異常が検出され
た場合に、その異常が発生するまでに表示された前記画
面の表示内容、及びその画面上での前記操作内容の表示
を行うことを特徴としている。
【0015】請求項2及び8記載の発明によれば、プロ
グラムに問題があり、利用者のある操作によって異常が
発生した場合、記録保持手段から異常が発生した画面の
表示内容とその画面上で行われた利用者の操作内容とが
読み出され、表示手段等に出力される。例えば、利用者
がある画面上のある位置でクリックした際に異常終了し
たとすると、改めて指示するまでもなく、その画面と当
該位置に至るまでのカーソルの移動の軌跡とが出力され
る。
【0016】このように、プログラムに異常が発生した
場合に、その異常が発生した画面と異常発生までの利用
者の操作内容とが出力されるため、どのような操作が原
因となって異常が発生したかを容易に確認することがで
き、プログラミングの効率化を図ることができる。
【0017】請求項3記載の発明によるプログラミング
支援装置は、請求項1または2記載の発明において、前
記記録手段は、前記入力手段による操作内容をその操作
が行われた時刻と共に前記操作保持手段に記録するよう
構成されたことを特徴としている。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項3記載の発
明によるプログラミング支援装置を方法のカテゴリーで
表したものであり、請求項7記載の発明において、前記
記録のステップでは、前記入力のステップで取得された
操作内容をその操作が行われた時刻と共に前記操作保持
手段に記録することを特徴としている。
【0019】請求項3及び9記載の発明によれば、利用
者の行った操作内容が、その操作が行われた時刻と共に
記録される。従って、細分化された時刻と共に操作内容
が記録されることにより、その各時刻のタイミングで操
作内容が再現されるため、操作のタイミングが問題とな
る欠陥に対してデバッグが容易となる。
【0020】請求項4記載の発明によるプログラミング
支援装置は、請求項1または2記載の発明において、前
記記録手段は、所定のメモリ領域に古い記録から新しい
記録の順に順次新しい情報を追記し、メモリ領域が満杯
となったときに前記記録保持手段の最も古い記録のメモ
リ領域から再度新しい情報を順次上書きして、記憶領域
を再利用するように構成されたことを特徴としている。
【0021】請求項10記載の発明によるプログラミン
グ支援方法は、請求項4記載のプログラミング支援装置
を方法のカテゴリーで表したものであり、請求項7記載
の発明において、前記記録のステップでは、所定のメモ
リ領域に古い記録から新しい記録の順に順次新しい前記
記録保持手段の最も古い記録のメモリ領域に新しい情報
を上書きして記憶領域を再利用することを特徴としてい
る。
【0022】請求項4及び10記載の発明によれば、記
録保持手段の古い情報が記録された領域から新たな情報
が上書きされる。例えばプログラムの異常を検出する際
には、すべての操作内容を記録しておく必要がなく、異
常が発生した場合にのみ、その直前の操作内容を再生す
ればよい。従って、不要な古い情報が記録された領域を
再利用することにより、記憶容量を節約することができ
る。
【0023】請求項5記載の発明によるプログラミング
支援装置は、請求項1または2記載の発明において、前
記記録手段は、前記画面の表示内容及び前記操作内容を
示すデータを圧縮して前記記録保持手段に記録するよう
に構成されたことを特徴としている。
【0024】請求項11記載の発明によるプログラミン
グ支援方法は、請求項5記載の発明によるプログラミン
グ支援装置を方法のカテゴリーで表したものであり、請
求項7または8記載の発明において、前記記録のステッ
プでは、前記画面の表示内容及び前記操作内容を示すデ
ータを圧縮して前記記録保持手段に記録すること特徴と
している。
【0025】請求項5または11記載の発明によれば、
画面の表示内容及び操作内容を示すデータが記録保持手
段に圧縮して記録される。この圧縮する方法としては、
典型的には、各時点の一群の情報を順次格納するにあた
って、直前の一群の情報との相違点のみを格納すること
により、データ量を縮小する方法がある。
【0026】請求項6記載の発明によるプログラミング
支援装置は、請求項1または2記載の発明において、前
記記録手段は、前記操作内容を説明する文字列を前記記
録保持手段に記録し、前記提示手段は、前記操作内容の
表示の際に当該操作内容に対応する前記文字列を表示す
るように構成されたことを特徴としている。
【0027】請求項12記載の発明によるプログラミン
グ支援方法は、請求項6記載の発明によるプログラミン
グ支援装置を方法のカテゴリーで表したものであり、請
求項7または8記載の発明において、前記記録のステッ
プでは、前記操作内容を説明する文字列を前記記録保持
手段に記録し、前記提示のステップでは、前記操作内容
の表示の際に当該操作内容に対応する前記文字列を表示
することを特徴としている。
【0028】請求項6または12記載の発明によれば、
記録保持手段に操作内容を説明する文字列が記録され
る。そして、操作内容を説明する文字列が表示されるた
め、異常が発生した場合は、異常発生の原因となった操
作の内容が即時に把握され得る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて具体的に説明する。なお、本装置はコンピュー
タ上に実現されるものであり、本装置の各機能は、プロ
グラムの形式で表現された所定の手順でコンピュータを
動作させることによって実現されている。従って、以
下、本装置の各機能を有する仮想的回路ブロックを想定
して本装置を説明する。
【0030】(1)構成 まず、本発明の実施の形態によるプログラミング支援装
置の構成について説明する。図1は、本実施の形態によ
るプログラミング支援装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0031】同図において、1は、プログラムを解読し
て実行する実行手段である。2は、実行中のプログラム
に対して入力操作を行うため入力手段であって、キーボ
ード及びマウス等からなる。3は、表示画面を有するC
RT等の表示手段である。4は、利用者の操作履歴と表
示手段3の表示内容とを格納する記録保持手段である。
【0032】5は、実行手段1によって実行されるプロ
グラムの処理中に、GUIに関する処理要求が発生した
場合、表示手段3にGUI部品を表示するGUI処理手
段である。この場合、表示内容は、図示しない画面表示
バッファに書き込まれることにより、表示画面に表示さ
れる。GUI処理手段5は、入力手段2により入力操作
が行われた場合、その操作内容、例えば、マウスカーソ
ルの表示位置、あるいはマウスボタンの操作(クリッ
ク、ボタンの押し下げ、もしくはボタンの開放等)、及
び表示画面の更新要求等を、実行手段1に送出する。上
述したプログラムには、利用者の操作に対応してどのよ
うな処理を行うかが予め定義されている。従って、実行
手段1は、上記GUI処理手段5から送出される利用者
の操作に応じて、この定義された処理を実行する。
【0033】また、GUI処理手段5は、上記操作内容
及び表示画面の表示内容を記録手段6に送出する。記録
手段6は、表示装置3の表示画面が更新された場合に、
GUI処理手段5から送出される上記表示画面の表示内
容を、記録保持手段4に記録する。また、GUI処理手
段5から送出される利用者の操作内容を、順次記録保持
手段4に記録する。この場合、記録保持手段4に情報を
記録する手法として、最も古い情報が記録されたメモリ
領域に新たな情報を上書きする方法を用いる。また、表
示画面の表示内容は、図示しない画面表示バッファに書
き込まれた内容が、そのままビットマップ形式で記録さ
れる。
【0034】7は、記録保持手段4に記録された表示内
容及び利用者の操作履歴を読み出して出力する提示手段
である。この場合、表示内容等を上記表示手段3に表示
してもよいし、表示手段3とは別の表示手段に表示して
もよい。あるいは、プリンタから出力するようにしても
よい。
【0035】8は、実行手段によって実行されるプログ
ラムの異常終了を検出する検出手段である。検出手段8
は、プログラムが異常終了した場合に、提示手段7に対
して、記録保持手段4に記録された表示内容及び利用者
の操作履歴を提示するよう制御する。
【0036】(2)作用 次に、具体的な画面表示の例を用いて、本実施の形態に
よるプログラミング支援装置の動作を説明する。ここ
で、図2及び図3は、本装置の動作手順を示すフローチ
ャートである。本実施の形態においては、プログラムの
一例として、GUIの画面出力を有する「文字フォント
表示ツール」を用いて説明する。
【0037】「文字フォント表示ツール」は、文字のフ
ォントの試験表示を行うユーティリティプログラムであ
る。この「文字フォント表示ツール」は、その実行中
に、利用者がキーボード3もしくはマウス4によって行
う入力操作を受け付けて、それに対応した処理を行う。
なお、本実施の形態では、「文字フォント表示ツール」
は未完成であって、図5に示す「New Centur
y」選択肢I6にマウスカーソルを移動してクリックす
ると異常終了するものとする。
【0038】(2−1)実行及び表示のステップ 実行手段1は、プログラムを解読して、プログラムを実
行する。そして、そのプログラムの実行中にGUIの処
理要求が発生した場合は、その処理要求をGUI処理手
段5に送出する。この処理要求としては、ウインドウの
枠の大きさ、及び、GUI部品の形状、内容、及び表示
位置等が送出される。そして、GUI処理手段5は、こ
の処理要求に従って画面表示データを生成し、図示しな
い画面表示バッファに格納する。この結果、表示手段3
にGUIの表示画面が表示される(ステップ201)。
この状態で、実行手段1は、GUI処理手段5に対し
て、利用者のマウスボタン等の操作を取得するシステム
コールを発行する。
【0039】このような待ち状態において、GUI処理
手段5に含まれるサービスルーチンは、以下のような動
作を行う。すなわち、表示画面にマウスカーソルを表示
し、利用者がマウスを移動させるのに追従して、マウス
カーソルを移動させる。そして、利用者がマウスボタン
をクリックした時点で、マウスカーソルの座標を取得す
る。この座標を、実行手段1に制御と共に返却する。な
お、このような機能は、実行手段1がプログラムコード
を順次実行することによって実現される。
【0040】具体的には、上述した「文字フォント表示
ツール」を実行する場合は、実行手段1からの処理要求
に基づき、図4に示すような画面が表示される。同図に
示す表示画面Dには、ボタン表示領域B、選択肢表示領
域I、及び文字列表示領域Sから構成されるウィンドウ
Wが表示される。この表示画面Dでは、ボタン表示領域
Bには、カプセル型のアイコンであるボタンB1〜B3
が表示され、文字列表示領域Sには、表示結果を確認す
るための文字列が、現在設定されている文字フォントで
表示される。
【0041】例えば、図4に示す表示画面Dが表示され
ている間に、利用者がマウスを操作することにより、ボ
タン表示領域B3の「フォント」ボタンB1にマウスカ
ーソルPを移動したとする。この場合、GUI処理手段
5において、このマウスの移動操作に対応したマウスカ
ーソルの表示データが逐次生成され、表示画面バッファ
に格納される。これにより、表示画面Dの移動先の「フ
ォント」ボタンB1上まで、マウスカーソルPが連続的
に移動して表示される。
【0042】また、利用者が「フォント」ボタンB1に
マウスカーソルPを移動した後マウスボタンをクリック
すると、この操作内容は、GUI処理手段5を介して実
行手段1に通知される。これにより、実行手段1は、フ
ォントの候補となる選択肢を表示するための画面表示要
求を、GUI処理手段5に送出する。
【0043】そして、GUI処理手段5は、このような
表示画面の出力要求に従って画面表示データを生成し、
表示画面バッファに格納する。これにより、図5に示す
ように、表示画面Dの選択肢表示領域Iに、漢字文字及
び英数文字のフォントの候補となる「明朝体」選択肢I
1〜「New Century」選択肢I6が表示され
る。
【0044】また、図5に示す表示画面Dにおいて、利
用者が選択肢表示領域Iに「ゴシック体」選択肢I2に
マウスカーソルPを移動し、マウスボタンをクリックし
たとする。これにより、図6に示すように、文字列表示
領域Sに表示された文字列の漢字フォントが変更され
て、当該文字列がゴシック体で表示される。
【0045】このように、「文字フォント表示ツール」
によれば、「フォント」ボタンB1が指定された後、文
字フォントの選択肢I1〜I6のうちのいずれかが選択
される。これにより、文字列表示領域Sに表示される文
字が、その選択された文字フォントで表示される。利用
者は、この文字列表示領域Sに表示される文字を視認す
ることにより、文字フォントの外観などの必要事項を確
認する。
【0046】(2−2)記録のステップ また、記録手段6は、表示画面の表示内容が変更される
毎に当該画面の表示内容を記録保持手段4に記録する。
また、利用者によって入力手段2により操作が行われる
と、その操作内容を記録保持手段4に時系列的に記録す
る。
【0047】すなわち、表示画面が更新された場合は
(ステップ203)、記録手段6は、GUI処理手段5
からその表示画面の表示内容を取得する(ステップ20
4)。この場合、図示しない表示画面バッファに格納さ
れた表示データをそのまま取得する。また、コンピュー
タに内蔵された図示しないクロックから、現時点の時刻
を取得する。
【0048】また、記録手段6は、マウスの移動操作が
行われた場合は(ステップ205)、GUI処理手段5
からマウスカーソルの表示座標を取得する(ステップ2
06)。また、マウスボタンの操作が行われた場合は
(ステップ207)、GUI処理手段5からGUI部品
などの操作対象の名称、及びその時点のマウスカーソル
の表示座標を取得する(ステップ208)。更に、キー
ボードの入力操作が行われた場合は(ステップ20
9)、GUI処理手段5からキー入力された内容を取得
する(ステップ210)。これら各時点で、記録手段6
は、図示しないクロックから現時点の時刻を取得する。
【0049】次に、記録手段6は、記録保持手段4の記
録残容量を調査し(ステップ211)、記録領域が満杯
でない場合は、上記のようにして取得した情報を記録す
る(ステップ213)。このとき、記録領域が満杯であ
る場合は、最も古い情報が記録されている領域に記録位
置を戻し(ステップ212)、その領域に情報を上書き
する。その後、記録位置を1つ進める(ステップ21
4)。
【0050】具体的に、上述した「文字フォント表示ツ
ール」を用いた場合で説明する。この場合、記憶保持手
段7は容量が限られた記録媒体であって、表示画面の内
容とその表示画面上において利用者が行った一連の操作
内容との組を、2画面分のみ記録することができるもの
とする。この記録保持手段4の記録内容例を、図7に示
す。
【0051】図7(a)において、記録番号K1は、記
録されるデータの番号を示し、この番号順にデータが記
録される。この場合、記録番号「0100」に記録され
た後は、再び記録番号「0001」に戻って記録が開始
される。また、操作時刻K2は、その操作が行われた時
刻を示し、記録手段6がクロックから取得した時刻が記
録される。また、操作座標K3は、マウスカーソルの表
示座標を示す。また、操作内容K5は、操作対象である
GUI部品名を示し、操作種別K4は、そのGUI部品
について行われる操作の種別を示す。
【0052】更に、この記録保持手段4には、画面表示
バッファの記録K6が格納される。これは、例えば同図
(b)及び(c)に示す表示画面の表示内容をビットマ
ップ形式で表したものであり、表示画面の内容が変更さ
れる毎に記録される。
【0053】また、この場合、記録保持手段4には、次
にデータを記録すべき領域の記録番号K1を格納する記
録番号保持領域(図示しない)が設けられている。そし
て、記録手段6がある記録番号の領域にデータを記録し
た後に、その記録番号に1を加算して、再び記録番号保
持領域に格納する。また、記録手段6は、記録の際に、
この記録番号保持領域に格納された記録番号が、記録保
持手段4の最後の領域の記録番号(この場合「010
0」)であるか否かを判断することにより、記録領域が
満杯であるか否かを判定する(ステップ211)。そし
て、記録番号保持領域に格納された記録番号が「010
1」である場合は、それを「0001」に戻す(ステッ
プ212)。
【0054】以上のように、図4に示す画面が表示され
たときは、図7に示す記録保持部7の記録番号「000
1」に、この時点の画面表示バッファの内容、すなわ
ち、表示画面の表示内容が記録される。また、画面の表
示内容が変更された場合は、記録保持部7の記録番号
「0049」に、図5に示す表示画面の表示内容が記録
される。
【0055】また、利用者がマウスカーソルPを移動さ
せると、上記ステップ201〜214の動作が繰り返し
行われることにより、記録保持手段4に、マウスカーソ
ルPの表示座標が時刻と共に時系列的に記録される。例
えば、図7に示すように、記録保持手段4の記録番号
「0002」から記録番号「0047」までに、上記マ
ウスカーソルPの表示座標が記録される。更に、利用者
がマウスボタンをクリックする操作によって、例えば、
図7に示す記録保持部7の記録番号「0048」に、
「フォント」ボタンB31上で左のマウスボタンをクリ
ックした旨が記録される。
【0056】(2−3)提示のステップ 提示手段11は、記録保持手段4から画面の表示内容と
操作内容とを読み出して、出力する。利用者が、入力手
段2により、自身で行った操作内容を確認するための指
示を入力すると、その操作内容がGUI処理手段5によ
って取得される。GUI処理手段5は、提示手段7に対
し、記録保持手段4に記録された内容を提示する旨の指
示を送出する。これにより、提示手段7は、記録保持手
段4に最後に記録された情報をカレントとし(ステップ
215)、過去に遡って、画面表示バッファの記録が見
付かるまで記録保持手段4の記録を検索する(ステップ
216)。
【0057】そして、提示手段7は、画面表示バッファ
についての記録がある場合は、その記録を読み出して図
示しないモニタ画面に表示する(ステップ218)。こ
の場合、上述したように、表示手段3の表示画面に表示
してもよいし、図示しないプリンタから出力してもよ
い。これにより、直前に表示した表示画面が出力され
る。
【0058】次に、提示手段7は、上記画面表示バッフ
ァの記録の次に格納されている記録を読み出し、この記
録の内容を判定する(ステップ219)。そして、その
内容がマウスの移動操作を示す場合は、その時点のマウ
スカーソルの操作座標に対応する座標に点を表示する。
【0059】同様に、次に格納されている記録を読み出
し、その内容を判定して、マウスの移動操作である場合
はその座標に点を表示する。このとき、最初に表示した
点から次の点を繋ぐように、線を表示する。このよう
に、記録保持手段4に格納された記録がマウスの移動操
作である限り、上記ステップ219〜ステップ220の
処理を繰り返し実行することにより、マウスカーソルの
移動の軌跡を表示する。一方、読み出した記録の内容
が、マウスボタンもしくはキーボードの操作である場合
は、その操作内容を表示する。例えば、マウスボタンの
クリック操作である場合は、クリック操作の対象である
GUI部品の名称とそのマウスボタンのクリック操作と
いう操作内容とを、文字列で表示する。
【0060】また、読み出した記録が表示画面の記録で
ある場合は、当該表示画面上での操作内容がすべて表示
されたものとみなし、利用者の入力操作の待ち状態とな
る(ステップ222)。そして、利用者により終了の指
示入力がされた場合は(ステップ223)、処理を終了
する。また、前画面の表示の指示入力がされた場合は、
当該表示画面の前に表示された画面についての記録を検
索する(ステップ216)。そして、上記の場合と同様
に、表示画面及び操作内容を表示する。
【0061】具体的に、上述した「文字フォント表示ツ
ール」を用いた場合で説明する。例えば、図7に示す記
録番号「0100」に記録された操作を行った後に、利
用者が操作内容の提示を指示する入力を行ったものとす
る。この場合、提示手段7は、GUI処理手段5から、
表示内容及び操作内容の提示の指示を受けると、記録番
号「0100」の記録をカレントとする。この場合、同
図に示すように、この記録番号「0100」の記録の内
容は、利用者が「ゴシック体」ボタンI2上でマウスボ
タンをクリックしたという操作内容を表している。
【0062】その後、提示手段7は、画面表示バッファ
についての記録が見付かるまで調査し、画面表示バッフ
ァについて記録された記録番号「0049」の記録を読
み出す。この結果、図8に示すような画面が表示され
る。同図において、表示画面DのウインドウW上には、
読み出した表示画面の内容が表示される。そして、提示
手段7は、記録番号「0050」以降の記録を読み出
し、上述したようにマウスカーソルの軌跡を表示する。
この場合、「フォント」ボタンB1から「ゴシック体」
選択肢I2に向かってマウスカーソルPの移動操作がな
されたため、図8に示すように、「フォント」ボタンB
1から「ゴシック体」選択肢I2にかけての太線によ
り、マウスカーソルPの軌跡が表示される。
【0063】また、提示手段7は、記録番号「010
0」に記録された内容に基づき、図11に示す説明文表
示領域Mに『「ゴシック体」ボタンで左クリック』とい
う文字列を表示する。更に、表示画面Dには、前画面を
表示するよう指示するためのボタンB4と、処理の終了
を指示するためのボタンB5とが表示される。
【0064】そして、利用者が、「前画面」を指定する
ボタンB4を操作すると、図7に示す記録番号「000
1」の記録が表示画面の記録として読み出される。そし
て、上述した場合と同様に、その表示画面が表示され、
記録番号「0002」以降の記録に基づいてマウスカー
ソルPの軌跡が表示される。また、利用者が「終了」を
指定するボタンB5を操作すると、処理を終了する。
【0065】(2−4)監視及び異常時の提示のステッ
プ 検出手段8は、プログラムの実行を監視し、プログラム
に異常が発生した場合に、提示手段7に対し、その異常
が発生するまでに表示された画面の表示内容、及びその
画面上での操作内容の表示を行うよう制御する。
【0066】以下に、このプログラム上の異常につい
て、説明する。すなわち、アプリケーションプログラム
は、OS等のシステムプログラムから制御を渡される
と、システムコールの形でしばしばOSに制御を返しな
がら処理を続行し、最後に所定のエントリーポイントに
制御を返すことにより正常終了する。しかし、アプリケ
ーションプログラムは、次のような場合には実行不能と
なり、停止してしまうことがある。その一例は、例え
ば、アプリケーションプログラムにバグとしての無限ル
ープが存在し、フリーズ状態となることである。
【0067】この異常は、アプリケーションプログラム
の制御が予定された正常な実行所要時間を超えて、所定
のアドレス範囲を巡回し続ける状態を検出することで発
見することができる。この検出のためには、CPUを複
数用いるかハードウエア割込み等を用いたプリエンプテ
ィブな(OSがアプリケーションに優先して必ず制御を
取り戻すことができる)マルチタスクOSを用いること
が有効である。他の例は、無効なパラメータを伴ってシ
ステムコールが呼ばれることである。この異常は、シス
テムコールに対応するサービスルーチンのチェックルー
チンで容易に検出することができる。
【0068】以上のような異常によって、プログラムが
異常終了すると(ステップ202)、上述した操作提示
の処理を行う。すなわち、提示手段7により、図2に示
す処理が実行されることにより、異常終了する直前の表
示画面と利用者の操作内容とが出力される。
【0069】具体的に、上述した「文字フォント表示ツ
ール」の場合を用いて説明する。例えば、利用者が、図
6に示す表示画面D上で、選択肢表示領域Iの「Tim
es」I5選択肢を選択するつもりで、「New Ce
ntury」選択肢I6を選択してしまったとする。す
なわち、利用者は、「New Century」選択肢
I6にマウスカーソルP3を移動し、マウスボタンをク
リックする。このクリック操作の直後の表示画面を、図
9に示す。
【0070】このとき、上記実行のステップにおいて、
GUI処理手段5は実行手段1に、「New Cent
ury」選択肢I6上でマウスボタンのクリック操作が
発生したことを通知する。実行手段1は、この操作に対
応する処理を実行しようとするが、「文字フォント表示
ツール」のプログラムに不具合があるため、処理の継続
が不能となり、実行を停止する(ステップ201)。こ
れにより、「文字フォント表示ツール」の表示画面Dが
消えて、図10に示すように何も表示されない状態とな
る。
【0071】上記のようにGUIの処理が異常終了した
場合、検出手段8は、実行手段1がGUI処理手段5に
終了の通知をしないまま処理を停止した状況を検知す
る。そして、検出手段8は、プログラムの異常終了が発
生したと判断し(ステップ202)、提示手段7に対し
て記録保持手段4に記録された操作内容を提示するよう
指示し、提示のステップを実行する。
【0072】すなわち、提示手段7は、図11に示す記
録番号「0048」の記録をカレントとし、画面表示バ
ッファについて記録されている記録番号「0001」の
記録を読み出す。この結果、図12に示す表示画面が表
示される。そして、提示手段7は、「0002」以降の
記録を読み出し、マウスカーソルの軌跡を表示する。こ
の場合、図12に示すように、「ゴシック体」選択肢I
2から「New Century」選択肢I6にかけて
の太線により、マウスカーソルPの軌跡が表示される。
【0073】また、提示手段7は、記録番号「004
8」に記録された内容に基づき、図12に示す説明文表
示領域Mに『「ゴシック体」ボタンで左クリック』とい
う文字列を表示する。
【0074】以上のように、太線で示したマウスカーソ
ルPの移動軌跡により、及び、説明文表示領域Mに表示
される文字列により、利用者が実際には「New Ce
ntury」選択肢I6上でマウスボタンをクリックし
ていたことが分かる。
【0075】(3)効果 以上のように、本実施の形態によれば、GUIを有する
プログラムにおいて利用者が自身の行った操作内容を容
易に確認することができる。また、プログラムに異常が
発生した場合に、どのような操作が原因となってその異
常が発現したのかを、限られた容量の記録媒体を用いて
記録し、出力することができる。また、利用者が、自分
の行った操作を逐一記憶しておく必要がないため、利用
者の負担が軽減される。
【0076】また、例えば、上記実施の形態において、
利用者が主観的に「Times」選択肢I5を選択した
のにも関わらず異常終了したとき、通常は、「Time
s」選択肢I5に係るプログラムにバグが存在するもの
とみなして、その内容をチェックしなければならない。
このような場合に、上述したように利用者の操作内容を
提示することができるため、利用者が実際には「New
Century」選択肢I6を選択していたことが分
かる。従って、無駄にプログラムの洗い直しをする必要
がなく、プログラミング効率が向上する。
【0077】(4)他の実施の形態 なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、実施態様の変更は自由であるから、次に例示するよ
うな他の実施の形態をも包含するものである。例えば、
上記実施の形態では「文字フォント表示ツール」を用い
て説明したが、これに限らず、GUI部品が表示され、
マウス等でこれらを指定することにより処理が行われる
ソフトウエアであればよい。また、GUI部品の形状及
び内容は上記のものに限られない。
【0078】また、上記実施の形態では、利用者の入力
操作により操作内容の提示を行うようにしたが、一定の
間隔で提示を行うように予めプログラム上で指定してお
いてもよい。
【0079】更に、記録手段6による記録保持手段4へ
の情報の記録方法として、データを圧縮して記録する方
法を用いてもよい。また、記録保持手段4において、表
示画面の表示内容をビットマップ形式で記録するように
したが、表示画面を構成する各部について、表示内容及
び表示位置などのデータのみを記録するようにしてもよ
い。
【0080】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、利用者
の操作内容を、経済的な方法で提示することができる。
また、操作内容を提示するにあたり、利用者の負担を軽
減することができるため、作業効率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるプログラミング支援
装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態によるプログラミング支援装置に
おける処理の流れを示すフローチャート
【図3】同実施の形態によるプログラミング支援装置に
おける処理の流れを示すフローチャート
【図4】同実施の形態によるプログラミング支援装置に
おける表示画面の例を示す図
【図5】同実施の形態によるプログラミング支援装置に
おける表示画面の例を示す図
【図6】同実施の形態によるプログラミング支援装置に
おける表示画面の例を示す図
【図7】同実施の形態によるプログラミング支援装置に
おける表示画面の例を示す図
【図8】同実施の形態によるプログラミング支援装置に
おける表示画面の例を示す図
【図9】同実施の形態によるプログラミング支援装置に
おける記録保持部7の記録内容例を示す図
【図10】同実施の形態によるプログラミング支援装置
における記録保持部7の記録内容例を示す図
【図11】同実施の形態によるプログラミング支援装置
における操作内容の提示例を示す図
【図12】同実施の形態によるプログラミング支援装置
における操作内容の提示例を示す図
【符号の説明】
1…実行手段 2…入力手段 3…表示手段 4…記録保持手段 5…GUI処理手段 6…記録手段 7…提示手段 8…検出手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザインタフェースを用いたプログラ
    ムを実行するプログラム実行制御手段と、 前記プログラムに応じて画面を表示する表示手段と、 前記プログラムに対する入力操作を取得する入力手段
    と、 前記表示手段に表示される画面の表示内容が格納される
    と共に、前記入力手段による操作内容が記録される記録
    保持手段と、 前記表示手段に表示される画面の表示内容が変更される
    毎に当該画面の表示内容を前記記録保持手段に格納し、
    前記入力手段による操作内容を時系列的に前記記録保持
    手段に記録する記録手段と、 前記記録保持手段から、前記画面の表示内容及び前記入
    力手段による操作内容を読み出して出力する提示手段と
    を具備することを特徴とするプログラミング支援装置。
  2. 【請求項2】 前記プログラムの実行を監視し、当該プ
    ログラムに異常が発生した場合に、前記提示手段に対
    し、その異常が発生するまでに表示された前記画面の表
    示内容、及びその画面上での前記操作内容の表示を行う
    よう制御する監視手段を具備することを特徴とする請求
    項1記載のプログラミング支援装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段は、前記入力手段による操
    作内容をその操作が行われた時刻と共に前記操作保持手
    段に記録するよう構成されたことを特徴とする請求項1
    または2記載のプログラミング支援装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は、所定のメモリ領域に古
    い記録から新しい記録の順に順次新しい情報を追記し、
    メモリ領域が満杯となったときに前記記録保持手段の最
    も古い記録のメモリ領域から再度新しい情報を順次上書
    きして、記憶領域を再利用するように構成されたことを
    特徴とする請求項1または2記載のプログラミング支援
    装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段は、前記画面の表示内容及
    び前記操作内容を示すデータを圧縮して前記記録保持手
    段に記録するように構成されたことを特徴とする請求項
    1または2記載のプログラミング支援装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、前記操作内容を説明す
    る文字列を前記記録保持手段に記録し、 前記提示手段は、前記操作内容の表示の際に当該操作内
    容に対応する前記文字列を表示するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のプログラミング
    支援装置。
  7. 【請求項7】 ユーザインタフェースを用いたプログラ
    ムを実行するプログラム実行制御のステップと、 前記プログラムに応じて画面を表示する表示のステップ
    と、 前記プログラムに対する入力操作を取得する入力のステ
    ップと、 前記表示のステップで表示される画面の表示内容が変更
    される毎に当該画面の表示内容を記録保持手段に格納
    し、前記入力のステップで取得された操作内容を時系列
    的に前記記録保持手段に記録する記録のステップと、 前記記録保持手段から前記画面の表示内容及び前記操作
    内容を読み出して出力する提示のステップとを含むこと
    を特徴とするプログラミング支援方法。
  8. 【請求項8】 プログラムの実行を監視し、前記プログ
    ラム上の異常を検出する監視のステップを含み、 前記監視のステップにより異常が検出された場合に、そ
    の異常が発生するまでに表示された前記画面の表示内
    容、及びその画面上での前記操作内容の表示を行うこと
    を特徴とする請求項7記載のプログラミング支援方法。
  9. 【請求項9】 前記記録のステップでは、前記入力のス
    テップで取得された操作内容をその操作が行われた時刻
    と共に前記操作保持手段に記録することを特徴とする請
    求項7または8記載のプログラミング支援方法。
  10. 【請求項10】 前記記録のステップでは、所定のメモ
    リ領域に古い記録から新しい記録の順に順次新しい前記
    記録保持手段の最も古い記録のメモリ領域に新しい情報
    を上書きして記憶領域を再利用することを特徴とする請
    求項7または8記載のプログラミング支援方法。
  11. 【請求項11】 前記記録のステップでは、前記画面の
    表示内容及び前記操作内容を示すデータを圧縮して前記
    記録保持手段に記録することを特徴とする請求項7また
    は8記載のプログラミング支援方法。
  12. 【請求項12】 前記記録のステップでは、前記操作内
    容を説明する文字列を前記記録保持手段に記録し、 前記提示のステップでは、前記操作内容の表示の際に当
    該操作内容に対応する前記文字列を表示することを特徴
    とする請求項7または8記載のプログラミング支援方
    法。
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