JPH0943916A - 画像形成装置における給紙制御方法 - Google Patents
画像形成装置における給紙制御方法Info
- Publication number
- JPH0943916A JPH0943916A JP7194539A JP19453995A JPH0943916A JP H0943916 A JPH0943916 A JP H0943916A JP 7194539 A JP7194539 A JP 7194539A JP 19453995 A JP19453995 A JP 19453995A JP H0943916 A JPH0943916 A JP H0943916A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- paper
- paper feed
- manual
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レジストセンサからレジストローラまでの送
り量が、用紙の種類、厚さ、硬さ、又は給紙コロの経時
劣化等に関係なく一定となり、薄紙のように送り過ぎに
よるZ折れの発生や、厚紙のように大給紙負荷によって
スリップを発生して送り量が不足し、先端レジストの不
良、レジスト不送りジャム等が発生するのを防止して信
頼性の高い給紙作動を実現することができる給紙制御方
法を提供する。 【解決手段】 作像部と、その上流に順次設けられたレ
ジストローラと、レジストセンサと、給紙コロと、この
給紙コロによって積載している用紙が送り出される手差
テーブルとを具えた画像形成装置において、手差しスタ
ート信号がオンとなってから、レジストセンサ信号がオ
ンとなるまでの時間を計測し、この計測時間と予め設定
された時間との差を求め、この差に応じてレジストセン
サ信号がオンしてから手差給紙部の給紙コロの停止まで
の時間を調節する。
り量が、用紙の種類、厚さ、硬さ、又は給紙コロの経時
劣化等に関係なく一定となり、薄紙のように送り過ぎに
よるZ折れの発生や、厚紙のように大給紙負荷によって
スリップを発生して送り量が不足し、先端レジストの不
良、レジスト不送りジャム等が発生するのを防止して信
頼性の高い給紙作動を実現することができる給紙制御方
法を提供する。 【解決手段】 作像部と、その上流に順次設けられたレ
ジストローラと、レジストセンサと、給紙コロと、この
給紙コロによって積載している用紙が送り出される手差
テーブルとを具えた画像形成装置において、手差しスタ
ート信号がオンとなってから、レジストセンサ信号がオ
ンとなるまでの時間を計測し、この計測時間と予め設定
された時間との差を求め、この差に応じてレジストセン
サ信号がオンしてから手差給紙部の給紙コロの停止まで
の時間を調節する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置に
おける給紙制御方法に関する。
おける給紙制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】前記のような画像形成装置としては、図
1に示すこの発明の実施の形態と同様に作像部1と、そ
の上流に設けられたレジストローラ2と、その上流に設
けられたレジストセンサ3と、その上流に設けられた給
紙コロ4と、この給紙コロ4によって積載している用紙
が送り出される手差テーブル5とを具えたものが公知と
なっている。なお6は給紙コロ4と協働して用紙を1枚
ずつ送り出す分離部材を示す。
1に示すこの発明の実施の形態と同様に作像部1と、そ
の上流に設けられたレジストローラ2と、その上流に設
けられたレジストセンサ3と、その上流に設けられた給
紙コロ4と、この給紙コロ4によって積載している用紙
が送り出される手差テーブル5とを具えたものが公知と
なっている。なお6は給紙コロ4と協働して用紙を1枚
ずつ送り出す分離部材を示す。
【0003】前記のようなものにおいて、手差しスター
ト信号がオンとなって、給紙コロ4によって手差テーブ
ル5から送り出された用紙の先端が、送り設定時間T経
過後にレジストセンサ3に検知されると、図示しない制
御手段でカウントが開始され、設定したたるみ設定時間
Xの経過後給紙コロ4が停止する。この時点まではレジ
ストローラ2は停止していて、これに送り出される用紙
の先端が当接してたるみを形成して、斜行の矯正が行わ
れる。この場合のたるみ設定時間:X(sec)は、給紙
線速:V(mm/sec)、レジストセンサ3とレジストロー
ラ2との距離:L1(mm)、たるみ量:Z(mm)とする
と、X=(L1+Z)/Vで表わされる。
ト信号がオンとなって、給紙コロ4によって手差テーブ
ル5から送り出された用紙の先端が、送り設定時間T経
過後にレジストセンサ3に検知されると、図示しない制
御手段でカウントが開始され、設定したたるみ設定時間
Xの経過後給紙コロ4が停止する。この時点まではレジ
ストローラ2は停止していて、これに送り出される用紙
の先端が当接してたるみを形成して、斜行の矯正が行わ
れる。この場合のたるみ設定時間:X(sec)は、給紙
線速:V(mm/sec)、レジストセンサ3とレジストロー
ラ2との距離:L1(mm)、たるみ量:Z(mm)とする
と、X=(L1+Z)/Vで表わされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のような
給紙制御方法においては、たるみ形成のための送り時間
は用紙の種類やサイズ等とは無関係に一定に設定されて
いる。しかしながら用紙の種類、厚さ、硬さ、又は給紙
コロの経時劣化等によって実際の送り時間が変動し、そ
の変動の度合いが小さくて設定時間との差が小さけれ
ば、格別の支障がないのであるが、変動の度合いが大き
くて設定時間との差が大きくなると、満足の行くように
斜行補正や用紙の先端揃え等を行うことができず、ジャ
ムを発生する等の問題がある。
給紙制御方法においては、たるみ形成のための送り時間
は用紙の種類やサイズ等とは無関係に一定に設定されて
いる。しかしながら用紙の種類、厚さ、硬さ、又は給紙
コロの経時劣化等によって実際の送り時間が変動し、そ
の変動の度合いが小さくて設定時間との差が小さけれ
ば、格別の支障がないのであるが、変動の度合いが大き
くて設定時間との差が大きくなると、満足の行くように
斜行補正や用紙の先端揃え等を行うことができず、ジャ
ムを発生する等の問題がある。
【0005】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の給紙制御方法のもつ問題点を解消し、用紙の種類、
厚さ、硬さ、又は給紙コロの経時劣化等によって実際の
送り時間が変動しても、レジストセンサからレジストロ
ーラまでの送り量が一定で、満足の行くように斜行補正
や用紙の先端揃え等を行うことができ、ジャムを発生す
ることのない給紙制御方法を提供するにある。
来の給紙制御方法のもつ問題点を解消し、用紙の種類、
厚さ、硬さ、又は給紙コロの経時劣化等によって実際の
送り時間が変動しても、レジストセンサからレジストロ
ーラまでの送り量が一定で、満足の行くように斜行補正
や用紙の先端揃え等を行うことができ、ジャムを発生す
ることのない給紙制御方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、作像部と、その上流に設けら
れたレジストローラと、その上流に設けられたレジスト
センサと、その上流に設けられた給紙コロと、この給紙
コロによって積載している用紙が送り出される手差テー
ブルとを具えた画像形成装置において、請求項1に記載
の発明は、手差しスタート信号がオンとなってから、レ
ジストセンサ信号がオンとなるまでの時間を計測し、こ
の計測時間と予め設定された時間との差を求め、この差
に応じてレジストセンサ信号がオンしてから手差給紙部
の給紙コロの停止までの時間を調節することを特徴と
し、請求項2に記載の発明は、手差しスタート信号がオ
ンとなってから、レジストセンサ信号がオンとなるまで
の時間を計測し、この計測時間と予め設定された時間と
の差を求め、この差に応じてレジストローラの再駆動時
に手差給紙部の給紙コロを同期して一定時間再駆動する
ことを特徴とするものである。請求項3に記載の発明
は、請求項2に記載の発明において、一定時間は給紙可
能な最小用紙の送り出し時間よりも短い時間からなるこ
とを特徴とするものである。請求項4に記載の発明は、
請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、手
差給紙枚数によって手差しスタート信号がオンとなって
から、レジストセンサ信号がオンとなるまでの予め設定
された時間を変更することを特徴とするものである。
な目的を達成するために、作像部と、その上流に設けら
れたレジストローラと、その上流に設けられたレジスト
センサと、その上流に設けられた給紙コロと、この給紙
コロによって積載している用紙が送り出される手差テー
ブルとを具えた画像形成装置において、請求項1に記載
の発明は、手差しスタート信号がオンとなってから、レ
ジストセンサ信号がオンとなるまでの時間を計測し、こ
の計測時間と予め設定された時間との差を求め、この差
に応じてレジストセンサ信号がオンしてから手差給紙部
の給紙コロの停止までの時間を調節することを特徴と
し、請求項2に記載の発明は、手差しスタート信号がオ
ンとなってから、レジストセンサ信号がオンとなるまで
の時間を計測し、この計測時間と予め設定された時間と
の差を求め、この差に応じてレジストローラの再駆動時
に手差給紙部の給紙コロを同期して一定時間再駆動する
ことを特徴とするものである。請求項3に記載の発明
は、請求項2に記載の発明において、一定時間は給紙可
能な最小用紙の送り出し時間よりも短い時間からなるこ
とを特徴とするものである。請求項4に記載の発明は、
請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、手
差給紙枚数によって手差しスタート信号がオンとなって
から、レジストセンサ信号がオンとなるまでの予め設定
された時間を変更することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に示す実施の形態において、
手差しスタート信号がオンとなると、図2、aに示すよ
うに前記従来のものと同様にして手差テーブル5から送
り出された用紙の先端が、送り設定時間T経過後レジス
トセンサ3に検知されると制御手段に入力され、たるみ
設定時間Xの経過後給紙コロ4が停止し、この間停止し
ているレジストローラ2に送り出された用紙の先端が当
接してたるみを形成して、斜行の矯正が行われる。
手差しスタート信号がオンとなると、図2、aに示すよ
うに前記従来のものと同様にして手差テーブル5から送
り出された用紙の先端が、送り設定時間T経過後レジス
トセンサ3に検知されると制御手段に入力され、たるみ
設定時間Xの経過後給紙コロ4が停止し、この間停止し
ているレジストローラ2に送り出された用紙の先端が当
接してたるみを形成して、斜行の矯正が行われる。
【0008】この実施形態の場合には、給紙線速VをV
i=L2/Tiに置換えて、たるみ設定時間:Xを求
め、この場合のたるみ設定時間:Xiは、Xi=(L1
+Z)/Viで表され、ここでL2は給紙コロ4とレジ
ストセンサ3との距離、TiはL2到達時間を示す。
i=L2/Tiに置換えて、たるみ設定時間:Xを求
め、この場合のたるみ設定時間:Xiは、Xi=(L1
+Z)/Viで表され、ここでL2は給紙コロ4とレジ
ストセンサ3との距離、TiはL2到達時間を示す。
【0009】前記のものにおいて、図2、bは手差しス
タート信号がオンとなって、給紙コロ4が作動を開始し
て用紙が送り出され、この用紙の先端がレジストセンサ
3によって検知されて、信号が制御手段に入力されるま
での計測時間Ti=T1<Tとなって、計測時間Tiが
ΔT1だけ設定時間Tより早くレジストセンサ3に到達
することが予測される場合を示している。そこでこのよ
うな場合には、たるみ設定時間X1は短くセットされ
る。これによって給紙負荷の小さい薄紙が、過搬送され
てZ折れを生じたりするのが防止される。
タート信号がオンとなって、給紙コロ4が作動を開始し
て用紙が送り出され、この用紙の先端がレジストセンサ
3によって検知されて、信号が制御手段に入力されるま
での計測時間Ti=T1<Tとなって、計測時間Tiが
ΔT1だけ設定時間Tより早くレジストセンサ3に到達
することが予測される場合を示している。そこでこのよ
うな場合には、たるみ設定時間X1は短くセットされ
る。これによって給紙負荷の小さい薄紙が、過搬送され
てZ折れを生じたりするのが防止される。
【0010】図2、cは手差しスタート信号がオンとな
って、給紙コロ4が作動を開始して用紙が送り出され、
この用紙の先端がレジストセンサ3によって検知され
て、信号が制御手段に入力されるまでの計測時間Ti=
T2>Tとなって、計測時間TiがΔT2だけ設定時間
Tより遅くレジストセンサ3に到達することが予測され
る場合を示している。そこでこのような場合には、たる
み設定時間X1は長くセットされる。これは給紙負荷が
大きい用紙、例えば封筒、OHP用紙、官製はがき、厚
紙等が給紙される場合であって、レジストローラ2の再
スタート時の用紙の先端のくわえ込み不足によるジャム
の発生を防止するために、レジストローラ2の再スター
ト時に給紙コロ4を微少時間再駆動して、それによる用
紙の後押し効果によって確実な搬送を行うことになる。
この際の微少時間は用紙の先端がレジストローラ2のニ
ップに到達するときに、実際は到達していないために少
なくともその距離をかせぐために必要な時間であり、最
大では手差給紙可能な最小サイズの用紙の長さより短い
ことが必要であり、これより長い場合には他数枚送りと
いう不具合が発生する。
って、給紙コロ4が作動を開始して用紙が送り出され、
この用紙の先端がレジストセンサ3によって検知され
て、信号が制御手段に入力されるまでの計測時間Ti=
T2>Tとなって、計測時間TiがΔT2だけ設定時間
Tより遅くレジストセンサ3に到達することが予測され
る場合を示している。そこでこのような場合には、たる
み設定時間X1は長くセットされる。これは給紙負荷が
大きい用紙、例えば封筒、OHP用紙、官製はがき、厚
紙等が給紙される場合であって、レジストローラ2の再
スタート時の用紙の先端のくわえ込み不足によるジャム
の発生を防止するために、レジストローラ2の再スター
ト時に給紙コロ4を微少時間再駆動して、それによる用
紙の後押し効果によって確実な搬送を行うことになる。
この際の微少時間は用紙の先端がレジストローラ2のニ
ップに到達するときに、実際は到達していないために少
なくともその距離をかせぐために必要な時間であり、最
大では手差給紙可能な最小サイズの用紙の長さより短い
ことが必要であり、これより長い場合には他数枚送りと
いう不具合が発生する。
【0011】図2、dは手差しスタート信号がオンとな
って、給紙コロ4が作動を開始して用紙が送り出され、
この用紙の先端がレジストセンサ3によって検知され
て、信号が制御手段に入力されるまでの計測時間Ti=
T3=Tとなって、計測時間Tiが設定時間Tと等しい
が、[ジャム検出時間]>ΔT3であるため、ジャムを
検出していることを示している。
って、給紙コロ4が作動を開始して用紙が送り出され、
この用紙の先端がレジストセンサ3によって検知され
て、信号が制御手段に入力されるまでの計測時間Ti=
T3=Tとなって、計測時間Tiが設定時間Tと等しい
が、[ジャム検出時間]>ΔT3であるため、ジャムを
検出していることを示している。
【0012】給紙コロ4はゴムで形成されていてその特
性として、経時使用によって紙粉やほこり等によって摩
擦係数が低下して、スリツプの増加や、摩耗による外径
の減少等によって実際の給紙線速度が低下する。そこで
前記の実施形態においては、手差の使用枚数に応じて設
定時間Tを増加させるように設定する。このための実施
例について述べることとすれば、給紙コロ4の回転数を
100rpm、初期の給紙コロ4の径を30mm、給紙コロ4とレ
ジストセンサ3との距離L2を150mm、1万枚通紙後の
径の減少量を0.2mmとしたとき、 給紙線速V(初期)=30×π×100/60≒157.08mm/sec 給紙線速V(経時)=(30−0.2)×π×100/60≒156.0
3mm/sec 設定時間T(初期)=150/157.08≒0.95sec 設定時間T(経時)=150/156.03≒0.96sec となり、10msecの補正をすればよいことになる。そして
設定周期としてはそれほど高頻度とする必要はなく、例
えば他のユニットの交換周期、メンテナンス周期等に同
調させることでよく、また使用枚数のカウントは、例え
ばA3,B4等の大きなサイズの用紙では、2回カウン
トするようにしてもよい。
性として、経時使用によって紙粉やほこり等によって摩
擦係数が低下して、スリツプの増加や、摩耗による外径
の減少等によって実際の給紙線速度が低下する。そこで
前記の実施形態においては、手差の使用枚数に応じて設
定時間Tを増加させるように設定する。このための実施
例について述べることとすれば、給紙コロ4の回転数を
100rpm、初期の給紙コロ4の径を30mm、給紙コロ4とレ
ジストセンサ3との距離L2を150mm、1万枚通紙後の
径の減少量を0.2mmとしたとき、 給紙線速V(初期)=30×π×100/60≒157.08mm/sec 給紙線速V(経時)=(30−0.2)×π×100/60≒156.0
3mm/sec 設定時間T(初期)=150/157.08≒0.95sec 設定時間T(経時)=150/156.03≒0.96sec となり、10msecの補正をすればよいことになる。そして
設定周期としてはそれほど高頻度とする必要はなく、例
えば他のユニットの交換周期、メンテナンス周期等に同
調させることでよく、また使用枚数のカウントは、例え
ばA3,B4等の大きなサイズの用紙では、2回カウン
トするようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1に記載の発明は、手差しスタート信号がオンとなって
から、レジストセンサ信号がオンとなるまでの時間を計
測し、この計測時間と予め設定された時間との差を求
め、この差に応じてレジストセンサ信号がオンしてから
手差給紙部の給紙コロの停止までの時間を調節するの
で、レジストセンサからレジストローラまでの送り量
が、用紙の種類、厚さ、硬さ、又は給紙コロの経時劣化
等に関係なく一定となり、薄紙のように送り過ぎによっ
てZ折れを発生することや、厚紙のように大給紙負荷に
よってスリップを発生し、それに伴って送り量が不足と
なって、先端レジストの不良、レジスト不送りジャム等
を発生することを防止して信頼性の高い給紙作動を実現
することができるという効果がある。請求項2,3に記
載の発明は、手差しスタート信号がオンとなってから、
レジストセンサ信号がオンとなるまでの時間を計測し、
この計測時間と予め設定された時間との差を求め、この
差に応じてレジストローラの再駆動時に手差給紙部の給
紙コロを同期して一定時間再駆動し、一定時間は給紙可
能な最小用紙の送り出し時間よりも短い時間からなるの
で、例えば封筒、OHP用紙、官製はがき、厚紙等の給
紙負荷が大きい用紙のように、レジストローラのニップ
に入りにくい用紙であっても、給紙コロによる用紙の後
押し効果によって確実にレジストローラの再スタートが
行われ、またレジストローラの再スタート時の負荷変動
を抑えて、画像のブレや、ショックジターの発生を防止
することができるという効果がある。請求項4に記載の
発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明にお
いて、手差給紙枚数によって手差しスタート信号がオン
となってから、レジストセンサ信号がオンとなるまでの
予め設定された時間を変更するので、給紙コロの経時劣
化による給紙速度の低下が発生しても、レジストセンサ
までの到達時間遅れを吸収して、不達ジャムの発生を抑
止して給紙精度を向上することができるという効果があ
る。
1に記載の発明は、手差しスタート信号がオンとなって
から、レジストセンサ信号がオンとなるまでの時間を計
測し、この計測時間と予め設定された時間との差を求
め、この差に応じてレジストセンサ信号がオンしてから
手差給紙部の給紙コロの停止までの時間を調節するの
で、レジストセンサからレジストローラまでの送り量
が、用紙の種類、厚さ、硬さ、又は給紙コロの経時劣化
等に関係なく一定となり、薄紙のように送り過ぎによっ
てZ折れを発生することや、厚紙のように大給紙負荷に
よってスリップを発生し、それに伴って送り量が不足と
なって、先端レジストの不良、レジスト不送りジャム等
を発生することを防止して信頼性の高い給紙作動を実現
することができるという効果がある。請求項2,3に記
載の発明は、手差しスタート信号がオンとなってから、
レジストセンサ信号がオンとなるまでの時間を計測し、
この計測時間と予め設定された時間との差を求め、この
差に応じてレジストローラの再駆動時に手差給紙部の給
紙コロを同期して一定時間再駆動し、一定時間は給紙可
能な最小用紙の送り出し時間よりも短い時間からなるの
で、例えば封筒、OHP用紙、官製はがき、厚紙等の給
紙負荷が大きい用紙のように、レジストローラのニップ
に入りにくい用紙であっても、給紙コロによる用紙の後
押し効果によって確実にレジストローラの再スタートが
行われ、またレジストローラの再スタート時の負荷変動
を抑えて、画像のブレや、ショックジターの発生を防止
することができるという効果がある。請求項4に記載の
発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明にお
いて、手差給紙枚数によって手差しスタート信号がオン
となってから、レジストセンサ信号がオンとなるまでの
予め設定された時間を変更するので、給紙コロの経時劣
化による給紙速度の低下が発生しても、レジストセンサ
までの到達時間遅れを吸収して、不達ジャムの発生を抑
止して給紙精度を向上することができるという効果があ
る。
【図1】この発明の実施の形態の1例の概略構成図であ
る。
る。
【図2】同上の作動説明図である。
1 作像部 2 レジストローラ 3 レジストセンサ 4 給紙コロ 5 手差テーブル 6 分離部材
Claims (4)
- 【請求項1】 作像部と、その上流に設けられたレジス
トローラと、その上流に設けられたレジストセンサと、
その上流に設けられた給紙コロと、この給紙コロによっ
て積載している用紙が送り出される手差テーブルとを具
えた画像形成装置において、手差しスタート信号がオン
となってから、レジストセンサ信号がオンとなるまでの
時間を計測し、この計測時間と予め設定された時間との
差を求め、この差に応じてレジストセンサ信号がオンし
てから手差給紙部の給紙コロの停止までの時間を調節す
ることを特徴とする給紙制御方法。 - 【請求項2】 作像部と、その上流に設けられたレジス
トローラと、その上流に設けられたレジストセンサと、
その上流に設けられた給紙コロと、この給紙コロによっ
て積載している用紙が送り出される手差テーブルとを具
えた画像形成装置において、手差しスタート信号がオン
となってから、レジストセンサ信号がオンとなるまでの
時間を計測し、この計測時間と予め設定された時間との
差を求め、この差に応じてレジストローラの再駆動時に
手差給紙部の給紙コロを同期して一定時間再駆動するこ
とを特徴とする給紙制御方法。 - 【請求項3】 一定時間は給紙可能な最小用紙の送り出
し時間よりも短い時間からなることを特徴とする請求項
2に記載の給紙制御方法。 - 【請求項4】 手差給紙枚数によって手差しスタート信
号がオンとなってから、レジストセンサ信号がオンとな
るまでの予め設定された時間を変更することを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載の給紙制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7194539A JPH0943916A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 画像形成装置における給紙制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7194539A JPH0943916A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 画像形成装置における給紙制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0943916A true JPH0943916A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16326223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7194539A Pending JPH0943916A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 画像形成装置における給紙制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0943916A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010030721A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Ricoh Co Ltd | 記録媒体搬送装置及び画像形成装置 |
JP2011248176A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2013040021A (ja) * | 2011-08-17 | 2013-02-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP7194539A patent/JPH0943916A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010030721A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Ricoh Co Ltd | 記録媒体搬送装置及び画像形成装置 |
JP2011248176A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
CN102285541A (zh) * | 2010-05-28 | 2011-12-21 | 株式会社理光 | 图像形成装置及其控制方法 |
JP2013040021A (ja) * | 2011-08-17 | 2013-02-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |