JPH0943735A - 写真プリンタ - Google Patents
写真プリンタInfo
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- JPH0943735A JPH0943735A JP7194923A JP19492395A JPH0943735A JP H0943735 A JPH0943735 A JP H0943735A JP 7194923 A JP7194923 A JP 7194923A JP 19492395 A JP19492395 A JP 19492395A JP H0943735 A JPH0943735 A JP H0943735A
- Authority
- JP
- Japan
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- light
- image
- led
- liquid crystal
- crystal panel
- Prior art date
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- Granted
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D15/00—Apparatus for treating processed material
- G03D15/001—Counting; Classifying; Marking
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2227/00—Photographic printing apparatus
- G03B2227/005—Matrix print; Index print
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶パネルの各画素を透過させる露光光を平
行光とするための光路上のレンズ等を介在の不要とし、
発光素子から発光される光のほとんどを効率良く利用す
る。 【解決手段】 副プリント部22には、インデックスプ
リントの露光用光源として、光の青色成分を射出するB
−LED25、赤色成分を射出するR−LED26、緑
色成分を射出する発光ダイオードG−LED27が設け
られており、これらは光源制御部24により動作制御さ
れる。B−LED25は露光光軸X上に配置されてお
り、B−LED25から射出された光の進行方向下流側
にはダイクロイックミラー28が配置され、R−LED
26から射出される赤色光の光軸、G−LED27から
射出される緑色光の光軸を露光光軸Xに一致させてい
る。
行光とするための光路上のレンズ等を介在の不要とし、
発光素子から発光される光のほとんどを効率良く利用す
る。 【解決手段】 副プリント部22には、インデックスプ
リントの露光用光源として、光の青色成分を射出するB
−LED25、赤色成分を射出するR−LED26、緑
色成分を射出する発光ダイオードG−LED27が設け
られており、これらは光源制御部24により動作制御さ
れる。B−LED25は露光光軸X上に配置されてお
り、B−LED25から射出された光の進行方向下流側
にはダイクロイックミラー28が配置され、R−LED
26から射出される赤色光の光軸、G−LED27から
射出される緑色光の光軸を露光光軸Xに一致させてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像済写真フィル
ムに記録された画像コマを順次焼付位置に位置決めし、
透過画像を印画紙にプリントする写真プリンタに関す
る。
ムに記録された画像コマを順次焼付位置に位置決めし、
透過画像を印画紙にプリントする写真プリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より1本の現像済ネガフィルムにど
のような写真が撮影されているかを簡単に検索できるよ
うに、各コマをマトリックス状に並べて縮小プリントし
たインデックスプリントが知られている。このインデッ
クスプリントは、写真プリンタにおいて、所定のスキャ
ナで読み取られたネガフィルムの各コマの画像データを
所定の画像メモリに記憶し、所定のタイミングで数コマ
分の画像データを画像メモリから読み出して液晶パネル
に表示し、表示された数コマ分の画像を印画紙に露光し
処理することにより作製される。
のような写真が撮影されているかを簡単に検索できるよ
うに、各コマをマトリックス状に並べて縮小プリントし
たインデックスプリントが知られている。このインデッ
クスプリントは、写真プリンタにおいて、所定のスキャ
ナで読み取られたネガフィルムの各コマの画像データを
所定の画像メモリに記憶し、所定のタイミングで数コマ
分の画像データを画像メモリから読み出して液晶パネル
に表示し、表示された数コマ分の画像を印画紙に露光し
処理することにより作製される。
【0003】このような、液晶パネルを用いた画像露光
の光源として、RGB各色に発色するLED光源を適用
することにより、白色光源を色分解するためのフィルタ
が不要となり、装置構成を簡単にでき、かつ、各色バラ
ンス等の条件設定も簡略化することができる。
の光源として、RGB各色に発色するLED光源を適用
することにより、白色光源を色分解するためのフィルタ
が不要となり、装置構成を簡単にでき、かつ、各色バラ
ンス等の条件設定も簡略化することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶パ
ネルの性質上、光源、すなわち、LEDから照射される
光を平行光としなければ、液晶パネルの画素を通過する
ことができないため、通常市販されている樹脂レンズ型
LEDを用いた場合には、その光路上にレンズ等の光学
系を必要とする。また、この樹脂レンズ型LEDは、発
光素子から四方八方に放射される光の一部しか利用でき
ず、効率が悪い。
ネルの性質上、光源、すなわち、LEDから照射される
光を平行光としなければ、液晶パネルの画素を通過する
ことができないため、通常市販されている樹脂レンズ型
LEDを用いた場合には、その光路上にレンズ等の光学
系を必要とする。また、この樹脂レンズ型LEDは、発
光素子から四方八方に放射される光の一部しか利用でき
ず、効率が悪い。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、液晶パネルの
各画素を透過させる露光光を平行光とするための光路上
のレンズ等を介在を不要とし、発光素子から発光される
光のほとんどを効率が良く利用することができる写真プ
リンタを得ることが目的である。
各画素を透過させる露光光を平行光とするための光路上
のレンズ等を介在を不要とし、発光素子から発光される
光のほとんどを効率が良く利用することができる写真プ
リンタを得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、現像済写真フィルムに記録された画像コマを順次焼
付位置に位置決めし、透過画像を印画紙にプリントする
主露光部と、シート上に複数の画像コマに記録された画
像を縦横に配列したインデックスプリントを作製するた
めの副露光部と、を備えた写真プリンタであって、前記
副露光部は、前記順次焼付位置に位置決めされる画像コ
マの画像データを読取り、記憶する記憶手段と、前記記
憶手段に記憶された複数の画像コマの画像データを所定
のフォーマットに編集する編集手段と、透過濃度を所定
の階調で変更可能な画素がマトリクス状に配列された液
晶パネルと、前記編集手段で編集された画像をRGB各
色毎の濃度に分割して、前記液晶パネルへ表示させる表
示制御手段と、前記液晶パネルの各画素を透過し、印画
紙へ透過画像を露光するために用いられ、RGB各色毎
に発色する光源部と、を有している。
は、現像済写真フィルムに記録された画像コマを順次焼
付位置に位置決めし、透過画像を印画紙にプリントする
主露光部と、シート上に複数の画像コマに記録された画
像を縦横に配列したインデックスプリントを作製するた
めの副露光部と、を備えた写真プリンタであって、前記
副露光部は、前記順次焼付位置に位置決めされる画像コ
マの画像データを読取り、記憶する記憶手段と、前記記
憶手段に記憶された複数の画像コマの画像データを所定
のフォーマットに編集する編集手段と、透過濃度を所定
の階調で変更可能な画素がマトリクス状に配列された液
晶パネルと、前記編集手段で編集された画像をRGB各
色毎の濃度に分割して、前記液晶パネルへ表示させる表
示制御手段と、前記液晶パネルの各画素を透過し、印画
紙へ透過画像を露光するために用いられ、RGB各色毎
に発色する光源部と、を有している。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、液晶パネ
ルでは、RGBの各色毎の濃度データに基づいて画像を
表示し、上記3色の濃度データを重ねて露光することに
よって、カラー画像を得る。
ルでは、RGBの各色毎の濃度データに基づいて画像を
表示し、上記3色の濃度データを重ねて露光することに
よって、カラー画像を得る。
【0008】このため、光源を各色毎に発色するように
したため、フィルタ等を光路上に介在させる必要がなく
なる。また、記憶される画像データは、主露光部での露
光時の補正が加味されたものであるため、液晶パネルに
表示される画像は必然的にノーマル画像となり、これに
より、色バランス等の条件設定が不要となる。
したため、フィルタ等を光路上に介在させる必要がなく
なる。また、記憶される画像データは、主露光部での露
光時の補正が加味されたものであるため、液晶パネルに
表示される画像は必然的にノーマル画像となり、これに
より、色バランス等の条件設定が不要となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本実施の
形態を説明する。
形態を説明する。
【0010】図1、図2を用いて本実施の形態のプリン
タプロセッサ10の構成を説明する。外部をケーシング
12により覆われたプリンタプロセッサ10は、本プリ
ント及び副プリントの印画紙への露光を行うプリンタ部
58と、露光された印画紙に対し現像・定着・水洗・乾
燥の各処理を行うプロセッサ部72と、を備えている。
タプロセッサ10の構成を説明する。外部をケーシング
12により覆われたプリンタプロセッサ10は、本プリ
ント及び副プリントの印画紙への露光を行うプリンタ部
58と、露光された印画紙に対し現像・定着・水洗・乾
燥の各処理を行うプロセッサ部72と、を備えている。
【0011】まず、プリンタ部58の構成を説明する。
プリンタプロセッサ10には、図1において左方にケー
シング12から突出する作業テーブル14が設置されて
おり、作業テーブル14の上面には、ネガフィルム16
をセットするネガキャリア18、及びオペレータがコマ
ンドやデータ等を入力するためのキーボード15が配置
されている。
プリンタプロセッサ10には、図1において左方にケー
シング12から突出する作業テーブル14が設置されて
おり、作業テーブル14の上面には、ネガフィルム16
をセットするネガキャリア18、及びオペレータがコマ
ンドやデータ等を入力するためのキーボード15が配置
されている。
【0012】作業テーブル14の下方には主露光用光源
部36が設置されている。主露光用光源部36には光源
38が設置されており、光源38から射出された光は、
色補正フィルタ(以下、Color-Correction Filter :C
Cフィルタと称す)40、拡散筒42を介して、ネガキ
ャリア18にセットされたネガフィルム16へと至る。
CCフィルタ40はC(シアン)、M(マゼンダ)、Y
(イエロー)の3組のフィルタから構成され、各フィル
タはCCフィルタ制御部39による制御の下に作動し、
光源38から射出された光の光軸上を出没可能とされて
いる。
部36が設置されている。主露光用光源部36には光源
38が設置されており、光源38から射出された光は、
色補正フィルタ(以下、Color-Correction Filter :C
Cフィルタと称す)40、拡散筒42を介して、ネガキ
ャリア18にセットされたネガフィルム16へと至る。
CCフィルタ40はC(シアン)、M(マゼンダ)、Y
(イエロー)の3組のフィルタから構成され、各フィル
タはCCフィルタ制御部39による制御の下に作動し、
光源38から射出された光の光軸上を出没可能とされて
いる。
【0013】ネガキャリア18の下流側(図1において
上側)には、アーム44が形成されており、アーム44
内には、主露光用光学系46及びインデックスプリント
等の副プリントの露光を行う副プリント部22が設けら
れている。
上側)には、アーム44が形成されており、アーム44
内には、主露光用光学系46及びインデックスプリント
等の副プリントの露光を行う副プリント部22が設けら
れている。
【0014】主露光用光学系46の最下部には、ハーフ
ミラー43が配置されており、ネガキャリア18にセッ
トされたネガフィルム16を透過した光が到達する。ハ
ーフミラー43を透過する光路の下流側には、露光する
画像の倍率を変更するための露光レンズ48、露光光を
遮断するためのブラックシャッタ50が順に配置されて
いる。ブラックシャッタ50の下流側には、露光光を略
直角方向に反射するミラー51が配置されており、ミラ
ー51により反射された露光光は露光室52にセットさ
れた印画紙54に照射され、これにより印画紙54の露
光が行われる。
ミラー43が配置されており、ネガキャリア18にセッ
トされたネガフィルム16を透過した光が到達する。ハ
ーフミラー43を透過する光路の下流側には、露光する
画像の倍率を変更するための露光レンズ48、露光光を
遮断するためのブラックシャッタ50が順に配置されて
いる。ブラックシャッタ50の下流側には、露光光を略
直角方向に反射するミラー51が配置されており、ミラ
ー51により反射された露光光は露光室52にセットさ
れた印画紙54に照射され、これにより印画紙54の露
光が行われる。
【0015】一方、ハーフミラー43で反射する光路の
下流側には、測光用の画像の倍率を変更するための測光
用レンズ45が配置されており、測光用レンズ45の下
流側には、ハーフミラー47が配置されている。ハーフ
ミラー47により光が反射される方向には、イメージセ
ンサ等で構成されたスキャナ108が配置されており、
スキャナ108にはスキャナ108で読み取ったネガフ
ィルム16の各コマの画像データに対し所定の画像処理
を行う画像信号処理部102が接続されている。
下流側には、測光用の画像の倍率を変更するための測光
用レンズ45が配置されており、測光用レンズ45の下
流側には、ハーフミラー47が配置されている。ハーフ
ミラー47により光が反射される方向には、イメージセ
ンサ等で構成されたスキャナ108が配置されており、
スキャナ108にはスキャナ108で読み取ったネガフ
ィルム16の各コマの画像データに対し所定の画像処理
を行う画像信号処理部102が接続されている。
【0016】画像信号処理部102には画像表示装置と
してのシミュレータ104が接続されており、シミュレ
ータ104には、ネガフィルム16の各コマの画像につ
いて、設定された条件に基づいて作製された場合のプリ
ントのシミュレーション画像が表示される。
してのシミュレータ104が接続されており、シミュレ
ータ104には、ネガフィルム16の各コマの画像につ
いて、設定された条件に基づいて作製された場合のプリ
ントのシミュレーション画像が表示される。
【0017】また、画像信号処理部102には、画像デ
ータを記憶するための画像メモリ106が接続されてお
り、画像信号処理部102はスキャナ108で読み取っ
たネガフィルム16の各コマの画像データを画像メモリ
106に記憶する。
ータを記憶するための画像メモリ106が接続されてお
り、画像信号処理部102はスキャナ108で読み取っ
たネガフィルム16の各コマの画像データを画像メモリ
106に記憶する。
【0018】ハーフミラー47を透過する光路の下流側
には、ネガフィルム16の各コマの画像濃度を測定する
ためのネガ濃度測定部56が設けられており、ネガ濃度
測定部56にはイメージセンサ等で構成されたスキャナ
56Bと、スキャナ56Bで読み取ったネガフィルム1
6の各コマの画像濃度を測定するネガ濃度測定器56A
と、が設置されている。
には、ネガフィルム16の各コマの画像濃度を測定する
ためのネガ濃度測定部56が設けられており、ネガ濃度
測定部56にはイメージセンサ等で構成されたスキャナ
56Bと、スキャナ56Bで読み取ったネガフィルム1
6の各コマの画像濃度を測定するネガ濃度測定器56A
と、が設置されている。
【0019】副プリント部22には、インデックスプリ
ントの露光用光源として、光の青色成分を射出する発光
ダイオード(以下、B−LEDと称す)25、赤色成分
を射出する発光ダイオード(以下、R−LEDと称す)
26、及び緑色成分を射出する発光ダイオード(以下、
G−LEDと称す)27が設けられており、これらは光
源制御部24により動作制御されている。B−LED2
5は露光光軸X上に配置されており、B−LED25か
ら射出された光の進行方向下流側には、ダイクロイック
ミラー28が配置され、R−LED26から射出される
赤色光の光軸、及びG−LED27から射出される緑色
光の光軸を露光光軸Xに一致させている。
ントの露光用光源として、光の青色成分を射出する発光
ダイオード(以下、B−LEDと称す)25、赤色成分
を射出する発光ダイオード(以下、R−LEDと称す)
26、及び緑色成分を射出する発光ダイオード(以下、
G−LEDと称す)27が設けられており、これらは光
源制御部24により動作制御されている。B−LED2
5は露光光軸X上に配置されており、B−LED25か
ら射出された光の進行方向下流側には、ダイクロイック
ミラー28が配置され、R−LED26から射出される
赤色光の光軸、及びG−LED27から射出される緑色
光の光軸を露光光軸Xに一致させている。
【0020】ここで、本実施の形態で適用される各LE
D25、26、27は、高輝度反射型LEDであり、そ
の構造は、一般に見られる樹脂型LEDとは異なる構造
となっている。
D25、26、27は、高輝度反射型LEDであり、そ
の構造は、一般に見られる樹脂型LEDとは異なる構造
となっている。
【0021】すなわち、樹脂型LEDが、砲弾又は矩形
ブロック状に成形された樹脂レンズの底部に発光素子が
埋設され、レンズから放射されるのに対し、高輝度反射
型LEDは、矩形ブロック状の発光素子の発光面が放射
面に対して背向きとされ、発光面との対向側には、放物
面状の鏡面を有している。発光面は鏡面の焦点位置に配
置されており、この結果、発光面から発光された光は鏡
面で反射されることによって、平行光とされ、放射面か
ら放射される構造となっている。
ブロック状に成形された樹脂レンズの底部に発光素子が
埋設され、レンズから放射されるのに対し、高輝度反射
型LEDは、矩形ブロック状の発光素子の発光面が放射
面に対して背向きとされ、発光面との対向側には、放物
面状の鏡面を有している。発光面は鏡面の焦点位置に配
置されており、この結果、発光面から発光された光は鏡
面で反射されることによって、平行光とされ、放射面か
ら放射される構造となっている。
【0022】このため、発光面から発光される光のほと
んどを露光光として有効利用することが可能となる。
んどを露光光として有効利用することが可能となる。
【0023】ダイクロイックミラー28よりも光の進行
方向下流側には、光路の末端(画像に影響しない位置)
にミラー30が配置されており、ミラー30による光の
反射方向には、光源から射出された光の光量を測定する
ための光源光量センサ29が配置されている。
方向下流側には、光路の末端(画像に影響しない位置)
にミラー30が配置されており、ミラー30による光の
反射方向には、光源から射出された光の光量を測定する
ための光源光量センサ29が配置されている。
【0024】ミラー30の配置位置よりも下流側には、
液晶パネル31が露光光軸Xに対し垂直な面上に配置さ
れている。液晶パネル31の画像表示面31A(図6
(A)参照)には、電気的な手段によって白色、黒色及
びそれらの中間色を表示可能な多数の画素が規則的に配
列されており、更に、液晶パネル31は256段階の階
調を表現することが可能である。液晶パネル31には、
液晶パネル31を駆動する液晶パネルドライバ32が接
続されており、液晶パネルドライバ32には、副プリン
ト部22における各種処理状況を監視・制御する副制御
部23が接続されている。副制御部23は、図示しない
CPU、RAM、ROM、入出力コントローラ等により
構成されており、入出力コントローラを介して前述した
画像メモリ106に接続されている。
液晶パネル31が露光光軸Xに対し垂直な面上に配置さ
れている。液晶パネル31の画像表示面31A(図6
(A)参照)には、電気的な手段によって白色、黒色及
びそれらの中間色を表示可能な多数の画素が規則的に配
列されており、更に、液晶パネル31は256段階の階
調を表現することが可能である。液晶パネル31には、
液晶パネル31を駆動する液晶パネルドライバ32が接
続されており、液晶パネルドライバ32には、副プリン
ト部22における各種処理状況を監視・制御する副制御
部23が接続されている。副制御部23は、図示しない
CPU、RAM、ROM、入出力コントローラ等により
構成されており、入出力コントローラを介して前述した
画像メモリ106に接続されている。
【0025】副制御部23は、画像メモリ106に記憶
されたネガフィルム16の各コマの画像データを読み出
し、所定の規則に従ってコマ画像を配置した一件のイン
デックス画像データを形成し、形成した一件のインデッ
クス画像データのうちの所定の数コマ分、一例として5
コマ分(1列分)の画像データに対応する画像を液晶パ
ネルドライバ32によって液晶パネル31に表示させ
る。また、上記1列分の画像データのうちR色、G色、
B色の各々の色成分のみの画像データに対応する画像を
液晶パネル31に表示させることもできる。
されたネガフィルム16の各コマの画像データを読み出
し、所定の規則に従ってコマ画像を配置した一件のイン
デックス画像データを形成し、形成した一件のインデッ
クス画像データのうちの所定の数コマ分、一例として5
コマ分(1列分)の画像データに対応する画像を液晶パ
ネルドライバ32によって液晶パネル31に表示させ
る。また、上記1列分の画像データのうちR色、G色、
B色の各々の色成分のみの画像データに対応する画像を
液晶パネル31に表示させることもできる。
【0026】液晶パネル31の配置位置よりも下流側に
は、光路の末端(画像に影響しない位置)にミラー34
が配置されており、ミラー34による光の反射方向に
は、液晶パネル31を透過した光の光量を測定するため
の透過光量センサ33が配置されている。
は、光路の末端(画像に影響しない位置)にミラー34
が配置されており、ミラー34による光の反射方向に
は、液晶パネル31を透過した光の光量を測定するため
の透過光量センサ33が配置されている。
【0027】ミラー34の配置位置よりも下流側には、
露光する副プリントの画像の倍率を変更するための露光
レンズ35が配置されており、露光レンズ35によって
液晶パネル31に表示され露光光によって投影されたイ
ンデックスプリントの画像が印画紙54上に所定の倍率
で結像される。
露光する副プリントの画像の倍率を変更するための露光
レンズ35が配置されており、露光レンズ35によって
液晶パネル31に表示され露光光によって投影されたイ
ンデックスプリントの画像が印画紙54上に所定の倍率
で結像される。
【0028】また、副制御部23には、さらに上述した
光源制御部24、光源光量センサ29及び透過光量セン
サ33が接続されており、副制御部23は、光源光量セ
ンサ29により測定されたR、G、B各色の光量値に基
づいて適性な光量の補正量を算出し、B−LED25、
R−LED26、G−LED27から射出される光の光
量を光源制御部24によって補正させる。同様に、副制
御部23は、透過光量センサ33により測定された透過
光量値に基づき、適性な透過光量となるように液晶パネ
ルドライバ32を制御して液晶パネル31に表示する画
像の濃度を調整する。
光源制御部24、光源光量センサ29及び透過光量セン
サ33が接続されており、副制御部23は、光源光量セ
ンサ29により測定されたR、G、B各色の光量値に基
づいて適性な光量の補正量を算出し、B−LED25、
R−LED26、G−LED27から射出される光の光
量を光源制御部24によって補正させる。同様に、副制
御部23は、透過光量センサ33により測定された透過
光量値に基づき、適性な透過光量となるように液晶パネ
ルドライバ32を制御して液晶パネル31に表示する画
像の濃度を調整する。
【0029】このような副制御部23と同様に、プリン
タプロセッサ10全体の制御・監視を行う主制御部20
が、露光室52の下方に設置されている。この主制御部
20は図示しないCPU、RAM、ROM、入出力コン
トローラ等により構成されている。主制御部20には、
上述したCCフィルタ制御部39、ネガ濃度測定器56
A、画像信号処理部102及び副制御部23が接続され
ており、これらの各構成機器の動作を監視・制御してい
る。
タプロセッサ10全体の制御・監視を行う主制御部20
が、露光室52の下方に設置されている。この主制御部
20は図示しないCPU、RAM、ROM、入出力コン
トローラ等により構成されている。主制御部20には、
上述したCCフィルタ制御部39、ネガ濃度測定器56
A、画像信号処理部102及び副制御部23が接続され
ており、これらの各構成機器の動作を監視・制御してい
る。
【0030】アーム44上方右側面とケーシング12の
上面との角部には、装着部60が設けられており、装着
部60には、印画紙54をリール62に層状に巻き取っ
て収容するペーパマガジン64が装着されるようになっ
ている。
上面との角部には、装着部60が設けられており、装着
部60には、印画紙54をリール62に層状に巻き取っ
て収容するペーパマガジン64が装着されるようになっ
ている。
【0031】装着部60近傍にはローラ対66が配置さ
れており、印画紙54を挟持して水平状態で露光室52
へ搬送する。印画紙54はアーム44の手前でローラ6
7に巻掛られ、90度方向転換されて垂下される。な
お、ローラ66とローラ67との間には印画紙を略U字
状に案内してストックしておく第1のストック部69が
設けられている。
れており、印画紙54を挟持して水平状態で露光室52
へ搬送する。印画紙54はアーム44の手前でローラ6
7に巻掛られ、90度方向転換されて垂下される。な
お、ローラ66とローラ67との間には印画紙を略U字
状に案内してストックしておく第1のストック部69が
設けられている。
【0032】露光室52の露光部下方にはローラ68
A、68B、68Cが配置され、露光室52においてネ
ガフィルム16の画像が焼付けられた印画紙54が、ロ
ーラ68A、68B、68Cの各々により略90度ずつ
方向転換され、後述するプロセッサ部72へ搬送され
る。
A、68B、68Cが配置され、露光室52においてネ
ガフィルム16の画像が焼付けられた印画紙54が、ロ
ーラ68A、68B、68Cの各々により略90度ずつ
方向転換され、後述するプロセッサ部72へ搬送され
る。
【0033】なお、ローラ68Aの下流側には、カッタ
71が配置されており、このカッタ71は、露光処理が
終了した印画紙54の後端を切断する。カッタ71で切
断され露光室52内に残った印画紙54は再度ペーパマ
ガジン64へ巻き戻すことができる。また、ローラ68
Aとローラ68Bとの間には焼付処理された印画紙54
を略U字状に案内してストックしておく第2のストック
部73が設けられている。第2のストック部73では、
印画紙54をストックすることにより、プリンタ部58
とプロセッサ部72との処理時間の差を吸収する。
71が配置されており、このカッタ71は、露光処理が
終了した印画紙54の後端を切断する。カッタ71で切
断され露光室52内に残った印画紙54は再度ペーパマ
ガジン64へ巻き戻すことができる。また、ローラ68
Aとローラ68Bとの間には焼付処理された印画紙54
を略U字状に案内してストックしておく第2のストック
部73が設けられている。第2のストック部73では、
印画紙54をストックすることにより、プリンタ部58
とプロセッサ部72との処理時間の差を吸収する。
【0034】次に、プロセッサ部72の構成を説明す
る。プロセッサ部72には、発色現像処理液が貯留され
た発色現像処理槽74、漂白定着処理液が貯留された漂
白定着処理槽76、及び水洗処理液が貯留された複数の
リンス処理槽78が設けられており、印画紙54が発色
現像処理槽74、漂白定着処理槽76、及び複数のリン
ス処理槽78を順に搬送されることにより、現像・定着
・水洗処理が順次行われる。水洗処理された印画紙54
はリンス処理槽78に隣接する乾燥部80へ搬送され、
乾燥部80では、印画紙54をローラに巻付け高温の空
気にさらして乾燥させる。
る。プロセッサ部72には、発色現像処理液が貯留され
た発色現像処理槽74、漂白定着処理液が貯留された漂
白定着処理槽76、及び水洗処理液が貯留された複数の
リンス処理槽78が設けられており、印画紙54が発色
現像処理槽74、漂白定着処理槽76、及び複数のリン
ス処理槽78を順に搬送されることにより、現像・定着
・水洗処理が順次行われる。水洗処理された印画紙54
はリンス処理槽78に隣接する乾燥部80へ搬送され、
乾燥部80では、印画紙54をローラに巻付け高温の空
気にさらして乾燥させる。
【0035】印画紙54は、図示しない一対のローラに
挟持され、乾燥処理終了後に乾燥部80から一定速度で
排出される。乾燥部80の下流側にはカッタ部84が設
けられており、カッタ部84には、印画紙54に付与さ
れたカットマークを検知するカットマークセンサ86
と、印画紙54の濃度を測定するためのペーパー濃度測
定部90と、印画紙54を切断するカッタ88と、が設
置されている。これらカットマークセンサ86、ペーパ
ー濃度測定部90、カッタ88はそれぞれ主制御部20
に接続されている。カッタ部84では、印画紙54がカ
ッタ88によって画像コマ毎にカットされ、写真プリン
トが完成する。
挟持され、乾燥処理終了後に乾燥部80から一定速度で
排出される。乾燥部80の下流側にはカッタ部84が設
けられており、カッタ部84には、印画紙54に付与さ
れたカットマークを検知するカットマークセンサ86
と、印画紙54の濃度を測定するためのペーパー濃度測
定部90と、印画紙54を切断するカッタ88と、が設
置されている。これらカットマークセンサ86、ペーパ
ー濃度測定部90、カッタ88はそれぞれ主制御部20
に接続されている。カッタ部84では、印画紙54がカ
ッタ88によって画像コマ毎にカットされ、写真プリン
トが完成する。
【0036】完成した写真プリントは、ソータ部92へ
排出され、ソータ部92において仕分けられると共に所
定の検定作業が行われる。この検定作業によって、所謂
ピンボケ等の不良プリントが抜き取られた後、正常な写
真プリントはネガフィルムと共に顧客へと返却される。
排出され、ソータ部92において仕分けられると共に所
定の検定作業が行われる。この検定作業によって、所謂
ピンボケ等の不良プリントが抜き取られた後、正常な写
真プリントはネガフィルムと共に顧客へと返却される。
【0037】次に、本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、プリンタプロセッサ10のプリンタ部58における
本プリントの露光処理を説明する。ブラックシャッタ5
0を閉じた状態で、プリントすべき画像を記録したネガ
フィルム16をネガキャリア18にセットし光源38を
点灯し、ネガフィルム16を透過した光により結像され
るネガフィルム16の画像の濃度をネガ濃度測定部56
により測定する。測定されたネガフィルム16の画像の
濃度に基づいて、主制御部20により適正な露光条件
(例えば、フィルタ部40の各フィルタの挿入量等)が
設定される。次に、ブラックシャッタ50が開かれ、ネ
ガフィルム16の画像が、前記設定された露光条件に基
づいて印画紙54に露光される。
ず、プリンタプロセッサ10のプリンタ部58における
本プリントの露光処理を説明する。ブラックシャッタ5
0を閉じた状態で、プリントすべき画像を記録したネガ
フィルム16をネガキャリア18にセットし光源38を
点灯し、ネガフィルム16を透過した光により結像され
るネガフィルム16の画像の濃度をネガ濃度測定部56
により測定する。測定されたネガフィルム16の画像の
濃度に基づいて、主制御部20により適正な露光条件
(例えば、フィルタ部40の各フィルタの挿入量等)が
設定される。次に、ブラックシャッタ50が開かれ、ネ
ガフィルム16の画像が、前記設定された露光条件に基
づいて印画紙54に露光される。
【0038】次に、プリンタ部58における副プリント
の露光処理として、副プリント部22において本プリン
トと同様のコマ画像を露光する場合について説明する。
プリントすべき画像を記録したネガフィルム16をネガ
キャリア18にセットして光源38を点灯し、ネガフィ
ルム16を透過した光により結像されるネガフィルム1
6の画像をスキャナ108で読み取り、読み取った画像
データを画像信号処理部102によって画像メモリ10
6に記憶する。副制御部23により、画像メモリ106
から画像データを読み出し、該画像データの青色成分
(以下、青色画像と称す)が印画紙54に結像されるよ
うに、青色画像に対応する画像を液晶パネル31に表示
し、B−LED25を上記設定された露光条件に応じた
時間だけ点灯する。これにより、画像データの青色画像
を印画紙54に露光する。以後同様にして、画像データ
の赤色成分(赤色画像)、緑色成分(緑色画像)につい
ても、液晶パネル31に表示し、それぞれR−LED2
6、G−LED27を点灯して、画像データの赤色画
像、緑色画像を印画紙54に露光する。これにより、プ
リントすべき画像が印画紙54に露光される。
の露光処理として、副プリント部22において本プリン
トと同様のコマ画像を露光する場合について説明する。
プリントすべき画像を記録したネガフィルム16をネガ
キャリア18にセットして光源38を点灯し、ネガフィ
ルム16を透過した光により結像されるネガフィルム1
6の画像をスキャナ108で読み取り、読み取った画像
データを画像信号処理部102によって画像メモリ10
6に記憶する。副制御部23により、画像メモリ106
から画像データを読み出し、該画像データの青色成分
(以下、青色画像と称す)が印画紙54に結像されるよ
うに、青色画像に対応する画像を液晶パネル31に表示
し、B−LED25を上記設定された露光条件に応じた
時間だけ点灯する。これにより、画像データの青色画像
を印画紙54に露光する。以後同様にして、画像データ
の赤色成分(赤色画像)、緑色成分(緑色画像)につい
ても、液晶パネル31に表示し、それぞれR−LED2
6、G−LED27を点灯して、画像データの赤色画
像、緑色画像を印画紙54に露光する。これにより、プ
リントすべき画像が印画紙54に露光される。
【0039】次に、プロセッサ部72における処理を説
明する。上記のようにして、プリントすべき画像が印画
紙54に露光された後、印画紙54はプロセッサ部72
の発色現像処理槽74、漂白定着処理槽76、及び複数
のリンス処理槽78を順に搬送されることにより、印画
紙54に対して現像・定着・水洗処理が順次行われる。
水洗処理された印画紙54は乾燥部80へ搬送され、高
温の空気により乾燥処理される。乾燥処理された印画紙
54は、カッタ部84へ搬送され、カッタ88によって
画像コマ毎にカットされ、写真プリントとなる。そし
て、写真プリントは、ソータ部90へ排出され、ソータ
部90において仕分けられる。
明する。上記のようにして、プリントすべき画像が印画
紙54に露光された後、印画紙54はプロセッサ部72
の発色現像処理槽74、漂白定着処理槽76、及び複数
のリンス処理槽78を順に搬送されることにより、印画
紙54に対して現像・定着・水洗処理が順次行われる。
水洗処理された印画紙54は乾燥部80へ搬送され、高
温の空気により乾燥処理される。乾燥処理された印画紙
54は、カッタ部84へ搬送され、カッタ88によって
画像コマ毎にカットされ、写真プリントとなる。そし
て、写真プリントは、ソータ部90へ排出され、ソータ
部90において仕分けられる。
【0040】ここで、本実施の形態に適用される副プリ
ント部22用のLEDは、高輝度反射型LEDであり、
放射される光自体が平行光であるため、拡散光で放射さ
れる樹脂レンズ型LEDを用いたときのように光路上に
レンズを配置する必要がなく、装置構成を簡略化するこ
とができる。
ント部22用のLEDは、高輝度反射型LEDであり、
放射される光自体が平行光であるため、拡散光で放射さ
れる樹脂レンズ型LEDを用いたときのように光路上に
レンズを配置する必要がなく、装置構成を簡略化するこ
とができる。
【0041】また、発光素子から発光される光のほとん
どを鏡面で反射させ、放射するため、効率よく光量を得
ることができる。
どを鏡面で反射させ、放射するため、効率よく光量を得
ることができる。
【0042】上記のように露光光として平行光を利用す
るための構成としては、以下の態様をとることができ
る。
るための構成としては、以下の態様をとることができ
る。
【0043】前記光源が放物面状の鏡面で反射される光
の中心から所定の領域内の光を露光光として利用するこ
とを特徴とする。
の中心から所定の領域内の光を露光光として利用するこ
とを特徴とする。
【0044】すなわち、電極によって不均一となる周囲
をさらに遮蔽し、中心回りに均一となるように発光領域
を制限することにより、均一な光量の光を露光光として
利用することができる。
をさらに遮蔽し、中心回りに均一となるように発光領域
を制限することにより、均一な光量の光を露光光として
利用することができる。
【0045】なお、本出願と同じ出願人等は、特願平7
−180297号にて、改良されたLED光源を提供し
た。この改良されたLED光源を本発明における液晶パ
ネルの背光として用いれば、より好適な例となるので、
ここに改良されたLED光源について簡単に説明する。
−180297号にて、改良されたLED光源を提供し
た。この改良されたLED光源を本発明における液晶パ
ネルの背光として用いれば、より好適な例となるので、
ここに改良されたLED光源について簡単に説明する。
【0046】R−LED26とG−LED27は、発光
素子を通電するための一対の電極が発光面とその反対側
の面の中心にあり、発光面から発光される光は、中心回
りに均等な光量で放射されるようになっているため、そ
の光のほとんどを露光光として利用している。
素子を通電するための一対の電極が発光面とその反対側
の面の中心にあり、発光面から発光される光は、中心回
りに均等な光量で放射されるようになっているため、そ
の光のほとんどを露光光として利用している。
【0047】一方、B−LED25は、電極の形状は上
記R−LED26とG−LED27とは若干異なり、発
光面側に一対の電極が存在し、かつ発光面に対する前記
電極の占める割合も多く、発光面形状を中止回りで不均
一としている。
記R−LED26とG−LED27とは若干異なり、発
光面側に一対の電極が存在し、かつ発光面に対する前記
電極の占める割合も多く、発光面形状を中止回りで不均
一としている。
【0048】従って、このまま放射される全ての光を露
光光として利用すると、光量むらを起こす原因となり、
露光光としては不適当となる(図3(A)参照)。そこ
で、本実施の形態では、B−LED25の発光素子を、
鏡面の焦点位置からずらし(発光素子を鏡面方向へ接近
させ)、放射される光の領域を拡大させるようにしてい
る。この結果、光の周囲は拡散光となるが、中心から所
定の領域は依然として平行光を維持する(図3(B)参
照)。この平行光を維持する領域のみを露光光として利
用することによって、前記電極による光量の不均一部分
を排除している。
光光として利用すると、光量むらを起こす原因となり、
露光光としては不適当となる(図3(A)参照)。そこ
で、本実施の形態では、B−LED25の発光素子を、
鏡面の焦点位置からずらし(発光素子を鏡面方向へ接近
させ)、放射される光の領域を拡大させるようにしてい
る。この結果、光の周囲は拡散光となるが、中心から所
定の領域は依然として平行光を維持する(図3(B)参
照)。この平行光を維持する領域のみを露光光として利
用することによって、前記電極による光量の不均一部分
を排除している。
【0049】なお、B−LED25の発光素子を鏡面の
焦点位置からずらす構造としては、発光素子と、この発
光素子を固定するリードフレーム(電極へ通電するため
の電線)との間にダミーのブロック材を介在させるよう
にしてもよいし、設計当初から発光素子の形状を変更す
るようにしてもよい。
焦点位置からずらす構造としては、発光素子と、この発
光素子を固定するリードフレーム(電極へ通電するため
の電線)との間にダミーのブロック材を介在させるよう
にしてもよいし、設計当初から発光素子の形状を変更す
るようにしてもよい。
【0050】さらに、R−LED26及びG−LED2
7に関しては、放射される平行光領域が中心回りに均一
であるため、光量むらは生じない。
7に関しては、放射される平行光領域が中心回りに均一
であるため、光量むらは生じない。
【0051】一方、B−LED25は、発光素子が前記
R−LED26及びG−LED27とは若干異なる構造
となっているため(一対の電極が発光面側に存在するた
め)、このままでは、放射される光の領域が中心回りで
不均一となる。そこで、B−LED25の発光素子を鏡
面の焦点位置からずらし、放射される光を拡散させるよ
うにしている。このようにした場合、放射される光の周
囲は拡散光となるが、中心回りの所定の領域は依然とし
て平行光を維持する。この平行光として維持される領域
を露光光として利用することによって(図3(B)参
照)、電極による発光面形状の不均一に起因する光量む
らを防止することができる。
R−LED26及びG−LED27とは若干異なる構造
となっているため(一対の電極が発光面側に存在するた
め)、このままでは、放射される光の領域が中心回りで
不均一となる。そこで、B−LED25の発光素子を鏡
面の焦点位置からずらし、放射される光を拡散させるよ
うにしている。このようにした場合、放射される光の周
囲は拡散光となるが、中心回りの所定の領域は依然とし
て平行光を維持する。この平行光として維持される領域
を露光光として利用することによって(図3(B)参
照)、電極による発光面形状の不均一に起因する光量む
らを防止することができる。
【0052】図3(C)はその原理を示す図であり、発
光素子が焦点位置(実線位置)にある場合には鏡面で反
射する光は全て平行光となるが、焦点位置からずれた位
置(鎖線参照)にある場合には、中央部は平行光が維持
されるが、外側にいくに従い拡散光となっている。本実
施の形態では、この平行光に維持される中央部(図3
(B)の鎖線円参照)を露光光として利用している。
光素子が焦点位置(実線位置)にある場合には鏡面で反
射する光は全て平行光となるが、焦点位置からずれた位
置(鎖線参照)にある場合には、中央部は平行光が維持
されるが、外側にいくに従い拡散光となっている。本実
施の形態では、この平行光に維持される中央部(図3
(B)の鎖線円参照)を露光光として利用している。
【0053】なお、本実施の形態では、発光素子の位置
を反射鏡の焦点位置から移動させることで、発光面形状
の不均一による光量むらの防止を図ったが、電極を持つ
本来の発光面を反射鏡に対して背向きにし、本来発光面
の反対側の面からの発光光を反射鏡で反射させるように
してもよい。また、本来の発光面の電極を含む周囲を遮
蔽し、中心から所定の半径の円孔をもうけたマスクを貼
付けてもよい。さらに、電極自体を発光面の中心回りに
均等に設けたり、発光面を透明拡散樹脂で覆い、発光す
る光を拡散させるようにしてもよい。
を反射鏡の焦点位置から移動させることで、発光面形状
の不均一による光量むらの防止を図ったが、電極を持つ
本来の発光面を反射鏡に対して背向きにし、本来発光面
の反対側の面からの発光光を反射鏡で反射させるように
してもよい。また、本来の発光面の電極を含む周囲を遮
蔽し、中心から所定の半径の円孔をもうけたマスクを貼
付けてもよい。さらに、電極自体を発光面の中心回りに
均等に設けたり、発光面を透明拡散樹脂で覆い、発光す
る光を拡散させるようにしてもよい。
【0054】このように、放射される光所定の領域内の
光のみが平行光となるように鏡面と発光素子との相対位
置を決めている。放射される光の全てを平行光とする場
合、発光面を放物面状の鏡面の焦点位置にする必要があ
る。しかし、焦点位置にすると、発光面形状が電極によ
って像影の周囲の一部が欠けて発光中心回りに不均一と
なっているため、放射される光源そのものの像影も中心
回りに不均一となる。
光のみが平行光となるように鏡面と発光素子との相対位
置を決めている。放射される光の全てを平行光とする場
合、発光面を放物面状の鏡面の焦点位置にする必要があ
る。しかし、焦点位置にすると、発光面形状が電極によ
って像影の周囲の一部が欠けて発光中心回りに不均一と
なっているため、放射される光源そのものの像影も中心
回りに不均一となる。
【0055】そこで、鏡面と発光素子との相対位置をず
らすことにより、像影を拡大する。この結果、平行光と
なる領域が狭まるが、中心回りに均一となり、露光光と
しての光量むらを防止することができる。
らすことにより、像影を拡大する。この結果、平行光と
なる領域が狭まるが、中心回りに均一となり、露光光と
しての光量むらを防止することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る写真プリ
ンタは、液晶パネルの各画素を透過させる露光光を平行
光とするための光路上のレンズ等の介在を不要とし、発
光素子から発光される光のほとんどを効率が良く利用す
ることができるという優れた効果を有する。
ンタは、液晶パネルの各画素を透過させる露光光を平行
光とするための光路上のレンズ等の介在を不要とし、発
光素子から発光される光のほとんどを効率が良く利用す
ることができるという優れた効果を有する。
【図1】本実施例のプリンタプロセッサの概略構成図で
ある。
ある。
【図2】プリンタプロセッサにおけるプリンタ部の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】(A)は発光素子が焦点位置にあるときの投影
像、(B)は発光素子が焦点位置からずれているときの
投影像、(C)は鏡面で反射される光の特性を示す原理
図である。
像、(B)は発光素子が焦点位置からずれているときの
投影像、(C)は鏡面で反射される光の特性を示す原理
図である。
10 プリンタプロセッサ 20 主制御部 22 副プリント部 23 副制御部 31 液晶パネル 32 液晶パネルドライバ
Claims (1)
- 【請求項1】 現像済写真フィルムに記録された画像コ
マを順次焼付位置に位置決めし、透過画像を印画紙にプ
リントする主露光部と、シート上に複数の画像コマに記
録された画像を縦横に配列したインデックスプリントを
作製するための副露光部と、を備えた写真プリンタであ
って、 前記副露光部は、 前記順次焼付位置に位置決めされる画像コマの画像デー
タを読取り、記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された複数の画像コマの画像データ
を所定のフォーマットに編集する編集手段と、 透過濃度を所定の階調で変更可能な画素がマトリクス状
に配列された液晶パネルと、 前記編集手段で編集された画像をRGB各色毎の濃度に
分割して、前記液晶パネルへ表示させる表示制御手段
と、 前記液晶パネルの各画素を透過し、印画紙へ透過画像を
露光するために用いられ、RGB各色毎に発色する光源
部と、 を有する写真プリンタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19492395A JP3455334B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 写真プリンタ |
US08/664,621 US5729327A (en) | 1995-07-31 | 1996-06-18 | Photographic printer for forming index prints |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19492395A JP3455334B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 写真プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0943735A true JPH0943735A (ja) | 1997-02-14 |
JP3455334B2 JP3455334B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=16332600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19492395A Expired - Fee Related JP3455334B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 写真プリンタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5729327A (ja) |
JP (1) | JP3455334B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0990528A (ja) * | 1995-07-17 | 1997-04-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真プリンタの条件設定方法 |
JP3705869B2 (ja) * | 1996-09-06 | 2005-10-12 | 富士写真フイルム株式会社 | デジタル画像形成装置 |
JP3645384B2 (ja) * | 1996-12-26 | 2005-05-11 | 富士写真フイルム株式会社 | 複写装置及び複写条件決定方法 |
JP4033550B2 (ja) | 1998-05-20 | 2008-01-16 | 株式会社キーエンス | 光学装置、光電スイッチ、ファイバ型光電スイッチおよび色識別センサ |
JP4507392B2 (ja) * | 2000-11-15 | 2010-07-21 | 株式会社ニコン | 電子カメラ |
FR2897167B1 (fr) * | 2006-02-08 | 2008-08-08 | Kis Soc Par Actions Simplifiee | Dispositif et procede d'eclairage pour exposer un support d'enregistrement photosensible, et installation poour le tirage automatique de photographies mettant en oeuvre un tel dispositif |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2634410B2 (ja) * | 1987-07-03 | 1997-07-23 | 富士写真フイルム株式会社 | 帯状プリント写真 |
JPH087383B2 (ja) * | 1987-10-07 | 1996-01-29 | 富士写真フイルム株式会社 | インデックス写真焼付方法 |
DE3850925T2 (de) * | 1987-09-24 | 1994-12-01 | Fuji Photo Film Co Ltd | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung photographischer Abzüge. |
US5274422A (en) * | 1991-07-12 | 1993-12-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Print processing method |
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JP2906902B2 (ja) * | 1993-03-10 | 1999-06-21 | ノーリツ鋼機株式会社 | 画像焼付方法及び装置 |
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