JPH0943054A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH0943054A JPH0943054A JP19156595A JP19156595A JPH0943054A JP H0943054 A JPH0943054 A JP H0943054A JP 19156595 A JP19156595 A JP 19156595A JP 19156595 A JP19156595 A JP 19156595A JP H0943054 A JPH0943054 A JP H0943054A
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- image
- video signal
- image processing
- ccd
- signal
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置外部に光電センサを設置せずに、移動す
る処理対象物の検知を行う。 【解決手段】 処理対象物であるビン12をCCDカメ
ラ1により撮像し、この撮像により得られた上記ビン1
2の画像情報を映像信号に変換するCCD5と、上記映
像信号をCCD5から読み出すための転送パルスを発生
するVTG7と、各部を制御するとともにビン12の有
無の検知に必要な最小限の領域、即ちサーチウインド1
3を上記CCD5に設定し、このサーチウインド13に
有する映像信号を読み出すように上記VTG7に指令
し、そして、上記映像信号に基づいてビン12の有無を
検出し、ビン12が無ければ、引き続き上記検出を行う
一方、ビン12が有れば、その時に撮像している映像信
号をCCD5から読み出すように上記VTG7に指令す
るCPU9とを備えている。
る処理対象物の検知を行う。 【解決手段】 処理対象物であるビン12をCCDカメ
ラ1により撮像し、この撮像により得られた上記ビン1
2の画像情報を映像信号に変換するCCD5と、上記映
像信号をCCD5から読み出すための転送パルスを発生
するVTG7と、各部を制御するとともにビン12の有
無の検知に必要な最小限の領域、即ちサーチウインド1
3を上記CCD5に設定し、このサーチウインド13に
有する映像信号を読み出すように上記VTG7に指令
し、そして、上記映像信号に基づいてビン12の有無を
検出し、ビン12が無ければ、引き続き上記検出を行う
一方、ビン12が有れば、その時に撮像している映像信
号をCCD5から読み出すように上記VTG7に指令す
るCPU9とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、移動する
処理対象物を撮像し、得られた映像信号により処理対象
物を検査する装置に備えられる画像処理装置に関するも
のである。
処理対象物を撮像し、得られた映像信号により処理対象
物を検査する装置に備えられる画像処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像処理装置は、図7に示すよ
うに、移動する処理対象物を撮像するCCDカメラ42
と、光量の強弱を電気信号のONまたはOFFに変換す
る光電センサ43と、装置全体の制御および画像処理の
ための演算処理を行う画像処理部44とを備えている。
CCDカメラ42は、レンズ45と、レンズ45を介し
て上記処理対象物を撮像し、この処理対象物の画像情報
を電気信号、即ち映像信号に変換するCCD(Charge C
oupled Device)46とを有している。
うに、移動する処理対象物を撮像するCCDカメラ42
と、光量の強弱を電気信号のONまたはOFFに変換す
る光電センサ43と、装置全体の制御および画像処理の
ための演算処理を行う画像処理部44とを備えている。
CCDカメラ42は、レンズ45と、レンズ45を介し
て上記処理対象物を撮像し、この処理対象物の画像情報
を電気信号、即ち映像信号に変換するCCD(Charge C
oupled Device)46とを有している。
【0003】画像処理部44は、CCDカメラ42のC
CD46から出力された上記映像信号をアナログ信号か
らデジタル信号に変換するA/D変換器47、上記映像
信号を記憶しておくフレームメモリ48、ノイズ除去等
の画像処理を行う画像演算部49、光電センサ43から
送出された映像信号をCPU(Central Processing Uni
t) 51へ伝達するとともに、最終処理結果を出力する
PIO(Parallel Input/ Output) 50、装置全体を制
御するCPU51、制御用プログラムを記憶しておくR
OM(Read Only Memory)52、および一時的なデータを
記憶するRAM(Random Access Memory)53を備えてい
る。
CD46から出力された上記映像信号をアナログ信号か
らデジタル信号に変換するA/D変換器47、上記映像
信号を記憶しておくフレームメモリ48、ノイズ除去等
の画像処理を行う画像演算部49、光電センサ43から
送出された映像信号をCPU(Central Processing Uni
t) 51へ伝達するとともに、最終処理結果を出力する
PIO(Parallel Input/ Output) 50、装置全体を制
御するCPU51、制御用プログラムを記憶しておくR
OM(Read Only Memory)52、および一時的なデータを
記憶するRAM(Random Access Memory)53を備えてい
る。
【0004】上記構成において処理対象物が移動してい
る時の従来の画像処理動作について図7および図8に基
づいて以下に説明する。図8において、処理対象物、例
えばビン41が図示しないコンベアにより図中の矢印の
方向に搬送されている場合、光電センサ43は、ビン4
1が光電センサ43の前を横切ると光電センサ43に入
力される光量が変化するので、ONの状態になり、電気
信号を発生する。この電気信号は、PIO50を介して
CPU51に入力される。CPU51は、上記電気信号
に応じてCCDカメラ42に対して撮像するよう指令す
る。そして、CCDカメラ42はビン41を撮像し、映
像信号を得る。
る時の従来の画像処理動作について図7および図8に基
づいて以下に説明する。図8において、処理対象物、例
えばビン41が図示しないコンベアにより図中の矢印の
方向に搬送されている場合、光電センサ43は、ビン4
1が光電センサ43の前を横切ると光電センサ43に入
力される光量が変化するので、ONの状態になり、電気
信号を発生する。この電気信号は、PIO50を介して
CPU51に入力される。CPU51は、上記電気信号
に応じてCCDカメラ42に対して撮像するよう指令す
る。そして、CCDカメラ42はビン41を撮像し、映
像信号を得る。
【0005】この映像信号は、A/D変換器47でアナ
ログ信号からデジタル信号に変換されフレームメモリ4
8に記憶される。この映像信号は、フレームメモリ48
から読み出され、画像演算部49で所定の演算処理が行
われる。この演算による検出結果、例えばビン41のラ
ベル41aの貼りずれや有無などは、PIO50に出力
される。
ログ信号からデジタル信号に変換されフレームメモリ4
8に記憶される。この映像信号は、フレームメモリ48
から読み出され、画像演算部49で所定の演算処理が行
われる。この演算による検出結果、例えばビン41のラ
ベル41aの貼りずれや有無などは、PIO50に出力
される。
【0006】上記のような光電センサを使用した構成の
画像処理装置は、特開平5−290200号公報にも開
示されている。
画像処理装置は、特開平5−290200号公報にも開
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に従来の画像処理装置では、処理対象物を検出する手段
として装置外部に光電センサ43を設けている。このた
め、処理対象物が変更されれば、その都度、上記光電セ
ンサ43の設置位置を変更しなければならない。従っ
て、この変更に要する時間のため、処理効率の低下を招
来するという問題を有している。
に従来の画像処理装置では、処理対象物を検出する手段
として装置外部に光電センサ43を設けている。このた
め、処理対象物が変更されれば、その都度、上記光電セ
ンサ43の設置位置を変更しなければならない。従っ
て、この変更に要する時間のため、処理効率の低下を招
来するという問題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明の画像処理装置は、移動する処理
対象物を撮像してその画像を映像信号に変換し、この映
像信号を信号保持領域に保持するとともに、転送パルス
により指定されるタイミングで前記映像信号を出力する
撮像手段と、前記転送パルスを発生する転送パルス発生
手段と、前記撮像手段の信号保持領域の一部に対象物検
知領域を設定し、この対象物検知領域から出力された映
像信号に基づいて処理対象物の有無を判定する判定手段
と、この判定手段により処理対象物有りと判定されたと
きにこの処理対象物についての前記撮像手段の信号保持
領域から出力される全映像信号に基づいて画像処理を行
う画像処理手段とを備えていることを特徴としている。
めに、請求項1の発明の画像処理装置は、移動する処理
対象物を撮像してその画像を映像信号に変換し、この映
像信号を信号保持領域に保持するとともに、転送パルス
により指定されるタイミングで前記映像信号を出力する
撮像手段と、前記転送パルスを発生する転送パルス発生
手段と、前記撮像手段の信号保持領域の一部に対象物検
知領域を設定し、この対象物検知領域から出力された映
像信号に基づいて処理対象物の有無を判定する判定手段
と、この判定手段により処理対象物有りと判定されたと
きにこの処理対象物についての前記撮像手段の信号保持
領域から出力される全映像信号に基づいて画像処理を行
う画像処理手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】請求項1の構成によれば、処理対象物の画
像情報は、撮像手段により映像信号に変換される。転送
パルス発生手段は、信号保持領域内の映像信号を読み出
すための転送パルスを発生し、撮像手段に印加する。こ
れにより、前記撮像手段は、映像信号を出力する。この
映像信号は、判定手段において処理され、前記処理対象
物の有無が判定される。そして、この判定結果から、処
理対象物無しと判定されれば、次の処理対象物の有無の
判定を行う。一方、処理対象物有りと判定されれば、こ
の処理対象物についての全映像信号を撮像手段の信号保
持領域から読み出すための転送パルスが前記転送パルス
発生手段から発生され、上記撮像手段に印加される。
像情報は、撮像手段により映像信号に変換される。転送
パルス発生手段は、信号保持領域内の映像信号を読み出
すための転送パルスを発生し、撮像手段に印加する。こ
れにより、前記撮像手段は、映像信号を出力する。この
映像信号は、判定手段において処理され、前記処理対象
物の有無が判定される。そして、この判定結果から、処
理対象物無しと判定されれば、次の処理対象物の有無の
判定を行う。一方、処理対象物有りと判定されれば、こ
の処理対象物についての全映像信号を撮像手段の信号保
持領域から読み出すための転送パルスが前記転送パルス
発生手段から発生され、上記撮像手段に印加される。
【0010】この結果、本画像処理装置は、撮像手段の
信号保持領域に保持されている映像信号を判定すること
により、処理対象物の有無を検知することができるの
で、装置外部に別途光電センサを設置する必要がなくな
る。従って、処理対象物が変更されても光電センサを再
設定するするための時間が不要となるので、処理効率が
向上し、加えて、コストダウンができる。
信号保持領域に保持されている映像信号を判定すること
により、処理対象物の有無を検知することができるの
で、装置外部に別途光電センサを設置する必要がなくな
る。従って、処理対象物が変更されても光電センサを再
設定するするための時間が不要となるので、処理効率が
向上し、加えて、コストダウンができる。
【0011】また、請求項2の発明の画像処理装置は、
請求項1の発明の画像処理装置において、前記転送パル
ス発生手段が、前記判定手段による判定動作時に、前記
撮像手段における対象物検知領域以外の領域から映像信
号を出力されるとき、対象物検知領域から映像信号が出
力されるときよりも周波数の高い転送パルスを発生する
ものであることを特徴としている。
請求項1の発明の画像処理装置において、前記転送パル
ス発生手段が、前記判定手段による判定動作時に、前記
撮像手段における対象物検知領域以外の領域から映像信
号を出力されるとき、対象物検知領域から映像信号が出
力されるときよりも周波数の高い転送パルスを発生する
ものであることを特徴としている。
【0012】請求項2の構成によれば、前記撮像手段に
おける対象物検知領域以外の領域から映像信号を読み出
す場合では、周波数の高い転送パルスを使用しているの
で、読み出しが高速で行うことができる。
おける対象物検知領域以外の領域から映像信号を読み出
す場合では、周波数の高い転送パルスを使用しているの
で、読み出しが高速で行うことができる。
【0013】この結果、前記撮像手段における対象物検
知領域以外の領域の映像信号を前記撮像手段から読み出
す時間が短縮できるので、画像処理の効率が向上する。
知領域以外の領域の映像信号を前記撮像手段から読み出
す時間が短縮できるので、画像処理の効率が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図6に基づいて以下に説明する。本画像処理装置は、コ
ンベアにより搬送される処理対象物、例えばビンのラベ
ルの貼りずれや有無などを検査する装置に備えられてい
る。
図6に基づいて以下に説明する。本画像処理装置は、コ
ンベアにより搬送される処理対象物、例えばビンのラベ
ルの貼りずれや有無などを検査する装置に備えられてい
る。
【0015】上記画像処理装置は、図1に示すように、
CCDカメラ1、画像処理部2、およびPIO3を備え
ている。CCDカメラ1は、図2に示す処理対象物であ
るビン12を撮像するためのものであり、レンズ4と、
撮像手段であるCCD5とを備えている。CCD5は、
ビン12をレンズ4を通してCCD5上に結像した上記
ビン12の画像情報を映像信号に変換するものである。
画像処理部2は、上記映像信号を処理するためのもので
ある。この画像処理部2は、A/D変換器6、転送パル
ス発生手段である可変タイミングジェネレータ(以下、
VTGと称する)7、VTG7のドライバ8、判定手段
および画像処理手段であるCPU9、ROM10、およ
びRAM11を備えている。
CCDカメラ1、画像処理部2、およびPIO3を備え
ている。CCDカメラ1は、図2に示す処理対象物であ
るビン12を撮像するためのものであり、レンズ4と、
撮像手段であるCCD5とを備えている。CCD5は、
ビン12をレンズ4を通してCCD5上に結像した上記
ビン12の画像情報を映像信号に変換するものである。
画像処理部2は、上記映像信号を処理するためのもので
ある。この画像処理部2は、A/D変換器6、転送パル
ス発生手段である可変タイミングジェネレータ(以下、
VTGと称する)7、VTG7のドライバ8、判定手段
および画像処理手段であるCPU9、ROM10、およ
びRAM11を備えている。
【0016】A/D変換器6は、CCD5から出力され
たアナログの映像信号を256階調のデジタルの映像信
号に変換するものである。VTG7は、図5に示す正規
パルスである水平および垂直転送クロックタイミングパ
ルス21・22と、サーチパルスである水平および垂直
転送クロックタイミングパルス23・24とを発生する
ものである。
たアナログの映像信号を256階調のデジタルの映像信
号に変換するものである。VTG7は、図5に示す正規
パルスである水平および垂直転送クロックタイミングパ
ルス21・22と、サーチパルスである水平および垂直
転送クロックタイミングパルス23・24とを発生する
ものである。
【0017】上記の正規パルスは、CCD5の画素に蓄
積された映像信号を読み出すとき、および図3に示すC
CD5のサーチウインド13(後述する)内の領域の画
素に蓄積された映像信号を読み出すときに使用されるパ
ルスである。上記のサーチパルスは、上記サーチウイン
ド13外の領域の画素に蓄積された映像信号を読み出す
ときに使用される上記正規パルスよりもクロック周波数
が高いパルスである。
積された映像信号を読み出すとき、および図3に示すC
CD5のサーチウインド13(後述する)内の領域の画
素に蓄積された映像信号を読み出すときに使用されるパ
ルスである。上記のサーチパルスは、上記サーチウイン
ド13外の領域の画素に蓄積された映像信号を読み出す
ときに使用される上記正規パルスよりもクロック周波数
が高いパルスである。
【0018】CPU9は、CCDカメラ1が捉えた画像
を画像処理するための演算と、装置全体の制御とを行
う。また、CPU9は、図2に示すように、図示しない
コンベアなどにより搬送されているビン12がCCDカ
メラ1の前に来たことを確実に検知するのに必要な最小
限の領域、即ち、図3に示すサーチウインド13をCC
D5に任意に設定するものである。
を画像処理するための演算と、装置全体の制御とを行
う。また、CPU9は、図2に示すように、図示しない
コンベアなどにより搬送されているビン12がCCDカ
メラ1の前に来たことを確実に検知するのに必要な最小
限の領域、即ち、図3に示すサーチウインド13をCC
D5に任意に設定するものである。
【0019】ROM10は、CPU9が実行するプログ
ラムを格納しているものである。RAM11は、CPU
9のワーキングエリアとして使用され、例えば、上記デ
ジタル信号を記憶するものである。そして、PIO3は
画像処理を実行した結果、例えば、図2に示すビン12
のラベル12aの貼りずれや有無などを外部に出力する
ものである。
ラムを格納しているものである。RAM11は、CPU
9のワーキングエリアとして使用され、例えば、上記デ
ジタル信号を記憶するものである。そして、PIO3は
画像処理を実行した結果、例えば、図2に示すビン12
のラベル12aの貼りずれや有無などを外部に出力する
ものである。
【0020】上記構成において、図2に示すように、ビ
ン12が図示しないコンベアなどにより搬送されている
ときの画像処理動作を図4のフローチャートにより以下
に説明する。画像処理装置を起動させると、CPU9
は、移動しているビン12を検知するためのモード、即
ちサーチウインドモードに設定するよう各部に指令を出
す(S1)。また、CPU9は、CCD5にサーチウイ
ンド13を設けるために、VTG7にカウンタ設定、即
ち、図3に示すサーチウインド13内の画素を読み出す
動作のためのパラメータ、例えば、上記画素を読み出す
水平および垂直アドレスと、それぞれの画素数を設定す
る(S2)。
ン12が図示しないコンベアなどにより搬送されている
ときの画像処理動作を図4のフローチャートにより以下
に説明する。画像処理装置を起動させると、CPU9
は、移動しているビン12を検知するためのモード、即
ちサーチウインドモードに設定するよう各部に指令を出
す(S1)。また、CPU9は、CCD5にサーチウイ
ンド13を設けるために、VTG7にカウンタ設定、即
ち、図3に示すサーチウインド13内の画素を読み出す
動作のためのパラメータ、例えば、上記画素を読み出す
水平および垂直アドレスと、それぞれの画素数を設定す
る(S2)。
【0021】そして、ビン12の搬送が開始される。コ
ンベアなどによりビン12が搬送され、ビン12がCC
Dカメラ1の前を横切るとき、CCDカメラ1は上記ビ
ン12を撮像する。CCD5上に結像した上記ビン12
の画像情報は、CCD5により映像信号25に変換され
る。この映像信号25を読み出すためにVTG7は、図
5に示すように、上記水平転送クロックタイミングパル
ス21・23からなる水平転送クロックタイミングパル
ス26と、垂直転送クロックタイミングパルス22・2
4からなる垂直転送クロックタイミングパルス27とを
ドライバ8を介してCCD5に印加する(S3)。
ンベアなどによりビン12が搬送され、ビン12がCC
Dカメラ1の前を横切るとき、CCDカメラ1は上記ビ
ン12を撮像する。CCD5上に結像した上記ビン12
の画像情報は、CCD5により映像信号25に変換され
る。この映像信号25を読み出すためにVTG7は、図
5に示すように、上記水平転送クロックタイミングパル
ス21・23からなる水平転送クロックタイミングパル
ス26と、垂直転送クロックタイミングパルス22・2
4からなる垂直転送クロックタイミングパルス27とを
ドライバ8を介してCCD5に印加する(S3)。
【0022】サーチウインド13外の領域における映像
信号28は、上記水平および垂直転送クロックタイミン
グパルス23・24に基づいて正規のタイミングよりも
高速でCCD5から読み出されるが、不要な映像信号な
のでデータとして使用されない。一方、サーチウインド
13内の領域における映像信号29は、上記水平および
垂直転送クロックタイミングパルス21・22基づいて
正規のタイミングでCCD5から読み出される(S
4)。
信号28は、上記水平および垂直転送クロックタイミン
グパルス23・24に基づいて正規のタイミングよりも
高速でCCD5から読み出されるが、不要な映像信号な
のでデータとして使用されない。一方、サーチウインド
13内の領域における映像信号29は、上記水平および
垂直転送クロックタイミングパルス21・22基づいて
正規のタイミングでCCD5から読み出される(S
4)。
【0023】この映像信号29は、A/D変換器6によ
りアナログ信号からデジタル信号に変換され、画像処理
部2のRAM11に順次格納される(S5)。上記映像
信号29の読み出しが終了すると、VTG7は、再び上
記水平および垂直転送クロックタイミングパルス23・
24をドライバ8を介してCCD5に印加する。そし
て、上記映像信号28は上述したようにCCD5から読
み出されるが、データとして使用されない。その後、水
平および垂直転送クロック数がCCD5における最終の
水平および垂直画素に達すると、CPU9がRAM11
から上記映像信号29を読み出し、ビン12の有無によ
る画像変化の有無を判断する(S6)。
りアナログ信号からデジタル信号に変換され、画像処理
部2のRAM11に順次格納される(S5)。上記映像
信号29の読み出しが終了すると、VTG7は、再び上
記水平および垂直転送クロックタイミングパルス23・
24をドライバ8を介してCCD5に印加する。そし
て、上記映像信号28は上述したようにCCD5から読
み出されるが、データとして使用されない。その後、水
平および垂直転送クロック数がCCD5における最終の
水平および垂直画素に達すると、CPU9がRAM11
から上記映像信号29を読み出し、ビン12の有無によ
る画像変化の有無を判断する(S6)。
【0024】上記の画像変化が無ければ、S3に戻りサ
ーチモードで以下の動作を繰り返す。一方、画像変化が
有れば、CPU9は、そのときに撮像している画像の全
映像信号をCCD5から読み出すモード、即ち、全信号
読出しモードに設定するよう各部に指令を出す(S
7)。また、CPU9は、VTG7にCCD5内の全画
素を読み出す動作のためのパラメータ、例えば、上記画
素を読み出す水平および垂直アドレスと、それぞれの画
素数を設定する(S8)。
ーチモードで以下の動作を繰り返す。一方、画像変化が
有れば、CPU9は、そのときに撮像している画像の全
映像信号をCCD5から読み出すモード、即ち、全信号
読出しモードに設定するよう各部に指令を出す(S
7)。また、CPU9は、VTG7にCCD5内の全画
素を読み出す動作のためのパラメータ、例えば、上記画
素を読み出す水平および垂直アドレスと、それぞれの画
素数を設定する(S8)。
【0025】上記の設定により、上記VTG7は、図6
に示す水平および垂直転送タイミングクロックパルス2
1・22をCCD5に印加する(S9)。これにより、
上記水平および垂直転送タイミングクロックパルス21
・22に基づいて読み出された映像信号29が、CCD
5から出力される(S10)。この映像信号29は、A
/D変換器6によりアナログ信号からデジタル信号に変
換されRAM11のフレーム領域に格納される(S1
1)。CPU9は、ROM10に記憶されているプログ
ラムに基づいてパターンマッチングなどの画像処理を実
行する(S12)。この処理は、例えば、図2に示すビ
ン12のラベル12aの貼りずれや有無を検出するもの
である。そして、この処理結果は、PIO3を通して外
部へ出力される(S13)。
に示す水平および垂直転送タイミングクロックパルス2
1・22をCCD5に印加する(S9)。これにより、
上記水平および垂直転送タイミングクロックパルス21
・22に基づいて読み出された映像信号29が、CCD
5から出力される(S10)。この映像信号29は、A
/D変換器6によりアナログ信号からデジタル信号に変
換されRAM11のフレーム領域に格納される(S1
1)。CPU9は、ROM10に記憶されているプログ
ラムに基づいてパターンマッチングなどの画像処理を実
行する(S12)。この処理は、例えば、図2に示すビ
ン12のラベル12aの貼りずれや有無を検出するもの
である。そして、この処理結果は、PIO3を通して外
部へ出力される(S13)。
【0026】以上のように、上記構成では、サーチウイ
ンド13を設定してビン12の画像変化の検知を行って
いるので、装置外部に別途光電センサを必要としない。
また、サーチウインド13以外の領域では、CCD5に
蓄積された映像信号28を周波数の高い転送パルスによ
り読み出しているので、読み出し速度が速くなる。従っ
て、処理効率が向上する。
ンド13を設定してビン12の画像変化の検知を行って
いるので、装置外部に別途光電センサを必要としない。
また、サーチウインド13以外の領域では、CCD5に
蓄積された映像信号28を周波数の高い転送パルスによ
り読み出しているので、読み出し速度が速くなる。従っ
て、処理効率が向上する。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の画像処
理装置は、移動する処理対象物を撮像してその画像を映
像信号に変換し、この映像信号を信号保持領域に保持す
るとともに、転送パルスにより指定されるタイミングで
前記映像信号を出力する撮像手段と、前記転送パルスを
発生する転送パルス発生手段と、前記撮像手段の信号保
持領域の一部に対象物検知領域を設定し、この対象物検
知領域から出力された映像信号に基づいて処理対象物の
有無を判定する判定手段と、この判定手段により処理対
象物有りと判定されたときにこの処理対象物についての
前記撮像手段の信号保持領域から出力される全映像信号
に基づいて画像処理を行う画像処理手段とを備えている
構成である。
理装置は、移動する処理対象物を撮像してその画像を映
像信号に変換し、この映像信号を信号保持領域に保持す
るとともに、転送パルスにより指定されるタイミングで
前記映像信号を出力する撮像手段と、前記転送パルスを
発生する転送パルス発生手段と、前記撮像手段の信号保
持領域の一部に対象物検知領域を設定し、この対象物検
知領域から出力された映像信号に基づいて処理対象物の
有無を判定する判定手段と、この判定手段により処理対
象物有りと判定されたときにこの処理対象物についての
前記撮像手段の信号保持領域から出力される全映像信号
に基づいて画像処理を行う画像処理手段とを備えている
構成である。
【0028】これにより、本画像処理装置は、撮像手段
の信号保持領域に保持されている映像信号を判定するこ
とにより、処理対象物の有無を検知することができるの
で、装置外部に別途光電センサを設置する必要がなくな
る。従って、処理対象物が変更されても光電センサを再
設定するための時間が不要となるので、処理効率が向上
し、加えて、コストダウンができるという効果を奏す
る。
の信号保持領域に保持されている映像信号を判定するこ
とにより、処理対象物の有無を検知することができるの
で、装置外部に別途光電センサを設置する必要がなくな
る。従って、処理対象物が変更されても光電センサを再
設定するための時間が不要となるので、処理効率が向上
し、加えて、コストダウンができるという効果を奏す
る。
【0029】また、請求項2の発明の画像処理装置は、
請求項1の発明の画像処理装置において、前記転送パル
ス発生手段が、前記判定手段による判定動作時に、前記
撮像手段における対象物検知領域以外の領域から映像信
号が出力されるとき、対象物検知領域から映像信号が出
力されるときよりも周波数の高い転送パルスを発生する
ものである構成である。
請求項1の発明の画像処理装置において、前記転送パル
ス発生手段が、前記判定手段による判定動作時に、前記
撮像手段における対象物検知領域以外の領域から映像信
号が出力されるとき、対象物検知領域から映像信号が出
力されるときよりも周波数の高い転送パルスを発生する
ものである構成である。
【0030】これにより、前記撮像手段における対象物
検知領域以外の領域の映像信号を前記撮像手段から読み
出す時間が短縮できるので、画像処理の効率が向上する
という効果を奏する。
検知領域以外の領域の映像信号を前記撮像手段から読み
出す時間が短縮できるので、画像処理の効率が向上する
という効果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態における画像処理装置の概
略構成を示すブロック図である。
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像処理装置を使用して移動する
対象物を画像処理するときの説明図である。
対象物を画像処理するときの説明図である。
【図3】CCD内に設定したサーチウインドを示す説明
図である。
図である。
【図4】図1に示した画像処理装置の画像処理動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】サーチウインドモード時の映像信号と、この映
像信号を読み出すための水平および垂直転送タイミング
クロックパルスとの関係を示すタイムチャートである。
像信号を読み出すための水平および垂直転送タイミング
クロックパルスとの関係を示すタイムチャートである。
【図6】全信号読出しモード時の映像信号と、この映像
信号を読み出すための水平および垂直転送タイミングク
ロックパルスとの関係を示すタイムチャートである。
信号を読み出すための水平および垂直転送タイミングク
ロックパルスとの関係を示すタイムチャートである。
【図7】従来の画像処理装置の概略構成を示すブロック
図である。
図である。
【図8】図7に示した従来の画像処理装置を使用して移
動する対象物を画像処理するときの説明図である。
動する対象物を画像処理するときの説明図である。
【符号の説明】 5 CCD(撮像手段) 7 可変タイミングジェネレータ(転送パルス発生手
段) 9 CPU(判定手段、画像処理手段) 12 ビン(処理対象物) 13 サーチウインド(対象物検知領域)
段) 9 CPU(判定手段、画像処理手段) 12 ビン(処理対象物) 13 サーチウインド(対象物検知領域)
Claims (2)
- 【請求項1】移動する処理対象物を撮像してその画像を
映像信号に変換し、この映像信号を信号保持領域に保持
するとともに、転送パルスにより指定されるタイミング
で前記映像信号を出力する撮像手段と、 前記転送パルスを発生する転送パルス発生手段と、 前記撮像手段の信号保持領域の一部に対象物検知領域を
設定し、この対象物検知領域から出力された映像信号に
基づいて処理対象物の有無を判定する判定手段と、 この判定手段により処理対象物有りと判定されたときに
この処理対象物についての前記撮像手段の信号保持領域
から出力される全映像信号に基づいて画像処理を行う画
像処理手段とを備えていることを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項2】前記転送パルス発生手段は、前記判定手段
による判定動作時に、前記撮像手段における対象物検知
領域以外の領域から映像信号が出力されるとき、対象物
検知領域から映像信号が出力されるときよりも周波数の
高い転送パルスを発生するものであることを特徴とする
請求項1に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19156595A JPH0943054A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19156595A JPH0943054A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0943054A true JPH0943054A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16276791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19156595A Pending JPH0943054A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0943054A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002288673A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 画像の変化の検出方法、検出回路および監視装置 |
JP2008304231A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Nidec Tosok Corp | シュリンクラベル装着状態検査方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04196993A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-16 | Toshiba Corp | 画像監視装置 |
JPH04277986A (ja) * | 1991-03-05 | 1992-10-02 | Olympus Optical Co Ltd | 固体撮像装置及びその駆動方法 |
JPH06258226A (ja) * | 1993-03-08 | 1994-09-16 | Fujisawa Pharmaceut Co Ltd | 錠剤の外観検査方法 |
JPH06321011A (ja) * | 1993-05-17 | 1994-11-22 | Mitsubishi Electric Corp | 周辺視野表示装置 |
JPH08189904A (ja) * | 1995-01-06 | 1996-07-23 | Kawasaki Steel Corp | 表面欠陥検出装置 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP19156595A patent/JPH0943054A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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