JPH0943015A - 超音波式流量計 - Google Patents
超音波式流量計Info
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- JPH0943015A JPH0943015A JP7198567A JP19856795A JPH0943015A JP H0943015 A JPH0943015 A JP H0943015A JP 7198567 A JP7198567 A JP 7198567A JP 19856795 A JP19856795 A JP 19856795A JP H0943015 A JPH0943015 A JP H0943015A
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Abstract
より計測精度を向上する。 【構成】 流量測定部4を挟んで配置された第一の超音
波振動子11と、第二の超音波振動子12と、振動子の
信号を基に流量を算出する流量演算部15とを備え、さ
らに流量測定部4を仕切板5により区切られた複数の流
路6を備えている。
Description
測を行う流量計に関するものである。
に示すように、断面が矩形の流体流路1の一部に超音波
振動子2と3を対向する様に配置し、振動子2から発し
た超音波を振動子3で検出するまでの時間を計測し、こ
の時間から流体の速度を演算し、流量を算出するものが
あった。
合、矩形の断面形状により流路の速度分布をできるだけ
二次元的に形成して測定精度の向上を図っていたが、全
体寸法の制約がありアスペクト比(W0/H0)をあま
り大きくとることができないものであった。このため、
測定流路内の流れは必ずしも二次元的にならず、三次元
的な流れを生ずる可能性があった。
流路を複数層に分割することにより各層におけるアスペ
クト比を大きくすることにより、流れの二次元性を確実
なものとし、これにより精度の良い流量計測を行うこと
を目的としている。
するために、仕切板により区切られた層状の流路よりな
る流量測定部と、前記流量測定部を挟んで配置された第
一の超音波振動子と第二の超音波振動子と、前記超音波
振動子の信号を基に流量を算出する流量演算部より構成
したものである。
形成したものである。また、層状の流路により区分され
る超音波振動子分割面積が均等になるように流路高さを
形成したものである。
り、その中央の流路高さが他の2つの流路高さより大き
くなるよう形成された流量測定部と、前記流量測定部を
挟んで配置された第一の超音波振動子と第二の超音波振
動子と、前記超音波振動子の信号を基に流量を算出する
流量演算部より構成したものである。
測定部と、前記流量測定部を挟んで配置された矩形状の
第一の超音波振動子と第二の超音波振動子と、前記超音
波振動子の信号を基に流量を算出する流量演算部より構
成したものである。
よりなる流量測定部と、前記流量測定部を挟んで配置さ
れた第一の超音波振動子と第二の超音波振動子と、前記
流量測定部の上流側に配置された整流部と、前記超音波
振動子の信号を基に流量を算出する流量演算部より構成
したものである。
よりなる流量測定部と、前記流量測定部を挟んで配置さ
れた第一の超音波振動子と第二の超音波振動子と、前記
流量測定部の上流側に配置された整流部と、下流側に配
置された緩衝部と、前記超音波振動子の信号を基に流量
を算出する流量演算部より構成したものである。
よりなる流量測定部と、前記流量測定部を挟んで配置さ
れた第一の超音波振動子と第二の超音波振動子と、前記
流量測定部の上流、および下流に配置された上流室、下
流室と、前記超音波振動子の信号を基に流量を算出する
流量演算部より構成したものである。
測定部と、前記測定部の上流、および下流に配置された
上流室、下流室と、前記上流室、下流室にに配置された
第一の超音波振動子と、第二の超音波振動子と、前記超
音波振動子の信号を基に流量を算出する流量演算部より
構成したものである。
の層状流路構成にすることにより、各流路における流路
断面のアスペクト比を大きく取り、流れ状態の二次元性
を高め、精度の良い計測を行うことができる様にしたも
のである。
参照しながら説明する。
は仕切板、6は流路である。7は流量測定部4の上流に
設けられた上流側接続部、8は流量測定部4の下流に設
けられた下流側接続部である。9は上流側接続部7に接
続された入口部、10は下流側接続部8に接続された出
口部である。
の側に配置された第一の超音波振動子であり、12は流
量測定部4の他方の側に配置された第二の超音波振動子
である。13は流路であり、14、15は流量測定部4
の側壁である。Wは流量測定部4の流路幅である。
壁、17は流量測定部4の下部壁である。仕切板5は5
a、5b、・・・5fより構成されている。また、流路
6は仕切板5a、5b、・・・5fにより分割され、6
a、6b、・・・6gにより構成されている。h1、h
2、・・・h7は分割された流路6a、6b、・・・6
gの流路高さである。この場合、流路高さh1、h2、
・・・、h7は均一の高さになる様に設定されている。
超音波振動子11、および12からの信号を受けて流量
演算を行う流量演算部である。19はスタート信号発生
部、20は送信部、21は受信部である。22は切換部
である。送信部20はトリガ信号発生部23、および発
振部24から成立っている。受信部21は受信信号の増
幅部25、および基準値との比較部26から成立ってい
る。27は繰返し部であり、28は計時部、29は演算
部である。
入し、上流側接続部7を経た後、流量測定部4に入り、
その後下流側接続部8を経て、出口部10より流出す
る。この場合、流量測定部4は複数の流路6a、6b、
・・・6gに分割されているため、流れは7層に分かれ
る。この様に流路6を層状に構成することにより、本来
流路6の矩形断面におけるアスペクト比はW/6hであ
るが、W/hとなり大きくなるため、流れの二次元性を
より確実にすることができるものである。
続部7を経るが、この部分は入口部9から流量測定部4
の流路6への流れをほぼ均一化する様に構成されてい
る。この様な状態でスタート信号発生部19から信号が
入ると、トリガ信号発生部23が働き、発振部24によ
り信号が切換部22に送られる。この切換部22は、当
初は第一の超音波振動子11に送信部20が、第二の超
音波振動子12に受信部21が接続される様設定されて
いる。従って、上記トリガ信号により第一の超音波振動
子11より超音波信号が流量測定部4内に発せられる。
受けられ、増幅部25により増幅され、比較部26にて
基準信号と比較される。この過程は繰返し部27で設定
された回数だけ行われた後、計時部28に信号を送る。
計時部28では、トリガ信号発生からこのとき送られた
信号までの経過時間(T1)を計時する。
すると、繰返し部27により切換え部22へ信号が送ら
れ、送信部20を第2の超音波振動子12に、受信部2
1を第1の超音波振動子11に接続する。また、これと
同時に再度、トリガ信号発生部23への駆動信号も送ら
れる。これにより、上記と同様の動作が流れと逆方向に
対して行われ、経過時間(T2)が計測される。この様
にして測定された経過時間T1、およびT2をもとに以
下の演算式により演算部29にて流量が算出される。
流れと超音波伝搬経路とのなす角をθとし、また流量測
定部の長さをLとすると、流速vが以下の式にて算出さ
れる。
(1/T2)) 各層の流れが、ほぼ均一化されているとすると、どの層
においても上式の関係が成立するため、これにより求め
た流速vと流量測定部4の断面積sより、流量Qは下式
にて算出される。
するための換算係数である。
行ったが、精度の良い計測が行われる場合は一回でも良
い。この様な構成によれば、仕切板5の存在により、各
流路6における超音波は拡散することなく指向性を持つ
ことになり、効率よく受信されることになる。また、流
路高さh1、h2、・・・、h7を均一に設定すること
により、流路6をより作成し易くすることができる。
において、30は流量測定部であり、31は上部壁、3
2は下部壁である。33は仕切板であり、この場合は3
3a、33b、・・・33dにより構成されている。3
4は流路であり、34a、34b、・・・34eにより
構成されている。その他は第1の実施例と同じゆえ省略
する。
33dにより区画された第一の超音波振動子11の面積
が、S1=S2=S3=S4=S5となる様に仕切板3
3a、33b、・・・33dの間隔、すなわちi1、i
2、・・・i5が設定されている。この設定は第二の超
音波振動子12に対しても同様である。
1の実施例と同じである。この場合、第一の超音波振動
子11が区画されている面積は、S1=S2=S3=S
4=S5となっているため、各流路34a、34b、・
・・34eにおいて、超音波のパワーは均一化される。
したがって、各流路34a、34b、・・・34eにお
いて、パワーが均一に伝達され、効率よく信号が受信さ
れる。
において、35は流量測定部であり、36は上部壁、3
7は下部壁である。38は仕切板であり、この場合は3
8a、38bにより構成されている。39は流路であ
り、39a、39b、39cにより構成されている。そ
の他は第1の実施例と同じゆえ省略する。
画された第一の超音波振動子11の面積が、S11=S
33<S22、となる様に仕切板38a、38bの間
隔、すなわちj1、j2、j3が設定されている。この
設定は第二の超音波振動子12に対しても同様である。
して対称になる様に設定されている。
1の実施例と同じである。この場合、第一の超音波振動
子11が区画されている面積は、S11=S33<S2
2、となっているため、流路39bにおける超音波のパ
ワーが、流路39a、39cにおけるパワーより卓越す
る。したがって、S11、S33における受信信号に位
相のずれがあったとしてもS22の受信信号に引き込ま
れて、全体の受信波形を乱すことが無い。
において、40は流量測定部であり、41は上部壁、4
2は下部壁である。43は仕切板であり、この場合は4
3a、43b、・・・43fにより構成されている。4
4は流路であり、44a、44b、・・・44gにより
構成されている。45は第一の矩形状超音波振動子であ
る。第二の矩形状振動子は図示しないが同様の構成であ
る。この場合、流路高さk1、k2、・・・、k7は均
一の高さになる様設定されている。
1の実施例と同じである。この場合、第一の超音波振動
子45は矩形状であり、その幅Wsが一定であるため、
第一の超音波振動子45が仕切板43により区画されて
いる面積は、S111=S222=・・・=S777、
となる。すなわち、流路高さと超音波振動子の区画面積
が比例関係になるため、それぞれの流路における流れ状
態を均一にすると共に超音波パワーの均一化も同時に図
ることができ、精度の良い受信状態を実現することがで
きる。
において46は整流部である。それ以外は第一の実施例
と同じゆえ、同一番号で示してある。
1の実施例と同じである。この場合、整流部46の存在
により流量測定部4における流れの均一性がより向上す
るため、計測精度の向上を図ることが出来る。
において47は整流部、48は緩衝部である。それ以外
は第1の実施例と同じゆえ、同一番号で示してある。
1の実施例と同じである。この場合、緩衝部48の存在
により、流量測定部4の流れ状態に対する下流側からの
影響要因を排除することができ、計測精度の向上を図る
ことが出来る。
0において49は上流室、50は下流室である。51は
上流室49に接続された入口部、52は下流室50に接
続された出口部である。それ以外は第1の実施例と同じ
ゆえ、同一番号で示してある。
1の実施例と同じである。この場合、流量測定部4へ入
る流れは上流室49を経るが、この室は入口部49、お
よび流量測定部4の断面積より比較的大きく形成してあ
るため、流れは一旦上流室49にて動圧成分が少なくな
り、流路6への流れは均一化される。
流室、下流室を配置することにより、流量測定部に対す
る上流、および下流からの影響を排除し、計測精度の向
上を図ることが出来る。
2において53は上流室、54は下流室である。54は
上流室に配置差された第一の超音波振動子、55は下流
室に配置された第二の超音波振動子である。それ以外は
第7の実施例と同じゆえ、同一番号で示してある。
一の実施例と同じである。この場合、第一の超音波振動
子55が上流室53に、第二の超音波振動子56が下流
室54に配置されているため、第7の実施例の様に流量
測定4に配置する場合よりも流量測定に及ぼす影響が少
ない。
マイコン等のマイクロコンピュータを用いて、ソフトウ
エア的に実現することも可能である。また、本発明にお
ける流量演算は流速測定を基にして行うものであるか
ら、本発明に記載した方法は、超音波流速計においても
適用できるものである。
得られる。
ける流路のアスヘ゜クト比を大きく設定して流れの二次元性を
向上することにより、精度良く流量を計測することがで
きる。
形成することにより各流路における流れの均一化が計ら
れ、精度良くい流量を計測することができる。
振動子分割面積が均等になるようにそれぞれの流路高さ
を形成することにより、各流路への超音波パワーを均一
に放出することができ、計測精度を向上することが出来
る。
し、その中央部の流路高さを他の2つの流路高さより大
きくなるよう形成することにより、中央部の超音波パワ
ーが大きい部分の信号を卓越させ、他の流路における受
信信号に位相のずれがあったとしても中央部の受信信号
に引き込まれて、全体の受信波形を乱すことが無い。
成し、流路の高さ方向における超音波エネルギーの均一
化を図ることにより、複数に分割された各流路における
計測精度を向上することが出来る。
て複数の流路における流れ状態の均一化を図ることによ
り、計測精度を向上することが出来る。
て複数の流路における流れ状態に対する下流側からの影
響要因を排除することにより、計測精度を向上すること
が出来る。
流室、下流室を配置することにより、流量測定部に対す
る上流、および下流からの影響を排除し、計測精度を向
上するることが出来る。
流室、下流室を配置し、それぞれの室に第一の超音波振
動子と、第二の超音波振動子を配置し、流量測定部を複
数の流路にて構成することにより振動子の影響を受ける
ことなく計測ができるため、計測精度を向上することが
出来る。
面図
部分断面図
部分断面図
部分断面図
面図
面図
断面図
る垂直断面図
Claims (9)
- 【請求項1】仕切板により区切られた層状の流路よりな
る流量測定部と、前記流量測定部を挟んで配置された第
一の超音波振動子と第二の超音波振動子と、前記超音波
振動子の信号を基に流量を算出する流量演算部からなる
超音波式流量計。 - 【請求項2】層状の流路がほぼ均等の流路高さで形成さ
れた請求項1記載の超音波式流量計。 - 【請求項3】層状の流路により区分される超音波振動子
分割面積が均等になるように流路高さを形成した請求項
1記載の超音波式流量計。 - 【請求項4】仕切板により区切られた3層よりなり、そ
の中央の流路高さが他の2つの流路高さより大きくなる
よう形成された流量測定部と、前記流量測定部を挟んで
配置された第一の超音波振動子と第二の超音波振動子
と、前記超音波振動子の信号を基に流量を算出する流量
演算部からなる超音波式流量計。 - 【請求項5】仕切板により区切られた層状の流量測定部
と、前記流量測定部を挟んで配置された矩形状の第一の
超音波振動子と、第二の超音波振動子と、前記超音波振
動子の信号を基に流量を算出する流量演算部とからなる
超音波式流量計。 - 【請求項6】仕切板により区切られた層状の流路よりな
る流量測定部と、前記流量測定部を挟んで配置された第
一の超音波振動子と第二の超音波振動子と、前記流量測
定部の上流側に配置された整流部と、前記超音波振動子
の信号を基に流量を算出する流量演算部からなる超音波
式流量計。 - 【請求項7】仕切板により区切られた層状の流路よりな
る流量測定部と、前記流量測定部を挟んで配置された第
一の超音波振動子と第二の超音波振動子と、前記流量測
定部の上流側に配置された整流部と、下流側に配置され
た緩衝部と、前記超音波振動子の信号を基に流量を算出
する流量演算部からなる超音波式流量計。 - 【請求項8】仕切板により区切られた層状の流路よりな
る流量測定部と、前記流量測定部を挟んで配置された第
一の超音波振動子と第二の超音波振動子と、前記流量測
定部の上流、および下流に配置された上流室、下流室
と、前記超音波振動子の信号を基に流量を算出する流量
演算部からなる超音波式流量計。 - 【請求項9】仕切板により区切られた層状の流量測定部
と、前記測定部の上流、および下流に配置された上流
室、下流室と、前記上流室、下流室に配置された第一の
超音波振動子と、第二の超音波振動子と、前記超音波振
動子の信号を基に流量を算出する流量演算部からなる超
音波式流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19856795A JP3528347B2 (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | 超音波式流れ計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19856795A JP3528347B2 (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | 超音波式流れ計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0943015A true JPH0943015A (ja) | 1997-02-14 |
JP3528347B2 JP3528347B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=16393333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19856795A Expired - Lifetime JP3528347B2 (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | 超音波式流れ計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3528347B2 (ja) |
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