JPH0942933A - エレベータガイドレール据付精度測定装置 - Google Patents

エレベータガイドレール据付精度測定装置

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JPH0942933A
JPH0942933A JP19519595A JP19519595A JPH0942933A JP H0942933 A JPH0942933 A JP H0942933A JP 19519595 A JP19519595 A JP 19519595A JP 19519595 A JP19519595 A JP 19519595A JP H0942933 A JPH0942933 A JP H0942933A
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    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドレール等の表面粗さや周辺機器に影響
されることなくガイドレールと基準線との間隔を測定で
き、ガイドレールの据付精度を安定してかつ精度よく測
定できるようにする。 【解決手段】 エレベータガイドレール8a,8bの頂
面に転接するレールゲージ方向に設けられたガイドロー
ラ40の外周面の中央部若しくは片側部に切欠部40a
を形成し、ガイドレール8a,8bに沿いその全長にわ
たって張設された基準線39aを上記切欠部40a内に
挿通させ、ガイドレール8a,8bと基準線39aとの
間を透過式距離センサーで測定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ昇降路
を乗客等を乗せて上下に移動するエレベータかごの如き
移動体を案内するガイドレールの据付精度を測定する測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、一般的なエレベータの概略構成
を示す図であり、昇降路1の上部にエレベータの昇降を
担う巻上機2が配設されており、この巻上機2によって
駆動されるメインシーブ3には主索4が巻装され、その
主索4の一端にエレベータかご5が懸吊されている。上
記主索4の他端にはソラセシーブ6を介して釣合いおも
り7が懸吊されている。
【0003】一方、昇降路1の左右内壁面には、図9に
示すように、上下方向に延びるガイドレール8a,8b
が設置されている。すなわち、上記昇降路1の左右内壁
面にはそれぞれアンカーボルトにより上下方向に複数の
ブラケット9が固着されており、この各ブラケット9に
上下方向に延びるガイドレール8a、或は8bがレール
クリップ10によって固定されている。そして、上記ガ
イドレール8a,8bにエレベータかご5に設けられて
いるガイドローラ11a,11bが転接され、上記エレ
ベータかご5がガイドレール8a,8bに沿って昇降す
るように構成されている。
【0004】また、昇降路1の後壁内面にはブラケット
12によってガイドレール13a,13bが互いに対向
するように設置されており、このガイドレール13a,
13bに、釣合いおもり7の左右に設けられているガイ
ドローラ14a,14bが転接され、上記釣合いおもり
7が上記ガイドレール13a,13bに沿って移動す
る。
【0005】ところで、上記ガイドレールはエレベータ
かご5の乗り心地すなわち振動に多大な影響を与える。
特に、エレベータの昇降速度が速くなればなる程、ガイ
ドレールの据付精度の影響が大きくなることが知られて
おり、近年建物の高層化が進むにつれてエレベータの速
度も年々高速化し、ガイドレールの据付精度がますます
求められるようになってきている。
【0006】特に、メインのガイドレールは上述のよう
に乗り心地に直接作用するので、ガイドレールの据付精
度の向上が必須となっている。また、図10に示したよ
うに左右のガイドレール8a,8bの相関関係において
も乗り心地が変化することが知られている。
【0007】一方、上記ガイドレール8a,8bは、図
11、図12に示すように、昇降路1の最上部及び最下
部にテムプレート15a,15bを設置し、その上下の
テムプレート15a,15b間に張設された基準線16
をもとに敷設することが行われている。
【0008】上記ガイドレール据付時の基準となる基準
線は、ガイドレールの歯先(頂端面)近傍にガイドレー
ル1本につき2本だけ上階部のテムプレート15aより
垂直に吊下され、下端部のテムプレート15bで前後左
右に振れないようウエイト17によってテンションがか
かった状態で固定されている。そして、ガイドレールは
その基準線に対して或一定の間隔をもってかつそれと平
行となるように敷設される。ところで、この基準線とガ
イドレールとの距離を測定する装置としては特開平5−
43164号公報に示すようなガイドレール据付精度測
定装置が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記測定装
置においては、そのガイドレールの測定時にはエレベー
タのかごのガイドがフリーのため、かごが動いた量とレ
ールの変位の両方を測定する必要があり、余分なセンサ
ーや演算装置等が必要となり、測定装置が複雑となりコ
ストアップを招く等の問題がある。
【0010】さらにこの種装置では反射式センサーが使
用されるが、反射式センサーでは対象物の表面粗さやレ
ールの汚れ等によって変位精度が影響を受け、正確な測
定ができない場合がある等の問題がある。
【0011】そこで、上記反射式センサーの代りに透過
式センサーの使用も考えられる。図13は上記透過式セ
ンサーの原理図であって、透過式センサーは大きく分け
て発光部21と受光部22から構成される。発光部21
はレーザー発信器23、ポリゴンミラー24、反射ミラ
ー25、及びレンズ26を有しており、レーザー発信器
23から発生されたレーザー光が高速回転するポリゴン
ミラー24に当り反射することにより、レーザー光の帯
となって反射ミラーに当る。反射ミラーで反射したレー
ザーの帯はレンズ26によって平行光線27となって受
光部22に送られる。
【0012】しかして、発光部21と受光部22の間に
置かれた測定物である基準線28及びレール29の間の
距離は、両者で遮えぎられたレーザー光の帯間の距離
を、受光部に入ったレーザー光の幅とレーザー光の遮え
ぎられた時間を演算器30で計算することによって表示
される。
【0013】ところで、このような透過式のセンサーを
ガイドレール据付精度の測定に使用する場合には、上述
のように透過式センサーが発光部と受光部から構成され
ているので、特にガイドレールの前後方向の変位を測定
する際、ガイドレールの鍔の部分に平行光線が邪魔され
て正しい変位が測定できない等の不都合がある。
【0014】本発明はこのような点に鑑み、ガイドレー
ル等の表面粗さや周辺機器等に影響されることなくガイ
ドレールと基準線との間隔を測定でき、ガイドレールの
据付精度を安定してかつ精度よく測定できるガイドレー
ル据付精度測定装置を得ることを目的とする
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、エレベー
タガイドレールの頂面に転接するレールゲージ方向に設
けられたガイドローラの外周面の中央部若しくは片側部
に切欠部を形成し、上記ガイドレールに沿いその全長に
わたって張設された基準線をその切欠部内に挿通させ、
ガイドレールと基準線との間を透過式距離センサーで測
定するようにした。
【0016】第2の発明は、ガイドレールの両側面にそ
れぞれ転接する一対のガイドローラの一方のガイドロー
ラの軸受部を移動体に固定し、他方のガイドローラの軸
受部を弾性的に移動体に支持させるとともに、ガイドレ
ールの一側方にそのガイドレールに沿いかつその全長に
わたって基準線を張設し、その基準線と上記位置固定側
のガイドローラの外周縁或は移動体に設けられた測定エ
ッジとの間の距離を透過式距離センサーで測定するよう
にした。
【0017】また、第3の発明は、エレベータ昇降路の
左右のガイドレールの据付精度を同時に測定する装置
と、ガイドレールの継ぎ目及びブラケットのある位置を
検出する検出装置とを有し、上記両装置によるデータを
同一のデータ用紙に出力するようにしたことを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7を参照して本
発明の実施の形態について説明する。図1において符号
31は、ガイドレール据付時における据付精度を測定す
るためのゴンドラであって、そのゴンドラ31の下面に
は巻上機32が設けられており、その巻上機32に巻回
されたロープ33が天井フック34に係止されたゴンド
ラ吊具35に固着され、上記ロープ33を介してゴンド
ラ31が天井から吊設されている。したがって、上記巻
上機32を駆動することによって、ロープ33を介して
ゴンドラ31が上下動される。
【0019】上記ゴンドラ31の左右両側には、ガイド
レール測定装置の取付台36が取付けられており、その
左右の取付台36上にはそれぞれガイドレール測定装置
37が設置され、上記両取付台36の下部には、左右の
各ガイドレール8a,8bに係合転接するガイドローラ
装置38が装着されている。
【0020】一方、エレベータ昇降路の最上部及び最下
部にはそれぞれテムプレート15a,15bが配設さ
れ、テムプレート15aからガイドレールの測定時の基
準線39が吊下され、下端部のテムプレート15bで前
後左右に振れないようウエイト17によってテンション
がかかった状態で固定されている。
【0021】図2は上記ガイドレール測定装置37の正
面図、図3は図2のA−A線矢視図、図4は図2のB−
B線矢視図であって、取付台36上にはガイドレール8
a(8b)の頂面上を転接するスプリットローラ40及
びガイドレール8a(8b)の側面にそれぞれ転接する
案内ローラ41a,41bが装着されている。
【0022】上記案内ローラ41a,41bの一方の案
内ローラ41aは、取付台36に固設された支持部材4
2に軸支されており、他方の案内ローラ41bは、上記
取付台36に水平軸回りに揺動可能に装着された支持部
材43に軸支されガイドレール8a(8b)の側面に対
して当接或は離間可能としてあり、常時にはスプリング
44によって上記ガイドレール8a(8b)の側面に圧
接されている。
【0023】スプリットローラ40には、その外周中央
部に周方向に延びる溝状切欠部40aが形成されてお
り、前記テムプレート15aから吊下されたレールゲー
ジ方向用の基準線39aが上記溝状切欠部40a内に挿
通されている。
【0024】一方、上記スプリットローラ40及び案内
ローラ41a,41bからなるガイドローラ装置の上方
には、取付台36上に支持されたセンサー取付台45が
設けられている。上記センサー取付台45にはガイドレ
ール8a(8b)及び基準線39aが通過し得る切欠部
45aが形成されるとともに、そのセンサー取付台45
上には、上記ガイドレール8a(8b)の頂面と基準線
39a間の間隔t1 (図3参照)を測定するための透過
式のレールゲージ方向距離センサー46が装着されてい
る。
【0025】さらに、上記センサー取付台45には、ガ
イドレール8a(8b)の一側方に吊設された前後方向
用の基準線39bが挿通された開口45bが形成される
とともに、その基準線39bとの間の間隔t2 (図3参
照)を測定するための測定用エッジ47が下方に突設さ
れており、上記センサー取付台45の下面に、上記測定
用エッジ47のガイドレール8a(8b)の側面と平行
な端縁と基準線39bとの間隔t2 を測定するための透
過式の前後方向距離センサー48が設けられている。さ
らに、図3に示すように、センサー取付台45にはレー
ル継ぎ目用検出センサー49及びブラケット検出用セン
サー50も設けられている。
【0026】また、上記レールゲージ方向距離センサー
46及び前後方向距離センサー48、並びにレール継ぎ
目用検出センサー49、ブラケット検出用センサー50
は、図1に示すように、ゴンドラ31の床面に設置され
ている演算器51及び出力装置52に接続されている。
【0027】なお、前記ガイドローラ装置38も上記ス
プリットローラ40及び案内ローラ41a,41bから
なるガイドローラ装置と同様な構成としてある。
【0028】しかして、ガイドレール8a(8b)の据
付精度を測定する場合には、演算装置51及び出力装置
52の校正を行った後、ゴンドラ31を最下階から最上
階、或は最上階から最下階まで移動させながら、レール
ゲージ方向距離センサー46によるガイドレールの頂面
と基準線39a間の間隔t1 の測定、前後方向距離セン
サー48による基準線39bと測定用エッジ47の端縁
間の間隔t2 の測定、及びレール継目位置、ブラケット
位置を検出を行う。
【0029】これらの測定結果は図5に示すように2本
のガイドレール8a,8bのそれぞれレールゲージ方向
と前後方向のデータすなわち4種類のガイドレールの変
位のグラフ及び測定位置のマーカー位置や、レール継目
位置、ブラケット位置が1枚の紙に出力装置52によっ
て出力され、連続的に且つ左右両方のガイドレールの据
付精度を測定位置とともに同時に測定できる。
【0030】すなわち、ガイドレールの側面に圧接転接
される案内ローラの一方41aの軸が取付台36に固定
されており、この案内ローラ41aがガイドレールの側
面に転接されているので、ゴンドラ31とガイドレール
の相対的な変位がなく、ガイドレールの側面と測定エッ
ジ47の端縁間の距離は常に一定であり、この測定エッ
ジ47の端縁と基準線39b間の間隔の偏位を検出する
ことにより、ガイドレールの側面の偏位を測定すること
ができる。したがって、基準線39bをガイドレールに
接近して設ける必要がなく、レーザー光がガイドレール
の鍔等によって邪魔されることがなく、またその他の部
品に邪魔にならないところに基準線を設けることができ
る。
【0031】したがって、この出力結果から、左右のガ
イドレールのレールゲージ寸法等の相対位置関係が目視
管理が出来、且つ据付精度の良い個所と悪い個所を、そ
の全行程にわたって誰が見てもわかる形で提示すること
ができる。
【0032】また、スプリットローラ40に設けられた
周方向に延びる溝状切欠部40a内にレールゲージ方向
用の基準線39aが挿通されているので、ガイドレール
の頂端面に転接するスプリットローラ40が基準線39
aの張設に邪魔になることなく、その基準線39aをガ
イドレール8a(8b)に近接して設けることができ、
ガイドレール8a(8b)と基準線39aとの間隔を精
密に測定することができる。
【0033】なお、上記実施の形態においては、スプリ
ットローラ40の中央部に周方向の溝状切欠部40aを
設けたものを示したがスプリットローラ40の一側に周
方向の切欠部を設けてもよい。また、基準線39bとガ
イドレール8a(8b)の側面との距離を計測するため
にセンサー取付台45に測定用エッジ47を設けたけれ
ども、位置固定側の案内ローラ41aの外側縁すなわち
ガイドレールとの接触部に対して径方向に反対側の端縁
部と上記基準線39bとの距離を測定するようにしても
よい。
【0034】ところで、図1はエレベータ昇降路に沿っ
て上下可能に配設したゴンドラにガイドレール据付精度
測定装置を設けたものを示したが、図6に示すように、
エレベータのかごに測定装置を取り付けて、ガイドレー
ルの据付時以外においても測定可能とすることもでき
る。すなわち、図6において、エレベータのかご室55
は防振装置56を介してかご枠57に固定されている。
そして、そのかご枠57は、通常ほぼ図4に示すような
ガイド装置によってエレベータ昇降路1に沿って敷設さ
れたガイドレール8a,8bに係合されそのガイドレー
ル8a,8bに沿って移動する構造となっているが、ガ
イドレールの測定時には、このガイド装置を一旦取りは
ずし、その代りに図1乃至図4に示すようなガイドレー
ル測定装置37及びガイドローラ装置38を装着し、演
算装置51及び出力装置52はかご室55のすわりのよ
い位置に設置する。
【0035】一方、エレベータが稼働した現場では、据
付中の現場の時に存在したテムプレートは撤去されてい
るので、テムプレートで基準線を張ることはできない。
そこで、ガイドレール8a,8bの上部及び下部に基準
線を張るための治工具58,59を取付ける。
【0036】図7は上記治工具58,59の平面図であ
り、その一側部には、ガイドレール8a,8bの案内部
を挿入できる切欠部60が形成されており、その切欠部
60をガイドレール8a,8bに嵌合し、切欠部60の
対向する縁部の一方の基準面60aをガイドレール8
a,8bの一側に当接させ、治工具58,59に螺着さ
れている取付ボルト61の先端をガイドレール8a(8
b)の他側に圧接させることにより、上記治工具58,
59をガイドレール8a(8b)の所定位置に固定でき
るようにしてある。そして、上記治工具58,59に
は、ガイドレール8a,8bの頂端面と対応する位置に
基準線39aを挿通するレールゲージ方向基準線穴62
と、基準線39bを挿通する前後方向基準線穴63が設
けられている。
【0037】しかして、この治工具58,59はガイド
レール8a,8bの最上部及び最下部の位置が正しいガ
イドレール位置であると仮定し、それらの位置に上記治
工具58,59を取付ける。上部用の治工具58には基
準線を支える機能と、ガイドレール8a,8bのαの面
とβの面に治工具が密着し、基準線39a,39bを所
定位置に位置させる機能とを有している。そこで、治工
具58,59の基準線穴62,63にそれぞれ基準線3
9a,39bを挿通し、その下部にウエイトでテンショ
ンをとり、これをエレベータ稼動時の基準線とする。
【0038】このようにして、ゴンドラによる測定と同
様にしてガイドレールの据付精度の測定を行うことがで
き、ガイドレール据付時と違って周辺機器が取付けられ
基準線を降す位置に自由度がない場合にも、きわめて容
易にガイドレールの据付精度を測定できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明におい
ては、レールゲージ方向に設けられたガイドローラの外
周面に形成した切欠部に基準線を挿通したので、その基
準線の張設位置がガイドローラによって邪魔されること
がなく、ガイドレール近接位置に基準線を張設でき、ガ
イドレールとの間の測定精度を高めることができる。
【0040】また、第2の発明においては、ガイドレー
ルの両側面にそれぞれ転接する一対のガイドローラの一
方を移動体に対して位置固定とし、その位置固定側のガ
イドローラの外周縁或は移動体に設けられた測定エッジ
と基準線との間を測定するようにしたので、基準線をガ
イドレールから比較的離れた周辺機器等で邪魔されない
位置に張設でき、透過式距離センサーによっても容易に
測定でき、測定精度を向上できる。
【0041】さらに、第3の発明においては、連続的に
且つ左右両方のガイドレールの据付精度を測定位置とと
もに同時に測定でき、それを目視管理を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータガイドレール据付精度測定
装置の概略構成を示す側面図。
【図2】ガイドレール測定装置部の正面図。
【図3】図2のA−A線に沿う平面図。
【図4】図2のB−B線に沿う平面図。
【図5】出力装置による測定結果の紙面への打出し側を
示す図。
【図6】エレベータかごを使用した測定の例を示す図。
【図7】基準線張設用治工具の平面図。
【図8】一般的なエレベータの概略構成を示す図。
【図9】エレベータ昇降路の平断面図。
【図10】左右のガイドレールの相関関係図。
【図11】ガイドレール据付精度測定時における基準線
張設用テムプレートの平面図。
【図12】基準線張設状態を示す側面図。
【図13】透過式センサーの原理説明図。
【符号の説明】
1 昇降路 5 エレベータかご 7 釣合いおもり 8a,8b ガイドレール 15a,15b テムプレート 31 ゴンドラ 32 巻上機 36 取付台 37 ガイドレール測定装置 38 ガイドローラ装置 39,39a,39b 基準線 40 スプリットローラ 40a 溝状切欠部 41a,41b 案内ローラ 45 センサー取付台 46 レールゲージ方向変位センサー 48 前後方向変位センサー 49 レール継ぎ目用検出センサー 50 ブラケット検出用センサー 51 演算器 52 出力装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータ昇降路を上下に移動する移動体
    を、その移動体に設けられたローラ式ガイドローラを介
    して案内するエレベータガイドレールの据付精度測定装
    置において、上記エレベータガイドレールの頂面に転接
    するレールゲージ方向に設けられたガイドローラの外周
    面の中央部若しくは片側部に切欠部を形成し、上記ガイ
    ドレールに沿いその全長にわたって張設された基準線を
    上記切欠部内に挿通させ、ガイドレールと基準線との間
    を透過式距離センサーで測定するようにしたことを特徴
    とする、エレベータガイドレール据付精度測定装置。
  2. 【請求項2】エレベータ昇降路を上下に移動する移動体
    を、その移動体に設けられたローラ式ガイドローラを介
    して案内するエレベータガイドレールの据付精度測定装
    置において、上記ガイドレールの両側面にそれぞれ転接
    する一対のガイドローラの一方のガイドローラの軸受部
    を移動体に固定し、他方のガイドローラの軸受部を弾性
    的に移動体に支持させるとともに、ガイドレールの一側
    方にそのガイドレールに沿いかつその全長にわたって基
    準線を張設し、その基準線と上記位置固定側のガイドロ
    ーラの外周縁或は移動体に設けられた測定エッジとの間
    の距離を透過式距離センサーで測定するようにしたこと
    を特徴とする、エレベータガイドレール据付精度測定装
    置。
  3. 【請求項3】エレベータ昇降路を上下に移動する移動体
    を、その移動体に設けられたローラ式ガイドローラを介
    して案内するエレベータガイドレールの据付精度測定装
    置において、エレベータ昇降路の左右のガイドレールの
    据付精度を同時に測定する装置と、ガイドレールの継ぎ
    目及びブラケットのある位置を検出する検出装置とを有
    し、上記両装置によるデータを同一のデータ用紙に出力
    するようにしたことを特徴とする、エレベータガイドレ
    ール据付精度測定装置。
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