JPH0942580A

JPH0942580A - 流体等の継手におけるプラグ

Info

Publication number: JPH0942580A
Application number: JP22245695A
Authority: JP
Inventors: Kenichiro Honma; 賢一郎本間
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1995-07-27
Filing date: 1995-07-27
Publication date: 1997-02-14

Abstract

(57)【要約】【目的】流体等の継手部品とフィルター部品を一体化
し、フィルターの点検交換作業を省力し、作業能率を向
上させるためになされた。【構成】中空プラグ（１）の外周所要部に略凹輪状の
被係止部（４）を形成し、一端に継手（３）を設け、別
一端に挿脱口（２）を設け、その挿脱口より着脱自在に
フィルター（５）を内設してなることを特徴とする流体
等の継手におけるプラグである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、流体等の継手プラグ
に着脱自在にフィルターを内設し、継手とフィルターの
両機能を持たせるためになされた流体等の継手プラグ関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の、流体の継手プラグとしては、図
９に示す、中空のプラグ、ニの一端に、適宜な継手ハを
持ち、一端に流通口イを持ち、外周面に凹輪状の被係止
部ロを設け、機種によっては外周壁の凹輪部に密閉リン
グ，ホを設けたものが知られている。（例えば、実公昭
５７−６７１８８号公報参照）

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた、
プラグの中空貫通部をソケット側からの流体が流通する
だけの物が主に使われていたがフィルター機能は持た
ず、継手とフィルターの各部品を単体で用いていたため
機器類の入り込んだ所への取り付、交換作業では困難な
場合があり、図１１の従来のホース用フィルター部品を
使用した場合、交換時に両端の継手より各ホースを外
し、取り付けるのに手間どり、フィルター体は透明容器
で封設され洗浄ができず殆どが使い捨てであった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに本発明は、中空のプラグ外周所要位置に略凹輪状の
被係止部を設け、一端に用途に適したネジ体、ニップル
体、他の継手部を設け、別一端にフィルターが挿脱する
挿脱口を設け、そのプラグの挿脱口より着脱自在に挿脱
するフィルターを内設してなるものであり、フィルター
の所要係止部は、適合圧入によりプラグに密着内設し、
その一部はプラグ挿脱口より適当に突出して係正する。

【０００５】

【作用】プラグとソケットの各継手に所要の流通具（ホ
ース）等をつなぎ、課題を解決するための手段に記した
構造であるプラグの挿脱口から、フィルターを挿入内設
し、ソケットとプラグを連結させる、流体がソケッ内の
フィルターを通る際に不純物が濾過され、蓄積された不
純物はソケットとプラグを切り離し、フィルターを抜き
取り洗浄して再利用するか、新しいフィルターと交換す
る。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１，２，中空のプラグ（１）の外周所要位置にソケッチ
（Ａ）の係止体（Ｄ）が係止する略凹輪状の被係止部
（４）を形成し、一端にネジ体、ニップル、他の適宜な
継手（３）を設け、別、一端の開口部にフィルターが挿
脱する挿脱口（２）を設け、その挿脱口（２）よりフィ
ルター（５）を着脱自在に内設する。

【０００７】図３，円筒状のフィルター装置（８）の一
端所要部に所要数の流出口（１４）を形成し、その流出
口（１４）を用途に適したフィルター体（６）でふさ
ぐ。

【０００８】図４，円筒状のフィルター装置（８）一端
所要部の流入口（７）部に切欠部（９）を所要数形成す
る。

【０００９】図５，円筒状のフィルター装置（８）の外
周所要部に輪状凹部を形成し、その凹部に密閉リンダ
（１０）を設ける。

【００１０】図６，円筒状のフィルター装置（８）一端
に固形状フィルター体（１１）を設ける。

【００１１】図７，円筒状のフィルター装置（８）の流
入口（７）の近接位置に外周と内周を貫通する所要形状
の流通穴（１２）を所要数形成する。

【００１２】図８，円筒状のフィルター装置（８）の外
周所要部に輪状凸部（１６）を形成する。

【００１３】図１０，円筒状のフィルター装置（８）と
プラグ（１）の各係止部に係合ネジ（１３）を形成す
る。

【００１４】図１０，プラグ（１）の継手（３）側内部
に輪状磁石（１５）を内設する。

【００１５】図１〜８，と図１０のプラグ（１）及び、
フィルター（５）とフィルター装置（８）の全体又は所
要部は金属又はプラスチックを用いて形成され、各フィ
ルター（５）、及びフィルター装置（８）のフィルター
とフィルター体の所要外部とプラグ（１）の中空内部は
所要な空間を保つて内設される。

【００１６】

【発明の効果】請求項の１においては、流体等の継手部
品とフィルター部品の両機能が一部品で可能になり、フ
ィルター（５）の点検交換はソケット（Ａ）とプラグ
（１）を切り離しプラグ（１）からフィルター（５）を
挿脱するだけで容易に行なえるため機器類が多く入り込
んだ狭い場所での整備作業を省力できる。

【００１７】請求項の２においては、着脱容易なフィル
ター装置（８）を形成することで点検交換時におけるフ
ィルター装置（８）の挿脱が敏速に行なえ、汚れが多く
交換回数の多いい流体用に適し、エヤーブロウ他による
洗浄作業にも効果が上がる。

【００１８】図４，においては、ソケットの開閉弁Ｂの
形状に適した切欠部（９）を形成することで、プラグ
（１）とソケットＡの連結流通時に開閉弁Ｂを安定保持
でき、対振動に強くなり流体の安定流量を保て、挿脱時
の専用工具かけ部としても使用できる。

【００１９】図５，においては、外周面の所要位置に輪
状凹部を形成し、その凹部に密閉リング（１０）を係止
させるとプラグとソケットの連結時の密閉条件が良くな
り、振動による、ずれゃ曲がりを防ぎ連結状態を安定さ
せる。

【００２０】図６，においては、は、所要形状、用途の
フィルターを選択形成し（例えば）抗菌効果のある固形
状フィルター体（１１）を設けるこで気体の殺菌消毒作
用、の外に機能を多用化できる。

【００２１】図７，においては、流入口（７）をふさぐ
形状の開閉弁Ｂにおいては、使用流体の粘度圧力に適す
る流通穴（１２）の数又は、形状をかえることで、流量
の調節が可能になり微小穴を設けるとフィルターの補助
機能になる。

【００２２】図８，においては、流入口（７）の外周所
要部に輪状凸部（１６）を形成することでフィルター装
置（８）を取り外す際のすべり上めになり、流入口の強
度がまして、挿脱の激しいプラグのフィルター装置に適
する。

【００２３】図１０，プラグ（１）とフィルター装置
（８）は適合圧入によりプラグがフィルター装置を安全
に保持できるが、ネジ止めにより、さらに保持性及び、
対振動性、密閉性が良くなり向上する。

【００２４】図１０のプラグ（１）内部の継手（３）側
に近接した中空部にリング状磁石（１５）を係止さすこ
とで、フィルターで濾過もれした微小鉄粉を取ることが
でき、磁石は洗浄により再度利用できるものである。

【００２５】

【図面の簡単な説明】

【図１】プラグ及びフィルターの合体を示した図であ
り、プラグは断面図で、フィルターは側面図である。

【図２】ソケットとプラグ及びフィルターの合体を示し
た図であり、ソケットとプラグ、バネ、開閉弁、密閉
体、係止体、は断面図であり、フィルターは側面図であ
る。

【図３】フィルター装置の図であり、（ａ）は正面図で
あり、（ｂ）は側面図である。

【図４】フィルター装置に切欠部を設けた図てあり、
（ｃ）はフィルター装置の正面図であり、（ｄ）は側面
図である。

【図５】フィルター装置に密閉リングを設けた側面図で
ある。

【図６】フィルター装置に固形状のフィルター体を設け
た側面図である。

【図７】フィルター装置に流通穴を設けた図であり
（ｅ）は正面図（ｆ）は側面図である。

【図８】フィルター装置に輪状凸部を設けた側面図であ
る。

【図９】従来のプラグの側面図である。

【図１０】プラグの中空部に輪状磁石を設けた断面図
と、プラグとフィルター装置の各係合部に係合ネジを設
けた断面図である。

【図１１】従来のフィルター部品の側面図である。

【００２６】

【符号の説明】

１，プラグ２，挿脱口３，継手４，被係止部５，フィルター６，フィルター体７，流入口８，フィルター装置９，切欠部１０，密閉リング１１，固形状フィルター体１２，流通穴１３，係合ネジ１４，流出口１５，輪状磁石１６輪状凸部Ａ，ソケットＢ，開閉弁Ｃ，密閉体Ｄ，係止体Ｅ，バネ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】中空のプラグ外周所要部に略凹輪状の被
係止部を形成し、一端に適宜な継手を設け、別、一端に
挿脱口を設け、その挿脱口より着脱自在にフィルターを
内設してなる流体等の継手におけるプラグ。
【請求項２】流出口をフィルター体でふさいだ筒状の
フィルター装置を着脱自在に内設してなる流体等の継手
におけるプラグ。