JP3504728B2 - ストレーナバルブ - Google Patents
ストレーナバルブInfo
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- strainer
- valve
- fluid
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- opening
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Description
用配管の途中に設けるストレーナバルブに関する。 【0002】 【従来の技術】ガス、液体などの流体を所望の消費機器
へ供給する配管の途中にはストレーナを設けて流体中に
混入している塵埃を除去する必要がある。このため従来
ではバルブとストレーナを別々に配管する方法と、図4
に示すようなバルブとストレーナを一体にしたストレー
ナバルブ1を用いて配管する方法とが行われている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法のう
ち、バルブとストレーナを別々に配管する方法は配管に
手数がかかるという問題がある。また、ストレーナバル
ブ1を用いる方法はバルブを取付けるだけで同時にスト
レーナも取付けられるので手数が省ける点で優れている
が、弁体開閉用スピンドルとストレーナが同芯に配置さ
れているので図4で明らかなように、バルブ1内のスト
レーナ2の脱着を容易にするため、ストレーナ2を下向
きにすると、弁体開閉用スピンドルの上端のハンドル3
が上向きになる。 【0004】この場合、図4のように壁面4の高い位置
に配管すると、ハンドル3が最も高い位置となり、ハン
ドル操作が困難になるため、バルブ1を設置する高さが
制限されるという問題がある。 【0005】この発明の課題は上記のような従来のスト
レーナバルブの問題点を解決するためストレーナを下に
してもハンドル操作が容易に行えるストレーナバルブを
提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、一端に流体入口、他端に流体出口を同
一軸上に設けたバルブ本体の内部中央に弁口と、この弁
口を開閉する弁体を設け、上記バルブ本体の外側には上
記弁体を開閉するスピンドルを駆動するハンドルを設
け、同上バルブ本体の中央には上記スピンドルおよび上
記流体入口と流体出口とを結ぶ線に対して直交する方向
に筒状のストレーナを着脱自在に装着するストレーナ室
を形成し、そのストレーナ室の外端にはストレーナ着脱
用の開口と、この開口を開閉する蓋を設け、上記流体入
口を弁口の入口側に通じさせる入口側流体通路と、弁口
の出口側を上記ストレーナの内端開口に通じる連通路
と、上記ストレーナの外周と上記ストレーナ室の内面間
の間隙を経て上記流体出口に通じる出口側流体通路を設
けた構成を採用した。 【0007】 【作用】配管に際しては流体入口と流体出口が左右とな
るようにし、ストレーナを下向きにすると弁体開閉用の
ハンドルが前向きとなる。従って配管を比較的高い位置
にしてもストレーナの脱着は容易であり、ハンドル操作
も容易である。 【0008】 【実施例】図1、図2に示す実施例において、11はバ
ルブ本体を示し、一端に流体入口12、他端に流体出口
13が形成してある。14は本体11内に設けた仕切
で、その中央が弁口15である。16は弁体で、その下
部には上記弁口15上の弁座に密着するシートパッキン
17を取付けてある。また、弁口15の入口側は入口側
流体通路10により流体入口12に通じている。 【0009】20は本体11上にパッキン19を介して
ねじ込みなどの手段によって固定した上部材でその内側
の雌ねじにスピンドル21に形成した雄ねじ22が螺合
している。上記スピンドル21の下端には前記弁体16
が割リング、押えナットなどにより回動自在で軸方向に
同行するように連結してある。 【0010】 上部材20の上部内側の雌ねじにはグラ
ンドナット23をねじ込み、その内部にばね24で押上
げられたパッキン25をスピンドル21に圧着させ、ナ
ット23上に突出したスピンドル21の上端にハンドル
26を固定している。 【0011】本体11の中央側部にはスピンドル21の
軸芯と直交する方向のストレーナ室30を一体に形成
し、その内部には円筒状のストレーナ31を着脱自在に
装着する。上記ストレーナ31は例えばパンチンググラ
スなどからなる硬質の多孔円筒の内側に円筒状金網を張
り、両端にはリング状の金網保持金具を固定して両端開
放の円筒状にしたものである。 【0012】このストレーナ31の内端は本体11内の
ストレーナ受部32に保持させ、外端はストレーナ室3
0の外端のストレーナ着脱用の開口29を閉じる蓋33
の内側の凹所34にパッキンを介して保持させる。 【0013】また、蓋33は図示省略してある複数のボ
ルトによりストレーナ室30の外端にパッキン35を介
して固定し、蓋33の中央のテーパ状ねじ穴にはブロー
プラグ36をねじ込んで密閉する。 【0014】上記弁口15の出口側は前記ストレーナ受
部32に開口した連通路37に連通させる。上記ストレ
ーナ31の外周面とストレーナ室30の内周面の間の筒
状の間隙27は連通路37の外周壁の外側の出口側流体
通路39により、図2のように流体出口13に連通させ
る。 【0015】図3は上記実施例のストレーナバルブ40
の壁面41への取付状態を示すもので、ストレーナ31
を下向きにして取付けると、ハンドル26は正面に向く
ことになる。 【0016】従って図4の従来例と同じ高さに配管した
場合でもハンドル26の位置は低くなり、また、正面向
きとなるので操作は容易となる。また、配管に取付けた
使用状態において、弁口15を開くと、配管から流体入
口12に入ったガスなどの流体は入口側流体通路10を
経て弁口15に入り連通路37を経てストレーナ31内
に入り、ストレーナ31の金網などで濾過されながらそ
の外周から間隙27に流出して出口側流体通路39を経
て流体出口13から配管に流れる。 【0017】そして、ストレーナ31の清掃や交換に際
してはまずブロープラグ36を弛めて配管やストレーナ
バルブ40内の流体を抜いたのち、ボルトを外して蓋3
3を外すと、ストレーナ31は簡単に取外せる。 【0018】取外したストレーナ31内のごみなどを取
除いてこのストレーナ31を再び装着する場合、あるい
はストレーナ31を新品と交換する場合は、取外し時と
逆の順序でストレーナ31をストレーナ室30内に装着
する。 【0019】 【効果】この発明のストレーナバルブは上記のようにス
トレーナを下向きにして配管中に取付けると、弁体開閉
用のハンドルが正面向きとなるので配管が高い場所に設
けてある場合でもハンドルによる弁体の開閉操作が容易
であり、ストレーナは下向きであるから、その脱着も容
易であるなどの効果がある。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一端に流体入口12、他端に流体出口1
3を同一軸上に設けたバルブ本体11の内部中央に弁口
15と、この弁口15を開閉する弁体16を設け、上記
バルブ本体11の外側には上記弁体16を開閉するスピ
ンドル21を駆動するハンドル26を設け、同上バルブ
本体11の中央には上記スピンドル21および上記流体
入口12と流体出口13とを結ぶ線に対して直交する方
向に筒状のストレーナ31を着脱自在に装着するストレ
ーナ室30を形成し、そのストレーナ室30の外端には
ストレーナ着脱用の開口29と、この開口29を開閉す
る蓋33を設け、上記流体入口12を弁口15の入口側
に通じさせる入口側流体通路10と、弁口15の出口側
を上記ストレーナ31の内端開口に通じる連通路37
と、上記ストレーナ31の外周と上記ストレーナ室30
の内面間の間隙を経て上記流体出口13に通じる出口側
流体通路39を設けたストレーナバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14310094A JP3504728B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | ストレーナバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14310094A JP3504728B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | ストレーナバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814436A JPH0814436A (ja) | 1996-01-16 |
JP3504728B2 true JP3504728B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=15330914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14310094A Expired - Lifetime JP3504728B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | ストレーナバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3504728B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014031807A (ja) * | 2012-08-01 | 2014-02-20 | Kurimoto Shoji Kk | ボール弁装置 |
JP6147641B2 (ja) * | 2013-10-11 | 2017-06-14 | 日立アプライアンス株式会社 | 配管接続部材 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP14310094A patent/JP3504728B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0814436A (ja) | 1996-01-16 |
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